JP2013249174A - 紙搬送ローラ掃除方法、用紙カセットおよび印刷装置 - Google Patents

紙搬送ローラ掃除方法、用紙カセットおよび印刷装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 クリーニングシートを使わず、ユーザへの負担が少なく、ゴミの付着を継続して予防することが可能な、紙搬送ローラ掃除方法、用紙カセットおよび印刷装置を提供すること。
【解決手段】 プリンタ本体から分離した用紙カセットを持ち、用紙カセットから引き出した印画紙を、紙搬送ローラとグリップローラで挟んで前後に動かす紙搬送手段41と、前記紙搬送ローラに圧接して付着したゴミを掻き取る、クリーニング部材22と、前記クリーニング部材22によって掻き取ったゴミを回収する、ゴミ回収手段23と、前記クリーニング部材22を、搬送ローラに圧接するかどうかを切り替える、圧接切替手段100と、前記紙搬送手段41で紙を動かす向きにより、クリーニング手段(22、23)の位置を変える、クリーニング手段位置変更手段44と、を有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、家庭用の昇華型プリンタにおいて、紙搬送ローラに付着するごみを手軽に掃除するための技術に関する。
デジタルカメラや携帯電話、スマートフォンの普及に伴い、屋外でデジタル写真を撮影して、その場でコンパクトフォトプリンタに印刷する需要が増えてきている。さらに、中国やインドなど海外の新興市場でも、屋外でデジタル写真を印刷する需要が劇的に増えてきている。屋外での印刷需要が増えるにつれ、大気中からプリンタ機内に侵入した塵やほこりなどのゴミが、給紙部から給紙された記録用紙の印刷面に付着し、印刷品質の低下が報告されるようになってきた。記録用紙の印刷面にゴミ等が付着した状態で、インクリボンのインクを熱転写して印刷を行うと、ゴミが付着した部分のインクが記録用紙に転写されずにドット抜けとなる場合があった。記録用紙に付着するゴミが大きい場合、印刷中に記録用紙にインクリボンを介して圧接しているサーマルヘッドの発熱素子が破壊するおそれもあった。
家庭用の昇華型プリンタは、色相インクの種類分、紙を往復させて印刷する。1色印刷するたびに紙搬送ローラの正回転/逆回転切り替えが入るため、3種類の色相インク(イエロー、マゼンダ、シアン)+オーバーコート層を印画するプリンタである場合、1画面印画するたびに、紙の搬送は正回転、逆回転とも4回以上発生する。
印画面に直接触れる紙搬送ローラ(金属ローラ)は、ゴミが付着すると、印画面に凹みをつけ、印画品位を低下させてしまう。搬送ローラとは、搬送駆動力のあるグリップローラと対で紙を挟んで紙を前後に搬送する。
紙搬送ローラは紙搬送経路に存在し、人の手が届きにくいため、いったんゴミが付着すると、掃除が困難という課題があった。
紙搬送ローラを含めた紙搬送経路上の部品を清掃するための先行技術として、特許文献1が知られている。
特許第3856111号明細書
しかしながら、上記特許文献1は、クリーニングシートを通紙して、紙搬送経路に付着したゴミを掃除しているが、クリーニングシートによる清掃手順は作業が複雑で、ユーザへの負担が大きいという弊害が生じていた。また、クリーニングシートは常設することができないため、ゴミの付着を予防することができず、対策が後追いになるという課題もあった。
本発明の目的は、従来技術による課題を解決するものであり、クリーニングシートを使わず、ユーザへの負担が少なく、ゴミの付着を継続して予防することが可能な、昇華プリンタを提供することにある。
本発明の紙搬送ローラ掃除方法、用紙カセットおよび印刷装置は以下のような構成を備える。すなわち、用紙カセットから引き出した印画紙を、紙搬送ローラとグリップローラで挟んで前後に動かす紙搬送手段41と、前記紙搬送ローラに圧接して付着したゴミを掻き取る、クリーニング部材22と、前記クリーニング部材によって掻き取ったゴミを回収する、ゴミ回収手段23と、前記クリーニング部材22を、搬送ローラ6に圧接するかどうかを切り替える、圧接切替手段100と、前記紙搬送手段41で紙を動かす向きにより、クリーニング手段(22、23)の位置を変える、クリーニング手段位置変更手段44と、
から構成されることを特徴とする。
家庭用の昇華型プリンタにおいて、低コストで手軽に搬送ローラを掃除できる、紙搬送ローラ掃除方法、用紙カセットおよび印刷装置を提供する。
