JP2013501423A - 複数の送信ポイントのための制御領域パラメータを決定すること - Google Patents

複数の送信ポイントのための制御領域パラメータを決定すること Download PDF

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Abstract

複数のキャリアおよび/または調整されたマルチ・ポイント(CoMP)アクセス・ポイントに関連する制御領域パラメータを決定することを容易にするシステムおよび方法が記載される。無線デバイスは、制御チャネル・リソースによって、サービス提供アクセス・ポイントから、キャリアまたはCoMPアクセス・ポイントに関連する制御領域パラメータを受信しうる。それに加えて、または、その代わりに、無線デバイスは、設定された値に基づいて、または、サービス提供アクセス・ポイントからの制御フォーマット・インジケータ・チャネルにおいて示されたものと実質的に同じ制御領域を有すると仮定しうる。

Description

相互参照
本願は、2009年7月30日に出願され「CoMP送信における制御シンボル数をシグナリングすること」(SIGNALING NUMBER OF CONTROL SYMBOLS IN CoMP TRANSMISSIONS)と題された米国仮特許出願61/230,063号の利益を主張する。上記出願の全体は、参照によって本明細書に組み込まれる。
本開示は、一般に、無線通信に関し、さらに詳しくは、複数の送信ポイントからの通信を調整することに関連する。
無線通信システムは、例えば、音声、データ等のようなさまざまなタイプの通信コンテンツを提供するために広く開発された。一般的な無線通信システムは、(例えば、帯域幅、送信電力等のような)利用可能なシステム・リソースを共有することにより、複数のユーザとの通信をサポートすることができる多元接続システムでありうる。そのような多元接続システムの例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、および直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム等を含む。さらに、これらシステムは、例えば第3世代パートナシップ計画(3GPP)、3GPPロング・ターム・イボリューション(LTE)、ウルトラ・モバイル・ブロードバンド(UMB)等のような仕様に準拠しうる。
一般に、無線多元接続通信システムは、複数のモバイル・デバイスのための通信を同時にサポートすることができる。モバイル・デバイスはおのおのの、順方向リンクおよび逆方向リンクによる送信によって、1または複数のアクセス・ポイント(例えば、基地局、フェムトセル、ピコセル、リレー・ノード等)と通信しうる。順方向リンク(すなわちダウンリンク)は、アクセス・ポイントからモバイル・デバイスへの通信リンクを称し、逆方向リンク(すなわちアップリンク)は、モバイル・デバイスからアクセス・ポイントへの通信リンクを称する。さらに、モバイル・デバイスとアクセス・ポイントとの間の通信は、単一入力単一出力(SISO)システム、複数入力単一出力(MISO)システム、複数入力複数出力(MIMO)システム等によって確立されうる。さらに、ピア・トゥ・ピア無線ネットワーク構成において、モバイル・デバイスが、他のモバイル・デバイスと(および/または、アクセス・ポイントが、他のアクセス・ポイントと)通信することができる。
以下は、このような態様の基本的な理解を与えるために、特許請求された主題のさまざまな態様の簡略化された概要を示す。この概要は、考えられるすべての態様の広範囲な概観ではなく、このような態様の重要要素や決定的要素を特定することも、範囲を線引きすることも意図されていない。この唯一の目的は、後に示されるより詳細な記載に対する前置きとして、開示された対応のいくつかの概念を、簡略化された形式で示すことである。
1または複数の実施形態および対応する開示によれば、さまざまな態様は、複数のアクセス・ポイント、および/または、調整されたセットにおいて関連するキャリアによって利用される制御領域を決定することを容易にすることに関連して記載される。1つの例において、制御領域のサイズ、および/または、データ領域の開始ポイントは、調整されたセット内のアクセス・ポイントまたは各キャリアについて、サービス提供基地局によって無線デバイスへシグナルされうる。別の例において、無線デバイスは、サービス提供アクセス・ポイントの制御領域、および/または、関連する初期キャリアを指定する受信されたインジケーションに少なくとも部分的に基づいて、調整されたセット内のアクセス・ポイントまたはキャリアから、共通の制御領域を判定しうる。また別の例において、データは、キャリアの類似のリソース要素にわたって、および/または、アクセス・ポイントによってマップされうる。これによって、無線デバイスは、データを備えるリソース要素に少なくとも部分的に基づいて、キャリアおよび/またはアクセス・ポイントの類似の制御領域を判定しうる。
態様によれば、調整されたマルチ・ポイント(CoMP:coordinated multiple point)通信に関連する複数のキャリアに関連する1または複数の制御領域パラメータを受信することと、1または複数の制御領域パラメータに少なくとも部分的に基づいて複数のキャリアのうちの1つによって受信された1または複数の信号のデータ部分を判定することと、を含む方法が提供される。この方法はさらに、1または複数の制御領域パラメータに少なくとも部分的に基づいて、複数のキャリアのうちの別の1つによって受信された1または複数の別の信号の別のデータ部分を判定することをも含む。
別の態様は、無線通信装置に関連する。この無線通信装置は、CoMP通信における複数のキャリアに関連する1または複数の制御領域パラメータを取得し、1または複数の制御領域パラメータに少なくとも部分的に基づいて、複数のキャリアのうちの1つによって受信された1または複数の信号のデータ部分を復号する、ように構成された少なくとも1つのプロセッサを含みうる。この少なくとも1つのプロセッサはさらに、1または複数の制御領域パラメータに少なくとも部分的に基づいて、複数のキャリアのうちの別の1つによって受信された1または複数の別の信号の別のデータ部分を復号するように構成されている。無線通信装置はまた、少なくとも1つのプロセッサに接続されたメモリをも備える。
また、別の態様は、装置に関連する。この装置は、CoMP通信における複数のキャリアに関連する1または複数の制御領域パラメータを備える制御信号を受信する手段を含む。この装置はまた、複数のキャリアのうちの1つによって受信された1または複数の信号に関連する制御領域と、1または複数の制御領域パラメータに少なくとも部分的に基づいて、複数のキャリアのうちの別の1つによって受信された1または複数の別の信号に関連する別の制御領域と、を判定する手段をも含む。
また別の態様は、コンピュータ・プログラム製品に関連する。このコンピュータ・プログラム製品は、少なくとも1つのコンピュータに対して、CoMP通信における複数のキャリアに関連する1または複数の制御領域パラメータを取得させるためのコードと、少なくとも1つのコンピュータに対して、1または複数の制御領域パラメータに少なくとも部分的に基づいて、複数のキャリアのうちの1つによって受信された1または複数の信号のデータ部分を復号させるためのコードと、を含むコンピュータ読取可能な媒体を有しうる。このコンピュータ読取可能な媒体はさらに、少なくとも1つのコンピュータに対して、1または複数の制御領域パラメータに少なくとも部分的に基づいて、複数のキャリアのうちの別の1つによって受信された1または複数の別の信号の別のデータ部分を復号させるためのコードを含みうる。
さらに、さらなる態様は、CoMP通信における複数のキャリアに関連する1または複数の制御領域パラメータを備える制御信号を取得する受信構成要素を含む装置に関連する。この装置はさらに、複数のキャリアのうちの1つによって受信された1または複数の信号に関連する制御領域と、1または複数の制御領域パラメータに少なくとも部分的に基づいて、複数のキャリアのうちの別の1つによって受信された1または複数の別の信号に関連する別のデータ領域と、を検出する制御領域判定構成要素を含みうる。
別の態様によれば、複数のキャリアによってCoMP信号を通信することに関連する複数の制御領域フォーマットを受信することと、複数の制御領域フォーマットに関連する1または複数の制御領域パラメータを備える信号を生成することと、を含む方法が提供される。この方法はさらに、この信号を、制御チャネル・リソースで1または複数の無線デバイスへ送信することを含む。
別の態様は、無線通信装置に関連する。この無線通信装置は、複数のキャリアによってCoMP信号を通信することに関連する複数の制御領域フォーマットを取得し、複数の制御領域フォーマットに関連する1または複数の制御領域パラメータを備える信号を生成する、ように構成された少なくとも1つのプロセッサを含みうる。この少なくとも1つのプロセッサはさらに、1または複数の無線デバイスに割り当てられた制御チャネル・リソースによって信号を送信するように構成される。無線通信装置はまた、少なくとも1つのプロセッサに接続されたメモリをも備える。
また、別の態様は、装置に関連する。この装置は、複数のキャリアによってCoMP信号を通信することに関連する複数の制御領域フォーマットを受信する手段と、複数の制御領域フォーマットに関連する1または複数の制御領域パラメータを備える信号を生成する手段とを含む。この装置はまた、1または複数の無線デバイスに、制御チャネル・リソースによって信号を送信する手段をも含む。
また別の態様は、コンピュータ・プログラム製品に関連する。このコンピュータ・プログラム製品は、少なくとも1つのコンピュータに対して、複数のキャリアによってCoMP信号を通信することに関連する複数の制御領域フォーマットを取得させるためのコードと、少なくとも1つのコンピュータに対して、複数の制御領域フォーマットに関連する1または複数の制御領域パラメータを備える信号を生成させるためのコードと、を含むコンピュータ読取可能な媒体を有しうる。コンピュータ読取可能な媒体はさらに、少なくとも1つのコンピュータに対して、1または複数の無線デバイスに割り当てられた制御チャネル・リソースで信号を送信させるためのコードを備えうる。
さらに、さらなる態様は、複数のキャリアによってCoMP信号を通信することに関連する複数の制御領域フォーマットを取得する制御パラメータ受信構成要素と、複数の制御領域フォーマットに関連する1または複数の制御領域パラメータを備える信号を生成する制御チャネル・シグナリング構成要素と、を含む装置に関連する。この装置はさらに、1または複数の無線デバイスへ制御チャネル・リソースによって信号を通信する送信構成要素を含みうる。
前述した目的および関連する目的を達成するために、1または複数の実施形態は、以下に十分説明され、特に特許請求の範囲で指摘される特徴を備える。次の記載および添付図面は、1または複数の実施形態のある実例となる態様を詳細に記載する。しかしながら、これらの態様は、さまざまな実施形態の原理が適用されるさまざまな方式のうちの僅かしか示しておらず、記載された実施形態は、このようなすべての態様およびそれらの均等物を含むことが意図されている。
図1は、調整されたマルチ・ポイント送信を無線デバイスへ提供するシステムのブロック図である。 図2は、無線通信環境において使用する通信装置の例の例示である。 図3は、複数の送信ポイントのための制御領域パラメータを決定するための無線通信システムの例の例示である。 図4は、サービス提供アクセス・ポイントから制御領域パラメータを取得する無線通信システムの例を例示する。 図5は、データ通信のために使用されるシンボルのサブセットを示す無線通信システムの例を例示する。 図6は、複数の送信ポイントのための制御領域パラメータを受信する方法の例のフロー図である。 図7は、別のアクセス・ポイントのための別の制御領域パラメータに基づいて、ブランクのリソースを判定する方法の例のフロー図である。 図8は、1または複数の送信ポイントのための制御領域パラメータを提供する方法の例のフロー図である。 図9は、複数の送信ポイントのための制御領域パラメータを受信する装置の例のブロック図である。 図10は、複数の送信ポイントのための制御領域パラメータを提供する装置の例のブロック図である。 図11は、本明細書に記載された機能のさまざまな態様を実現するために利用されうる無線通信デバイスのブロック図の例である。 図12は、本明細書に記載された機能のさまざまな態様を実現するために利用されうる無線通信デバイスのブロック図の例である。 図13は、本明細書に記載されたさまざまな態様にしたがう無線多元接続通信システムの例を図示する。 図14は、本明細書に記載されたさまざまな態様が機能しうる無線通信システムの例を例示するブロック図である。
