JP2013256200A - エネルギー補給供給システム、エネルギー供給装置並びに移動体。 - Google Patents
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Abstract
【課題】移動体に対し、稼動エネルギーを補給する時間に、その有効な時間活用法を提供する。
【解決手段】移動体へエネルギーを供給するエネルギー供給装置において、エネルギー供給装置のエネルギー供給口が、移動体の通信部と、直接又はネットワークを介して、一方向又は互いに、情報の送信及び受信の少なくとも一つをする送受信手段を備えるエネルギー供給装置。エネルギー供給装置は、エネルギー供給口を用いて、移動体の診断を行なう移動体診断手段と、移動体診断手段で診断した結果を表示出力する表示出力手段を備える。
【選択図】図1
【解決手段】移動体へエネルギーを供給するエネルギー供給装置において、エネルギー供給装置のエネルギー供給口が、移動体の通信部と、直接又はネットワークを介して、一方向又は互いに、情報の送信及び受信の少なくとも一つをする送受信手段を備えるエネルギー供給装置。エネルギー供給装置は、エネルギー供給口を用いて、移動体の診断を行なう移動体診断手段と、移動体診断手段で診断した結果を表示出力する表示出力手段を備える。
【選択図】図1
Description
この発明は、移動体のエネルギー補給口と、エネルギー供給装置のエネルギー供給口とを活用し、移動体とエネルギー供給装置の間で、情報の送受信を可能とするエネルギー補給供給システム、エネルギー供給装置並びに移動体に関する。
電気自動車の普及が世界的に見込まれているが、電気自動車に充電する時間が30分以上かかる場合もあり、充電時間の有効な活用法を、開発・提供することが望まれている。
ガソリンスタンドのエリア内に設けられたWiFi無線通信を活用し、乗車する人の携帯端末などへ通信回線を提供するサービスはあった。
ガソリンスタンドでは、サービスマンによる移動体の診断はあった。一方、昨今の移動体は、その各部となる、例えば、エンジン制御、シャーシ制御、安全・快適制御、情報通信などにおいて、エレクトロニクス化(電子制御システム)が進む中、電気系統部や電子制御系統の診断、チェックを、サービスマンの手を借りずに簡便に行う需要が増加すると予測できる。
また、電気自動車の充電時間中に、エンターテーメントや各地の情報、ニュースなどを、高画質動画のようなリッチコンテンツとして取得し、車内モニターで視聴できる環境が整えば、乗車している人は、その充電時間を楽しむことができる。
移動体の診断技術に関する先行文献として、以下のようなものがある。
特開2009-227250、特開2008-260385
特開2009-227250、特開2008-260385
例えば電気自動車を利用する人のような移動体利用者に対し、稼動エネルギーとなる電気を充電する時間に、エネルギー供給装置のエネルギー供給口を介して、車内でリッチコンテンツを楽しめる環境を提供する。これにより、充電時間に車外へ出て、必要のない買い物や、飲食をする必要がなくなり、移動体利用者にとっては、その充電時間をどのようにして待つかの選択肢が広がる。
提供するコンテンツとしては、例えば、充電時間に応じたエンターテーメント情報や学習情報などが考えられる。また、移動体の移動先情報となる、観光スポット、レストラン情報、公園、公衆トイレ、コンビニ、交通情報などの情報を提供する。
また、移動体の原因不明の急発進事故が増加しており、このような事故を防止するシステムを提供する。
例えば、電気自動車が、その稼動エネルギーとなる電気エネルギーを、充電ステーションで充電する時間中に、エネルギー供給装置のエネルギー供給口(無線利用の場合には、必ずしも供給口を利用する必要はなく、エネルギー供給装置のいずれかの部分を活用すればよい)を活用して、車の診断をする。
移動体のエレクトロニクス化が進行する中、電気系統や電子制御系統、車内LAN系統などの診断を、移動体が、その稼動エネルギーを補給している時間中に行い、その結果を、エネルギー供給装置の表示出力手段又は移動体に備わる表示手段に表示する。
