JP2008270929A - 携帯電話機、携帯電話機のバッテリ消耗時の緊急動作方法及びプログラム - Google Patents

携帯電話機、携帯電話機のバッテリ消耗時の緊急動作方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】携帯電話機のバッテリ消耗時に緊急使用を確保可能とする。
【解決手段】バッテリの消耗に伴って装置電源OFF状態にし、バッテリからの電源供給を停止する携帯電話機に、装置電源OFF状態の電圧よりも高い疑似装置電源OFF状態の電圧を検出するバッテリの電圧検出部211と、携帯電話機の限定機能とキー操作で限定機能を実行する特定キー操作とを対にして複数対の保存を行う限定機能情報保持部205Aと、疑似装置電源OFF状態の電圧を検出された場合バッテリからの電源供給を省電力状態にし限定機能の実行を可能とする疑似電源OFF状態にする疑似装置電源OFF状態制御部203Aと、携帯電話機が疑似電源OFF状態にされている場合携帯電話機の特定キー操作に対して特定キー操作に該当する限定機能を取り出し限定機能を実行する限定機能制御部203Bとを備える。
【選択図】図1

Description

本発明はバッテリ消耗時に装置電源OFFとし全機能を停止する携帯電話機に関する。特に、本発明は、全機能停止となる前に緊急時の使用を確保可能とする携帯電話機、携帯電話機のバッテリ消耗時の緊急動作方法及びプログラムに関する。
図6は本発明の前提となる携帯電話機の電池の低電圧アラーム後の動作例を説明するフローチャートである。本図に示すように、ステップS301において、携帯電話機においては、バッテリ(電池)の消耗に伴って電圧が低下し低電圧アラームが発生するのを待つ。
ステップS302において、バッテリの低電圧アラーム発生があった場合には装置電源OFFタイマをスタートする。
ステップS303において、装置電源OFFのタイマがタイムオーバとなるのを待つ。
ステップS304において、装置電源OFFのタイマがタイムオーバとなった場合には装置電源をOFFにし、携帯電話機の全機能を停止し、処理を終了する。
バッテリ消耗で装置電源OFF状態に移行した後は、再度充電するかバッテリを交換するなどしてバッテリの電圧が回復しない限り、基本的には全機能を動作させることが不可能であり、緊急時で充電環境、交換用の電池がなかった場合には不便であるという問題があった。
特に、携帯電話機は肌身離さず携行するものであり、緊急時に使える道具としての期待が強く、上記のような不便に対して、以下のような従来技術がある。
従来、電池電圧低下後における使い勝手が向上する移動体電話機を提供するため、電池電圧低下後に使用できる電話機機能を表示部に表示させた状態でキー操作により所望の機能を選択し、電池電圧低下後は選択された機能で電話機が動作可能となるものがある(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上記特許文献1では、電池電圧低下後は選択された機能で電話機が動作可能となるが、電話機機能を表示部に表示するので表示電力を消費し、いつの間にか電池電圧低下後に再度の電源ONの操作で起動できた場合はそのまま使用してしまう可能性があり、機能限定であっても見た目使用可能状態が継続した場合、結局ユーザは電池を使い切るまで使用してしまい、緊急時に使用できないという問題がある。さらに、電池電圧低下後にもユーザが無意識で再度電源ONする場合にはその起動処理でも電力を消費するという問題がある。
また、従来、携帯電話が電池余力を残して自ら電源をオフにし、ユーザが再度電源をオンした際、最低限の通信を行うことができ、さらに電池余力を残すか残さないかをユーザが適宜選択することができる電源制御装置を提供するため、携帯電話の動作継続ができないレベルの低電圧状態である第1の電圧を検出する第1電圧検出手段と、第1の電圧よりも高い第2の電圧を検出する第2電圧検出手段と、第1の電圧または第2の電圧が検出された場合に携帯電話の電源をオフにする電源制御手段と、余力を残した状態で電源をオフにするか否かを設定することができる余力検出モード設定手段とを有し、次回の電池余力の使用に備えるため余力検出モードを設定するか否かの選択をユーザが適宜行うことで携帯電話の使い勝手を向上させることができる電源制御装置がある(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、上記特許文献2では、余力を残して電源OFFにし、再度電源ONさせた場合には余力で動作可能な特殊モードで働くが、いつの間にか電池電圧低下後に再度の電源ONの操作で起動できた場合はそのまま使用してしまう可能性があり、機能限定であっても見た目使用可能状態が継続した場合、結局ユーザは電池を使い切るまで使用してしまい、緊急時に使用できないという問題がある。さらに、電池電圧低下後にもユーザが無意識で再度電源ONする場合にはその起動処理でも電力を消費するという問題がある。
