JP2013251290A - シリコン含有物のエッチング装置 - Google Patents

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崇志 福田
Satoshi Mayumi
聡 真弓
Shunsuke Kunugi
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Abstract

【課題】シリコン含有物のエッチング処理の均一性を高める。
【解決手段】シリコン含有物9aが被膜された被処理基板9を仮想平面PL上に支持するとともに、ノズル30に対し搬送方向xに相対移動させる。ノズル30の吹き出し孔31からフッ素系反応成分を含有する処理ガスを吹き出し、被処理基板9に接触させる。ノズル30は、搬送方向xと直交する巾方向yに延び、かつ巾方向yと直交する断面が、仮想平面PLに向かって尖るように先細になっている。ノズル30の先端縁に吹き出し孔31が開口している。ノズル30の先端縁と仮想平面PLとの間に反応場1aが画成され、ノズル30の傾斜側面34と仮想平面PLとの間には拡散空間1eが画成されている。
【選択図】図1

Description

この発明は、アモルファスシリコン等のシリコン含有物をエッチングする装置に関する。
例えばフラットパネルディスプレイ用のガラス基板等の被処理物をノズルに対して搬送方向に相対移動させながら、ノズルから処理ガスを被処理物に吹き付けて、被処理物の表面膜をエッチング処理するエッチング装置は公知である(特許文献1、2等参照)。一般に、この種のノズルの先端面(被処理物との対向面)は、ある程度の面積を有する平面になっている。処理ガスがノズルの先端面と被処理物との間にしばらく留まることで、処理反応が十分に起きるようにしている。特許文献1、2のノズルには、例えば3つ(複数)の吹き出し孔が被処理物の搬送方向に並んで形成されている。各吹き出し孔を挟んで搬送方向の両側には一対の吸い込み孔が形成されている。各吸い込み孔の下端の開口と吹き出し孔の下端の開口とは、上記搬送方向に互いに離れている。
特開2009−129996号公報 特開2009−129998号公報
発明者は、特許文献1、2に記載のものとほぼ同じ構造のノズルを用い、アモルファスシリコンのエッチング処理を行なった。ノズルの先端面の搬送方向に沿う寸法は300mmであり、搬送方向と直交する巾方向の寸法は640mmであった。3つの吹き出し孔のピッチは100mmであり、各吹き出し孔と吸い込み孔との間隔は25mmであった。各吹き出し孔及び吸い込み孔は巾方向に延びるスリット状であった。アモルファスシリコンが被膜されたガラス基板をコロコンベアにて搬送方向に搬送しながら、HF及びOを含有する処理ガスを3つの吹き出し孔から吹き出した。すると、ガラス基板の表面に、巾方向に延びるスジ状の処理ムラが100mmピッチで形成された。
そこで、吹き出し孔が1つだけのノズルを用いて同様にアモルファスシリコンのエッチング処理を行なった。このノズルの先端面の搬送方向に沿う寸法は22mmであり、そのちょうど中央部に1つの吹き出し孔を設けた。ノズルの巾方向の寸法、及び吹き出し孔が巾方向に延びるスリット状である点は、上記3つの吹き出し孔を有するノズルと同様であった。すると、上記のスジ状の処理ムラが形成されることはなかった。一方、基板の進行方向の前端部と後端部におけるエッチング処理量が中央部に比べて低下した。
更に、基板が搬送される高さの少し下に、上記吹き出し孔が1つだけのノズルと対向する平らな整流板を配置し、アモルファスシリコンのエッチング処理を行なった。整流板の搬送方向に沿う寸法は63mmであり、巾方向の寸法はノズルと同じであった。すると、基板の進行方向の前後端部と中央部とのエッチング処理量の差は緩和されたが、前端部ではエッチング処理量が大きく、後端部ではエッチング処理量が小さくなった。
ノズルからの吹き出し流速は、0.4m/sであり、レイノルズ数は0.07であった。したがって、新たに吹き出される処理ガスには、先に吹き出された処理済みのガスを十分に押し出すほどの勢いが無いと考えられる。そのため、ノズルの先端面と基板との間に処理済みのガスが滞留して、新たに吹き出された処理ガス中の反応成分濃度を低下させ、この結果、基板の表面上におけるエッチング処理量のばらつきを招いたものと考えられる。
