JP2013256252A - けん引自動車の横転抑制連結装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】トラクタがトレーラを連結してけん引するけん引自動車において、左方向もしくは右方向に旋回したときに生ずる遠心力を、簡単な構成で削減可能にした横転抑制連結装置を提供する。
【解決手段】トラクタ11とトレーラ12の結合部において、その中心をトレーラの重心線13上においた連結部2およびキングピン1を、サドルピン5の前方に配することを特徴としたけん引自動車の横転抑制連結装置。旋回時には、サドルピン5がトレーラの重心線13の外側を回ることで、トレーラ12の前部の荷重をこのサドルピン5で支えることができる。その結果、遠心力の働きで生ずる横転しようとする慣性を抑制することができる。
【選択図】図3
【解決手段】トラクタ11とトレーラ12の結合部において、その中心をトレーラの重心線13上においた連結部2およびキングピン1を、サドルピン5の前方に配することを特徴としたけん引自動車の横転抑制連結装置。旋回時には、サドルピン5がトレーラの重心線13の外側を回ることで、トレーラ12の前部の荷重をこのサドルピン5で支えることができる。その結果、遠心力の働きで生ずる横転しようとする慣性を抑制することができる。
【選択図】図3
Description
本発明はけん引自動車、特にセミトレーラ方式のけん引自動車の横転抑制装置に関するもので、被けん引車(セミトレーラ)のカーブ走行時の傾きを抑制できる連結装置に関するものである。
けん引自動車は大型の貨物や重量物、長尺物などを運搬するのに適している。図1で示すように、セミトラクタ(以下トラクタと記す)11は運転席や駆動エンジン、また前輪、後輪を有するけん引車。セミトレーラ(以下トレーラと記す)12は貨物を積載するトレーラシャーシ9の後部下に後輪を有し、トラクタシャーシ10上後部に設けたカプラHKに、トレーラシャーシ9の前部床下面に設けたキングピン1を連結して使用するもので被けん引車となる。トラクタとトレーラが連結されてはじめてけん引自動車として機能するのである。(図1においては、符号を図2から図5で示した本発明の実施形態と同じ符号を使用して説明した。したがって後記図6から図7で示す従来のけん引自動車の説明では、同一部品名であっても別の符号を付して説明している)
これまでのけん引自動車の連結装置については、図6(カプラJKを示す平面図)と、図7(図6におけるBa−Bb線の断面とその近傍部材とを示す説明図)により説明する。
カプラJKは、トレーラシャーシ39の下部とグリースのような潤滑剤を介して接するサドル34と、このサドル34の下部に固着してサドルピン35に遊嵌するブラケット36a、および後記キングピン31を保持するジョー37とから成る。
サドルピン35は、トラクタシャーシ40上後部に設けた台座38に固着したブラケット36bにも遊嵌していて、カプラJKを介してかかるトレーラ42前部の荷重を受けその荷重をトラクタ41に伝達する機能を有する。
またサドル34は、キングピン31を案内するためにその両翼を開いたV字状のキングピンガイド33を設け、そのキングピンガイド33の最奥部には、半円形状の連結部32を設ける。カプラJKをトラクタ41に取りつけるときには、連結部32の中心およびキングピンガイド33の中心がトラクタ41の前後方向の結ぶ中心線と一致するように設ける。
またトラクタ41がトレーラ42を連結する場合には、トレーラシャーシ39前部の底下面に突出して設けたキングピン31を連結部32に導入し、ジョー37により離脱不可能で、かつ回動自在の状態にして連結部32に収納する。
サドル34の連結部32の両脇には一対のサドルピン35が、その中央軸線を連結部32の中央を通る線と一致するように設ける。(この連結装置においては実荷重点(第5輪荷重)Tはサドルピン35の軸線上に位置する)すなわちトレーラ42はキングピン31によりトラクタ41のけん引を受け、トレーラ42の前荷重はサドルピン35により受けることになる。
ここで、サドルピン35を中心にして、サドル34とトラクタ41との構成を説明する。サドルピン35は、カプラJKのサドル34に設けた連結部32の下部左右に各1個配するが、外側に配したトラクタシャーシ40に固着した一対のブラケット36bとその内側に配したサドル34の下部に固着する一対のブラケット36aとに貫通遊嵌させて設ける。
