JP2013248563A - ろ過装置、そのろ過方法及びろ材の逆洗方法 - Google Patents

ろ過装置、そのろ過方法及びろ材の逆洗方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2013248563A
JP2013248563A JP2012124653A JP2012124653A JP2013248563A JP 2013248563 A JP2013248563 A JP 2013248563A JP 2012124653 A JP2012124653 A JP 2012124653A JP 2012124653 A JP2012124653 A JP 2012124653A JP 2013248563 A JP2013248563 A JP 2013248563A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter medium
filtration
outflow
resin fiber
flow
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012124653A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6049005B2 (ja
Inventor
Hirobumi Kamata
博文 鎌田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KAMATA BIO ENG KK
Original Assignee
KAMATA BIO ENG KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KAMATA BIO ENG KK filed Critical KAMATA BIO ENG KK
Priority to JP2012124653A priority Critical patent/JP6049005B2/ja
Publication of JP2013248563A publication Critical patent/JP2013248563A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6049005B2 publication Critical patent/JP6049005B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Abstract

【課題】効率的にろ過処理が行え、ろ材の使用時間も長くろ過処理することができるろ過装置、そのろ過方法及びろ材の逆洗方法を提供する。
【解決手段】ろ過装置10は、円筒部21と円錐部22を有するろ過塔20と、ろ過塔内部には円筒部と円錐部との境界部分に下部スクリーン50が配置されており、この下部スクリーン上に樹脂繊維ろ材30とポーラスセラミックスろ材40が層状に充填されており、ろ材の上部には上部スクリーン60が配置されている。また、円筒部内周面には、気体を流入するためのノズル70が挿入されており、ノズルの噴出口は気体をろ過塔上面視右回転の旋回流の発生する方向に向いている。ろ過塔の上部には液体の流路となる上部流出入路80と、下部にも同様に液体の流路となる下部流出入路90が設けられている。また、ろ過塔壁面の上部スクリーンと上部流出入路80の間には中間捨水弁100が設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、海水、雨水、都市下水、農業集落排水、湖沼及び河川水、産業排水等の浮遊物懸濁物をろ過するためのろ過装置、そのろ過方法及びろ材の逆洗方法に関するものである。
従来より、海水、雨水、都市下水、農業集落排水、湖沼及び河川水、産業排水等の浮遊物懸濁物をろ過するろ過装置では、ろ材として樹脂繊維ろ材が使用されており、その樹脂繊維ろ材の形状や材質を改良することによりろ過能力向上を図られていた。
また、樹脂繊維ろ材を充填したろ過装置は比較的SS濃度(浮遊物質濃度)の低い(100PPm以下)2次処理水をろ過処理対象としていることが多い。
この樹脂繊維ろ材を使用してSS濃度が低い、例えば下水2次処理水、凝縮沈殿処理水を処理する場合、樹脂繊維ろ材空隙間に微少SS成分が入り込むことでろ過圧力が上昇し、SS回収率が低くなってしまうので頻繁にろ材を洗浄する必要があり、非常に煩雑となっていた。
そこで、特許文献1のように、通常のろ過方向とは逆方向から水を逆流させて、ろ材に付着した微少SS成分を洗い流す逆洗が行われている。
特許第4932454号
ところが、特許文献1のろ過装置のように、逆洗を行うことによってろ材の処理能力をある程度回復させることは可能であるが、ろ材の形状や量によっては確実にろ材全体を逆洗することに限界があり、充填されたろ材の中心部分の逆洗を行おうとすると、水を逆流させるのみでは洗浄が非常に困難であった。