さらに、エネルギー供給装置の供給口は、移動体が、その稼動エネルギーを補給している時間を車内で有効に利用できるように、その移動体に対し、通信回線を提供する。
本発明の第1の態様においては、移動体へエネルギーを供給するエネルギー供給装置において、エネルギー供給装置のエネルギー供給口が、移動体の通信部と、直接又はネットワークを介して、一方向又は互いに、情報の送信及び受信の少なくとも一つをする送受信手段を備えるエネルギー供給装置を提供する。
上記のエネルギー供給装置は、エネルギー供給口を用いて、移動体の診断を行なう移動体診断手段と、移動体診断手段で診断した結果を表示出力する表示出力手段とをさらに備えていてもよい。
上記のエネルギー供給装置は、エネルギー供給口を用いて、移動体へ通信回線を提供する通信回線提供手段をさらに備えていてもよい。
本発明の第2の態様においては、移動体のエネルギーを補給するエネルギー補給部において、該エネルギー補給部のエネルギー補給口が、移動体へエネルギーを供給するエネルギー供給装置の通信部と直接又はネットワークを介して、一方向で又は互いに、情報を送信及び受信の少なくとも一つをする送受信手段を備える移動体提供する。
上記の移動体は、エネルギー供給装置が送受信手段を用いて移動体の診断を行なうようになされていて、移動体は、エネルギー供給装置の診断を受け入れる診断受入手段をさらに備えていてもよい。
上記の移動体は、エネルギー供給装置がエネルギー供給装置のエネルギー供給口を用いて、上記移動体へ通信回線を提供するようになされていて、移動体は、エネルギー補給口を用いて通信回線を利用するための通信回線利用手段をさらに備えていてもよい。
本発明の第3の態様においては、移動体のエネルギー補給口が、該移動体へエネルギーを供給するエネルギー供給装置のエネルギー供給口と、直接又はネットワークを介して、一方向で又は互いに、情報を送信及び受信の少なくとも一つをする移動体送受信手段と、エネルギー供給装置のエネルギー供給口が、移動体に備わるエネルギー補給口と、直接又はネットワークを介して、一方向で又は互いに、情報を送信及び受信の少なくとも一つをする供給装置送受信手段とを備えるエネルギー補給供給システムを提供する。
上記エネルギー補給供給システムは、エネルギー供給装置が、移動体の診断を行なう移動体診断手段と、移動体診断手段で診断した結果を表示出力する表示出力手段とをさらに備え、移動体は、エネルギー供給装置が行なう診断に応じて、移動体の診断を受け入れる診断受入手段をさらに備え、エネルギー供給装置が、移動体の診断を、移動体送受信手段と上記供給装置送受信を用いて行なってもよい。
上記エネルギー補給供給システムは、エネルギー供給装置が、エネルギー供給口と移動体のエネルギー補給口とを用いて、移動体に通信回線を提供する通信回線提供手段をさらに備え、移動体が、エネルギー供給装置が提供する通信回線を利用できる通信回線利用手段をさらに備えていてもよい。
本願発明によれば、移動体のエネルギー補給口と、エネルギー供給装置のエネルギー供給口とを活用して、移動体とエネルギー供給装置との間で、情報の送信や受信を可能せしめる。よって、エネルギー供給装置は、移動体が、その駆動エネルギーを補給している時間に、移動体の診断やエンターテーメント等の提供、そして通信回線の提供をできるようになり、移動体の乗車者に、利便性、移動体の安全性、有効な時間の利用方法を提供することができる。
また、エネルギー供給装置を運営する側にとっては、コンテンツの提供や車の診断、通信回線の提供を、エネルギー供給装置のエネルギー供給窓口に一本化して提供することができれば、提供コストの低減を図れる。また、このようなサービスを展開することで、移動体利用者へのサービス向上を図ることができる。
加えて、本願発明によれば、例えば、電気自動車の充電時間の長さを嫌う人々へさまざまな恩恵を与えることができるので、電気自動車の普及、及び充電施設の普及を促すものとなり、環境保護や温暖化防止に貢献できる。