この遊嵌箇所にはグリースなどの潤滑剤を塗布する事でサドルピン35、ブラケット36a相互の回動動作を円滑にさせる。そのためサドルピン35はトレーラ42からの荷重を支える機能を有すると同時に、トラクタ41とトレーラ42との走行中に生ずるピッチング運動の吸収効果すなわち上下の首振り状態の緩和に役立つ機能を有する。
また連結部32のキングピン31を保持するジョー37について説明すると、図面では簡略化して模式的に円弧状の部材として示しているが、これは、例えば特開平9−86454号公報などで示されているジョーのようなもので、キングピン31がカプラJKを構成するサドル34の連結部32で結合した時にこれらを確実に保持し、またトラクタ41とトレーラ42を分離する時には、これらを容易に離脱させられる構成のものである。
したがって、この従来知られているトラクタ41とトレーラ42の連結装置では、トレーラ41の前部の荷重は、カプラJKのサドル34の上面で受けサドルピン35を経由してトラクタシャーシ40、タイヤへと支えられることになる。すなわちトレーラ41の前荷重は先ずサドルピン35により支えられるものである。
また同時に、キングピン31の軸中心がサドルピン35の軸中心と同一線上にあることから、カーブに入っても重心位置に変化は生じない。そのためこの従来のけん引自動車ではカーブで生じる遠心力の作用に抗してサドルピン35とタイヤで横転を回避させるものであるため、速度と遠心力の影響を強く受け横転の危険性を強く持つものであった。
そのためこれらのけん引自動車に関しては、多数の横転防止を目的とする技術が提案されている。例えば倒れようとしているロール角を感知して運転者に危険度を知らせたり(特許文献1参照)、危険度を感知して自動的にエンジンの回転を落とす装置(特許文献2参照)などが知られている。
上述したように、従来のけん引自動車ではトレーラ42とこれをけん引するトラクタ41との連結が、カプラJKに結合するキングピン31とサドル34の下部に設けたサドルピン35とが同一線上に配置されたものであるため、カーブに入って旋回動作を行っても重心位置に変化はなく遠心力に十分抗し得るものではなかった。また横転防止のために考えられている前述した装置も複雑な構成で極めて高価なものであって、実用性の点から疑問のあるものであった。そのため簡易な構成で横転方向の搖動(ローリング)の発生をできるだけ生じさせないようにする構成、しかも安価に作成でき、十分な横転の抑制が可能な装置が求められていた。
本発明は上記の必要、要請を汲み上げて為された発明である。すなわち、キングピンガイドの最奥部に連結部を設けたサドルと、このサドルの下部にトレーラの実荷重点を支えるサドルピンとをトラクタの後部に設けるとともに、前記連結部にトレーラに設けたキングピンを、離脱可能にして結合させるけん引自動車において、トラクタとトレーラの結合時に、その中心をトレーラの重心線上においたキングピンとの連結部を、サドルピンよりも進行方向前方に配する事により、旋回時においてサドルピンがトレーラの重心線の外側を回ることで、トレーラの荷重をこのサドルピンで支えることにより、遠心力の働きで生ずる横転しようとする慣性を抑制させることを特徴としたけん引自動車の横転抑制連結装置。
本発明によれば、このけん引自動車が旋回運動に移った時に、サドルピンがトレーラの重心線の外側を回ることによってトレーラの荷重を重心の外側で支え、それにより遠心力に対抗する働きをすることに着目してこの種のけん引自動車の課題となっていた横転の抑制を果たしたものである。
本発明はトラクタがトレーラを連結するけん引自動車において、カプラ(サドル)に結合するキングピンの位置を、サドルピンの位置よりも前方に移すという簡単な構成で、横転事故の発生抑制という効果を達成したものである。
本発明は、前記図6と図7で示したこれまでのトラクタとトレーラの連結装置を一部改良した連結装置を提供するものである。改良点は、カプラのサドルに設けたキングピンガイドを深く切り込んだ形状に作成させ、連結部とキングピンとの結合位置を、第5輪荷重のほとんどを支えるサドルピンの進行方向前方の位置に移動させることでけん引自動車の横転を抑制させることを目的としたものである。
