JP2013251808A - 衛星測位信号生成装置及び方法、生成プログラム、並びに、衛星測位信号受信装置及び方法 - Google Patents

衛星測位信号生成装置及び方法、生成プログラム、並びに、衛星測位信号受信装置及び方法 Download PDF

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裕昭 前田
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Abstract

【課題】全地球測位システム(GPS)等の衛星測位システムから送信される、従来にない大容量の衛星測位信号を生成する方法及び装置を提供する。
【解決手段】衛星測位信号送信装置における測位信号を生成する方法であって、前記測位信号は、第1及び第2のチャネルがQPSK変調されており、それぞれのチャネルは擬似拡散符号によって変調されており、伝送すべきデータは擬似拡散符号の位相の違いによって定義され、かつ、これらの位相を定期的に変更することで伝送され、そのデータレートは5kbps以上であることを特徴とする測位信号を生成する。
【選択図】図2A

Description

本発明は、全地球測位システム(GPS)に代表される衛星測位システムから送信される衛星測位信号生成技術に関し、より具体的には、かかる衛星測位信号の生成装置及び方法、並びに、受信装置及び方法に関する。
衛星測位システムは、複数の衛星によって放送される衛星測位信号の受動的測定に依拠する。オンボードクロックが、しばしば「エポック」と呼ばれる規則的な、通常連続した一連のイベントを生成するのに使用され、エポックの発生の時刻は、乱数符号または擬似乱数符号(擬似拡散符号(spreading code)と称する)にコーディングされる。擬似拡散符号化された電波を受信機で受信することで、受信機の時刻タイミングで生成した擬似拡散符号と、受信した信号の擬似拡散符号との位相差を計測し、測位衛星と受信機間の距離を測定することができる。
そのような衛星測位システムの例が、全地球測位システム(GPS)である。一般に、GPSは、それぞれ1575.42MHz、1227.6MHz、および1176.45MHzを中心とするL1、L2、およびL5等と称される複数の周波数を使用して動作する。これらの信号のそれぞれが、それぞれの拡散信号によって変調される。当業者であれば容易に理解できるように、GPS衛星ナビゲーションシステムが発するCA(Coarse Acquisition)コード信号は、1575.42MHzのL1周波数で送信され、1.023Mcpsの擬似拡散符号レート(チップレート)を有する。さらにこれらの信号は航法メッセージと呼ばれるデータを重畳しており、そのデータ伝送レートは50bpsである。この擬似拡散符号レート1.023Mcps、データ伝送レート50bpsの信号を一般に「L1C/A信号」と呼ぶ。
また、衛星測位システムの一事例として、日本において開発されている準天頂衛星システム(QuasiZenith Satellite System:QZSS)が挙げられる(非特許文献1)。QZSSもGPSと同様に、それぞれ1575.42MHz、1227.6MHz、および1176.45MHzを中心とするL1、L2、およびL5などの複数の周波数を使用して動作する方針で開発が進められようとしている。
GPSを始めとする衛星測位システムによる位置決定においては、測位衛星から送信される電波を地上の受信機で受信し、衛星から受信機までの電波伝搬時間に基づいて衛星と受信機との間の距離を計測する。ここで、測位衛星から送信される電波においては、測位衛星自身の位置を示す軌道情報と、衛星自身の時刻のズレを意味するクロック情報とが重畳される。
受信機は、測位衛星から送信される軌道情報とクロック情報とを復調することにより、衛星の位置と時刻とを知ることができる。ここで、従来、測位衛星が送信する軌道及びクロックは、データ伝送レート50bpsで送信され、軌道及びクロックを復調するのに少なくとも30秒を要していた。
受信機は、複数の衛星と受信機との間の距離の計測値と、衛星の位置と、時刻とを用いて、受信機自身の位置を例えば三辺測量の要領で決定する。
準天頂衛星システムの初号機として、日本が既に開発して軌道上に配備しているのが「みちびき」という名称の人工衛星である。「みちびき」もGPSと同様に、そして準天頂衛星システムの一部として同様に、それぞれ1575.42MHz、1227.6MHz、および1176.45MHzを中心とするL1、L2、およびL5などと称される複数の周波数を使用して動作する。また、これらに加えて、1278.75MHzの周波数には、GPSとは異なる我が国独自の信号を有するので、広義の安全保障に有益な将来性を持つものであると認識されており、将来の準天頂衛星システムもこの機能を発展させながら持とうとしている。