また、従来、低電圧検出によるシャットダウン後も、位置検索を可能にした構成を持つ携帯電話機の提供を行うため、携帯電話機において、電池電圧の低下による前記携帯電話機のシャットダウン後、特殊電源立上げを開始させることが可能な入力部と、前記入力部によって前記特殊電源立上げが開始されると、遭難信号を生成する遭難信号生成部と、前記遭難信号を、該遭難信号以外の送信信号の送信パスとは別のパスを介して送信波として送信する送信部とを有し、前記送信部は、前記遭難信号を低周波信号に周波数変換する周波数変換部を含み、前記低周波信号を前記別のパスを介して前記送信波として送信するものがある(例えば、特許文献3参照)。
しかしながら、上記特許文献3では、低電圧検出によるシャットダウン後も特殊電源立上げを開始し、消費電流が激しくない前記低周波信号を前記送信波として送信するが、これらの機能に限定され、低電圧検出によるシャットダウン後には他の機能には適用することができるものではない。
また、従来、ユーザにとっての利便性を向上させ、低電圧時でも確実に必要な機能を維持するため、制御部は、低電圧検出部から低電圧検出信号を受け取ると、主表示部に、表示要求信号を送り、低電圧状態である警告メッセージと低電圧モードへの移行を選択するための選択操作画面とを表示させ、次に、制御部は、電力の供給先や供給量を制限して電池の残容量を必要な部位の動作に有効に用いるための低電圧モードへの移行要求の有無を調べ、すなわち、操作部によって、低電圧モードへの移行が選択された場合は、電源切断タイマのカウントを停止し、低電圧モードへ移行し、電力の供給先や供給量を制限する制御を行うものもある(例えば、特許文献4参照)。
しかしながら、上記特許文献4では、低電圧アラームが発生し、装置電源OFFさせる前に低電圧モードへ移行させるトリガを設け、低電圧モードにて必要最低限の機能の使用時間を延ばすが、いつの間にか電池電圧低下後に再度の電源ONの操作で起動できた場合はそのまま使用してしまう可能性があり、機能限定であっても見た目使用可能状態が継続した場合、結局ユーザは電池を使い切るまで使用してしまい、緊急時に使用できないという問題がある。さらに、電池電圧低下後にもユーザが無意識で再度電源ONする場合にはその起動処理でも電力を消費するという問題がある。
また、従来、電池電圧が所定電圧以下になった場合で電話帳機能及び緊急呼が必要な場合に、ユーザ操作によって電話帳参照および緊急呼のできる移動通信端末を提供するため、無線部、表示部、送受話部などのハードウエアコンポーネントと、前記ハードウエアコンポーネントに電源を供給する電源部と、電池電圧を監視する電池電圧監視手段とを含む移動通信端末であって、電池電圧が所定電圧になるのを検出すると通信機能や付加機能など機能の提供に係わるハードウエアコンポーネントへの電源供給をオフして機能を停止させ、電話帳機能の起動を指示するキー入力及び緊急呼を指示するキー入力に応答して電話帳機能及び緊急通話機能に係るハードウエアコンポーネントへの電源供給をオンする制御部を含む移動通信端末もある(例えば、特許文献5参照)。
しかしながら、上記特許文献5では、電池電圧が所定電圧以下になった場合に必要な場合に電話帳機能及び緊急呼だけへ電源供給を可能とするが、電話帳機能の表示が行われ、表示電力の消費が行われ、いつの間にか電池電圧低下後に電話帳機能が起動できた場合はそのまま使用してしまう可能性があり、電話帳機能への機能限定であっても見た目使用可能状態が継続した場合、結局ユーザは電池を使い切るまで使用してしまい、緊急呼に使用できないという問題がある。さらに、電池電圧低下後にもユーザが無意識で再度電源ONする場合にはその起動処理でも電力を消費するという問題がある。
特開2000−354107号公報 特開2004−015633号公報 特開2004−078455号公報 特開2005−295022号公報 特開2005−303790号公報
