JP2013253808A - 電子機器、電子時計及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】データの消滅を回避することを可能とする。
【解決手段】電子時計1は、他の機器とデータを通信する通信機能を実行する通信部104と、電池を搭載可能で該電池により通信部に電力を供給する電源部108と、電池の電圧が、通信機能の動作下限電圧より予め設定された電圧だけ高い閾値電圧より小さくなると、報知するCPU101とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子機器、電子時計及びプログラムに関する。
現在、ストップウォッチにより計測した時間のデータである計測データを、ストップウォッチの通信手段を用いてパソコン(パーソナルコンピュータ)に送信し、パソコンのアプリケーションにより計測データを管理するシステムが開発されている。
一般の電子時計では、電池の容量が低下すると、バックライトや報音等、消費電流の比較的大きい付加機能を先に停止させ、計時(時計、ストップウォッチ、タイマー)のみ継続して動作させるといった制御が行われている。
通信機能も同様で、その消費電流は通信方式にもよるが計時の消費電流に比べるとはるかに大きく、電池容量の低下時には真っ先に機能を停止させる必要がある。
このようなシステムでは、通信機能を停止した後に、電子時計内に保存されている計測データをパソコンなどに送信することが出来ず、いずれ迎える電池寿命とともに計測データは消滅してしまう。
上記のような課題を解決するために、ユーザによる電池交換が可能な構造をとり、更に、電池が外されたことを検出する機能を有し、電池が外された際は消費電力の大きな動作を停止させ、計時動作やメモリのバックアップを行う技術が発明されている(例えば、特許文献1参照)。
この技術を用いれば、通信機能が停止した後に電池交換を行い、交換後にバックアップされていたデータをパソコンに送信するということが可能で、計測データを消滅させてしまう心配が無い。
特開平9−68580号公報
しかしながら、特許文献1に記載された技術では、電池交換の際のバックアップはコンデンサ等によって実現されるため、バックアップ可能な時間は限られている。そのため、電池交換作業が想定した時間を越えてしまうと、データは消滅してしまう、という問題がある。
そこで本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、データの消滅を回避することを可能とする電子機器、電子時計およびプログラムを提供することを課題とする。
(1)本発明は前記事情に鑑みなされたもので、本発明の一態様は、他の機器とデータを通信する通信機能を有する通信部と、電池により前記通信部に電力を供給する電源部と、前記電池の電圧が、前記通信機能の動作下限電圧より予め設定された電圧だけ高い閾値電圧より小さくなると、報知を行う制御部と、を備えることを特徴とする電子機器である。
(2)上記に記載の電子機器において、本発明の一態様は、前記制御部は、前記通信機能以外の予め決められた機能を停止させることで、前記報知を行うことを特徴とする。
(3)上記に記載の電子機器において、本発明の一態様は、前記予め決められた機能の動作下限電圧は、前記通信機能の動作下限電圧より高く設定されていることを特徴とする。
(4)上記に記載の電子機器において、本発明の一態様は、前記通信機能及び前記予め決められた機能それぞれを実行する動作モードが設定されており、前記動作モードの切り替えの入力を受け付ける入力部を備え、前記制御部は、前記電池の電圧が前記閾値電圧より小さい場合で、かつ前記入力部により前記予め決められた機能を実行する動作モードへ切り替える入力がされた場合、前記通信機能を実行する動作モードへ切り替えることを特徴とする。
(5)上記に記載の電子機器において、本発明の一態様は、時間を計測するストップウォッチ機能を実行する計時部を備え、前記制御部は、前記予め決められた機能である前記ストップウォッチ機能を停止することにより、前記電池の電圧が前記通信機能の動作下限電圧に近づいたことを報知することを特徴とする。
(6)上記に記載の電子機器において、本発明の一態様は、歩数を計測する歩数計測機能を実行する歩数検出部を備え、前記制御部は、前記予め決められた機能である前記歩数計測機能を停止することにより、前記電池の電圧が前記通信機能の動作下限電圧に近づいたことを報知することを特徴とする。
(7)上記に記載の電子機器を備えることを特徴とする電子時計である。
