JP2013249888A - メカニカルシール - Google Patents

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Abstract

【課題】メカニカルシールのシートリングの冷却効率向上を大型化を招くことなく実現する。
【解決手段】シートリング21の外周面21c、溝5cの底壁、主環状部5aの内側面、及び副環状部5bの内側面により、環状の冷却水室25が形成されている。シールパッキン7Dは、主環状部5aと内側面とシートリング21の背面21eとにより回転軸10の軸線方向に圧縮され、封止水室11を大気側に対して密封している。シートリング21の背面21eと主環状部5aと内側面との間にシールパッキン7Dが配置されることで、隙間26が形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明はメカニカルシールに関する。
ボイラー吸水等の高温流体を扱う流体機械でメカニカルシールを使用する場合、強制冷却が必要となる場合がある。メカニカルシールの強制冷却の方式の一つとして、シートリング(固定環)の周囲に冷却液を供給して冷却することより、メカニカルシール端面で発生した摩擦熱を間接的に除去することが知られている(例えば非特許文献1参照)。
押田良輝 他3名著、「渦巻ポンプ 歯車ポンプ 遠心ファン」、第1版、オーム社、1989年2月25日、p48
従来知られているシートリングの周囲に冷却液を供給する強制冷却では、シートリング(固定環)の外周部のみが冷却液と接液しているため、冷却効率が低い。冷却効率向上のために外周部の接液面積を増やすには、シートリングの軸方向の寸法を大きくする必要がある。軸方向寸法を大きくしてシートリングの大型化することは、材料費等のコスト面で好ましくない。また、シートリングの大型化は、冷却効率の観点からも好ましくない。
本発明は、メカニカルシールの固定環(シートリング)の冷却効率向上を、固定環を大型化させることなく実現することを課題としている。
本発明は、回転軸が貫通するハウジングと、前記ハウジング内に配置され、前記回転軸と共に回転する回転環と、回転不能、かつ、前記回転軸の軸線方向に移動可能に前記ハウジング内に配置され、前記回転環と摺動面を形成する固定環と、前記ハウジングの一部であって、前記回転軸に向けて延びる第1環状部と、前記ハウジングの一部であって、前記第1環状部に対して前記回転軸の軸線方向に間隔をあけて対向し、前記第1環状部よりも前記摺動面に近接している、前記回転軸に向けて延び、前記第1環状部との間に前記固定環が配置されている第2環状部と、前記第1環状部と、前記第2環状部と、前記固定環と、前記ハウジングとの間に形成された冷却液室と、前記固定環と前記第1環状部との間に配置され、前記冷却液室を前記大気側に対して密封すると共に、前記固定環と前記第1環状部との間に間隙を形成する前記第1密封手段と、前記固定環と前記第2環状部との間に配置され、前記摺動面が配置された封止液室を前記冷却液室に対して密封する第2密封手段と、前記冷却液室に冷却液を供給するための冷却液入口と、前記冷却液室から前記冷却液を排出するための冷却液出口とを備える、メカニカルシールを提供する。
固定環とハウジングの一部である第1環状部との間には、隙間が形成されている。そのため、固定環の外周面だけでなく固定環の背面(摺動面と反対側の面)も、冷却液入口から冷却液室に供給された冷却液と接液する。外周面だけでなく背面が接液することで、固定環の冷却液に対する接液面積が大幅に増加するので、固定環を大型化することなく、冷却液によって固定環を高効率で冷却できる。
具体的には、第1及び第2密封手段は弾性材料からなる環状部材である。
また、前記ハウジングは、前記第1環状部を含む第1部材と、前記第2環状部を含み前記第1部材と互いに固定される第2部材とを備える。
前記固定環と前記第1環状部との間に配置され、前記固定環を前記第2環状部へ弾性的に付勢する弾性手段を備えてもよい。
本発明のメカニカルシールでは、固定環とハウジングの一部である第1環状部との間には隙間が形成され、固定環の外周面だけでなく背面も冷却液室に供給される冷却液に接液し、固定環の冷却液に対する接液面積が大幅に増加する。その結果、固定環の大型化を招くことなく、冷却液によって固定環を高効率で冷却でき、摺動面で発生する摩擦熱を効果的に除去できる。また、外周面だけでなく背面も接液することで固定環の接液面積が増加するので、同じ冷却効率を得るために必要な固定環の寸法を小型化し、材料費等を節減できる。
本発明の第1実施形態に係るメカニカルシールの断面図。 プレート8を取り外した状態の図1の模式的な右側面図。 本発明の第2実施形態に係るメカニカルシールの断面図。 第1の変形例の断面図。 第2の変形例の断面図。 第3の変形例の断面図。
(第1実施形態)
図1及び図2は、本発明の第1実施形態に係るメカニカルシール1を示す。