したがって、本発明は上記問題点に鑑みて、バッテリ消耗時に緊急使用を確保可能とする携帯電話機、携帯電話機のバッテリ消耗時の緊急動作方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明は前記問題点を解決するために、バッテリの消耗に伴って装置電源OFF状態にし、バッテリからの電源供給を停止する携帯電話機において、装置電源OFF状態の電圧よりも高い疑似装置電源OFF状態の電圧を検出するバッテリの電圧検出部と、前記携帯電話機の限定機能と、キー操作で限定機能を実行する特定キーの情報とを対にして複数対の保存を行う限定機能情報保持部と、前記バッテリの電圧検出部により疑似装置電源OFF状態の電圧を検出された場合、前記バッテリからの電源供給を省電力状態にし、限定機能の実行を可能とする疑似電源OFF状態にする疑似装置電源OFF状態制御部と、前記疑似装置電源OFF状態制御部により前記携帯電話機が疑似電源OFF状態にされている場合、前記携帯電話機の特定キーの操作に対して、前記限定機能情報保持部から前記特定キーの操作に該当する限定機能を取り出し、取り出した限定機能を実行する限定機能制御部とを備えることを特徴とする携帯電話機を提供する。
さらに、前記限定機能制御部は、携帯電話機の表示部にバックライトを点灯せず、LED表示をせず、限定機能を表示せずに限定機能を実行する。
さらに、前記限定機能情報保持部は、特定キーの操作に対して限定機能を選択して取り出し可能とする。
さらに、前記限定機能は緊急呼(110番)発信、特定先電話発信、特定先メール発信、カメラライト点灯、LCDバックライト点灯、アラーム音鳴動、LED点滅、GPSによる最終の位置情報のメール送信の機能を少なくとも1つ含む。
さらに、前記疑似装置電源OFF状態制御部は、緊急呼(110番)発信、特定先電話発信、特定先メール発信の機能の各々を実行する際に電力が供給される無線送受信部に対してして、カメラライト点灯、LCDバックライト点灯、アラーム音鳴動、LED点滅の機能の少なくとも1つを実行する場合には、電力供給を停止する。
さらに、携帯電話機が疑似電源OFF状態にあり、限定機能が実行されていない場合には、前記バッテリの電圧検出部、前記限定機能情報保持部、前記疑似装置電源OFF状態制御部、前記限定機能制御部の機能、前記特定キーを操作させる機能を動作させる部分以外の部分について、前記バッテリからの電源供給を停止する。
さらに、前記限定機能情報保持部に対して、前記携帯電話機の限定機能を複数保存する場合、各限定機能を取り出す特定キーは複数のキーの組み合わせとする。
さらに、前記特定キーは文字キーと数字キーの組み合わせである。
さらに、前記限定機能情報保持部に対して、前記携帯電話機の限定機能と、複数のキー操作で限定機能を実行する特定キー操作とを対にして複数対の保存を行う場合には、少なくとも、緊急呼(110番)発信機能に対して、特定キーの操作としてキー「#0」の情報が保存され、特定先電話発信機能に対して、特定キー操作としてキー「#1」の情報が保存され、特定先メール発信機能に対して、特定キー操作としてキー「#2」の情報が保存され、カメラライト点灯機能に対して、特定キー操作としてキー「#3」の情報が保存され、LCDバックライト点灯機能に対して、特定キー操作としてキー「#4」の情報が保存され、アラーム音鳴動機能に対して、特定キー操作としてキー「#5」の情報が保存され、LED点滅機能に対して、特定キー操作としてキー「#6」の情報が保存され、GPSの最終の位置情報の電子メール送信の機能に対して、特定キー操作としてキー「#7」の情報が保存される。
さらに、本発明は、バッテリの消耗に伴って装置電源OFF状態にし、バッテリからの電源供給を停止する携帯電話機のバッテリ消耗時の緊急動作方法において、装置電源OFF状態の電圧よりも高い疑似装置電源OFF状態の電圧を検出する工程と、前記携帯電話機の限定機能と、キーの操作で限定機能を実行する特定キーの操作とを対にして複数対の保存を行い、特定キーの操作に対して限定機能を選択して取り出し可能とする工程と、前記疑似装置電源OFF状態の電圧を検出された場合、前記携帯電話機に対して前記バッテリからの電源供給を省電力状態にし、限定機能の実行を可能とする疑似電源OFF状態にする工程と、前記携帯電話機が疑似電源OFF状態にされている場合、前記携帯電話機の特定キーの操作に対して、保存されている前記特定キーの操作に該当する限定機能を取り出し、取り出した限定機能を実行する工程とを備えることを特徴とする携帯電話機のバッテリ消耗時の緊急動作方法を提供する。
さらに、本発明は、バッテリの消耗に伴って装置電源OFF状態にし、バッテリからの電源供給を停止する携帯電話機のバッテリ消耗時の緊急動作プログラムにおいて、装置電源OFF状態の電圧よりも高い疑似装置電源OFF状態の電圧を検出する手順と、前記携帯電話機の限定機能と、キーの操作で限定機能を実行する特定キーの操作とを対にして複数対の保存を行い、特定キーの操作に対して限定機能を選択して取り出し可能とする手順と、前記疑似装置電源OFF状態の電圧を検出された場合、前記携帯電話機に対して前記バッテリからの電源供給を省電力状態にし、限定機能の実行を可能とする疑似電源OFF状態にする手順と、前記携帯電話機が疑似電源OFF状態にされている場合、前記携帯電話機の特定キーの操作に対して、保存されている前記特定キーの操作に該当する限定機能を取り出し、取り出した限定機能を実行する手順とを備えることを特徴とする携帯電話機のバッテリ消耗時の緊急動作プログラムを提供する。