この「みちびき」の我が国独自の信号は、L帯周波数の実験用であるという意味を込めて、LEX信号(L-band EXperiment Signal)と呼ばれている。この信号は、1つのチャネルを持ち、それは時分割で実現される2つのサブチャネルを持つ。第1のサブチャネルの擬似拡散符号レートは2.5575Mcpであり、第2のサブチャネルの擬似拡散符号レートも2.5575Mcpsであり、第1のサブチャネル及び第2のサブチャネルは5.115MHz毎に交互に50%ずつの時間割合で選択される。
この「第1のサブチャネル及び第2のサブチャネルは5.115MHz毎に交互に選択される」という点は、LEX信号の周波数軸上の電力密度特性として、中心周波数に対し、±5.115MHzのメインローブを有していることを意味する。
図5に、その様子として、従来の「みちびき」のLEX信号の周波数に対する電力密度を示す。図5において、縦軸は、電力密度の指標であるEIRP(Effective Isotropic Radiation Power)を表し、単位はdB(W/(Hz))である。横軸は、周波数(MHz)の広がりを表す。図5の中心周波数は、1278.75MHzとなっており、1273.64MHzから1283.87MHzまで、5.115MHz×2倍の幅に電力が分布している。1273.64MHz及び1283.87MHzのEIRPは最小となっているが、これらは「ヌル点」と呼ばれる。
また、上記の「交互に50%ずつの時間割合で選択され」という点は、第1のサブチャネルと第2のサブチャネルは同一の、すなわち50%ずつのエネルギーを持つということを意味する。
図6に、従来の「みちびき」のLEX信号の地表面における信号電力と各サブチャネルへの電力配分を図示する。
図6において、LEX信号は、パイロットサブチャネルとデータサブチャネルとからなるが、「みちびき」においては、電力配分として50%ずつ配分され、それぞれ、−158.7dBWとなっている。
ここで、データ伝送性能について考察する。データサブチャネルの擬似拡散符号は、4msの長さを持っている。したがってチップの個数(以下「チップ長」)は、2.5575Mcps×0.004s=10230個である。データサブチャネルは、各4msにおいて、この10230個の擬似拡散符号を、n番目、n+1番目、n+2番目、、、、10230番目、1番目、2番目、、n−2番目、n−1番目と生成送出することで、データの意味を定義している。具体的には、1番目の位相から送信する場合は00000000という8ビットであり、256番目の位相から生成送出する場合は11111111という8ビットを意味している。以上の構造により、256種÷0.004s=8ビット÷0.004s=2000ビット/sのデータ伝送を実現する。
さらに、データサブチャネルでは、この250シンボル(=2000ビット)の終端部に、16シンボル(=128ビット)迄の誤りを検出及び訂正できる誤り訂正符号(リードソロモン符号)を32シンボル(256ビット)分含む(図8参照)。
より詳細にこれをビットで表現するならば、LEX信号のデータサブチャネルは、49ビットのヘッダ、1695ビットのデータ部、そして256ビットの誤り訂正符号の合計2000ビットで1メッセージが構成されている。この1メッセージを1秒で送信される。
2011年9月30日には、今後の日本の準天頂生成システム(QZSS)についての閣議決定がなさている(非特許文献2)。非特許文献2には、広義の安全保障に資するために、2010年代後半には4機の衛星を保有し、さらに将来は7機体制とすることが記載されている。
それに関連する検討として、従来の「みちびき」のLEX信号を拡張し、妨害や欺瞞に強い信号(以下「L6a信号」)と、民生用信号(以下「L6b信号」)との2つの信号を提供することで、2つのユーザグループへのサービスを目指すことが検討されている。
この場合、当業者からすれば、図7に示すように、L6a信号をIチャネルとし、L6b信号をQチャネルとしたQPSKの信号構造を持たせることが容易に考えられる。
宇宙航空研究開発機構:"準天頂衛星システムユーザインタフェース仕様書(IS−QZSS)1.1版"、2009年7月31日、インターネット<URL:http://qzss.jaxa.jp/is-qzss/> 平成23年9月30日 閣議決定「実用準天頂衛星システム事業の推進の基本的な考え方」、インターネット<URL: http://www.kantei.go.jp/jp/singi/utyuu/pdf/kakugi_jun.pdf>