従来技術の印刷装置断面図 従来技術の紙搬送ローラにゴミが付着した時のドット抜けの例 本発明の印刷装置断面図 本発明の用紙カセット圧接位置の例 本発明のクリーニング部材22の例 本発明の紙搬送手段41の例 回転方向ごとにクリーニング部材22をシフトさせた例 クリーニング部材22が一つで、ゴミ回収手段23をシフトさせる例
[実施例1]
以下に、本発明の搬送ローラ掃除方法、用紙カセットおよび印刷装置を実現するための好ましい実施の形態を説明する。
本発明の技術を説明するのに先立ち、従来技術について、図1、図2を使って説明する。
図1は、従来技術の、印刷装置断面図である。
従来技術の印刷装置は、プリンタ本体1と分離した用紙カセット20を持ち、前記用紙カセット20から引き出した印画紙4を、紙搬送ローラ6およびグリップローラ7で挟んで前後に動かしながら印刷する構成を持つ。搬送ローラ6は、印画紙4の印画面に直接触れており、駆動力を持たず、グリップローラに対し従動的に動作する。グリップローラ7は、印画紙4を裏面から滑らないよう保持して、駆動力を持ちながら紙を移動させる。方向Aは印刷中の紙の搬送方向、方向Bは紙を印刷開始位置に戻す時の搬送方向となる。印画紙4とインクリボン5を重ねて、サーマルヘッド2とプラテンローラ3に挟み、不図示の画像生成手段から得られた入力データをもとに、紙搬送手段41を用いて、所定の速度で1画面分の距離、印画紙4を方向Aに動かしながら、サーマルヘッド2を加熱する。印画紙4は、給紙カセット20の中の給紙部21に収納される。
図2は、従来技術の、紙搬送ローラ6に付着ゴミYが付着した時のドット抜けZの例である。
プリンタの機外から侵入した埃、もしくはプリンタの機内で発生した紙粉が、付着ゴミYとして搬送ローラ6に付着すると、付着ゴミYは印画紙4の表面に移行し、インクリボン5から熱転写される予定の染料インク(不図示)を阻害してしまう。付着ゴミYが付着していた位置は、ドット抜けZとして、周囲の色と異なってしまう。なお、付着ゴミYが搬送ローラ6の表面に付着して、印画紙4に移行しない場合では、付着ゴミYが印画紙4の表面に押し当てられ、搬送ローラ6の直径の周期に沿って、付着ゴミYの厚み分、凹みを生じさるため、画質および印画物の品位を著しく落としてしまう。
以下に、本発明を実現するための好ましい実施の形態を、図3〜図6に基づいて詳細に説明する。
図3は、本発明の印刷装置の断面図である。
本発明の印刷装置は、プリンタ本体1と分離した用紙カセット20を持ち、前記用紙カセット20から引き出した印画紙4を、紙搬送ローラ6およびグリップローラ7で挟んで前後に動かしながら印刷する構成を持つ。搬送ローラ6は、印画紙4の印画面に直接触れており、駆動力を持たず、グリップローラに対し従動的に動作する。グリップローラ7は、印画紙4を裏面から滑らないよう保持して、紙搬送手段41から得られた駆動力を受けながら、印画紙4を移動させる。方向Aは印刷中の印画紙4の搬送方向、方向Bは印画紙4を印刷開始位置に戻す時の搬送方向となる。印画紙4とインクリボン5を重ねて、サーマルヘッド2とプラテンローラ3に挟み、不図示の画像生成手段から得られた入力データをもとに、所定の速度で1画面分の距離、印画紙4を方向Aに動かしながら、サーマルヘッド2を加熱する。印画紙4は、給紙カセット20の中の給紙部21に収納される。
用紙カセット20上に形成されたクリーニング部材22は、印刷が開始されるタイミングで、前記紙搬送ローラ6に圧接され、印刷が終了した時点で解除される。
前記クリーニング部材22によって掻き取られた付着ゴミYは、重力によって落下し、ゴミ回収手段23に回収される。
図4は、本発明の用紙カセット20の圧接位置の例を示す。
用紙カセット20の表面に、クリーニング部材22を形成する。
Dは、用紙カセット圧接位置を示し、印刷時、クリーニング部材22を搬送ローラ6に圧接する位置である。
Eは、用紙カセット圧接解除位置を示し、印刷時以外の時、例えば用紙カセット20を脱着する時や、印刷前後の用紙の頭出し動作をする時に、クリーニング部材22と搬送ローラ6が擦れないようにして、クリーニング部材22の摩耗を防止するものである。
Cは、圧接位置と圧接解除位置との間の、移動距離を示す。
100は圧接切替手段であり、モータ102の駆動方向により、切替部材101をスライドさせて、用紙カセット20を移動させる。
本実施例では、モータを用いた例を示したが、ソレノイドなどにより、直接カセットを移動させても良い。
図5は、本発明のクリーニング部材22の例を示す。
用紙カセット20の一部にクリーニング部材22を設けた、一例である。
前記クリーニング部材22は、印刷時に搬送ローラ6に圧接され、当初搬送ローラ6に付着したゴミYは、クリーニング部材22によって掻き取られる。