以上説明したように、本発明によれば、装置電源OFF状態の電圧よりも高い疑似装置電源OFF状態の電圧を検出し、携帯電話機の限定機能と、キーの操作で限定機能を実行する特定キーの操作とを対にして複数対の保存を行い、特定キーの操作に対して限定機能を選択して取り出し可能とし、疑似装置電源OFF状態の電圧を検出された場合、携帯電話機に対してバッテリからの電源供給を省電力状態にし、限定機能の実行を可能とする疑似電源OFF状態にし、携帯電話機が疑似電源OFF状態にされている場合、携帯電話機の特定キーの操作に対して、保存されている特定キーの操作に該当する限定機能を取り出し、取り出した限定機能を実行するようにしたので、特定キー操作により限定機能動作を可能とする疑似装置電源OFF状態を、見た目は、LED表示もなく従来の装置電源OFF状態と同様とすることにより、ユーザが使用し続けることを抑制し、本当の緊急時に備え、必要最低限の機能が使える状態を保持することが可能となり、又は保持できている可能性が高くなる。
すなわち、従来の携帯電話機においては、バッテリの低電圧アラームが発生し、装置電源OFF状態へ移行した後は、再度充電するかバッテリを交換するなどしてバッテリの電圧が回復しない限り、基本的には全機能を動作させることが不可能であり、緊急時で充電環境、交換用のバッテリがなかった場合には不便であった。特に携帯電話機は肌身離さず携行するものであり、緊急時に使える道具としての期待が強いが、本発明によれば、ユーザが意識することなく低電圧により疑似装置電源OFF状態となってしまった場合でも、緊急時には必要最低限の機能を使用できる可能性が極めて高くなる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明に係る携帯電話機の概略構成を示すブロック図である。本図に示すように、携帯電話機200にはアンテナ201が設けられ、アンテナ201は図示しない基地局との間で位相変調された電波を送受信する。
アンテナ201には無線送受信部202が接続され、無線送受信部202はアンテナ201から受信した電波の復調と、後述する制御部203からのデジタル信号に対する位相変調を行い、音声通話、メール送受信機能、サーバ接続機能を実現し、例えば、復調された信号から自機の呼び出し番号を検出して着信報知を行い、音声信号、デジタルデータ信号の処理を行う。
無線送受信部202には制御部203が接続され、制御部203はCPU(中央処理装置)で構成され、各部の制御を執り行う部分である。
制御部203には動作用メモリ204が接続され、動作用メモリ204は制御部203のCPU動作プログラムと固定データを格納し、CPU動作時のワーク用として使用される。
制御部203には保持用メモリ205が接続され、保持用メモリ205は無線送受信部202のメール送受信機能で受信したメール、作成、送信したメール、アドレス帳等のユーザデータを保持する。
なお、動作用メモリ204と保持用メモリ205の一部は物理的に同一のデバイス内で領域を分けて実現されるのが一般的である。
制御部203にはIDメモリ206が接続され、IDメモリ206は自機の呼び出し番号(発番号)を保持する。
制御部203には操作部207が接続され、操作部207は電話をかける際に電話番号を入力したり、アドレス帳登録などテキスト入力を行ったり、各種機能の設定入力を行ったりするために用いられるキー入力部である。
制御部203には表示部208が接続され、表示部208は発着信時の電話番号の表示、操作部207と連動した各種入力内容の表示、電子メール送受信機能で受信してテキストメール内容の表示などを行い、通常は暗所での視認性を確保するため、バックライト機能を持つ。
制御部203には報知部209が接続され、報知部209は、自機の呼び出しを検出した際などに主に制御部203により制御され、着信の報知等を行う部位で、通常は、スピーカ、LED(発光ダイオード)、バイブレータなどで構成される。
制御部203にはカメラ部210が接続され、カメラ部210は近年一般的に搭載されているカメラ機能を実現するためのモジュールであり、暗所での撮影を可能とするためのライト機能を備え持つ場合が多い。
携帯電話機200にはバッテリ212が設けられ、バッテリ(電池)212は電圧検出器211を介して制御部203に接続され、各部に電力を供給する。
