JP2013246475A - 無人走行作業システム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の作業エリアが隣接するときも、作業エリアを精度良く認識できるようにした無人走行作業システムを提供する。
【解決手段】作業エリアを規定するエリアワイヤにパルス電流(エリア信号)を通電するステーションと、エリアワイヤに生じる磁界を検出して作業エリアを認識する作業車を備え、ステーションは予め用意された複数種のパルス電流のいずれかをユーザの選択に応じて出力させ、作業車は出力されたパルス電流の登録を受け付け(S108)、登録が受け付けられたパルス電流に基づいて作業エリアを認識する。
【選択図】図13

Description

この発明は無人走行作業システムに関し、より詳しくは作業エリアを規定するエリアワイヤにパルス電流を通電する通電手段を備えたステーションと、その作業エリアを無人走行して芝刈り作業用ブレードなどの搭載作業機に作業させるようにした無人走行作業車とからなる無人走行作業システムに関する。
このような無人走行作業車10は、図19に示す如く、充電ステーション74の通電手段から通電されるパルス電流によってエリアワイヤ72に生じる磁界、より正確にはその向きを搭載する磁気センサで検出して作業エリア70を認識してその中で作業するように構成される。
その場合、図20に示す如く、作業エリア70が隣接すると、パルス電流の受信タイミングが同じになったり、磁界の向きが打ち消し合ったりすることで、受信強度が弱くなり、作業エリア70を精度良く認識できない不都合が生じる。そのような不都合は、図21に示す如く、隣接する作業エリア70が増えるにつれて増大する。
そのため、下記の特許文献1において複数の作業エリアについても同一種のパルス電流を用いる一方、受信タイミングを所定のウインドウに限定することで複数の作業エリアについての検出精度を向上させるように構成している。
特許第4246701公報
特許文献1記載の技術は上記のように構成することで複数の作業エリアでの検出精度の向上を図っているが、受信タイミングを所定のウインドウに限定するのみであるため、検出精度において必ずしも十分ではなかった。
従って、この発明の目的は上記した課題を解決し、作業エリアを規定するエリアワイヤにパルス電流を通電する通電手段を備えたステーションと、その作業エリアを走行する無人走行作業車とからなる無人走行作業システムにおいて、複数の作業エリアが隣接するときも、作業エリアを精度良く認識できるようにした無人走行作業システムを提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1にあっては、作業エリアを規定するエリアワイヤにパルス電流を通電する通電手段を備えたステーションと、車体に搭載される原動機と磁気センサと作業機とを少なくとも備え、前記通電手段から通電されるパルス電流によって前記エリアワイヤに生じる磁界を前記磁気センサで検出して前記作業エリアを認識し、前記認識された作業エリアを前記原動機で走行しつつ前記作業機で作業する無人走行作業車とからなる無人走行作業システムにおいて、前記ステーションは、予め用意された複数種のパルス電流のいずれかをユーザの選択に応じて前記パルス電流として前記通電手段から出力させる選択機構を備えると共に、前記作業車は前記選択機構を介して前記通電手段から出力されるパルス電流の登録を受け付けるパルス電流登録手段と、前記パルス電流登録手段によって登録が受け付けられたパルス電流に基づいて前記作業エリアを認識する作業エリア認識手段を備える如く構成した。
請求項2に係る無人走行作業システムにあっては、前記選択機構は、ユーザの操作自在に前記通電手段に接続されて前記複数種のパルス電流のいずれかを出力可能な複数個の出力端子を備える如く構成した。
請求項3に係る無人走行作業システムにあっては、前記パルス電流登録手段は、前記作業エリアの認識を開始する前に、前記選択機構を介して前記通電手段から出力されるパルス電流の登録をユーザに促す如く構成した。
請求項4に係る無人走行作業システムにあっては、前記パルス電流登録手段は、前記作業エリアの認識を開始する前に、前記選択機構を介して前記通電手段から出力されるパルス電流の登録を実行する如く構成した。
請求項5に係る無人走行作業システムにあっては、前記作業エリア認識手段は、近隣の作業エリアのパルス電流との混信の可能性を判定し、混信の可能性があると判定されるとき前記登録が受け付けられたパルス電流の変更を促す如く構成した。
請求項6に係る無人走行作業システムにあっては、前記複数種のパルス電流は、繰り返し周期においてそれぞれ異なるパルス電流からなる如く構成した。
請求項7に係る無人走行作業システムにあっては、前記作業エリア認識手段は、ユーザ識別コードを入力されるとき、前記作業エリアの認識を開始する如く構成した。
請求項1に係る無人走行作業システムにあっては、作業エリアを規定するエリアワイヤにパルス電流を通電する通電手段を備えたステーションは複数種のパルス電流のいずれかをユーザの選択に応じてパルス電流として通電手段から出力させる選択機構を備えると共に、作業車は選択機構を介して通電手段から出力されるパルス電流の登録を受け付け、登録が受け付けられたパルス電流に基づいて作業エリアを認識する如く構成したので、複数種のパルス電流の中のいずれかをパルス電流として通電手段から出力させる選択機構を備えることで、複数の作業エリアが隣接するときも、同種のパルス電流が使用される可能性が減少するので、パルス電流の受信タイミングが同じになったり、磁界の向きが打ち消し合ったりする可能性を減少でき、よって複数の作業エリアが隣接するときも、作業エリアを精度良く認識することができる。