本発明は、上記の知見に基づいてなされたものであり、大気圧近傍下においてアモルファスシリコン等のシリコン含有物をエッチングする際に、エッチング処理の均一性を高めることを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明は、大気圧近傍下においてフッ素系反応成分を含有する処理ガスを、シリコン含有物を含む被処理基板に接触させて前記シリコン含有物をエッチングするエッチング装置において、
前記被処理基板を仮想の平面上に支持する支持部と、
前記処理ガスを吹き出す吹き出し孔を有するノズルと、
前記被処理基板を前記ノズルに対し前記仮想平面に沿う搬送方向に相対移動させる搬送手段と、
を備え、前記ノズルが、前記搬送方向と直交する巾方向に延び、かつ前記巾方向と直交する断面が、前記仮想平面に向かって尖るように先細になり、その先端縁に前記吹き出し孔が開口しており、前記ノズルの先端縁と前記仮想平面との間に反応場が画成され、前記ノズルの前記先端縁を挟んで両側の傾斜した一対の傾斜側面と前記仮想平面との間には、前記反応場から前記搬送方向に遠ざかるにしたがって前記仮想平面と直交する方向に拡開する拡散空間が画成されていることを特徴とする。
処理ガスは、吹き出し孔から吹き出され、反応場において被処理基板と接触する。この接触によってシリコン含有物のエッチング反応が起きる。反応場の前記搬送方向の両側には拡散空間がそれぞれ連なっている。処理ガスは、反応場での上記接触の後、すぐに拡散空間へ拡散する。拡散空間が反応場から遠ざかるにしたがって拡開しているため、拡散抵抗は殆ど生じない。したがって、処理ガスの吹き出し流速がたとえ小さくても、新たに吹き出される流れによって、先に吹き出された処理ガスを反応場から確実に押し出すことができる。そのため、反応場では常に新鮮な処理ガスが被処理基板と接触する。したがって、反応場における処理ガス中の反応成分の濃度が低下するのを防止できる。
上記エッチング反応の殆どは、狭い反応場内でのみ局所的に起きる。反応場での局所的なエッチングレートは、被処理基板の進行方向の前端部が反応場内に位置しているときも、被処理基板の中央部が反応場内に位置しているときも、被処理基板の進行方向の後端部が反応場内に位置しているときも、ほぼ一様である。拡散空間では、処理ガスが十分に拡散して、反応成分濃度が大きく低下するため、エッチング反応が殆ど起きない。したがって、被処理基板の全体をほぼ均一にエッチング処理することができる。ノズルが搬送方向に複数並べられていても、被処理基板の表面に巾方向に延びるスジ状の処理ムラがノズルの配置間隔と同じ間隔で形成されることはない。
前記吹き出し孔における前記処理ガスの平均吹き出し流速は、好ましくは0.1m/s〜1.0m/sであり、より好ましくは0.2m/s〜0.6m/sである。処理ガスの吹き出し流速を小さく抑えることで、処理槽内の気流が乱れるのを防止できる。吹き出し流速が小さくても、エッチングレートを十分に確保できる。かつ、上述した拡散抵抗の低減効果と、処理槽内の気流の乱れ防止効果とが相俟って、処理の均一性を十分に確保できる。ここで、前記平均吹き出し流速は、吹き出し流量を吹き出し孔の断面積にて除すことにより得られる。
前記ノズルには、ガス吸引手段に連なる吸い込み孔が形成され、前記吸い込み孔が、前記吹き出し孔と接するようにして前記先端縁に開口していてもよい。
エッチング処理の際は、処理ガスの吹き出しと併行して、ガス吸引手段によって、前記先端縁における吸い込み孔の開口近傍のガスを局所的に吸い込み孔内に吸い込む。このため、処理ガスは、吹き出し孔から吹き出されて被処理基板に接触した後、すぐに吸い込み孔に吸い込まれる。したがって、反応場に処理済みのガスが滞留するのを一層確実に防止でき、反応場における反応成分の濃度低下を一層確実に防止できる。更には、反応場内における処理ガスの流速や向き等の流れ状態を、被処理基板の進行方向の位置に依らず一層確実に一様にすることができる。よって、エッチング処理の均一性を一層向上させることができる。
前記仮想平面を挟んで前記ノズルと対向する整流板を前記仮想平面に沿うように設け、前記整流板が、前記一対の傾斜側面より前記搬送方向の両側に延び出ていることが好ましい。これによって、前記仮想平面が仮想の平面であっても、処理ガスが拡散空間へ拡散する流れの状態を被処理基板の進行位置に依らずほぼ一定に保つことができる。ひいては、反応場内での処理ガス流の状態を被処理基板の進行位置に依らず確実にほぼ一定に保つことができる。よって、エッチング処理の均一性を一層高めることができる。
