JP2013246354A - 結像光学系 - Google Patents

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Abstract

【課題】フォーカスレンズ群及び防振群の小型化及び軽量化を図りながら、良好な防振機能を有し、諸収差を良好に補正した、小型かつ軽量な、高い光学性能を有する結像光学系を提供する事。
【解決手段】物体側から像面側へ順に、正の屈折力を持つ第1レンズ群L1と、負の屈折力を持つ第2レンズ群L2と、正の屈折力を持つ第3レンズ群L3とからなり、第2レンズ群L2は物体側に凸面を向けたメニスカス状の負レンズと、物体側に凸面を向けたメニスカス状の正レンズとの接合レンズであり、第2レンズ群L2はフォーカシング時に光軸方向に移動し、第3レンズ群L3は、正の屈折力を持つ第31レンズ群L31と、負の屈折力を持つ第32レンズ群L32と、正の屈折力を持つ第33レンズ群L33とを有し、第32レンズ群L32は防振時に光軸と垂直な方向に移動し、所定の条件式を満足することを特徴とする結像光学系。
【選択図】図1

Description

本発明は、スチルカメラ、ビデオカメラ等の撮像装置に用いる撮影レンズに好適な結像光学系に関し、特にフォーカシングに際してインナーフォーカス方式を用い、フォーカスレンズ群の重量及び移動量を抑えることで高速なフォーカシング動作を実現し、また、光学系の振動を補正して撮影画像に生じるブレを抑制する機能、所謂防振機能を有しながら、高い光学性能を両立した結像光学系に関する。
従来、長焦点距離の結像光学系として、物体側から像面側へ順に、正の屈折力の第1レンズ群L1と、負の屈折率の第2レンズ群L2、正の屈折率の第3レンズ群L3を有する望遠タイプの結像光学系が知られている。
特開平6−201988号公報 特許第3486541号公報 特許第3745104号公報
特許文献1で開示されている結像光学系は、防振機能を有しながら諸収差が良好に補正されている。しかしながら、重量が大きく外径も大きい正の屈折力の第3群で防振を行っているため、防振機構が大型化し、製品外径を小さくすることができない。
また、特許文献2及び3で開示されている結像光学系は、防振機能を有しながら諸収差を良好に補正し、さらに第3群を3つに分割することで防振時に光軸方向と垂直な方向に動く一部レンズ群(以下、防振群)の小型化を図っている。しかしながら、防振時の偏心によるコマ収差および非点収差の変動が発生するなど、望遠比が大きいにも関わらず防振時の性能が低下している。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、フォーカスレンズ群及び防振群の小型化及び軽量化を図りながら、良好な防振機能を有し、諸収差を良好に補正した、小型かつ軽量な、高い光学性能を有する結像光学系を提供する事を目的としている。
先述した課題を解決するための手段である第1の発明は、物体側から像面側へ順に、正の屈折力を持つ第1レンズ群L1と、負の屈折力を持つ第2レンズ群L2と、正の屈折力を持つ第3レンズ群L3とからなり、前記第2レンズ群L2はフォーカシングに際して光軸方向に移動し、前記第3レンズ群L3は、正の屈折力を持つ第31レンズ群L31と、負の屈折力を持つ第32レンズ群L32と、正の屈折力を持つ第33レンズ群L33とを有し、前記第32レンズ群L32は防振時に光軸と垂直な方向に移動し、以下に示す条件式(1)乃至(6)を満足することを特徴とする結像光学系である。
(1) 0.45<f1/f<0.60
(2) 0.35<|f2|/f<0.65
(3) 0.60<f3/f<3.00
(4) 0.50<f31/f<1.50
(5) 0.15<|f32|/f<0.20
(6) 0.15<f33/f<0.30
fi:第iレンズ群の焦点距離
f:結像光学系全体の焦点距離
また、第2の発明は、前記第1の発明であって、前記第2レンズ群L2を構成するレンズ群が、物体側より順に、物体側に凸面を向けたメニスカス状の負レンズと、物体側に凸面を向けたメニスカス状の正レンズとを接合されたレンズのみで構成されたことを特徴とする結像光学系である。
また、第3の発明は、前記第2の発明であって、さらに以下に示す条件式(7)を満足することを特徴とする結像光学系である。
(7) nd2n <1.70
nd2n:前記第2レンズ群L2を構成する前記負レンズのd線の屈折率
また、第4の発明は、前記第1乃至3いずれかの発明であって、前記第2レンズ群L2を構成する正レンズを有し、さらに以下に示す条件式(8)及び(9)を満足することを特徴とする結像光学系である。
