JP2013257376A - 定着装置および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】弾性変形可能なローラ部材を用いた定着装置において、簡易な構成により良好な定着性能を得る。
【解決手段】トナー像を加熱、溶融する定着部材と、該定着部材の外周面と当接し、定着部材との間にニップ部を形成する加圧部材と、を備えた定着装置20において、定着部材は、弾性変形が可能である芯金部21aを有する定着ローラ21であり、加圧部材は、定着ローラ21の芯金部21aよりも高い剛性を有する加圧ローラ31であり、加圧ローラ31の軸心から、該加圧ローラ31の軸心から最も離れた定着ローラ21の芯金部21aまでの距離を固定する。
【選択図】図2

Description

本発明は、定着装置および画像形成装置に関する。さらに詳述すると、複写機、ファクシミリ、プリンタ等の電子写真方式の画像形成装置に装着される定着装置に関する。
従来から、複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置として、電子写真方式を利用した画像形成装置が種々考案されており公知技術となっている。その画像形成プロセスは、像担持体である感光ドラムの表面に静電潜像を形成し、感光ドラム上の静電潜像を現像剤であるトナー等によって現像して可視像化し、現像された画像を転写装置により記録紙(用紙、記録媒体、記録材ともいう)に転写して画像を担持させ、圧力や熱等を用いる定着装置によって記録紙上のトナー画像を定着する過程により成立している。
この定着装置では、対向するローラもしくはベルトもしくはそれらの組み合わせにより構成された定着部材及び加圧部材が当接してニップ部を形成するように配置されており、該ニップ部に記録紙を挟みこみ、熱および圧力を加え、トナー像を熱で溶融すると同時に両部材間の圧力によって記録紙上に定着することを行っている。
例えば、定着ローラと加圧ローラとを圧接させてニップ部を形成した定着装置が知られており、このような定着装置では、ローラ部材の熱容量を小さくして装置の立ち上げ時間(ウォームアップタイム)を短縮化するために、定着ローラや加圧ローラとして、芯金上に薄肉の弾性層が形成された中空構造のローラ部材が多く用いられている。また、定着ローラとしては、芯金および弾性層の表層に離型層が形成されたものが広く用いられている。
このような定着装置では、(1)立ち上げ時間の短縮化、(2)良好な定着性、(3)高寿命化を満たすことが望ましいが、これらをすべて満足することは難しい。なお、立ち上げ時間(ウォームアップタイムともいう)とは、定着ローラの表面温度が定着工程に必要な温度に達するまでの時間をいう。また、良好な定着性を満たすためには、ニップ部における搬送方向のニップ幅(ニップ量)と、軸方向(搬送方向に直交する方向)のニップ幅の均一性と、が充分に確保されることで達成される。また、高寿命化は、芯金と弾性層との接着剥がれや、芯金や弾性層の大きな変形がないことで達成されるものである。
これらの課題を解決するために、例えば、特許文献1には、定着ローラ部材を薄肉の円筒状弾性体とすると共に、圧着ローラの押圧力を、定着ローラ部材の円筒状弾性体の弾性力にて受けることで、定着ローラ部材の薄肉化、小径化を図るとともに、ニップ幅が広くとって、ウォーミングアップ時間を短くした定着装置が開示されている。
上記特許文献1に記載の技術では、比較的薄肉の定着ローラを用いることで、立ち上げ時間の短縮化を図ることは可能となると考えられる。しかしながら、定着ローラ部材を弾性変形させてニップ幅を確保しているが、特許文献1の構成では、ローラ部材が軸方向で必要以上に撓みや変形を生じるおそれがあり、ニップ幅やニップ圧を安定させることが難しく、紙シワ、画像ノイズが発生するなど、定着性能が低下するという問題があった。
そこで本発明は、薄肉のローラ部材を弾性内で撓ませた場合において、撓ませた弾性材を安定して回転させることで画像ノイズ等を発生させることなく、良好な定着性能を有する定着装置および該定着装置を備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するため、本発明に係る定着装置は、トナー像を加熱、溶融する定着部材と、該定着部材の外周面と当接し、前記定着部材との間にニップ部を形成する加圧部材と、を備えた定着装置において、前記定着部材は、弾性変形が可能である芯金部を有する定着ローラであり、前記加圧部材は、前記定着ローラの芯金部よりも高い剛性を有する加圧ローラであり、前記加圧ローラの軸心から、該加圧ローラの軸心から最も離れた前記定着ローラの前記芯金部までの距離を固定したものである。