権利主張された主題のさまざまな態様が、全体を通じて同一要素を示すために同一の参照番号が使用される図面を参照して説明される。以下の記載では、説明の目的のために、1または複数の態様の完全な理解を提供するために、多くの具体的な詳細が述べられる。しかしながら、そのような態様は、これら具体的な詳細無しで実現されうることが明確である。他の事例では、1または複数の態様の記載を容易にするために、周知の構成およびデバイスがブロック図形式で示される。
本願で使用されるように、用語「構成要素」、「モジュール」、「システム」等は、ハードウェア、ファームウェア、ハードウェアとソフトウェアとの組み合わせ、ソフトウェア、または実行中のソフトウェアのようなコンピュータ関連エンティティを称することが意図される。例えば、構成要素は、限定される訳ではないが、プロセッサ上で実行中のプロセス、集積回路、オブジェクト、実行形式、実行スレッド、プログラム、および/またはコンピュータでありうる。例示によれば、コンピューティング・デバイス上で実行中のアプリケーションと、コンピューティング・デバイスとの両方が構成要素となりうる。1または複数の構成要素は、プロセスおよび/または実行スレッド内に存在し、構成要素は、1つのコンピュータに局在化されるか、および/または、複数のコンピュータに分散されうる。さらに、これらの構成要素は、さまざまなデータ構造を格納したさまざまなコンピュータ読取可能媒体から実行可能である。これら構成要素は、(例えば、信号によってローカル・システムや分散システム内の他の構成要素とインタラクトする1つの構成要素からのデータ、および/または、他のシステムを備えた例えばインターネットのようなネットワークを経由して他の構成要素とインタラクトする1つの構成要素からのデータのような)1または複数のデータのパケットを有する信号にしたがって、ローカル処理および/またはリモート処理によって通信することができる。
さらに、本明細書では、さまざまな態様が、無線端末および/または基地局に関して記載される。無線端末は、ユーザに音声および/またはデータ接続を提供するデバイスを称しうる。無線端末は、例えばラップトップ・コンピュータまたはデスクトップ・コンピュータのようなコンピュータ・デバイスに接続されるか、あるいは、例えば携帯情報端末(PDA)のような自己完結型デバイスでありえる。無線端末はまた、システム、加入者ユニット、加入者局、移動局、モバイル、遠隔局、アクセス・ポイント、遠隔端末、アクセス端末、ユーザ端末、ユーザ・エージェント、ユーザ・デバイス、あるいはユーザ機器(UE)とも称されうる。無線端末は、加入者局、無線デバイス、セルラ電話、PCS電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(SIP)電話、無線ローカル・ループ(WLL)局、携帯情報端末(PDA)、無線接続機能を有するハンドヘルド・デバイス、あるいは、無線モデムに接続されたその他の処理デバイスでありうる。基地局(例えば、アクセス・ポイントまたはイボルブド・ノードB(eNB)またはその他のノードB)は、1または複数のセクタを横切って、無線端末と、エア・インタフェースによって通信するアクセス・ネットワークにおけるデバイスを称しうる。基地局は、受信したエア・インタフェース・フレームをIPパケットに変換することによって、インターネット・プロトコル(IP)ネットワークを含みうるアクセス・ネットワークの無線端末とその他との間のルータとして動作することができる。基地局はまた、このエア・インタフェースのための属性管理をも調整する。
さらに、本明細書に記載のさまざまな機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、あるいはこれらの組み合わせによって実現されうる。ソフトウェアで実現される場合、これら機能はコンピュータ読取可能媒体に格納されうるか、あるいは、コンピュータ読取可能媒体上の1または複数の命令群またはコードとして送信されうる。コンピュータ読取可能媒体は、コンピュータ記憶媒体と通信媒体との両方を含む。これらは、コンピュータ・プログラムのある場所から別の場所への転送を容易にする任意の媒体を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスすることが可能なあらゆる利用可能な媒体でありうる。例として、限定することなく、このようなコンピュータ読取可能媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたはその他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置またはその他の磁気記憶デバイス、あるいは、所望のプログラム・コード手段を命令群またはデータ構造の形式で搬送または格納するために使用され、しかも、コンピュータによってアクセスされうるその他任意の媒体を備えうる。さらに、いかなる接続も、コンピュータ読取可能媒体と適切に称される。例えば、同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、ツイスト・ペア、デジタル加入者線(DSL)、あるいは、例えば赤外線、無線およびマイクロ波のような無線技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、あるいはその他の遠隔ソースからソフトウェアが送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、ツイスト・ペア、DSL、あるいは、例えば赤外線、無線およびマイクロ波のような無線技術が、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用されるようなディスク(diskおよびdisc)は、コンパクト・ディスク(disc)(CD)、レーザ・ディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多目的ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびblu−ray(登録商標)ディスク(disc)(BD)を含んでいる。ここで、diskは通常磁気的にデータを再生し、discは、レーザを用いてデータを光学的に再生する。上記の組み合わせもまた、コンピュータ読取可能媒体の範囲内に含まれるべきである。
本明細書に記載されたさまざまな技術は、例えば符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングル・キャリアFDMA(SC−FDMA)システム、およびその他のシステムのようなさまざまな無線通信システムのために使用されうる。「システム」、「ネットワーク」という用語はしばしば置換可能に使用される。CDMAシステムは、例えばユニバーサル地上ラジオ・アクセス(UTRA)、CDMA2000等のようなラジオ技術を実現することができる。UTRAは、広帯域CDMA(W−CDMA)およびCDMAのその他の変形を含んでいる。さらに、CDMA2000は、IS−2000規格、IS−95規格、およびIS−856規格をカバーする。TDMAシステムは、例えばグローバル移動体通信システム(GSM(登録商標))のような無線技術を実現することができる。OFDMAシステムは、例えば発展型UTRA(E−UTRA)、ウルトラ・モバイル・ブロードバンド(UMB)、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、フラッシュ−OFDM(登録商標)等のような無線技術を実現することができる。UTRAおよびE−UTRAは、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(UMTS)の一部である。3GPPロング・ターム・イボリューション(LTE)は、ダウンリンクではOFDMAを適用し、アップリンクではSC−FDMAを適用するE−UTRAを用いるUMTSの最新のリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、およびGSMは、「第3世代パートナシップ計画プロジェクト」(3GPP)と命名された組織からのドキュメントに記述されている。さらに、CDMA2000およびUMBは、「第3世代パートナシップ計画2」(3GPP2)からの文書に記載されている。
多くのデバイス、構成要素、モジュール等を含みうるシステムの観点から、さまざまな態様が示されるだろう。さまざまなシステムは、さらなるデバイス、構成要素、モジュール等を含みうるか、および/または、これら図面と関連して説明されるデバイス、構成要素、モジュール等のうちの必ずしもすべてを含まないことが理解および認識されるべきである。これらのアプローチの組み合わせもまた使用されうる。
図面を参照して、図1は、1または複数の送信ポイントを用いて、1または複数のデバイスへ無線ネットワーク・アクセスを提供することを容易にするシステム100の例を例示する。システム100は、1または複数のキャリアによって無線デバイス104に(図示しない)コア・ネットワークへのアクセスを提供するサービス提供アクセス・ポイント102を含む。1または複数の送信ポイントは、サービス提供アクセス・ポイント102によって無線デバイス104へ割り当てられた複数のキャリアに関連しうる。それに加えて、または、その代わりに、例えば、1または複数の調整されたマルチ・ポイント(CoMP)アクセス・ポイント106、108が、1または複数の送信ポイントとして提供されうる。何れにせよ、CoMP通信を提供するために、同様のデータが、複数のキャリアによって、および/または、サービス提供アクセス・ポイント102およびCoMPアクセス・ポイント108によって、無線デバイス104へ送信されうる。例えば、このような通信によって、増加されたデータ・レートが可能となりうる。サービス提供アクセス・ポイント102、およびCoMPアクセス・ポイント106、108はおのおの、例えば、マクロセル・アクセス・ポイント、フェムトセルまたはピコセルのアクセス・ポイント、eNB、モバイル基地局、中継ノード、これらの一部等のような1または複数のネットワーク構成要素へのアクセスを提供する実質的に任意のデバイスでありうる。無線デバイス104は、例えば、モバイル・デバイス、UE、モデム(または、その他のテザー(tethered)デバイス)、これらの一部等のような無線ネットワークへのアクセスを受信する実質的に任意のデバイスでありうる。
例によれば、サービス提供アクセス・ポイント102およびCoMPアクセス・ポイント106、108は、無線デバイス104へCoMP通信を提供するための送信を調整しうる。説明するように、例えば、サービス提供アクセス・ポイント102およびCoMPアクセス・ポイント106、108は、通信チャネルによって動的な制御領域を定義する(例えば、3GPP LTEのような)ネットワーク規格を利用しうる(例えば、フレーム内の最初のN個のシンボルが、制御通信のために確保される。ここで、Nは、0乃至3の整数である)。シンボルは、直交周波数分割多重化(OFDM)またはその他のシンボルとして定義されうる。一例では、これは、期間にわたる1または複数の連続または不連続の周波数部分を称しうる。フレームは、時間部分を称しうる。したがって、多くのOFDMシンボルを備えうる(例えば、3GPP LTEにおけるフレームは、通常のサイクリック・プレフィクスの場合、14のOFDMシンボルを含みうる)。例えば、サービス提供アクセス・ポイント102およびCoMPアクセス・ポイント106、108はおのおの、制御領域を規定しうる。これは、アクセス・ポイント間で、サイズが変動しうる。それに加えて、サービス提供アクセス・ポイント102およびCoMPアクセス・ポイント106、108は、(CoMPを用いて、または用いずに)その他のデバイスにサービス提供しうる。したがって、無線デバイス104と通信するためにサービス提供アクセス・ポイント102およびCoMPアクセス・ポイント106、108間で共通の制御領域を定義することは実現可能ではないことがある。