(8)本発明の一態様は、他の機器とデータを通信する通信機能を有する通信部と、電池により前記通信部に電力を供給する電源部とを備える電子機器としてのコンピュータに、前記電池の電圧が、前記通信機能の動作下限電圧より予め設定された電圧だけ高い閾値電圧より小さくなると、報知するステップを実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、電池の電圧が、通信機能の動作下限電圧より予め設定された電圧だけ高い電圧より小さくなると、報知する。これにより、ユーザは、通信機能の動作下限電圧が近づいたことを知ることができる。このため、ユーザは、通信機能の動作下限電圧に到達するまでに電子機器のデータを他の機器にバックアップすることができる。これにより、電子機器のデータが他の機器などにバックアップされるので、データの消滅を防ぐことができる。
本発明の第1の実施形態における電子時計の構成を示す概略ブロック図である。 第1の実施形態における電子時計が実行する各機能の動作下限電圧を示すグラフである。 第1の実施形態における電子時計の電池の電圧状態それぞれにおける動作モードの遷移を示す遷移図である。 第1の実施形態における電子時計の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態における歩数計の構成を示す概略ブロック図である。 第2の実施形態における歩数計が実行する各機能の動作下限電圧を示すグラフである。 第2の実施形態における歩数計の電池の電圧状態それぞれにおける動作モードの遷移を示す遷移図である。 第2の実施形態における歩数計の処理の流れの一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施形態]
まず、本発明の第1の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態における電子時計1の構成を示す概略ブロック図である。
電子時計1は、他の機器と通信可能なストップウォッチとして動作する電子機器である。電子時計1は、ストップウォッチによりユーザのランニングの時間を計測し、計測した計測データをパーソナルコンピュータ等の他の機器に送信する。電子時計1は、ユーザにより計測データを送信する操作入力がされたときに、計測データを送信する。ユーザは、時間を計測する毎に計測データを送信してもよいし、複数回計測した後に、計測データをまとめて送信してもよい。
電子時計1は、CPU(Central Processing Unit)101と、入力部102と、表示部103と、通信部104と、発振部105と、報音部106と、照明部107と、電源部108と、記憶部109とを含んで構成される。これらは、バスを介して相互に通信可能である。また、電子時計1は、複数の機能を有し、各機能それぞれに対応する動作モードを有する。
CPU101は、電子時計1の各部を統括して制御する制御部である。例えば、CPU101は、電源部108の電池の電圧が、通信部104が有する通信機能の動作下限電圧より予め設定された電圧だけ高い閾値電圧より小さくなると、報知する。ここで、動作下限電圧とは、機能を動作させるために必要な電圧の下限値である。具体的には、例えば、CPU101は、通信部104が有する通信機能以外の予め決められた機能を停止させることで、報知する。本実施形態における予め定められた機能は、時間を計測するストップウォッチ機能である。ストップウォッチ機能の動作下限電圧は、通信機能の動作下限電圧より高く設定されている。CPU101は、入力部102が、ストップウォッチ機能を実行するモードへ切り替える入力を受け付けた場合、通信機能を実行するモードに切り替える。
入力部102は、電子時計1への入力を受け付ける。例えば、入力部102は、機能を実行するモードの切り替えを受け付けるモード切替ボタンを備える。また、入力部102は、ストップウォッチをスタートさせるためのスタートボタンを備える。また、入力部102は、他の機器にデータを送信させるための通信ボタンを備える。
表示部103は、電子時計1のユーザに情報を提示するディスプレイであり、計測データの表示や時刻表示、その他の機能を実現させるのに必要な表示をする。
通信部104は、他の機器と通信する通信インタフェースである。通信部104は、例えば、インターネット、携帯電話網、無線LAN(Local Area Network)、Bluetooth(登録商標)、USB(Universal Serial Bus)、或いは、近距離通信等を介して他の機器とデータを通信する通信機能を実行する。
発振部105は、CPU101を正確に駆動させるためのクロックおよび計時に必要なクロックを生成する。CPU101及び発振部105が、計時部である。計時部は、時間を計測するストップウォッチ機能と、時刻を計測する時計機能とを実行する。
報音部106は、確認音や警告音を発生する音発生装置である。
照明部107は、表示部103を照射するバックライトである。
電源部108は、電池を搭載し、電子時計1の各部へ電力を供給する。電源部108に搭載される電池は、例えば交換可能なバッテリー等である。