しかしながら、欧州との周波数調整の関係からは現在送信している電力をあまり大きくしないままにしなくてはならないし、大きくするにしても単純に2倍(3dB増加)にすることは欧州との周波数調整の関係からは困難を伴うであろう。また、妨害や欺瞞に強いという要請に対しては、単純にIとQという2つの直交するチャネルに割り当てるという方法では対応できない。
周波数調整の関係は、具体的には、この信号が使用する予定の周波数が、欧州の開発する同種の衛星測位システムであるGalileoのL6信号と重複していることに基づく。そのため、従来の「みちびき」のLEX信号の地表面における信号電力の大きさは、欧州Galileoとの合意の下で決定されたという経緯がある。したがって、前記2つの信号(L6a信号とL6b信号)を提供する為には、その合意を遵守しつつ、日本側独自の電力配分が必要となってくる。どのような配分が可能であるかは、綿密なデータの分析や、解析検討に基づく改善された解決手段が必要とされる。
そのため、まず、第1に信号の地表面における信号電力の大きさは、先に「みちびき」で合意したレベルを超えないように当面は考えるべきであろう。そうなると、上述のように、パイロットサブチャネルとデータサブチャネルとに、同一のエネルギーを配分する方式では、L6a信号とL6b信号とにそれぞれ50%ずつの電力を配分するとしても、それらのサブチャネルに割り当てられる電力は元々の電力の25%となるので、信号受信の余裕が無くなるという課題がある。
また、L6b信号のパイロットチャネルは不要だとして単純に削除することになると、±5.115MHzのスペクトラムではなくなり、そのスペクトラムは±2.5575MHzのメインローブを持つようになる。そのため、欧州との周波数調整は改めてやり直しということになり、大きな労力を伴う。
また、実際に使用されている擬似拡散符号の周波数は2.5575Mcpsであるが、±5.115MHzのスペクトラムを持つのだから擬似拡散符号の周波数は5.115Mcpsまで拡大して先に記載した耐妨害耐欺瞞性能を向上させることが期待される。しかし、単純にL6a信号をIチャネルとし、L6b信号をQチャネルとしたQPSKの信号構造にするだけではそれを実現できない。
したがって、かかる課題を解決するための新たな手段が必要とされている。
さらに、妨害や欺瞞に強いL6a信号と民生用信号であるL6b信号との2つのユーザグループを実装しようとすると、これら2つのデータ列を信号に効率的に組み込むことが求められる。
また、仮に民生用信号の送信を停止せざるを得ない事態にあっても、前記の信号電力の条件は維持しながら、民生用信号に振り向けていた電力をL6a信号が引き継いで、L6a信号としてさらに高い性能を発揮することが求められる。
また、広義の安全保障の観点から、このL6a信号は、例えば、高ビットレートある特徴を生かし、測位精度が良く且つ測位に至る時間が短いなどの高い性能を備えることが求められる。
本発明は、従来のLEX信号を基礎にしながらも、それをまずQPSK変調に変更して、片方のチャネル(本書ではIチャネル)に高い拡散周波数の信号を単一のチャンネルとして割り当てることで妨害や欺瞞に強い信号を提供することを特徴とする。
また、同時に、残りのチャンネル(本書ではQチャネル)にデータチャネルを割り当ててそれを更に時分割で2つのデータサブチャネルで構成し、片方のデータサブチャネルは従来のみちびきのLEX信号のデータチャンネルを互換性を維持しながら、残りのデータサブチャネルは高い伝送能力を付与することで上述の高い性能を備え、同時に欺瞞に強い信号を提供することを特徴とする。
本発明にかかる変調方式等により、従来のみちびきのLEX信号のデータチャネルと互換性の持つ信号、広義の安全保障の観点から妨害や欺瞞に強く且つ性能の高い信号を送信することができる。
本発明の一実施形態にかかる衛星測位信号生成装置のブロック構成を説明する説明図である。 本発明の一実施形態にかかるL6信号の信号構造を説明する説明図である。 本発明の他の実施形態にかかるL6信号の信号構造を説明する説明図である。 本発明の一実施形態にかかるデータサブチャネルにおけるフレームエラーが16シンボル以下となる確率を示すグラフである。 本発明の一実施形態にかかるデータサブチャネルにおけるフレームエラーが16シンボル以下となる確率を示すグラフである。 本願発明の一実施形態にかかるL6a信号のデータサブチャネルのデータ構造を説明する説明図である。 従来の「みちびき」衛星のLEX信号の周波数毎の電力密度を説明する説明図である。 従来の「みちびき」衛星のLEX信号の地表面における信号電力と各サブチャネルへの電力配分を説明する説明図である。 従来の「みちびき」衛星のLEX信号の信号構造を単純に拡張したときのL6信号の信号構造を説明する説明図である。 従来の「みちびき」衛星のLEX信号のデータサブチャネルのデータ構造を説明する説明図である。 本発明の他の実施形態にかかる衛星測位信号を生成する生成装置の機能ブロックを説明する説明図である。 本発明の一実施形態にかかる衛星測位信号を受信する受信装置の機能ブロックの一例を説明する説明図である。 本発明の一実施形態にかかる衛星測位信号を受信する受信装置の捕捉部の詳細ブロックの一例を説明する説明図である。