電圧検出器211はバッテリ212の電圧レベルを監視し、ある閾値を下回った場合には制御部203に通知して、制御部203から表示部208、報知部209を制御してユーザへ低電圧アラームを警報することを可能とする部位である。
特に、電圧検出器211には、閾値として、低電圧1、低電圧2が設けられ、低電圧1は低電圧2よりも高めに設定する(低電圧2<低電圧1)。
電圧検出器211の検出電圧が、
低電圧2<検出電圧≦低電圧1
の場合、電圧検出器211な制御部203に対して疑似装置電源OFF状態への移行を通知する。

し、携帯電話機200の一部機能を除いた全機能を停止する省電力状態にする。
さらに、電圧検出器211の検出電圧が、
検出電圧≦低電圧2
の場合、電圧検出器211は制御部203に対して装置電源OFF状態への移行を通知する。
さらに、保持用メモリ205には、限定機能情報保持部205Aが設けられ、限定機能情報保持部205Aは操作部207により特定キーの操作に対する限定機能情報を保持する。
さらに、制御部203には疑似装置電源OFF状態制御部203A、限定機能制御部203Bが設けられる。
疑似装置電源OFF状態制御部203Aは、電圧検出器211から制御部203に疑似装置電源OFF状態への移行通知があると、携帯電話機200の一部機能、例えば、電圧検出器211、操作部207等の機能を除いた機能を停止する省電力状態にする。これにより、表示部208の表示、バックライト点灯を行わず、見た目は装置電源OFF状態と同様にし、極力電力消費を抑える状態とすることが可能になる。
限定機能制御部203Bは、疑似装置電源OFF状態制御部203Aが携帯電話機200を疑似装置電源OFF状態にし、予め定められた特定キーの操作があった場合、特定キーの操作に対する限定機能を実行し、限定機能の実行に際しては、限定機能を表示部208に表示せず、限定機能を実行するために必要な部分にだけ電力を供給する。
これにより、通常の装置電源OFF状態とは異なり、特定キーの操作により特定の機能のみを動作可能となる。
制御部203は、電圧検出器211から装置電源OFFへの移行通知があると、電圧検出器211の機能を除く携帯電話機200の全機能を停止する。この装置電源OFFへの移行による全機能の停止は、制御部203を介してソフト的に行ってもよいし、ハード的に電力供給を遮断することも可能である。
図2は図1における保持用メモリ205の限定機能情報保持部205Aに保持される限定機能を説明する図である。
本図に示すように、保持用メモリ205の限定機能情報保持部205Aには、限定機能に対する特定キーとして数字キーを用いて、一例として、緊急呼(110番)発信機能に対する特定キーとして「E0」が保存され、特定先電話発信機能に対して、特定キーとして「E1」が保存され、特定先メール発信機能に対して、特定キーとして「E2」が保存され、カメラライト点灯機能に対して、特定キーとして「E3」が保存され、LCDバックライト点灯機能に対して、特定キーとして「E4」が保存され、アラーム音鳴動機能に対して、特定キーとして「E5」が保存され、LED点滅機能に対して、特定キーとして「E6」が保存される。
このように、特定キーの操作により、通常の操作と異なる操作にし、ユーザの無意識で安易なキー操作による緊急時の限定機能の動作を回避し、電力消費を防ぐ。さらに、特定キーを複数キーの組み合わせとし、1つのキーとした場合に起き易い誤操作を回避し、電力消費を防ぐ。
低電圧1<検出電圧の場合、限定機能情報保持部205Aに保持される限定機能と特定キー操作の関係が表示部208に表示可能であり、表示された限定機能の頭に選択、非選択のマークを付け、ユーザの選択による限定機能の選択が可能である。
ここでは、一例として、緊急呼(110番)発信、特定先電話発信、カメラライト点灯、アラーム音鳴動が選択されているとする。
図3は図1における制御部203の疑似装置電源OFF状態制御部203Aの動作例を説明するフローチャートである。本図に示すように、ステップS301において、電圧検出器211では、バッテリ212の電圧を検出し、バッテリ212の消耗に起因して電圧低下に伴う低電圧1の検出を行い、検出した場合にはステップS302に進む。
ステップS302において、制御部203では、電圧検出器211から低電圧1の検出の通知を受けると、疑似装置電源OFF状態制御部203Aでは、低電圧アラーム発生電源OFFタイマスタートを行う。
ステップS303において、疑似装置電源OFF状態制御部203Aでは、低電圧アラーム発生電源OFFタイマタイムオーバになった場合にはステップS304に進む。