記憶部109は、各種情報を記憶する。記憶部109は、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)から構成される。ROMは、電池の電圧の状態それぞれに対応するモード遷移と、各機能の動作下限電圧と、CPU101が実行するプログラムとを記憶する。モード遷移とは、動作モードがどのように切り替わるかを示す情報である。RAMは、ストップウォッチ機能により計測した時間の情報である計測データを記憶する。
図2は、本実施形態における電子時計1が実行する各機能の動作下限電圧を示すグラフである。本図に示すグラフは、電源部108に搭載する電池がコイン型リチウム電池であるときの電池の電圧の時間変化の一例である。ここでは、一例として、2.0V(ボルト)に達したときをその電池の寿命とする。本図に示すグラフの縦軸は電源部108の搭載する電池の電圧(単位はV(ボルト))であり、横軸は時間である。
電子時計1は、時計機能と、通信機能と、ストップウォッチ機能と、データリコール機能とを有する。データリコール機能は、過去の計測データを表示する機能である。時計機能は、時刻を計測して現在の時刻を表示する機能である。
図示するように、CPU101は、電源部108の電池の電圧が2.4V以上3.0V以下である場合(以下、状態(A)とする)、全ての機能(すなわち、時計機能と、通信機能と、ストップウォッチ機能と、データリコール機能)を動作させる。また、CPU101は、電源部108の電池の電圧が2.2V以上2.4V未満である場合(以下、状態(B)とする)、時計機能と、通信機能と、データリコール機能とのみを動作させる。すなわち、CPU101は、電源部108の電池の電圧が2.4V未満である場合、ストップウォッチ機能を停止させる。また、CPU101は、電源部108の電池の電圧が2.0V以上2.2V未満である場合(以下、状態(C)とする)、時計機能及びデータリコール機能のみを動作させる。すなわち、CPU101は、電源部108の電池の電圧が2.2V未満である場合、通信機能を停止させる。
ストップウォッチ機能の動作下限電圧は2.4Vであり、通信機能の動作下限電圧は2.2Vである。すなわち、ストップウォッチ機能の動作下限電圧は、通信機能の動作下限電圧より所定値(0.2V)高い。このため、電子時計1は、電池が寿命に近づくと、通信機能より先にストップウォッチ機能が停止する。これにより、ユーザは、ランニング時のタイムを計測できなくなるので、計測データを他の機器にバックアップしなければいけないことに気づく。従来の技術では、ユーザは、あともう少しで電池を消費すると通信機能が使用できなくなることを知ることができなかった。このため、電池の電圧が通信機能の動作下限電圧を下回る前に、データを他の機器に送信してバックアップを取ることができなかった。それに対し、本実施形態によれば、電池が寿命に近づくと、通信機能より先にストップウォッチ機能が停止するため、ユーザは電池の電圧が通信機能の動作下限電圧に近づいていることを知ることができ、通信機能の動作下限電圧になる前に計測データを他の機器にバックアップすることができる。
図3は、本実施形態における電子時計1の電池の電圧状態それぞれにおける動作モードの遷移を示す遷移図である。
電子時計1は、各機能を実行するための動作モードを機能毎に有する。CPU101は、入力部102の備えるモード切替ボタンが押下されると、動作モードを切り替える。
時計モードは時計機能を実行する動作モードである。CPU101は、動作モードが時計モードである場合、発振部105により生成されるクロックに基づいて時刻を計測し、現在の時刻を表示部103に表示させる。ストップウォッチモードはストップウォッチ機能を実行する動作モードである。CPU101は、動作モードがストップウォッチモードである場合、スタートボタンが押下されると、発振部105により生成されるクロックに基づいて時間の計測を開始する。そして、CPU101は、再度スタートボタンが押下されると、時間の計測を終了し、計測した計測データを表示部103に表示するとともに当該計測データを記憶部109に書き込む。データリコールモードはデータリコール機能を実行する動作モードである。CPU101は、動作モードがデータリコールモードである場合、記憶部109から計測データを読み出し、読み出した計測データを表示部103に表示させる。例えば、CPU101は、最も新しいものから順に計測データを所定件数表示部103に表示させる。通信モードは通信機能を実行するモードである。例えば、CPU101は、動作モードが通信モードである場合、記憶部109から計測データを読み出し、読み出した計測データを通信部104から他の機器に送信する。