さらに、ろ材の逆洗時において、逆洗浄水、逆洗空気が直接樹脂繊維ろ材に噴出されることで樹脂繊維ろ材の分離劣化が発生してしまい、ろ材の性能及び寿命が著しく低下する欠点があり、また、分離した樹脂繊維ろ材によって装置各部で目詰まりを起こすという欠点もあった。
また、従来の1種類の樹脂繊維ろ材でのろ過装置では、SS濃度が低い場合には下向流に、SS濃度が高い場合には上向流に使用するというような使い分けをすることが樹脂繊維ろ材が1種類であるがゆえに不向きであった。
本発明は上記を鑑みてなされたものであって、低SS濃度排水、高SS濃度排水において、あるいは連続運転、間欠運転においても効率的にろ過処理が行え、ろ材の使用時間も長くろ過処理することができるろ過装置、そのろ過方法及びろ材の逆洗方法を提供することを目的とする。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、請求項1の発明は、円筒部と、前記円筒部の下端に設けられて下方に向かって縮径する円錐部とを有するろ過塔と、前記円筒部に層状に充填された樹脂繊維ろ材とポーラスセラミックスろ材と、前記円筒部と前記円錐部との境界部分にろ材の流出を防止するためのろ材の径より小さい複数の孔を有した下部スクリーンと、前記円筒部の内周面に、気体をろ過塔上面視右回転の旋回流の発生する方向に流入させるノズルと、前記ろ過塔の上部に液体の上部流出入路と前記ろ過塔の下部に液体の下部流出入路と、が設けられたことを特徴とするろ過装置である。
請求項2の発明は、前記円筒部に層状に充填された前記樹脂繊維ろ材とポーラスセラミックスろ材の上部にろ材の流出を防止するためのろ材の径より小さい複数の孔を有した上部スクリーンが設けられたことを特徴とする請求項1記載のろ過装置である。
請求項3の発明は、前記下部スクリーンが上向円錐板形状であることを特徴とする請求項1又は2記載のろ過装置である。
請求項4の発明は、前記ポーラスセラミックスろ材の真比重が前記樹脂繊維ろ材の真比重より大きいことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のろ過装置である。
請求項5の発明は、円筒部と、前記円筒部の下端に設けられて下方に向かって縮径する円錐部とを有するろ過塔と、前記円筒部に層状に充填された樹脂繊維ろ材とポーラスセラミックスろ材と、前記円筒部と前記円錐部との境界部分にろ材の流出を防止するためのろ材の径より小さい複数の孔を有した下部スクリーンと、前記円筒部の内周面に、気体をろ過塔上面視右回転の旋回流の発生する方向に流入させるノズルと、前記ろ過塔の上部に液体の上部流出入路と前記ろ過塔の下部に液体の下部流出入路とが設けられたろ過装置において、
前記上部流出入路より原水がろ過塔下部へ向かって流入され、前記樹脂繊維ろ材及びポーラスセラミックスろ材を通過しながらろ過処理され、ろ過処理された前記原水が前記下部スクリーンに設けられた複数の孔を通過して、ろ過塔下部に設けられた下部流出入路より処理水として流出される下向流によるろ過方法である。
請求項6の発明は、円筒部と、前記円筒部の下端に設けられて下方に向かって縮径する円錐部とを有するろ過塔と、前記ろ過塔に層状に充填された樹脂繊維ろ材とポーラスセラミックスろ材と、前記ろ過塔に充填された前記ろ材の上部にろ材の流出を防止するためのろ材の径より小さい複数の孔を有した上部スクリーンと、前記円筒部と前記円錐部との境界部分にろ材の流出を防止するためのろ材の径より小さい複数の孔を有した下部スクリーンと、前記円筒部の内周面に、気体をろ過塔上面視右回転の旋回流の発生する方向に流入させるノズルと、前記ろ過塔の上部に液体の上部流出入路と前記ろ過塔の下部に液体の下部流出入路とが設けられたろ過装置において、
前記下部流出入路より原水がろ過塔上部へ向かって流入され、前記原水が前記下部スクリーンに設けられた複数の孔を通過して、前記下部スクリーンの上部に層状に充填された前記ポーラスセラミックスろ材及び樹脂繊維ろ材を通過しながらろ過処理され、ろ過処理された前記原水が前記上部スクリーンに設けられた複数の孔を通過して、ろ過塔上部に設けられた上部流出入路より処理水として流出される上向流によるろ過方法である。
請求項7の発明は、請求項5記載のろ過方法において、前記樹脂繊維ろ材及びポーラスセラミックスろ材が液体に没している状態で前記上部流出入路と前記下部流出入路の液体の流出入を停止して、前記ノズルによってろ過装置上面視右回転の旋回流の発生する方向に気体を流入させて前記樹脂繊維ろ材及びポーラスセラミックスろ材を攪拌させて浮遊物質を分離させ、その後、前記下部流出入路より液体を排出し、排出する際の円錐部により発生するろ過装置上面視左回転の旋回流と前記ノズルから流入される気体による右回転の旋回流によって前記樹脂繊維ろ材及びポーラスセラミックスろ材を浮上乱流攪拌することによって、該樹脂繊維ろ材及びポーラスセラミックスろ材に付着した浮遊物質を分離させながら排水し、さらに前記下部流出入路より処理水を流入し、前記円錐部に流入する際に発生するろ過装置上面視左回転の旋回流と前記ノズルから流入される気体による右回転の旋回流によって前記樹脂繊維ろ材及びポーラスセラミックスろ材を浮上乱流攪拌することによって、該樹脂繊維ろ材及びポーラスセラミックスろ材に付着した浮遊物質を分離して逆洗することを特徴とする下向流によるろ過方法におけるろ材の逆洗方法である。