以下、本発明にかかる衛星測位信号生成方法、生成装置、生成プログラム等を実施するための形態について、図面に基づいて詳述する。
図1に、本発明の一実施形態にかかる衛星測位信号生成装置のブロック構成を示す。衛星測位信号生成装置100は、測位ペイロード(NP)として、衛星測位システムの一部をなす人工衛星に搭載される。
衛星測位信号生成装置100は、Rb(ルビジウム)原子時計(Rb Atomic Clock)101と、時刻制御ユニット(Time Keeping Unit)102と、シンセサイザ(Synthesizer)103と、搭載制御計算機(Navigation Onboard Computer)104と、TTCサブシステム(TT&C Subsystem)105と、変調器(Modulator)107と、増幅器(Amplifier)108と、合波器(MUX)109と、L−アンテナ112とからなり、5つのQZS信号(L1−C/A、L1C、L2C、L5、L6)を送信する機能を有し、これらすべての信号送信において、待機冗長構成を採用している。QZS信号の種類を下表に示す。
そして、衛星測位信号生成装置100において、衛星基準クロックは、Rb原子時計101と時刻制御ユニット102とシンセサイザ103と搭載制御計算機104とからなるタイムキーピングシステム(TKS)により生成される。時刻制御ユニット102には、良好な位相雑音特性を有する温度制御型電圧制御水晶発振器(OVCXO)が搭載され、搭載制御計算機104からの制御信号によって、長期安定度の高いRb原子時計101に追尾するように発振周波数制御が行われる。
そして、シンセサイザ103において、時刻制御ユニット102のクロックに同期した衛星基準クロック及びL帯搬送波が出力され、変調器107において、搭載制御計算機104によって生成された航法メッセージを含むベースバンド信号によりL帯搬送波が変調される。さらに、利得可変増幅器(CAMP)及び進行波管増幅器(TWTA)を含む増幅器108において信号増幅された後、合波器109において、各増幅器からの測位信号が合波される。
合波器109において合成されたL1−C/A、L1C、L2C、L5、L6の各信号は、L−アンテナ112(例えば、19素子ヘリカルアレイアンテナ)から放射される。
次に、図1における信号の流れを説明する。
まず、Rb原子時計101と時刻制御ユニット102とシンセサイザ103と搭載制御計算機104とからなるタイムキーピングシステム(TKS)内においては、時刻制御ユニット102と搭載制御計算機104との間で、位相誤差信号(102→104)及び周波数制御信号(104→102)のやり取りがある。次に、タイムキーピングシステム(TKS)内のシンセサイザ103から変調器104へは搬送波が送られ、搭載制御計算機104から変調器104へは、航法メッセージ及び擬似拡散符号が送られる。そして、変調器107から増幅器108を介して、各アンテナへは測位信号が送られる。
また、搭載制御計算機104とTTCサブシステム105との間では、テレメトリデータやコマンド信号、航法メッセージの送受信が行われる。
図2Aに、本願発明の一実施形態にかかる信号(L6信号)の構造を示す。図2Aにおいて、信号(A)は、L6a信号とL6b信号とが共存するよう信号構造が設計されている。さらに、5.115Mcpsの擬似拡散符号で変調されたL6a信号のパイロットサブチャネルは、QPSK−Iチャネルに割り当てられている。そして、2.5575Mcpsの擬似拡散符号で変調されたL6a信号のデータサブチャネルとL6b信号のデータサブチャネルは、互いに50%ずつの時分割で、合わせて5.115Mcpsの擬似拡散符号変調となっており、QPSK−Qチャネルに割り当てられている。
すなわち、パイロットチャンネルの擬似拡散符号の周波数は5.115Mcpsとデータチャンネルの擬似拡散符号の周波数の2倍であり、これは従来のみちびき初号機のLEX信号の擬似拡散符号周波数の2倍でもあり、これにより妨害に対しては2倍の強度を持つようになっている。