図3(a)は、電源部108の電池の電圧が状態(A)であるときのモード遷移を示す。図示するように、CPU101は、電池の電圧が状態(A)である場合、時計モード、ストップウォッチモード、データリコールモード、通信モードの順に動作モードを切り替える。すなわち、CPU101は、電池の電圧が状態(A)である場合、時計モード時にモード切替ボタンが押下されると、動作モードをストップウォッチモードに切り替える。また、CPU101は、電池の電圧が状態(A)である場合、ストップウォッチモード時にモード切替ボタンが押下されると、動作モードをデータリコールモードに切り替える。また、CPU101は、電池の電圧が状態(A)である場合、データリコールモード時にモード切替ボタンが押下されると、動作モードを通信モードに切り替える。また、CPU101は、電池の電圧が状態(A)である場合、通信モード時にモード切替ボタンが押下されると、動作モードを時計モードに切り替える。以下、図3(a)に示す動作モードの遷移をモード遷移(A)とする。
図3(b)は、電源部108の電池の電圧が状態(B)であるときの動作モードの遷移を示す。図示するように、CPU101は、電池の電圧が状態(B)である場合、時計モード、通信モード、データリコールモード、通信モードの順に動作モードを切り替える。状態(A)のモード遷移(A)と比べると、状態(B)のモード遷移(B)では、ストップウォッチモードに代わり通信モードが挿入されている。すなわち、CPU101は、電池の電圧が状態(B)である場合、現在のモードが時計モードのときに、ユーザがストップウォッチモードへ遷移させようしてモード切替ボタンを押下すると、動作モードをストップウォッチモードの代わりに通信モードに切り替える。つまり、CPU101は、電池の電圧が状態(B)である場合、ストップウォッチモードに遷移しない。以下、図3(b)に示す動作モードの遷移をモード遷移(B)とする。
なお、これに限らず、CPU101は、ユーザがストップウォッチモードへ遷移させようしてモード切替ボタンを押下すると、ストップウォッチモードに移行し、その後、スタートボタンが押下されたときに、電池が少ないこと(例えば、「Low Battery」等)を表示部103に表示させてもよい。これにより、ユーザは、あともう少し電池を消費すると、通信機能が使えなくなることが分かる。
また、CPU101は、電池の電圧が状態(B)であるときに、モード切替ボタンが押下されると、強制的に通信モードへ移行し、早く通信するよう指示するメッセージを表示部103に表示するようにしてもよい。これにより、ユーザは、電子時計1を他の機器と通信させて、計測データを他の機器にバックアップすることができるので、計測データの消滅を防ぐことができる。
図3(c)は、電源部108の電池の電圧が状態(C)であるときの動作モードの遷移を示す。図示するように、CPU101は、電池の電圧が状態(C)である場合、時計モード、データリコールモードの順に動作モードを切り替える。すなわち、CPU101は、電池の電圧が状態(C)である場合、時計モード時にモード切替ボタンが押下されると、動作モードをデータリコールモードに切り替える。また、CPU101は、電池の電圧が状態(C)である場合、データリコールモード時にモード切替ボタンが押下されると、動作モードを時計モードに切り替える。つまり、CPU101は、電池の電圧が状態(C)である場合、ストップウォッチモード及び通信モードに遷移しない。以下、図3(c)に示す動作モードの遷移をモード遷移(C)とする。
図4は、本実施形態における電子時計1の処理の流れの一例を示すフローチャートである。本図は、電源部108の電池の電圧の状態に応じて、モード遷移を切り替える処理を示す。
まず、CPU101は、電源部108の電池の電圧がストップウォッチ機能の動作下限電圧(本例では、2.4V)未満であるか否かを判定する(ステップS101)。
CPU101は、電源部108の電池の電圧がストップウォッチ機能の動作下限電圧以上である場合(ステップS101:No)、ステップS102へ移行する。次に、ステップS102において、CPU101は、電源部108の電池の電圧が状態(A)であると判定し、動作モードを切り替える際にはモード遷移(A)に従うこととし、ステップS101へ戻る。具体的には、CPU101は、モード切替ボタンが押下されると、状態(A)に対応するモード遷移(A)を記憶部109から読み出し、読み出したモード遷移(A)に従って動作モードを切り替える。
一方、CPU101は、電源部108の電池の電圧がストップウォッチ機能の動作下限電圧未満である場合(ステップS101:Yes)、電源部108の電池の電圧が状態(B)であると判定し、動作モードを切り替える際にはモード遷移(B)に従うこととする(ステップS103)。具体的には、CPU101は、モード切替ボタンが押下されると、状態(B)に対応するモード遷移(B)を記憶部109から読み出し、読み出したモード遷移(B)に従って動作モードを切り替える。
続いて、CPU101は、電源部108の電池の電圧が通信機能の動作下限電圧(本例では2.2V)未満であるか否かを判定する(ステップS104)。
CPU101は、電源部108の電池の電圧が通信機能の動作下限電圧以上である場合(ステップS104:No)、ステップS103へ戻る。