前記処理ガスを前記ノズルに供給する処理ガス供給部を更に備え、前記処理ガス供給部が、互いの間に大気圧近傍下で放電を生成する一対の電極を有するプラズマ生成部を含み、フッ素含有成分及び水素含有添加成分を含有する原料ガスを前記一対の電極間の空間に導入してプラズマ化することにより、前記フッ素系反応成分を生成することが好ましい。
フッ素含有成分としては、CF、C、C、C等のPFC(パーフルオロカーボン)、CHF、CH、CHF等のHFC(ハイドロフルオロカーボン)の他、SF、NF、XeF、F等が挙げられる。水素含有添加成分は、好ましくは水(HO)であり、その他、アルコール等のOH基含有化合物や過酸化水素が挙げられる。
この明細書において、大気圧近傍とは、1.013×10〜50.663×10Paの範囲を言い、圧力調整の容易化や装置構成の簡便化を考慮すると、1.333×10〜10.664×10Paが好ましく、9.331×10〜10.397×10Paがより好ましい。
本発明によれば、シリコン含有物のエッチング処理の均一性を高めることができる。
本発明の第1実施形態に係るエッチング装置の側面図である。 図1のII−II線に沿う平面断面図である。 上記エッチング装置のノズルを拡大して示す側面断面図である。 上記エッチング装置のノズルの変形例を示す側面断面図である。 上記エッチング装置のノズルの変形例を示す側面断面図である。 上記エッチング装置のノズルの変形例を示す側面断面図である。 上記エッチング装置のノズルの変形例を示す側面断面図である。 上記エッチング装置のノズルの変形例を示す側面断面図である。 本発明の第2実施形態に係るエッチング装置のノズルの側面断面図である。 上記第2実施形態に係るエッチング装置のノズルの図9のX−X線に沿う底面図である。 本発明の第3実施形態に係るエッチング装置の側面図である。
以下、本発明の実施形態を図面にしたがって説明する。
図1及び図2は、本発明の第1実施形態に係るエッチング装置1を示したものである。被処理基板9は、例えば液晶表示パネルのガラス基板にて構成され、薄い平板状になっている。被処理基板9の厚みtは、例えばt=0.4mm〜1.1mm程度である。被処理基板9の表面(図1において上面)にはエッチング対象のシリコン含有物9a(図3)が被膜されている。シリコン含有物は、例えばアモルファスシリコンにて構成されている。シリコン含有物は、アモルファスシリコンの他、単結晶シリコンや多結晶シリコンであってもよく、シリコン単体に限られず、窒化シリコン、酸化シリコン、炭化シリコン等であってもよい。
エッチング装置1は、大気圧近傍下において処理ガスを被処理基板9に接触させ、シリコン含有物をエッチング処理する。処理ガスはフッ素系反応成分を含有する。フッ素系反応成分として、HF、COF、OF、O等が挙げられる。シリコン含有物がアモルファスシリコン等のシリコンである場合、処理ガスが酸化性反応成分を更に含有する。酸化性反応成分として、O、Oラジカル等が挙げられる。
図1に示すように、エッチング装置1は、処理槽2と、処理ガス供給部10と、コロコンベア20と、ノズル30を備えている。処理槽2は、ノズル30とコンベア20の一部とを収容している。処理槽2内の圧力は大気圧近傍になっている。
処理ガス供給部10は、フッ素系反応成分を生成するためのプラズマ生成部11と、酸化性反応成分供給部16とを含む。プラズマ生成部11は、互いに対向する一対の電極12を有している。両方又は片方の電極12の対向面には固体誘電体層(図示省略)が設けられている。一方の電極12に電源3が接続され、他方の電極12が電気的に接地されている。電源3からの電力供給によって、一対の電極12どうしの間に例えばパルス状の高周波電界が印加される。これによって、電極12間に大気圧近傍下でグロー放電が生成される。
電極12間の空間13にフッ素原料供給部14が接続されている。フッ素原料供給部14と電極間空間13を結ぶ経路に添加部15が接続されている。フッ素原料供給部14からフッ素含有成分を含む原料ガスが送出され、これに添加部15からの水素含有添加成分が添加される。添加後の原料ガスが電極間空間13に導入される。これにより、電極間空間13内において、上記原料ガスがプラズマ化(励起、分解、ラジカル化、イオン化を含む)され、HF等のフッ素系反応成分が生成される。