また、QPSK−Qチャネルに割り当てられている電力は全体の80%であり、これを2つのデータサブチャネル1及び2で折半しているので、それぞれのデータサブチャネル1及び2は、それぞれ、QPSKチャネル全体の40%の電力配分を有する。
このようにQPSK変調された2つのチャネル(Iチャネル、Qチャネル)のそれぞれは、擬似拡散符号で変調されている。また、伝送すべきデータはIチャンネルに割り当てられた2つのサブチャネルで伝送され、データの意味は擬似拡散符号の位相の違いで定義され、位相を定期的に変更することでデータを伝送する。そのデータレートは、5kbps以上が好適である。
また、上述の測位信号の典型的な中心周波数は、1278.75MHzであり、第1のチャネルである上述のIチャネルの擬似拡散符号の周波数は5.115Mcpsとすることができる。
さらに、第2のチャネルである上述のQチャネルが有する2つのサブチャネル(データサブチャネル1及び2)の擬似拡散符号の周波数は、共に2.5575MHzとして実装することができる。このとき、データサブチャネル1及び2は、5.115MHz毎に交互に選択されることで第2のチャネルであるQチャネルを実現することができる。
また、データは、4ms毎に擬似拡散符号の位相を変更することで、4ms毎に1つのデータシンボルを送信することができる。この場合、最大で2.5575Mcps×0.004s=10230種類の位相を表現できるので、4msでの1つのデータシンボルの長さは最大で2の13乗(2の13乗<10230なので)、すなわち、13ビットを採用することができる。
図2Aにおいて、QPSKチャネル全体では、IチャネルがL6a信号のパイロットサブチャネルが20%の電力配分を有し、次に、Qチャネルにおいて、L6a信号のデータサブチャネル1が40%の電力配分を有し、同じくQチャネルにおいて、L6b信号のデータサブチャネル2が40%の電力配分を有することとなる。
次に、図2Aに示した信号構造の特徴を説明する。まず、第1の特徴は、本願発明に相当する従来の「みちびき」の信号はLEX信号と呼ばれていたが、そのLEX信号はパイロットチャネルを持っていたが、そのようなパイロットチャネルはL6b信号には不要であるという点にある。その理由は、L6b信号は基本的にはデータの伝送に使われるだけであり、且つ、L6b信号のデータ伝送が有効であるのは他の例えばGPSの民生用信号を受信できていることを前提としているからであり、当然その場合はQZSSの他の民生用信号の受信も可能であるので、L6b信号のデータ復調には、L6b信号のパイロットチャネルのタイミングを使わずにQZSSの他の民生用信号のタイミングを使用することで、L6b信号のパイロットチャネルを省くことができるからである。
第2の特徴は、L6b信号のデータサブチャネルは、従来の「みちびき」における電力が50%であるのに対して、図2Aに示す信号構造では40%と少なくなっている点である。従来の「みちびき」のLEX信号の地表面での受信電力がデータチャネルとパイロットチャネルの合計で−155.7dBWであり、そのためデータチャネルに割り当てられていた電力はその半分の−158.7dBWであった。今回、QZSS用の新信号であるL6信号に割り当てられる合計電力が従来と同様に−155.7dBWであるとして、その40%は−159.7dBWとなる。そのため、従来の「みちびき」のLEX信号のデータチャネルよりも1dB弱いことになる。それにも関わらず、本発明の一実施形態にかかる信号構造は、4ms毎に繰り返されるシンボル伝送を正しく行うことができ、最終的には1秒毎の250シンボルを正しく伝送できるという利点がある。仮にデータサブチャネル1の1シンボルが13ビットであれば13ビット/4m秒=3250ビット/秒であり、仮にデータサブチャネル2の1シンボルが8ビットであれば8ビット/4ms=2000ビット/秒である。データサブチャネル2が2000ビット/秒であるとき、従来の「みちびき」のLEX信号のデータチャネルと同一であり、新信号は従来の信号との互換性を維持することもできる。
次に、図2Bに、本願発明の他の実施形態にかかる信号(L6信号)の構造を示す。図2Bにおいて、信号(B)は、L6a信号のみで構成されるような信号構造設計となっている。L6a信号のパイロットサブチャネルは、QPSK−Iチャネルに割り当てられ、L6a信号のデータサブチャネル1と図2AにおけるL6b信号のデータサブチャネル2とは、共にL6a信号のデータサブチャネルとして、50%ずつの時分割で、QPSK−Qチャネルに割り当てられている。また、QPSK−Qチャネルに割り当てられている電力は全体の80%であり、これを2つのデータサブチャネル1及び2で折半しているので、それぞれのデータサブチャネル1及び2は、それぞれ、QPSKチャネル全体の40%の電力配分を有する。