一方、CPU101は、電源部108の電池の電圧が通信機能の動作下限電圧未満である場合(ステップS104:Yes)、電源部108の電池の電圧が状態(C)であると判定し、動作モードを切り替える際にはモード遷移(C)に従うこととする(ステップS105)。具体的には、CPU101は、モード切替ボタンが押下されると、状態(C)に対応するモード遷移(C)を記憶部109から読み出し、読み出したモード遷移(C)に従って動作モードを切り替える。
続いて、CPU101は、電源部108の電池が寿命であるか否かを判定する(ステップS106)。具体的には、CPU101は、電源部108の電池の電圧が2.0V未満である場合に、電池が寿命であると判定する。一方、CPU101は、電源部108の電池の電圧が2.0V以上である場合に、電池は寿命でないと判定する。
CPU101は、電池が寿命でない場合(ステップS106:No)、ステップS105へ戻り、電池が寿命である場合(ステップS106:Yes)、本処理を終了する。
このように、本実施形態によれば、ストップウォッチ機能の動作下限電圧が通信機能の動作下限電圧より大きいため、電池の寿命が近づくと、通信機能より先にストップウォッチ機能が停止する。これにより、通信機能が停止する前に、ユーザは電池の寿命が近づいていることを知ることができる。このため、ユーザは、通信機能の動作下限電圧に到達するまでに電子時計1の計測データをパーソナルコンピュータ等の他の機器にバックアップすることができる。これにより、電子時計1の計測データが他の機器にバックアップされるので、計測データの消滅を防ぐことができる。
また、従来の技術では、電池交換の際のバックアップ可能な時間を長く設定する場合は、それなりに大容量のコンデンサやキャパシタ等が必要になる。それに対し、本実施形態によれば、電池寿命を迎える前にバックアップすることができるため、大容量のコンデンサやキャパシタ等は必要ないという利点がある。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
図5は、本実施形態における歩数計2の構成を示す概略ブロック図である。
歩数計2は、他の機器と通信可能な歩数計として動作する電子機器である。歩数計2は、ユーザの1日の歩数を計測し、計測した計測データをパーソナルコンピュータ等の他の機器に送信する。歩数計2は、ユーザにより計測データを送信する操作入力がされたときに、計測データを送信する。ユーザは、歩数を計測する毎にデータを送信してもよいし、複数回計測した後に、計測データをまとめて送信してもよい。例えば、ユーザは、今日の歩数データ、昨日の歩数データまたは過去一週間分の歩数データを他の機器に送信することができる。
歩数計2は、CPU201と、入力部202と、表示部203と、通信部204と、発振部205と、報音部206と、照明部207と、電源部208と、歩数検出部209と、記憶部210とを含んで構成される。これらは、バスを介して相互に通信可能である。また、歩数計2は、複数の機能を有し、各機能それぞれに対応する動作モードを有する。
CPU201は、歩数計2の各部を統括して制御する制御部である。例えば、CPU201は、電源部208の電池の電圧が、通信部204が有する通信機能の動作下限電圧より予め設定された電圧だけ高い閾値電圧より小さくなると、報知する。具体的には、CPU201は、通信部204が有する通信機能以外の予め決められた機能を停止させることで、報知する。本実施形態における予め定められた機能は、ユーザの歩数を計測する歩数計測機能である。歩数計測機能の動作下限電圧は、通信機能の動作下限電圧より高く設定されている。
入力部202は、歩数計2への入力を受け付ける。例えば、入力部202は、機能を実行するモードの切り替えを受け付けるモード切替ボタンを備える。また、入力部202は、他の機器にデータを送信させるための通信ボタンを備える。
表示部203は、歩数計2のユーザに情報を提示するディスプレイであり、計測した歩数の表示や時刻表示、その他の機能を実現させるのに必要な表示をする。
通信部204は、他の機器と通信する通信インタフェースである。通信部204は、例えば、インターネット、携帯電話網、無線LAN、Bluetooth(登録商標)、USB、或いは、近距離通信等を介して他の機器とデータを通信する通信機能を実行する。
発振部205は、CPU201を正確に駆動させるためのクロックおよび計時に必要なクロックを生成する。CPU201及び発振部205が、計時部である。計時部は、時刻を計測する時計機能を実行する。
報音部206は、確認音や警告音を発生する音発生装置である。
照明部207は、表示部203を照射するバックライトである。
電源部208は、電池を搭載し、歩数計2の各部へ電力を供給する。電源部208に搭載される電池は、例えば交換可能なバッテリー等である。