フッ素系反応成分の原料となるフッ素含有成分としては、CF、C、C、C等のPFC(パーフルオロカーボン)、CHF、CH、CHF等のHFC(ハイドロフルオロカーボン)が挙げられる。更には、フッ素含有成分として、SF、NF、XeF、F等を用いてもよい。ここでは、フッ素含有成分として例えばCFが用いられている。
フッ素原料供給部14は、フッ素含有成分を希釈成分にて希釈している。希釈成分としては、Ar、He、Ne、Kr等の希ガスの他、N等の不活性ガスが挙げられる。希釈成分は、フッ素含有成分を希釈する役割の他、キャリアガスとしての役割及びプラズマ生成用のガスとしての役割を担っている。ここでは、希釈成分として例えばArが用いられている。
上記水素含有添加成分は、水蒸気(HO)である。添加部15は、水の気化器にて構成されている。気化器15内に水が液状態で蓄えられている。供給部14からのフッ素系原料ガス(CF+Ar)が、気化器15内の液中に導入されてバブリングされる。或いは、気化器15内の液面より上側部分に上記原料ガスを導入し、上記上側部分の飽和蒸気を上記原料ガスにて押し出してもよい。これによって、上記原料ガスに水蒸気が添加される。気化器15を温度調節することによって、水の蒸気圧ひいては添加量を調節できる。或いは、上記原料ガス(CF+Ar)の一部を気化器15内に導入し、残部は気化器15を迂回させ、上記一部と残部の流量比を調節することによって、水の添加量を調節してもよい。添加成分として、水に代えて、OH基含有化合物、過酸化水素等を用いてもよい。OH基含有化合物として、アルコールが挙げられる。
酸化性反応成分供給部16は、オゾナイザーにて構成されている。オゾナイザー16は、Oを原料にして、酸化性反応成分としてOを生成する。酸化性反応成分は、Oに限られず、OラジカルやNOxであってもよい。なお、エッチングすべきシリコン含有膜が酸化シリコン等である場合、酸化性反応成分供給部16を省略してもよい。
次に、コロコンベア20及びノズル30について説明する。コロコンベア20は、被処理基板9を支持する支持部としての機能と、被処理基板9を搬送する搬送手段としての機能を兼ねている。
周知の通り、コロコンベア20は、シャフト21と、コロ22を有している。複数のシャフト21が、互いにx方向(搬送方向、図1において左右)に間隔を置いて並べられている。各シャフト21の軸線が、上記x方向と直交するy方向(巾方向、図1の紙面直交方向)に水平に向けられている。各シャフト21に複数のコロ22がy方向に間隔を置いて設けられている。コロ22上に被処理基板9が水平に載置される。コロコンベア20は、被処理基板9をコロ22の上端部の高さの仮想の水平面PL上に支持し、かつ上記仮想平面PLに沿うx方向に搬送する。
図1に示すように、処理槽2内におけるコロコンベア20の上方にはノズル30が配置されている。ノズル30は、図示しない架台によって処理槽2内の上側部に支持されている。ノズル30の中心軸CLは、垂直をなして仮想平面PLと直交し、ひいては被処理基板9と直交している。図2に示すように、ノズル30は、y方向に長く延びている。ノズル30のy方向の長さは、被処理基板9のy方向の長さより大きい。
ノズル30の内部には吹き出し孔31が形成されている。図3に示すように、吹き出し孔31は、中心軸CLに沿って上下に延びている。吹き出し孔31のx方向の幅wは、好ましくはw=1mm〜6mm程度であり、より好ましくはw=4mm程度である。図2に示すように、吹き出し孔31は、y方向に長く延び、スリット状になっている。吹き出し孔31が、スリット状に代えてy方向に配列された多数の小孔にて構成されていてもよい。吹き出し孔31のy方向の長さは、被処理基板9のy方向の長さより少し大きい。平面投影視において、吹き出し孔31のy方向の各端部が、被処理基板9のy方向の同じ側の端部より外側に少し突出する程度が好ましい。吹出し孔31が、y方向に並べられた多数の小孔によって構成されていてもよい。
図1に示すように、吹き出し孔31の基端部(上端部)は、処理ガス供給部10からの供給路19に連なっている。図示は省略するが、供給路19と処理ガス供給部10との間に整流部が設けられている。整流部は、y方向に延びるチャンバーや、y方向に延びるスリットや、y方向に分散して配置された多数の小孔等を含む。処理ガスが、整流部を通過することによって、y方向に均一化される。
