JP2013251855A - 電子機器、モータの回転制御方法、およびプログラム - Google Patents
電子機器、モータの回転制御方法、およびプログラム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】機械的な機構を用いずに、発電時においてバイブレーション機能による振動が発生することを防止可能な電子機器を提供する。
【解決手段】電子機器は、モータを予め定めれた方向に回転させることにより振動を発生させるバイブレータと、二次電池と、予め定められた方向へのモータの回転を制御するための制御手段と、振動を発生させるための条件の指定を受け付ける受付手段とを備える。モータは、ユーザ操作による外力によって予め定められた方向とは逆の方向に回転させられたときに、発電して二次電池を充電する。制御手段は、モータが逆の方向に回転していない場合には、指定された条件が満たされたときに、モータを予め定められた方向に回転させる制御を行ない、モータが逆の方向に回転している場合には、指定された条件にかかわりなく、モータを予め定められた方向に回転させる制御を行なわない。
【選択図】図6
【解決手段】電子機器は、モータを予め定めれた方向に回転させることにより振動を発生させるバイブレータと、二次電池と、予め定められた方向へのモータの回転を制御するための制御手段と、振動を発生させるための条件の指定を受け付ける受付手段とを備える。モータは、ユーザ操作による外力によって予め定められた方向とは逆の方向に回転させられたときに、発電して二次電池を充電する。制御手段は、モータが逆の方向に回転していない場合には、指定された条件が満たされたときに、モータを予め定められた方向に回転させる制御を行ない、モータが逆の方向に回転している場合には、指定された条件にかかわりなく、モータを予め定められた方向に回転させる制御を行なわない。
【選択図】図6
Description
本発明は、電子機器、モータの回転制御方法、およびプログラムに関し、特に、バイブレーション機能を有する電子機器、当該電子機器おけるモータの回転制御方法、および当該電子機器を制御するためのプログラムに関する。
従来、バイブレータを備えた携帯端末が知られている。
上記携帯端末として、バイブレータを手動型の発電装置として利用する構成が、特許文献1〜6に開示されている。また、特許文献7には、圧電素子を内蔵した携帯型電話機をユーザが振動させることにより、発電させる構成が開示されている。
上記携帯端末として、バイブレータを手動型の発電装置として利用する構成が、特許文献1〜6に開示されている。また、特許文献7には、圧電素子を内蔵した携帯型電話機をユーザが振動させることにより、発電させる構成が開示されている。
ここで、特許文献6に開示された携帯端末は、着信動作時には、モータの回転軸の回転が第1のワンウェイクラッチにより振動用振り子に伝達される。当該振動用振り子が揺動することにより、本来のバイブレータとして機能する。携帯端末機器は、外部から振動が加わることにより、発電用振り子が揺動する。この場合、第2のワンウェイクラッチにより回転軸に逆方向の回転として伝達される。それゆえ、モータに起電力が生じて発電器として機能する。これにより、携帯端末は、外部から振動を加えて発電しているときに、着信動作時であっても発電が停止してしまう状態を防止している。
しかしながら、モータが第1の方向に回転することにより振動を発生し、当該モータを第1の方向とは逆の第2の方向に回転させることにより発電する携帯端末においては、以下の問題が生じる。すなわち、第2の方向に回転させている場合に、着信等の振動を発生させる事象が生じると、モータを第1の方向に回転させようとする力がモータに作用する。このため、モータにダメージを与えてしまう。
また、特許文献6のような構成においては、上述した構成により、外部から振動を加えて発電しているときに、着信動作時であっても発電が停止してしまうことがない。しかしながら、2つの振り子と2つのクラッチが必要となるため、携帯端末の機械的な機構が複雑となる。このため、携帯端末の重量が重くなるとともに、携帯端末のコストが増大する。
本願発明は上記の問題点に鑑みなされたものであって、その目的は、機械的な機構を用いずに、発電時においてバイブレーション機能による振動が発生することを防止可能な電子機器、モータの回転制御方法、およびプログラムを提供することにある。
本発明のある局面に従うと、電子機器は、モータを予め定めれた方向に回転させることにより振動を発生させる振動発生装置を備えている。電子機器は、二次電池と、予め定められた方向へのモータの回転を制御するための制御手段と、振動を発生させるための条件の指定を受け付ける受付手段とを備える。モータは、ユーザ操作による外力によって予め定められた方向とは逆の方向に回転させられたときに、発電して二次電池を充電する。制御手段は、モータが逆の方向に回転していない場合には、指定された条件が満たされたときに、モータを予め定められた方向に回転させる制御を行なう。制御手段は、モータが逆の方向に回転している場合には、指定された条件にかかわりなく、モータを予め定められた方向に回転させる制御を行なわない。
好ましくは、制御手段は、モータが逆の方向に回転している場合には、指定された条件を変更する。
好ましくは、制御手段は、モータが逆の方向に回転している場合には、電子機器の動作モードを変更することによって、指定された条件が満たされないようにする。
好ましくは、指定された条件は、予め定められた時刻となった、または予め定められた時間が経過したことである。制御手段は、モータが逆の方向に回転している場合には、予め定められた時刻または予め定められた時間を変更する。