請求項8の発明は、請求項6記載のろ過方法において、前記樹脂繊維ろ材及びポーラスセラミックスろ材が液体に没している状態で前記上部流出入路と前記下部流出入路の液体の流出入を停止して、前記ノズルによってろ過装置上面視右回転の旋回流の発生する方向に気体を流入させて前記樹脂繊維ろ材及びポーラスセラミックスろ材を攪拌させて浮遊物質を分離させ、その後、前記上部流出入路より処理水を流入させるとともに前記下部流出入路より液体を排出し、排出する際の円錐部により発生するろ過装置上面視左回転の旋回流と前記ノズルから流入される気体による右回転の旋回流によって前記樹脂繊維ろ材及びポーラスセラミックスろ材を浮上乱流攪拌することによって、該樹脂繊維ろ材及びポーラスセラミックスろ材に付着した浮遊物質を分離させながら逆洗することを特徴とする上向流によるろ過方法におけるろ材の逆洗方法である。
本発明によれば、繊維ろ材とポーラスセラミックスろ材の2種類のろ材によって原水をろ過処理するので、効率的にろ過処理が行え、ろ材の使用時間も長くろ過処理することができる。また、上部スクリーンと下部スクリーンを設けると、ろ材の保持が容易であり、さらに下向流または上向流どちらのろ過方法でも本ろ過装置を適用することができるので、低SS濃度排水、高SS濃度排水において装置の構成を変更することなく様々な液体処理を行うことができる利点がある。
さらに、本発明のろ過装置による逆洗方法は、下向流または上向流どちらのろ過方法においても逆洗することができる。ろ過装置はろ過塔の下部が円錐形状の円錐部となっていてこの円錐部を液体が通過する際に地磁力の影響でろ過塔上面視左回転の旋回流が発生する構造となっていて、それに対して、円筒部の内周面に気体をろ過塔上面視右回転の旋回流の発生する方向に流入させるノズルが設けられており、ろ材を逆洗する際に、ノズルから噴出されるろ過塔上面視右回転の旋回流の気体と、円錐部で発生する液体の左回転の旋回流によってろ材が浮上乱流攪拌することによって、該樹脂繊維ろ材及びポーラスセラミックスろ材がもみ洗い状態となってろ材に付着した浮遊物質をより効率よく分離して逆洗することができ、ろ材をより効率的に再生することができる利点がある。
また、下部スクリーンの形状を上向円錐板形状とすると、平坦な板形状に比べてろ過塔通過面積が大きくなるのでより効率的にろ過処理することができる。
また、ポーラスセラミックスろ材の真比重が前記樹脂繊維ろ材の真比重より大きい構成とすると、ろ材は上層に樹脂繊維ろ材、下層ポーラスセラミックスろ材と層分けがされ、この場合、繊維ろ材に捕捉されたSS成分の流出を防ぐことができる。さらに、逆洗を行ったあとに、ポーラスセラミックスろ材と前記樹脂繊維ろ材の真比重が異なるので、よりろ材の層分けが簡単に行われる利点もある。
本発明に係るろ過装置とその下向流ろ過方法及び逆洗の手順を示す。 本発明に係るろ過装置とその上向流ろ過方法及び逆洗の手順を示す。 本発明に係るろ過装置の下向流ろ過方法によるろ過処理結果を示す。 本実施例のろ過装置を下水処理場2次処理において適用した場合の処理水の下向流ろ過方法による実験結果を示す。 本実施例のろ過装置で海水を下向流及び上向流でろ過処理した場合の実験結果を示す。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態の一例について、さらに詳しく説明する。図1は、本発明の実施の形態に係るろ過装置の下向流ろ過方法及び逆洗の手順である。図2は、本発明の実施の形態に係るろ過装置の上向流ろ過方法及び逆洗の手順である。
ろ過装置10は、図1(a)のように、円筒部21と円錐部22を有するろ過塔20と、ろ過塔20内部には円筒部21と円錐部22との境界部分に下部スクリーン50が配置されており、この下部スクリーン50上に樹脂繊維ろ材30とポーラスセラミックスろ材40が層状に充填されており、ろ材の上部には上部スクリーン60が配置されている。
また、円筒部21内周面には、気体を流入するためのノズル70が挿入されており、ノズル70の噴出口は気体をろ過塔上面視右回転の旋回流の発生する方向に向いている。
ろ過塔20の上部には液体の流路となる上部流出入路80と、下部にも同様に液体の流路となる下部流出入路90が設けられている。また、ろ過塔20壁面の上部スクリーン60と上部流出入路80の間には中間捨水弁100が設けられている。
本実施例のろ過装置10は、下向流ろ過及び上向流ろ過の両方式に対応することが可能である。
なお、本実施例のろ過装置10では、上部スクリーン60が設けられているが、下向流のろ過方法の場合には、上部スクリーン60を使用しなくともろ過、逆洗することができる。
ろ過塔20は円筒部21とそのの下端に設けられて下方に向かって縮径する円錐部22から構成されていて、液体が円錐部22を流れる際に地磁力の影響でろ過塔上面視左回転の旋回流が発生する構造となっている。