本発明によれば、弾性変形可能なローラ部材を用いた定着装置において、簡易な構成により良好な定着性能を得ることができる。
本発明に係る画像形成装置の一実施形態を示す断面図である。 本発明に係る定着装置の一実施形態の構成を示す、(A)側面断面図、(B)正面図である。 定着装置の他の実施形態の構成を示す、(A)側面断面図、(B)正面図である。 定着ローラと加圧ローラとの圧接を解除した様子を示す定着装置の模式図である。 バネ荷重方式の定着装置の構成を示す、(A)側面断面図、(B)正面図である。
以下、本発明に係る構成を図1から図5に示す実施の形態に基づいて詳細に説明する。
なお、本明細書における、「ローラ、ローラ部材(定着ローラ、加圧ローラ)」とは、両端が回転自在に支持されて両端に荷重が加えられるものであって、軸方向(幅方向)にわたって等分布荷重が加えられるベルト、スリーブ等とは区別されるものである。
(画像形成装置)
図1は、本発明に係る画像形成装置の一実施形態であるタンデム型カラー複写機の全体構成を説明する概略構成図である。図1を参照して、この画像形成装置の内部構成の概要及び動作について説明する。
図1において、1は画像形成装置本体、2は入力画像情報に基づいたレーザ光を発する書込み部、3は原稿Dを原稿読込部4に搬送する原稿搬送部、4は原稿Dの画像情報を読み込む原稿読込部、7は転写紙等の記録媒体Pが収容される給紙部、9は記録媒体Pの搬送タイミングを調整するレジストローラ、11Y,11M,11C,11BKは各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)のトナー像が形成される感光体ドラム、12は各感光体ドラム11Y,11M,11C,11BK上を帯電する帯電部、13は各感光体ドラム11Y,11M,11C,11BK上に形成される静電潜像を現像する現像部、14は各感光体ドラム11Y,11M,11C,11BK上に形成されたトナー像を記録媒体P上に重ねて転写する転写バイアスローラ(1次転写バイアスローラ)、15は各感光体ドラム11Y,11M,11C,11BK上の未転写トナーを回収するクリーニング部を示す。
また、16は中間転写ベルト17を清掃する中間転写ベルトクリーニング部、17は複数色のトナー像が重ねて転写される中間転写ベルト、18は中間転写ベルト17上のカラートナー像を記録媒体P上に転写するための2次転写バイアスローラ、20は記録媒体P上のトナー像を定着する定着装置を示す。
以下、画像形成装置における、通常のカラー画像形成時の動作について説明する。まず、原稿Dは、原稿搬送部3の搬送ローラによって、原稿台から図中の矢印方向に搬送されて、原稿読込部4のコンタクトガラス5上に載置される。そして、原稿読込部4で、コンタクトガラス5上に載置された原稿Dの画像情報が光学的に読み取られる。詳しくは、原稿読込部4は、コンタクトガラス5上の原稿Dの画像に対して、照明ランプから発した光を照射しながら走査させる。そして、原稿Dにて反射した光を、ミラー群及びレンズを介して、カラーセンサに結像する。原稿Dのカラー画像情報は、カラーセンサにてRGB(レッド、グリーン、ブルー)の色分解光ごとに読み取られた後に、電気的な画像信号に変換される。さらに、RGBの色分解画像信号をもとにして画像処理部で色変換処理、色補正処理、空間周波数補正処理等の処理をおこない、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのカラー画像情報を得る。
そして、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色の画像情報は、書込み部2に送信される。そして、書込み部2からは、各色の画像情報に基づいたレーザ光(露光光)が、それぞれ、対応する感光体ドラム11Y,11M,11C,11BK上に向けて発せられる。
一方、4つの感光体ドラム11Y,11M,11C,11BKは、それぞれ、図1の時計方向に回転している。そして、まず、感光体ドラム11Y,11M,11C,11BKの表面は、帯電部12との対向部で、一様に帯電される(帯電工程)。こうして、感光体ドラム11Y,11M,11C,11BK上には、帯電電位が形成される。その後、帯電された感光体ドラム11Y,11M,11C,11BK表面は、それぞれのレーザ光の照射位置に達する。
