JP2013501393A - クライアントクロック周波数をサーバクロック周波数と同期させる方法 - Google Patents
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Abstract
Description
− 第1の段階12で、入力パケットのフィルタリング(またはレンジング)が、周波数同期化のためのタイミングパケットを選択するために、実行される、そして、
− 第2の段階14で、選択されたタイミングパケットが、スレーブオシレータ周波数を強化するために使用される。
− 放射タイミングパケット周期は、同群内のタイミングパケットの伝送遅延が実質的に相関し、そして、
− 放射群周期は、異なる群のタイミングパケットの伝送遅延が実質的に無相関となることを特徴とする。
τ3=2×T=τ1+τ2
但し、τ2はある群の最後のタイミングパケットと連続する群の第1のタイミングパケットの間で測定される放射周期である。
− 放射タイミングパケット周期は、同群内のタイミングパケットの伝送遅延が実質的に相関し、そして、
− 放射群周期は、前の実施形態のうちのいずれかによって定義される方法にしたがって、異なる群からのタイミングパケットの伝送遅延が実質的に無相関となることを特徴とする。
− 同群内のタイミングパケットの伝送遅延は実質的に相関し、
− 異なる群のタイミングパケットの伝送遅延は実質的に無相関となることを特徴とする。
− タイミングパケット周期は、同群内のタイミングパケットの伝送遅延が実質的に相関し、そして、
− 群周期は、異なる群のタイミングパケットの伝送遅延が実質的に無相関となることを特徴とする。
− tSiスレーブローカル時間変換係数を使用してスレーブクロックによって測定されるメッセージ受信時間と、
− tMiマスタクロックによって測定されるメッセージ出発時間と、
− dMSiマスタからスレーブへのメッセージ伝送遅延と、
− offSiスレーブクロックおよびマスタクロックの間の時間オフセットと、
− erSiIETF文書RFC2330および3393で定義されるような、スレーブクロック周波数スキューおよび周波数ドリフトに起因する測定エラーと、
− T0タイミングパケットレートに関連するメッセージ伝送周期。
を備える群34を考えるとき、以下に証明されるように優れた精度を提供する。
tSi=tMi+dMSi+offSi+erSi。
tSi+1−tSi=(tMi+1−tMi)+(dMSi+1−dMSi)+(offSi+1−offSi)+(erSi+1−erSi)
そして、
tMi+1−tMi=T0
dMSi+1−dMSi=PDVi+1−PDVi
− それぞれの群34は、放射タイミングパケット周期τ1によって互いに区切られた一対のタイミングパケット34を備え、
− 2つの連続する群34は、連続する群の第1のタイミングパケット間で測定される放射群周期τ3によって区切られ、同群内のタイミングパケット30の伝送遅延が実質的に相関するのに対して、タイミングパケットのかかる放射周期τ1、および群のτ3は、異なる群のタイミングパケット30の伝送遅延が実質的に相関しない、またはより少ない相関性をもつ。
τ3=2×T=τ1+τ2
ここでτ2は、1つの群34の最後のタイミングパケットと連続する−次に来る−群34の第1のタイミングパケットの間で測定される放射周期である。
− 同群のタイミングパケットは、それぞれの遅延の差が実質的に存在しないように、同じPDV(パケット遅延変動)を受ける、
− 異なる群の間の時間間隔は、知られている時間間隔の2倍、即ちτ3=2×Tである。
Claims (11)
- クライアントクロックの周波数をサーバクロック周波数と同期させる方法であって、かかる同期化は通信ネットワークを介してクライアントへサーバによって送信されるタイミングパケット(30)を介して実行され、それはタイミングパケット(30)の群(34)のサーバによる伝送を備え、同群(34)の連続するタイミングパケット(30)間で測定される放射タイミングパケット周期(τ1)が連続する群(34)の第1のタイミングパケット(30)間で測定される放射群周期(τ3)よりも小さく、