本発明の実施の形態1においては、移動体のエネルギー補給口が、該移動体へエネルギーを供給するエネルギー供給装置のエネルギー供給口と、直接又はネットワークを介して、一方向で又は互いに、情報を送信及び受信の少なくとも一つをする移動体送受信手段と、エネルギー供給装置のエネルギー供給口が、移動体に備わるエネルギー補給口と、直接又はネットワークを介して、一方向で又は互いに、情報を送信及び受信の少なくとも一つをする供給装置送受信手段とを備えるエネルギー補給供給システムを提供するようになされている。
移動体とは、例えば、車両(バイク、電動自転車を含む)、飛行機、船舶など、稼動エネルギーを利用して移動する物体である。
移動体のエネルギー補給口とは、例えば、電気自動車の場合、その車に備わっている、電気エネルギーを充電する充電口である。また、ガソリン車の場合は、その車に備わっているガソリンを給油する給油口である。その他、例えば、水素やエタノールなどのエネルギー補給口などがある。移動体のエネルギー補給口とは、ここで挙げた形態に限らず、例えば、移動体の稼動エネルギーを補給するための補給口であれば、どのような形態であってもよい。
エネルギー供給装置とは、例えば、電気自動車用であれば、電気エネルギーを供給するための充電装置(充電施設)である。また、ガソリン車用であれば、ガソリンを供給するガソリン供給装置である。但し、エネルギー供給装置とは、ここで挙げた形態に限らず、例えば、水素を供給する水素供給装置やエタノールを供給するエタノール供給装置など、移動体へその稼動エネルギーを提供するエネルギー供給装置であれば、どのような形態であってもよい。
エネルギー供給装置のエネルギー供給口とは、移動体へエネルギー供給する、その供給口(インターフェース)となるところである。
供給装置送受信手段とは、例えば、供給装置を一ノードとすると、直接又はネットワークを介して、他のノードと接続する為の手段である。ネットワークを介して接続する場合、供給装置送受信手段は、例えば、ルータやモデムなどで構成されている。また、直接他のノードと接続する場合(アドホックモード)、供給装置送受信手段は、例えば、P2P(Peer to Peer)(ピアツーピア)などの通信システムによって実現するようになされている。但し、ここでいう直接他のノードと接続する方法に関しては、ここに記述したものに限定するものではなく、エネルギー供給装置と移動体を、直接接続し、通信を行なえるものであれば、どのような形式のものでもよい。同じように、ネットワークを介して接続する方法についても、ここで挙げた方法に限るものではなく、移動体がネットワークを介して、他のノードまたはネットワークと接続する他の方法でもよい。
供給装置送受信手段が、無線通信のネットワークを介して、移動体と通信を行なう場合には、アンテナを備えていてもよい。
ここでは、移動体の通信部と、エネルギー供給装置のエネルギー供給口が、通信を行なうようになされているが、例えば、当該通信が無線通信の場合には、かならずしもエネルギー供給口を、エネルギー供給装置の通信部とする必要はない。即ち、例えば、エネルギー供給装置のいずれかの部に、移動体と無線通信でき、且つ移動体と情報の送信及び受信の少なくとも一つを行なえるようになされていれば良い。
ここでいう情報とは、主に提供するコンテンツである。提供するコンテンツとは、例えば、充電時間に見合ったエンターテーメント情報や学習情報などが考えられる。また、移動体の移動先情報となる、観光スポット、レストラン情報、公園、公衆トイレ、コンビニ、交通情報などの情報を提供する。但し、提供するコンテンツ情報は、ここに挙げたものに限らず、通信を利用して伝送できるコンテンツであれば、どのようなコンテンツであってもよい。
また、エネルギー供給装置が、移動体へ情報を送信し、提供する場合、その提供する情報は、ネットワーク上にある情報を提供することでもよいし、或いは、エネルギー供給装置に備える記憶部から情報を読出し、移動体へ提供することでもよい。即ち、ここでは、情報が何処に蓄積されているかは、問題ではない。但し、移動体が、どのようなコンテンツ(情報)にアクセスするかのアクセスデータを収集し、それを分析する場合には、情報蓄積部の管理が必要となる。