好ましくは、電子機器は、携帯型の電話機である。指定された条件は、着信である。制御手段は、モータが逆の方向に回転している場合には、電子機器の動作モードを着信を拒否するモードに変更する。
好ましくは、電子機器は、外部の通信機器と通信するための通信インターフェイスをさらに備える。指定された条件は、外部の通信機器との通信である。制御手段は、モータが逆の方向に回転している場合には、通信インターフェイスによる通信機能を停止させる。
好ましくは、電子機器は、モータに流れる電流の電流値を検出するための電流計と、モータと二次電池との間に接続されたスイッチとをさらに備える。スイッチは、モータと二次電池との接続を遮断する第1の切替位置、予め定められた方向にモータを回転させる回路を構成する第2の切替位置、および二次電池を充電させる回路を構成する第3の切替位置のうち、いずれかの切替位置をとる。制御手段は、モータが逆の方向に回転していない場合に、指定された条件が満たされたとき、スイッチを第1の切替位置から第2の切替位置に切り替える。制御手段は、電流値が、零から、予め定められた方向にモータが回転したときとは反対の極性の値となった場合、スイッチを第1の切替位置から第3の切替位置に切り替える。
本発明の他の局面に従うと、モータの回転制御方法は、モータを予め定めれた方向に回転させることにより振動を発生させる振動発生装置を備えた電子機器において実行される。モータは、ユーザ操作による外力によって予め定められた方向とは逆の方向に回転させられたときに、発電して電子機器の二次電池を充電する。モータの回転制御方法は、振動を発生させるための条件の指定を受け付けるステップと、モータが逆の方向に回転していない場合には、指定された条件が満たされたときに、モータを予め定められた方向に回転させる制御を行なうステップと、モータが逆の方向に回転している場合には、指定された条件にかかわりなく、モータを予め定められた方向に回転させる制御を行なわないステップとを備える。
本発明のさらに他の局面に従うと、プログラムは、モータを予め定めれた方向に回転させることにより振動を発生させる振動発生装置を備えた電子機器を制御する。モータは、ユーザ操作による外力によって予め定められた方向とは逆の方向に回転させられたときに、発電して電子機器の二次電池を充電する。プログラムは、振動を発生させるための条件の指定を受け付けるステップと、モータが逆の方向に回転していない場合には、指定された条件が満たされたときに、モータを予め定められた方向に回転させる制御を行なうステップと、モータが逆の方向に回転している場合には、指定された条件にかかわりなく、モータを予め定められた方向に回転させる制御を行なわないステップとを、電子機器のプロセッサに実行させる。
本発明によれば、機械的な機構を用いずに、発電時においてバイブレーション機能による振動が発生することを防止できる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の各実施の形態に係る携帯端末について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
携帯端末は、たとえば、スマートフォン等の携帯型電話機、タブレット型コンピュータ、電子書籍リーダ、PDA、電子辞書である。以下では、一例として、携帯端末が携帯型電話機である場合を例に挙げて説明する。
<A.外観>
図1は、携帯端末1の外観を説明するための図である。図1(A)は、携帯端末1の正面図である。図1(B)は、携帯端末1の裏面図である。図1(A)を参照して、携帯端末1は、筐体10の表側面Saに、タッチスクリーン109と、複数の操作キー113と、インカメラ117とを備えている。図1(B)を参照して、携帯端末1は、筐体の裏側面Sbに、アウトカメラ110を備えている。
図1は、携帯端末1の外観を説明するための図である。図1(A)は、携帯端末1の正面図である。図1(B)は、携帯端末1の裏面図である。図1(A)を参照して、携帯端末1は、筐体10の表側面Saに、タッチスクリーン109と、複数の操作キー113と、インカメラ117とを備えている。図1(B)を参照して、携帯端末1は、筐体の裏側面Sbに、アウトカメラ110を備えている。
<B.機能的構成>
図2は、携帯端末1の具体的な構成を機能ブロックを含めて表した図である。図2を参照して、携帯端末1は、制御部21と、記憶部22と、充電式電池(二次電池)23と、外部DC入力端子24と、駆動/充電用回路25と、バイブレータ26と、マイク111と、スピーカ112と、ディスプレイ1091と、操作部130と、通信IF114とを備えている。駆動/充電用回路25は、スイッチ251と、電流計252とを含む。バイブレータ26は、ロータ261と、モータ262とを含む。操作部130は、操作キー113を含む。
図2は、携帯端末1の具体的な構成を機能ブロックを含めて表した図である。図2を参照して、携帯端末1は、制御部21と、記憶部22と、充電式電池(二次電池)23と、外部DC入力端子24と、駆動/充電用回路25と、バイブレータ26と、マイク111と、スピーカ112と、ディスプレイ1091と、操作部130と、通信IF114とを備えている。駆動/充電用回路25は、スイッチ251と、電流計252とを含む。バイブレータ26は、ロータ261と、モータ262とを含む。操作部130は、操作キー113を含む。
記憶部22は、各種のプログラムおよびデータが予め格納している。また、記憶部22は、制御部21によって処理されたデータも格納する。