図1及び図3に示すように、ノズル30における上側部分32のy方向と直交する断面は、長方形になっている。これに対し、ノズル30における下側部分33のy方向と直交する断面は、仮想平面PLに向かって尖るように先細になっている。ノズル30のx方向の両側の側面34は、ノズル30の垂直な中心軸CLに対して傾斜する傾斜面になっている。一対の傾斜側面34は、先端側(下側)へ向かうにしたがって互いに接近している。これら一対の傾斜側面34が、ノズル30の先端(下端)において十分に近接し、ノズル30の先端縁(下端縁)を構成している。ノズル30の先端縁は、仮想平面PLに向かって尖り、かつy方向(図1の紙面直交方向)に直線状に延びている。
上記中心軸CLと傾斜側面34とのなす角度θは、θ=60°以下が好ましい。処理の均一性の観点からは、角度θは小さければ小さいほど好ましい。一方、θが小さ過ぎるとノズル30の加工が困難になる。そこで、角度θは、θ=20°〜30°程度がより好ましい。角度θの下限を20°程度にすることで、ノズル30の加工を容易化できる。
傾斜側面34の上端から吹き出し孔31の内面までの水平距離Lは、処理の均一性の観点からは、小さいほど好ましい。一方、距離Lが小さ過ぎるとノズル30の加工が困難になる。ノズル30の加工を考慮した水平距離Lは、L=10mm〜30mm程度が好ましい。傾斜側面34の垂直方向の高さhは、処理の均一性の観点からは、大きいほど好ましく、例えばh=10mm以上であることが好ましい。
吹き出し孔31の先端(下端)が、ノズル30の先端縁(下端縁)に達して開口し、吹き出し口を構成している。各傾斜側面34と吹き出し孔31の内面とが鋭角に交差している。ノズル30の先端縁のx方向の幅は、吹き出し孔31のx方向の幅と一致しており、例えば4mm程度である。
ノズル30の先端縁と仮想平面PLとの間に反応場1aが画成されている。反応場1aは、ノズル30の先端縁とx方向に略同じ幅を有し、y方向(図1の紙面直交方向)に直線状に延びている。反応場1aのx方向の幅は、例えば2mm程度である。被処理基板9が反応場1aを横切ることで、反応場1aにおいて被処理基板9の表面のシリコン含有膜9aのエッチング反応が起きる。
ノズル30の先端縁(下端)と被処理基板9の上面とのギャップg1は、g1=1mm〜10mmか好ましく、g1=3mm〜7mmがより好ましい。
ノズル30の一対の傾斜側面34の各々と仮想平面PLとの間には、拡散空間1eが画成されている。ひいては、各傾斜側面34と被処理基板9との間に拡散空間1eが画成される。一対の拡散空間1eが、反応場1aをx方向の両側から挟んでいる。各拡散空間1eは、y方向に傾斜側面34と同じ長さだけ延びている。各拡散空間1eは、反応場1aに連なり、かつ反応場1aからx方向に遠ざかるにしたがって上下方向(仮想平面PLと直交する方向)に拡開して、処理槽2内におけるノズル30の周辺空間に連なっている。反応場1a及び拡散空間1eは、大気圧近傍の圧力になっている。
図1に示すように、ノズル30の直下には整流板40が設けられている。整流板40は、x方向に隣接する2つのコロ22どうしの間に配置されている。図1及び図2に示すように、整流板40は、仮想平面PLに沿うように水平に向けられ、かつy方向に長く延びる平板状になっている。整流板40のx方向の中央部が、ノズル30の中心軸CLとちょうど交差している。整流板40のx方向の寸法は、ノズル30のx方向の寸法より大きく、整流板40のx方向の両端部が、一対の傾斜側面34,34よりx方向の両側に延び出ている。整流板40のy方向の寸法は、被処理基板9のy方向の寸法より大きく、更には吹き出し孔31のy方向の寸法より大きい。整流板40のy方向の両端部が、被処理基板9よりy方向の外側へ突出し、更には吹き出し孔31よりy方向の外側へ突出している。図1に示すように、整流板40の上面は仮想平面PLの少し下側に位置している。仮想平面PLと整流板40の上面との間のギャップg2は、g2=1mm〜3mm程度が好ましい。ノズル30と整流板40が仮想平面PLを挟んで上下に対向している。整流板40のx方向の両端面は、下向きの斜面になっている。
上記のように構成されたエッチング装置1の動作を説明する。