(8)nd2p > 1.75
(9) 0.01<θgF2p−0.64826+0.0018008×νd2p
nd2p:前記第2レンズ群L2に含まれる前記正レンズのd線の屈折率
θgF2p:前記第2レンズ群L2に含まれる前記正レンズの部分分散比
本発明によれば、フォーカスレンズ群及び防振群の小型化及び軽量化を図りながら、良好な防振機能を有し、諸収差を良好に補正した、小型かつ軽量な、高い光学性能を有する結像光学系を提供することができる。
本発明の実施例1のレンズ構成図である。 本発明の実施例1の物体距離無限遠における縦収差図である。 (a)は本発明の実施例1の物体距離無限遠における横収差図であり、(b)は本発明の実施例1の物体距離無限遠におけるd線に対するg線とC線の倍率色収差図である。 本発明の実施例1の物体距離無限遠における0.3°手振れ補正時の横収差である。 本発明の実施例1の物体距離12000mmにおける縦収差図である。 (a)は本発明の実施例1の物体距離12000mmにおける横収差図であり、(b)は本発明の実施例1の物体距離12000mmにおけるd線に対するg線とC線の倍率色収差図である。 本発明の実施例1の物体距離12000mmにおける0.3°手振れ補正時の横収差である。 本発明の実施例2のレンズ構成図である。 本発明の実施例2の物体距離無限遠における縦収差図である。 (a)は本発明の実施例2の物体距離無限遠における横収差図であり、(b)は本発明の実施例2の物体距離無限遠におけるd線に対するg線とC線の倍率色収差図である。 本発明の実施例2の物体距離無限遠における0.3°手振れ補正時の横収差である。 本発明の実施例2の物体距離12000mmにおける縦収差図である。 (a)は本発明の実施例2の物体距離12000mmにおける横収差図であり、(b)は本発明の実施例2の物体距離12000mmにおけるd線に対するg線とC線の倍率色収差図である。 本発明の実施例2の物体距離12000mmにおける0.3°手振れ補正時の横収差である。 本発明の実施例3のレンズ構成図である。 本発明の実施例3の物体距離無限遠における縦収差図である。 (a)は本発明の実施例3の物体距離無限遠における横収差図であり、(b)は本発明の実施例3の物体距離無限遠におけるd線に対するg線とC線の倍率色収差図である。 本発明の実施例3の物体距離無限遠における0.3°手振れ補正時の横収差である。 本発明の実施例3の物体距離12000mmにおける縦収差図である。 (a)は本発明の実施例3の物体距離12000mmにおける横収差図であり、(b)は本発明の実施例3の物体距離12000mmにおけるd線に対するg線とC線の倍率色収差図である。 本発明の実施例3の物体距離12000mmにおける0.3°手振れ補正時の横収差である。 本発明の実施例4のレンズ構成図である。 本発明の実施例4の物体距離無限遠における縦収差図である。 (a)は本発明の実施例4の物体距離無限遠における横収差図であり、(b)は本発明の実施例4の物体距離無限遠におけるd線に対するg線とC線の倍率色収差図である。 本発明の実施例4の物体距離無限遠における0.3°手振れ補正時の横収差である。 本発明の実施例4の物体距離12000mmにおける縦収差図である。 (a)は本発明の実施例4の物体距離12000mmにおける横収差図であり、(b)は本発明の実施例4の物体距離12000mmにおけるd線に対するg線とC線の倍率色収差図である。 本発明の実施例4の物体距離12000mmにおける0.3°手振れ補正時の横収差である。 本発明の実施例5のレンズ構成図である。 本発明の実施例5の物体距離無限遠における縦収差図である。 (a)は本発明の実施例5の物体距離無限遠における横収差図であり、(b)は本発明の実施例5の物体距離無限遠におけるd線に対するg線とC線の倍率色収差図である。 本発明の実施例5の物体距離無限遠における0.3°手振れ補正時の横収差である。 本発明の実施例5の物体距離12000mmにおける縦収差図である。 (a)は本発明の実施例5の物体距離12000mmにおける横収差図であり、(b)は本発明の実施例5の物体距離12000mmにおけるd線に対するg線とC線の倍率色収差図である。 本発明の実施例5の物体距離12000mmにおける0.3°手振れ補正時の横収差である。 本発明の実施例6のレンズ構成図である。 本発明の実施例6の物体距離無限遠における縦収差図である。 (a)は本発明の実施例6の物体距離無限遠における横収差図であり、(b)は本発明の実施例6の物体距離無限遠におけるd線に対するg線とC線の倍率色収差図である。 