制御部21は、携帯端末1の各種動作を制御する。制御部21は、マイク111からの入力を受け付ける。制御部21は、スピーカ112から音を出力させる。制御部21は、ディスプレイ1091から映像を出力させる。制御部21は、操作部130を介したユーザ入力を受け付ける。制御部21は、通信IFを介して、他の通信機器と通信をする。
制御部21は、記憶部22からデータを読み出す。制御部21は、記憶部22にデータを書き込む。制御部21は、電流計252によって測定された電流値を取得する。制御部21は、取得した電流値に基づき、スイッチ251の動作を制御する。当該制御の詳細は、後述する(図4)。なお、制御部21は、充電式電池23から給電を受けて動作する。
充電式電池23は、外部DC入力端子24と接続されている。充電式電池23は、外部DC入力端子24より商用電源の電力によって充電される。また、充電式電池23は、後述するバイブレータ26を用いた発電によっても、充電される。
駆動/充電用回路25は、充電式電池23と電気的に接続されている。また、駆動/充電用回路25は、バイブレータ26のモータ262と電気的に接続されている。駆動/充電用回路25は、制御部21からの指令に基づき、モータ262を第1の方向(以下、「正方向」とも称する)に回転させる。つまり、駆動/充電用回路25は、モータ262を駆動する回路として機能する。さらに、駆動/充電用回路25は、充電式電池23を充電する回路としても機能する。駆動/充電用回路25で行なわれる処理については、図4に基づき説明する。
(b1.駆動について)
バイブレータ26のモータ262は、回転軸を介してロータ261と機械的に接続されている。このため、モータ262が回転することにより、ロータ261も当該回転の方向と同じ方向に回転する。たとえば、モータ262が第1の方向に回転した時には、ロータ261も第1の方向に回転する。ロータ261の当該回転により、振動が発生する。
バイブレータ26のモータ262は、回転軸を介してロータ261と機械的に接続されている。このため、モータ262が回転することにより、ロータ261も当該回転の方向と同じ方向に回転する。たとえば、モータ262が第1の方向に回転した時には、ロータ261も第1の方向に回転する。ロータ261の当該回転により、振動が発生する。
操作部130は、バイブレータ26において自動的に振動を発生させるための条件(バイブレーション機能を実行させるための条件)の指定を受け付ける。つまり、操作部130は、どのような場合に携帯端末1を振動させるかについて、ユーザからの入力を受け付ける。
以下では、振動を発生させるための条件として、(i)予め定められた時刻となったこと、(ii)予め定められた日の予め定められた時刻となったこと、(iii)予め定められた時間が経過したこと、(iv)電話またはメールの着信があったこと、並びに、(v)外部の通信機器との通信が確立または終了したことを例に挙げて説明する。なお、当該条件が、これらに限定されるものではない。
ここで、「予め定められた時刻となったこと」としては、起床アラーム機能で設定した時刻となったことが具体例として挙げられる。「予め定められた日の予め定められた時刻となったこと」としては、スケジュールアラーム機能で設定した、或る日にちにの或る時刻(開始時刻および終了時刻)となったことが挙げられる。「予め定められた時間が経過したこと」としては、タイマ機能で設定した時間が経過したことが具体例として挙げられる。「外部の通信機器との通信が終了したこと」については、通話が終了した場合、Bluetooth(登録商標)による通信またはIC通信等の近距離通信が終了した場合が具体例として挙げられる。
(b2.充電について)
バイブレータ26のロータ261が、ユーザ操作による外力によって第1の方向とは逆の方向である第2の方向(以下、「逆方向」とも称する)に回転させられた場合、モータ262も第2の方向に回転する。この場合、モータ262は、発電を行なう。その結果、充電式電池23は充電される。
バイブレータ26のロータ261が、ユーザ操作による外力によって第1の方向とは逆の方向である第2の方向(以下、「逆方向」とも称する)に回転させられた場合、モータ262も第2の方向に回転する。この場合、モータ262は、発電を行なう。その結果、充電式電池23は充電される。
ここで、「ユーザ操作による外力」とは、ユーザがロータ261が第2の方向に回転するように、携帯端末1を振ることが一例として挙げられる。また、ロータ261を第2の方向に手動で回転させるメカニカル機構を備えるように、携帯端末1を構成してもよい。この場合、「ユーザ操作による外力」は、メカニカル機構を動作させる力となる。
なお、以下では、モータ262の正方向の回転を「正回転」と称し、モータ262の逆方向の回転を「逆回転」とも称する。
<C.バイブレータ26の具体的構成>
図3は、バイブレータ26の具体的構成を表した図である。図3(A)は、バイブレータ26の側面図である。図3(B)は、バイブレータ26をロータ261側から見た図である。
図3は、バイブレータ26の具体的構成を表した図である。図3(A)は、バイブレータ26の側面図である。図3(B)は、バイブレータ26をロータ261側から見た図である。
図3(A)および(B)を参照して、バイブレータ26は、ロータ261と、モータ262と、回転軸263とを含む。ロータ261とモータ262とは、回転軸263により接続されている。
回転軸263は、モータ262の回転駆動力をロータ261に伝達する。制御部21からの指令に基づきモータ262が正方向に回転すると、ロータ261もモータ262の回転方向と同じ方向に回転する。