ステップS304において、疑似装置電源OFF状態制御部203Aでは、携帯電話機200を疑似装置電源OFF状態にする。携帯電話機200が疑似装置電源OFF状態になると、携帯電話機200の機能は限定機能となる。この場合、電圧検出器211、制御部203の疑似装置電源OFF状態制御部203A、限定機能制御部203B、保持用メモリ205の限定機能情報保持部205Aに関係する部分以外の携帯電話機200の機能への電源供給を停止とする。
ステップS305において、電圧検出器211では、バッテリ212の電圧を検出し、バッテリ212の電圧低下に伴う低電圧2の検出を行い、検出した場合にはステップS306に進む。
ステップS306において、制御部203では、電圧検出器211から低電圧2の検出の通知を受けると、低電圧アラーム発生電源OFFタイマスタートを行う。
ステップS307において、制御部203では、低電圧アラーム発生電源OFFタイマタイムオーバになった場合にはステップS308に進む。
ステップS308において、制御部203では、携帯電話機200を装置電源OFF状態にする。携帯電話機200が装置電源OFF状態になると、携帯電話機200は全機能停止となる。処理を終了する。
図4は図1における制御部203の限定機能制御部203Bの動作例を説明する図である。一例として、図2において、選択された限定機能に対して説明を行う。
本図に示すように、ステップS401において、制御部203は電圧検出器211から疑似装置電源OFF状態への移行の通知があるか否かを判断する。通知がない場合には処理を終了する。
ステップS402において、通知があった場合には、疑似装置電源OFF状態制御部203Aは携帯電話機200を疑似装置電源OFF状態にする。
ステップS403において、限定機能制御部203Bでは、操作部207の操作に対して、保持用メモリ205の限定機能情報保持部205Aを参照して、キー「E0」の操作であったか否かを判断し、該当しない場合にはステップS407に進む。
ステップS404において、キー「E0」の操作に該当する限定機能として、緊急時の緊急呼(110番)発信の機能を実行するのに必要な部分にだけ電力を供給する。
ステップS405において、緊急時の緊急呼(110番)発信の機能を実行する。これによりユーザは緊急時を意識した操作を行うことになる。
ステップS406において、緊急時の緊急呼発信の機能実行の終了を判断し、終了していない場合にはステップS404に進み上記手順を繰り返し、実行終了の場合は処理を終了する。
ステップS407において、限定機能制御部203Bでは、操作部207の操作に対して、限定機能情報保持部205Aを参照して、キー「E1」の操作であったか否かを判断し、該当しない場合にはステップS411に進む。
ステップS408において、キー「E1」の操作に該当する限定機能として、緊急時の特定先電話発信の機能を実行するのに必要な部分にだけ電力を供給する。
ステップS409において、緊急時の特定先電話発信の機能を実行する。これによりユーザは緊急時を意識した操作を行うことになる。
ステップS410において、緊急時の特定先電話発信の機能実行の終了を判断し、終了していない場合にはステップS408に進み上記手順を繰り返し、実行終了の場合は処理を終了する。
ステップS411において、限定機能制御部203Bでは、操作部207の操作に対して、限定機能情報保持部205Aを参照して、キー「E3」の操作であったか否かを判断し、該当しない場合にはステップS415に進む。
ステップS412において、キー「E3」の操作に該当する限定機能として、緊急時のカメラライト点灯の機能を実行するのに必要な部分にだけ電力を供給する。この場合、無線送受信部202等への電力供給は行われない。
ステップS413において、緊急時のカメラライト点灯の機能を実行する。これによりユーザは緊急時を意識した操作を行うことになる。
ステップS414において、該当する機能の実行の終了を判断し、終了していない場合にはステップS412に進み上記手順を繰り返し、実行終了の場合は処理を終了する。
ステップS415において、限定機能制御部203Bでは、操作部207の操作に対して、限定機能情報保持部205Aを参照して、キー「E5」の操作であったか否かを判断し、該当しない場合には処理を終了する。
ステップS416において、キー「E5」の操作に該当する限定機能として、緊急時のアラーム音鳴動の機能を実行するのに必要な部分にだけ電力を供給する。この場合、無線送受信部202等への電力供給は行われない。
ステップS417において、緊急時のアラーム音鳴動の機能を実行する。これによりユーザは緊急時を意識した操作を行うことになる。
ステップS418において、該当する機能の実行の終了を判断し、終了していない場合にはステップS416に進み上記手順を繰り返し、実行終了の場合は処理を終了する。