歩数検出部209は、歩数を計測する歩数計測機能を実行する。歩数検出部209は、加速度センサを備え、加速度センサにより歩行時における体の上下方向の振動を検出してユーザの歩数を計測する。
記憶部210は、各種情報を記憶する。記憶部210は、ROM及びRAMから構成される。ROMは、電池の電圧の状態それぞれに対応するモード遷移と、各機能の動作下限電圧と、CPU201が実行するプログラムとを記憶する。RAMは、計測した歩数の情報である計測データを記憶する。
図6は、本実施形態における歩数計2が実行する各機能の動作下限電圧を示すグラフである。本図に示すグラフは、電源部208の電池がコイン型リチウム電池であって、電池寿命を2.0Vとしたときの、電源部208の電池の電圧の時間変化の一例を示す。本図に示すグラフの縦軸は電源部208の電池の電圧(単位はV(ボルト))であり、横軸は時間である。
歩数計2は、歩数計測機能と、時計機能と、通信機能と、データリコール機能とを有する。
図示するように、CPU201は、電源部208の電池の電圧が2.4V以上3.0V以下である場合(以下、状態(1)とする。)、全ての機能(すなわち、歩数計測機能、時計機能と、通信機能と、データリコール機能)を動作させる。また、CPU201は、電源部208の電池の電圧が2.2V以上2.4V未満である場合(以下、状態(2)とする。)、時計機能と、通信機能と、データリコール機能とのみを動作させる。すなわち、CPU201は、電源部208の電池の電圧が2.4V未満である場合、歩数計測機能を停止させる。また、CPU201は、電源部208の電池の電圧が2.0V以上2.2V未満である場合(以下、状態(3)とする。)、時計機能及びデータリコール機能のみを動作させる。すなわち、CPU201は、電源部208の電池の電圧が2.2V未満である場合、通信機能を停止させる。
歩数計測機能の動作下限電圧は2.4Vであり、通信機能の動作下限電圧は2.2Vである。すなわち、歩数計測機能の動作下限電圧は、通信機能の動作下限電圧より所定値(本例では、0.2V)高い。このため、歩数計2は、電池が寿命に近づくと、通信機能より先に歩数計測機能を停止させる。これにより、ユーザは、歩数を計測できなくなるので、計測データを他の機器にバックアップしなければいけないことに気づく。
図7は、本実施形態における歩数計2の電池の電圧状態それぞれにおける動作モードの遷移を示す遷移図である。
歩数計2は、各機能を実行するための動作モードを機能毎に有する。CPU201は、入力部202の備えるモード切替ボタンが押下されると、動作モードを切り替える。
図7(a)における今日の歩数モードは歩数計測機能と時計機能とを実行する動作モードである。CPU201は、動作モードが今日の歩数モードである場合、歩数検出部209によりユーザの歩数を計測するとともに計測した歩数を表示部203に表示する(以下、「歩数計測+表示」とする)。また、CPU201は、計測した1日分の歩数を記憶部210に書き込む。また、CPU201は、動作モードが今日の歩数モードである場合、発振部205により生成されるクロックに基づいて時刻を計測し、現在の時刻を表示部203に表示する(以下、「時刻表示」とする)。なお、CPU201は、今日の歩数モードにおいて、歩数だけでなく、消費カロリーを表示させてもよい。過去の歩数表示モードは、データリコール機能を実行する動作モードである。CPU201は、動作モードが過去の歩数表示モードである場合、記憶部210から計測データを読み出し、読み出した計測データを表示部203に表示する。例えば、CPU201は、1日毎の歩数を切り替えて表示する。通信モードは、通信機能を実行する動作モードである。CPU201は、動作モードが通信モードである場合、記憶部210から計測データを読み出し、読み出した計測データを通信部204から他の機器に送信する。計測データを他の機器に送信する際の態様としては、例えば、今日の歩数データ、昨日の歩数データまたは過去一週間分の歩数データを送信する態様がある。
図7(a)は、電源部208の電池の電圧が状態(1)であるときのモード遷移を示す。図示するように、CPU201は、電池の電圧が状態(1)である場合、今日の歩数モード、過去の歩数表示モード、通信モードの順に動作モードを切り替える。すなわち、CPU201は、電池の電圧が状態(1)である場合、今日の歩数モード時にモード切替ボタンが押下されると、動作モードを過去の歩数表示モードに切り替える。また、CPU201は、電池の電圧が状態(1)である場合、過去の歩数表示モード時にモード切替ボタンが押下されると、動作モードを通信モードに切り替える。また、CPU201は、電池の電圧が状態(1)である場合、通信モード時にモード切替ボタンが押下されると、動作モードを今日の歩数モードに切り替える。
また、CPU201は、電池の電圧が状態(1)である場合、今日の歩数モードにおいて、「歩数計測+表示」と「時刻表示」とを実行する。