書込み部2において、4つの光源から画像信号に対応したレーザ光が各色に対応してそれぞれ射出される。各レーザ光は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの色成分ごとに別の光路を通過することになる(露光工程)。
イエロー成分に対応したレーザ光は、紙面左側から1番目の感光体ドラム11Y表面に照射される。このとき、イエロー成分のレーザ光は、高速回転するポリゴンミラーにより、感光体ドラム11Yの回転軸方向(主走査方向)に走査される。こうして、帯電部12にて帯電された後の感光体ドラム11Y上には、イエロー成分に対応した静電潜像が形成される。
同様に、マゼンタ成分に対応したレーザ光は、紙面左から2番目の感光体ドラム11M表面に照射されて、マゼンタ成分に対応した静電潜像が形成される。シアン成分のレーザ光は、紙面左から3番目の感光体ドラム11C表面に照射されて、シアン成分の静電潜像が形成される。ブラック成分のレーザ光は、紙面左から4番目の感光体ドラム11BK表面に照射されて、ブラック成分の静電潜像が形成される。
その後、各色の静電潜像が形成された感光体ドラム11Y,11M,11C,11BK表面は、それぞれ、現像部13との対向位置に達する。そして、各現像部13から感光体ドラム11Y,11M,11C,11BK上に各色のトナーが供給されて、感光体ドラム11Y,11M,11C,11BK上の潜像が現像される(現像工程)。
その後、現像工程後の感光体ドラム11Y,11M,11C,11BK表面は、それぞれ、中間転写ベルト17との対向部に達する。ここで、それぞれの対向部には、中間転写ベルト17の内周面に当接するように転写バイアスローラ14が設置されている。そして、転写バイアスローラ14の位置で、中間転写ベルト17上に、感光体ドラム11Y,11M,11C,11BK上に形成された各色のトナー像が、順次重ねて転写される(1次転写工程)。
そして、転写工程後の感光体ドラム11Y,11M,11C,11BK表面は、それぞれ、クリーニング部15との対向位置に達する。そして、クリーニング部15で、感光体ドラム11Y,11M,11C,11BK上に残存する未転写トナーが回収される(クリーニング工程)。
その後、感光体ドラム11Y,11M,11C,11BK表面は、不図示の除電部を通過して、感光体ドラム11Y,11M,11C,11BKにおける一連の作像プロセスが終了する。
他方、感光体ドラム11Y,11M,11C,11BK上の各色のトナーが重ねて転写(担持)された中間転写ベルト17は、図中の時計方向に走行して、2次転写バイアスローラ18との対向位置に達する。そして、2次転写バイアスローラ18との対向位置で、記録媒体P上に中間転写ベルト17上に担持されたカラーのトナー像が転写される(2次転写工程)。
その後、中間転写ベルト17表面は、中間転写ベルトクリーニング部16の位置に達する。そして、中間転写ベルト17上に付着した未転写トナーが中間転写ベルトクリーニング部16に回収されて、中間転写ベルト17における一連の転写プロセスが終了する。
ここで、中間転写ベルト17と2次転写バイアスローラ18との間(2次転写ニップ)に搬送される記録媒体Pは、給紙部7からレジストローラ9等を経由して搬送されたものである。
詳しくは、記録媒体Pを収納する給紙部7から、給紙ローラ8により給送された記録媒体Pが、搬送ガイドを通過した後に、レジストローラ9に導かれる。レジストローラ9に達した記録媒体Pは、タイミングを合わせて、2次転写ニップに向けて搬送される。
そして、フルカラー画像が転写された記録媒体Pは、搬送ベルトによって定着装置20に導かれる。定着装置20では、定着ローラ21と加圧ローラ31とのニップにて、カラー画像(トナー)が記録媒体P上に定着される。
そして、定着工程後の記録媒体Pは、排紙ローラによって、装置本体1外に出力画像として排出されて、一連の画像形成プロセスが完了する。
(定着装置)
次に、画像形成装置1が備える定着装置20の構成及び動作について説明する。図2(A)は、定着装置20の一例を示す概略断面図、図2(B)は用紙搬送方向の正面図である。また、図3(A)は、定着装置の一例を示す概略断面図、図3(B)は用紙搬送方向の正面図である。なお、図2および図3は、定着ローラ21が弾性変形した状態を示している。