このようにQPSK変調された2つのチャネル(Iチャネル、Qチャネル)のそれぞれは、擬似拡散符号で変調されている。また、伝送すべきデータは擬似拡散符号の位相の違いで定義され、位相を定期的に変更することでデータを伝送する。
また、QZSSでの使用を想定すると、上述の測位信号の典型的な中心周波数は、1278.75MHzであり、第1のチャネルであるIチャンネルの擬似拡散符号の周波数は5.115Mcpsとすることができる。
さらに、第2のチャネルであるQチャネルが有する2つのサブチャネル(データサブチャネル1及び2)の擬似拡散符号の周波数は、共に2.5575Mcpsとして実装することができる。このとき、データサブチャネル1及び2は、5.115MHz毎に交互に選択されることで第2のチャネルであるQチャネルを実現することができる。
また、データは、4ms毎に擬似拡散符号の位相を変更することで、4ms毎に1つのデータシンボルを送信することができる。この場合の1つのデータシンボルの長さは、最大で13ビットを採用することができる。
図2Bにおいて、QPSKチャネル全体では、Iチャネル及びQチャネルがL6a信号で構成され、パイロットサブチャネルが20%の電力配分を有し、Qチャネルにおいて、L6a信号のデータサブチャネル1及び2がそれぞれ40%の電力配分を有することとなる。
この電力配分で2000ビット/秒を伝送できるのか、或いは3250ビット/秒を伝送できるのかについて考察する。下表は、従来の「みちびき」のLEX信号のデータチャネルに関する回線計算表である。地表面での合計受信電力は前述のように−155.7dBWであるものと想定する。アンテナ利得は0dBiを想定し、受信処理損失は0dBとする。また、受信アンテナから初段増幅器までの損失は0.75dBとし、初段増幅器のノイズ指数は1.75dBであるとする。この時、得られるデータチャネルのC/Noは、下表に示す通り、44.7dBHzである。
一方、4ms当たり1シンボル=8ビットの時、それを1秒分まとめて250シンボル送って、シンボルエラーが誤り訂正可能な16シンボル以下である確率が99%を越えるようなC/Noは、図3Aに示す通り、39dBHzである。そのため、上記の通りに44.7dBHzであれば5.7dBHzの余裕を持って成立している。
ここで、仮に、現実に、アンテナ利得を仰角10度の方向で−3dBiを想定し、受信処理損失は3ビット量子化を想定して0.4dBとする。また、受信アンテナから初段増幅器までの損失は0.75dBとし、初段増幅器のノイズ指数は1.75dBであるとする。この時、得られるC/Noは、下表に示す通り、41.3dBHzである。現実の受信機としても、39dBHzに対して2.3dBHzの余裕を持って成立していることを意味している。
新信号では、データチャンネルに40%ずつの電力を割り当てることとしていた。そのときのC/Noを計算すると、以下の下表に示すように、従来の信号よりも1dB小さくなる。
しかしながら、4ms当たり1シンボル=8ビットの時、それを1秒分まとめて250シンボル送って、シンボルエラーが誤り訂正可能な16シンボル以下である確率が99%を越えるようなC/Noは39dBHzであったから、4.7dBHzの余裕を持って成立している。
また、4ms当たり1シンボル=13ビットの時、それを1秒分まとめて250シンボル送って、シンボルエラーが誤り訂正可能な16シンボル以下である確率が99%を越えるようなC/Noは40.0dBHzである。また、4ms当たり1シンボル=13ビットの時、それを0.5秒分まとめて125シンボル送って、シンボルエラーが誤り訂正可能な16シンボル以下である確率が99%を越えるようなC/Noは、図3Bに示す通り、39.5dBHzである。そのため、このようにビットレートを大きくしたケースでも、3.7〜4.2dBHzの余裕を持って成立している。
ここで、仮に、現実に、アンテナ利得を仰角10度の方向で−3dBiを想定し、受信処理損失は3ビット量子化を想定して0.4dBとする。また、受信アンテナから初段増幅器までの損失は0.75dBとし、初段増幅器のノイズ指数は1.75dBであるとする。この時、得られるC/Noは40.3dBHzである。現実の受信機としても、前述の39.5dBHzに対して0.8dBHzの余裕、前述の40dBHzに対しては0.3dBの余裕を持って成立している。
図4に、本願発明の一実施形態にかかるL6a信号のデータサブチャネルのデータ構造を示す。図4において、125シンボルを1つのフレームとして、0.5s毎のフレームが実現されている。この時の誤り訂正符号の誤り検出・訂正能力は、16シンボルのままとする。