また以下図1から図5に基づいて説明する本発明の実施形態の説明においては、前記図6、図7で説明した従来の連結装置と同じ構成の部分に関する説明は、一部簡略化して行う。
図1は前記したように、運転席と駆動エンジンを有するトラクタ11に、貨物を積載するトレーラ12をトラクタ11に設けたカプラHKと、トレーラ12に設けたキングピン1とを使用して連結したけん引自動車であり、大型貨物、多量の貨物などを運搬するのに適した自動車である。
図2および図3によりこのけん引自動車におけるトラクタ11のカプラHKと、トレーラシャーシ9の前側底下部に突出して設けたキングピン1との結合状態を説明する。この結合状態は、前記図6、図7で説明した従来のけん引自動車におけるカプラJK、キングピン31の連結位置を改善したところに特徴を有するものである。以下その特徴点を中心にして説明する。
カプラHKは、平面が略楕円形状をしたサドル4とその底部に設けたブラケット6aおよび後記キングピン1を保持するジョー7とから成り、サドル4には楕円中央の長軸線に沿って深い切り込み形状としたV字状のキングピンガイド3を設け、このキングピンガイド3の最奥部(すなわちカプラHKをトラクタ11に取り付けたときにはキングピンガイド3の最前部となる)に、トレーラの重心線13上に位置させた円柱状のキングピン1を収納する半円形状の連結部2を設ける。連結部2の中央は、サドル4の楕円中央の長軸線と一致した線上にある(カプラHKはトラクタ11の長手方向の中央線上に設けるため、連結部2の中央もトラクタ11の中央線上にある)ように設ける。
この連結部2に差し込み収納したキングピン1は、図6、図7の説明で記したものと同じジョー7(図6、図7においては符号37で示す)により強固に保持固定されるが、結合後のキングピン1は、その中心を連結部2の中心と一致した位置(図4で示すトレーラの重心線13上)となる様に回動自在にして設けられる。またブラケット6aは連結部2よりも後方の位置でキングピンガイド3の下部左右両脇に一対ずつ配した構成とする。
そしてトラクタシャーシ10上の後部には、左右に間隔をおいて各一対のブラケット6bを固着した台座8が固着され、この各一対のブラケット6bの内側に、前記サドル4に固着した同じく一対のブラケット6aを配し、これらブラケット6a、6bに円柱状のサドルピン5を貫通させて遊嵌する。このサドルピン5はトレーラ12の実荷重を受けるもの(実荷重点Wすなわち第5輪荷重はこのサドルピン5内にある)でキングピンガイド3の下部左右に設けるが、その長手方向の中心軸はブラケット6a、6bと同じく、左右同一線上にあるように設ける
またこの両ブラケット6a、6bとサドルピン5との間にはグリースの様な潤滑剤を介在させて両者の回動を自在にしておくとともに、サドルピン5がブラケット6aを貫通した個所には、サドルピン5の抜け防止のためフランジ部を作成する。
これによりサドル4すなわちカプラHKは、ブラケット6aがサドルピン5に回動自在に固定されているため、けん引自動車が走行中に前後、上下に揺すられることがあってもその揺動を吸収することができる。またサドル4の直下には、トラクタシャーシ10上に固着した台座8に、例えばゴム製などの弾力性のあるクッションパッド14を設けることで、その揺動が過剰になったときにも、サドル4がトラクタシャーシ10に直接衝突することがないよう衝撃防止を図っている。
また本発明の特徴とするところは上記図2、図3の説明からも明らかなように、カプラHKのサドル4に設けたキングピンガイド3の奥行きを深くし、キングピン1を保持固定する連結部2がトレーラ12の実荷重を受けるサドルピン5を配した位置よりも前方にあるように設けることである。そのためけん引自動車が旋回運動をした時に、サドルピンがトレーラの重心線13の外側を回ることにより遠心力に抗する押し上げる力が生ずることを利用して横転を抑制、回避しようとするものである。
図4は、図2、図3で示した連結装置を有する図1で示すけん引自動車が、左カーブを旋回して曲がっている状態を示す説明図である。トラクタ11が左に旋回すると(左カーブを切ると)、カプラHKのサドル4に結合しているキングピン1を通じてトラクタ11がトレーラ12をけん引して左カーブに入っていく。