さらに、通電手段から出力されるパルス電流の登録を受け付け、登録が受け付けられた識別子のパルス電流に基づいて作業エリアを認識する如く構成したので、複数の作業エリアが隣接するときも、作業エリアを精度良くかつ確実に認識することができる。
請求項2に係る無人走行作業システムにあっては、選択機構は、ユーザの操作自在に通電手段に接続されて複数種のパルス電流のいずれを出力可能な複数個の出力端子を備える如く構成したので、上記した効果に加え、簡易な構成で複数種のパルス電流の中のいずれかをユーザの選択に応じて通電手段に出力することが可能となる。
請求項3に係る無人走行作業システムにあっては、作業エリアの認識を開始する前に、選択機構を介して通電手段から出力されるパルス電流の登録をユーザに促す如く構成したので、上記した効果に加え、複数の作業エリアが隣接するときも、作業エリアを一層確実に認識することができる。
請求項4に係る無人走行作業システムにあっては、作業エリアの認識を開始する前に、選択機構を介して通電手段から出力されるパルス電流の登録を実行する如く構成したので、上記した効果に加え、ユーザの負担を軽減することができる。
請求項5に係る無人走行作業システムにあっては、前記作業エリア認識手段は、近隣の作業エリアのパルス電流との混信の可能性を判定し、混信の可能性があると判定されるとき前記登録が受け付けられたパルス電流の変更を促す如く構成したので、上記した効果に加え、複数の作業エリアが隣接するときも、作業エリアを一層確実に認識することができる。
請求項6に係る無人走行作業システムにあっては、複数種のパルス電流は、繰り返し周期においてそれぞれ異なるパルス電流からなる如く構成したので、上記した効果に加え、複数種のパルス電流を簡単に用意することができる。
請求項7に係る無人走行作業システムにあっては、ユーザ識別コードを入力されるとき、作業エリアの認識を開始する如く構成したので、上記した効果に加え、作業車の盗難あるいはユーザ以外の無断使用を抑制することができる。
この発明の実施例に係る無人走行作業車の制御装置を全体的に示す無人走行作業車の側面図である。 図1に示す無人走行作業車の平面図である。 図1に示す無人走行作業車に搭載される機器の入出力関係を示すブロック図である。 図1に示す無人走行作業車が作業を予定する作業エリアの平面図である。 図1に示すステーション(充電ST)の構成を示すブロック図である。 図5に示すステーションでの充電を示す説明図である。 図4に示す作業エリアに埋設されるエリアワイヤに生じる磁界を示す説明図である。 図4に示す充電STの上面の全体斜視図である。 図8に示す充電STの底面の部分斜視図である。 図9に示す充電STの選択機構の出力端から出力可能な複数種のパルス電流を示す説明図である。 図9に示す充電STの出力端子と図5に示す信号発生器とECUなどの構成をより具体的に示すブロック図である。 図1に示す作業車が芝刈り作業を実施する前のユーザによる充電ST側の準備作業を示すフロー・チャートである。 図1に示す作業車が同様に芝刈り作業を実施する前のユーザによる作業車10側のパルス電流(エリア信号)の登録作業を示すフロー・チャートである。 図13の処理に従って芝刈り作業が開始された後、隣接する作業エリアのエリア信号との混信を生じてエリア信号を変更する場合の、充電ST側のECUの処理を示すフロー・チャートである。 この発明の第2実施例に係る無人走行作業システムの動作を示すフロー・チャートである。 図15フロー・チャートの処理の一部を説明するタイム・チャートである。 図15の第2実施例に係る無人走行作業システムの動作の変形例を示すフロー・チャートである。 この発明の第3実施例に係る無人走行作業システムの動作示すフロー・チャートである。 従来技術におけるパルス電流(エリア信号)によってエリアワイヤに生じる磁界を検出して作業エリアを認識する処理を示す説明図である。 図19に示す従来技術において作業エリアが隣接する場合の不都合を示す説明図である。 図19に示す従来技術において隣接する作業エリアが増えた場合を示す説明図である。
以下、添付図面に即してこの発明に係る無人走行作業システムを実施するための形態について説明する。
図1はこの発明の第1実施例に係る無人走行作業システムの一方の構成要素である無人走行作業車の側面図、図2はその無人走行作業車の平面図、図3はその無人走行作業車に搭載される機器の入出力関係を示すブロック図、図4は無人走行作業システムの他方の構成要素であるステーション(充電ステーション)が配置される作業エリアの平面図、図5はそのステーションの構成を示すブロック図、図6はそのステーションでの充電を示す説明図、図7は図4に示す作業エリアに配置されるエリアワイヤに生じる磁界を示す説明図である。
図において符号10は無人走行作業車(以下「作業車」という)を示す。作業車10は車体12と車輪14を備える。車体12はシャシ12aとそれに取り付けられるフレーム12bからなる。車輪14はシャシ12aの前端側にステー12a1を介して固定される比較的小径の左右の前輪14aとシャシ12aに直接取り付けられる比較的大径の左右の後輪14bとからなる。
作業車10のシャシ12aの中央位置付近には芝刈り作業用のブレード(ロータリブレード。作業機)16が取り付けられると共に、その上部には電動モータ20が配置される。ブレード16は電動モータ20に接続され、電動モータ(以下「作業モータ」という)20によって回転駆動される。
