JP2013258126A - タッチパネルスイッチ - Google Patents

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Abstract

【課題】タッチ検出の精度を高めることを可能としたタッチパネルスイッチを提供する。
【解決手段】パネル基材2には、平坦な平面部2aと、その平面部2aの表面から上方へ向けて所要の高さだけ隆起したリブ状の隆起部2bとを有する操作面が形成されている。パネル基材2の両面のそれぞれには、メイン電極3とサブ電極4とが形成されている。メイン電極3は、検出回路側の電極として構成されており、パネル基材2の裏面に所要の導電パターンで形成されている。サブ電極4は、保護基材5に導電体を形成した電極フィルム6として構成されており、パネル基材2の平面部2a及び隆起部2bを含む操作面の下部に沿って接合一体化されている。電極フィルム6には、パネル基材2の隆起部2bに対応して、凹部6a及び凸部6bからなる凹凸部が湾曲して形成されている。凸部6bは操作突起として構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、タッチパネルスイッチに係わり、特に、三次元形状の外観を有する静電容量型のタッチパネルスイッチに関する。
静電容量型のタッチパネルスイッチは、例えば車載用や携帯機用などの各種の電気機器に多用されている。この種の従来のタッチパネルスイッチの一例としては、例えば特許文献1に記載されたパネルスイッチが提案されている。
上記特許文献1記載の従来のパネルスイッチは、銀ペースト印刷によりPETフィルムにスイッチ電極とGND電極とを形成した電極シートを、ガラス板又はアクリル板からなるパネルの裏面に接着剤により貼り付けた積層構造からなる。
特開2007−207531号公報
この種のパネルスイッチの静電容量は、パネル裏面に配置された電極と、パネル表面をタッチ操作する操作者の指先との間に形成される。上記特許文献1記載の従来のパネルスイッチにおいては、仮にパネル表面が操作者の指先に対する密着を妨げるような凸部を有する三次元形状に形成されると、その凸部に対して操作者の指先を充分に密着させることは困難となる。その結果、パネル表面の凸部にタッチ操作した操作者の指先と電極との間に形成される静電容量は小さくなり、タッチ検出を精度よく行うことが困難になる。
また、パネル表面の操作面が平坦な平面部により形成されていても、パネル表面の操作面とパネル裏面の電極との間の距離が大きくなると、その操作面にタッチ操作した操作者の指先とパネル裏面の電極との間に形成される静電容量は小さくなり、タッチ検出を精度よく行うことが困難になる。
従って、本発明の目的は、タッチ検出の精度を高めることを可能としたタッチパネルスイッチを提供することにある。
[1]本発明は、表面に操作面を有するパネル基材と、前記パネル基材の裏面に配置された第1の電極と、前記操作面に沿って形成された第2の電極と、を備えたことを特徴とするタッチパネルスイッチにある。
[2]上記[1]記載の前記第2の電極の電極面積は、前記第1の電極の電極面積よりも小さく、かつ、前記操作面に接触した被検出物体の接触面積よりも大きく設定されたことを特徴とする。
[3]上記[1]又は[2]記載の前記第2の電極は、前記操作面の上部又は下部に沿って形成されたことを特徴とする。
[4]上記[1]〜[3]のいずれかに記載の前記操作面に接触した被検出物体と前記第2の電極との間の距離は、前記第1の電極と前記第2の電極との間の距離よりも小さく設定されたことを特徴とする。
[5]上記[1]〜[4]のいずれかに記載の前記操作面は、隆起部を有することを特徴とする。
本発明によれば、操作面の外観形状に影響されることなく、静電感度の測定精度を高めることができる。
本発明の好適な第1の実施の形態に係るタッチパネルスイッチを説明するための図であり、(a)は断面模式図、(b)は平面図である。 タッチパネルスイッチに操作者の指先が触れた場合の静電容量のメカニズムを説明するための断面模式図であり、(a)は第1の実施の形態に係るタッチパネルスイッチの一例を示す図であり、(b)は比較例に係るタッチパネルスイッチの一例を示す図である。 第2の実施の形態に係るタッチパネルスイッチを説明するための断面模式図である。 第3の実施の形態に係るタッチパネルスイッチを説明するための断面模式図である。 第4の実施の形態に係るタッチパネルスイッチを説明するための断面模式図である。 第5の実施の形態に係るタッチパネルスイッチを説明するための断面模式図である。
