JP2013255395A - コンバータ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】組み付け時の構造を最適にしつつ組み付け性を向上させる。
【解決手段】コンバータ装置は、リアクトル部と、リアクトル部上に配置されるパワーモジュールと、パワーモジュール上に配置され、パワーモジュールを制御する制御基板とを含み、燃料電池システムに使用される。また、コンバータ装置は、リアクトル部に接続されるリアクトルバスバと、パワーモジュールに接続されるパワーモジュールバスバと、パワーモジュールの位置を位置決めする位置決め部材と、リアクトルバスバとパワーモジュールバスバとをボルト締結するボルト及びナットと備える。そして、組み付け時にパワーモジュールが位置決め部材で位置決めされたときには、ボルト、パワーモジュールバスバ、リアクトルバスバ、及びナットは、コンバータ装置の外側からボルト、パワーモジュールバスバ、リアクトルバスバ、及びナットの順に配置される。
【選択図】図5

Description

本発明は、コンバータ装置に関する。
燃料電池システムに使用され、リアクトル部、パワーモジュール(以下、IPMともいう)、及びパワーモジュールを制御する制御回路を有する制御基板(以下、ECUともいう)を有するコンバータ装置が知られている。これらは、重心及び防水性能の観点から、リアクトル部、IPM、ECUの順にコンバータ装置の下側から積層される。
このようなコンバータ装置の組み付けは、ロアケースに、リアクトルバスバを接続したリアクトル部、IPMバスバを接続したIPM、ECUをこの順で下から積層すると共に、リアクトルバスバとIPMIPMバスバとを複数の箇所において、ボルトとナットとでボルト締結することにより行なわれる。
また、コンバータ装置に関して、セルスタックの出力を昇圧するための内部構成と当該セルスタックとの具体的配置とを改良したものが知られている。具体的には、複数のセルが積層されてなるセルスタックと該セルスタックを昇圧するコンバータとを一体化し、セルスタックの端部セルの一端または両端にコンバータ装置の発熱部品を配置し、セルスタックとコンバータとをバスによって接続する構成としている。これにより、セルスタックの出力を昇圧するための内部構造を改良している(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−003288号公報
上記のようにコンバータ装置の組み付けを行なう場合、ボルト締結時にIPMの位置が定まらなくなる可能性がある。例えば、組み付け時に、コンバータ装置の外側から、ボルト、リアクトルバスバ、IPMバスバ、ナットの順に配置される各部品をボルト締結部毎にボルト締結するため、ボルト締結時に残りのボルト締結部にセンタずれ(ばらつき)が発生する場合があり、このセンタずれにより、IPMの位置が定まらなくなる。
このような事態を回避するためにIPMバスバをナット一体型バスバで構成することにより、ボルト締結時の部品点数を少なくし、ボルト締結部のセンタずれを抑制することが行なわれている。しかしながら、ナット一体型バスバはナット圧入工程が必要であるため、コンバータ装置の製造工程が増すことになり、製造コストが高くなる。
また、ボルト締結部の構造は、IPMをリアクトル部に組み付けたときに、外側から、ボルト、リアクトルバスバ、IPMバスバ、ナットの順になっている。このため、組み付け時にIPMをリアクトル部の上側から被せる場合、ナットとリアクトルバスバとの間にIPMバスバの先端を入れ込む必要があり、組み付け性が悪い。
したがって、コンバータ装置の組み付けを行なう場合に、コンバータ装置の構造及び組み付け性について改良することが求められている。
ここで、特許文献1に記載の技術においては、セルスタックの出力を昇圧するための内部構成について改良されているものの、コンバータ装置の組み付け時の構造を最適にすること及び組み付け性については考慮されていない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、組み付け時の構造を最適にしつつ組み付け性を向上させることができるコンバータ装置を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明のコンバータ装置は、リアクトル部と、リアクトル部上に配置されるパワーモジュールと、パワーモジュール上に配置され、パワーモジュールを制御する制御基板とを含み、燃料電池システムに使用されるものであり、また、コンバータ装置は、リアクトル部に接続されるリアクトルバスバと、パワーモジュールに接続されるパワーモジュールバスバと、パワーモジュールの位置を位置決めする位置決め部材と、リアクトルバスバとパワーモジュールバスバとをボルト締結するボルト及びナットと、を備えている。そして、組み付け時にパワーモジュールが位置決め部材で位置決めされたときには、ボルト、パワーモジュールバスバ、リアクトルバスバ、及びナットは、コンバータ装置の外側からボルト、パワーモジュールバスバ、リアクトルバスバ、及びナットの順に配置される。