このときトレーラ12は大きな内輪差で進行方向に進むサドルピン5の内側方向に回り込むように進む。そのためトレーラ12の重心が内側へと移動し、サドルピン5はその外側でトレーラ12の前荷重を支えることになる。そこで、トレーラ12はサドルピン5により押し上げられ内側に倒れ込む方向への力を受け、これにより左方向への旋回で生じた外側に倒れ込む力(慣性、遠心力)を打ち消す効果、すなわち横転抑制の効果が生じて安定走行が可能となる。
また、図5は図4の要部を拡大して示した図である。けん引自動車が左カーブを旋回するとき、トラクタ11はカプラHKに連結したキングピン1によって、トレーラ12はトラクタ11にけん引され左カーブを旋回して行く。そのときけん引自動車には二つの作用が働いている。
一つ目の作用はトレーラ12の重心が内側に移動することである。キングピン1はトラクタ11の前輪タイヤの向きに引かれるように左内側に移動し、連結部2が従来の連結装置に比較して前方に配置していることもあり、早めに曲がって移動して行く。それに応じてトレーラ12の後輪も内輪差があることから、より内側に回り、トレーラの重心線13も内側に向けて移動し、サドルピン5、実荷重点Wより左に移動する。
二つ目の作用は、重心の外側で荷重を支えることである。これは、連結部2がサドルピン5より前方に位置しているため、一対のサドルピン5の軸芯線中間にある実荷重点Wが連結部2に支持されているキングピン1の軸芯を通るトレーラの重心線13の外側を通ることから生ずる現象である。このことによりサドルピン5はトレーラの重心線13の外側でトレーラ12の前荷重を支えることになり、トレーラ12を内側に押し上げる力を生じさせる。
以上の二つの作用によって、左方向の旋回においては右方向に働く慣性(遠心力)を打ち消す力を発生させ、横転しようとする働きを抑制できるものである。この横転抑制効果はけん引自動車を旋回させるときに生じる旋回方向とは逆に働く慣性(遠心力)を打ち消す力を生じさせることを特徴とするものである。そのため、けん引自動車を右方向に旋回させようとする場合にも当然同じ効果を奏することができる。
本発明を実施する場合の具体例を説明する。連結部2をサドルピン5より前方に60cm出したカプラHKのサドル4を使用して30度曲がると、実荷重点Wは20cm外側を移動する。これにより重心の外側20cmのところが支点となり、荷重を支えることになる。重心が内側に移動したため内側に向けた力が生じている。次に45度曲げた場合には実荷重点は30cm外側に移動することになる。旋回する角度(カーブ)が大きくなるほど重心の移動が大きくなり横転の抑制効果を達することができる。
またサドルピン5よりも前方に設ける連結部2およびキングピン1までの距離について説明すると、その最大距離はトレーラ12の車幅250cm(キングピン1から使用できるのは約120cm)として、これからサドル4で連結部2の前方に30cm以上の乗りしろ(トレーラ12が乗るスペース)が必要(サドルピン5の後方にも30cm以上の乗りしろが必要)なことから、これを前記120cmから引くと約90cmが使える最大距離となる。すなわち連結部2、キングピン1はサドルピン5を設ける位置よりも最大90cmの距離まで前方に設けることができる。この距離は大きいほど横転抑制の効果が顕著になるものである。
図1から図5の符号
1 キングピン
2 連結部
3 キングピンガイド
4 サドル
5 サドルピン(カプラの可動軸)
6a ブラケットサドル用
6b ブラケット台座用
7 ジョー(爪)
8 台座
9 トレーラシャーシ
10 トラクタシャーシ
11 トラクタ(けん引車)
12 トレーラ(被けん引車)
13 トレーラの重心線
14 クッションパッド
W 実荷重点(第5輪荷重)
HK 本発明のカプラ
図6図7の符号
31 キングピン
32 連結部
33 キングピンガイド
34 サドル
35 サドルピン(カプラの可動軸)
36a ブラケットサドル用
36b ブラケット台座用
37 ジョー(爪)
38 台座
39 トレーラシャーシ
40 トラクタシャーシ
41 トラクタ(けん引車)
42 トレーラ(被けん引車)
T 実荷重点(第5輪荷重)
JK 従来のカプラ