この点に関し、例えば、制御領域パラメータが、サービス提供アクセス・ポイント102およびCoMPアクセス・ポイント106、108からCoMP送信を受信する無線デバイス104によって決定されうる。一例において、サービス提供アクセス・ポイント102は、制御チャネル通信におけるサービス提供アクセス・ポイント102および/またはCoMPアクセス・ポイント106、108のための(例えば、制御領域サイズや、1または複数のフレームにおけるデータ送信のための開始シンボルのインデクスのような)制御領域パラメータをシグナルしうる。無線デバイス104は、制御チャネル通信を取得しうる。そして、CoMPデータ送信を適切に受信するために、サービス提供アクセス・ポイント102およびCoMPアクセス・ポイント106、108のおのおののためのデータの開始のインデクスを決定しうる。別の例では、サービス提供アクセス・ポイント102は、その制御領域サイズを(例えば、3GPP LTEにおいて物理制御フォーマット・インジケータ・チャネル(PCFICH)で)ブロードキャストする。無線デバイス104は、制御領域サイズを(例えば、OFDMシンボル数として)受信しうる。そして、CoMPデータ送信を適切に受信するために、CoMPアクセス・ポイント106、108のために同じサイズを仮定しうる。さらに別の例では、無線デバイス104は、(例えば、無線デバイス104において設定されうる)インジケータを受信することなく、サービス提供アクセス・ポイント102およびCoMPアクセス・ポイント106、108の間で、固定された制御領域サイズを仮定しうる。
さらに、別の例では、サービス提供アクセス・ポイント102が、サービス提供アクセス・ポイント102のためにブロードキャストされた制御領域サイズとは異なる、サービス提供アクセス・ポイント102およびCoMPアクセス・ポイント106、108のための制御領域パラメータをシグナルした場合、無線デバイス104は、制御領域の空の部分を判定しうる。例えば、サービス提供アクセス・ポイント102は、2シンボル制御領域を示すCoMP通信のための制御領域パラメータを指定しうる。そして、サービス提供アクセス・ポイント102は、制御フォーマット・インジケータ・チャネルによって3シンボル制御領域をブロードキャストし、もって、サービス提供アクセス・ポイント102は、その制御領域の中に、追加のシンボルを有する。この例において、無線デバイス104は、周囲のアクセス・ポイントからの干渉を推定するために(例えば、1または複数のシンボルのような)制御領域のブランク部分を利用し、サービス提供アクセス・ポイント102から特別な制御シグナリングを受信する等を行いうる。また別の例では、サービス提供アクセス・ポイント102は、サービス提供アクセス・ポイント102およびCoMPアクセス・ポイント106、108によるCoMPデータ送信のために使用されるフレームで、シンボルのサブセットをシグナルしうる。したがって、無線デバイス104は、干渉推定を実行するために残りのシンボルを利用し、非CoMP送信を受信する等を行いうる。
説明するように、無線デバイス104におけるデータ・レートを高めるために、CoMPアクセス・ポイント106、108を利用することに加えて、または、その代わりに、サービス提供アクセス・ポイント102(および/または、CoMPアクセス・ポイント106、108)は、複数のキャリアによって無線デバイス104と通信しうる。おのおののキャリアは、個別に定義された制御領域を有しうるので、サービス提供アクセス・ポイント102は同様に、複数のキャリアのための制御領域パラメータを無線デバイス104へシグナルし、(例えば、PCFICHによって)初期キャリアのための制御領域サイズをブロードキャストする等を行いうる。同様に、この例において、無線デバイス104は、説明するように、複数のキャリアのための制御領域パラメータを、サービス提供アクセス・ポイント102から受信し、ブロードキャストされたサイズまたはその他に基づいて、すべてのキャリアにわたる制御領域サイズを仮定する等を行いうる。
次に図2を参照して、無線通信ネットワークに参加しうる通信装置200が例示される。この通信装置200は、モバイル・デバイス、アクセス・ポイント、それらの一部、あるいは、無線ネットワークにおいてRSを受信する実質的に任意のデバイスでありうる。通信装置200は、1または複数のキャリアによって、1または複数のアクセス・ポイント(図示せず)から通信を取得する受信構成要素202と、1または複数のアクセス・ポイントおよび/または1または複数のキャリアに関連する制御領域を区別する制御領域判定構成要素204と、制御領域を区別した後、1または複数のキャリアによって、および/または、1または複数のアクセス・ポイントによって送信されたデータを判定するデータ処理構成要素206と、を含みうる。
例によれば、受信構成要素202は、(例えば、CoMP通信中の)1または複数のアクセス・ポイントから、および/または、1または複数のキャリアによって、信号を取得しうる。キャリアは、少なくとも、制御領域とデータ部分とを含みうる。制御領域判定構成要素204は、制御領域を位置決めしうる。そして、データ処理構成要素206は、制御領域内に存在しない信号のうちの少なくとも一部からデータを検索しうる。説明するように、制御領域は、可変数のシンボル、または、この信号に関連する時間にわたる周波数のその他の測定値を備えることができるように、動的でありうる。
説明するように、制御領域判定構成要素204は、さまざまな方式で、1または複数のアクセス・ポイントに関連する、および/または、1または複数のキャリアにわたる、制御領域パラメータを決定または仮定しうる。一例において、受信構成要素202は、1または複数のキャリア、および/または、CoMP通信における1または複数のアクセス・ポイントのための制御領域パラメータを指定する信号を、(例えば、3GPP LTEにおける物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)のような)制御チャネルで取得しうる。例えば、制御リソースのために利用される最初のシンボルの番号、データ送信のための開始シンボルのインデクス、制御リソースに関連するインデクス(例えば、開始シンボルおよび終了シンボルまたは明示的なシンボルのインデクス)等は、キャリアまたは1または複数のアクセス・ポイントのうちの少なくとも1つのために、制御チャネルを介した信号における制御領域パラメータとして指定されうる。この点に関し、制御領域判定構成要素204は、制御領域パラメータに基づいて、1または複数のキャリアによって、または、1または複数のアクセス・ポイントから受信した信号における制御領域を判定しうる。そして、データ処理構成要素206は、この信号において、制御領域以外であるデータを復号しうる。
別の例において、受信構成要素202は、制御領域フォーマットを指定する信号を、サービス提供アクセス・ポイントから取得しうる。制御領域判定構成要素204は、この例において、制御領域フォーマットを受信し、この制御領域フォーマットを、1または複数のアクセス・ポイントおよび/またはキャリアのために利用しうる。また別の例では、制御領域判定構成要素204は、固定された制御領域サイズを指定する設定パラメータを取得し、設定された制御領域サイズを、1または複数のアクセス・ポイントまたはキャリアに関連付けうる。何れの場合であれ、データ処理構成要素206は、信号の残りからデータを取得することを試みうる。
図3に示すように、複数の送信ポイントのための制御領域パラメータを決定することを容易にする無線通信システム300が例示されている。システム300は、例えば無線デバイス104のような1または複数の無線デバイスに、(図示しない)コア・ネットワークへのアクセスを提供するサービス提供アクセス・ポイント102を含む。さらに、サービス提供アクセス・ポイント102は、1または複数のキャリアによって無線デバイス104と通信しうる。それに加えて、CoMPアクセス・ポイント106は、無線デバイス104へのサービス提供アクセス・ポイント102の通信のCoMP送信を提供しうる。無線デバイスは、バックホール・リンクまたはその他によって、サービス提供アクセス・ポイント102から受信しうる。サービス提供アクセス・ポイント102およびCoMPアクセス・ポイント106は、マクロセル・アクセス・ポイント、フェムトセル・アクセス・ポイント、ピコセル・アクセス・ポイント、モバイル基地局、これらの一部、および/または、無線ネットワーク・アクセスを提供する実質的に任意のデバイスでありうる。さらに、無線デバイス104は、例えば、UE、モデム(または、その他のテザー・デバイス)、その一部、および/または、無線ネットワークへのアクセスを受信する実質的に任意のデバイスでありうる。
サービス提供アクセス・ポイント102は、CoMPアクセス・ポイントから制御領域に関連する1または複数のパラメータを取得する制御パラメータ受信構成要素302と、サービス提供アクセス・ポイント102のための制御領域サイズを指定する制御領域定義構成要素304とを備える。サービス提供アクセス・ポイント102はさらに、1または複数の無線デバイスに割り当てられた制御チャネル・リソースによって送信するための1または複数の信号を生成する制御チャネル・シグナリング構成要素306と、無線ネットワークにおいて1または複数の信号を送信する送信構成要素308とを含む。
CoMPアクセス・ポイント106は、CoMP通信で、サービス提供アクセス・ポイントへ、CoMPアクセス・ポイント106の制御領域に関連する1または複数のパラメータを通信する制御パラメータ提供構成要素310と、1または複数の無線デバイスへCoMP送信を通信する送信構成要素312とを備える。無線デバイス104は、1または複数のCoMPアクセス・ポイント、および/または、サービス提供アクセス・ポイントから通信を取得する受信構成要素202と、サービス提供アクセス・ポイントおよび/または1または複数のCoMPアクセス・ポイントによって使用される制御領域に関連する1または複数のパラメータを検索し、受信した信号の制御領域を、1または複数のパラメータに基づいて判定する制御領域判定構成要素204と、判定された制御領域に少なくとも部分的に基づいて、信号からデータを抽出するデータ処理構成要素206とを含む。
例によれば、制御パラメータ受信構成要素302は、CoMPアクセス・ポイント106によって利用される制御領域フォーマットを決定しうる。一例において、制御パラメータ提供構成要素310は、(例えば、バックホール・リンクや、サービス提供アクセス・ポイント102への専用信号を用いて、1または複数の無線デバイス等によって)制御領域フォーマットをサービス提供アクセス・ポイント102へ通信しうる。制御パラメータ受信構成要素302が、CoMPアクセス・ポイント106のための制御領域フォーマットを取得した後、制御チャネル・シグナリング構成要素306は、制御領域フォーマットを含む制御信号を生成しうる。例えば、制御領域フォーマットは、制御領域を備えるシンボルの、フレームの開始からの数、フレーム内におけるデータ送信のための開始シンボルのインデクス、等を指定しうる。さらに、制御チャネル・シグナリング構成要素306は同様に、制御信号および/または別の制御信号における他のCoMPアクセス・ポイント(図示せず)のための制御領域フォーマットを指定しうる。一例において、制御チャネル・シグナリング構成要素306は、(例えば、サービス提供アクセス・ポイント102、CoMPアクセス・ポイント106、および、1または複数の追加のCoMPアクセス・ポイントのような)CoMP通信に参加しているすべての実質的にすべてのアクセス・ポイントに関し、単一の制御領域フォーマットを指定しうる。送信構成要素308は、割り当てられた制御チャネル・リソースによって無線デバイス104へ制御信号を送信しうる。
さらに、例えば、制御領域定義構成要素304は、サービス提供アクセス・ポイント102のための制御領域フォーマットを定義しうる。一例において、制御チャネル・シグナリング構成要素306は、サービス提供アクセス・ポイント102のための制御領域フォーマットを、(例えば、PCFICHによって)制御フォーマット・インジケータ信号で送信しうる。それに加えて、または、その代わりに、制御チャネル・シグナリング構成要素306は、制御信号で、サービス提供アクセス・ポイント102のための制御領域フォーマットを、CoMPアクセス・ポイント106(および/または、その他のCoMPアクセス・ポイント)のための制御領域パラメータとともに送信しうる。何れにせよ、受信構成要素202は、サービス提供アクセス・ポイント102から1または複数の制御信号を取得しうる。
制御領域判定構成要素204は、説明するように、サービス提供アクセス・ポイント102および/またはCoMPアクセス・ポイント106に関連する制御領域が、制御チャネル・リソースで受信されたか、制御フォーマット・インジケータ・チャネル・リソースで受信されたか、設定値であるか等を区別しうる。例えば、制御領域判定構成要素204は、制御信号に少なくとも部分的に基づいて、CoMPアクセス・ポイント106の制御領域フォーマットを取得しうる。これは、制御領域を備えるフレーム開始時におけるシンボルの番号を指定しうる。それに加えて、制御領域判定構成要素204は、サービス提供アクセス・ポイント102から受信した、同じ制御信号から、別の制御信号から、(例えば、PCFICHによって送信された)制御フォーマット・インジケータ信号等から、サービス提供アクセス・ポイント102のための制御領域フォーマットを決定しうる。