定着装置20は、トナー像を加熱、溶融する定着部材と、該定着部材の外周面と当接し、定着部材との間にニップ部を形成する加圧部材と、を備えた定着装置20であって、定着部材は、弾性変形が可能である芯金部(芯金部21a)を有する定着ローラ(定着ローラ21)であり、加圧部材は、定着ローラの芯金部よりも高い剛性を有する加圧ローラ(加圧ローラ31)であり、加圧ローラの軸心から、該加圧ローラの軸心から最も離れた定着ローラの芯金部までの距離を固定したものである(図2、図3)。なお、以下、定着ローラ21の長手方向(図2(A)の奥行き方向)を軸方向、定着ローラ21の回転方向を周方向とも称する。
なお、本実施形態では、弾性変形するローラを定着ローラ21、弾性変形するローラよりも剛性の高いローラが加圧ローラ31である例を説明するが、反対に、定着ローラ21に剛性の高いローラ、加圧ローラ31に弾性変形するローラを用いて、加圧ローラ31側に、以下に説明する固定部材40、補助ローラ50を設けるようにしても良い。
ここで、ローラ部材としての定着ローラ21は、図2(A)中の矢印方向に回転する薄肉の円筒体であって、その円筒体の内部には熱源としてのヒータ25が固設されている。また、定着ローラ21は、円筒状の芯金部21a上に、弾性層21b、離型層(表層)21cをこの順に積層させた多層構造体であって、加圧ローラ31と当接してニップ部を形成する。なお、本実施形態では、定着ローラ21の軸方向の両端部側は芯金部21aに弾性層21b、離型層21cを形成せず、芯金部21aが最表面としている。なお、両端部側の芯金部21aに離型層21cのみを形成するようにしても良い。
定着ローラ21の最内側の芯金部21aは、例えば、SUS304等の鉄系材料(ヤング率が1.5×1011〜2.7×1011Pa)で形成されている。芯金には、少なくとも300℃までは熱的に安定し、かつ、定着ローラ21の内部にパッド等を用いないでニップを構成する強度と広いニップ幅を確保するために適度に撓むことが必要である。本実施形態では、芯金径は直径40mmである。
また、荷重を印加して、弾性状態(断面方向において楕円状に変形する)で使用するため、厚みは、例えば50〜150μmであり、本実施形態では、120μmとしている。なお、厚みを150μm以上とすると、撓ませるのに200N以上の荷重が必要となり、転がし軸受け(ボールベアリング)を用いた場合でも駆動トルクが大きくなったり、定着ローラ21や加圧ローラ31の弾性層に負荷がかかり、破損したりすることで寿命が短くなるおそれがある。
定着ローラ21の芯金部21aの内側には、ヒータ25が設けられる。ヒータ25としては、例えば、ハロゲンランプ、面状ヒータ等を用いることができる。また、電磁誘導過熱手段を用いて、定着ローラ21の外周側から定着ローラ21を加熱する構成であっても良い。本実施形態では、定着ローラ21の内側にハロゲンランプ25を設けており、ハロゲンランプ25は、定着ローラ21の軸方向に亘る棒状のヒータであって、その両端部が定着装置20の側板24に固定されている。なお、ハロゲンランプ25は、芯金部21aが弾性変形した際でも、ハロゲンランプ25と接触しないように、十分な空隙を有するように、ハロゲンランプ25の大きさと設置位置を考慮する。
定着ローラ21は、画像形成装置1が備える電源部により出力制御されたヒータ25によって加熱され、その表面から記録媒体P上のトナー像Tに熱が加えられる。なお、ヒータ25の出力制御は、定着ローラ21の表面温度を検知可能に設けられる温度検知手段(図示しないサーミスタ、サーモパイルなど)による検知結果に基づいて行われる。また、このようなヒータ25の出力制御によって、定着ローラ21の温度(定着温度)を所望の温度に制御することができる。
定着ローラ21の弾性層21bとしては、例えば、フッ素ゴム、シリコーンゴム、発泡性シリコーンゴム等の弾性材料が用いられる。本実施形態では、シリコーンゴムを用いている。特に、弾性層21bとしてシリコーンゴムを用いる場合には、耐膨潤性を向上させるために、弾性層上にフッ素層をコーティングすることが好ましい。また、定着ローラ21の芯金上に弾性層21bを設けることで、ニップ部を通過した後の記録媒体Pの分離性が向上するとともに、カラー画像を形成するときの出力画像の光沢性が向上する。