このように構成されるコンバータ装置は、パワーモジュールの組み付け時に当該パワーモジュールをリアクトル部上に位置決めすることができるため、リアクトルバスバとパワーモジュールバスバとのボルト締結部にセンタずれが発生することを防止することができる。したがって、センタずれ防止のためにナット一体型バスバ用いる必要がなくなり、コンバータ装置の組み付け時に、ナット一体型バスバを製造するためのナット圧入工程を省略することができる。よって、コンバータ装置の製造コストを抑制することができる。
また、パワーモジュールバスバの先端部は、コンバータ装置の外側方向に曲げられた折り曲げ部を有するようことが望ましい。
このように構成した場合、パワーモジュールをリアクトル部に配置する際に、パワーモジュールバスバの先端内側にリアクトルバスバの先端を誘い込み易くなり組み付け時の作業効率を向上させることができる。
上記のリアクトル部は、リアクトルを支持する端子台を備えるようにし、位置決め部材の一方を構成するガイドを当該端子台に設け、位置決め部材の他方を構成する規制部をパワーモジュールの下側に設けるようにしても良い。
このようにすることにより、パワーモジュールをリアクトル部に配置する際に、組み付けが容易になる。
また、上記のガイドを3つの突部により構成し、当該3つの突部のうちの少なくとも1つは、当該突部の断面がコ字形状であるように構成しても良い。
このよう構成された断面がコ字形状の突部は、例えばコ字の開口部分に規制部の凸部を収容することにより、パワーモジュールを3方向(例えば、後方向及び左右方向)において位置決めすることができる。
この断面がコ字形状のガイドは端子台の先端部に設けられることが望ましい。
このように断面がコ字形状の突部を配置することにより、例えば作業者がコンバータ装置の前側からパワーモジュールをリアクトル部に配置する際に、作業者が当該突部を視認し易くなる。
さらに、パワーモジュールは、例えばコンバータ装置が燃料電池車両に搭載される場合において、当該燃料電池車両の前方向となる側に、強度補強のための脚部を有し、断面がコ字形状の突部に応じた規制部を当該脚部に設けるようにすることが望ましい。
このように構成すると、強度補強のための脚部を規制部として有効に利用することができる。
また、パワーモジュールバスバとリアクトルバスバとの隙間であるバスバ間隙は、断面がコ字形状の突部と当該突部に応じた規制部との隙間であるガイド隙間より小さくすることができる。
このように構成した場合、コンバータ装置の左右方向の小型化を図ることができる。
本発明によると、組み付け時の構造を最適にしつつ組み付け性を向上させることができるコンバータ装置を提供できる。
本発明の実施の形態に係る燃料電池車両の車幅方向の概略断面図である。 同実施の形態に係る燃料電池車両の前後方向の概略断面図である。 同実施の形態に係る燃料電池車両に搭載される燃料電池システムの一部の示す概略平面図である。 同実施の形態に係るコンバータ装置の一方の側面を示す側面図である。 同実施の形態に係るコンバータ装置の内部の主要な構成を示す図である。 同実施の形態に係る端子台及びリアクトルバスバの外観を示す斜視図である。 図4のVII−VII断面を示す断面図である。 同実施の形態に係る位置決め部材の1つを示す図である。 同実施の形態に係る位置決め部材の1つを示す図である。 同実施の形態に係る位置決め部材の1つを示す図である。 図4のXI−XI断面を示す断面図である。
以下、燃料電池システムに使用されるコンバータ装置(以下、FCコンバータという)が搭載された燃料電池車両の一実施の形態について説明する。
図1及び図2に示すように、本実施の形態に係る燃料電池車両Vは、底板11と床板12とから燃料電池車両Vの床13が構成されている。燃料電池車両Vの車幅方向の中央では、底板11に下方(車室側と反対側)へ凹んだ凹部11aが形成され、床板12に上方(車室側)へ突出した凸部12aが形成されている。