メカニカルシール1は、流体機械(例えば高温流体を扱うボイラー給水用のポンプ)のケーシング2に固定されるハウジング3を備える。本実施形態におけるハウジング3は、ハウジング本体4、カバー5、及び環状リテーナ6を備える。ハウジング本体4は流体機械のケーシング2に接している。ハウジング本体4とのケーシング2の接合部には、封止(後述する封止水室11から大気側への封止水の漏れ防止)のためのシールパッキン(本実施形態では弾性材料からなるOリング)7Aが配置されている。カバー5はハウジング本体4の外側に図示しないボルトで固定されている。カバー5の外側にはプレート8がボルト9Aで固定されている。環状リテーナ6は、ハウジング3の内部に配置され、ボルト9Bでカバー5に固定されている。環状リテーナ6は後述する副環状部5bと共に本発明における第2環状部を構成する。ハウジング本体4、カバー5、及び環状リテーナ6は、いずれも概ね円環状であり、これらを流体機械の回転軸10が貫通している。ハウジング3内には、流体機械の取り扱う流体である封止水(封止液)で満たされた封止水室11が形成されている(封止水室11の空気抜き経路がハウジング3に設けられている)。
回転軸10にはスリーブ13が嵌められている。スリーブ13は一体回転するように回転軸10に固定されている。スリーブ13と回転軸10との隙間の封止(この隙間を通る封止水室11から大気側への封止水の漏れ防止)のために、スリーブ13の内周にシールパッキン(本実施形態では弾性材料からなるOリング)7Bが装着されている。スリーブ13にはホルダ14が一体回転するように固定されている。ホルダ14には、従動リング(回転環)15の後部(図1において左側部分)が収容されている。従動リング15は、ホルダ14に対して回転不能であるが、回転軸10の軸線Lに沿った方向(軸方向)には移動可能である。従動リング15の後端には回転軸10の軸方向に移動可能なコンプレッションリング16が配置されている。コンプレッションリング16とホルダ14との間には、従動リング15を後述するシートリング21に向けて弾性的に付勢するためのスプリング17が配置されている。従動リング15の内周(スリーブ13の外周に摺接する)には、シールパッキン(本実施形態では弾性材料からなるOリング)7Cが装着されている。
シートリング(固定環)21は、回転不能、かつ回転軸10の軸線方向に移動に可能にカバー5内に保持されている。シートリング21に対し、従動リング15がスプリング17の付勢力により弾性的に押し付けられている。具体的には、シートリング21の前部(図において左側)に設けられている回転軸10の軸線Lに対して直交する固定面21aに対し、従動リング15の前部(図において右側)に設けられている回転軸10の軸線Lに対して直交する回転面15aが押し付けられている。固定面21aと回転面15aは封止水室11を大気側に対して封止する摺動面24を構成する。
本実施形態では、従動リング15の材質はカーボンで、シートリング21の材質はシリコンカーバイトである。ただし、従動リング15とシートリング21の材質はこれに限定されず、一般的には、一方にはカーボンを用い、他方にはセラミックス、超硬合金、ステンレス鉄等を用いることができる。
カバー5は内側に回転軸10に向けて突出する主環状部(第1環状部)5aを備える。また、カバー5は主環状部5aに対して回転軸10の軸線方向に間隔をあけて対向する副環状部5bを備える。副環状部5bは主環状部5aよりも摺動面24側に位置している。副環状部5bの回転軸10側への突出量は主環状部5aの突出量よりも少ない。主環状部5aと副環状部5bとの間には溝5cが形成されている。
環状リテーナ6は副環状部5bの溝5cとは反対側(摺動面24側)に隣接するように、カバー5に固定されている。環状リテーナ6の先端部6aは副環状部5bの先端部5dよりも回転軸10側へ突出している。
以下、シートリング21及びその周辺構造の詳細を説明する。
シートリング21には、固定面21aを含む前面(図において左側の面)21bと外周面21cとの接合部に環状切欠21dが形成されている。また、シートリング21には、背面(図において右側の面)21eと外周面21cとの接合部に窪み21fが形成されている。
シートリング21は、副環状部5bの先端部5dで形成される円形開口5eから差し込まれた状態でカバー5内に配置されている。シートリング21の外周面21cは溝5cの底壁と間隔をあけて対向している。シートリング21の外周面21c、溝5cの底壁、主環状部5aの内側面、及び副環状部5bの内側面により、環状の冷却水室(冷却液室)25が形成されている。カバー5には、それぞれ回転軸10の径方向に延びる流路5f,5gを介して冷却水室25と連通する冷却水入口(冷却液入口)5hと冷却水出口(冷却液出口)5iとが設けられている。
シートリング21の背面21eと対向する主環状部5aの内側面には環状溝5jが形成され、この環状溝5jには本実施形態では弾性材料からなるOリングであるシールパッキン(第1密封手段)7Dが配置されている。シートリング21の前面21b側の環状切欠21dと、副環状部5bの先端部5bと、環状リテーナ6の先端部6aとにより画定される空間にも、本実施形態では弾性材料からなるOリングであるシールパッキン(第2密封手段)7Eが配置されている。シートリング21の前後に配置されたシールパッキン7D,7Eは、それぞれ主環状部5aの内側面と副環状部5bに先端部5dとにより回転軸10の軸線方向に圧縮されている。