弾性層21bは、厚さが、2mm以下、好ましくは、100μmから1.4mmになるように形成することが好ましい。これにより、装置のウォームアップタイムが短縮化される。なお、本実施形態では、弾性層の厚さを0.5mmに設定している。また、弾性層21bは、ゴム硬度(JIS−A)が、例えば20Hs以下になるように形成することが好ましい。これにより、ニップ部において充分なニップ幅を確保することができ、良好な定着性を得ることができる。例えば、弾性層のゴム硬度(JIS−A)を8Hsに設定することが好ましい。さらに、弾性層21bは、永久歪が4%以下になるように形成することが好ましい。これにより、定着ローラ21(弾性層21b)の寿命の低下を抑止することができる。
また、定着ローラ21の離型層21cとしては、例えば、PFA(4フッ化エチレンバーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体樹脂)、ポリイミド、ポリエーテルイミド、PES(ポリエーテルサルファイド)等を用いることができる。定着ローラ21の表層に離型層21cを設けることにより、トナー像Tに対する離型性(剥離性)が担保されることになる。PFAチューブは厚みが薄い方が定着ローラ21としての硬度が高くならないため有利であるが、薄すぎるとピンホールが潜んでいる場合があるので20μm以上の厚みがあることが好ましい。また、PFAコーティングの使用も有効である。本実施形態では、離型層21bとして層厚が30μmのPFAチューブとPFAコーティングの双方を用いている。
なお、芯金部21aと弾性層21b、弾性層21bと離型層21c間の境界を安定して接合するために、必要に応じてプライマー等を添加することが好ましい。
また、加圧ローラ31は、芯金部31a(図2〜図5の軸部32、軸受等の図示は省略している)、弾性層31b、離型層31cから成り、芯金部31aは剛体であり、荷重を印加した場合において、軸方向の中央部分における撓み量は100μm以下とする。弾性層31b、表層31cは、定着ローラ21と同様に構成されるものであればよい。なお、加圧ローラ31は、不図示の加圧手段によって定着ローラ21に圧接され、加圧ローラ31と定着ローラ21との間に、ニップ部が形成される。
定着ローラ21と加圧ローラ31とのニップ部の入口側には、記録媒体Pの搬送を案内するガイド板22が配設されている。ガイド板22は、例えば、定着装置20の側板24に固設されていれば良い。また、定着ローラ21の外周面に対向する位置であって、ニップ部の出口側近傍には、分離板23が配設されている。分離板23は、定着工程後の記録媒体Pが定着ローラ21の回転に沿って定着ローラ21に巻き付いてしまう不具合を抑止する。なお、出口側にも、搬送経路の下流側へ記録媒体Pを案内するガイド板(図示せず)が設けられる。
なお、上記構成の定着装置20では、剛性の高いローラ(加圧ローラ31)にモータからの駆動力をギア等で伝達させて、弾性変形するローラ(定着ローラ21)を連れ周りさせる。
[補助ローラ]
以下に本実施形態に係る定着装置20の特徴である補助ローラ50および固定部材40,
42について詳細に説明する。
ところで、定着装置20では通常、ローラの保持は両端で行っており、そのため支持してない部分においてローラの役割を果たしている。ローラの両端での支持には、通常、すべり軸受けやボールベアリング等が用いられている。
しかしながら、本実施形態の定着装置20のように弾性変形するローラ(定着ローラ21)を用いた場合、芯金部21aが、加圧ローラ31から印加される荷重により芯金部21aが撓むために、芯金部外径と軸受け内径は、通常(弾性変形しない)の定着ローラの場合よりも隙間を大きくとらなければならない。
また、定着ローラ21の両端部のみで定着ローラ21を支持すると、ローラの軸方向中央部にかけてベンディングが発生するおそれがある。このベンディング、すなわち、弾性材の厚みバラツキによる芯ぶれ、により軸方向のニップ幅やニップ圧力が不均一になり、紙シワ等の画像ノイズが発生してしまう。
そこで、本実施形態に係る定着装置20では、ベンディングの発生を抑えるために、図2および図3に示すように、定着ローラ21の支持を定着ローラ21の軸で行うこととはせずに、軸方向において定着ローラ21の外周側から定着ローラ21と当接し、定着ローラ21の回転動作を支持するものであって、定着ローラ21の回転に連れて回転する補助ローラ50を設けるものである。
