JP2013248633A - 加工機械の安全補助装置 - Google Patents

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Yasukuni Koitabashi
泰国 小板橋
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Abstract

【課題】簡単な構成で作業者の安全を確保することができる加工機械の安全補助装置を提供する。
【解決手段】プレス機械等の加工機械の加工部位近傍に設定した危険領域内に作業者の手が進入しないように注意を喚起する安全補助装置であり、危険領域の手前側に設定した第1の境界線上にレーザ光21、及びその手前側に設定した第2の境界線上にレーザ光22を照射するレーザ照射器15を備える。更に、レーザ照射器15をプレス加工機の前後方向にスライド移動させるスライド機構16を備える。これにより、作業者の手18が危険領域内に進入することを認識させることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、プレス加工機等の加工機械において、作業者が加工部位に不用意に指を入れることを防止するための安全補助装置に関する。
例えば、プレス加工機は下部金型に対して上部金型を下降させて、ワークをプレス加工する。この際、ワークを供給する作業者は、金型による加工部位に対して不用意に指を近づけることを防止するために、従来より、加工部位の両端に発光部及び受光部を設け、発光部より照射される光が作業者の指等により遮られた際に、金型の駆動を停止させて、安全を確保する安全装置が用いられている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−63387号公報
しかしながら、従来における安全装置では、発光部と受光部を設置し、更に、発光部より照射される光が遮られた場合に、金型の駆動を停止させる構成であるので、装置が大がかりとなりコスト高に繋がる。また、既存の加工機械に後付けすることが難しいという問題がある。
本発明は、このような従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、簡単な構成で作業者の安全を確保することができる加工機械の安全補助装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本願請求項1に記載の発明は、加工機械の加工部位近傍に設定した危険領域内に作業者の手が進入しないように注意を喚起する安全補助装置において、前記危険領域の周囲に設定した第1の境界線上に可視光を照射する可視光照射手段と、前記可視光照射手段を、前記加工機械の前後方向にスライド移動させる移動手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、前記可視光照射手段は、前記第1の境界線上、及び前記第1の境界線よりも危険領域の外側に設定した第2の境界線上の双方に可視光を照射することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、前記可視光照射手段は、前記加工機械の左右一方側の斜め上方から前記第1の境界線上に可視光を照射する第1の照射手段と、前記加工機械の左右他方側の斜め上方から前記第2の境界線上に可視光を照射する第2の照射手段と、を含むことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、前記第1の境界線上に照射する可視光と第2の境界線上に照射する可視光の色が異なることを特徴とする。
請求項1の発明では、レーザ照射手段により加工機械の危険領域に可視光を照射するので、作業者は自身の手が危険領域に進入したことを認識することができ、安全を確保することができる。
請求項2の発明では、第1の境界線上、及び第2の境界線上に可視光を照射するので、作業者は自身の手が危険領域に近づくことを2段階で認識することができ、安全性を確保が容易となる。また、作業性を向上させることができる。
請求項3の発明では、第1の照射手段と第2の照射手段が右側上方、及び左側上方の2位置に設けられるので、2つの可視光の照射位置をそれぞれ個別に設定することができる。
請求項4の発明では、第1の境界線上に照射する可視光と第2の境界線上に照射する可視光の色が異なるようにするので、作業者は自身の手が危険領域に近づきつつあることを可視光の色で判断でき、認識性を向上させることができる。
本発明の一実施形態に係る安全補助装置が搭載されたプレス加工機の構成を模式的に示す斜視図である。 レーザ照射器の設置位置を示す説明図であり、(a)は上位置に設置した場合、(b)は横位置に設置した場合、(c)は右上方、及び左上方の2箇所に設置した場合を示す。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る加工機械の安全補助装置が搭載されたプレス加工機100の構成を模式的に示す外観図である。図1に示すように、該プレス加工機100は、上部テーブル(図示省略)に設けられたパンチ(上部金型)11と、下部テーブル12に設けられたダイ(下部金型)13とを備えており、ダイ13の上にワーク14を載置した状態でパンチ11を下降させることにより、ワーク14をダイ13とパンチ11で加圧し、ワーク14を折り曲げ加工することができる。
また、パンチ11の上方には、レーザ照射器(可視光照射手段)15が設けられており、更に、該レーザ照射器15をプレス加工機100の前後方向にスライド移動させるスライド機構(移動手段)16が設けられている。レーザ照射器15、及びスライド機構16は、制御装置17に接続されており、該制御装置17の制御によりレーザ照射器15、及びスライド機構16が作動するようになっている。
レーザ照射器15は、下方に向けて直線形状のレーザ光(可視光)を照射する2つのレーザ照射部(第1のレーザ照射手段、第2のレーザ照射手段)を備えており、図1に示す第1のレーザ光21、及び第2のレーザ光22を照射する。第1のレーザ光21は、パンチ11とダイ13による加工部位よりも若干手前側となる位置(危険領域の周囲)に直線状に赤色の可視光を照射する。即ち、レーザ照射器15よりワーク14に向けて第1のレーザ光21を照射することにより、ワーク14には、赤色の直線21a(第1の境界線)が明灯することになる。
第2のレーザ光22は、第1のレーザ光21よりも若干手前側となる位置に直線上の緑色の可視光を照射する。即ち、レーザ照射器15よりワーク14に向けて第2のレーザ光22を照射することにより、ワーク14には、緑色の直線22a(第2の境界線)が明灯することになる。
次に、上述のように構成された本実施形態に係る安全補助装置の作用について説明する。初めに、プレス加工機100を用いてワーク14の加工作業を行うの作業者は、制御装置17を操作することにより、レーザ光の照射位置を設定する。この設定により、スライド機構16が前後方向に移動して、赤色の直線21a、及び緑色の直線22aが照射される位置を所望の位置に決定することができる。
その後、レーザ照射器15を作動させて第1のレーザ光21、及び第2のレーザ光22を照射する。従って、作業者がワーク14を持って所定の折り曲げ加工位置に設置する際に、作業者の手18がパンチ11とダイ13による加工位置に近づいた場合には、初めに第2のレーザ光22を遮ることにより、緑色の直線22aが作業者の手18に照射されることになる。作業者はこれを見ることにより、自身の手が加工位置に近づいていることを認識できる。
また、作業者の手18が更に加工位置に近づいた場合には、第1のレーザ光21を遮ることにより、赤色の直線21aが作業者の手18に照射されることになる。従って、作業者は自身の手が危険な範囲に入っていることを認識でき、自身の手が加工位置に近づき過ぎないように考慮しながらワーク14を折り曲げ加工することができる。
このようにして、本実施形態に係る加工機械の安全補助装置では、加工装置の上方にレーザ照射器15を設け、該レーザ照射器15から下方に向けて第1のレーザ光21、及び第2のレーザ光22を照射するので、作業者の手18が加工位置に徐々に接近し、第2のレーザ光22を遮った際に、該作業者の手に緑色の直線22aが照射され、更に接近して第1のレーザ光21を遮った際には、作業者の手18に赤色の直線21aが照射されるので、作業者の手18が危険な領域に進入していることを確実に認識させることができ、安全を確保することができる。
また、スライド機構16により、レーザ照射器15の照射位置を適宜変更することができるので、加工対象となるワーク14のサイズ等により適切な位置にレーザ光を照射することができる。更に、作業者の手18がレーザ光を遮った際に装置を停止させる方式ではないので、例えば、比較的小型のワーク14を折り曲げ加工する場合等において、該ワーク14を作業者が持って加工位置に近づける際に、装置が停止するという問題を回避できる。
また、レーザ照射器15及びスライド機構16を設けるという簡単な構成であるので、既存設備に対して容易に設置することができ、且つ、設備のコストを低減することができる。
次に、本発明の変形例について説明する。上述した実施形態では、図2(a)に示すように、プレス加工機100の上方にレーザ照射器15を設置し、該レーザ照射器15より下方に向けてレーザ光を照射する例について説明した。本発明はこれに限定されるものではなく、図2(b)に示すように、プレス加工機100の左右のいずれか一方にレーザ照射器15を設置し、横方向にレーザ光を照射する構成としても良い。
また、図2(c)に示すように、プレス加工機100の左上方、及び右上方の2箇所にレーザ照射器15a,15bを設置し、各レーザ照射器15a,15bのそれぞれからレーザ光を照射する構成とすることもできる。この場合には、一方のレーザ照射器15aから緑色のレーザ光を照射し、他方のレーザ照射器15bから赤色のレーザ光を照射するようにすることも可能である。
以上、本発明の加工機械の安全補助装置を図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置き換えることができる。
例えば、上述した実施形態では、危険度に応じた2つのレーザ光(緑色、赤色)を照射する例について説明したが、一つのレーザ光のみを照射する構成とすることもできる。また、加工位置からの距離に応じて、3つ以上のレーザ光を照射することも可能である。
更に、上記した実施形態では、加工位置からの距離に応じて緑色、赤色のレーザ光を照射する例について説明したが、本発明は緑色、赤色に限定されず、他の色のレーザ光を用いることも可能である。
また、本実施形態に係る加工機械の安全補助装置は、加工機械の一例としてプレス加工機を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、他の加工機械についても適用することが可能である。
本発明は、プレス加工機等の加工機械への作業者の手の進入を防止することに利用することができる。
100 プレス加工機
11 パンチ(上部金型)
12 下部テーブル
13 ダイ(下部金型)
14 ワーク
15 レーザ照射器
15a,15b レーザ照射器
16 スライド機構
17 制御装置
18 作業者の手
21 第1のレーザ光
22 第2のレーザ光
100 プレス加工機

