JP2013255724A - 薬品類収納装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】庫部30に多数の収納容器20が引出可能に保持され、各収納容器20の後方に開駆動機構とロック機構が配設され、開駆動機構はモータ40駆動の偏心カム50で収納容器20を後押前進させるものであり、ロック機構60は、偏心カム50が収納容器押込許容状態で停止しているときには、収納容器20に係合してその前方引出を阻止するが、偏心カム50が回転動作を行うと、偏心カム50が収納容器20を後押しする前に、偏心カム50に押されて弾性変形することにより収納容器20から外れて、収納容器20の前方引出を許容するようになっている。また、ロック機構60に解除動作を行わせる伝動部材71〜74と、それら71〜74を手動で集中操作する操作部材70も設ける。
【選択図】 図1
Description
収納対象が薬品類の場合、アンプル剤等の薬品をカセットに整列収納しておきワンタッチで出し入れできるようになった薬品収納装置が知られている(例えば特許文献1参照)。これは、出し入れ対象のカセット位置をLED(発光ダイオード)で案内表示するようにもなっており、LEDがカセット載置棚の前面に設けられている。
そこで、装置の複雑化やコストアップを抑制すべく、ロック機構等に工夫を凝らすことにより、一つの駆動機構にて開駆動機能とロック駆動機能の二機能を発揮する薬品類収納装置を実現することが第1技術課題となる。
そこで、非常時には手動で迅速にロックを解除しうる薬品類収納装置を実現することが第2技術課題となる。
そこで、前後に延びる電気配線が無くても後方の電気回路で前方の光出力状態を制御しうる薬品類収納装置を実現することが第3技術課題となる。
したがって、この発明によれば、一つの駆動機構にて開駆動機能とロック駆動機能の二機能を発揮する薬品類収納装置を実現することができ、その結果、第1技術課題が解決される。
したがって、この発明によれば、非常時には手動で迅速にロックを解除しうる薬品類収納装置を実現することができ、その結果、第2技術課題が解決される。
したがって、この発明によれば、前後に延びる電気配線が無くても後方の電気回路で前方の光出力状態を制御しうる薬品類収納装置を実現することができ、その結果、第3技術課題が解決される。
図1〜9に示した実施例1は、上述した解決手段1〜3(出願当初の請求項1〜3)を総て具現化したものである。
なお、それらの図示に際しては、簡明化等のため、ボルト等の締結具や,電子回路(電気回路)の詳細などは図示を割愛し、発明の説明に必要なものや関連するものを中心に図示した。
庫部30は、格子状に区切られて、多段多列(図では17段6列)の引出枠を成しており、引出枠それぞれの内面が摩擦抵抗の小さい円滑面に仕上げられているので、それぞれの収納容器20を個々に前方へ引出可能な状態さらには押出や押込も可能な状態で縦横に並べて保持するものとなっている。引出枠には一つずつ後述の開駆動機構40+50とロック機構60も付設されているが、それらは、筐体内で収納容器20の後方に配置され、庫部30の非視認部32の支持板33に装着されているので、正面からは見えない。庫部30の前面のうち収納容器20それぞれに対応した視認部31(図では右隣の露出部分)には、後述する導光部材90の出射端91が露出していて視認可能になっている。後述するロック一括解除機構70〜74の操作部材70も筐体前面の視認部に配されている。
また、図8は、収納容器20の手動押込の動作を時系列で示しており、(a),(b)何れも収納容器一個分に対応する機構部分の底面図である。
さらに、図9は、収納容器20の一括ロック解除と手動引出の動作を示しており、(a),(b)何れも収納容器20一個分に対応する機構部分の底面図である。
なお、前進して開いた取出対象の収納容器20を戻さないでおくと、導光部材90の出射端91の発光状態が、所定時間の経過後に緑色の点灯から緑色の点滅に変わって調剤者に対して薬品類の取出が催促され、さらに時間が経過してタイムアップするとエラー状態と判別されて緑色の点滅から赤色の点滅に変わる。
上記実施例では、収納容器20の形状やサイズが総て同じであったが、異なっていてもいても良い。操作部材70及び伝動部材71〜74による一括ロック解除が可能であれば、水平と垂直の縦横配置である必要もない。
上記実施例では、ロック機構60が一回転して原点に戻るようになっていたが、これも必須でなく、例えば軸対象形を採用して半回転毎に原点に戻るようにしても良い。
上記実施例では、多数の収納容器20のうち薬品類払出情報に基づく複数の収納容器20が一斉に押し出されるようになっていたが、各収納容器20に付されたバーコードの読取などに応じて個々に押し出されるようにしても良い。
20…収納容器、21…係合部、22…把手、
30…庫部、31…視認部、32…非視認部、33…支持板、
40…モータ(開駆動機構)、41…回転軸、
45…電子回路基板(モータ駆動回路,検出回路,発光駆動回路)、
46,47…発光部材、
50…偏心カム(開駆動機構)、51…回転中心孔、
52…小径部、53…中径部、54…大径部、
60…ロック機構、61…滑節孔、62…第1従動部、63…係合部、
64…第2従動部、65…弾性変形部、66…支軸、67…留具、
70…操作部材、71,72,73,74…伝動部材、
80…制御装置、90…導光部材、91…出射端、92…入射端
Claims (3)
- 薬品類を収容する多数の収納容器と、それらを個々に前方へ引出可能な状態で保持する庫部と、前記収納容器それぞれの後方に配設されたモータとその回転軸に取着された偏心カムとを具えた機構からなりそれぞれが配設先の収納容器を対応する偏心カムで後押して前進させる多数の開駆動機構とを備えた薬品類収納装置において、
前記収納容器それぞれの後方にロック機構が配設されており、
前記ロック機構は、それぞれ、配設先の収納容器に対応する偏心カムが該収納容器の押込を許容する状態で停止しているときには、該収納容器に係合して該収納容器の前方引出を阻止するが、該偏心カムが回転動作を行うと、該偏心カムが該収納容器を後押しする前に、該偏心カムに押されて弾性変形することにより該収納容器から外れて、該収納容器の前方引出を許容するようになっている、
ことを特徴とする薬品類収納装置。 - 前記ロック機構を弾性変形させて配設先の収納容器から外れさせることにより該収納容器を前方引出許容状態にする伝動部材と、前記伝動部材を手動で集中操作しうる操作部材とが設けられていることを特徴とする請求項1記載の薬品類収納装置。
- 前記収納容器それぞれに対応して発光部材と発光駆動回路と導光部材が設けられ、前記発光部材が前記発光駆動回路と共に前記庫部の非視認部に配置され、前記導光部材が前記発光部材の所から前記庫部の視認部まで延びていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載された薬品類収納装置。
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