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面に基づいて具体的に説明する。なお、この実施の形態に係る図においては、本発明の特徴を理解しやすくするため、タッチパネルスイッチを構成する部分の比率は実際のものとは異なり、誇張して示している。
[第1の実施の形態]
(タッチパッドの全体構成)
図1(a)及び(b)において、全体を示す符号1は、この第1の実施の形態に係る典型的なタッチパネルスイッチの一例を示している。このタッチパネルスイッチ1は、例えば操作者の手指などの被検出物体が操作面をタッチ操作した際の静電容量の変化を電圧の変化として検出するタッチパッド(タッチパネル)として用いられる。
このタッチパネルスイッチ1は、図1(a)及び(b)に示すように、誘電体であるパネル基材2を備えている。このパネル基材2には、平坦な平面部2aと、その平面部2aの表面から上方へ向けて所要の高さだけ隆起したリブ状の隆起部2bとを有する操作面が形成されている。この隆起部2bとしては、特に規定するものではなく、例えば凸状、段差状や半球状などの外観形状に形成されていても構わない。
このパネル基材2の両面のそれぞれには、図1(a)及び(b)に示すように、第1の電極であるメイン電極3と、第2の電極であるサブ電極4とが形成されている。このメイン電極3は、検出回路側の電極として構成されており、パネル基材2の裏面に所要の導電パターンで形成されている。一方のサブ電極4は、保護基材5に導電体を形成した電極フィルム6として構成されており、パネル基材2の平面部2a及び隆起部2bを含む操作面の下部に沿って接合一体化されている。
この電極フィルム6には、図1(a)及び(b)に示すように、パネル基材2の隆起部2bに対応して、凹部6a及び凸部6bからなる凹凸部が湾曲して形成されている。この凸部6bは操作突起として構成されている。
このパネル基材2及び保護基材5としては、同じ材料により形成されていてもよく、例えばポリエステル系樹脂あるいはポリカーボネート系樹脂などのフィルム状、シート状又は板状の一般的な素材が用いられる。
このメイン電極3及びサブ電極4にあっても、同じ材料により形成されていてもよく、例えば金、銀、銅、アルミニウム等の金属、又は透明なITO(酸化インジウム)等の導電性金属酸化物などの一般的な導電性材料が用いられており、金属めっきや導電性ペーストなどによる導電膜を所要の形状に塗布又は印刷することで導電パターンが形成される。蒸着やスパッタ等により導電パターンを形成することも可能である。
この電極フィルム6をインサート品として、凹部6aを含む金型の成形空間内にパネル基材2となる溶融樹脂を射出成形することで、パネル基材2と電極フィルム6とを積層一体化することができる。これにより、電極フィルム6にパネル基材2が一体成形されたタッチパネルスイッチ1が製作される。
(電極部の構造)
図2(b)を参照すると、同図には、比較例に係るタッチパネルスイッチ20の静電容量のメカニズムが例示されている。
比較例によるタッチパネルスイッチ20の静電容量Cは、図2(b)に示すように、メイン電極3と、パネル基材2の操作面をタッチ操作する操作者の指先30との間に形成されており、パネル基材2と操作者の指先30とが形成する接触面積と、パネル基材2の厚みと、誘電率とにより決まるという特性を有する。
ここで、空気層の誘電率をεとし、パネル基材2の比誘電率をεとし、パネル基材2の隆起部2bに接触する操作者の指先30の接触面積をSとし、メイン電極3と操作者の指先30との間の距離をDとしたとき、メイン電極3と操作者の指先30との間にエアギャップが存在しないとすれば、平板コンデンサモデルで計算すると、操作者の指先30により生じる静電容量Cは、C=(ε×S)/Dの関係式で表せる。
この特性から、図2(b)に示す比較例によるタッチパネルスイッチ20においては、メイン電極3と操作者の指先30との間に形成される静電容量CT1は、操作者の指先30の接触面積Sに比例して小さくなるといえる。
よって、パネル基材2の操作面が隆起部2bを有する三次元形状に形成されることで、その隆起部2bに対して操作者の指先30の密着を妨げる場合は、静電容量CT1が指先30でタッチされた接触面積Sに比例して小さくなる。その結果、接触面積が小さい隆起部2bのタッチ検出が困難となる。