そして、燃料電池車両Vの車幅方向中央には、凹部11a及び凸部12aからなるセンタートンネル15が燃料電池車両Vの前後方向に沿って設けられており、このセンタートンネル15の左右における床13の上部に、シート16が設けられている。
図3に示すように、センタートンネル15には、燃料電池21、燃料電池21への流体給排用ユニット22及び燃料電池21の電力を変換するFCコンバータ23が収容されている。燃料電池21は、セル積層方向が車幅方向(図3では上下方向)に沿うように燃料電池車両Vに搭載されている。なお、流体給排用ユニット22は、燃料電池21のセル積層方向一端側に一体的に設けられている。
流体給排用ユニット22には、酸化ガスを燃料電池21に供給するための酸化ガス供給配管、燃料電池21から排出された酸化オフガスを外部に導くための酸化オフガス排出配管、燃料ガスタンクから燃料電池21に燃料ガスを供給するための燃料ガス供給配管、燃料電池21から排出された燃料オフガスを燃料ガス供給配管に戻すための循環配管、及び循環配管に分岐接続された燃料オフガス排出配管、燃料電池21に冷媒を供給する冷媒供給配管、燃料電池21から排出された冷媒をラジエータに供給する冷媒排出配管等の各一端が集合しており、流体給排用ユニット22は、各配管に設けられたエアコンプレッサ、燃料ガスポンプ、遮断弁やレギュレータや排出弁等の各種弁、インジェクタ、温度センサや圧力センサ等の各種センサ類、及び流体(気液)分離器などを備えてなる。
このように、本実施の形態に係る燃料電池車両Vは、燃料電池21と、流体給排用ユニット22と、FCコンバータ23とを燃料電池車両Vの床板12の下方側である床下に配置した構造を有している。
図3に示すように、FCコンバータ23は、燃料電池車両Vの前方側(図3では左側)に配置されており、このFCコンバータ23に対して、燃料電池21及び流体給排用ユニット22は、燃料電池車両Vの後方側(図3では右側)において車幅方向に並んで配置されている。これにより、これらFCコンバータ23及び流体給排用ユニット22が設けられた燃料電池21は、平面視で略T字状に配置されている。
この燃料電池車両Vは、その前方のエンジンコンパートメントに、トラクションモータ及びインバータが収容されており、燃料電池21で発電された電力は、FCコンバータ23を介してインバータへ供給される。そして、トラクションモータの駆動力によって走行するようになっている。
次に、上記のように燃料電池車両Vに搭載されるFCコンバータ23について詳細に説明する。FCコンバータ23の内部の主要な構成は、図5に示すように、下からリアクトル部40、IPM(Intelligent Power Module)42、制御基板43がこの順で積層配置されて構成される。また、リアクトル部40は、2つのリアクトル41を搭載する端子台51を有している。
IPM42は、例えば、電力を制御するパワーMOSFETや絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)などのパワーデバイスと、該パワーデバイスの駆動回路と、自己保護機能とを備えている。制御基板43はIPM42の上部に積層配置され、IPM42を制御する制御回路を備えてなる。
リアクトル部40は、重量が大きく大型であるため、比較的スペースの確保が容易なセンタートンネル15の下方側に配置されるように、最下部に配置されている。また、重量が大きいリアクトル部40を最下部に配置することにより、燃料電池車両Vの低重心化を図ることもできる。
制御基板43をIPM42の上部に配置すれば、制御基板43に対するリアクトル部40からのノイズの影響が極力抑えられる。また、制御基板43をIPM42の上部であるFCコンバータ23の最上部に配置すれば、組み込み時におけるワイヤハーネスの配線の容易化を図ることができ、しかも、走行時に跳ね上がる下方側からの水に対しても防水効果を高めることができる。
また、図4に示すように、IPM42の一方の端部、本実施の形態においては、FCコンバータ23が燃料電池車両Vに搭載される場合に当該燃料電池車両Vの前方向となる側の端部には、IPM42内に収用する各構成(図示及び説明を省略する)を固定するボルト422が下側へ向かって嵌め込まれている。このボルト422は、IPM42の上端面から下側に埋め込まれるように設けられる。このため、IPM42の上側面からボルト422の端部が上側へ突出することを防止でき、IPM42の上下方向の小型化を図ることができると共に、制御基板43を積層し易くできる。一方、IPM42のケースの強度を保つべく、ボルト422が嵌め込まれる位置の下側には、IPM42の下側に突出する脚部423が設けられる。