補助ローラ50は、軸受51に支持されており、軸方向において、定着ローラ21の両端部側の芯金部21と直接接触する位置に設けられるものであっても(図2)、定着ローラ21の軸方向全域(印字領域を含む)に亘って設けられるものであっても良い(図3)。また、印字領域の相当位置では、補助ローラ径を小さくして、補助ローラ50は定着ローラ21の軸方向全域に亘るが、定着ローラ21との当接は両端部側でのみなされるものとすることも好ましい。
補助ローラ50は、定着ローラ21の回転方向において、加圧ローラ31と干渉しない領域(ニップ部領域以外)に1または2以上設けられればよいが、固定部材40を挟んで定着ローラ21の回転方向における上流側と下流側にそれぞれ設けられる(2箇所)ことで好適に定着ローラ21の回転を支持することができる。
なお、補助ローラ50に替えて、定着ローラ21の回転を保持する非回転体である補助部材(図示せず)を用いても良い。補助部材は、例えば、定着ローラ21の外形形状(曲率)に沿った形状で形成される部材であって、定着ローラ21に当接して回転位置を規制するとともに、定着ローラ21が摺動可能に支持するものである。
なお、補助ローラ50の材質は、定着ローラ21の表層と同様のものであっても、表面にフエルト等を用いたものであっても良い。なお、定着ローラ21の支持は、補助ローラ50による支持と併せて、上述のように軸方向両端部において軸受等を用いた支持を行うものであっても良い。
上述のように、本実施形態のように定着ローラ21が荷重印加により撓む構成の定着装置20では、全面にトナーを均一な濃度の画像パターンを定着した際に画像ノイズが顕著に現れる場合がある。このような画像ノイズは、例えば、ほぼ軸方向全域に軸方向に平行で1mm前後のピッチで発生する。
この理由は、芯金部21aが撓むことで撓んだ部分に接合している弾性層21bと離型層21cも芯金部21aに同調して撓もうとするが、その際、定着ニップに相当する表層部分と弾性層21bの外殻部分は芯金部21aの相当する部分より少なくとも弾性層分だけ周長が長いため、圧縮できない部分でうねりが生じるからである。
例えば、画像ノイズが発生しない良好な画像が得られる領域は定着ローラ21の弾性層21bの厚みをt、定着ローラ21の芯金部21aのたわみ量をTとすると、次式(1)を満たすといえる。ただし、たわみ量Tが1より小さいと確認されなかったので、T>1とする。
0.1<t≦1.4−0.1×T ・・・(1)
[固定部材]
また、本実施形態に係る定着装置20は、弾性変形する定着ローラ21の支持を周方向の外側より適正に行うために、図2および図3に示すように、加圧ローラ31の軸心から、加圧ローラ31の軸心から最も離れた定着ローラ21の芯金部21aまでの距離を固定する構成とすることで、回転時の定着ローラ21の外形形状を一定にするようにしたものである(以下、軸間固定方式ともいう)。以下に説明する。
図2に示す例では、固定部材は回転体(ローラ部材)40であって、軸受41に支持されており、軸方向全域において、定着ローラ21と当接して、加圧ローラ31の軸心から、加圧ローラ31の軸心から最も離れた定着ローラ21の芯金部21aまでの距離を固定している。なお、固定部材(回転体)40は、補助ローラ50と同様に、定着ローラ21の両端部側の芯金部21aの部分と接触する範囲にのみ設けられるものであっても良い。なお、印字領域の相当位置では、固定部材(回転体)40の径を小さくして、定着ローラ21との当接は両端部側でのみなされるものとすることも好ましい。
また、図3に示すように、固定部材は、加圧ローラ31の軸心から、加圧ローラ31の軸心から最も離れた定着ローラ21の芯金部21aまでの距離を固定する非回転体42であっても良い。この場合、固定部材(非回転体)42は、例えば、定着ローラ21の外形形状(曲率)に沿った形状で形成される部材であって、定着ローラ21に当接して回転位置を規制するとともに、定着ローラ21が摺動可能に支持するものである。なお、固定部材(非回転体)42を軸方向全域において、定着ローラ21と当接するように設けても良い。
なお、固定部材40,42の材質は、定着ローラ21の表層と同様のものであっても、表面にフエルト等を用いたものであっても良い。
ところで、いずれのローラも弾性変形しない構成の定着装置では、加圧ローラと定着ローラとの圧接に、バネ荷重を利用して適切な値に設定したものが知られている。しかしながら、これらは、定着ローラ、加圧ローラに撓みが生じないことを前提としているので、