一方、静電容量の上記特性から、メイン電極3と操作者の指先30との間に形成される静電容量Cは、メイン電極3と操作者の指先30との間の距離Dが大きくなればなるほど小さくなるといえる。
従って、この第1の実施の形態に係るタッチパネルスイッチ1は、パネル基材2の平面部2a及び隆起部2bをタッチ操作する操作者の指先30により生じる静電容量を増加させる電極構造に最も主要な構成を有している。なお、以下にパネル基材2の隆起部2bにおける電極構造を中心として説明するが、これに限定されるものではなく、パネル基材2の平面部2aにおける電極構造についても同様の作用効果が得られることは勿論である。
この第1の実施の形態によれば、パネル基材2の表面に沿って配置された電極フィルム6のサブ電極4は、図2(a)に示すように、保護基材5の操作面とは反対側の裏面に形成されており、保護基材5の裏面とパネル基材2との間に配置されている。このサブ電極4は、パネル基材2の検出回路側におけるメイン電極3、あるいは検出回路からの配線を排除しており、他の導体部分とは導通しない導電体からなる電極として構成されている。
このパネル基材2の操作面に接触した操作者の指先30とサブ電極4との間の距離は、メイン電極3とサブ電極4との間の距離よりも小さく設定されていることが肝要である。この電極フィルム6の凸部6bをタッチ操作する操作者の指先30とサブ電極4との間に形成される静電容量Cは、メイン電極3とサブ電極4との間に形成される静電容量CELよりも大きく設定されており、電極フィルム6の凸部6bの突出高さHは、パネル基材2の厚さWよりも小さく設定されている。
このサブ電極4の電極面積は、図2(a)に示すように、メイン電極3の有効面積を十分に確保するためにメイン電極3の電極面積と等しく設定されており、パネル基材2の操作面に接触した操作者の指先30の接触面積よりも大きく設定されている。
代表的な実施例に係るタッチパネルスイッチ1と、比較例に係るタッチパネルスイッチ20とにおける静電容量の変化を下記の表1に示す。
実施例及び比較例におけるそれぞれのタッチパネルスイッチ1,20は、図2(a)及び(b)に示すように、パネル基材2の比誘電率εと、メイン電極3の電極面積Sと、パネル基材2の隆起部2bに接触する操作者の指先30の接触面積Sと、パネル基材2の隆起部2bの突出高さHと、パネル基材2の厚さWと、電極フィルム6の厚さWとを同一の寸法としている。
ここでは、メイン電極3の電極面積S=84.5mmとし、指先30の接触面積S=20mmとし、隆起部2bの突出高さH=0.5mmとし、パネル基材2の厚さW=3mmとし、電極フィルム6の保護基材5の厚さW=0.2mmとしている。なお、図2(a)及び(b)に示す寸法H、W及びWは、タッチパネルスイッチ1の測定箇所を説明するためのものであり、上記数値の通りの寸法関係に描いていない。
Figure 2013258126
上記表1から明らかなように、実施例に係るタッチパネルスイッチ1は、比較例に係るタッチパネルスイッチ20の静電容量CT1と比較して、メイン電極3とサブ電極4との間に形成される静電容量CELと、電極フィルム6の凸部6bをタッチ操作する操作者の指先30及びサブ電極4の間に形成される静電容量Cとの合成静電容量CT2を増加させることができるということが分かる。このパネル基材2の操作面が平面部2aだけで形成されている場合、あるいは平面部2a及び隆起部2b以外の曲面形状や凹凸形状等に形成されている場合でも、静電容量の変化を検出することが可能となる。
(第1の実施の形態の効果)
以上のように構成されたタッチパネルスイッチ1を採用することで、上記効果に加えて以下の様々な効果が得られる。
(1)パネル基材2の表面側に他の導体部分とは導通しないサブ電極4を追加することで、電極フィルム6の凸部6b及び凸部6b以外の部分の静電容量を増大させることが可能となり、タッチパネルスイッチ1の感度のばらつきを抑えることができる。
(2)パネル基材2の平面部2a及び隆起部2bに配置されたサブ電極4には、パネル基材2の検出回路側におけるメイン電極3や検出回路から配線する必要がないので、構造上の制約を少なくすることができる。
(3)三次元形状を有する操作面においても、静電容量の変化を正常に検出することができるので、タッチ入力装置の感度を確保することができる。
(4)サブ電極4により静電容量を高めることが可能であり、通常では検出不能な接触面積や対向距離のタッチ入力を検出することができる。
[第2の実施の形態]