シールパッキン7Dは、主環状部5aと内側面とシートリング21の背面21eとにより回転軸10の軸線方向に圧縮され、封止水室11を大気側に対して密封している。また、シートリング21の背面21eと主環状部5aと内側面との間にシールパッキン7Dが配置されることで、隙間26が形成されている。つまり、弾性的に圧縮されたシールパッキン7Dによりシートリング21が摺動面24側に付勢されることで、隙間26が維持されている。主環状部5aの内側面に固定されたピン27を背面21eの窪み21fに差し込むことで、シートリング21は回転不可に保持されている。
シールパッキン7Eは、副環状部5bの先端部5dとシートリング21の環状切欠21dとにより回転軸10の径方向に圧縮され、封止水室11を冷却水室25に対して密封している。
シートリング21の回転軸10の軸線方向の位置は、シールパッキン7D,7Eで挟み込まれることで保持されている。また、シートリング21の回転軸10の径方向の位置は、副環状部5bの先端部5dとの間に圧縮された状態のシールパッキン7Eが介在することで保持されている。つまり、シートリング21は、一種のフローティング状態でハウジング3内に保持されている。特に、シートリング21はシールパッキン7Dが介在することで、主環状部5aの内側面に対して隙間26を隔てて対向している。
冷却水入口5hから冷却水室25に供給された冷却水は、シートリング21(回転軸10の回転に伴い摺動面24での発生する摩擦熱で昇温している)と熱交換し、冷却水出口5iから排出される。シートリング21は外周面21cが冷却水に接液するだけでなく、背面21eも冷却水に接液しているので、シートリング21の冷却水に対する接液面積は外周面21cのみが接液している場合と比較して大幅に増加する。その結果、シートリング21を冷却水によって高効率で冷却でき、摺動面24で発生する摩擦熱を効果的に除去できる。また、外周面21cだけでなく背面21eも接液することでシートリング21の接液面積が増加するので、同じ冷却効率を得るために必要なシートリング21の寸法を小型化し、材料費等を節減できる。特に、本実施形態ではシートリング21はシリコンカーバイト製(カーボンと比較して高価)であるので、小型化による材料費等の節減効果が大きい。
(第2実施形態)
図3は、本発明の第2実施形態に係るメカニカルシール1を示す。図3中の第1実施形態と同一の要素には同一の符号を付している。
メカニカルシール1のハウジング103は、流体機械のケーシングに接するハウジング本体104と、ハウジング本体103の大気側にボルト107で固定されたカバー105を備える。
カバー105は回転軸10に向けて突出する主環状部(第1環状部)105aを備え、ハウジング本体104は主環状部105aに対して回転軸10の軸線に間隔を開けて対向する位置で回転軸10に向けて突出する副環状部104a(第2環状部)を備える。副環状部104aは主環状部105aよりも摺動面24側に位置し、副環状部104aの回転軸10への突出量は主環状部105aよりも少ない。主環状部105aと副環状部104aとの間には溝105bが形成されている。
シートリング21は、副環状部104aとは反対側の開口(カバー105で閉じられる)から差し込まれた状態でハウジング本体104内に配置されている。シートリング21の外周面21cは溝105bの底壁と間隔をあけて対向している。シートリング21の外周面21c、溝105bの底壁、主環状部105aの内側面、及び副環状部104aの内側面により、環状の冷却水室125が形成されている。ハウジング本体104には、それぞれ回転軸10の径方向に延びる流路104c,104dを介して冷却水室125と連通する冷却水入口104eと冷却水出口104fとが設けられている。
シートリング21の背面21eと主環状部105aの内側面には、本実施形態では弾性材料からなるOリングであるシールパッキン(第1密封手段)107A(主環状部105aの内側面に形成された環状溝105cに収容されている)が配置されている。また、シートリング21の前面21b側の環状切欠21dと副環状部104aの先端部104bとにより画定される空間にも、本実施形態では弾性材料からなるOリングであるシールパッキン(第2密封手段)107Bが配置されている。シートリング21の前後に配置されたシールパッキン107A,107Bは、それぞれ主環状部105aの内側面と副環状部104aの先端部104bとにより回転軸10の軸線方向に圧縮されている。
シートリング21は、一種のフローティング状態でハウジング103内に保持されている。特に、シートリング21はシールパッキン107Aが介在することで、主環状部105aの内側面に対して隙間26を隔てて対向している。