また、回転軸263は、ロータ261の回転駆動力をモータ262に伝達する。ユーザ操作による外力によってロータ261が上記の回転方向とは逆方向に回転すると、モータ262も逆方向(第2の方向)に回転する。これにより、モータ262は、発電する。
<D.回路構成>
図4は、駆動/充電用回路25の詳細を説明するための回路図である。図4を参照して、駆動/充電用回路25は、スイッチ251と、電流計252と、電圧計253と、昇圧回路254と、スイッチ用の接点255,256とを備えている。なお、電圧計253は、モータ262に印加されている電圧を測定するために、分岐点P1,P2とにより、モータ262と並列に接続されている。昇圧回路254は、分岐点P3により充電式電池23のプラス側の電極と接続している。なお、端子231は、充電式電池23のプラス側の電極に接続された端子であり、端子232は、充電式電池23のマイナス側の電極に接続された端子である。
図4は、駆動/充電用回路25の詳細を説明するための回路図である。図4を参照して、駆動/充電用回路25は、スイッチ251と、電流計252と、電圧計253と、昇圧回路254と、スイッチ用の接点255,256とを備えている。なお、電圧計253は、モータ262に印加されている電圧を測定するために、分岐点P1,P2とにより、モータ262と並列に接続されている。昇圧回路254は、分岐点P3により充電式電池23のプラス側の電極と接続している。なお、端子231は、充電式電池23のプラス側の電極に接続された端子であり、端子232は、充電式電池23のマイナス側の電極に接続された端子である。
昇圧回路254は、チョッパ回路である。昇圧回路254は、モータ262で発電された電力の電圧を昇圧するために用いられる。昇圧回路254は、リアクトル2541と、スイッチ2542と、ダイオード2543と、コンデンサ2544と、差動増幅器2545と、コンパレータ2546とを含む。昇圧回路254の構成は、一般的なものであるため、ここでの詳しい説明は行なわない。
電流計252は、モータ262に流れる電流の電流値を検出する。
スイッチ251は、モータ262と充電式電池23との間に接続されている。スイッチ251は、制御部21からの指令に基づき、モータ262と充電式電池23との接続を遮断する第1の切替位置(図4に示した位置)、正方向にモータ262を回転させる回路を構成する第2の切替位置(接点255と接続する位置)、および充電式電池23を充電させる回路を構成する第3の切替位置(接点256と接続する位置)のうち、いずれかの切替位置をとる。携帯端末1は、制御部21からの指令に基づき、モータ262の駆動(正回転)、モータ262による発電、およびモータ262の停止が可能となる。
スイッチ251は、モータ262と充電式電池23との間に接続されている。スイッチ251は、制御部21からの指令に基づき、モータ262と充電式電池23との接続を遮断する第1の切替位置(図4に示した位置)、正方向にモータ262を回転させる回路を構成する第2の切替位置(接点255と接続する位置)、および充電式電池23を充電させる回路を構成する第3の切替位置(接点256と接続する位置)のうち、いずれかの切替位置をとる。携帯端末1は、制御部21からの指令に基づき、モータ262の駆動(正回転)、モータ262による発電、およびモータ262の停止が可能となる。
<E.スイッチ251の切替制御>
次に、制御部21によるスイッチ251の切替制御の詳細について説明する。なお、スイッチ251のデフォルト位置は、モータ262と充電式電池23との接続を遮断する第1の切替位置(図4に示した位置)である。
次に、制御部21によるスイッチ251の切替制御の詳細について説明する。なお、スイッチ251のデフォルト位置は、モータ262と充電式電池23との接続を遮断する第1の切替位置(図4に示した位置)である。
(e1.駆動)
制御部21は、スイッチ251の切替位置が第1の切替位置にある状態(デフォルト状態)において、上記指定された条件が満たされたときに、スイッチ251の切替位置を第1の切替位置から第2の切替位置(駆動側の位置)に切替える制御を行なう。つまり、制御部21は、モータ262を正方向に回転させる制御を行なう。制御部21は、たとえば着信があると、スイッチ251を切替えることにより、モータ262を正方向に回転させる制御を行なう。
制御部21は、スイッチ251の切替位置が第1の切替位置にある状態(デフォルト状態)において、上記指定された条件が満たされたときに、スイッチ251の切替位置を第1の切替位置から第2の切替位置(駆動側の位置)に切替える制御を行なう。つまり、制御部21は、モータ262を正方向に回転させる制御を行なう。制御部21は、たとえば着信があると、スイッチ251を切替えることにより、モータ262を正方向に回転させる制御を行なう。
この場合には、電流計252は、プラスの電流値を計測する。制御部21は、当該計測結果を取得する。
(e2.充電)
スイッチ251の切替位置が第1の切替位置にある状態(デフォルト状態)において、ユーザ操作による外力がモータ262に作用した場合、モータ262が逆回転する。この場合、電流計252は、マイナスの電流値を計測する。制御部21は、当該計測結果を取得する。
スイッチ251の切替位置が第1の切替位置にある状態(デフォルト状態)において、ユーザ操作による外力がモータ262に作用した場合、モータ262が逆回転する。この場合、電流計252は、マイナスの電流値を計測する。制御部21は、当該計測結果を取得する。