端子台51には、図5及び図6に示すように、リアクトルバスバ411が接続される。また、端子台51は、リアクトルバスバ411、及びリアクトルバスバ411を介して後述するIPMバスバ420とボルト締結するための複数のボルト締結部510を備えている。本実施の形態では、8個のボルト締結部510が設けられており、そのうちの4つ(例えば一方の端から奇数番)はリアクトルバスバ411との接続にのみ使用され、残りの4つ(例えば上記一方の端から偶数番)はリアクトルバスバ411を介してIPMバスバ420と接続するために使用される。ボルト締結部510は、ナット62を嵌入可能になっており、例えばその1つは、図11に示すように、リアクトルバスバ411とIPMバスバ420とのナット62とボルト61とによるボルト締結に用いられる。
リアクトルバスバ411は、図5及び図6に示すように、図示上側(組み付け時のIPM42側)に突出するバスバ412を複数備えており、その先端にはボルト61が通過するための穴部412aが設けられている。バスバ412は上記の複数のボルト締結部510と対応する数が設けられる(本実施の形態では8個)。
また、IPM42には、図5に示すように、IPMバスバ420がIPM42の下側に接続される。また、IPMバスバ420は、IPM42の側面から図示下側(組み付け時のリアクトル部40側)に突出するバスバ424を複数備えており、そのバスバ424の先端にはボルト61を通過させるための穴部424aが設けられている。複数のバスバ424は、上記の複数のボルト締結部510のうちリアクトルバスバ411を介してIPMバスバ420と接続されるボルト締結部510の数だけ設けられる(本実施の形態では4個)。
さらに、IPMバスバ420の先端には、図5及び図11に示すように、FCコンバータ23の外側方向に曲げられた折り曲げ部424bが設けられている。これにより、IPM42をリアクトル部40上に積層する際に、下側から突出しているリアクトルバスバ411のバスバ412の先端をIPMバスバ420のバスバ424の内側に誘い込み易くなる。
また、図7に示すように、端子台51には、IPM42の組み付け時に、IPM42の位置を位置決めする位置決め部材の一方を構成する、ガイド511,512,513を備えている。また、位置決め部材の他方を構成する、3つのガイド511,512,513に応じた規制部425,426,423aがIPM42の下側に設けられている。
このガイド511,512,513及び規制部425,426,423aについて説明する。なお、以下の説明では、FCコンバータ23が燃料電池車両Vに搭載された際に、当該燃料電池車両Vの前方向に位置する側を前方向、その反対側を後方向と定義し、右方向に位置する側を右方向、左方向に位置する側を左方向と定義する(参照:図7)。
ガイド511は、図7及び図8に示すように、端子台51の後方向、かつ右方向の端部に設けられており、ガイド511の先端部の断面の形状は平面視で逆L字(L字の線対称)になっている。また、規制部425は、IPM42の下側、且つ、IPM42がリアクトル部40上で位置決めされるときには、ガイド511の先端部の逆L字形状部分の一端側及び他端側のそれぞれを規制するように設けられる。したがって、IPM42をリアクトル部40に積層した場合、IPM42は、ガイド511及び規制部425により前方向及び左方向において位置決めされる。
ガイド512は、図7及び図9に示すように、端子台51の後方向、かつ左方向の端部に設けられており、ガイド512の端部の断面の形状は平面視で左方向に開口するコ字になっている。また、規制部426は、IPM42の下側、且つ、IPM42がリアクトル部40上で位置決めされるときには、ガイド512のコ字の開口方向の面を規制するように設けられる。したがって、IPM42をリアクトル部40に積層した場合、IPM42は、ガイド512及び規制部426により、右方向において位置決めされる。
ガイド513は、図7及び図10に示すように、端子台51の前方向の先端部に設けられており、ガイド513の先端部の断面の形状は前方向に開口するコ字になっている。また、規制部423aは、IPM42の下側、且つ、IPM42がリアクトル部40上で位置決めされるときには、ガイド513のコ字の開口部分を規制するように設けられる。具体的には、規制部423aは、IPM42の脚部423の下側に設けられ、ガイド513のコ字の開口部分内に合致する凸部を有している。したがって、IPM42をリアクトル部40に積層した場合、当該凸部がガイド513の開口部分に収用されるため、IPM42は、ガイド513及び規制部423aにより、後方向、及び左右方向の3方向において位置決めされる。