樹脂繊維ろ材30とポーラスセラミックスろ材40は、本実施例ではポーラスセラミックスろ材40の真比重が樹脂繊維ろ材30の真比重より大きい構成となっている。ろ材の真比重が異なることから、ろ過塔20内部で上部が樹脂繊維ろ材30、下部がポーラスセラミックスろ材40と2層に分離しやすい構成となっていて、後に述べる逆洗工程を行ってろ材が攪拌された後、ろ過工程に切り替える際に、ろ材が2層に分離しやすい利点がある。
下部スクリーン50は図1(a)の断面図のように上向円錐板形状となっており、板にはろ材が通過しない程度の孔が複数設けられていて、この下部スクリーン50上にろ材を積層することになる。また、下部スクリーン50は上向円錐板形状なっているので、例えば平坦な円盤状の平面ろ過面積と比較するとろ過速度を大きくすることができる利点がある。
上部スクリーン60は円盤形状でろ材が通過しない程度の孔が複数設けられていて、ろ過塔20内で積層されたろ材の上部に蓋をする要領で配置されている。この上部スクリーン60と下部スクリーン50とでろ材を保持可能としていて、下向流ろ過及び上向流ろ過のどちらのろ過方法でもろ過能力を損なうことがない。
円筒部21内周面には、気体を流入するためのノズル70が挿入されており、ノズル70の噴出口は気体をろ過塔上面視右回転の旋回流の発生する方向に向いている。ノズル70には制御のための空洗弁71が設けられていて、ろ過塔20内部へ気体、本実施例では空気を圧送する。このノズル70によって樹脂繊維ろ材30とポーラスセラミックスろ材40を攪拌してろ材に捕捉されたSS成分を剥離させる。
ノズル70の挿入位置は、樹脂繊維ろ材30とポーラスセラミックスろ材40の2層のろ材のうちポーラスセラミックスろ材40の層に挿入される。これによって、ノズル70からの圧縮空気噴出開始時に空気が直接樹脂繊維ろ材30に当たらないので、樹脂繊維ろ材30の分離劣化を防止することが可能である。
ろ過塔20の上部には液体の流路となる上部流出入路80と、下部にも同様に液体の流路となる下部流出入路90が設けられている。また、ろ過塔20壁面の上部スクリーン60と上部流出入路80の間には中間捨水弁100が設けられている。
上部流出入路80には切替弁81、下部流出入路90には切替弁91が設けられていて、下向流ろ過及び上向流ろ過の両方式、また逆洗の工程に応じて弁を切り替えて原水A、処理水B、ろ材洗浄排水Cの流出入を流量調節を含めて制御している。
また、中間捨水弁100はろ材の洗浄を行う際に、ろ材の攪拌を行いやすい所定の水量・水位を保つために用いられる。
次に、図1を参照して、本実施例のろ過装置による下向流ろ過方法及びろ材の逆洗方法を説明する。
下向流ろ過方法は、まず、図1(a)のようにろ過塔20上部に設けられた上部流出入路80から切替弁81を介して原水Aがろ過塔20本体に下方向へ流入する。
次に、原水Aが上部スクリーン60に設けられた複数の孔を通過し、樹脂繊維ろ材30からポーラスセラミックスろ材40へと2層のろ材によってろ過される。
そして原水Aがろ過されて処理水Bとして下部スクリーン50を通過し、ろ過塔20下部に設けられた下部流出入路90から切替弁91を介して処理水B用の水路へ送られる。
ろ材でのろ過は、上層が樹脂繊維ろ材30、下層がポーラスセラミックスろ材40となっていて、真比重の大きいポーラスセラミックスろ材40を下部層に配置することで樹脂繊維ろ材30に捕捉されたSS成分の流出を防ぐことができ、高いろ過能力を維持することができる利点がある。
予め定められたろ過継続時間をオーバーしたり、他の方法の一例としてろ過圧力をセンサ等で計測し所定のろ過圧力に達した場合、つまりろ材のろ過能力が低下したと判定した場合、ろ材の逆洗を行うことにより、ろ材の再生を図ることができる。
逆洗方法は、図1(b)〜図1(d)に示す。まず、図1(b)のように中間捨水弁100によって内部の原水Aを排水回収して所定の水位まで下げる。
第2に、空洗弁71を介してノズル70から圧縮空気Dがろ過塔20内部のポーラスセラミックスろ材40の層へ噴出される。ノズル70は空気をろ過塔上面視右回転の旋回流の発生する方向に噴出するので、ポーラスセラミックスろ材40次いで樹脂繊維ろ材30が右旋回空気流によって攪拌され、圧縮空気泡による洗浄だけでなく、ろ材同士の攪拌によってもろ材に捕捉されたSS成分を剥離することができる。さらに、ろ材を攪拌することによってろ過工程中に圧縮された樹脂繊維ろ材30が圧縮状態から開放されて元の樹脂繊維ろ材30形状に復元するので、SS成分の剥離をより効率的に促進できる利点もある。
第3に、第2の圧縮空気による洗浄の終了後、図1(c)のように下部流出入路90から切替弁91を介してろ材洗浄排水Cとして排水する。このとき、排水水流はろ過塔20下部に設けられた円錐部22の形状と地磁力の働きで左旋回流が発生し、ノズル70から噴出した圧縮空気Dの右旋回流とともにろ材をが浮上乱流攪拌することによって、樹脂繊維ろ材30及びポーラスセラミックスろ材40がもみ洗い状態となる。
これにより、ろ材に付着した浮遊物質をより効率よく短時間、小容量の使用水で逆洗することができ、ろ材を確実に再生することができる利点がある。