ブレード16にはユーザの手動操作自在なブレード高さ調整機構22が接続される。ブレード高さ調整機構22はネジ(図示せず)を備え、そのネジをユーザが手で廻すことでブレード16の接地面GRからの高さが調整可能に構成される。
また作業車10のシャシ12aには、ブレード16の後端側で2個の電動モータ(原動機。以下「走行モータ」という)24が取り付けられる。走行モータ24は左右の後輪14bに接続され、前輪14aを従動輪、後輪14bを駆動輪として左右独立に正転(前進方向への回転)あるいは逆転(後進方向への回転)させる。ブレード16、作業モータ20、走行モータ24などはフレーム12bで被覆される。
作業車10の後部には充電ユニット(AC/DC変換器を含む)26とバッテリ30が格納されると共に、フレーム12bには充電端子32が2個、前方に突出するように取り付けられる。充電端子32は内側に接点32aを備える。
充電端子32は充電ユニット26に配線を介して接続されると共に、充電ユニット26はバッテリ30に配線を介して接続される。作業モータ20と走行モータ24はバッテリ30に配線を介して接続され、バッテリ30から通電されるように構成される。図1,2では配線の図示を省略する。
このように作業車10は4輪の電動式の無人の走行作業車(芝刈り作業車)として構成され、例えば全長600mm、全幅300mm、高さ300mm程度の大きさを備える。
作業車10の前端には左右2個の磁気センサ(磁気検出手段)34が配置される。またフレーム12bには接触センサ36が取り付けられる。接触センサ36は、障害物や異物との接触によってフレーム12bがシャシ12aから外れるとき、オン信号を出力する。
作業車10の中央位置付近には収納ボックスが設けられ、その内部に収納された基板40上にはCPU,ROM,RAMなどを備えるマイクロコンピュータからなる電子制御ユニット(Electronic Control Unit。制御装置。以下「ECU」という)42が配置されると共に、それに近接して作業車10の重心位置のz軸回りに生じる角速度(ヨーレート)を示す出力を生じるYawセンサ(角速度センサ)44と、作業車10に作用するx,y,z(3軸)方向の加速度Gを示す出力を生じるGセンサ(加速度センサ)46が配置される。
後輪(駆動輪)14bの付近には後輪14bの車輪速を示す出力を生じる車輪速センサ50が配置されると共に、シャシ12aとフレーム12bの間にはリフトセンサ52が配置され、ユーザなどによってフレーム12bがシャシ12aからリフトされた(持ち上げられた)とき、オン信号を出力する。
またバッテリ30には電流・電圧センサ54が配置され、バッテリ30の残量(State of Charge)を示す出力を生じる。作業車10にはメインスイッチ56と非常停止スイッチ60がユーザの操作自在に設けられる。
上記した磁気センサ34、接触センサ36、Yawセンサ44、Gセンサ46、車輪速センサ50、リフトセンサ52、電流・電圧センサ54、メインスイッチ56、および非常停止スイッチ60の出力は、ECU42に送られる。
作業車10のフレーム12bは上面で大きく切り欠かれ、そこにディスプレイ62が設けられる。ディスプレイ62はECU42に接続され、ECU42の指令に応じて作業モードなどを表示する。
次いで、作業車10が走行する作業エリア70を説明すると、作業エリア70は土地Lの周縁(境界)にエリアワイヤ(電線)72が配置されることで画成される。エリアワイヤ72上には充電ST(ステーション)74が配置される。尚、図4で作業車の大きさは誇張して示す。
また充電ST74にはSTコイル76が配置される。STコイル76から発せられる磁界によって充電ST74を中心として半径1m程度の円内に充電器検出エリア76aが形成される。
充電ST74は、図5に示す如く、商用電源80にコンセント81とAC/AC変換器(トランス)82を介して接続される充電器84と、充電器84に接続されると共に、作業車10の充電端子32の接点32a(図2に示す)に接続自在な充電端子86を備える。
充電器84は、AC/AC変換器82にケーブル83を介して接続されるAC/DC変換器84aと、AC/DC変換器84aの動作を制御する、ECU42と同様にマイクロコンピュータからなる、ECU(電子制御ユニット)84bと、ECU84bの指令に応じてエリアワイヤ72にパルス電流(エリア信号)を通電(送信)すると共に、エリアワイヤ72に通電しないとき、STコイル76にも同種のパルス電流を通電(送信)する信号発生器(通電手段)84cを備える。
充電器84においてECU84bはユーザによってコンセント81が商用電源80に接続(挿入)されるとき、動作を開始してエリアワイヤ72とSTコイル76への通電を制御する。
充電ST74においてコンセント81を通じて送られる交流はAC/AC変換器82で適宜な電圧に降圧され、帰還した作業車10が充電端子32,86を介して充電ST74に接続されたとき、作業車10に送られて充電ユニット26を介してバッテリ30を充電するように構成される。
AC/AC変換器82の交流出力はケーブル83を介して充電器84のAC/DC変換器(コンバータ)84aに入力され、そこで直流電圧に変換されると共に、AC/DC変換器84aに内蔵されるDC/DC変換器(図示せず)を介して5Vと40V程度の2種の電圧に降圧される。
AC/DC変換器84aの出力のうち、5Vの直流電圧は動作電源としてECU84bに送られると共に、40Vの直流電圧は信号発生器84cに送られる。信号発生器84cは送られてきた直流電圧から高さ40V程度のパルス電流を生成してエリアワイヤ72とSTコイル76に通電(送信)する。エリアワイヤ72には電流センサ84dが設けられ、エリアワイヤ72を流れる電流を検出してECU84bに出力する。