ネットワークとは、有線通信または無線通信による通信網である。
一方向とは、コミュニケーション(通信)の方向をさしており、一ノードから他の一ノード又はネットワークへの、一方向をいう。双方向のコミュニケーション(通信)ではない。
移動体送受信手段とは、例えば、移動体を一ノードとすると、直接又はネットワークを介して、他のノードと接続する為の手段である。ネットワークを介して接続する場合、移動体送受信手段は、例えば、ルータやモデムなどで構成されている。また、直接他のノードと接続する場合(アドホックモード)、移動体送受信手段は、例えば、P2P(Peer to Peer)(ピアツーピア)などの通信システムによって実現するようになされている。但し、ここでいう直接他のノードと接続する方法に関しては、ここに記述したものに限定するものではなく、移動体とエネルギー供給装置を、直接接続し、通信を行なえるものであれば、どのような形式のものでもよい。同じように、ネットワークを介して接続する方法についても、ここで挙げた方法に限るものではなく、移動体がネットワークを介して、他のノードまたはネットワークと接続する他の方法でもよい。
また、移動体送受信手段が、無線通信による通信網と接続する場合には、通信を受信するアンテナを備えていてもよい。
実施の形態1において、移動体送受信手段は、主に、エネルギー供給装置が提供する情報を取得する為の手段である。
実施の形態1において、移動体に、エネルギー供給装置から取得した情報を表示する表示手段を記載していないが、例えば、移動体に既に備えているナビゲーションの表示部に、表示することでも良い。また、実施の形態1においても、必要とあらば、エネルギー供給装置が提供する情報を表示する表示手段を、該移動体にさらに備えるように、なされてもよい。
本願発明の実施の形態2においては、実施の形態1の形態に、エネルギー供給装置は、移動体の診断を行なう移動体診断手段と、移動体診断手段で診断した結果を表示出力する表示出力手段とをさらに備え、移動体は、エネルギー供給装置が行なう診断に応じて、移動体の診断を受け入れる診断受入手段をさらに備え、エネルギー供給装置が、移動体の診断を、移動体送受信手段と供給装置送受信手段とを用いて行なうようになされている。
移動体診断手段が、例えば、移動体の電気系統部や電子制御部など、主に移動体のエレクトロ領域を、診断する。但し、移動体診断手段が診断する診断領域は、上述した領域に限らず、移動体とエネルギー供給装置が通信で接続されることによって、診断できる領域および診断項目であれば、どのよう診断でもよい。また、診断するとは、移動体の故障診断に限らず、現在の移動体の状態・状況を診断することも含む。
移動体の各部のエレクトロニクス領域を診断するとは、例えば、センサー、ECU(Electronic Control Unit:電子制御ユニット)、アクチュエータなどに分類し、これらの領域ごとに診断することができる。
さらに、移動体の各部を、エンジン制御、シャーシ制御、安全・快適制御、情報通信のように分類し、その分類ごとの診断方法、診断マニュアル作成によって、診断することができる。また、移動体の各部を分散型で制御管理する車載LAN系統を、幾つかに分類し、それに沿った診断方法でもよい。
また、上述した車の診断の中には、移動体の駆動を制御するMCU(マイコン)に限らずアプリケーションやソフト、モジュールなどの診断や更新も含まれる。
移動体の車載LANとは、例えば、ボディ系,パワートレイン系、シャーシ系、安全系、情報通信系、故障診断系など、通信速度や通信方式などそれぞれの制御対象に合わせて、最適なネットワーク・システムを敷設するようになっている。
ドアや電動シート、インテリジェント・キー、エアコンなど、高速で高い信頼性を必要としないボディ系システムはCAN、そしてその下位システムはLIN(Local