逆洗工程を複数回行う場合には、ろ材洗浄排水Cを排水し終わった後、図1(d)のように下部流出入路90から切替弁91を介して処理水Bを流入させ、中間捨水弁100の所定の水位まで流入させた後、あらためて上記第2、第3の逆洗工程を行う。なお、所定の水位まで流入する際にも、円錐部22の形状と地磁力の働きで左旋回流が発生するのでろ材の洗浄促進が図れる利点がある。
次に、図2を参照して、本実施例のろ過装置による上向流ろ過方法及びろ材の逆洗方法を説明する。
上向流ろ過方法は、まず、図2(a)のようにろ過塔20下部に設けられた下部流出入路90から切替弁91を介して原水Aがろ過塔20本体に上方向へ流入する。
次に、原水Aが下部スクリーン50に設けられた複数の孔を通過し、ポーラスセラミックスろ材40から樹脂繊維ろ材30へと2層のろ材によってろ過される。
そして原水Aがろ過されて処理水Bとして上部スクリーン60を通過し、ろ過塔20上部に設けられた上部流出入路80から切替弁81を介して処理水B用の水路へ送られる。なお、上部流出入路80への取水は図2のようにオーバーフロー方式としてもよい。
予め定められたろ過継続時間をオーバーしたり、他の方法の一例としてろ過圧力をセンサ等で計測し所定のろ過圧力に達した場合、つまりろ材のろ過能力が低下したと判定した場合、ろ材の逆洗を行うことにより、ろ材の再生を図ることができる。
逆洗方法は、図2(b)、図2(c)に示す。まず、図2(b)のように中間捨水弁100によって内部の処理水Bを排水回収して所定の水位まで下げる。
第2に、空洗弁71を介してノズル70から圧縮空気Dがろ過塔20内部のポーラスセラミックスろ材40の層へ噴出される。ノズル70は空気をろ過塔上面視右回転の旋回流の発生する方向に噴出するので、ポーラスセラミックスろ材40次いで樹脂繊維ろ材30が右旋回空気流によって攪拌され、圧縮空気泡による洗浄だけでなく、ろ材同士の攪拌によってもろ材に捕捉されたSS成分を剥離することができる。さらに、ろ材を攪拌することによってろ過工程中に圧縮された樹脂繊維ろ材30が圧縮状態から開放されて元の樹脂繊維ろ材30形状に復元するので、SS成分の剥離をより効率的に促進できる利点もある。
第3に、第2の圧縮空気による洗浄の終了後、図2(c)のように下部流出入路90から切替弁91を介してろ材洗浄排水Cとして排水する。このとき、排水水流はろ過塔20下部に設けられた円錐部22の形状と地磁力の働きで左旋回流が発生し、ノズル70から噴出した圧縮空気Dの右旋回流とともにろ材をが浮上乱流攪拌することによって、樹脂繊維ろ材30及びポーラスセラミックスろ材40がもみ洗い状態となる。
これにより、ろ材に付着した浮遊物質をより効率よく短時間、小容量の使用水で逆洗することができ、ろ材を確実に再生することができる利点がある。
逆洗工程を複数回行う場合には、ろ材洗浄排水Cを排水し終わった後、下部流出入路90から切替弁91を介して処理水Bを流入させ、中間捨水弁100の所定の水位まで流入させた後、あらためて上記第2、第3の逆洗工程を行う。なお、所定の水位まで流入する際にも、円錐部22の形状と地磁力の働きで左旋回流が発生するのでろ材の洗浄促進が図れる利点がある。
逆洗工程が終了し、ろ過工程へ移行する際には、図2(d)のように一定時間原水Aを流して中間捨水弁100で排水回収することによって、ろ過層乱れによるSS成分流出を防止する。
次に、本実施例に係るろ過装置によるろ過処理の実験結果を示す。本実施例のろ過装置10は、表1のように、ろ過速度に応じて2種類の装置を製作し実験を行った。また、下向流ろ過においては、表2のタイムテーブルように、ろ過・空気洗浄・逆洗・排水の各工程を行った。
下向流ろ過方法によるろ過処理結果を図3に示す。図3は、SS成分除去粒度組織(LV=500m/日)のデータであり、図3(a)は原水のデータ、図3(b)はろ過処理後の処理水のデータである。両図を比較すると、図3(b)のように十分なろ過性能を有していることが分かる。
また、本実施例のろ過装置を下水処理場2次処理(LV=1000m/日)において適用した場合の処理水の下向流ろ過方法によるデータを表3及び図4に示す。
表3は、下水処理場の処理水の水質データであり、特に処理後の懸濁物質量や、BOD、色度において優れた処理能力を有していることが分かる。
図4は、SS濃度とろ過線速度との相関性を示したグラフであり、線速度が増加しても十分な処理能力を発揮し続けることができる。
次に、海水を下向流及び上向流でろ過処理した場合のデータを図5に示す。ろ過線速度はLV=800m/日となっている。
下向流及び上向流どちらでも安定したろ過水透視度を保っており、流向に関わらず高いろ過処理能力を有していることがわかる。
本発明のろ過装置、そのろ過方法及びろ材の逆洗方法によれば、下向流ろ過・上向流ろ過どちらも行うことができるので低SS濃度排水、高SS濃度排水ともに処理することができ、さらに、旋回流を利用したろ材の逆洗も行うことができ長期間ろ過能力を維持することができる。
A 原水
B 処理水
C ろ材洗浄排水
D 圧縮空気
10 ろ過装置
20 ろ過塔
21 円筒部
22 円錐部
30 樹脂繊維ろ材
40 ポーラスセラミックスろ材
50 下部スクリーン
60 上部スクリーン
70 ノズル
71 空洗弁
80 上部流出入路
81 切替弁
90 下部流出入路
91 切替弁
100 中間捨水弁