Claims (4)

  1. 加工機械の加工部位近傍に設定した危険領域内に作業者の手が進入しないように注意を喚起する安全補助装置において、
    前記危険領域の周囲に設定した第1の境界線上に可視光を照射する可視光照射手段と、
    前記可視光照射手段を、前記加工機械の前後方向にスライド移動させる移動手段と、
    を備えたことを特徴とする加工機械の安全補助装置。
  2. 前記可視光照射手段は、前記第1の境界線上、及び前記第1の境界線よりも危険領域の外側に設定した第2の境界線上の双方に可視光を照射することを特徴とする請求項1に記載の加工機械の安全補助装置。
  3. 前記可視光照射手段は、前記加工機械の左右一方側の斜め上方から前記第1の境界線上に可視光を照射する第1の照射手段と、前記加工機械の左右他方側の斜め上方から前記第2の境界線上に可視光を照射する第2の照射手段と、を含むことを特徴とする請求項2に記載の加工機械の安全補助装置。
  4. 前記第1の境界線上に照射する可視光と第2の境界線上に照射する可視光の色が異なることを特徴とする請求項2または請求項3のいずれかに記載の加工機械の安全補助装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104943227A (zh) * 2014-03-25 2015-09-30 寿光市东宇鸿翔木业有限公司 一种安保感应热压机
JP2020121328A (ja) * 2019-01-31 2020-08-13 株式会社アマダ プレスブレーキ用安全装置、プレスブレーキ、及び安全監視方法

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