弾性変形するローラを用いた場合の定着装置に適用することは困難である。
比較例として、図5に示すような軸間固定をしていないバネ荷重方式の定着装置を用いて説明する。なお、図5に示す固定部材46は、スプリング44により規制され、軸間固定がなされているものではない。
ここで、直径40mm、厚み120μmの芯金(芯金部21a)を用いて、バネ荷重150Nを印加して、100mm/sの速度、150℃にて定着ローラ21を駆動してみたところ、加圧ローラ31の軸心から最も離れた定着ローラ21の芯金部21aは高さ方向に0.8mmの振動が確認された。また、ニップ部入口は通紙方向に0.4の振動が確認された。ここで、芯金厚みは3μmの厚みバラツキがあった。なお、図5において、符号44はスプリング、45は天板、43は受け部材を示している。
これに対して、上記150N印加した時と同じ量撓ませたうえで、加圧ローラ31の軸心から最も離れた定着ローラ21の芯金部21aに固定部材40(42)を取り付け、撓み量が減少しないようにしたうえで、100mm/s、150℃にて定着ローラ21を駆動させたところ、上下振動を確認せず、通紙方向の振動は0.1mm以下とすることができた。なお、両者ともに駆動源は加圧ローラ31とし、定着ローラ21が連れ周る構成とした。
上記の確認時に通紙確認を行った。用紙(記録媒体P)は電子写真方式の画像形成装置に用いられる一般的な用紙(坪量70g/m)を用いた。また、用紙方向は縦方向、横方向にそれぞれA4サイズの用紙を、通常のオフィス環境(温度:23℃、湿度50%)にて行なった。100枚通紙時の紙シワ発生率を表1に示す。
Figure 2013257376
表1に示すように、バネ荷重方式(図5)では、定着装置20のニップ入口側のガイド板22と、ニップ部入口との相対的な位置関係が変化するために、用紙搬送状態が不安定になり、結果として、紙シワが発生した。
これに対し、本実施形態の定着装置20では、固定部材40(42)を備え、定着ローラ21の芯金部21aの回転時の軌跡の一部を固定させることで、紙シワを抑制できることを示している。
(圧接状態の解除)
また、画像形成装置1の実使用時における定着装置20でのジャム等の発生時には、定着ローラ21と加圧ローラ31の圧接を手動等で離間させて記録媒体Pを除去する必要がある場合がある。
そこで、定着装置20は、図4に示すように、加圧ローラ31、および/または、定着ローラ21のいずれかを変位させることで、加圧ローラ31と定着ローラ21の圧接状態を解除することができることが好ましい。図4に示す例は、加圧ローラ31側を固設し、定着ローラ21、補助ローラ50、固定部材40、ヒータランプ25等を退避させた例を示している。なお、この圧接解除は、例えば、これらを一体として変位させることができるように、各部を組み付けるものによれば良い。また、図4に示す例とは逆に、定着ローラ21側を固設し、加圧ローラ31を変位可能に設けて、圧接状態を解除することができるようにしても良い。
このように、圧接解除可能な構成とすることで、定着装置20でのジャム発生時にも簡易かつ安全に用紙の排出を行なうことができる。
また、定着ローラ21は弾性変形可能であるため、圧接解除時には、図4に示すように、定着ローラ21の撓みが開放される。そのため、撓みの開放時においても、定着ローラ21と内部に設けられたヒータランプ25が接触しないように所定の隙間を有することが好ましい。すなわち、圧接解除時においても両部材が接触しないように、ヒータランプ25の大きさ(径)や組み付け位置を調整することが好ましい。なお、隙間がなく接触すると、ヒータランプ25が破損するおそれがあるからである。このように、圧接解除時においても定着ローラ21と熱源とを接触しない構成とすることで、ジャム発生時にもヒータランプ等の部品を傷つけることなく安全に用紙の排出を行なうことができる。
以上説明した本実施形態に係る定着装置によれば、弾性変形するローラを用いたローラ対を有する定着装置において、弾性変形するローラの支持を周方向の外側より適正に行うことで、弾性変形するローラを回転させても、弾性材の厚みバラツキによる芯ぶれを起こすことなく、安定して回転させることができる。したがって、対向するローラとの間でニップ幅、ニップ位置を安定させることができ、紙シワ等の画像ノイズの発生を抑えることができる。また、定着ローラの材質、厚み等の構成により、立ち上げ時間の短縮化および高寿命化を図っている。したがって、簡易な構成により、立ち上げ時間のさらなる短縮化、良好な定着性、高寿命化のすべてを満足した定着装置を実現することができる。