制御部21は、マイナスの電流が流れたことに基づき、スイッチ251の切替位置を第1の切替位置から第3の切替位置(充電側の位置)に切替える制御を行なう。当該制御により、ユーザ操作による外力によって、充電式電池23の充電が可能となる。
(e3.充電中の駆動制限)
制御部21は、充電式電池23を充電しているとき(つまり、電流計252がマイナスの電流を検出している間)には、スイッチ251を第3の切替位置から第2の切替位置に切り替える制御を行なわない。つまり、制御部21は、モータ262が逆方向に回転している場合には、上記指定された条件にかかわりなく、モータ262を正方向に回転させる制御を行なわない。具体的には、制御部21は以下の処理を行なうことにより、モータ262の正方向への回転を制限する。
制御部21は、充電式電池23を充電しているとき(つまり、電流計252がマイナスの電流を検出している間)には、スイッチ251を第3の切替位置から第2の切替位置に切り替える制御を行なわない。つまり、制御部21は、モータ262が逆方向に回転している場合には、上記指定された条件にかかわりなく、モータ262を正方向に回転させる制御を行なわない。具体的には、制御部21は以下の処理を行なうことにより、モータ262の正方向への回転を制限する。
まず、振動を発生させるための条件として、(i)予め定められた時刻となったこと、(ii)予め定められた日の予め定められた時刻となったこと、および(iii)予め定められた時間が経過したことの各々に対する、制御部21の処理について説明する。この場合、制御部21は、モータ262が逆方向に回転している場合には、上記指定された条件を変更することにより、モータ262を正方向に回転させないようにする。具体的には、制御部21は、モータ262が逆方向に回転している場合には、上記予め定められた時刻または上記予め定められた時間を変更することにより、モータ262を正方向に回転させないようにする。
図5は、ユーザによって指定された、振動を発生させるための条件を説明するための図である。図5(A)は、起床アラーム機能におけるユーザ設定を表した図である。図5(B)は、スケジュールアラーム機能におけるユーザ入力を表した図である。図5(C)は、タイマの設定時刻と残り時刻とを表した図である。
図5(A)を参照して、制御部21は、モータ262が逆方向に回転している場合には、ユーザによって設定された起床アラームの曜日および/または時刻を変更して、ユーザによって設定された条件(曜日および時刻)の条件が満たされないようにする。たとえば、制御部21は、現在が平日であれば、設定曜日を平日から休日に変更する。あるいは、制御部21は、設定時刻を、現在時刻よりも予め定められた時間後(たとえば1時間後)の時刻に変更する。なお、制御部21による条件の変更の方法は、特に限定されるものではない。制御部21は、モータ262の逆方向への回転が停止すると、これらの設定変更を変更前の状態(図5(A))に戻す。
図5(B)を参照して、制御部21は、モータ262が逆方向に回転している場合には、ユーザによって設定された、日にち、開始時刻、および/または終了時刻を変更して、ユーザによって設定された条件(日にちおよび時刻)の条件が満たされないようにする。一例として、制御部21は、本日のスケジュールがある場合、たとえば日にちを変更する。他の例として、制御部21は、本日のスケジュールがあって、開始時刻が過ぎている場合には、終了時刻を、設定されていた終了時刻よりも予め定められた時間後(たとえば1時間後)の時刻に変更する。なお、制御部21による条件の変更の方法は、特に限定されるものではない。制御部21は、モータ262の逆方向への回転が停止すると、これらの設定変更を変更前の状態(図5(B))に戻す。
図5(C)を参照して、制御部21は、タイマのカウントダウンを開始している場合には、モータ262の逆方向への回転を検知すると、タイマの残り時間を予め定められた時間だけ増加させる制御を行なう。なお、当該制御に限定されず、制御部21は、タイマのカウントダウンを停止してもよい。
次に、振動を発生させるための条件として、(iv)電話またはメールの着信があったこと、および(v)外部の通信機器との通信が確立または終了したことの各々に対する、制御部21の処理について説明する。この場合、制御部21は、モータ262が逆方向に回転している場合には、携帯端末1の動作モードを変更することによって、モータ262を正方向に回転させないようにする。
具体的には、指定された条件が電話またはメールの着信である場合には、制御部21は、モータ262が逆方向に回転しているときに、動作モードを前記着信を拒否するモードに変更することにより、モータ262を正方向に回転させないようにする。また、指定された条件が、外部の通信機器との通信が確立または終了である場合には、制御部21は、当該通信が確立しないように、通信IF114による通信機能を停止(つまり、いわゆるセルフモードに移行)させる。このような処理により、制御部21は、モータ262が逆方向に回転している場合には、モータ262を正方向に回転させないようにする。
以上のように、携帯端末1の制御部21は、モータ262による発電中は、振動を発生させるための条件の指定にかかわりなく、当該振動を発生させるイベントが発生することを、ソフトウェア的に防止する。つまり、制御部21は、モータ262による発電中は、振動を発生をバイブレータ26に指示するための割り込み処理を行なわないようにする。
これにより、携帯端末1は、機械的な機構を用いずに、発電時においてバイブレーション機能による振動が発生することを防止となる。
<F.制御構造>