Claims (8)

  1. 円筒部と、前記円筒部の下端に設けられて下方に向かって縮径する円錐部とを有するろ過塔と、
    前記円筒部に層状に充填された樹脂繊維ろ材とポーラスセラミックスろ材と、
    前記円筒部と前記円錐部との境界部分にろ材の流出を防止するためのろ材の径より小さい複数の孔を有した下部スクリーンと、
    前記円筒部の内周面に、気体をろ過塔上面視右回転の旋回流の発生する方向に流入させるノズルと、
    前記ろ過塔の上部に液体の上部流出入路と前記ろ過塔の下部に液体の下部流出入路と、
    が設けられたことを特徴とするろ過装置。
  2. 前記円筒部に層状に充填された前記樹脂繊維ろ材とポーラスセラミックスろ材の上部にろ材の流出を防止するためのろ材の径より小さい複数の孔を有した上部スクリーンが設けられたことを特徴とする請求項1記載のろ過装置。
  3. 前記下部スクリーンが上向円錐板形状であることを特徴とする請求項1又は2記載のろ過装置。
  4. 前記ポーラスセラミックスろ材の真比重が前記樹脂繊維ろ材の真比重より大きいことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のろ過装置。
  5. 円筒部と、前記円筒部の下端に設けられて下方に向かって縮径する円錐部とを有するろ過塔と、前記円筒部に層状に充填された樹脂繊維ろ材とポーラスセラミックスろ材と、前記円筒部と前記円錐部との境界部分にろ材の流出を防止するためのろ材の径より小さい複数の孔を有した下部スクリーンと、前記円筒部の内周面に、気体をろ過塔上面視右回転の旋回流の発生する方向に流入させるノズルと、前記ろ過塔の上部に液体の上部流出入路と前記ろ過塔の下部に液体の下部流出入路とが設けられたろ過装置において、
    前記上部流出入路より原水がろ過塔下部へ向かって流入され、前記樹脂繊維ろ材及びポーラスセラミックスろ材を通過しながらろ過処理され、ろ過処理された前記原水が前記下部スクリーンに設けられた複数の孔を通過して、ろ過塔下部に設けられた下部流出入路より処理水として流出される下向流によるろ過方法。
  6. 円筒部と、前記円筒部の下端に設けられて下方に向かって縮径する円錐部とを有するろ過塔と、前記ろ過塔に層状に充填された樹脂繊維ろ材とポーラスセラミックスろ材と、前記ろ過塔に充填された前記ろ材の上部にろ材の流出を防止するためのろ材の径より小さい複数の孔を有した上部スクリーンと、前記円筒部と前記円錐部との境界部分にろ材の流出を防止するためのろ材の径より小さい複数の孔を有した下部スクリーンと、前記円筒部の内周面に、気体をろ過塔上面視右回転の旋回流の発生する方向に流入させるノズルと、前記ろ過塔の上部に液体の上部流出入路と前記ろ過塔の下部に液体の下部流出入路とが設けられたろ過装置において、
    前記下部流出入路より原水がろ過塔上部へ向かって流入され、前記原水が前記下部スクリーンに設けられた複数の孔を通過して、前記下部スクリーンの上部に層状に充填された前記ポーラスセラミックスろ材及び樹脂繊維ろ材を通過しながらろ過処理され、ろ過処理された前記原水が前記上部スクリーンに設けられた複数の孔を通過して、ろ過塔上部に設けられた上部流出入路より処理水として流出される上向流によるろ過方法。
  7. 請求項5記載のろ過方法において、
    前記樹脂繊維ろ材及びポーラスセラミックスろ材が液体に没している状態で前記上部流出入路と前記下部流出入路の液体の流出入を停止して、前記ノズルによってろ過装置上面視右回転の旋回流の発生する方向に気体を流入させて前記樹脂繊維ろ材及びポーラスセラミックスろ材を攪拌させて浮遊物質を分離させ、
    その後、前記下部流出入路より液体を排出し、排出する際の円錐部により発生するろ過装置上面視左回転の旋回流と前記ノズルから流入される気体による右回転の旋回流によって前記樹脂繊維ろ材及びポーラスセラミックスろ材を浮上乱流攪拌することによって、該樹脂繊維ろ材及びポーラスセラミックスろ材に付着した浮遊物質を分離させながら排水し、
    さらに前記下部流出入路より処理水を流入し、前記円錐部に流入する際に発生するろ過装置上面視左回転の旋回流と前記ノズルから流入される気体による右回転の旋回流によって前記樹脂繊維ろ材及びポーラスセラミックスろ材を浮上乱流攪拌することによって、該樹脂繊維ろ材及びポーラスセラミックスろ材に付着した浮遊物質を分離して逆洗することを特徴とする下向流によるろ過方法におけるろ材の逆洗方法。
  8. 請求項6記載のろ過方法において、
    前記樹脂繊維ろ材及びポーラスセラミックスろ材が液体に没している状態で前記上部流出入路と前記下部流出入路の液体の流出入を停止して、前記ノズルによってろ過装置上面視右回転の旋回流の発生する方向に気体を流入させて前記樹脂繊維ろ材及びポーラスセラミックスろ材を攪拌させて浮遊物質を分離させ、
    その後、前記上部流出入路より処理水を流入させるとともに前記下部流出入路より液体を排出し、排出する際の円錐部により発生するろ過装置上面視左回転の旋回流と前記ノズルから流入される気体による右回転の旋回流によって前記樹脂繊維ろ材及びポーラスセラミックスろ材を浮上乱流攪拌することによって、該樹脂繊維ろ材及びポーラスセラミックスろ材に付着した浮遊物質を分離させながら逆洗することを特徴とする上向流によるろ過方法におけるろ材の逆洗方法。
JP2012124653A 2012-05-31 2012-05-31 ろ過装置、そのろ過方法及びろ材の逆洗方法 Active JP6049005B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012124653A JP6049005B2 (ja) 2012-05-31 2012-05-31 ろ過装置、そのろ過方法及びろ材の逆洗方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012124653A JP6049005B2 (ja) 2012-05-31 2012-05-31 ろ過装置、そのろ過方法及びろ材の逆洗方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013248563A true JP2013248563A (ja) 2013-12-12
JP6049005B2 JP6049005B2 (ja) 2016-12-21