送信構成要素308は、その後、無線デバイス104へ信号を送信しうる。受信構成要素202は、この信号を取得しうる。そして、制御領域判定構成要素204は、サービス提供アクセス・ポイント102のために受信された制御領域フォーマットに少なくとも部分的に基づいて、この信号における制御領域を検出しうる。データ処理構成要素206は、この信号の残りの部分からのデータを解釈しうる。同様に、CoMPアクセス・ポイント106は、その後、無線デバイスに同じ信号を送信しうる。受信構成要素202は、この信号を取得しうる。制御領域判定構成要素204は、CoMPアクセス・ポイント106のために決定された、または、受信された制御領域フォーマットに少なくとも部分的に基づいて、信号における制御領域を区別しうる。そして、データ処理構成要素は、CoMPアクセス・ポイント106からの信号の残りの部分からの同様のデータを解釈しうる。
この点に関し、CoMP送信のために、例えば、サービス提供アクセス・ポイント102は、3シンボル制御領域を利用し、CoMPアクセス・ポイント106は、2シンボル制御領域を利用しうる。したがって、制御チャネル・シグナリング構成要素306は、説明するように、この情報を無線デバイス104へ提供し、制御領域判定構成要素204は、例えば、シンボル0乃至3から、および、CoMPアクセス・ポイント106の場合にはシンボル0乃至2から、サービス提供アクセス・ポイント102からの信号の制御領域を検出する。したがって、データ処理構成要素206は、4番目のシンボルで始まって、および、CoMPアクセス・ポイント106からの信号の場合、3番目のシンボルから始まって、サービス提供アクセス・ポイント102から受信した信号からのデータを復号しうる。
別の例において、サービス提供アクセス・ポイント102は、CoMPアクセス・ポイントのための制御領域フォーマットを送信しない。この例では、制御領域定義構成要素304は、サービス提供アクセス・ポイント102のための制御領域を決定する。そして、制御チャネル・シグナリング構成要素306は、サービス提供アクセス・ポイント102のための制御領域フォーマットを含む制御フォーマット・インジケータ信号を生成する。送信構成要素308は、PCFICHまたは類似のチャネルによって、無線デバイス104へ制御フォーマット・インジケータ信号を通信しうる。受信構成要素202は、制御フォーマット・インジケータ信号を(例えば、PCFICHリソースによって)受信しうる。そして、制御領域判定構成要素204は、制御領域フォーマットを、CoMPアクセス・ポイント106(および/または、その他のCoMPアクセス・ポイント)と同様に、サービス提供アクセス・ポイント102に関連付けうる。
同様の例において、制御領域判定構成要素204は、サービス提供アクセス・ポイント102およびCoMPアクセス・ポイント106のために設定された制御領域フォーマットを決定しうる。設定された制御領域フォーマットは、ハードコーディング、ネットワーク仕様、設定等から決定されうる。何れの場合も、説明するように、制御領域フォーマットは、制御領域を備えるフレームの開始からのシンボルの数、フレーム内のデータ通信の開始に関連するシンボルのインデクス、制御領域の開始シンボルおよび終了シンボル、制御領域を定義するフレーム内の明示的なシンボル、等に関連しうる。何れにせよ、送信構成要素308および送信構成要素312は、説明するように、無線デバイス104へ信号を通信しうる。受信構成要素202は、これら信号を取得しうる。そして、制御領域判定構成要素204は、説明するように、受信または決定された制御領域フォーマットに基づいて、信号における制御領域を検出しうる。データ処理構成要素206は、説明するように、制御領域内に無いシンボルの残りの部分におけるデータを解釈しうる。
さらに、例えば、CoMP通信における複数の送信ポイントに関して記載されているが、前述した説明は、サービス提供アクセス・ポイント102によって無線デバイス104へ割り当てられた複数のキャリアの制御領域を判定するために適用されうる。例えば、制御領域定義構成要素304は、サービス提供アクセス・ポイント102と無線デバイス104との間のおのおののキャリアの制御領域フォーマットを指定しうる。制御チャネル・シグナリング構成要素306は、制御領域フォーマットを含む制御信号を生成しうる。そして、送信構成要素308は、(例えばPDCCHによって)無線デバイスに制御信号を送信しうる。制御領域判定構成要素204は、制御信号に基づいて、複数のキャリアのための制御領域フォーマットを区別しうる。同様に、例えば、制御領域判定構成要素204は、説明するように、サービス提供アクセス・ポイント102から受信した制御フォーマット・インジケータ信号に関連するすべてのキャリアについて同様のフォーマットを仮定しうるか、および/または、設定された制御領域フォーマットを利用しうる。
図4に移って、CoMP通信のための制御領域フォーマットを示すことと、結果として得られるブランクのシンボルを利用することと、を容易にする無線通信システム400が例示される。システム400は、例えば無線デバイス104のような1または複数の無線デバイスに、(図示しない)コア・ネットワークへのアクセスを提供するサービス提供アクセス・ポイント102を含む。さらに、サービス提供アクセス・ポイント102は、1または複数のキャリアによって、無線デバイス104と通信しうる。それに加えて、CoMPアクセス・ポイント106は、無線デバイス104へのサービス提供アクセス・ポイント102の通信のCoMP送信を提供しうる。無線デバイスは、バックホール・リンクまたはその他によって、サービス提供アクセス・ポイント102から受信しうる。サービス提供アクセス・ポイント102およびCoMPアクセス・ポイント106は、マクロセル・アクセス・ポイント、フェムトセル・アクセス・ポイント、ピコセル・アクセス・ポイント、モバイル基地局、それらの一部、および/または、無線ネットワーク・アクセスを提供する実質的に任意のデバイスでありうる。さらに、無線デバイス104は、例えば、UE、モデム(またはその他のテザー・デバイス)、その一部、および/または、無線ネットワークへのアクセスを受信する実質的に任意のデバイスでありうる。
サービス提供アクセス・ポイント102は、制御フォーマット・インジケータ信号を生成する制御フォーマット・シグナリング構成要素402と、CoMPアクセス・ポイントから制御領域に関連する1または複数のパラメータを取得する制御パラメータ受信構成要素302と、サービス提供アクセス・ポイント102のための制御領域サイズを指定する制御領域定義構成要素304とを備える。サービス提供アクセス・ポイント102はまた、1または複数の無線デバイスに割り当てられた制御チャネル・リソースで送信するために、1または複数の信号を生成する制御チャネル・シグナリング構成要素306と、無線ネットワークにおいて1または複数の信号を通信する送信構成要素308と、サービス提供アクセス・ポイント102と1または複数のCoMPアクセス・ポイントとの間における制御領域における相違に少なくとも部分的に基づいて、フレーム内の1または複数のブランクのシンボルを区別しうるブランク・リソース判定構成要素404とを含む。
CoMPアクセス・ポイント106は、CoMPアクセス・ポイント106の制御領域に関連する1または複数のパラメータを、CoMP通信におけるサービス提供アクセス・ポイントへ通信する制御パラメータ提供構成要素310と、CoMP送信を1または複数の無線デバイスへ通信する送信構成要素312とを備える。無線デバイス104は、制御領域フォーマットを、制御フォーマット・インジケータ信号と区別する制御フォーマット決定構成要素406と、1または複数のCoMPアクセス・ポイント、および/または、サービス提供アクセス・ポイントから通信を取得する受信構成要素202とを含む。無線デバイス104はさらに、1または複数のCoMPアクセス・ポイント、および/または、サービス提供アクセス・ポイントによって使用される制御領域に関連する1または複数のパラメータを検索する制御領域判定構成要素204と、判定された制御領域に少なくとも部分的に基づいて、信号からのデータを復号するデータ処理構成要素206と、ブランク・シンボル・リソース中、1または複数の近隣アクセス・ポイントからの干渉可能性を判定する干渉測定構成要素408とを備える。
例によれば、説明するように、制御領域定義構成要素304は、サービス提供アクセス・ポイント102に関連する制御領域フォーマットを指定しうる。制御フォーマット・シグナリング構成要素402は、説明するように、PCFICHによる送信のために、制御フォーマット・インジケータ信号を生成しうる。そして、送信構成要素308は、PCFICHによって信号を送信しうる。それに加えて、制御パラメータ提供構成要素310は、(例えば、バックホール・リンクや、サービス提供アクセス・ポイント102への専用信号を用いて、1または複数の無線デバイス等によって)CoMPアクセス・ポイント106の制御領域フォーマットを、サービス提供アクセス・ポイント102へ通信しうる。制御パラメータ受信構成要素302が、CoMPアクセス・ポイント106の制御領域フォーマットを取得した後、制御チャネル・シグナリング構成要素306は、制御領域フォーマットを含む制御信号を生成しうる。それに加えて、制御チャネル・シグナリング構成要素306は、同様に、制御信号および/または別の制御信号で、(図示しない)他のCoMPアクセス・ポイントのための制御領域フォーマットを指定しうる。送信構成要素308は、(例えば、PDCCHのような)割り当てられた制御チャネル・リソースによって、無線デバイス104へと制御信号を送信しうる。
説明するように、受信構成要素202は、サービス提供アクセス・ポイント102から1または複数の制御信号を取得しうる。一例において、制御フォーマット決定構成要素406は、制御フォーマット・インジケータ信号に少なくとも部分的に基づいて、サービス提供基地局102の制御領域フォーマットを区別しうる。それに加えて、制御領域判定構成要素204は、上述したように、CoMPアクセス・ポイント106(および、1または複数のその他のCoMPアクセス・ポイント)に関連する制御領域を区別しうる。送信構成要素308は、その後、無線デバイス104へ信号を送信しうる。受信構成要素202はこれら信号を取得し、制御領域判定構成要素204は、受信した制御領域フォーマットに少なくとも部分的に基づいて、サービス提供アクセス・ポイント102のために、この信号における制御領域を検出しうる。データ処理構成要素206は、この信号の残りの部分からのデータを解釈しうる。同様に、CoMPアクセス・ポイント106は、実質的に同じ信号を無線デバイス104に送信しうる。受信構成要素202は、この信号を取得し、制御領域判定構成要素204は、受信した制御領域フォーマットに少なくとも部分的に基づいて、CoMPアクセス・ポイント106のために、この信号における制御領域を区別しうる。そして、データ処理構成要素206は、この信号の残りの部分からの類似のデータを解釈しうる。
例えば、説明するように、制御チャネル・シグナリング構成要素306は、(例えば、サービス提供アクセス・ポイント102、CoMPアクセス・ポイント106、および、1または複数の追加のCoMPアクセス・ポイントのような)CoMP通信に参加する実質的にすべてのアクセス・ポイントに関連する単一の制御領域フォーマットを指定しうる。サービス提供アクセス・ポイント102に関連する制御フォーマット・インジケータ信号と、CoMP通信のために指定された制御領域フォーマットとが異なる場合、サービス提供アクセス・ポイント102において、1または複数のブランクのシンボルが存在しうる。例えば、サービス提供アクセス・ポイントが、3シンボルの制御領域を指定し、CoMP通信のための制御領域フォーマットが、2シンボルを指定する場合、サービス提供アクセス・ポイント102によって利用される追加のシンボルが存在する。しかしながら、これは、CoMP通信のためには使用されない。このブランクのシンボルは、さまざまな目的のために利用されうる。