Interconnect Network)で接続し、エンジンやパワーステアリング、ブレーキ、自動変速機など高速かつ信頼性の高い通信システムが求められるパワートレイン系システムについてはFlexRay で接続する。また、エアバックシステムに代表される安全系ではASRB(Safe-by-Wire Plus)などのプロトコル、情報通信系ではMOST やIDB1394 などを用い、それぞれの制御システム間はゲートウェイを介して相互接続され、自動車全体での分散協調制御をするようになっている。エネルギー供給装置は、このような構造の移動体を、上記各部の特長に応じた診断を行い、診断結果を、通信を介して、移動体へ送信し、提供するようになされている。
ドアや電動シート、インテリジェント・キー、エアコンなど、高速で高い信頼性を必要としないボディ系システムはCAN、そしてその下位システムはLIN(Local
Interconnect Network)で接続し、エンジンやパワーステアリング、ブレーキ、自動変速機など高速かつ信頼性の高い通信システムが求められるパワートレイン系システムについてはFlexRay で接続する。また、エアバックシステムに代表される安全系ではASRB(Safe-by-Wire Plus)などのプロトコル、情報通信系ではMOST やIDB1394 などを用い、それぞれの制御システム間はゲートウェイを介して相互接続され、自動車全体での分散協調制御をするようになっている。エネルギー供給装置は、このような構造の移動体を、上記各部の特長に応じた診断を行い、診断結果を、通信を介して、移動体へ送信し、提供するようになされている。
表示出力手段が、移動体診断手段によって診断した移動体の診断結果を、表示または印刷(プリントアウト)するようになされている。
表示出力手段が、移動体の診断結果を、表示する場合は、表示出力手段は、モニターやスピーカーで構成されている。また、表示出力手段が、移動体の診断結果を印刷する場合には、表示出力手段は、プリンターで構成されている。
診断受入手段が、移動体の移動体診断手段が行なう診断を受け入れるための状態の整備するようになされている。
診断受入手段の、移動体診断手段が行なう診断を受け入れるための状態の整備とは、移動体診断手段が診断する為に取得したいデータの収集と、移動体診断手段に、その収集したデータへアクセスさせる回路の提供の整備である。
即ち、例えば、診断受入手段は、予め、移動体の各部の診断を、センサーなどを活用して行なうようになされており、その診断したデータを、移動体診断手段へ提供するようになされている。
即ち、例えば、診断受入手段は、予め、移動体の各部の診断を、センサーなどを活用して行なうようになされており、その診断したデータを、移動体診断手段へ提供するようになされている。
一方、診断受入手段が、上述したように移動体各部の診断を行なわないこともある。移動体診断手段が、移動体の例えばA系車載LANへのアクセスにより、そのA系車載LAN上にある電子制御部の診断を行なう場合、診断受入手段は、エネルギー供給装置の移動体診断手段が供給装置送受信手段から、移動体の移動体送受信手段を介して、A系車載LANへのアクセスを可能せしめるための整備を、予め、行なう。
また、診断受入手段は、移動体診断手段が、それに備わるセンサー等を活用して診断を実行させるために、移動体を構成する各部や各LAN系統、各制御部など、診断対象となるオブジェクトへ、予めアドレス(IPアドレスなど)を設定することもある。また、上記のオブジェクトそれぞれに、ユニークな番号となるIDを付すこともある。これによって、移動体診断手段が、予め診断をするオブジェクトのアドレスやIDを設定し、それらのアクセス回路が整備されることで、移動体の診断を行なうことができる。
本発明の実施の形態3においては、実施の形態1に、エネルギー供給装置が、エネルギー供給口と移動体のエネルギー補給口とを用いて、移動体に通信回線を提供する通信回線提供手段をさらに備え、移動体が、エネルギー供給装置が提供する通信回線を利用できる通信回線利用手段をさらに備えるようになされている。
通信回線提供手段が、移動体に、無線通信又は有線通信によって、通信網へ接続するための通信回線を提供するようになされている。