また、上述のようにガイド511,512を、ガイド513のようにコ字の開口部分内に規制部425,426の凸部を合致させてIPM42の位置を位置決めする構成としていないため、IPM42の左右方向の幅をコンパクトにすることができる。
次に、FCコンバータ23の組み付け時の作業のうち、IPM42をリアクトル部40に積層し、IPM42をリアクトル部40上に位置決めする際の作業を中心に説明する。
作業者はIPM42を前方向、かつ上側から、ガイド513のコ字の開口部分にIPM42の脚部423に形成された規制部423aの凸部を押し付けつつ、規制部425,426がそれぞれ、ガイド511及びガイド512に沿うようにIPM42をリアクトル部40上に積層する。
この場合、作業者に最も近いガイド513のコ字の開口部分に規制部423aの凸部を押し付ける作業になるため、作業者はガイド513及び規制部423aを視認しながら当該作業を行なうことができる。また、ガイド513及び規制部423aによって後方向、及び左右方向が規制されるため、規制部425,426をガイド511及びガイド512にそれぞれ沿うように容易に位置づけることができる。さらに、IPM42の積層時に、IPMバスバ420のバスバ424の先端に折り曲げ部424bを有しているため、リアクトルバスバ411のバスバ412の先端を容易にFCコンバータ23の内側に誘い込むことができる。
このようにIPM42がリアクトル部40上に積層され、迅速かつ正確に位置決めされたときには、端子台の51ボルト締結部(例えば、予めナット62が嵌めこまれている。)510の中心と、バスバ412の穴部412aの中心と、バスバ424の穴部424aの中心とが所定の軸線上において略一致する位置に配置される。
次に、作業者は、リアクトルバスバ411とIPMバスバ420とを締結する4つのボルト締結部510を1つずつボルト61で締結する。この際、IPM42は、ガイド511,513及び規制部425,423aにより前後方向が規制されているため、ボルト締結時に、他のボルト締結部510のセンタずれが生じない。したがって、作業者が順にボルト締結を行なっていき、例えば最後のボルト締結部をボルト締結する場合においても、ナット62、バスバ412の穴部412a及びバスバ424の穴部424aのセンタずれが生じておらず、ボルト61によるボルト締結を容易に行なうことができる。
本実施の形態のFCコンバータ23によると、IPM42の組み付け時に、FCコンバータ23の外側から、ボルト61、バスバ424、バスバ412、ナット62がこの順に配置され、かつ、当該IPM42をリアクトル部40上に位置決めすることができるため、ボルト締結時に、他のボルト締結部510にセンタずれが生じることを防止することができる。したがって、センタずれ防止のためにナット一体型バスバ用いる必要がなく、FCコンバータ23の組み付け時に、ナット一体型バスバを製造するためのナット圧入工程を省略することができる。よって、FCコンバータ23を最適な構造にしつつ組み付け性を向上させ、FCコンバータ23の製造コストを抑制することができる。
また、FCコンバータ23は、折り曲げ部424bを有するため、IPM42をリアクトル部40に積層する際に、IPMバスバ420のバスバ424の先端内側にリアクトルバスバ411のバスバ412先端を誘い込み易くなり、組み付け性を向上させることができる。
また、リアクトル部40は、端子台51にガイド511,512,513を設け、IPM42の下側に規制部425,426,423aを設けているため、IPM42をリアクトル部40上に積層する際の組み付け作業が容易になる。
また、断面がコ字のガイド513を用いることにより、コ字の開口部分に規制部423aの凸部を収容することにより、IPM42を3方向(例えば、後方向及び左右方向)において位置決めすることができる。
また、ガイド513を、端子台51の前方向の先端部に設けることにより、IPM42をリアクトル部40に積層する際に、作業者が当該コ字形状のガイド513及び規制部423aの凸部を作業者が視認し易くなる。
また、ガイド513に応じた規制部423aをIPM42の脚部423の下側に設けることにより、強度補強のための脚部423を有効に利用することができる。