一例において、ブランク・リソース判定構成要素404は、制御領域定義構成要素304によって生成された制御領域フォーマットと、制御パラメータ受信構成要素302によって受信されたものとを比較することによって、ブランク・シンボルを検出しうる。制御領域定義構成要素304が、より大きな制御領域を指定する場合、制御パラメータ受信構成要素302によって受信されない残りの部分は、非CoMP通信を用いて無線デバイス104へデータを送信するために利用されうる。一例において、この残りの部分は、本明細書でさらに説明するように、CoMP通信のために利用されるシンボルのサブセットをシグナルするために利用されうる。別の例では、干渉測定構成要素408は、制御フォーマット決定構成要素406によって検出されたサービス提供アクセス・ポイント102の制御領域フォーマットを、制御領域判定構成要素204によって検出されたようなCoMPアクセス・ポイント106のものと比較することに少なくとも部分的に基づいて、ブランクのシンボルを判定しうる。繰り返すが、干渉測定構成要素408は、サービス提供アクセス・ポイント102のためにより多くの制御領域リソースを判定する場合、例えば、1または複数の近隣アクセス・ポイントからの干渉を検出するために、または、その他の測定を実行するために、追加のリソースを利用しうる。
図5に示すように、CoMP通信に関連するリソース部分を示すことを容易にする無線通信システム500が例示されている。システム500は、例えば無線デバイス104のような1または複数の無線デバイスに、(図示しない)コア・ネットワークへのアクセスを提供するサービス提供アクセス・ポイントを含む。さらに、サービス提供アクセス・ポイント102は、1または複数のキャリアによって無線デバイス104と通信しうる。それに加えて、CoMPアクセス・ポイント106は、無線デバイス104へサービス提供アクセス・ポイント102の通信のCoMP送信を提供しうる。無線デバイスは、バックホール・リンクまたはその他によって、サービス提供アクセス・ポイント102から受信しうる。サービス提供アクセス・ポイント102およびCoMPアクセス・ポイント106は、マクロセル・アクセス・ポイント、フェムトセル・アクセス・ポイント、ピコセル・アクセス・ポイント、モバイル基地局、それらの一部、および/または、無線ネットワーク・アクセスを提供する実質的に任意のデバイスでありうる。さらに、無線デバイス104は、例えば、UE、モデム(または、その他のテザー・デバイス)、その一部、および/または、無線ネットワークへのアクセスを受信する実質的に任意のデバイスでありうる。
サービス提供アクセス・ポイント102は、CoMP通信を送信するために利用される、フレーム内のシンボルのサブセットを示す、CoMPサブセット指定構成要素502と、無線ネットワークにおいて、1または複数の信号を通信する送信構成要素308とを備える。CoMPアクセス・ポイント106は、CoMP送信を、1または複数の無線デバイスへ通信する送信構成要素312を備える。無線デバイス104は、CoMP通信のために利用されるシンボルのサブセットを示すインジケーションを受信するCoMPサブセット判定構成要素504と、1または複数のCoMPアクセス・ポイント、および/または、サービス提供アクセス・ポイントから通信を取得する受信構成要素202と、受信された通信におけるシンボルのサブセットから、データを判定するデータ処理構成要素206とを含む。
例によれば、CoMPサブセット指定構成要素502は、CoMP信号を送信するための、通信フレームにおけるシンボルのサブセットを決定しうる。一例では、CoMPサブセット指定構成要素502は、設定、ハードコーディング、ネットワーク仕様等から、あるいは、利用可能なリソース、無線デバイス104においてレポートされた信号対雑音比(SNR)、サービス提供アクセス・ポイント102および/またはCoMPアクセス・ポイント106の識別子等に少なくとも部分的に基づいて動的に、シンボルのサブセットを判定しうる。CoMPサブセット指定構成要素502は、無線デバイス104に、シンボルのサブセットを示すインジケーションを提供しうる。CoMPサブセット判定構成要素504は、1または複数のCoMP信号におけるデータの次の判定のためのインジケーションを、サービス提供アクセス・ポイント102から取得しうる。
したがって、送信構成要素308は、送信構成要素312が行うように、無線デバイス104へCoMP通信信号を送信しうる。受信構成要素202は、サービス提供アクセス・ポイント102およびCoMPアクセス・ポイント106からそれぞれ信号を取得しうる。データ処理構成要素206は、おのおののフレーム内で、CoMPサブセットの一部であるシンボルにおいて始まる信号からデータを抽出しうる。
図6−8に示すように、本明細書に記載されたさまざまな態様にしたがって実行されうるさまざまな方法がここで例示される。説明の単純化の目的のために、これら方法は、一連の動作として図示および説明されているが、これら方法は、これら動作の順序によって限定されず、いくつかの動作は、1または複数の態様にしたがって、別の順序で、および/または、本明細書で図示および記載されたものとは別の動作と同時に引き起こることが理解および認識されるべきである。例えば、当業者であれば、これら方法はその代わりに、例えば状態図におけるように、一連の相互関連する状態またはイベントとして表されうることを理解し認識するだろう。さらに、1または複数の態様にしたがって方法を実現するために、必ずしも例示された全ての動作が必要とされる訳ではない。
図6に移って、受信した制御領域パラメータに少なくとも部分的に基づいて、受信した信号のデータ部分を判定することを容易にする方法600が例示される。602において、CoMP通信に関連する複数のキャリアに関する、1または複数の制御領域パラメータが受信されうる。説明されるように、例において、複数のキャリアはおのおの、CoMP通信を提供するアクセス・ポイントに対応しうる。それに加えて、1または複数の制御領域パラメータは、説明するように、通信フレームにおいて始まる制御領域のサイズ(例えば、シンボルの数)、フレーム内の開始データ・シンボルのインデクス、等を含みうる。さらに、制御領域パラメータは、CoMP通信における単一のアクセス・ポイントまたはキャリア、および/または、複数のアクセス・ポイントまたはキャリアに関連しうる。一例では、制御領域パラメータは、制御チャネル・リソースで受信され、複数のキャリア(および/または対応するアクセス・ポイント)のおのおのに関連しうる。別の例では、制御領域パラメータが、サービス提供アクセス・ポイントに関連しうる制御フォーマット・インジケータ・チャネルで受信されうる。さらに、例えば、制御領域パラメータは、説明するように、設定された値でありうる。
604では、1または複数の制御領域パラメータに基づいて、複数のキャリアのうちの1つによって受信された1または複数の信号のデータ部分が判定されうる。例えば、制御領域パラメータがおのおののキャリアに関連する場合、データ部分は、そのキャリア(または対応するアクセス・ポイント)のための制御領域パラメータ(単数または複数)に基づいて判定されうる。制御領域パラメータが、サービス提供アクセス・ポイントに関連する場合、データ部分は、制御領域パラメータが関連するキャリア(またはアクセス・ポイント)に関わらず、制御領域パラメータに基づいて判定されうる。それに加えて、例えば、制御領域パラメータが、設定された値である場合、データ部分は、この値に基づいて判定されうる。同様に、606では、複数のキャリアのうちの別のキャリアで受信された1または複数の別の信号の別のデータ部分が、1または複数の制御領域パラメータに基づいて判定されうる。
図7を参照して、異なる制御領域パラメータを受信することに基づいて、ブランクのリソースを判定する方法700の例が例示される。702では、キャリアに関連する制御領域パラメータが、制御フォーマット・インジケータ・チャネルによって受信されうる。説明するように、例えば、この制御領域パラメータは、サービス提供アクセス・ポイントに関連しうる。704では、1または複数の別のキャリアに関連する1または複数の別の制御領域パラメータが、制御チャネルによって受信されうる。説明するように、例えば、1または複数の別の制御領域パラメータが、さまざまなCoMPアクセス・ポイントからの制御領域に対応しうる。706では、制御領域パラメータによって示され、1または複数の別の制御領域パラメータに存在しないリソースに基づいて、制御領域において、ブランクのリソースが判定されうる。したがって、例えば、制御領域パラメータが、余分なリソースに関連する場合、これらのリソースは、CoMP通信において使用されないので、ブランクでありうる。ブランクのリソースは、干渉を測定し、サービス提供アクセス・ポイント、または、1または複数の別のアクセス・ポイント等から他のデータを受信するために利用されることが認識されるべきである。
図8に移って、1または複数のアクセス・ポイントのために制御領域パラメータを提供することを容易にする方法800の例が例示される。802では、複数のキャリアによってCoMP信号を通信することに関連する複数の制御領域フォーマットが受信されうる。説明するように、複数のキャリアはおのおの、アクセス・ポイントに関連しうる。さらに、制御領域フォーマットは、説明するように、複数のキャリアの制御領域を備えるシンボルの番号、開始データ・シンボルのインデクス等を指定しうる。804では、複数の制御領域フォーマットに関連する1または複数の制御領域パラメータを備える信号が生成されうる。806では、この信号が、制御チャネル・リソースによって、1または複数の無線デバイスへ送信されうる。したがって、説明するように、1または複数の無線デバイスは、受信した信号の制御領域およびデータ領域を判定するために、制御領域パラメータを利用しうる。
本明細書で説明された1または複数の態様によれば、推論は、制御領域パラメータを決定すること、制御領域またはデータ領域を判定するために制御領域パラメータを利用すること等に関してなされうる。本明細書で使用されるように、「推論する」または「推論」なる用語は一般に、イベントおよび/またはデータによって取得されたような観察のセットから、システム、環境、および/または、ユーザの状態の推論あるいはそれらに関連する推理のプロセスを称する。推論は、特定のコンテキストまたは動作を識別するために適用されるか、あるいは、例えば状態にわたる確率分布を生成しうる。推論は、確率論的、すなわち、データおよびイベントの考慮に基づいて、該当する状態にわたる確率分布を計算することでありうる。推論はまた、イベントおよび/またはデータのセットから、より高いレベルのイベントを構築するために適用される技術を称することができる。そのような推論によって、イベントが時間的に近接していようといまいと、これらイベントおよびデータが1または幾つかのイベント・ソースおよびデータ・ソースに由来していようと、観察されたイベントおよび/または格納されたイベント・データのセットから、新たなイベントまたは動作を構築することができる。
図9を用いて、受信した制御領域パラメータに少なくとも部分的に基づいて、信号の制御領域を判定することを容易にするシステム900が例示されている。例えば、システム900は、基地局、モバイル・デバイス、または、無線ネットワークにアクセスを提供するその他のデバイス内に少なくとも部分的に存在しうる。システム900は、プロセッサ、ソフトウェア、またはそれらの組み合わせ(例えば、ファームウェア)によって実現される機能を表す機能ブロックでありうる機能ブロックを含むものとして示されることが認識されるべきである。システム900は、連携して動作しうる電子構成要素の論理グループ902を含む。例えば、論理グループ902は、CoMP通信における複数のキャリアに関連する1または複数の制御領域パラメータを備える制御信号を受信するための電子構成要素904を含みうる。説明するように、複数のキャリアはおのおの、アクセス・ポイントに関連しうる。さらに、例えば、電子構成要素904は、制御チャネル、制御フォーマット・インジケータ・チャネル、設定された値等によって、1または複数の制御領域パラメータを受信しうる。それに加えて、1または複数の制御領域パラメータは、サービス提供アクセス・ポイント、1または複数のCoMPアクセス・ポイント等の制御領域フォーマットに関連しうる。そして、説明するように、通信フレーム内のシンボルの数、データ通信のための開始シンボルのシンボル・インデクス等に関連する制御領域のサイズを含みうる。