Family

ID=49847785

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012124653A Active JP6049005B2 (ja) 2012-05-31 2012-05-31 ろ過装置、そのろ過方法及びろ材の逆洗方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6049005B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015134328A (ja) * 2014-01-17 2015-07-27 鎌田バイオ・エンジニアリング株式会社 フッ素含有溶液からのフッ素化合物除去方法
KR101543548B1 (ko) 2015-03-04 2015-08-10 신지훈 중력식 여과장치 및 이를 이용한 총인여과방법
WO2016038948A1 (ja) * 2014-09-08 2016-03-17 住友電気工業株式会社 濾過ユニット
WO2016076042A1 (ja) * 2014-11-10 2016-05-19 住友電気工業株式会社 下向流式濾過塔
KR20190003032A (ko) * 2017-06-30 2019-01-09 주식회사 미래지앤씨 유체여과장치
KR20190025327A (ko) * 2017-09-01 2019-03-11 유승철 역세형 다층여과 필터 및 이를 이용한 여과방법
TWI696488B (zh) * 2019-10-07 2020-06-21 胡鳴群 可逆洗浮床式反向污水處理系統及其處理方法
CN112076505A (zh) * 2020-09-17 2020-12-15 卢河 一种无泵冲洗上流滤池及其滤水方法
WO2021109329A1 (zh) * 2019-12-05 2021-06-10 青岛理工大学 一种微水量反冲变速上向流轻质滤料过滤器及其方法

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59193597A (ja) * 1983-04-15 1984-11-02 Seiko Epson Corp Cmos・rom読出し回路
JPH03501939A (ja) * 1987-09-24 1991-05-09 ヘンスリー,クリフォード ジョウ フイルター・システム用フイルター媒体
JPH06126105A (ja) * 1992-10-16 1994-05-10 Ebara Infilco Co Ltd 有機性汚水のろ過方法および装置
JPH07112192A (ja) * 1993-10-19 1995-05-02 Tonen Corp 生物濾過装置
JPH0857465A (ja) * 1994-08-15 1996-03-05 Daiwa Kogyo Kk 浮遊ろ材を用いた水処理装置の逆洗方法
JPH08276108A (ja) * 1995-04-04 1996-10-22 Ishigaki Mech Ind Co 浮上ろ材を用いたろ過機におけるろ材の洗浄装置並び にその洗浄方法
JP2004000831A (ja) * 2002-05-31 2004-01-08 Ebara Corp 浮上ろ材を用いたろ過装置及びろ過方法
JP2004130284A (ja) * 2002-10-15 2004-04-30 Ishigaki Co Ltd 高速ろ過装置
JP2011143333A (ja) * 2010-01-13 2011-07-28 Ishigaki Co Ltd 浮上ろ材を用いたろ過機の攪拌装置
WO2012060140A1 (ja) * 2010-11-02 2012-05-10 Nakaya Masayuki 微生物分解処理装置及び有機物処理ユニット