作業エリア70の検出について説明すると、信号発生器84cによるパルス電流の通電によってエリアワイヤ72には磁界が生じる。磁界の強度はエリアワイヤ72の全長によって相違すると共に、図7に示す如く、磁界の強度と向きはエリアワイヤ72からの離間距離によって相違する。
エリアワイヤ72の磁界の向きと強度は、作業車10に取り付けられた磁気センサ34によって検出されてECU42に送られる。ECU42は検出値から自車(作業車10)のエリアワイヤ72に対する位置、換言すれば自車が作業エリア70の内と外のいずれにいるかを検出する。即ち、図19に示した如く、エリアワイヤ72に生じる磁界の向きを磁気センサ34で検出して作業エリア70を認識する。
またECU42は、検出値からエリアワイヤ72(作業エリア70を規定する)からの離間距離を検出する。即ち、図7に示す如く、検出値は、作業車10が作業エリア70を内側から外側に向けて矢印aで示す方向に移動するとき、エリアワイヤ72への離間距離が減少するにつれ、磁界強度は正側で徐々に増加した後に反転して低下し、エリアワイヤ72の上で零となり、次いでエリアワイヤ72からの離間距離が増加するにつれ、負側で同様の特性を示す。
作業車10が作業エリア70を内側から外側に向けて矢印bで示す方向に移動するときも、同様の特性を示すことから、ECU42はそれらの特性に基づいて作業車10とエリアワイヤ72との離間距離を検出する。
作業車10の作業について説明すると、作業エリア70の芝の生育状況に応じてユーザによってブレード16の高さがブレード高さ調整機構22を介して手動で調整されてメインスイッチ56がオンされてオン信号が出力されたとき、ECU42は動作を開始して作業モードに入り、芝刈り作業を行う。
ECU42は作業モードにおいて、車輪速センサ50から検出される車速が所定の値となるように通電制御値を算出してドライバ24aを介して走行モータ24に供給して作業車10を走行させると共に、ブレード16の回転数が所定の値となる通電制御値を算出してドライバ20aを介して作業モータ20に供給してブレード16で作業させる。
より具体的には、ECU42は作業モードにおいて、作業エリア70の内側で作業車10をランダムに走行させて作業させると共に、作業車10が磁気センサ34の出力から作業エリア70の外に出たと判断するとき、作業車10を後進させると共に、YAWセンサ44の出力から検出される進行方向を所定の角度変更して旋回することで作業エリア70の内側に復帰する。
尚、左右の後輪(駆動輪)14bは左右の走行モータ24で独立して正逆両方向に駆動可能に構成されることから、左右の走行モータ24を同一回転数で正転させると、作業車10は直進し、異なる回転数で正転させると、作業車10は回転数が少ない方向に旋回する。左右の走行モータ24の一方を正転、他方を逆転させると、左右の後輪14bもその方向に回転するため、作業車10はその場旋回(いわゆる超信地旋回)する。
このようにしてECU42は作業モードにおいて走行(作業)して領域に到達する度にランダムな方向に自車の進行を変更しながら、作業エリア70内を走行させ、ブレード16を駆動して作業させる。
また、ECU42は作業モードにおいて電流・電圧センサ54の出力からバッテリ30の残量を監視し、残量が所定値まで低下すると、充電ST74に帰還走行して充電器84でバッテリ30を充電する帰還モードに移行すると共に、作業モードあるいは帰還モードにおいて接触センサ36とリフトセンサ52と非常停止スイッチ60のいずれかからオン信号が出力されたとき、作業モータ20と走行モータ24を停止させて走行と作業を停止する。
ここで、この発明の課題を再説すると、図20に示す如く、作業エリア70が隣接すると、パルス電流の受信タイミングが同じになる、あるいは磁界の向きが打ち消し合うことで受信強度が弱くなり、作業エリア70を精度良く認識できない不都合が生じる。従って、この発明は複数の作業エリア70が隣接するときも作業エリア70を精度良く認識できるようにした無人走行作業システムを提供することにある。
その意図から、この発明に係る実施例にあっては、充電ST74に、予め用意された複数種のパルス電流の中のいずれかをユーザの選択に応じてパルス電流として信号発生器84cから出力させる選択機構90を備える如く構成した。
図8は充電ST74の上面の全体斜視図、図9はその底面の部分斜視図である。
充電ST74は具体的には図示のように作業車10を収容するためのプラットフォーム74aと、それに隣接して設けられるハウジング74bとを備える。ハウジング74bはプラットフォーム74aに面した位置には前記した充電端子86が設けられると共に(図8で図示省略)、内部に充電器84が格納される。
図9に良く示す如く、充電ST74には選択機構90を構成する部材として複数個の出力端子90a、より具体的には4個の出力端子90a1,90a2,90a3,90a4と、それに接続される端子90bが配置される。4個の出力端子90aは信号発生器84c(図9で図示省略)に接続され、予め用意された複数種のパルス電流の中のいずれかをユーザの選択に応じて(ユーザの操作自在に)パルス電流として出力可能に構成される。
図10は出力端子90aから出力可能な複数種のパルス電流を示す説明図である。図示の如く、複数種のパルス電流は具体的には4種のパルス電流からなる。4種のパルス電流はそれぞれ高さAが5Vで、所定幅Wで同一である一方、繰り返し周期Tにおいて異なるパルス電流、具体的には繰り返し周期Tが上から順に10msec,12msec,14msec,16msecのパルス電流からなる。