さらに、論理グループ902は、1または複数の制御領域パラメータに少なくとも部分的に基づいて、複数のキャリアのうちの1つによって受信された1または複数の信号に関連する制御領域と、複数のキャリアのうちの別の1つによって受信された1または複数の別の信号に関連する別の制御領域とを判定する電子構成要素906を備えうる。この点に関し、説明するように、1または複数の制御領域パラメータは、複数のキャリアのために共有されうるか、または、個々のキャリアおのおのに関連しうる。さらに、論理グループ902は、1または複数の制御領域パラメータによって示された別の制御領域から除外され、別の制御領域パラメータによって示された制御領域部分に少なくとも部分的に基づいて、ブランクのリソース部分を判定する電子構成要素908を含みうる。説明するように、サービス提供アクセス・ポイントは、他のCoMPアクセス・ポイントについてよりも、自身についてより大きな制御領域を示しうる。この点に関し、電子構成要素908は、制御領域における相違から、ブランクのリソースを判定しうる。さらに、論理グループ902は、制御領域外の1または複数の信号部分から、または、別の制御領域外の1または複数の別の信号の別の部分からのデータを復号するための電子構成要素910を含む。さらに、システム900は、電子構成要素904、906、908、910に関連付けられた機能を実行するための命令群を保持するメモリ912を含みうる。メモリ912の外側にあるとして示されているが、電子構成要素904、906、908、910のうちの1または複数は、メモリ912内に存在しうることが理解されるべきである。
図10を参照して、1または複数のアクセス・ポイントのための制御領域パラメータを示すシステム1000が例示される。例えば、システム1000は、基地局、モバイル・デバイス、または、無線ネットワークにアクセスを提供する他のデバイス内に少なくとも部分的に存在しうる。システム1000は、プロセッサ、ソフトウェア、またはそれらの組み合わせ(例えば、ファームウェア)によって実現される機能を表す機能ブロックでありうる機能ブロックを含むものとして示されることが認識されるべきである。システム1000は、連携して動作しうる電子構成要素の論理グループ1002を含む。例えば、論理グループ1002は、複数のキャリアによってCoMP信号を通信することに関連する複数の制御領域フォーマットを受信するための電子構成要素1004を含みうる。説明するように、複数のキャリアはおのおの、アクセス・ポイントに関連しうる。さらに、説明するように、制御領域フォーマットは、制御領域サイズ、開始データ・シンボルのインデクス等を指定しうる。さらに、論理グループ1002は、複数の制御チャネル・フォーマットに関連する1または複数の制御領域パラメータを備える信号を生成するための電子構成要素1006を備えうる。さらに、論理グループ1002は、この信号を、制御チャネル・リソースで1または複数の無線デバイスへ送信するための電子構成要素1008を含みうる。
この点に関し、1または複数の無線デバイスは、システム1000および/または1または複数のCoMPアクセス・ポイントからその後受信された信号の制御領域を判定しうる。そして、この信号におけるデータを解釈するために、この制御領域判定を利用しうる。さらに、論理グループ1002は、制御フォーマット・インジケータ信号における1または複数の別の制御領域パラメータを示すための電子構成要素1010を含む。説明するように、例えば、電子構成要素1006によって生成された1または複数の制御領域パラメータが、複数のキャリアまたはCoMPアクセス・ポイントに関連しうる一方、別の制御領域パラメータは、システム1000(例えば、サービス提供アクセス・ポイント)に明らかに関連しうる。それに加えて、論理グループ1002は、複数の制御領域フォーマットから除外された1または複数の別の制御領域パラメータに関連するリソース部分に少なくとも部分的に基づいて、1または複数のブランクのリソースを判定するための電子構成要素を含む。したがって、システム1000の制御領域と、1または複数のCoMPアクセス・ポイントの制御領域との間に不均衡がある場合、結果として得られるブランクのリソースが識別され、例えば、特別な制御データを送信するために利用されうる。さらに、システム1000は、電子構成要素1004、1006、1008、1010、1012に関連付けられた機能を実行するための命令群を保持するメモリ1014を含みうる。メモリ1014の外側にあるとして示されているが、電子構成要素1004、1006、1008、1010、1012のうちの1または複数は、メモリ1014内に存在しうることが理解されるべきである。
図11は、本明細書に記載された機能のさまざまな態様を実現するために利用されうるシステム1100のブロック図である。1つの例において、システム1100は、基地局またはノードB1102を含みうる。例示するように、ノードB1102は、1または複数の受信(Rx)アンテナ1106によって1または複数のUE1104から信号(単数または複数)を受信し、1または複数の送信(Tx)アンテナ1108によって1または複数のUE(単数または複数)1104へ送信しうる。さらに、ノードB1102は、受信アンテナ(単数または複数)1106から情報を受け取る受信機1110を備えうる。一例において、受信機1110は、受信した情報を復調する復調器(Demod)1112と動作可能に関連付けられうる。その後、復調されたシンボルは、プロセッサ1114によって分析されうる。プロセッサ1114は、符号クラスタ、アクセス端末割当、これらに関連するルックアップ・テーブル、ユニークなスクランブリング・シーケンスに関連する情報、および/または、その他の適切なタイプの情報を格納しうるメモリ1116に接続されうる。1つの例において、ノードB1102は、方法600、700、800、および/または、その他の類似または適切な方法を実行するためにプロセッサ1114を適用しうる。ノードB1102はまた、送信機1120による送信アンテナ(単数または複数)1108を介した送信のための信号を多重化する変調器1118を含みうる。
図12は、本明細書に記載された機能のさまざまな態様を実現するために利用されうる別のシステム1200のブロック図である。一例において、システム1200は、モバイル端末1202を含んでいる。例示されるように、モバイル端末1202は、1または複数の基地局1204から信号を受信し、1または複数のアンテナ1208によって1または複数の基地局1204へと送信しうる。それに加えて、モバイル端末1202は、アンテナ(単数または複数)1208から情報を受信する受信機1210を備えうる。一例において、受信機1210は、受信した情報を復調する復調器(Demod)1212と動作可能に関連付けられうる。その後、復調されたシンボルは、プロセッサ1214によって分析されうる。プロセッサ1214は、モバイル端末1202に関連するプログラム・コードおよび/またはデータを格納しうるメモリ1216へ接続されうる。それに加えて、モバイル端末1202は、方法600、700、800、および/またはその他の類似および適切な技術を実行するプロセッサ1214を適用しうる。モバイル端末1202はまた、説明した機能を有効にするために、前述した図で説明された1または複数の構成要素を適用しうる。一例では、構成要素は、プロセッサ1214によって実現されうる。モバイル端末1202はまた、アンテナ1208を介した送信機1220による送信のために、信号を多重化する変調器1218を含みうる。
図13を参照して、無線多元接続通信システムの例示が、さまざまな態様にしたがって提供される。一例において、アクセス・ポイント1300(AP)は、複数のアンテナ・グループを含んでいる。図13に例示されるように、1つのアンテナ・グループは、アンテナ1304およびアンテナ1306を含むことができ、別のグループはアンテナ1308およびアンテナ1310を備えることができ、さらに別のグループはアンテナ1312およびアンテナ1314を含むことができる。図13ではおのおののアンテナ・グループについて2つのアンテナしか例示されていないが、おのおののグループについて、それよりも多いか、あるいはそれよりも少ないアンテナが適用されうることが認識されるべきである。別の例において、アクセス端末1316は、アンテナ1312、1314と通信しうる。ここで、アンテナ1312、1314は、順方向リンク1320によってアクセス端末1316へ情報を送信し、逆方向リンク1318によってアクセス端末1316から情報を受信しうる。それに加えて、および/または、その代わりに、アクセス端末1322は、アンテナ1306、1308と通信しうる。ここで、アンテナ1306、1308は、順方向リンク1326によってアクセス端末1322へ情報を送信し、逆方向リンク1324によってアクセス端末1322から情報を受信しうる。周波数分割デュプレクス・システムでは、通信リンク1318、1320、1324、1326は、通信のために、異なる周波数を利用しうる。例えば、順方向リンク1320は、逆方向リンク1318によって使用されるものとは異なる周波数を使用しうる。
通信するように指定された領域および/またはアンテナのおのおののグループは、アクセス・ポイントのセクタと称されうる。1つの態様によれば、アクセス・ポイント1300によってカバーされる領域のセクタ内のアクセス端末へ通信するために、複数のグループが設計されうる。順方向リンク1320および順方向リンク1326による通信では、アクセス・ポイント1300の送信アンテナは、別々のアクセス端末1316、1322のための順方向リンクの信号対雑音比を向上するために、ビームフォーミングを適用しうる。さらに、有効範囲領域にわたってランダムに散在するアクセス端末へ送信するためにビームフォーミングを用いるアクセス・ポイントは、全てのアクセス端末へ単一のアンテナによって送信するアクセス・ポイントよりも、近隣のセル内のアクセス端末に対して少ない干渉しかもたらさない。
例えばアクセス・ポイント1300のようなアクセス・ポイントは、端末と通信するために使用される固定局であり、基地局、ノードB、アクセス・ネットワーク、および/またはその他の適切な用語でも称されうる。さらに、例えばアクセス端末1316またはアクセス端末1322のようなアクセス端末はまた、モバイル端末、ユーザ機器、無線通信デバイス、端末、無線端末、および/または、その他の適切な専門用語で称されうる。
図14に示すように、本明細書に記載のさまざまな態様が機能しうる無線通信システム1400の例が提供される。一例において、システム1400は、送信機システム1410および受信機システム1450を含む複数入力複数出力(MIMO)システムである。しかしながら、送信機システム1410および/または受信機システム1450は、複数入力単数出力システムに適用することが可能であり、例えば、(例えば、基地局上の)複数の送信アンテナが、1または複数のシンボル・ストリームを、単一のアンテナ・デバイス(例えば、モバイル局)へ送信しうることが認識されるべきである。さらに、本明細書に記載された送信機システム1410および/または受信機システム1450の態様は、単一入力単一出力アンテナ・システムとの接続に利用されうることが認識されるべきである。
1つの態様によれば、多くのデータ・ストリームのトラフィック・データが、送信機システム1410において、データ・ソース1412から送信(TX)データ・プロセッサ1414へ提供される。一例において、その後、おのおののデータ・ストリームが、それぞれの送信アンテナ1424を介して送信されうる。それに加えて、TXデータ・プロセッサ1414は、符号化されたデータを提供するために、トラフィック・データをフォーマットし、このデータ・ストリームのために選択された特定の符合化スキームに基づいて符号化し、インタリーブする。一例において、おのおののデータ・ストリームの符号化されたデータは、OFDM技術を用いてパイロット・データと多重化されうる。パイロット・データは一例として、既知の方法で処理される既知のデータ・パターンである。さらに、チャネル応答を推定するために、パイロット・データが、受信機システム1450において使用されうる。送信機システム1410に戻り、おのおののデータ・ストリームについて多重化されたパイロットおよび符合化されたデータは、変調シンボルを提供するために、おのおののデータ・ストリームについて選択された特定の変調スキーム(例えば、BPSK、QPSK、M−PSK、またはM−QAM)に基づいて変調(例えば、シンボル・マップ)されうる。一例において、おのおののデータ・ストリームのデータ・レート、符号化、および変調は、プロセッサ1430によって実行される命令群によって決定されうる。