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59193597A (ja) * 1983-04-15 1984-11-02 Seiko Epson Corp Cmos・rom読出し回路
JPH03501939A (ja) * 1987-09-24 1991-05-09 ヘンスリー,クリフォード ジョウ フイルター・システム用フイルター媒体
JPH06126105A (ja) * 1992-10-16 1994-05-10 Ebara Infilco Co Ltd 有機性汚水のろ過方法および装置
JPH07112192A (ja) * 1993-10-19 1995-05-02 Tonen Corp 生物濾過装置
JPH0857465A (ja) * 1994-08-15 1996-03-05 Daiwa Kogyo Kk 浮遊ろ材を用いた水処理装置の逆洗方法
JPH08276108A (ja) * 1995-04-04 1996-10-22 Ishigaki Mech Ind Co 浮上ろ材を用いたろ過機におけるろ材の洗浄装置並び にその洗浄方法
JP2004000831A (ja) * 2002-05-31 2004-01-08 Ebara Corp 浮上ろ材を用いたろ過装置及びろ過方法
JP2004130284A (ja) * 2002-10-15 2004-04-30 Ishigaki Co Ltd 高速ろ過装置
JP2011143333A (ja) * 2010-01-13 2011-07-28 Ishigaki Co Ltd 浮上ろ材を用いたろ過機の攪拌装置
WO2012060140A1 (ja) * 2010-11-02 2012-05-10 Nakaya Masayuki 微生物分解処理装置及び有機物処理ユニット

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015134328A (ja) * 2014-01-17 2015-07-27 鎌田バイオ・エンジニアリング株式会社 フッ素含有溶液からのフッ素化合物除去方法
WO2016038948A1 (ja) * 2014-09-08 2016-03-17 住友電気工業株式会社 濾過ユニット
WO2016076042A1 (ja) * 2014-11-10 2016-05-19 住友電気工業株式会社 下向流式濾過塔
KR101543548B1 (ko) 2015-03-04 2015-08-10 신지훈 중력식 여과장치 및 이를 이용한 총인여과방법
KR20190003032A (ko) * 2017-06-30 2019-01-09 주식회사 미래지앤씨 유체여과장치
KR101958285B1 (ko) * 2017-06-30 2019-03-15 주식회사 미래지앤씨 유체여과장치
KR20190025327A (ko) * 2017-09-01 2019-03-11 유승철 역세형 다층여과 필터 및 이를 이용한 여과방법
KR102069531B1 (ko) * 2017-09-01 2020-01-23 유승철 역세형 다층여과 필터 및 이를 이용한 여과방법
TWI696488B (zh) * 2019-10-07 2020-06-21 胡鳴群 可逆洗浮床式反向污水處理系統及其處理方法
WO2021109329A1 (zh) * 2019-12-05 2021-06-10 青岛理工大学 一种微水量反冲变速上向流轻质滤料过滤器及其方法
CN112076505A (zh) * 2020-09-17 2020-12-15 卢河 一种无泵冲洗上流滤池及其滤水方法
CN112076505B (zh) * 2020-09-17 2022-03-01 卢河 一种无泵冲洗上流滤池及其滤水方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6049005B2 (ja) 2016-12-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6049005B2 (ja) ろ過装置、そのろ過方法及びろ材の逆洗方法
AU2013320381B2 (en) Water treatment process comprising floatation combined with gravity filtration, and corresponding equipment
US9739047B2 (en) Non-point pollutant source treatment apparatus
WO2012042700A1 (ja) ろ過材の積層方法に特徴を有する上向きろ過装置
JP2009533214A (ja) フレキシブル・フィルタ・モジュールを用いた精密濾過装置
KR101300767B1 (ko) 여과 및 세척효율이 우수한 적층형 여과장치
KR100955098B1 (ko) 초기우수의 인 제거용 처리장치
JP2004050145A (ja) 微細な浮遊物質を含むビルジ用油水分離装置
JP4711071B2 (ja) 汚泥濃縮装置およびその洗浄方法並びに運転方法
JPH0217908A (ja) 固液分離装置の洗浄方法
JP4721239B1 (ja) ろ過材の積層方法に特徴を有する上向きろ過装置
KR20140121600A (ko) 상향류 섬유볼 여과장치
JPS6216125B2 (ja)
JPH05154476A (ja) 膜濾過装置
JPH06170127A (ja) 原水の濾過処理方法及びその装置
JP2014018741A (ja) 微細粒子ろ過材を備えた上向きろ過装置
KR200471174Y1 (ko) 초고속 여과기능과 미세여재의 회수기능을 구비한 여과장치
JP3058635B1 (ja) 繊維質濾材を使用する濾過処理方法及び濾過処理装置
CN102583834A (zh) 具有防活性炭粉末泄漏功能的多孔板水帽活性炭过滤器
KR100441620B1 (ko) 자갈 및 세라믹을 채운 다층 구조의 상향류식 하천 정화장치 및 정화 방법
JP2022013214A (ja) 濾過装置、濾過システム、メッシュフィルタの洗浄方法、並びにストレーナフィルタの洗浄方法
JP5754649B2 (ja) 深層ろ過装置
KR20140109364A (ko) 여과 장치의 역세 방법
JP5742032B2 (ja) ろ過装置
JP2000062833A (ja) 固液分離装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150527

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160418

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160614

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160708

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161018

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161116

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6049005

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250