図6は、携帯端末1で行なわれる処理の流れを表したフローチャートである。図6を参照して、ステップS2において、制御部21は、電流計252による電流値に基づき、モータ262の回転が停止中であるか否かを判断する。
図6は、携帯端末1で行なわれる処理の流れを表したフローチャートである。図6を参照して、ステップS2において、制御部21は、電流計252による電流値に基づき、モータ262の回転が停止中であるか否かを判断する。
制御部21は、モータ262の回転が停止中であると判断すると(ステップS2においてYES)、ステップS4において、ユーザによって指定された条件が満たされたか否かを判断する。制御部21は、モータ262が回転していると判断すると(ステップS2においてNO)、ステップS10に処理を進める。
制御部21は、指定された条件が満たされたと判断した場合(ステップS4においてYES)、ステップS6において、スイッチ251の切替位置を、デフォルトの切替位置(第1の切替位置)から、接点255に接続する位置(第2の切替位置)に切り替える。当該切替処理により、バイブレータ26を駆動させる駆動回路が構成される。制御部21は、指定された条件が満たされていないと判断した場合(ステップS4においてNO)、処理をステップS2に進める。
ステップS8において、制御部21は、携帯端末1の電源をオフするユーザ入力を受け付けたか否かを判断する。制御部21は、受け付けたと判断した場合(ステップS8においてYES)、一連の処理を終了する。制御部21は、受け付けていないと判断した場合(ステップS8においてNO)、処理をステップS2に進める。
ステップS10において、制御部21は、電流計252による電流値に基づき、モータ262が逆回転中であるか否かを判断する。制御部21は、逆回転中であると判断すると(ステップS10においてYES)、ステップS12において、スイッチ251の切替位置を、デフォルトの切替位置(第1の切替位置)から、接点256に接続する位置(第3の切替位置)に切り替える。当該切替処理により、充電式電池23を充電させる充電回路が構成される。制御部21は、逆回転中でない(つまり正回転中である)と判断すると(ステップS10においてNO)、処理をステップS2に進める。
ステップS14において、制御部21は、モータ262を正回転させる制御を制限する。つまり、制御部21は、モータ262が逆回転中は、スイッチ251の切替位置を、現在の第3の切替位置(充電位置)から第2の切替位置(駆動位置)に切り替えないようにする。
ステップS16において、制御部21は、電流計252による電流値に基づき、モータ262の逆回転が停止したか否かを判断する。具体的には、制御部21は、検出された電流値が予め定められた時間にわたり略零になっている場合に、モータ262の逆回転が停止したと判断する。
制御部21は、モータ262の逆回転が終了したと判断した場合(ステップS16においてYES)、上記の制限を解除する。制御部21は、モータ262の逆回転が終了していないと判断した場合(ステップS16においてNO)、処理をステップS16に進める。制御部21は、ステップS18の後は、処理をステップS8に進める。
図7は、図6におけるステップS14の詳細を表したフローチャートである。図7を参照して、ステップS142において、制御部21は、ユーザによって指定された条件を変更する。たとえば、制御部21は、上述したように、アラーム時刻の変更、タイマの設定時間の変更を行なう。ステップS144において、制御部21は、携帯端末1の動作モードを予め定められた動作モードに変更する。たとえば、制御部21は、上述したように、動作モードを、着信を拒否し、かつ通信機能を停止する動作モード(留守番電話機能を働かせ、かつ通信機能を停止する動作モード)に切り替える。
<G.ハードウェア構成>
図8は、携帯端末1のハードウェア構成を表した図である。図8を参照して、携帯端末1は、アンテナ101と、RF(Radio Frequency)回路102と、ベースバンド回路103と、GPS受信機104と、プログラムを実行するアプリケーションプロセッサ105と、ROM(Read Only Memory)106と、RAM(Random Access Memory)107と、NAND型のフラッシュメモリ108と、タッチスクリーン109と、アウトカメラ110と、マイク111と、スピーカ112と、ユーザによる指示の入力を受ける操作キー113と、通信IF(Interface)114と、IC(Integrated Circuit)カードリーダライタ115と、電源ユニット116と、インカメラ117と、センサ118と、タイマ119と、駆動/充電用回路25と、バイブレータ26とを備える。また、タッチスクリーン109は、ディスプレイ1091と、ディスプレイ1091に重畳して配置されたタッチパネルとを含んで構成される。
図8は、携帯端末1のハードウェア構成を表した図である。図8を参照して、携帯端末1は、アンテナ101と、RF(Radio Frequency)回路102と、ベースバンド回路103と、GPS受信機104と、プログラムを実行するアプリケーションプロセッサ105と、ROM(Read Only Memory)106と、RAM(Random Access Memory)107と、NAND型のフラッシュメモリ108と、タッチスクリーン109と、アウトカメラ110と、マイク111と、スピーカ112と、ユーザによる指示の入力を受ける操作キー113と、通信IF(Interface)114と、IC(Integrated Circuit)カードリーダライタ115と、電源ユニット116と、インカメラ117と、センサ118と、タイマ119と、駆動/充電用回路25と、バイブレータ26とを備える。また、タッチスクリーン109は、ディスプレイ1091と、ディスプレイ1091に重畳して配置されたタッチパネルとを含んで構成される。