本発明の実施例6の物体距離無限遠における0.3°手振れ補正時の横収差である。 本発明の実施例6の物体距離12000mmにおける縦収差図である。 (a)は本発明の実施例6の物体距離12000mmにおける横収差図であり、(b)は本発明の実施例6の物体距離12000mmにおけるd線に対するg線とC線の倍率色収差図である。 本発明の実施例6の物体距離12000mmにおける0.3°手振れ補正時の横収差である。 本発明の実施例7のレンズ構成図である。 本発明の実施例7の物体距離無限遠における縦収差図である。 (a)は本発明の実施例7の物体距離無限遠における横収差図であり、(b)は本発明の実施例7の物体距離無限遠におけるd線に対するg線とC線の倍率色収差図である。 本発明の実施例7の物体距離無限遠における0.3°手振れ補正時の横収差である。 本発明の実施例7の物体距離12000mmにおける縦収差図である。 (a)は本発明の実施例7の物体距離12000mmにおける横収差図であり、(b)は本発明の実施例7の物体距離12000mmにおけるd線に対するg線とC線の倍率色収差図である。 本発明の実施例7の物体距離12000mmにおける0.3°手振れ補正時の横収差である。 本発明の実施例8のレンズ構成図である。 本発明の実施例8の物体距離無限遠における縦収差図である。 (a)は本発明の実施例8の物体距離無限遠における横収差図であり、(b)は本発明の実施例8の物体距離無限遠におけるd線に対するg線とC線の倍率色収差図である。 本発明の実施例8の物体距離無限遠における0.3°手振れ補正時の横収差である。 本発明の実施例8の物体距離12000mmにおける縦収差図である。 (a)は本発明の実施例8の物体距離12000mmにおける横収差図であり、(b)は本発明の実施例8の物体距離12000mmにおけるd線に対するg線とC線の倍率色収差図である。 本発明の実施例8の物体距離12000mmにおける0.3°手振れ補正時の横収差である。 本発明の実施例9のレンズ構成図である。 本発明の実施例9の物体距離無限遠における縦収差図である。 (a)は本発明の実施例9の物体距離無限遠における横収差図であり、(b)は本発明の実施例9の物体距離無限遠におけるd線に対するg線とC線の倍率色収差図である。 本発明の実施例9の物体距離無限遠における0.3°手振れ補正時の横収差である。 本発明の実施例9の物体距離12000mmにおける縦収差図である。 (a)は本発明の実施例9の物体距離12000mmにおける横収差図であり、(b)は本発明の実施例9の物体距離12000mmにおけるd線に対するg線とC線の倍率色収差図である。 本発明の実施例9の物体距離12000mmにおける0.3°手振れ補正時の横収差である。 本発明の実施例10のレンズ構成図である。 本発明の実施例10の物体距離無限遠における縦収差図である。 (a)は本発明の実施例10の物体距離無限遠における横収差図であり、(b)は本発明の実施例10の物体距離無限遠におけるd線に対するg線とC線の倍率色収差図である。 本発明の実施例10の物体距離無限遠における0.3°手振れ補正時の横収差である。 本発明の実施例10の物体距離12000mmにおける縦収差図である。 (a)は本発明の実施例10の物体距離12000mmにおける横収差図であり、(b)は本発明の実施例10の物体距離12000mmにおけるd線に対するg線とC線の倍率色収差図である。 本発明の実施例10の物体距離12000mmにおける0.3°手振れ補正時の横収差である。 本発明の実施例11のレンズ構成図である。 本発明の実施例11の物体距離無限遠における縦収差図である。 (a)は本発明の実施例11の物体距離無限遠における横収差図であり、(b)は本発明の実施例11の物体距離無限遠におけるd線に対するg線とC線の倍率色収差図である。 本発明の実施例11の物体距離無限遠における0.3°手振れ補正時の横収差である。 本発明の実施例11の物体距離12000mmにおける縦収差図である。 (a)は本発明の実施例11の物体距離12000mmにおける横収差図であり、(b)は本発明の実施例11の物体距離12000mmにおけるd線に対するg線とC線の倍率色収差図である。 本発明の実施例11の物体距離12000mmにおける0.3°手振れ補正時の横収差である。 本発明の実施例12のレンズ構成図である。 本発明の実施例12の物体距離無限遠における縦収差図である。 (a)は本発明の実施例12の物体距離無限遠における横収差図であり、(b)は本発明の実施例12の物体距離無限遠におけるd線に対するg線とC線の倍率色収差図である。 本発明の実施例12の物体距離無限遠における0.3°手振れ補正時の横収差である。 本発明の実施例12の物体距離12000mmにおける縦収差図である。 (a)は本発明の実施例12の物体距離12000mmにおける横収差図であり、(b)は本発明の実施例12の物体距離12000mmにおけるd線に対するg線とC線の倍率色収差図である。 本発明の実施例12の物体距離12000mmにおける0.3°手振れ補正時の横収差である。