冷却水入口104eから冷却水室125に供給された冷却水は、シートリング21と熱交換し、冷却水出口104fから排出される。シートリング21は、外周面21cだけでなく背面21eも冷却水に接液しているので、接液面積が大幅に増加し、冷却水によって高効率で冷却できる。また、同じ冷却効率を得るために必要なシートリング21の寸法を小型化し、材料費等を節減できる。
第2実施形態のその他の構成及び作用は、第1実施形態と同様である。
図4から図6は本発明の代案を示す。図4の代案では、シートリング21の背面21eとカバー5の内側面との間に2個のシールパッキン(この例では弾性材料からなるOリング)207A,207Bが介在している。図5の代案では、シートリング21の背面21eとカバー5の内側面との間に、1個のシールパッキン(これ例では弾性材料からなるOリング)301とスプリング(この例ではさらばね)302が介在している。シートリング21は、弾性的に圧縮されたシールパッキン301だけでなく、スプリング301によっても摺動面24側に付勢される。図6の代案では、シールパッキン207Aは薄厚円板状の本体207aと、この本体207aの設けた環状の突起207bを備える。このシールパッキン207aは、突起207bだけでなく本体207aの図のおいて左側部分もカバー5から突出している(本体207aの突出量を符号207cで示す)。仮にシートリング21が図において右側に移動して環状の突起207bが押し潰されても、この突出量207cの分はシートリング21とカバー5との間に隙間が確保される。
本発明は前記実施形態に限定されず、種々の変形が可能である。例えば、従動リング15との摺動面24の構成等の基本的な機能を実現でき、かつハウジング3,103の主環状部5a,105aの背面に対して隙間を隔てて配置される限り、シートリング21の具体的な形状は実施形態のものに限定されない。また、ハウジング3,103の具体的な形状も実施形態のものに特に限定されない。
1 メカニカルシール
2 ケーシング
3 ハウジング
4 ハウジング本体
5 カバー
5a 主環状部
5b 副環状部
5c 溝
5d 先端部
5e 円形開口
5f,5g 流路
5h 冷却水入口
5i 冷却水出口
5j 環状溝
6 環状リテーナ
6a 先端部
7A,7B,7C,7D,7E シールパッキン
8 プレート
9A,9B ボルト
10 回転軸
11 封止水室
13 スリーブ
14 ホルダ
15 従動リング
15a 回転面
16 コンプレッションリング
17 スプリング
21 シートリング
21a 固定面
21b 前面
21c 外周面
21d 環状切欠
21e 背面
21f 窪み
24 摺動面
25 冷却水室
26 隙間
27 ピン
103 ハウジング
104 ハウジング本体
104a 副環状部
104b 先端部
104c,104d 流路
104e 冷却水入口
104f 冷却水出口
105 カバー
105a 主環状部
105b 溝
105c 環状溝
107A,107B シールパッキン
125 冷却水室
207A,207B シールパッキン
301 シールパッキン
302 スプリング
L 軸線

Claims (4)

  1. 回転軸が貫通するハウジングと、
    前記ハウジング内に配置され、前記回転軸と共に回転する回転環と、
    回転不能、かつ、前記回転軸の軸線方向に移動可能に前記ハウジング内に配置され、前記回転環と摺動面を形成する固定環と、
    前記ハウジングの一部であって、前記回転軸に向けて延びる第1環状部と、
    前記ハウジングの一部であって、前記第1環状部に対して前記回転軸の軸線方向に間隔をあけて対向し、前記第1環状部よりも前記摺動面に近接している、前記回転軸に向けて延び、前記第1環状部との間に前記固定環が配置されている第2環状部と、
    前記第1環状部と、前記第2環状部と、前記固定環と、前記ハウジングとの間に形成された冷却液室と、
    前記固定環と前記第1環状部との間に配置され、前記冷却液室を前記大気側に対して密封すると共に、前記固定環と前記第1環状部との間に間隙を形成する前記第1密封手段と、
    前記固定環と前記第2環状部との間に配置され、前記摺動面が配置された封止液室を前記冷却液室に対して密封する第2密封手段と、
    前記冷却液室に冷却液を供給するための冷却液入口と、
    前記冷却液室から前記冷却液を排出するための冷却液出口と
    を備える、メカニカルシール。
  2. 第1及び第2密封手段は弾性材料からなる環状部材である、請求項1に記載のメカニカルシール。
  3. 前記ハウジングは、
    前記第1環状部を含む第1部材と、
    前記第2環状部を含み前記第1部材と互いに固定される第2部材と
    を備える、請求項1又は請求項2に記載のメカニカルシール。
  4. 前記固定環と前記第1環状部との間に配置され、前記固定環を前記第2環状部へ弾性的に付勢する弾性手段を備える、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のメカニカルシール。
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