被処理基板9をコロコンベア20によってx方向に沿って搬送する。併行して、供給部14,15からのフッ素系原料ガス(CF+Ar+HO)をプラズマ生成部11にてプラズマ化し、これにオゾナイザー16からのオゾン含有ガス(O+O)を混合して、処理ガスを得る。この処理ガスを上記整流部(図示せず)にてy方向に均一化したうえで、吹き出し孔31に導入し、吹き出し孔31の先端(下端)から吹き出す。吹き出し孔31における処理ガスの平均吹き出し流速は、好ましくは0.1m/s〜1.0m/sであり、より好ましくは0.2m/s〜0.6m/sである。吹き出し流速を小さく抑えることで、処理槽2内の気流が乱れるのを防止できる。吹き出し流速は、処理ガスの供給流量によって調節できる。
処理ガスは、ノズル30の先端縁の直下の反応場1aにおいて被処理基板9に接触する。この処理ガスが、反応場1a内でエッチング反応を起こす。具体的には、アモルファスシリコン膜9aが処理ガス中のOによって酸化され、更にHFと反応してSiF等の揮発性成分に変換される。これによって、アモルファスシリコン膜9aにおける反応場1a内に配置された部分をエッチングできる。
図3において太線矢印にて示すように、処理ガスは、反応場1aにおいて被処理基板9と接触した後、すぐに拡散空間1eへ拡散する。拡散空間1eが反応場1aから遠ざかるにしたがって大きく拡開しているため、拡散抵抗が殆ど生じない。したがって、処理ガスの吹き出し流速が小さくても、新たに吹き出される流れによって、先に吹き出された処理ガスを反応場1aから簡単に押し出すことができる。そのため、反応場1aでは、常に新鮮な処理ガスが被処理基板9と接触する。したがって、反応場1aにおける反応成分(HF及びO)の濃度が低下するのを防止でき、エッチングレートを向上できる。
上記エッチング反応の殆どは、狭い反応場1a内でのみ局所的に起きる。反応場1aでの局所的なエッチングレートは、被処理基板9の進行方向の前端部が反応場1a内に位置しているときも、被処理基板9の中央部が反応場内に位置しているときも、被処理基板9の進行方向の後端部が反応場内に位置しているときも、ほぼ一様である。拡散空間1eでは処理ガスが十分に拡散して反応成分濃度が大きく低下するため、拡散空間1e内の基板9の表面上ではエッチング反応が殆ど起きない。しかも、整流板40が一対の傾斜側面34よりx方向の両外側へ延び出しているため、拡散空間1e内の処理ガスの流れ状態についても被処理基板9の進行位置に依らずほぼ一定に保つことができる。これによって、被処理基板9の全体を均一にエッチング処理することができる。更に、吹き出し流速が小さいことによる処理槽2内の気流の乱れ防止効果と相俟って、処理の均一性を一層向上させることができる。
拡散した処理済みのガスは、図示しない排気手段にて排気される。
次に、本発明の他の実施形態を説明する。以下の実施形態において既述の構成に関しては図面に同一符号を付して説明を省略する。
図4〜図9は、ノズル30の形状の変形例を示したものである。図4に示すように、ノズル30の先端縁(下端縁)が少し平取りされて面状になっていてもよい。その場合でも、面状の先端縁のx方向の幅は、できるだけ小さいことが好ましい。吹き出し孔31の内面から面状の先端縁の外端までの間の幅w2は、好ましくはw2≦2mmであり、より好ましくはw2<1mmである。反応場1aは、ノズル30の面状の先端縁と仮想平面PLの間に画成され、ひいては面状の先端縁と被処理基板9との間に画成される。反応場1aのx方向の幅は、ノズル30の面状の先端縁のx方向の幅と実質等しく、吹き出し孔31のx方向の幅より大きい。
傾斜側面34は平坦面でなくてもよい。図5に示すように、傾斜側面34が、緩やかな凹曲面になっていてもよい。図6に示すように、傾斜側面34が、緩やかな凸曲面になっていてもよい。図7に示すように、傾斜側面34に凸部36が形成されていてもよい。図8に示すように、傾斜側面34に溝等の凹部37が形成されていてもよい。凸部36又は凹部37は、スポット状であってもよく、上下方向又はy方向に延びていてもよい。凸部36又は凹部37の数は、1つでもよく、複数でもよい。