本実施形態に係る結像光学系は、物体側から像面側へ順に、正の屈折力を持つ第1レンズ群L1と、負の屈折力を持つ第2レンズ群L2と、正の屈折力を持つ第3レンズ群L3とからなり、前記第2レンズ群L2はフォーカシングに際して光軸方向に移動し、前記第3レンズ群L3は、正の屈折力を持つ第31レンズ群L31と、負の屈折力を持つ第32レンズ群L32と、正の屈折力を持つ第33レンズ群L33とを有し、前記第32レンズ群L32は防振時に光軸と垂直な方向に移動する構成となっている。
本実施形態に係る結像光学系では、第1レンズ群L1は、高い光線高を収斂させるように作用し、第2レンズ群L2へ入射する光線高を低くする役割を持つ。第1レンズ群L1は、正の屈折力を持つレンズと、負の屈折力を持つレンズを少なくとも有し、正の屈折力を持つレンズには、異常分散性が高いガラスを使用する事で、球面収差、及び、2次スペクトルの発生を最小限に抑え、さらに、負の屈折力を持つレンズと組み合わせることで、色収差を良好に補正することができる。
また本実施形態に係る結像光学系では、第2レンズ群L2は、フォーカシングに際して光軸に沿って移動し、諸収差を適切に補正しながら、適切な結像位置へ光線を導く役割を持つ。また、第2レンズ群L2はフォーカシングに要する移動量が小さく、軽量である。そのため、第2レンズ群L2を駆動するモーターの小型化が可能となり、撮影レンズの小型化を図ることができる。また、同じ性能のモーターであれば、より高速に第2レンズ群L2を駆動することができるため、高速なフォーカシングを実現することができる。
また本実施形態に係る結像光学系では、第3レンズ群L3は、第1レンズ群L1及び第2レンズ群L2の残存する収差を補正する役割と、光軸と垂直な方向にレンズを移動させて防振を行う役割とを持つ。しかしながら、第3レンズ群L3全体を移動すると、移動するレンズの重量が大きいため、防振のために第3レンズ群L3を移動するモーターが大型化する。よって、第3レンズ群L3を3つに分けそれぞれに役割を与えた。第31レンズ群L31は、第1レンズ群L1、第2レンズ群L2で発生した諸収差を補正すると共に、第2レンズ群L2を通過した光をさらに収斂させ、第32レンズ群L32へ入射する光線高を低くして、防振ユニットを小さく、軽量にする役割を持つ、また、第32レンズ群L32は、防振時に光軸と垂直な方向に移動させて補正を行う役割を持つ。さらに、第33レンズ群L33は、第32レンズ群L32の偏心移動量を少なく保ちつつ、像面位置での変位量を満足させる役割を持つ。また、本実施形態に係る結像光学系では、各レンズ群の屈折力配置を最適化する事で、小型化と諸収差を抑えた高性能化を達成している。
また、各実施例の結像光学系は、以下の条件式(1)〜(6)を満足する特徴を有している。
(1) 0.45<f1/f<0.60
(2) 0.35<|f2|/f<0.65
(3) 0.60<f3/f<3.00
(4) 0.50<f31/f<1.50
(5) 0.15<|f32|/f<0.20
(6) 0.15<f33/f<0.30
fi:第iレンズ群の焦点距離
f:結像光学系全体の焦点距離
条件式(1)〜(3)は、本発明に係る結像光学系が小型化と高性能化を両立するために、各レンズ群の焦点距離を規定したものである。
条件式(1)の上限値を上回ると、第1レンズ群L1の焦点距離が長くなり、正の屈折力が弱くなる。そのため、第1レンズ群L1で生じる諸収差、特に球面収差の補正には適している。しかしながら、テレフォトタイプの作用が弱くなり、結像光学系の全長が伸びるだけでなく、第2レンズ群L2に入射する光線高を十分に低くすることができず、さらにレンズ重量も増すため、結像光学系の小型化が困難になる。よって、本発明の効果をより確実に得るために、条件式(1)の上限値は0.60とするのが好ましい。
条件式(1)の下限値を下回ると、第1レンズ群L1の焦点距離が短くなり、正の屈折力が強くなる。そのため、結像光学系の小型化には有利になるが、第1レンズ群L1で発生する諸収差、特に無限遠合焦時の高次の球面収差が増大し、これを良好に補正することが困難になる。よって、本発明の効果をより確実に得るために、条件式(1)の下限値は0.45とするのが好ましい。