図3を参照すると、同図には、第2の実施の形態に係るタッチパネルスイッチの一構成例が示されている。上記第1の実施の形態では、パネル基材2の表面に電極フィルム6を形成した構成であったものを、この第2の実施の形態にあっては、電極フィルム6の保護基材5を排除して、サブ電極4だけがパネル基材2の操作面の上部に沿って形成された点で上記第1の実施の形態とは異なっている。
このパネル基材2の表面に形成された電極構造以外における他の構成は、上記第1の実施の形態の場合と同様の構成となっている。従って、上記第1の実施の形態と実質的に同じ部材には同一の部材名と符号を付しており、これらの部材に関する詳細な説明は省略する。
図3において、パネル基材2の平面部2a及び隆起部2bの表面には、金属めっきや導電性ペーストなどによる電極膜を塗布又は印刷することでサブ電極4が形成されている。このサブ電極4は、例えば銅等の金属あるいは透明なITO等の導電性金属酸化物などの一般的な導電性材料を用い、例えば金属めっき、蒸着やスパッタ等により形成することも可能である。
(第2の実施の形態の効果)
上記のように構成された第2の実施の形態にあっても、上記第1の実施の形態の効果と同様の効果が得られる。
[第3の実施の形態]
図4を参照すると、同図には、第3の実施の形態に係るタッチパネルスイッチの一構成例が示されている。この第3の実施の形態にあっては、メイン電極3をフレキシブル配線基板7に形成した構成以外における他の構成は、上記第1の実施の形態の場合と同様の構成となっている。従って、同図において、上記第1の実施の形態と実質的に同じ部材に関する詳細な説明は省略する。
図4において、符号7は、メイン電極3が形成されたフレキシブル配線基板(以下、「FPC」という。)を示している。このFPC7は、電極フィルム6の保護基材5と同じ材料により形成されていてもよく、例えばポリエステル系樹脂あるいはポリカーボネート系樹脂などのフィルム状、シート状又は板状の一般的な素材が用いられる。メイン電極3は、上記第2の実施の形態と同様に一般的な導電性材料を用いる。
このメイン電極3は、FPC7に所要の導電パターンで導電性材料を印刷することで電極フィルムとして構成されており、パネル基材2の裏面に両面テープ、粘着層又は接着層などの図示しない接合剤層を介して積層一体化されている。このFPC7には、タッチパネルスイッチ1を動作させるための図示しない駆動部及び制御部などを構成する部品が搭載される。
(第3の実施の形態の効果)
以上のように構成されたタッチパネルスイッチ1を採用することで、上記第1の実施の形態と同様の効果に加えて、FPC7にタッチパネルスイッチ1を動作させる構成部品を形成することが可能となる。
[第4の実施の形態]
図5を参照すると、同図には第4の実施の形態に係るタッチパネルスイッチの一構成例が示されている。上記第3の実施の形態では、FPC7にメイン電極3を形成した構成であったものを、この第4の実施の形態にあっては、リジッド板からなる硬質配線基板8にメイン電極3を形成した点で異なっている。従って、同図において、上記第3の実施の形態と実質的に同じ部材に関する詳細な説明は省略する。
図5において、符号8は、リジッド板からなる硬質配線基板(以下、「HPC」という。)を示している。このHPC8には、固定孔8aが貫通して形成されている。パネル基材2の側壁には、HPC8を固定支持するための固定爪部2cが形成されている。この固定爪部2cを固定孔8a内に嵌め込み固定することで、パネル基材2とHPC8とが密に一体化されている。このHPC8に対する固定手段としては、固定爪部2cに代えて、例えばネジなどの他の固定具を使用することができる。
このHPC8には、金属めっきや導電性ペーストなどによる電極膜を所定の形状に塗布又は印刷することでメイン電極3が形成されている。このメイン電極3は、例えば銅等の金属あるいは透明なITO等の導電性金属酸化物などの一般的な導電性材料を用い、例えば蒸着やスパッタ等により導電パターンを形成してもよい。HPC8の材質としては、例えばエポキシ系樹脂などが用いられる。
(第4の実施の形態の効果)
以上のように構成されたタッチパネルスイッチ1を採用することで、上記第1の実施の形態と同様の効果に加えて、このHPC8には、タッチパネルスイッチ1を動作させるための図示しない駆動部及び制御部などを構成する部品を搭載することが可能となる。
[第5の実施の形態]
図6を参照すると、同図には第5の実施の形態に係るタッチパネルスイッチの一構成例が示されている。なお、同図において、上記第1〜4の各実施の形態と実質的に同じ部材に関する詳細な説明は省略する。