したがって、本発明によれば、特定キー操作により限定機能動作を可能とする疑似装置電源OFF状態を、見た目は、LCD表示、LED表示もなく従来の装置電源OFF状態と同様とすることにより、ユーザが使用し続けることを抑制し、本当の緊急時に備え、必要最低限の機能が使える状態を保持することが可能となり、又は保持できている可能性が高くなる。
すなわち、従来の携帯電話機においては、バッテリの低電圧アラームが発生し、装置電源OFF状態へ移行した後は、再度充電するかバッテリを交換するなどしてバッテリの電圧が回復しない限り、基本的には全機能を動作させることが不可能であり、緊急時で充電環境、交換用のバッテリがなかった場合には不便であった。特に携帯電話機は肌身離さず携行するものであり、緊急時に使える道具としての期待が強いが、本発明によれば、ユーザが意識することなく低電圧により疑似装置電源OFF状態となってしまった場合でも、緊急時には必要最低限の機能を使用できる可能性が極めて高くなる。
図5は図2の変形例であり、保持用メモリ205の限定機能情報保持部205Aに保持される限定機能を説明する図である。
本図に示すように、近年、GPS(全地球測位システム)機能を搭載する携帯電話機200も普及し始めているので、限定機能として、緊急時の最終の位置情報の電子メール送信の機能に対して、特定キーとして「E7」を保持用メモリ205の限定機能情報保持部205Aに追加保存する。これにより、疑似装置伝点OFF状態での特定キー操作により、現在位置情報、又は、メモリ内に記憶されている最終の計測結果である現在位置を特定の宛先へ電子メールで送信する機能を実行するようにすることも可能である。
以上の説明では、特定キーとして、アルファベットの特定文字と数字キーの組み合わせを示したが、例えば、平仮名と数字キーの組み合わせ例として、「あ1」、「あ2」…、「あ6」のようにしてもよく、カタカナ文字と数字キーの組み合わせ例として、「ア1」、「ア2」、…「ア6」のようにしてもよく、数字キーのみの組み合わせ例として、「11」、「12」、…、「15」のようにしてもよく、さらに、特定キーとして、3文字の組み合わせ例として、「EE1」、「EE2」、…、「EE5」のようにしてもよい。
このようにして、特定キーの操作に対して、ユーザの好みに適応可能となる。
以上の説明では、携帯電話機について行ったが、これに限定されず、PHS(簡易型携帯電話機)、PDA(携帯情報端末)にも本発明の利用が可能である。
本発明に係る携帯電話機の概略構成を示すブロック図である。 図1における保持用メモリ205の限定機能情報保持部205Aに保持される限定機能を説明する図である。 図1における制御部203の疑似装置電源OFF状態制御部203Aの動作例を説明するフローチャートである。 図1における制御部203の限定機能制御部203Bの動作例を説明する図である。 図2の変形例であり、保持用メモリ205の限定機能情報保持部205Aに保持される限定機能を説明する図である。 本発明の前提となる携帯電話機の電池の低電圧アラーム後の動作例を説明するフローチャートである。
符号の説明
200…携帯電話機
201…アンテナ
202…無線送受信部
203…制御部
203A…疑似装置電源OFF状態制御部
203B…限定機能制御部
204…動作メモリ
205…保持用メモリ
205A…限定機能情報保持部
206…IDメモリ
207…操作部
208…表示部
209…報知部
210…カメラ部
211…電圧検出器
212…バッテリ

Claims (11)

  1. バッテリの消耗に伴って装置電源OFF状態にし、バッテリからの電源供給を停止する携帯電話機において、
    装置電源OFF状態の電圧よりも高い疑似装置電源OFF状態の電圧を検出するバッテリの電圧検出部と、
    前記携帯電話機の限定機能と、キー操作で限定機能を実行する特定キーの情報とを対にして複数対の保存を行う限定機能情報保持部と、
    前記バッテリの電圧検出部により疑似装置電源OFF状態の電圧を検出された場合、前記バッテリからの電源供給を省電力状態にし、限定機能の実行を可能とする疑似電源OFF状態にする疑似装置電源OFF状態制御部と、
    前記疑似装置電源OFF状態制御部により前記携帯電話機が疑似電源OFF状態にされている場合、前記携帯電話機の特定キーの操作に対して、前記限定機能情報保持部から前記特定キーの操作に該当する限定機能を取り出し、取り出した限定機能を実行する限定機能制御部とを備えることを特徴とする携帯電話機。
  2. 前記限定機能制御部は、携帯電話機の表示部にバックライトを点灯せず、LED表示をせず、限定機能を表示せずに限定機能を実行することを特徴とする、請求項1に記載の携帯電話機。