以下、これら4種のパルス電流をエリア信号と呼ぶと共に、「タイプ1」、「タイプ2」、「タイプ3」、「タイプ4」というタイプ番号(識別子)で区別する。4個の出力端子90aはユーザによって端子90bを介してエリアワイヤ72に接続されるとき、90a1からタイプ1の、90a2からタイプ2の、90a3からタイプ3の、90a4からタイプ4のエリア信号を出力(通電)するように構成される。
図11は出力端子90aと信号発生器84cとECU84bなどの構成をより具体的に示すブロック図である。
図示の如く、4個の出力端子90aはECU84bの4個の入力ポート84b2にそれぞれ線84b3で接続される。入力ポート84b2の電位は、出力端子90aがユーザの手作業によって端子90bを介してエリアワイヤ72に接続されないとHレベル(5V)、接続されるとLレベル(0V)となる。コモン端子(アース端子)90cとアースの間には電流センサ84dが接続され、その部位の電流を示す出力を生じてECU84bに送る。
従って、ECU84bは入力ポート84b2の電位に基づき、4個の出力端子90aのどれがユーザによって接続、換言すればタイプ1から4のエリア信号のうちのいずれがユーザによって選択されたかを認識でき、それに応じて対応するタイプのエリア信号、より正確には対応する繰り返し周期のエリア信号を生成するように信号発生器84cの動作を制御する。
このように、この実施例にあっては、充電ST74に、予め用意された複数種のエリア信号の中のいずれかをユーザの選択に応じて信号発生器84cから出力させる出力端子90aと端子90bとECU84bとからなる選択機構90を備える如く構成した。
図12は芝刈り作業を実施する前のユーザによる充電ST74側の準備作業を示すフロー・チャート、図13は同様に芝刈り作業を実施する前のユーザによる作業車10側のエリア信号のタイプ設定作業を示すフロー・チャートである。
図8から図11を参照しつつ図12フロー・チャートに従って説明すると、ユーザはまず予定される作業エリア70(図4に示す)にエリアワイヤ72を地表あるいは地中に配置し(S10)、充電ST74の位置を決定して充電ST74をそこに設置する(S12)。
次いで充電ST74のコモン端子(アース端子。図9に示す)90bにエリアワイヤ72の一端を接続し(S14)、その他端を端子90bを介して図8に示す4個の出力端子90aのいずれか、例えばタイプ2に対応する出力端子90a2に接続する。
次いで電源を入れる(S18)。即ち、コンセント81を商用電源80に接続(挿入)してECU84bの動作を開始させる。これにより、作業エリア70においてエリアワイヤ72にはタイプ2のエリア信号が通電される。
次いで、図13を参照してユーザによる作業車10側のエリア信号の登録作業を説明する。
以下説明すると、ユーザはまずメインスイッチ56をオンすることで電源を入れ(S100)、ディスプレイ62上のメニュー画面の入力部を介してPINコード(ユーザ識別コード)を入力する(S102)。
作業車10側においてECU42は、入力されたPINコードが予め登録されている正規なコードか否か判定し、正規なコードと判断されるとき、ディスプレイ62の表示部に「No loop signal」と表示する(S104)。この表示は、エリアワイヤ72に出力されるエリア信号を検知できないことを意味する。
ユーザは、「No loop signal」と表示された場合、ディスプレイ62上のメニュー画面の入力部を介してエリア信号をタイプ番号(識別子。例えばタイプ2)で選択し(S106)、選択されたエリア信号をタイプ番号によって設定(登録)する(S108)。
これにより、ECU42においてこの登録が受け付けられ、「No loop signal」の表示が消灯される(S110)。この後、ECU42は図示しないルーチンに従って登録が受け付けられたエリア信号に基づいて作業エリア70を認識する、即ち、作業エリア認識手段として動作する。
従ってS104で「No loop signal」と表示することは、換言すれば作業エリア70の認識を開始する前に、選択機構90を介して信号発生器84cから出力されるエリア信号のタイプ番号(識別子)による登録をユーザに促すことを意味する。
また、入力されたPINコードが正規なコードと判断されるとき、S102以降の処理がなされることから、S104以降の処理は換言すれば、PINコードを入力されるとき、作業エリアの認識を開始することを意味する。
図14は図13の処理に従ってエリア信号が例えばタイプ1と登録され、その登録が受け付けられて芝刈り作業が開始された後、隣接する作業エリアのエリア信号との混信を生じて登録が受け付けられたエリア信号をタイプ3に変更する場合の、充電ST74側のECU84bの処理を示すフロー・チャートである。
以下説明すると、ECU84bはタイプ1の信号パルスをエリアワイヤ72に送信し(S200)、エリアワイヤ72の電流値(電流センサ84dの出力)を読み込み(S202)、電流が検出されていないか否か判断する(S204)。
S204の判断は通例否定されてS206に進み、入力ポート84b2の電位をチェックし、Lレベルを示す入力ポート84b2に対応する選択機構90の出力端子90aから出力すべきタイプのエリア信号(この場合、出力端子90a1からのタイプ1のエリア信号)をエリアワイヤ72に送信(通電)する。