さらに、FCコンバータ23は、上述のように位置決め部材(ガイド511,512、5133及び規制部425,426,423a)を設けたため、FCコンバータ23の組み付け時に、IPMバスバ420とリアクトルバスバ411との隙間(以下、バスバ隙という)を、ガイド513と規制部523aとの隙間(以下、ガイド隙という)より小さくすることができ、FCコンバータ23のサイズをコンパクトにすることが可能になる。
例えば従来は、IPM42をリアクトル部40に積層する際に、IPMバスバ420とリアクトルバスバ411の先端が当たらないように、バスバ隙に余裕を持たせる設計になっている。このため、IPM42をリアクトル部40に積層する作業を容易にする一方、組み付け時のバスバ隙の余裕が必要以上になる。このようなバスバ隙の余裕がボルト締結部510に生じるセンタずれの一因になっていたが、本実施の形態のFCコンバータ23は折り曲げ部424bを設けることにより、IPMバスバ420のバスバ424の先端とリアクトルバスバ411のバスバ412の先端とが当たらないようにすることができるため、前後方向と比較して、バスバ隙に余裕を持たせる必要はなく、バスバ隙を最小限の隙間に設定することが可能である。したがって、上述のようにバスバ隙をガイド隙より小さくすることができる。
このようにガイド隙をバスバ隙より小さくすることができるため、FCコンバータ23の左右方向の小型化を図ることができる。
なお、上記実施の形態では、ガイド511,512,513及び規制部425,426,423aにより、IPM42をリアクトル部40に位置決めする場合で説明したがこれに限るものではなく、IPM42をリアクトル部40に積層した場合に、IPM42の前後方向及び左右方向を規制することができる構成であれば、位置決め部材(ガイド及び規制部)の数及び形状は制限されるものではない。
23・・・FCコンバータ、40・・・リアクトル部、42・・・IPM(Intelligent Power Module)、43・・・制御基板、61・・・ボルト、62・・・ナット、411・・・リアクトルバスバ、412・・・バスバ、412a・・・穴部、420・・・IPMバスバ、423・・・脚部、424・・・バスバ、424a・・・穴部、424b・・・折曲がり部、V・・・燃料電池車両

Claims (7)

  1. リアクトル部と、前記リアクトル部上に配置されるパワーモジュールと、前記パワーモジュール上に配置され、前記パワーモジュールを制御する制御基板とを含み、燃料電池システムに使用されるコンバータ装置であって、
    前記リアクトル部に接続されるリアクトルバスバと、
    前記パワーモジュールに接続されるパワーモジュールバスバと、
    前記パワーモジュールの位置を位置決めする位置決め部材と、
    前記リアクトルバスバと前記パワーモジュールバスバとをボルト締結するボルト及びナットと、備え、
    組み付け時に前記パワーモジュールが前記位置決め部材で位置決めされたときには、前記ボルト、前記パワーモジュールバスバ、前記リアクトルバスバ、及び前記ナットは、前記コンバータ装置の外側から前記ボルト、前記パワーモジュールバスバ、前記リアクトルバスバ、及び前記ナットの順に配置される、コンバータ装置。
  2. 前記パワーモジュールバスバの先端部は、前記コンバータ装置の外側方向に曲げられた折り曲げ部を有する、請求項1に記載のコンバータ装置。
  3. 前記リアクトル部は、リアクトルを支持する端子台を備え、
    前記位置決め部材の一方を構成するガイドが前記端子台に設けられ、
    前記位置決め部材の他方を構成する規制部が前記パワーモジュールの下側に設けられる、請求項2に記載のコンバータ装置。
  4. 前記ガイドは、3つの突部により構成され、
    前記3つの突部のうちの少なくとも1つは、当該突部の断面がコ字形状である、請求項3に記載のコンバータ装置。
  5. 前記断面がコ字形状の突部は、前記端子部の先端部に設けられる、請求項4に記載のコンバータ装置。
  6. 前記パワーモジュールは、強度補強のための脚部を有し、
    前記断面がコ字形状の突部に応じた規制部は、前記脚部に設けられる、請求項4に記載のコンバータ装置。
  7. 前記パワーモジュールバスバと前記リアクトルバスバとの隙間であるバスバ隙は、前記断面がコ字形状の突部と当該突部に応じた規制部との隙間であるガイド隙より小さい、請求項1に記載のコンバータ装置。
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