次に、すべてのデータ・ストリームの変調シンボルが、TX MIMOプロセッサ1420に提供されうる。これはさらに、(例えば、OFDM用の)変調シンボルを処理しうる。TX MIMOプロセッサ1420はその後、N個の変調シンボル・ストリームを、N個の送信機(TMTR)1422a乃至1422tへ提供する。一例において、おのおののトランシーバ1422は、1または複数のアナログ信号を提供するために、それぞれのシンボル・ストリームを受信して処理する。おのおのの送信機1422は、その後さらに、MIMOチャネルによる送信に適切な変調信号を提供するために、このアナログ信号を調整(例えば、増幅、フィルタ、およびアップコンバート)する。したがって、トランシーバ1422a乃至1422tからのN個の変調信号が、N個のアンテナ1424a乃至1424tのそれぞれから送信されうる。
別の態様によれば、受信機システム1450において、送信された変調信号がN個のアンテナ1452a乃至1452rによって受信されうる。その後、おのおののアンテナ1452からの受信信号が、それぞれのトランシーバ1454へ提供される。一例において、おのおののトランシーバ1454は、それぞれの受信信号を調整(例えば、フィルタ、増幅、およびダウンコンバート)し、この調整された信号をデジタル化してサンプルを提供し、さらにこのサンプルを処理して、対応する「受信された」シンボル・ストリームを提供する。その後、RX MIMO/データ・プロセッサ1460は、N個のトランシーバ1454からN個のシンボル・ストリームを受信し、受信されたこれらシンボル・ストリームを、特定の受信機処理技術に基づいて処理して、N個の「検出された」シンボル・ストリームを提供する。一例において、検出されたおのおののシンボル・ストリームは、対応するデータ・ストリームのために送信された変調シンボルの推定値であるシンボルを含みうる。RX MIMO/データ・プロセッサ1460はその後、検出されたおのおののデータ・ストリームを、復調、デインタリーブ、および復号することに少なくとも部分的に基づいて、おのおののデータ・ストリームを処理し、対応するデータ・ストリームのためのトラフィック・データが復元される。したがって、RX MIMO/データ・プロセッサ1460による処理は、送信機システム1410におけるTX MIMOプロセッサ1420およびTXデータ・プロセッサ1418によって実行されたものに対して相補的でありうる。RX MIMO/データ・プロセッサ1460は、さらに、処理されたシンボル・ストリームを、データ・シンク1464へ提供しうる。
1つの態様によれば、受信機における空間/時間処理の実行、電力レベルの調節、変調レートまたはスキームの変更、および/または、その他の適切な動作のために、RX MIMO/データ・プロセッサ1460によって生成されたチャネル応答推定値が使用されうる。それに加えて、RX MIMO/データ・プロセッサ1460はさらに、例えば、検出されたシンボル・ストリームの信号対雑音および干渉比(SNR)のようなチャネル特性を推定しうる。RX MIMO/データ・プロセッサ1460はその後、これら推定されたチャネル特性を、プロセッサ1470へ提供しうる。一例において、RX MIMO/データ・プロセッサ1460および/またはプロセッサ1470はさらに、このシステムのための「動作」SNRの推定値を導出しうる。プロセッサ1470はその後、通信リンクおよび/または受信したデータ・ストリームに関連する情報を備えうるチャネル状態情報(CSI)を提供しうる。この情報は、例えば、動作中のSNRを含みうる。CSIはその後、TXデータ・プロセッサ1418によって処理され、変調器1480によって変調され、トランシーバ1454a乃至1454rによって調整され、送信機システム1410へ送り戻される。それに加えて、受信機システム1450におけるデータ・ソース1416が、TXデータ・プロセッサ1418によって処理されるべき追加データを提供しうる。
送信機システム1410に戻り、受信機システム1450からの変調信号はその後、アンテナ1424によって受信され、トランシーバ1422によって調整され、復調器1440によって復調され、RXデータ・プロセッサ1442によって処理されて、受信機システム1450によってレポートされたCSIが復元される。一例において、レポートされたCSIはその後、プロセッサ1430へ提供され、1または複数のデータ・ストリームのために使用されるべき符号化および変調スキームのみならずデータ・レートを決定するために使用されうる。決定された符合化および変調スキームはその後、量子化および/または受信機システム1450へのその後の送信のために、トランシーバ1422へ提供されうる。それに加えて、および/または、その代わりに、レポートされたCSIは、TXデータ・プロセッサ1414およびTX MIMOプロセッサ1420のためのさまざまな制御を生成するために、プロセッサ1430によって使用されうる。別の例では、RXデータ・プロセッサ1442によって処理されたCSIおよび/またはその他の情報が、データ・シンク1444へ提供されうる。
一例において、送信機システム1410におけるプロセッサ1430および受信機システム1450におけるプロセッサ1470は、それぞれのシステムにおける動作を指示する。さらに、送信機システム1410におけるメモリ1432と、受信機システム1450におけるメモリ1472とが、プロセッサ1430、1470のそれぞれによって使用されるプログラム・コードとデータのためのストレージを提供する。さらに、受信機システム1450では、さまざまな処理技術が、N個の送信されたシンボル・ストリームを検出するために、N個の受信信号を処理するために使用されうる。これらの受信機処理技術は、空間的および空間/時間受信機処理技術を含みうる。これらは、等値化技術、および/または、「連続ヌルイング/等値化および干渉除去」受信機処理技術とも称される。「連続ヌルイング/等値化および干渉除去」受信機処理技術は、「連続干渉除去」または「連続除去」受信機処理技術とも称されうる。
本明細書に記載された態様は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、あるいはこれらの任意の組み合わせによって実現されうることが理解されるべきである。システムおよび/または方法が、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェアまたはマイクロコード、プログラム・コードまたはコード・セグメントで実現される場合、それらは、記憶構成要素のような機械読取可能媒体内に格納されうる。コード・セグメントは、手順、機能、サブプログラム、プログラム、ルーチン、サブルーチン、モジュール、ソフトウェア・パッケージ、クラス、または、命令、データ構造、あるいはプログラム文からなる任意の組み合わせを表すことができる。コード・セグメントは、情報、データ、引数、パラメータ、あるいは記憶内容の引渡および/または受信を行うことによって、他のコード・セグメントまたはハードウェア回路に接続されうる。情報、引数、パラメータ、データなどは、メモリ共有、メッセージ引渡し、トークン引渡、ネットワーク送信などを含む任意の適切な手段を用いて引渡、転送、あるいは送信されうる。
ソフトウェアで実現する場合、本明細書に記載のこれら技術は、本明細書に記載の機能を実行するモジュール(例えば、手続き、機能等)を用いて実現されうる。ソフトウェア・コードは、メモリ・ユニット内に格納され、プロセッサによって実行されうる。メモリ・ユニットは、プロセッサ内部またはプロセッサ外部に実装されうる。プロセッサ外部に実装される場合、メモリ・ユニットは、当該技術分野で周知のさまざまな手段によってプロセッサと通信可能に接続されうる。
上述したものは、1または複数の態様の一例を含んでいる。もちろん、上述した態様を説明する目的で、構成要素または方法の考えられる全ての組み合わせを記述することは可能ではないが、当業者であれば、さまざまな態様のさらに多くの組み合わせおよび置き換えが可能であることを認識することができる。したがって、記載された態様は、特許請求の範囲の精神および範囲内にあるそのような全ての変更、修正、および変形を含むことが意図される。さらにまた、用語「含む」が、詳細説明あるいは特許請求の範囲のうちの何れかで使用されている限り、その用語は、用語「備える」が、請求項における遷移語として適用される場合に解釈される用語「備える」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、詳細説明または特許請求の範囲の何れかで使用されている用語である「または」は、「限定しない、または」であると意味される。

Claims (50)

  1. 方法であって、
    調整されたマルチ・ポイント通信を備える複数のキャリアに関連する1または複数の制御領域パラメータを受信することと、
    前記1または複数の制御領域パラメータに少なくとも部分的に基づいて、前記複数のキャリアのうちの1つによって受信された1または複数の信号のデータ部分を判定することと、
    前記1または複数の制御領域パラメータに少なくとも部分的に基づいて、前記複数のキャリアのうちの別の1つによって受信された1または複数の別の信号の別のデータ部分を判定すること、
    を備える方法。
  2. 前記複数のキャリアのうちの1つによって、アクセス・ポイントから前記1または複数の信号を、前記複数のキャリアのうちの別の1つによって、別のアクセス・ポイントから前記1または複数の別の信号を受信すること、をさらに備える請求項1に記載の方法。
  3. 前記1または複数の制御領域パラメータを受信することは、割り当てられた制御チャネル・リソースによって、同じアクセス・ポイントから、前記複数のキャリアのおのおのの制御領域パラメータを受信することを含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記1または複数の制御領域パラメータを受信することは、フレーム内で始まるシンボルの番号、または、前記フレーム内でデータ通信が始まるシンボルのインデクスに関する制御領域サイズを受信することを含む、請求項3に記載の方法。
  5. 前記1または複数の制御領域パラメータを受信することは、前記複数のキャリアのうちの1つに関連する1または複数の制御領域パラメータのうちの1つを、制御フォーマット・インジケータ・チャネル・リソースによって、制御フォーマット・インジケータ信号で受信することを含む、請求項1に記載の方法。
  6. 前記1または複数の制御領域パラメータを受信することは、前記複数のキャリアのうちの別の1つに関連付けられた1または複数の制御領域パラメータのうちの別の1つを、割り当てられた制御チャネル・リソースによって、同じアクセス・ポイントから受信することを含む、請求項5に記載の方法。
  7. 前記1または複数の制御領域パラメータのうちの1つと、前記1または複数の制御領域パラメータのうちの別の1つとの相違に少なくとも部分的に基づいて、1または複数のブランクのリソースを判定することをさらに備える、請求項6に記載の方法。
  8. 前記1または複数のブランクのリソースの間に、1または複数の近隣アクセス・ポイントからの干渉を測定することをさらに備える、請求項7に記載の方法。
  9. 前記1または複数のブランクのリソースの間に、制御シグナリングを受信することをさらに備える、請求項7に記載の方法。
  10. 前記1または複数の別の信号の別のデータ部分を判定することは、前記1または複数の制御領域パラメータのうちの1つに少なくとも部分的に基づいて、前記1または複数の別の信号の別のデータ部分を判定することを含む、請求項5に記載の方法。
  11. 前記1または複数の制御領域パラメータを受信することは、設定、ハードコーディング、またはネットワーク仕様から、前記1または複数の制御領域パラメータを受信することを含む、請求項1に記載の方法。
  12. 前記1または複数の信号のデータ部分からのデータ、または、前記1または複数の別の信号の別のデータ部分からのデータを復号することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  13. データ通信のために確保されたたシンボルのサブセットに関連するインジケーションを、アクセス・ポイントから受信することをさらに備え、
    前記データを復号することは、前記シンボルのサブセットにしたがって、前記1または複数の信号のデータ部分からのデータ、または、前記1または複数の別の信号の別のデータ部分からのデータを復号することを含む、請求項12に記載の方法。
  14. 無線通信装置であって、
    調整されたマルチ・ポイント(CoMP)通信を備える複数のキャリアに関連する1または複数の制御領域パラメータを取得し、
    前記1または複数の制御領域パラメータに少なくとも部分的に基づいて、前記複数のキャリアのうちの1つによって受信された1または複数の信号のデータ部分を復号し、
    前記1または複数の制御領域パラメータに少なくとも部分的に基づいて、前記複数のキャリアのうちの別の1つによって受信された1または複数の別の信号の別のデータ部分を復号する、