図9及び図10に示す実施形態では、ノズル30の内部に一対の吸い込み孔39が形成されている。一対の吸い込み孔39は、吹き出し孔31を挟んでx方向の両側に設けられている。各吸い込み孔39は、y方向に延びるスリット状をなし、かつ下へ向かうにしたがって中央の吹き出し孔31に近づくよう斜めになっている。各吸い込み孔39の下端部(吸い込み口)が、ノズル30の先端に達して開口している。各吸い込み孔39の中心軸CL側の内面と吹き出し孔31の内面とが、ノズル30の先端において鋭角に交差している。ノズル30の先端において、吹き出し孔31とその両側の吸い込み孔39とが接するように並んでいる。各吸い込み孔39のx方向の幅は、吹き出し孔31のx方向の幅(例えば2mm程度)より小さく、好ましくは吹き出し孔31のx方向の幅の2分の1(例えば1mm)程度である。各吸い込み孔39のx方向の幅が、吹き出し孔31のx方向の幅と略等しくてもよく、吹き出し孔31のx方向の幅より大きくてもよい。吸い込み孔39が、y方向に並べられた複数の小孔によって構成されていてもよい。
ノズル30上側部分32には、吸引ポート38が設けられている。吸い込み孔39の上端部が、吸引ポート38を介して吸引ポンプ4(ガス吸引手段)に連なっている。
ノズル30の傾斜側面34は、先端(下端)の近くで傾斜角度が不連続的に変化し、そこより下側では仮想平面PLに対して傾斜が小さくなっている。
この実施形態によれば、ノズル30への処理ガス供給と併行して、吸引ポンプ4によって、吸い込み孔39の下端開口の近傍のガスを局所的に吸い込み孔39内へ吸い込む。このため、処理ガスは、吹き出し孔31から吹き出されて直下の被処理基板9に接触した後、すぐに吸い込み孔39に吸い込まれる。したがって、反応場1aに処理済みのガスが滞留するのを一層確実に防止できる。これにより、反応場1aでは、被処理基板9が確実に新鮮な処理ガスとのみ接触するようにでき、反応場1aにおける反応成分の濃度低下を一層確実に防止できる。更には、反応場1a内における処理ガスの流れを、被処理基板9の進行方向の位置に依らず確実に一様にすることができる。よって、エッチング処理の均一性を一層向上させることができる。
図11に示す実施形態では、ノズル30が3つ(複数)設けられている。3つのノズル30が、x方向に間隔を置いて並べられている。各ノズル30の吹き出し孔31に処理ガスが分配される。各ノズル30の直下には、整流板40が配置されている。対応するノズル30と整流板40どうしが仮想平面PLを挟んで上下に対向している。各ノズル30がy方向(図11の紙面直交方向)に延びている点、下側部分33が先細に尖っている点等の各ノズル30の構成は、第1実施形態と同様である。
本発明によれば、ノズル30がx方向に複数並べられていても、被処理基板9にy方向に延びるスジ状の処理ムラがノズル30の配置間隔と同じ間隔で形成されることはない。
本発明は、上記実施形態に限定されず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の改変をなすことができる。
例えば、搬送手段がノズル30に接続されていてもよい。ノズル30を搬送方向に移動させることにし、被処理基板9を静止させてもよい。
整流板40を省略してもよい。
ノズル30の先端縁と被処理基板9の上面との間のギャップg1を比較的大きくしてもよい。これによって、処理ガスを反応場1aから拡散空間1eへより拡散させやすくなる。例えば、上記実施形態においては、ギャップg1の好適範囲は、g1=1mm〜10mmであったが、g1=10mm〜30mm程度にしてもよい。
複数の実施形態を互いに組み合わせてもよい。例えば、図11に示す複数のノズル30を、図9の吸い込み孔39付きのノズル30にて構成してもよく、図4〜図8の変形形状のノズル30にて構成してもよい。
実施例を説明する。本発明が以下の実施例に限定されるものでないことは言うまでもない。
図1に示すエッチング装置1を用い、ガラス基板9の表面のアモルファスシリコン膜9aをエッチングした。ノズル30全体の上下方向の寸法は、55mmであった、傾斜側面34の垂直高さhは、h=30mmであった。傾斜側面34の上端から吹き出し孔31の内面までの水平距離Lは、L=10mmであった。傾斜側面34の垂直面に対する角度θは、θ=20°弱であった。吹き出し孔31のx方向の幅は、2mmであった。吹き出し孔31のy方向の長さは、600mmであり、ガラス基板9のy方向の寸法より100mm大きかった。吹き出し孔31のy方向の各端部は、ガラス基板9よりy方向の外側へ50mm突出していた。整流板40の上面のx方向の寸法は63mmであった。
処理ガスのフッ素系原料ガス成分は以下の通りであった。
CF 0.8slm
Ar 16.2slm