以下、図7(a)に示す動作モードの遷移をモード遷移(1)とする。
図7(b)は、電源部208の電池の電圧が状態(2)であるときのモード遷移を示す。図示するように、CPU201は、電池の電圧が状態(2)である場合、今日の歩数モード、通信モード、過去の歩数表示モード、通信モードの順に動作モードを切り替える。
状態(1)のモード遷移(1)に比べて、状態(2)のモード遷移(2)では、今日の歩数モードにおいて「歩数計側+表示」が削除され、今日の歩数モードと過去の歩数表示モードとの間に通信モードが挿入されている。すなわち、CPU201は、電池の電圧が状態(2)である場合、今日の歩数モードにおいて、歩数計測機能を動作させない(停止させる)。つまり、歩数計2は、ユーザが歩いていても、歩数をカウントアップせず、現在の歩数を表示しない。これにより、ユーザは、電池の電圧が通信機能の動作下限電圧に近づいたことに気づくことができ、通信機能の動作下限電圧に到達するまでに歩数計2の計測データを他の機器にバックアップすることができる。これにより、歩数計2の計測データが他の機器にバックアップされるので、データの消滅を防ぐことができる。
以下、図7(b)に示す動作モードの遷移をモード遷移(2)とする。
なお、これに限らず、CPU201は、動作モードが今日の歩数モードである場合、電池が少ないこと(例えば、「Low Battery」等)を表示部203に表示してもよい。これにより、ユーザは、あともう少し電池を消費すると、通信機能が使えなくなることが分かる。
また、CPU201は、電池の電圧が状態(2)であるときに、モード切替ボタンが押下されると、強制的に通信モードへ移行し、早く通信するよう指示するメッセージを表示部203に表示するようにしてもよい。これにより、ユーザは、歩数計2をパーソナルコンピュータ等の外部の機器と通信させて、計測データを他の機器にバックアップするので、計測データの消滅を防ぐことができる。
図7(c)は、電源部208の電池の電圧が状態(3)であるときのモード遷移を示す。図示するように、CPU201は、電池の電圧が状態(3)である場合、今日の歩数モード、過去の歩数表示モードの順に動作モードを切り替える。すなわち、CPU201は、電池の電圧が状態(3)である場合、通信モードに遷移しない。また、CPU201は、今日の歩数モードにおいて「歩数計側+表示」を実行せず、「時刻表示」のみを実行する。
以下、図7(c)に示す動作モードの遷移をモード遷移(3)とする。
図8は、本実施形態における歩数計2の処理の流れの一例を示すフローチャートである。本図は、電源部208の電池の電圧の状態に応じて、モード遷移を切り替える処理を示す。
まず、CPU201は、電源部208の電池の電圧が歩数計測機能の動作下限電圧(本例では、2.4V)未満であるか否かを判定する(ステップS201)。
CPU201は、電源部208の電池の電圧が歩数計測機能の動作下限電圧以上である場合(ステップS201:No)、ステップS202へ移行する。次に、ステップS202において、CPU201は、電源部208の電池の電圧が状態(1)であると判定し、動作モードを切り替える際にはモード遷移(1)に従うこととし、ステップS201へ戻る。具体的には、CPU201は、モード切替ボタンが押下されると、状態(1)に対応するモード遷移(1)を記憶部209から読み出し、読み出したモード遷移(1)に従って動作モードを切り替える。
一方、CPU201は、電源部208の電池の電圧が歩数計測機能の動作下限電圧未満である場合(ステップS201:Yes)、電源部208の電池の電圧が状態(2)であると判定し、動作モードを切り替える際にはモード遷移(2)に従うこととする(ステップS203)。具体的には、CPU201は、モード切替ボタンが押下されると、状態(2)に対応するモード遷移(2)を記憶部209から読み出し、読み出したモード遷移(2)に従って動作モードを切り替える。
続いて、CPU201は、電源部208の電池の電圧が通信機能の動作下限電圧(本例では2.2V)未満であるか否かを判定する(ステップS204)。
CPU201は、電源部208の電池の電圧が通信機能の動作下限電圧以上である場合(ステップS204:No)、ステップS203へ戻る。
一方、CPU201は、電源部208の電池の電圧が通信機能の動作下限電圧未満である場合(ステップS204:Yes)、電源部208の電池の電圧が状態(3)であると判定し、動作モードを切り替える際にはモード遷移(3)に従うこととする(ステップS205)。具体的には、CPU201は、モード切替ボタンが押下されると、状態(3)に対応するモード遷移(3)を記憶部209から読み出し、読み出したモード遷移(3)に従って動作モードを切り替える。
続いて、CPU201は、電源部208の電池が寿命であるか否かを判定する(ステップS206)。具体的には、CPU201は、電源部208の電池の電圧が2.0V未満である場合に、電池が寿命であると判定する。一方、CPU201は、電源部208の電池の電圧が2.0V以上である場合に、電池は寿命でないと判定する。