    ように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに接続されたメモリと、
    を備える無線通信装置。
  15. 前記複数のキャリアは、CoMP通信を提供する複数のアクセス・ポイントに関連する、請求項14に記載の無線通信装置。
  16. 前記少なくとも1つのプロセッサは、アクセス・ポイントにおいて確立された制御チャネル・リソースによって前記1または複数の制御領域パラメータを取得する、請求項14に記載の無線通信装置。
  17. 前記1または複数の制御領域パラメータは、フレーム内の制御領域を備える最初のシンボルの番号、または、前記複数のキャリアのうちの1または複数のためのフレームとのデータ通信の開始に関連するシンボルのインデクスを含む、請求項14に記載の無線通信装置。
  18. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記1または複数の制御領域パラメータのうちの少なくとも1つを、制御フォーマット・インジケータ・チャネル・リソースによってアクセス・ポイントから受信した制御フォーマット・インジケータ信号から取得する、請求項14に記載の無線通信装置。
  19. 前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、前記1または複数の制御領域パラメータのうちの別の1つを、割り当てられた制御チャネル・リソースによって前記アクセス・ポイントから取得する、請求項18に記載の無線通信装置。
  20. 前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、前記1または複数の制御領域パラメータのうちの少なくとも1つが、前記1または複数の制御領域パラメータのうちの別の1つよりも大きな制御領域を示す場合に、ブランクのリソースを検出するように構成された、請求項19に記載の無線通信装置。
  21. 装置であって、
    調整されたマルチ・ポイント(CoMP)通信を備える複数のキャリアに関連する1または複数の制御領域パラメータを備える制御信号を受信する手段と、
    前記1または複数の制御領域パラメータに少なくとも部分的に基づいて、前記複数のキャリアのうちの1つによって受信された1または複数の信号に関連する制御領域と、前記複数のキャリアのうちの別の1つによって受信された1または複数の別の信号に関連する別の制御領域とを判定する手段と、
    を備える装置。
  22. 前記複数のキャリアはおのおの、前記CoMP通信におけるアクセス・ポイントに関連する、請求項21に記載の装置。
  23. 前記制御信号を受信する手段は、アクセス・ポイントによって割り当てられた制御チャネル・リソースによって前記制御信号を受信する、請求項21に記載の装置。
  24. 前記制御信号を受信する手段はさらに、前記アクセス・ポイントに関連する別の制御領域パラメータを備える別の制御信号を、制御フォーマット・インジケータ・チャネル・リソースで受信する、請求項23に記載の装置。
  25. コンピュータ・プログラム製品であって、
    少なくとも1つのコンピュータに対して、調整されたマルチ・ポイント(CoMP)通信を備える複数のキャリアに関連する1または複数の制御領域パラメータを取得させるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに対して、前記1または複数の制御領域パラメータに少なくとも部分的に基づいて、前記複数のキャリアのうちの1つによって受信された1または複数の信号のデータ部分を復号させるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに対して、前記1または複数の制御領域パラメータに少なくとも部分的に基づいて、前記複数のキャリアのうちの別の1つによって受信された1または複数の別の信号の別のデータ部分を復号させるためのコードと、
    を備えるコンピュータ読取可能な媒体、を備えるコンピュータ・プログラム製品。
  26. 前記複数のキャリアは、前記CoMP通信を提供する複数のアクセス・ポイントに関連する、請求項25に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  27. 前記少なくとも1つのコンピュータに対して取得させるためのコードは、アクセス・ポイントにおいて確立された制御チャネル・リソースによって前記1または複数の制御領域パラメータを取得する、請求項25に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  28. 前記1または複数の制御領域パラメータは、フレーム内の制御領域を備える最初のシンボルの番号、または、前記複数のキャリアのうちの1または複数のためのフレームとのデータ通信の開始に関連するシンボルのインデクスを含む、請求項25に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  29. 前記少なくとも1つのコンピュータに対して取得させるためのコードは、前記1または複数の制御領域パラメータのうちの少なくとも1つを、制御フォーマット・インジケータ・チャネル・リソースによってアクセス・ポイントから受信した制御フォーマット・インジケータ信号から取得する、請求項25に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  30. 前記少なくとも1つのコンピュータに対して取得させるためのコードはさらに、前記1または複数の制御領域パラメータのうちの別の1つを、割り当てられた制御チャネル・リソースによって前記アクセス・ポイントから取得する、請求項29に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  31. 装置であって、
    調整されたマルチ・ポイント(CoMP)通信で、複数のキャリアに関連する1または複数の制御領域パラメータを備える制御信号を取得する受信構成要素と、
    前記1または複数の制御領域パラメータに少なくとも部分的に基づいて、前記複数のキャリアのうちの1つによって受信された1または複数の信号に関連する制御領域と、前記複数のキャリアのうちの別の1つによって受信された1または複数の別の信号に関連する別の制御領域とを検出する制御領域判定構成要素と、
    を備える装置。
  32. 前記複数のキャリアはおのおの、前記CoMP通信におけるアクセス・ポイントに関連する、請求項31に記載の装置。
  33. 前記受信構成要素は、アクセス・ポイントによって割り当てられた制御チャネル・リソースによって前記制御信号を取得する、請求項31に記載の装置。
  34. 前記受信構成要素はさらに、前記アクセス・ポイントに関連する別の制御領域パラメータを備える別の制御信号を、制御フォーマット・インジケータ・チャネル・リソースで取得する、請求項33に記載の装置。
  35. 方法であって、
    複数のキャリアによって、調整されたマルチ・ポイント(CoMP)信号を通信することに関連する複数の制御領域フォーマットを受信することと、
    前記複数の制御領域フォーマットに関連する1または複数の制御領域パラメータを備える信号を生成することと、
    前記信号を、制御チャネル・リソースによって、1または複数の無線デバイスに送信することと、
    を備える方法。
  36. 前記複数の制御領域フォーマットを受信することは、前記複数の制御領域フォーマットを、前記複数のキャリアに関連するCoMP通信を実施する複数のアクセス・ポイントから受信することを含む、請求項35に記載の方法。
  37. 1または複数の別の制御領域パラメータを、制御フォーマット・インジケータ信号で示すことと、
    前記制御フォーマット・インジケータ信号を、制御フォーマット・インジケータ・チャネル・リソースで、前記1または複数の無線デバイスへ送信することと、
    をさらに備える、請求項35に記載の方法。
  38. 前記複数の制御領域フォーマットから除外された1または複数の別の制御領域パラメータに関連するリソース部分に少なくとも部分的に基づいて、1または複数のブランクのリソースを判定することをさらに備える、請求項37に記載の方法。
  39. 前記1または複数のブランクのリソースを用いて、前記1または複数の無線デバイスへ通信を送信することをさらに備える、請求項38に記載の方法。
  40. データ通信に関連するフレームにおけるシンボルのサブセットを判定することと、
    前記シンボルのサブセットを、前記1または複数の無線デバイスに示すことと、
    をさらに備える請求項35に記載の方法。
  41. 無線通信装置であって、
    複数のキャリアによって、調整されたマルチ・ポイント信号を通信することに関連する複数の制御領域フォーマットを取得し、
    前記複数の制御領域フォーマットに関連する1または複数の制御領域パラメータを備える信号を生成し、
    前記信号を、1または複数の無線デバイスに割り当てられた制御チャネル・リソースによって送信する、
    ように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに接続されたメモリと、
    を備える無線通信装置。
  42. 前記複数のキャリアはおのおの、複数のアクセス・ポイントのうちの1つに関連する、請求項41に記載の無線通信装置。
  43. 前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、前記無線通信装置の1または複数の別の制御領域パラメータに関連する別の信号を、制御フォーマット・インジケータ・チャネル・リソースで送信するように構成された、請求項41に記載の無線通信装置。
  44. 装置であって、
    複数のキャリアによって、調整されたマルチ・ポイント信号を通信することに関連する複数の制御領域フォーマットを受信する手段と、
    前記複数の制御領域フォーマットに関連する1または複数の制御領域パラメータを備える信号を生成する手段と、
    前記信号を、制御チャネル・リソースによって、1または複数の無線デバイスに送信する手段と、
    を備える装置。
  45. 前記複数のキャリアはおのおの、複数のアクセス・ポイントのうちの1つに関連する、請求項44に記載の装置。
  46. コンピュータ・プログラム製品であって、
    少なくとも1つのコンピュータに対して、複数のキャリアによって調整されたマルチ・ポイント信号を通信することに関連する複数の制御領域フォーマットを取得させるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに対して、前記複数の制御領域フォーマットに関連する1または複数の制御領域パラメータを備える信号を生成させるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに対して、1または複数の無線デバイスに割り当てられた制御チャネル・リソースによって前記信号を送信させるためのコードと、
    を備えるコンピュータ読取可能な媒体、を備えるコンピュータ・プログラム製品。
  47. 前記複数のキャリアはおのおの、複数のアクセス・ポイントのうちの1つに関連する、請求項46に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  48. 前記コンピュータ読取可能な媒体はさらに、前記少なくとも1つのコンピュータに対して、1または複数の別の制御領域パラメータに関連する別の信号を、制御フォーマット・インジケータ・チャネル・リソースで送信させるためのコードを備える、請求項46に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  49. 装置であって、
    複数のキャリアによって、調整されたマルチ・ポイント信号を通信することに関連する複数の制御領域フォーマットを取得する制御パラメータ受信構成要素と、
    前記複数の制御領域フォーマットに関連する1または複数の制御領域パラメータを備える信号を生成する制御チャネル・シグナリング構成要素と、
    前記信号を、制御チャネル・リソースによって、1または複数の無線デバイスへ通信する送信構成要素と、
    を備える装置。
  50. 前記複数のキャリアはおのおの、複数のアクセス・ポイントのうちの1つに関連する、請求項49に記載の装置。
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