シンボルで何ビットを表現するのかという点については、原理的には13ビットまで表現することができる。4msで1シンボルを伝送するのであるから、擬似拡散符号は区分的に4msの長さを持ち、したがってチップの個数(以下「チップ長」)は、2.5575Mcps×0.004s=10230個である。各4msにおいて、この10230個の擬似拡散符号を、n番目、n+1番目、n+2番目、、、、10230番目、、、、n−2番目、n−1番目と生成送出することで、データの意味を定義するのは従来の「みちびき」と同一にして良いが、最大で10230個までの位相を表現出来ることは明らかである。それに着目し、例えば具体的には、1番目から送信する場合は0000000000000の13ビットであり、256番目から生成送出する場合は0000011111111の13ビット、8192番目から生成送出する場合は1111111111111の13ビットを意味させれば良い。これにより、8192種÷0.004s=13ビット÷0.004s=1625ビット/0.5sのデータ伝送を実現できる。若しくは、8192種÷0.004s=13ビット÷0.004s=3250ビット/秒のデータ伝送を実現できる。
そのため、L6aのデータサブチャネルが3250ビット/秒であり、L6bのデータサブチャネルが2000ビット/秒であるから、L6信号としては併せて5250ビット/秒を伝送できることとなる。
また仮に、従来の「みちびき」のLEX信号のデータチャネルとの互換性を捨てて、2つのデータサブチャネルで3250ビット/秒を伝送することとすれば、6500ビット/秒を伝送できることとなる。
図9に、本発明の他の実施形態にかかる衛星測位信号を生成する生成装置の機能ブロック図を例示する。図9において、源振クロックは10.23MHzである。そこから、5.115MHzと2.5575MHzのクロックが生成されて、それぞれ5.115Mcpsと2.5575Mcpsの擬似拡散符号の生成に使用される。図中の拡散符号生成器901からは、L6a信号のパイロットチャンネルが生成され、Iチャンネルを構成する。また、拡散符号生成器902及び拡散符号位相変換器903からは、L6a信号のデータサブチャネルが生成され、拡散符号生成器904及び拡散符号位相変換器905からは、L6b信号のデータサブチャネルが生成される。L6a信号のデータサブチャネル及びL6b信号のデータサブチャネルは交互に5.115MHzで選択されて、Qチャネルを構成する。Iチャネルは、源振クロックから生成された1278.75MHzの搬送波と掛け合わされてβ倍され、Qチャネルは、源振クロックから生成された1278.75MHzの搬送波の90度位相を進めたものと掛け合わされ、α倍される。そして、β倍されたIチャネル及びα倍されたQチャネルは、合成される。合成された結果として得られた信号が、L6信号となる。ここで、図9に示した実施例では、αは80%、βは20%がそれぞれ採用される。
以上、説明した本発明の実施形態は、本発明の送信側すなわち、1又は複数の衛星測位信号の生成時、変調時、及び送信時の信号構造及び動作原理を説明したものである。そこで、上述の送信信号を受信及び処理するためのシステム及び方法も、送信側の動作原理と同様に実施可能である。すなわち、本願発明の実施形態は、上述の信号を処理する受信装置にも適用可能である。
図10Aに、本発明の一実施形態にかかる衛星測位信号を受信する受信装置の機能ブロックを例示する。例示のため、図10Aに示した受信装置は、GPS衛星からの電波信号と準天頂衛星からの電波信号とを受信可能に構成されている。図9Aにおいて、アンテナ91は衛星からの電波信号を受信してRF部92に伝送する。RF部92は受信した信号をダウンコンバートして中間周波信号とし捕捉部93に伝送する。捕捉部93では、C/Aコードを同期させることによって、どの衛星からの信号を受信しているかを走査し、同期した衛星のC/Aコードと同期タイミングをトラッキング部94に通知する。トラッキング部94では、捕捉部93から通知された各衛星のC/Aコードと同期タイミングとに基づいて、RF部92から伝送される中間周波信号から各衛星の航法メッセージを再生して各衛星の信号を追尾し続ける。
図10Bは、本発明の一実施形態にかかる衛星測位信号を受信する受信装置の捕捉部の詳細ブロックを例示する。図10Bにおいて、配線930にはRF部92(図10A)が出力する中間周波信号が供給されて乗算部931に入力される。搬送波発生部932は、制御部933の制御により中間周波数fmにドップラー周波数fdを加算した周波数の搬送波を生成して乗算部931に入力する。