上記第1〜4の各実施の形態では、サブ電極4の電極面積をメイン電極3の電極面積と等しく、かつ、操作者の指先30の接触面積よりも大きく設定した構成であったものを、この第5の実施の形態にあっては、サブ電極4の電極面積がメイン電極3よりも小さい電極面積に設定された点で異なっている。図示例では、サブ電極4に対する接触面積が小さい被検出物体の一例として、操作者の爪先を例示している。
パネル基材2の両面のそれぞれには、図6に示すように、メイン電極3とサブ電極4とが形成されている。このサブ電極4は、メイン電極3よりも小さい電極面積に形成することで、パネル基材2の平面部2aに沿って接合一体化されている。このサブ電極4の電極面積をメイン電極3の電極面積よりも小さく設定するとともに、被検出物体の接触面積よりも大きく設定することで、メイン電極3の有効面積が増大されている。
(第5の実施の形態の効果)
以上のように構成されたタッチパネルスイッチ1を採用することで、上記効果に加えて、サブ電極4の電極面積がメイン電極3よりも小さい電極面積であっても、メイン電極3の電極面積を有効に使用するとともに、被検出物体のサイズにかかわらず、操作者の指先がわずかでも触れていれば、タッチ容量を検出することが可能となる。なお、パネル基材2の隆起部2bに対応するサブ電極4にも適用することができることは勿論である。
[変形例]
上記各実施の形態にあっては、例えば次に示すような変形例も可能である。
(1)パネル基材2の形状や大きさ等については、使用目的、使用箇所や使用用途等に応じて適宜設定することができることは勿論であり、例えば平面、曲面と平面との組み合わせや平面同士の組み合わせなどの各種の外形形状に形成された部材であってもよい。
(2)パネル基材2の隆起部2bの形状、大きさ、配置位置や設置個数等にあっても、使用目的、使用箇所や使用用途等に応じて適宜設定することができることは勿論である。
(3)車両の三次元形状を有するインストルメントパネル、ステアリングホイールや運転席と助手席の間のセンターコンソールなどの各種の内装品に装着することができる。
(4)タッチパネルスイッチ1は、車載機器を遠隔操作するための入力装置、携帯電話機やカメラなどの各種の携帯情報端末装置の入力デバイスとして効果的に用いることができることは勿論である。
以上の説明からも明らかなように、本発明のタッチパネルスイッチ1を上記各実施の形態、変形例、及び図示例に基づいて説明したが、本発明は上記各実施の形態、変形例、及び図示例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である。
本発明にあっては更に、上記各実施の形態、変形例、及び図示例の中で説明した特徴の組合せの全てが本発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。
1,20…タッチパネルスイッチ、2…パネル基材、2a…平面部、2b…隆起部、2c…固定爪部、3…メイン電極、4…サブ電極、5…保護基材、6…電極フィルム、6a…凹部、6b…凸部、7…フレキシブル配線基板、8…硬質配線基板、8a…固定孔、30…操作者の指先

Claims (5)

  1. 表面に操作面を有するパネル基材と、
    前記パネル基材の裏面に配置された第1の電極と、
    前記操作面に沿って形成された第2の電極と、
    を備えたことを特徴とするタッチパネルスイッチ。
  2. 前記第2の電極の電極面積は、前記第1の電極の電極面積よりも小さく、かつ、前記操作面に接触した被検出物体の接触面積よりも大きく設定されたことを特徴とする請求項1記載のタッチパネルスイッチ。
  3. 前記第2の電極は、前記操作面の上部又は下部に沿って形成されたことを特徴とする請求項1又は2記載のタッチパネルスイッチ。
  4. 前記操作面に接触した被検出物体と前記第2の電極との間の距離は、前記第1の電極と前記第2の電極との間の距離よりも小さく設定されたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のタッチパネルスイッチ。
  5. 前記操作面は、隆起部を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のタッチパネルスイッチ。
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