JP2013500808A5 - - Google Patents

Description

好ましくは、上記羽根若しくは各羽根は、上記閉じ位置に付勢されており、上記吸入器は、その付勢力に打ち勝つ、羽根を横切る差圧を生じる第２の流動経路を有している。

この場合、好ましくは、上記ノズルは、上記流動経路の下流側端部内に適合する、その上流側端部において、外側に突出する管状フランジを有する。

Claims (13)

1. 吸入器であって、
   吸入可能な組成物のリザーバと、
   一端部におけるアウトレットであって、上記吸入可能な組成物が解放される、アウトレットと、
   計量されない、呼吸で起動せしめられるバルブであって、上記リザーバと上記一端部との間にあるバルブと、を備え、
   上記呼吸で起動せしめられるバルブは、リザーバからアウトレットの端部に延在する流動経路と、締め付け部材と、を有し、
   流動経路の少なくとも一部分は、変形可能なチューブであり、
   締め付け部材は、吸引力が装置に適用されないときには、変形可能なチューブを締め付けて該チューブを閉じ、そして、締め付け部材は、吸引が上記アウトレットに適用されるときには、チューブを解放して上記流動経路を開き、リザーバからアウトレットへの連続的な流動を提供するようになっている、吸入器。
2. 上記吸入器は、大略シガレット形状の本体を有する疑似シガレット装置である、請求項１記載の吸入器。
3. 上記吸入可能な組成物は、ニコチン、ニコチン誘導体、又は、その塩を含む、請求項２記載の吸入器。
4. 上記締め付け部材は、上記チューブの開度が上記吸引の強さに比例するように、構成されている、請求項１又は２記載の吸入器。
5. 上記締め付け部材は、吸引が上記アウトレットに適用されたときに生じる差圧によって移動せしめられる機械的部材である、請求項１〜４のいずれかに記載の吸入器。
6. 上記締め付け部材は、一端部で軸を中心として回動自在に設けられると共に、上記吸入器内に長手方向に延在する、細長の羽根であり、
   該羽根は、上記チューブが閉じられる第１の位置と、それがチューブを解放して上記流動経路を提供する第２の位置と、の間で回動自在である、請求項５記載の吸入器。
7. 上記吸入器の固定部分に対して、上記変形可能なチューブを締め付ける、単一の羽根が存在する、請求項６記載の吸入器。
8. 上記羽根は、上記閉じ位置に付勢されており、
   上記吸入器は、その付勢力に打ち勝つ、羽根を横切る差圧を生じる第２の流動経路を有している、請求項６又は７記載の吸入器。
9. 上記羽根は、柔軟な薄膜によって支持されており、
   該薄膜は、羽根を収容し、上記アウトレットに対して開いているものの、それ以外は密閉されている、チャンバをなしており、
   羽根に対して反対側の上記薄膜の表面は、大気圧に対して開放されている、請求項６〜８のいずれかに記載の吸入器。
10. 上記変形可能なチューブは、アウトレットオリフィスが一体的に設けられたノズルであって、上記流動経路の最も狭い部分になっているノズルである、請求項１〜９のいずれかに記載の吸入器。
11. 上記ノズルは、上記流動経路の下流側端部内に適合する、その上流側端部において、外側に突出する管状フランジを有している、請求項１０記載の吸入器。
12. 上記流動経路は、実質的に直線状である、請求項１〜１１のいずれかに記載の吸入器。
13. 上記チューブは、単一箇所で締め付けられるようになっている、請求項１〜１２のいずれかに記載の吸入器。