また、以上説明した構成による定着装置20を備えた画像形成装置(図1)とすることにより、より安定した定着品質を実現する画像形成装置を提供することができる。
なお、上記実施形態ではヒートローラ方式の定着装置を例に説明したが、電磁誘導加熱方式等の別方式の定着装置であっても、本発明を適用することができ、その場合にも、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
尚、上述の実施形態は本発明の好適な実施の例ではあるがこれに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。
1 画像形成装置
2 書込み部
3 原稿搬送部
4 原稿読込部
5 コンタクトガラス
7 給紙部
8 給紙ローラ
9 レジストローラ
11Y,11M,11C,11BK 感光体ドラム
12 帯電部
13 現像部
14 転写バイアスローラ(1次転写バイアスローラ)
15 クリーニング部
16 中間転写ベルトクリーニング部
17 中間転写ベルト
18 2次転写バイアスローラ
20 定着装置
21 定着ローラ
21a 芯金部
21b 弾性層
21c 離型層
22 ガイド板
23 分離板
24 側板
25 ハロゲンランプ(熱源)
31 加圧ローラ
32 軸部
40 固定部材(回転体)
41 軸受
42 固定部材(非回転体)
43 受け部材
44 スプリング
45 天板
46 固定部材(バネ荷重方式)
50 補助ローラ
51 軸受
D 原稿
P 記録媒体
特開2000−347529号公報

Claims (10)

  1. トナー像を加熱、溶融する定着部材と、
    該定着部材の外周面と当接し、前記定着部材との間にニップ部を形成する加圧部材と、を備えた定着装置において、
    前記定着部材は、弾性変形が可能である芯金部を有する定着ローラであり、
    前記加圧部材は、前記定着ローラの芯金部よりも高い剛性を有する加圧ローラであり、
    前記加圧ローラの軸心から、該加圧ローラの軸心から最も離れた前記定着ローラの前記芯金部までの距離を固定したことを特徴とする定着装置。
  2. 前記加圧ローラの軸心から、該加圧ローラの軸心から最も離れた前記定着ローラの前記芯金部に、該定着ローラの外周側から当接する固定部材を備えたことを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記固定部材は、前記定着ローラの回転に従動するローラ状部材であることを特徴とする請求項2に記載の定着装置。
  4. 前記固定部材は、非回転体であって、前記定着ローラが摺動可能に当接する部材であることを特徴とする請求項2に記載の定着装置。
  5. 前記定着ローラの回転方向の任意の位置において、該定着ローラの外周側から、該定着ローラの回転動作を支持する1または2以上の補助ローラを備えることを特徴とする請求項2から4までのいずれかに記載の定着装置。
  6. 前記補助ローラは、前記定着ローラの回転方向において、前記固定部材の上流側と下流側に1つずつ設けられることを特徴とする請求項5に記載の定着装置。
  7. 前記固定部材、および/または、前記補助ローラは、前記定着ローラの軸方向において、該定着ローラの両端部側の所定範囲、または、前記定着ローラの軸方向の全域に亘って前記定着ローラと当接することを特徴とする請求項2から6までのいずれかに記載の定着装置。
  8. 前記定着ローラ、および/または、前記加圧ローラは、互いに当接した状態を解除するように変位可能に配置されていることを特徴とする請求項1から7までのいずれかに記載の定着装置。
  9. 前記定着ローラは、内部に熱源を有し、
    前記定着ローラと前記加圧ローラとの圧接時および圧接解除時において、前記熱源と前記定着ローラの内周面との間に、空隙を有することを特徴とする請求項8に記載の定着装置。
  10. 請求項1から9までのいずれかに記載の定着装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
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