他方、ユーザが隣接する作業エリアのエリア信号との混信が生じるなどして選択機構90の出力端子90aの接続を変更しようとしたとき、通電が一時的に遮断されることからS204の判断は肯定される。その場合もECU84bはタイプ1のエリア信号をエリアワイヤ72に送信し(S208)、エリアワイヤ72の電流値を読み込み(S210)、電流が検出されているか否か判断する(S212)。
ECU84bはS212で否定される限り、S208に戻って上記の処理を繰り返す一方、ユーザによって選択機構90の出力端子90aがタイプ3に対応する出力端子90a3に接続されるとき、S212の判断は肯定される。
従ってECU84bは入力ポート84b2の電位をチェックし(S214)、Lレベルを示す入力ポート84b2に対応する選択機構90の出力端子90a3で出力すべきエリア信号のタイプ(この場合タイプ3)のパルス電流をエリアワイヤ72に送信する(S216)。
尚、図14フロー・チャートの処理に平行して作業車10のECU42において図12フロー・チャートの同様の処理が実行される。
この実施例に係る無人走行作業システムにあっては、上記した如く、タイプ1から4の4種(複数種)のパルス電流の中のいずれかをエリア信号として信号発生器84cから出力させる選択機構90を備えることで、複数の作業エリア70が隣接するときも、作業エリア70を精度良く認識することができる。また、複数種のエリア信号は、繰り返し周期Tにおいてそれぞれ異なるパルス電流からなる如く構成したので、複数種のエリア信号を簡単に用意(準備)することができる。
さらに、信号発生器84cから出力されるエリア信号のタイプ番号(識別子)による登録を受け付け、登録されたタイプ番号のエリア信号に基づいて作業エリア70を認識する如く構成したので、作業エリア70を精度良くかつ確実に認識することができると共に、簡易な構成で複数種のエリア信号の中のいずれかをユーザの選択に応じて出力することができる。
また、作業エリア70の認識を開始する前に、選択機構90、より具体的にはその出力端子90aを介して信号発生器84cから出力されるエリア信号のタイプ番号による登録をユーザに促す如く構成したので、作業エリア70を一層確実に認識することができる。また、PIN(ユーザ識別)コードを入力されるとき、作業エリア70の認識を開始する如く構成したので、作業車10の盗難あるいはユーザ以外の無断使用を抑制することができる。
図15はこの発明の第2実施例に係る無人走行作業システムの動作、より具体的には芝刈り作業を実施する前の作業車10自体によるパルス電流のタイプ設定作業を示すフロー・チャートである。図示のプログラムは所定の時間間隔で実行される。
以下説明すると、S300においてユーザのメインスイッチ56のオンによる電源の投入で処理を開始し、S302に進んでディスプレイ62上のメニュー画面を介してPINコード(ユーザ識別コード)の入力を促し、入力されたPINコードが正規なコードと判断されるとき、S304に進んでディスプレイ62の表示部に「Searching signal」と表示する。この表示は、作業エリア70を認識中であることを意味する。
次いでS306に進み、前回(電源がオフされる前)のエリア信号のタイプ、例えばタイプ1を設定(登録)し、次いでS308に進み、そのタイプのエリア信号(タイプ1のパルス電流)を所定時間、例えば2secの間、受信し、S310に進み、登録されたタイプのエリア信号を受信しているか否か判断する。
図16は登録されたタイプのエリア信号の受信判定処理を示すタイム・チャートである。エリア信号はタイプによって繰り返し周期が異なることから、判定は図示の如く、信号を5回受信したときの総時間が図示の範囲内にあるか否か判断することで行う。
S310で肯定されるときはS312に進み、そのエリア信号のタイプ(タイプ1)を確定、即ち、そのエリア信号のタイプ番号(識別子)による登録を受け付け、S314に進み、ディスプレイ64上の「Searching signal」の表示を消灯する。この後、図示しないルーチンに従って芝刈り作業が実行される。
他方、S310で否定されたときはS316に進み、エリア信号のタイプを変更、例えばタイプ2に変更(タイプ2を登録)し、S308以降に進む。
図17は図15に示す第2実施例の動作の変形例を示す、図15と類似するフロー・チャートである。
以下、相違点に焦点をおいて説明すると、S310aで登録されたタイプのエリア信号を作業エリア70の内側で受信しているか否か判断する。S310で否定されたときはS318に進み、他のエリア信号を受信して作業エリア70の外にいるか否か判断する。ここで「他のエリア信号」は登録されたタイプ1の信号以外のエリア信号、即ち、タイプ2,3,4のエリア信号を意味する。
S318で肯定されるときはS320に進み、「Searching signal」と「Outside」を表示し、S316に進み、エリア信号のタイプを変更、例えばタイプ2に変更(タイプ2を登録)し、S308以降に進む。「Outside」と表示するのは、作業車10が作業エリア70の外と判定されたことをユーザに報知するためである。
一方、S318で否定されるときはエリア信号を検知できないことを意味することからS322に進み、ディスプレイ64上に「Searching signal」と「No loop signal」と表示し、S316に進み、エリア信号のタイプを変更、例えばタイプ2に変更(タイプ2を登録)する。
第2実施例に係る無人走行作業システムにあっては、上記した如く、作業エリア70の認識を開始する前に、選択機構90を介して信号発生器84cから出力されるエリア信号の(タイプ番号(識別子)による)登録をECU42自体が実行するように構成したので、ユーザの負担を軽減することができる。尚、残余の構成と効果は第1実施例と異ならない。