− 放射タイミングパケット周期(τ1)は、同群(34)内のタイミングパケット(30)の伝送遅延が実質的に相関し、そして
− 放射群周期(τ3)は、異なる群(34)からのタイミングパケット(30)の伝送遅延が実質的に無相関であることを特徴とする、
方法。 - クライアントが、分散基準周波数(1/τest)を推定するために、一群(34)内の連続するタイミングパケット(30)間で測定されるタイミングパケット到着間時間の平均(<τ1>)を使用する、請求項1に記載の方法。
- 各群(34)が一対のタイミングパケット(30)を備える、請求項1から3のいずれかに記載の方法。
- Tの周期をもつタイミングパケットの周期的伝送と同等の所与のタイミングパケット帯域幅を実現するために、放射タイミングパケット周期τ1および放射群パケット周期τ3が
τ3=2×T=τ1+τ2
であり、
ここで、τ2は第1の群(34)の最後のタイミングパケット(30)および連続する群(34)の第1のタイミングパケット(30)の間で測定される放射周期である、請求項4に記載の方法。 - 関数が、サーバおよびクライアントの間のタイミングパケットの伝送で監視されるキューイング効果にしたがって放射タイミングパケット周期(τ1)および/または放射群周期(τ3)を決定するために使用される、請求項1から5のいずれかに記載の方法。
- キューイング効果が偏差ラグ関数(DLF)にしたがって監視される、請求項6に記載の方法。
- 放射群周期(τ3)が群の連続するセットの間で測定される放射セット周期よりも小さくなるように、タイミングパケットの群(34)がセット(36)によって送信される、請求項1から7のいずれかに記載の方法。
- 通信ネットワークを介して送信されるタイミングパケット(30)を介してクライアントクロックに周波数で同期させられることを目的とするクロックを備えるサーバであって、それはタイミングパケット(30)の群(34)を送信する手段を備え、同群(34)の連続するタイミングパケット(30)間で測定される放射タイミングパケット周期(τ1)が連続する群(34)の第1のタイミングパケット(30)間で測定される放射群周期(τ3)よりも小さく、
− 放射タイミングパケット周期(τ1)は、同群(34)内のタイミングパケット(30)の伝送遅延が実質的に相関し、
− 放射群周期(τ3)は、異なる群(34)からのタイミングパケット(30)の伝送遅延が、請求項1から8のいずれかによって定義される方法にしたがって、実質的に無相関であることを特徴とする、
サーバ。 - 通信ネットワークを介してサーバクロックによって送信されるタイミングパケット(30)を介して周波数同期させられることになるクロックを備えるクライアント端末であって、それは同期化のためのタイミングパケット(30)の群(34)をフィルタリングするおよび使用する手段を備え、同群(34)内の連続するタイミングパケット(30)間で測定されるタイミングパケット到着間周期が連続する群の第1のタイミングパケット間で測定される群到着間周期よりも小さく、そうして、
− 同群(34)内のタイミングパケット(30)の伝送遅延が実質的に相関する、そして、
− 異なる群(34)からのタイミングパケット(30)の伝送遅延が、請求項1から8のいずれかによって定義される方法にしたがって、実質的に無相関であることを特徴とする、
クライアント端末。 - 通信ネットワークを介してクライアントへサーバによって送信されるタイミングパケット(30)のシーケンス(32)であって、それがタイミングパケット(30)の群(34)を有し、同群(34)内の連続するタイミングパケット(30)間で測定されるタイミングパケット周期(τ1)が、タイミングパケット(30)の連続する群の間で測定される群周期(τ3)よりも小さく、
− タイミングパケット周期(τ1)は、同群(34)内のタイミングパケット(30)の伝送遅延が実質的に相関し、
− 群周期(τ3)は、異なる群(34)からのタイミングパケット(30)の伝送遅延が、請求項1から8のいずれかによって定義される方法にしたがって、実質的に無相関であることを特徴とする、
シーケンス。
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