乗算部931は、中間周波信号と搬送波とを乗算し、一例としてPSK復調を行い、得られた復調信号をマッチドフィルタ934に供給する。マッチドフィルタ934では、制御部933の制御により各衛星のC/Aコードの複製を生成し、この各衛星のC/Aコードの複製を復調信号中のC/Aコードに同期させることによってサーチ処理が行われる。
C/Aコードの複製が復調信号中のC/Aコードに同期すると、マッチドフィルタ34は同期タイミング表わす信号を生成し、同期したC/Aコードの複製と共に後続のトラッキング部94(図9A)に送信する。
一般に、捕捉部では、どの衛星についてサーチ処理を行うかを決める衛星サーチと、移動する衛星が電波を放射することによるドップラー周波数fdをサーチするための周波数サーチとを必要とする。GPS衛星の場合、衛星の仰角が低いため、ドップラー周波数fdは広範にわたり、周波数サーチに多大の時間を要する。
しかしながら、衛星信号に含まれるドップラー周波数は、衛星の仰角が高いほど小さくなる。本発明が対象としている準天頂衛星の仰角は、目標最低仰角として、略70度以上としているため、GPS衛星の仰角に比して非常に大きい。従って、準天頂衛星のドップラー周波数はGPS衛星に比して小さくなるので、周波数サーチに要する時間もGPS衛星の場合よりも僅少で済む。
[公知の技術等]
本発明に関連して、本明細書と同時に出願されたかその前に出願され、公に自由に入手できるすべての論文および文書の内容は、参照によって本明細書の記載内容として組み込まれる。
[組み合わせ]
本明細書(請求項、実施例、要約、及び図面を含む)に記載された構成要件の全て及び/又は開示された全ての方法又は処理の全てのステップについては、これらの特徴が相互に排他的である組合せを除き、任意の組合せで組み合わせることができる。
[特徴の一例]
本明細書(請求項、実施例、要約、及び図面を含む)に記載された特徴の各々は、明示的に否定されない限り、同一の目的、同等の目的、または類似する目的のために働く代替の特徴に置換することができる。したがって、明示的に否定されない限り、開示された特徴の各々は、包括的な一連の同一又は均等となる特徴の一例にすぎない。
本発明は、上述した実施形態のいずれの具体的構成にも制限されるものではない。本発明は、本明細書(請求項、実施例、要約、及び図面を含む)に記載された全ての新規な特徴又はそれらの組合せ、あるいは記載された全ての新規な方法又は処理のステップ、又はそれらの組合せに拡張することができる。
100 衛星測位信号生成装置
101 Rb(ルビジウム)原子時計
102 時刻制御ユニット
103 シンセサイザ
104 搭載制御計算機
105 TTCサブシステム
107 変調器
108 増幅器
109 合波器
112 L−アンテナ

Claims (8)

  1. 衛星測位信号送信装置における測位信号を生成する方法であって、
    前記測位信号は、第1及び第2のチャネルがQPSK変調されており、それぞれのチャネルは擬似拡散符号によって変調されており、伝送すべきデータは擬似拡散符号の位相の違いによって定義され、かつ、これらの位相を定期的に変更することで伝送されることを特徴とする測位信号を生成する方法。
  2. 前記測位信号の中心周波数は、1278.75MHzであることを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 前記測位信号の第1のチャネルの擬似拡散符号の周波数は、5.115MHzであることを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  4. 第2のチャネルは、データ列を伝送可能な第1及び第2のサブチャネルを有し、第1及び第2のデータサブチャネルの擬似拡散符号の周波数は、それぞれ2.5575MHzであり、これら2のデータサブチャネルは、5.115MHz毎に交互に選択されることで第2のチャネルとして実現されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記データ列は、4ms毎に擬似拡散符号の位相が変更されることで、4ms毎に1つのデータシンボルが送信されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記1つのデータシンボルは、13ビット長であることを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法を実施する手段を備えた衛星測位信号生成装置。
  8. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法で生成された信号を受信する手段を備えたことを特徴とする衛星測位信号受信装置。
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