図18はこの発明の第3実施例に係る無人走行作業システムの動作、より具体的には作業車10側が隣接する作業エリアのエリア信号との混信の可能性を判定する処理を示すフロー・チャートである。図示のプログラムは所定の時間間隔で実行される。
以下説明すると、S400で芝刈り作業を開始し、S402に進んで走行するように走行モータ24の動作を制御し、S404に進んでエリア信号の強度値を検出する。
次いでS406に進み、検出されたエリア信号の強度値が前回値(前回プログラムルージ時の値)に対して変化量が大きいか、または小さいか否か判断する。S406の判断は換言すれば、近隣の作業エリアのエリア信号との混信の可能性の有無を判定することを意味する。
S406で否定されるときは混信の可能性がないと判定されることからS408に進み、作業エリア70の外に出たか否か判断する。S408で肯定されるときはS410に進み、作業車10が後進するように走行モータ24の動作を制御し、S412に進み、作業車10が旋回するように走行モータ24の動作を制御する。尚、S408で否定されるときはS410,S412の処理をスキップする。
一方、S406で肯定されるときは混信の可能性があると判定されることからS414に進み、走行速度を減速させ、S416に進み、ディスプレイ64上に「Check area signal」「Check surrounding environment」と表示する。
これらの表示はユーザに近隣の状況のチェックを促す、換言すれば登録がタイプ番号(識別子)によって受け付けられているエリア信号と近隣の作業エリアのエリア信号との混信の可能性があると判定されることから、登録されたエリア信号の変更を促すことを意味する。従って、ユーザは自己の作業エリア70の周囲を見渡して混信の可能性があると判定されるときエリア信号を変更することが可能となる。
次いでS418に進み、エリア信号の強度値を再び検出し、S420に進み、検出されたエリア信号の強度値が正常値範囲ではないか否か判断する。S420で否定されるときはS422に進み、ディスプレイ64上の「Check area signal」の表示を消灯してS402に戻る。
他方、S420で肯定されるときはS424に進み、時間計測を開始し、S426に進み、規定時間、例えば3secの時間が経過したか否か判断し、否定されるときはS418に戻って上記の処理を繰り返す一方、肯定されるときはエリア信号との混信などによって異常が生じていると判定されることからS428に進み、作業車10を停止させる。
第3実施例に係る無人走行作業システムにあっては、上記した如く、近隣の作業エリアのエリア信号との混信の可能性を判定し、混信の可能性があると判定されるとき登録されたエリア信号の変更を促す如く構成したので、複数の作業エリアが隣接するときも、作業エリアを一層確実に認識することができる。
尚、残余の構成と効果は第1実施例と異ならない。即ち、第3実施例においても、図13(あるいは図15、図17)フロー・チャートの処理に従い、選択機構90を介して信号発生器84cから出力されるエリア信号の登録を受け付けると共に、登録が受け付けられたエリア信号に基づいて作業エリア70を認識することはいうまでもない。
上記した如く、第1から第3実施例にあっては、作業エリア70を規定するエリアワイヤ72にパルス電流を通電する通電手段(信号発生器)84cを備えたステーション(充電ST)74と、車体12に搭載される原動機(電動モータ)20と磁気センサ34と作業機(ブレード)16とを少なくとも備え、前記通電手段から通電されるパルス電流(エリア信号)によって前記エリアワイヤに生じる磁界を前記磁気センサで検出して前記作業エリアを認識し、前記認識された作業エリアを前記原動機で走行しつつ前記作業機で作業する無人走行作業車10とからなる無人走行作業システムにおいて、前記ステーション74は、予め用意された複数種のパルス電流(エリア信号)のいずれかをユーザの選択に応じて前記パルス電流(エリア信号)として前記通電手段から出力させる選択機構90(出力端子90a、端子90b,ECU84b)を備えると共に、前記作業車は前記選択機構を介して前記通電手段から出力されるパルス電流(エリア信号)の登録を受け付けるパルス電流登録手段(ECU42,S108,S312)と、前記パルス電流登録手段によって登録が受け付けられたパルス電流に基づいて前記作業エリアを認識する作業エリア認識手段(ECU42)を備える如く構成したので、複数種のパルス電流の中のいずれかをパルス電流として通電手段から出力させる選択機構を備えることで、複数の作業エリア70が隣接するときも、同種のパルス電流が使用される可能性が減少するので、パルス電流の受信タイミングが同じになったり、磁界の向きが打ち消し合ったりする可能性を減少でき、よって複数の作業エリア70が隣接するときも、作業エリアを精度良く認識することができる。
さらに、通電手段から出力されるパルス電流(エリア信号)の識別子(タイプ番号)による登録を受け付け、登録が受け付けられた識別子のパルス電流に基づいて作業エリアを認識する如く構成したので、複数の作業エリア70が隣接するときも、作業エリア70を精度良くかつ確実に認識することができる。
また、前記選択機構は、ユーザの操作自在(取り外し自在)に前記通電手段に接続されて前記複数種のパルス電流のいずれかを出力可能な複数個の出力端子90a、より具体的には4個の出力端子90a1,90a2,90a3,90a4を備える如く構成したので、上記した効果に加え、簡易な構成で複数種のパルス電流の中のいずれかをユーザの選択に応じて通電手段に出力することが可能となる。