GPS受信機104は、アンテナ1041と、RF回路1042と、ベースバンド回路1043とを含む。GPS受信機104は、アンテナ1041を用いてGPS衛星の信号を受信する。さらに、GPS受信機104は、RF回路1042およびベースバンド回路1043における処理の結果(つまり、現在地情報)を、アプリケーションプロセッサ105に出力する。なお、現在地情報は、緯度、経度、および高度を示した情報である。
アンテナ101、RF回路102、およびベースバンド回路103は、基地局を介した、他の移動体端末、固定電話、およびPC(Personal Computer)との間における無線通信に用いられる。詳しくは、アンテナ101、RF回路102、およびベースバンド回路103は、携帯端末1が携帯電話網を用いた通信を行なうために用いられる。
フラッシュメモリ108は、不揮発性の半導体メモリである。フラッシュメモリ108は、携帯端末1を制御するための各種のプログラム、並びに、携帯端末1が生成したデータ、携帯端末1の外部装置から取得したデータ等の各種データを揮発的に格納する。
電源ユニット116は、充電式電池23と、外部DC入力端子24とを含む。センサ118は、携帯端末1の姿勢の変化に基づく信号をアプリケーションプロセッサ105に出力する。タイマ119は、時間を計時する。
各構成要素103〜109,111〜119,25は、相互にデータバスによって接続されている。ICカードリーダライタ115には、メモリカード1451が装着される。
携帯端末1における処理は、各ハードウェアおよびアプリケーションプロセッサ105により実行されるソフトウェアによって実現される。このようなソフトウェアは、フラッシュメモリ108に予め記憶されている場合がある。また、ソフトウェアは、メモリカード1451その他の記憶媒体に格納されて、プログラムプロダクトとして流通している場合もある。あるいは、ソフトウェアは、いわゆるインターネットに接続されている情報提供事業者によってダウンロード可能なプログラムプロダクトとして提供される場合もある。このようなソフトウェアは、ICカードリーダライタ115その他の読取装置によりその記憶媒体から読み取られて、あるいは、アンテナ101、RF回路102、およびベースバンド回路103、または通信IF114を介してダウンロードされた後、フラッシュメモリ108に一旦格納される。そのソフトウェアは、アプリケーションプロセッサ105によってフラッシュメモリ108から読み出され、さらにフラッシュメモリ108に実行可能なプログラムの形式で格納される。アプリケーションプロセッサ105は、そのプログラムを実行する。
同図に示される携帯端末1を構成する各構成要素は、一般的なものである。したがって、本発明の本質的な部分は、フラッシュメモリ108、メモリカード1451その他の記憶媒体に格納されたソフトウェア、あるいはネットワークを介してダウンロード可能なソフトウェアであるともいえる。なお、携帯端末1の各ハードウェアの動作は周知であるので、詳細な説明は繰り返さない。
なお、記録媒体としては、DVD-ROM、CD−ROM、FD、ハードディスクに限られず、磁気テープ、カセットテープ、光ディスク、光カード、マスクROM、EPROM、EEPROM、フラッシュROMなどの半導体メモリ等の固定的にプログラムを担持する媒体でもよい。また、記録媒体は、当該プログラム等をコンピュータが読取可能な一時的でない媒体である。また、ここでいうプログラムとは、CPUにより直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム形式のプログラム、圧縮処理されたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む。
今回開示された実施の形態は例示であって、上記内容のみに制限されるものではない。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 携帯端末、10 筐体、21 制御部、22 記憶部、23 充電式電池、25 駆動/充電用回路、26 バイブレータ、105 アプリケーションプロセッサ、108 フラッシュメモリ、109 タッチスクリーン、113 操作キー、116 電源ユニット、119 タイマ、251 スイッチ、252 電流計、253 電圧計、254 昇圧回路、255,256 接点、261 ロータ、262 モータ、263 回転軸、1091 ディスプレイ、1451 メモリカード、114 通信IF。
Claims (9)
- モータを予め定めれた方向に回転させることにより振動を発生させる振動発生装置を備えた電子機器であって、
二次電池と、
前記予め定められた方向への前記モータの回転を制御するための制御手段と、
前記振動を発生させるための条件の指定を受け付ける受付手段とを備え、
前記モータは、ユーザ操作による外力によって前記予め定められた方向とは逆の方向に回転させられたときに、発電して前記二次電池を充電し、
前記制御手段は、
前記モータが前記逆の方向に回転していない場合には、前記指定された条件が満たされたときに、前記モータを前記予め定められた方向に回転させる制御を行ない、