有線通信による通信回線とは、例えば、固定電話の回線(電話回線)や、光ファイバーケーブル(光回線)などがある。また、物理的な伝送方式での分類としては、FTTH、ADSL、CATV、ISDNなどがある。但し、有線による通信回線の種類は、ここに挙げたものに限らず、有線によって通信ができるものであれば、どのようなものでもよい。
無線通信による通信回線とは、例えば、無線LAN、3Gなど携帯電話に使われている無線通信、WiMAXなどがある。その他、地上波による放送波を利用しても良い。但し、無線による通信回線の種類は、ここに挙げたものに限らず、無線によって通信ができるものであれば、どのようなものでもよい。
本発明は、移動体に対し、稼動エネルギーを補給する時間に、その有効な時間活用法を提供する事業として有効である。また、移動体の原因不明の急発進事故が増加しており、このような事故を防止するシステムとして有効である。
Claims (9)
- 移動体へエネルギーを供給するエネルギー供給装置において、該エネルギー供給装置のエネルギー供給口が、上記移動体の通信部と直接又はネットワークを介して、一方向で又は互いに、情報を送信及び受信の少なくとも一つをする送受信手段を、備えるエネルギー供給装置。
- 上記エネルギー供給口を用いて、上記移動体の診断を行なう移動体診断手段と、上記移動体診断手段で診断した結果を表示出力する表示出力手段とをさらに備える、請求項1に記載のエネルギー供給装置。
- 上記エネルギー供給口を用いて、上記移動体へ通信回線を提供する通信回線提供手段をさらに備える、請求項1及び2に記載のエネルギー供給装置。
- 移動体のエネルギーを補給するエネルギー補給部において、該エネルギー補給部のエネルギー補給口が、上記移動体へエネルギーを供給するエネルギー供給装置の通信部と直接又はネットワークを介して、一方向で又は互いに、情報を送信及び受信の少なくとも一つをする送受信手段を、備える移動体。
- 上記エネルギー供給装置が上記送受信手段を用いて上記移動体の診断を行なうようになされていて、上記移動体は、上記エネルギー供給装置の診断を受け入れる診断受入手段をさらに備える、請求項4に記載の移動体。
- 上記エネルギー供給装置が該エネルギー供給装置のエネルギー供給口を用いて、上記移動体へ通信回線を提供するようになされていて、上記移動体は、上記エネルギー補給口を用いて上記通信回線を利用するための通信回線利用手段をさらに備える、請求項4及び5に記載の移動体。
- 移動体のエネルギー補給口が、該移動体へエネルギーを供給するエネルギー供給装置のエネルギー供給口と、直接又はネットワークを介して、一方向で又は互いに、情報を送信及び受信の少なくとも一つをする移動体送受信手段と、
上記エネルギー供給装置のエネルギー供給口が、上記移動体に備わる上記エネルギー補給口と、直接又はネットワークを介して、一方向で又は互いに、情報を送信及び受信の少なくとも一つをする供給装置送受信手段とを備えるエネルギー補給供給システム。 - 上記エネルギー供給装置は、上記移動体の診断を行なう移動体診断手段と、上記移動体診断手段で診断した結果を表示出力する表示出力手段とをさらに備え、
上記移動体は、上記エネルギー供給装置が行なう上記診断に応じて、上記移動体の診断を受け入れる診断受入手段をさらに備え、
上記エネルギー供給装置が、上記移動体の診断を、上記移動体送受信手段と上記供給装置送受信手段を用いて行なう、請求項7記載のエネルギー補給供給システム。 - 上記エネルギー供給装置が、上記エネルギー供給口と上記移動体のエネルギー補給口とを用いて、上記移動体に通信回線を提供する通信回線提供手段をさらに備え、上記移動体が、上記エネルギー供給装置が提供する上記通信回線を利用できる通信回線利用手段をさらに備える、請求項7及び8に記載のエネルギー補給供給システム。
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2012
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