1 キングピン
2 連結部
3 キングピンガイド
4 サドル
5 サドルピン(カプラの可動軸)
6a ブラケットサドル用
6b ブラケット台座用
7 ジョー(爪)
8 台座
9 トレーラシャーシ
10 トラクタシャーシ
11 トラクタ(けん引車)
12 トレーラ(被けん引車)
13 トレーラの重心線
14 クッションパッド
W 実荷重点(第5輪荷重)
HK 本発明のカプラ
図6図7の符号
31 キングピン
32 連結部
33 キングピンガイド
34 サドル
35 サドルピン(カプラの可動軸)
36a ブラケットサドル用
36b ブラケット台座用
37 ジョー(爪)
38 台座
39 トレーラシャーシ
40 トラクタシャーシ
41 トラクタ(けん引車)
42 トレーラ(被けん引車)
T 実荷重点(第5輪荷重)
JK 従来のカプラ
本発明は上記の必要、要請を汲み上げて為された発明である。すなわち、キングピンガイドの最奥部に連結部を設けたサドルと、このサドルの下部にトレーラの実荷重点支えるサドルピンとをトラクタシャーシ上に設けるとともに、前記連結部にトレーラに設けたキングピンを、離脱可能にして結合させるけん引自動車において、トラクタとトレーラ結合時に、その中心をトレーラの重心線上においたキングピンとの連結部を、サドルピンよりも進行方向前方に配することにより、旋回時においてサドルピンがトレーラの重心線の外側を回ることで、トレーラの前荷重を重心の外側でこのサドルピンで支えることにより、遠心力の働きで生ずる横転しようとする慣性を抑制させることを特徴としたけん引自動車の横転抑制連結装置。
本発明によれば、このけん引自動車が旋回運動に入った時に。サドルピンがトレーラの重心線の外側を回ることによってトレーラの前荷重を重心の外側で支え、それにより遠心力に対抗する働きをすることに着目してこの種のけん引自動車の課題となっていた横転の抑制を果たしたものである。
Claims (1)
- キングピンガイドの最奥部にキングピンと結合させる連結部を設けたサドル、このサドルの下部にトレーラの実荷重を支えるサドルピンとを設けた連結装置を、トラクタシャーシ上に設けるとともに、前記連結部にトレーラの前部床下面に突出して設けたキングピンを、離脱可能にしてかつ回動自在の状態にして結合させるけん引自動車において、トラクタとトレーラの結合時に、その中心をトレーラの重心線上においた連結部およびキングピンを、サドルピンよりも前方に配することにより、旋回時においてサドルピンがトレーラの重心線の外側を回ることで、トレーラの荷重をこのサドルピンで重心の外側を支えることにより、遠心力の働きで生ずる横転しようとする慣性を抑制させることを特徴としたけん引自動車の横転抑制連結装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012134781A JP2013256252A (ja) | 2012-06-14 | 2012-06-14 | けん引自動車の横転抑制連結装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012134781A JP2013256252A (ja) | 2012-06-14 | 2012-06-14 | けん引自動車の横転抑制連結装置 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021187308A (ja) * | 2020-05-29 | 2021-12-13 | 日本トレクス株式会社 | セミトレーラ |
-
2012
- 2012-06-14 JP JP2012134781A patent/JP2013256252A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021187308A (ja) * | 2020-05-29 | 2021-12-13 | 日本トレクス株式会社 | セミトレーラ |
JP7208950B2 (ja) | 2020-05-29 | 2023-01-19 | 日本トレクス株式会社 | セミトレーラ |
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