以上より、家庭用の昇華型プリンタにおいて、低コストで手軽に搬送ローラを掃除できる、紙搬送ローラ掃除方法、用紙カセットおよび印刷装置を提供することができる。
図6は、本発明の紙搬送手段41の例を示す。
紙搬送手段41は、紙搬送ローラ6とグリップローラ7から構成されており、印画紙4を挟み、ローラを回転させることで、紙を搬送させる。
[実施例2]
図7は、回転方向ごとにクリーニング部材22をシフトさせる例を示す。
熱転写印刷を行っている最中の搬送ローラ6の回転方向を正回転、印刷中と印刷の間に、紙を印刷開始位置に戻す時の搬送ローラ6の回転方向を逆回転と定義する。
搬送ローラ6が正回転時は、正回転と正対する位置にクリーニング部材22をシフトさせ、搬送ローラ6が逆回転時は、逆回転と正対する位置にクリーニング部材22をシフトさせる。
実施例2では、クリーニング部材を、回転方向毎に最適な位置へシフトさせることにより、より効果的にクリーニング出来るようにするとともに、クリーニング部材を一つで済ませることで、製品コストを抑えることができる。
以上より、家庭用の昇華型プリンタにおいて、低コストで手軽に搬送ローラを掃除できる、紙搬送ローラ掃除方法、用紙カセットおよび印刷装置を提供することができる。
[実施例3]
図8は、クリーニング部材22一つで、ゴミ回収手段23を二つもたせる例を示す。
実施例4では、クリーニング部材22の形状を、正回転、逆回転どちらでもクリーニング出来るよう、搬送ローラ6を挟み込んだ形状にする。ゴミ回収手段23は、正回転の時は23−1、逆回転の時は23−2に二つ持たせ、付着ゴミYを回収できるようにする。
なお、前記ゴミ回収手段23−1と23−2は、一つのゴミ回収手段23を、回転方向似応じてシフトさせて、付着ゴミYを回収できるようにしても良い。
以上より、家庭用の昇華型プリンタにおいて、低コストで手軽に搬送ローラを掃除できる、紙搬送ローラ掃除方法、用紙カセットおよび印刷装置を提供することができる。
1‥‥プリンタ本体カバー
2‥‥サーマルヘッド
3‥‥プラテンローラ
4‥‥印画紙
5‥‥インクリボン
6‥‥搬送ローラ
7‥‥グリップローラ
9‥‥デカールローラ
20‥‥用紙カセット
21‥‥給紙部
22‥‥クリーニング部材
22−1‥‥クリーニング部材(正回転用)
22−1‥‥クリーニング部材(逆回転用)
23‥‥ゴミ回収手段
23−1‥‥ゴミ回収手段(正回転位置)
23−2‥‥ゴミ回収手段(逆回転位置)
30‥‥クリーニング交換ユニット
41‥‥紙搬送手段
44‥‥クリーニング手段位置変更手段
100‥‥圧接切替手段
101‥‥切替部材
102‥‥モータ
A‥‥紙搬送方向(正回転時)
B‥‥紙搬送方向(逆回転時)
C‥‥圧接切り替え方向
D‥‥用紙カセット圧接位置
E‥‥用紙カセット圧接解除位置
Y‥‥付着ゴミ
Z‥‥ドット抜け

Claims (4)

  1. プリンタ本体1から分離した用紙カセット20を持ち、用紙カセット20から引き出した印画紙4を、紙搬送ローラとグリップローラで挟んで前後に動かす紙搬送手段41と、
    前記紙搬送ローラに圧接して付着したゴミを掻き取る、クリーニング部材22と、
    前記クリーニング部材22によって掻き取ったゴミを回収する、ゴミ回収手段23と、
    前記クリーニング部材22を、搬送ローラに圧接と離間を切り替える、圧接切替手段100と、
    前記紙搬送手段41で紙を動かす向きにより、クリーニング手段(22、23)の位置を変える、クリーニング手段位置変更手段44と、
    を有することを特徴とする紙搬送ローラ掃除方法、用紙カセットおよび印刷装置。
  2. 前記クリーニング手段位置変更手段44に関し、紙を動かす向きごとに、クリーニング部材22の位置をシフトさせることを特徴とする請求項1に記載の紙搬送ローラ掃除方法、用紙カセットおよび印刷装置。
  3. 前記ゴミ回収手段23に関し、紙を動かす向きごとに、ゴミ回収手段23の位置をシフトさせることを特徴とする請求項1に記載の紙搬送ローラ掃除方法、用紙カセットおよび印刷装置。
  4. 前記圧接選択手段100に関し、用紙カセットの装着位置を移動させることを特徴とする請求項1に記載の紙搬送ローラ掃除方法、用紙カセットおよび印刷装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018149717A (ja) * 2017-03-10 2018-09-27 キヤノン株式会社 印刷装置、制御方法及びプログラム

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