前記モータが前記逆の方向に回転している場合には、前記指定された条件にかかわりなく、前記モータを前記予め定められた方向に回転させる制御を行なわない、電子機器。 - 前記制御手段は、前記モータが前記逆の方向に回転している場合には、前記指定された条件を変更する、請求項1に記載の電子機器。
- 前記制御手段は、前記モータが前記逆の方向に回転している場合には、前記電子機器の動作モードを変更することによって、前記指定された条件が満たされないようにする、請求項1または2に記載の電子機器。
- 前記指定された条件は、予め定められた時刻となった、または予め定められた時間が経過したことであり、
前記制御手段は、前記モータが前記逆の方向に回転している場合には、前記予め定められた時刻または前記予め定められた時間を変更する、請求項2に記載の電子機器。 - 前記電子機器は、携帯型の電話機であって、
前記指定された条件は、着信であり、
前記制御手段は、前記モータが前記逆の方向に回転している場合には、前記電子機器の動作モードを前記着信を拒否するモードに変更する、請求項3に記載の電子機器。 - 前記電子機器は、外部の通信機器と通信するための通信インターフェイスをさらに備え、
前記指定された条件は、前記外部の通信機器との通信であり、
前記制御手段は、前記モータが前記逆の方向に回転している場合には、前記通信インターフェイスによる通信機能を停止させる、請求項3に記載の電子機器。 - 前記電子機器は、
前記モータに流れる電流の電流値を検出するための電流計と、
前記モータと前記二次電池との間に接続されたスイッチとをさらに備え、
前記スイッチは、前記モータと前記二次電池との接続を遮断する第1の切替位置、前記予め定められた方向に前記モータを回転させる回路を構成する第2の切替位置、および前記二次電池を充電させる回路を構成する第3の切替位置のうち、いずれかの切替位置をとり、
前記制御手段は、
前記モータが前記逆の方向に回転していない場合に、前記指定された条件が満たされたとき、前記スイッチを前記第1の切替位置から前記第2の切替位置に切り替え、
前記電流値が、零から、前記予め定められた方向に前記モータが回転したときとは反対の極性の値となった場合、前記スイッチを前記第1の切替位置から前記第3の切替位置に切り替える、請求項1から6のいずれか1項に記載の電子機器。 - モータを予め定めれた方向に回転させることにより振動を発生させる振動発生装置を備えた電子機器における前記モータの回転制御方法であって、
前記モータは、ユーザ操作による外力によって前記予め定められた方向とは逆の方向に回転させられたときに、発電して前記電子機器の二次電池を充電し、
前記モータの回転制御方法は、
前記振動を発生させるための条件の指定を受け付けるステップと、
前記モータが前記逆の方向に回転していない場合には、前記指定された条件が満たされたときに、前記モータを前記予め定められた方向に回転させる制御を行なうステップと、
前記モータが前記逆の方向に回転している場合には、前記指定された条件にかかわりなく、前記モータを前記予め定められた方向に回転させる制御を行なわないステップとを備える、モータの回転制御方法。 - モータを予め定めれた方向に回転させることにより振動を発生させる振動発生装置を備えた電子機器を制御するためのプログラムであって、
前記モータは、ユーザ操作による外力によって前記予め定められた方向とは逆の方向に回転させられたときに、発電して前記電子機器の二次電池を充電し、
前記プログラムは、
前記振動を発生させるための条件の指定を受け付けるステップと、
前記モータが前記逆の方向に回転していない場合には、前記指定された条件が満たされたときに、前記モータを前記予め定められた方向に回転させる制御を行なうステップと、
前記モータが前記逆の方向に回転している場合には、前記指定された条件にかかわりなく、前記モータを前記予め定められた方向に回転させる制御を行なわないステップとを、前記電子機器のプロセッサに実行させる、プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012127151A JP2013251855A (ja) | 2012-06-04 | 2012-06-04 | 電子機器、モータの回転制御方法、およびプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012127151A JP2013251855A (ja) | 2012-06-04 | 2012-06-04 | 電子機器、モータの回転制御方法、およびプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2013251855A true JP2013251855A (ja) | 2013-12-12 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2012127151A Pending JP2013251855A (ja) | 2012-06-04 | 2012-06-04 | 電子機器、モータの回転制御方法、およびプログラム |
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Country | Link |
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-
2012
- 2012-06-04 JP JP2012127151A patent/JP2013251855A/ja active Pending
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