上記CF及びArの混合ガスに水(HO)を露点が13℃になるよう添加した。添加後のガスをプラズマ生成部11においてプラズマ化した。電源3の供給電力は直流で450V、9.0Aであり、これをVpp=12kV、25kHzの高周波パルス電圧に変換して電極12に供給した。更に、オゾナイザー16からのオゾン含有ガスを上記プラズマ化後のフッ素系ガスに混合して処理ガスを得た。オゾン含有ガスの流量は、12.68slmであり、オゾン濃度は、230g/mであった。この処理ガスをノズル30の吹き出し孔31から吹き出した。吹き出し流速は、0.4m/sであった。
ガラス基板9を搬送速度4m/minにてx方向に搬送し、ノズル30の先端縁の直下の反応場1aにおいて上記処理ガスと接触させた。ガラス基板9を反応場1aに通した回数(スキャン回数)は、3回であった。ノズル30の先端縁と被処理基板9の上面との間のギャップg1は、g1=7mmであった。これによって、被処理基板9の表面のアモルファスシリコン膜9aを均一にエッチング処理できた。被処理基板9の進行方向の位置に依る処理ムラは形成されず、y方向に延びるスジ状の処理ムラも形成されなかった。
本発明は、半導体装置や液晶表示装置の製造に適用可能である。
1 エッチング装置
1a 反応場
1e 拡散空間
2 処理槽
3 電源
4 吸引ポンプ(ガス吸引手段)
9 被処理基板
9a シリコン含有物
10 処理ガス供給部
11 プラズマ生成部
12 電極
13 放電空間(電極間空間)
14 フッ素原料供給部
15 添加部
16 オゾナイザー(酸化性反応成分供給部)
19 供給路
20 コロコンベア(支持部、搬送手段)
21 シャフト
22 コロ
30 ノズル
31 吹き出し孔
32 上側部分
33 下側部分
34 傾斜側面
36 凸部
37 凹部
38 吸引ポート
39 吸い込み孔
40 整流板
CL 中心軸
PL 仮想平面

Claims (6)

  1. 大気圧近傍下においてフッ素系反応成分を含有する処理ガスを、シリコン含有物を含む被処理基板に接触させて前記シリコン含有物をエッチングするエッチング装置において、
    前記被処理基板を仮想の平面上に支持する支持部と、
    前記処理ガスを吹き出す吹き出し孔を有するノズルと、
    前記被処理基板を前記ノズルに対し前記仮想平面に沿う搬送方向に相対移動させる搬送手段と、
    を備え、前記ノズルが、前記搬送方向と直交する巾方向に延び、かつ前記巾方向と直交する断面が、前記仮想平面に向かって尖るように先細になり、その先端縁に前記吹き出し孔が開口しており、前記ノズルの先端縁と前記仮想平面との間に反応場が画成され、前記ノズルの前記先端縁を挟んで両側の傾斜した一対の傾斜側面と前記仮想平面との間には、前記反応場から前記搬送方向に遠ざかるにしたがって前記仮想平面と直交する方向に拡開する拡散空間が画成されていることを特徴とするエッチング装置。
  2. 前記吹き出し孔における前記処理ガスの平均吹き出し流速が、0.1m/s〜1.0m/sであることを特徴とする請求項1に記載のエッチング装置。
  3. 前記吹き出し孔における前記処理ガスの平均吹き出し流速が、0.2m/s〜0.6m/sであることを特徴とする請求項1又は2に記載のエッチング装置。
  4. 前記ノズルには、ガス吸引手段に連なる吸い込み孔が形成され、前記吸い込み孔が、前記吹き出し孔と接するようにして前記先端縁に開口していることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のエッチング装置。
  5. 前記仮想平面を挟んで前記ノズルと対向する整流板を前記仮想平面に沿うように設け、前記整流板が、前記一対の傾斜側面より前記搬送方向の両側に延び出ていることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載のエッチング装置。
  6. 前記処理ガスを前記ノズルに供給する処理ガス供給部を更に備え、前記処理ガス供給部が、互いの間に大気圧近傍下で放電を生成する一対の電極を有するプラズマ生成部を含み、フッ素含有成分及び水素含有添加成分を含有する原料ガスを前記一対の電極間の空間に導入してプラズマ化することにより、前記フッ素系反応成分を生成することを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載のエッチング装置。
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