また、前記パルス電流登録手段は、前記作業エリア70の認識を開始する前に、前記選択機構を介して前記通電手段から出力されるパルス電流の(タイプ番号(識別子)による)登録をユーザに促す(ECU42,S104)如く構成したので、上記した効果に加え、複数の作業エリアが隣接するときも、作業エリアを一層確実に認識することができる。
また、前記パルス電流登録手段は、前記作業エリアの認識を開始する前に、前記選択機構を介して前記通電手段から出力されるパルス電流の登録を実行する(ECU42,S312)如く構成したので、上記した効果に加え、ユーザの負担を軽減することができる。
また、前記作業エリア認識手段は、近隣の作業エリアのパルス電流との混信の可能性を判定し、混信の可能性があると判定されるとき前記登録が受け付けられたパルス電流の変更を促す(ECU42,S406,S416)如く構成したので、上記した効果に加え、複数の作業エリアが隣接するときも、作業エリアを一層確実に認識することができる。
また、前記複数種のパルス電流は、繰り返し周期Tにおいてそれぞれ異なるパルス電流(図10に示す)からなる如く構成したので、上記した効果に加え、複数種のパルス電流を簡単に用意することができる。
また、前記作業エリア認識手段は、ユーザ識別コードを入力されるとき、作業エリアの認識を開始する(ECU42,S102,S302)如く構成したので、上記した効果に加え、作業車10の盗難あるいはユーザ以外の無断使用を抑制することができる。
尚、上記において信号発生器84cは選択機構90の出力端子90aを介して複数種のパルス電流の中のいずれかをユーザの選択に応じて出力するように構成したが、信号発生器84cは複数種のパルス電流の中の全てを出力し、選択機構90でそのいずれかを選択するように構成しても良い。
また、原動機として電動モータを開示したが、それに限られるものではなく、エンジン(内燃機関)あるいはエンジンと電動モータのハイブリッドであっても良い。
作業機としてブレードを示したが、それに限られるものではなく、作業機はブレード以外の構造を備えても良い。
10 無人走行作業車(作業車)、12 車体、12a シャシ、14 車輪、 14a 前輪(従動輪)、14b 後輪(駆動輪)、16 ブレード(作業機)、20 電動モータ(作業モータ)、22 ブレード高さ調整機構、24 電動モータ(走行モータ。原動機)、26 充電ユニット、30 バッテリ、32 充電端子、34 磁気センサ、42 ECU(電子制御ユニット)、44 Yawセンサ、46 Gセンサ、50 車輪速センサ、54 電流・電圧センサ、70 作業エリア、72 エリアワイヤ、74 充電ST(ステーション)、76 STコイル、76a 充電器検出エリア、84 充電器、84a AC/DC変換器、84b ECU(電子制御ユニット)、84c 信号発生器、84d 電流センサ、86 充電端子、90 選択機構、90a 出力端子、90b 端子、90c コモン端子

Claims (7)

  1. 作業エリアを規定するエリアワイヤにパルス電流を通電する通電手段を備えたステーションと、車体に搭載される原動機と磁気センサと作業機とを少なくとも備え、前記通電手段から通電されるパルス電流によって前記エリアワイヤに生じる磁界を前記磁気センサで検出して前記作業エリアを認識し、前記認識された作業エリアを前記原動機で走行しつつ前記作業機で作業する無人走行作業車とからなる無人走行作業システムにおいて、前記ステーションは、予め用意された複数種のパルス電流のいずれかをユーザの選択に応じて前記パルス電流として前記通電手段から出力させる選択機構を備えると共に、前記作業車は前記選択機構を介して前記通電手段から出力されるパルス電流の登録を受け付けるパルス電流登録手段と、前記パルス電流登録手段によって登録が受け付けられたパルス電流に基づいて前記作業エリアを認識する作業エリア認識手段を備えることを特徴とする無人走行作業システム。
  2. 前記選択機構は、ユーザの操作自在に前記通電手段に接続されて前記複数種のパルス電流のいずれかを出力可能な複数個の出力端子を備えることを特徴とする請求項1記載の無人走行作業システム。
  3. 前記パルス電流登録手段は、前記作業エリアの認識を開始する前に、前記選択機構を介して前記通電手段から出力されるパルス電流の登録をユーザに促すことを特徴とする請求項1または2記載の無人走行作業システム。
  4. 前記パルス電流登録手段は、前記作業エリアの認識を開始する前に、前記選択機構を介して前記通電手段から出力されるパルス電流の登録を実行することを特徴とする請求項1または2記載の無人走行作業システム。
  5. 前記作業エリア認識手段は、近隣の作業エリアのパルス電流との混信の可能性を判定し、混信の可能性があると判定されるとき前記登録が受け付けられたパルス電流の変更を促すことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の無人走行作業システム。
  6. 前記複数種のパルス電流は、繰り返し周期においてそれぞれ異なるパルス電流からなることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の無人走行作業システム。
  7. 前記作業エリア認識手段は、ユーザ識別コードを入力されるとき、前記作業エリアの認識を開始することを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の無人走行作業システム。
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