  3. 前記限定機能情報保持部は、特定キーの操作に対して限定機能を選択して取り出し可能とすることを特徴とする、請求項1に記載の携帯電話機。
  4. 前記限定機能は緊急呼(110番)発信、特定先電話発信、特定先メール発信、カメラライト点灯、LCDバックライト点灯、アラーム音鳴動、LED点滅、GPSによる最終の位置情報のメール送信の機能を少なくとも1つ含むことを特徴とする、請求項1に記載の携帯電話機。
  5. 前記疑似装置電源OFF状態制御部は、緊急呼(110番)発信、特定先電話発信、特定先メール発信の機能の各々を実行する際に電力が供給される無線送受信部に対して、カメラライト点灯、LCDバックライト点灯、アラーム音鳴動、LED点滅の機能の少なくとも1つを実行する場合には、電力供給を停止することを特徴とする、請求項4に記載の携帯電話機。
  6. 携帯電話機が疑似電源OFF状態にあり、限定機能が実行されていない場合には、前記バッテリの電圧検出部、前記限定機能情報保持部、前記疑似装置電源OFF状態制御部、前記限定機能制御部の機能、前記特定キーを操作させる機能を動作させる部分以外の部分について、前記バッテリからの電源供給を停止することを特徴とする、請求項1に記載の携帯電話機。
  7. 前記限定機能情報保持部に対して、前記携帯電話機の限定機能を複数保存する場合、各限定機能を取り出す特定キーは複数のキーの組み合わせとすることを特徴とする、請求項1に記載の携帯電話機。
  8. 前記特定キーは文字キーと数字キーの組み合わせであることを特徴とする請求項7に記載の携帯電話機。
  9. 前記限定機能情報保持部に対して、前記携帯電話機の限定機能と、複数のキー操作で限定機能を実行する特定キー操作とを対にして複数対の保存を行う場合には、少なくとも、緊急呼(110番)発信機能に対して、特定キーの操作としてキー「#0」の情報が保存され、特定先電話発信機能に対して、特定キー操作としてキー「#1」の情報が保存され、特定先メール発信機能に対して、特定キー操作としてキー「#2」の情報が保存され、カメラライト点灯機能に対して、特定キー操作としてキー「#3」の情報が保存され、LCDバックライト点灯機能に対して、特定キー操作としてキー「#4」の情報が保存され、アラーム音鳴動機能に対して、特定キー操作としてキー「#5」の情報が保存され、LED点滅機能に対して、特定キー操作としてキー「#6」の情報が保存され、GPSの最終の位置情報の電子メール送信の機能に対して、特定キー操作としてキー「#7」の情報が保存されることを特徴とする、請求項1に記載の携帯電話機。
  10. バッテリの消耗に伴って装置電源OFF状態にし、バッテリからの電源供給を停止する携帯電話機のバッテリ消耗時の緊急動作方法において、
    装置電源OFF状態の電圧よりも高い疑似装置電源OFF状態の電圧を検出する工程と、
    前記携帯電話機の限定機能と、キーの操作で限定機能を実行する特定キーの操作とを対にして複数対の保存を行い、特定キーの操作に対して限定機能を選択して取り出し可能とする工程と、
    前記疑似装置電源OFF状態の電圧を検出された場合、前記携帯電話機に対して前記バッテリからの電源供給を省電力状態にし、限定機能の実行を可能とする疑似電源OFF状態にする工程と、
    前記携帯電話機が疑似電源OFF状態にされている場合、前記携帯電話機の特定キーの操作に対して、保存されている前記特定キーの操作に該当する限定機能を取り出し、取り出した限定機能を実行する工程とを備えることを特徴とする携帯電話機のバッテリ消耗時の緊急動作方法。
  11. バッテリの消耗に伴って装置電源OFF状態にし、バッテリからの電源供給を停止する携帯電話機のバッテリ消耗時の緊急動作プログラムにおいて、
    装置電源OFF状態の電圧よりも高い疑似装置電源OFF状態の電圧を検出する手順と、
    前記携帯電話機の限定機能と、キーの操作で限定機能を実行する特定キーの操作とを対にして複数対の保存を行い、特定キーの操作に対して限定機能を選択して取り出し可能とする手順と、
    前記疑似装置電源OFF状態の電圧を検出された場合、前記携帯電話機に対して前記バッテリからの電源供給を省電力状態にし、限定機能の実行を可能とする疑似電源OFF状態にする手順と、
    前記携帯電話機が疑似電源OFF状態にされている場合、前記携帯電話機の特定キーの操作に対して、保存されている前記特定キーの操作に該当する限定機能を取り出し、取り出した限定機能を実行する手順とを備えることを特徴とする携帯電話機のバッテリ消耗時の緊急動作プログラム。
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