CPU201は、電池が寿命でない場合(ステップS206:No)、ステップS205へ戻り、電池が寿命である場合(ステップS206:Yes)、本処理を終了する。
このように、本実施形態によれば、歩数計測機能の動作下限電圧が通信機能の動作下限電圧より大きいため、電池の寿命が近づくと、通信機能より先に歩数計測機能が停止する。これにより、通信機能の動作が停止する前に、ユーザは電池の寿命が近づいていることを知ることができるため、通信機能の動作下限電圧に到達するまでに歩数計2の計測データを外部の機器にバックアップすることができる。これにより、歩数計2の計測データが外部の機器にバックアップされるので、計測データの消滅を防ぐことができる。
なお、上述した実施形態の電子時計1又は歩数計2の各処理を実行するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、当該記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより、電子時計1又は歩数計2に係る上述した種々の処理を行ってもよい。
なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものであってもよい。また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory))のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
例えば、上述した実施形態では、電子時計1又は歩数計2について説明したが、本発明の電子機器は、例えば、加速センサ、脈拍センサ、心拍センサ、気圧センサ、方位センサ等、他のセンサを用いた計測機能を有する他の電子機器であってもよい。
1…電子時計(電子機器)2…歩数計(電子機器) 101,201…CPU(制御部) 102,202…入力部 103,203…表示部 104,204…通信部 105,205…発振部 106,206…報音部 107,207…照明部 108,208…電源部 109,210…記憶部 209…歩数検出部

Claims (8)

  1. 他の機器とデータを通信する通信機能を有する通信部と、
    電池により前記通信部に電力を供給する電源部と、
    前記電池の電圧が、前記通信機能の動作下限電圧より予め設定された電圧だけ高い閾値電圧より小さくなると、報知を行う制御部と、
    を備えることを特徴とする電子機器。
  2. 前記制御部は、前記通信機能以外の予め決められた機能を停止させることで、前記報知を行うことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記予め決められた機能の動作下限電圧は、前記通信機能の動作下限電圧より高く設定されていることを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記通信機能及び前記予め決められた機能それぞれを実行する動作モードが設定されており、
    前記動作モードの切り替えの入力を受け付ける入力部を備え、
    前記制御部は、前記電池の電圧が前記閾値電圧より小さい場合で、かつ前記入力部により前記予め決められた機能を実行する動作モードへ切り替える入力がされた場合、前記通信機能を実行する動作モードへ切り替えることを特徴とする請求項2または3に記載の電子機器。
  5. 時間を計測するストップウォッチ機能を実行する計時部を備え、
    前記制御部は、前記予め決められた機能である前記ストップウォッチ機能を停止することにより、前記電池の電圧が前記通信機能の動作下限電圧に近づいたことを報知することを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載の電子機器。
  6. 歩数を計測する歩数計測機能を実行する歩数検出部を備え、
    前記制御部は、前記予め決められた機能である前記歩数計測機能を停止することにより、前記電池の電圧が前記通信機能の動作下限電圧に近づいたことを報知することを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載の電子機器。
  7. 請求項1から5のいずれか1項に記載の電子機器を備えることを特徴とする電子時計。
  8. 他の機器とデータを通信する通信機能を有する通信部と、電池により前記通信部に電力を供給する電源部とを備える電子機器としてのコンピュータに、
    前記電池の電圧が、前記通信機能の動作下限電圧より予め設定された電圧だけ高い閾値電圧より小さくなると、報知するステップを実行させるためのプログラム。
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