条件式(2)の上限値を上回ると、第2レンズ群L2の焦点距離が長くなるためフォーカシングに伴う第2レンズ群L2の移動量が増加する。よって、結像光学系内に広いスペースを確保しなければならず、結像光学系の小型化に障害となる。よって、本発明の効果をより確実に得るために、条件式(2)の上限値は0.65とするのが好ましい。
条件式(2)の下限値を下回ると、第2レンズ群L2の焦点距離が短くなり、フォーカシングに伴う第2レンズ群L2の移動量が減少する。これは、結像光学系の小型化には有効であるものの、フォーカシングに伴うコマ収差の変動が増大し、これを良好に補正することが困難になる。よって、本発明の効果をより確実に得るために、条件式(2)の下限値は0.35とするのが好ましい。
条件式(3)の上限値を上回ると、第3レンズ群L3の焦点距離が長くなる。これにより、バックフォーカスが長くなり過ぎるため、結像光学系の小型化には障害となる。よって、本発明の効果をより確実に得るために、条件式(3)の上限値3.00とするのが好ましい。
条件式(3)の下限値を下回ると、第3レンズ群L3の焦点距離が短くなり、球面収差やコマフレアを補正するために、第3レンズ群L3の枚数が増え、結像光学系の小型化には障害となる。よって、本発明の効果をより確実に得るために、条件式(3)の下限値は0.60とするのが好ましい。
条件式(4)〜(6)は、防振時に第32レンズ群L32を光軸と垂直な方向に移動した際に、適切な像面移動量を得ながら、防振時でも良好な像面性能を得るために、第3レンズ群L3に含まれる各レンズ群の焦点距離を規定したものである。
条件式(4)の上限値を上回ると、第31レンズ群L31の焦点距離が長くなるが、収差バランスを良好に維持するためには、特に第2レンズ群L2と第33レンズ群L33の焦点距離を変化させる必要がある。第2レンズ群L2の焦点距離が長くなると、第2レンズ群L2自体の収差が小さくなる。しかしながら、第33群の焦点距離を小さくしなければならず、第33レンズ群L33自体のコマ収差、非点収差、及び色収差が大きくなり、像高が高い部分の性能が低下する。よって、本発明の効果をより確実に得るために、条件式(4)の上限値は1.50とするのが好ましい。
条件式(4)の下限値を下回ると、第31レンズ群L31の焦点距離が短くなるが、結像光学系の焦点距離を維持しながら収差バランスを良好に維持するためには、特に第2レンズ群L2と第32レンズ群L32の焦点距離を変える必要がある。第2レンズ群L2の焦点距離が大きくなると第2レンズ群L2自体の収差は小さくなるが、第32レンズ群L32の焦点距離を小さくしなければならず、第32レンズ群L32自体のコマ収差及び色収差が大きくなる。防振時には、第32レンズ群L32を光軸と垂直方向へ移動させる必要が生じ、プラス側象限へ移動させた際のプラス像高のメリジオナルの非点収差はプラス側に変位し、マイナス像高のメリジオナルの非点収差はマイナス側へ変位して非対称な非点収差が発生、及び第32レンズ群L32自体で発生しているコマ収差と色収差の悪化により、像高が高い領域での性能低下及び像高の中間領域での性能低下に繋がり、補正が困難になる。よって、本発明の効果をより確実に得るために、条件式(4)の下限値は0.50とするのが好ましい。
条件式(5)の上限値を上回ると、第32レンズ群L32の焦点距離が長くなり、防振群の単位移動量に対する像面移動量の比が小さくなり、防振移動量を大きくする必要が生じる。そのため、防振群を移動するためのモーターが大型化してしまうため、小型な結像光学系とするのに障害となる。よって、本発明の効果をより確実に得るために、条件式(5)の上限値0.20とするのが好ましい。
条件式(5)の下限値を下回ると、第32レンズ群L32の焦点距離が短くなり、防振移動量を小さくすることができるが、第32レンズ群L32自体のコマ収差及び色収差が増大、ディストーションも大きく悪化し、これを良好に補正することが困難になる。よって、本発明の効果をより確実に得るために、条件式(5)の下限値は0.15とするのが好ましい。
条件式(6)の上限値を上回ると、第33レンズ群L33の焦点距離が長くなり、防振時に、第32レンズ群L32を通過した光線が、防振を行うための十分な結像位置変位を得ることができないため、第32レンズ群L32の防振移動量が増大する。よって、本発明の効果をより確実に得るために、条件式(6)の上限値0.30とするのが好ましい。
条件式(6)の下限値を下回ると、防振時には、第33レンズ群L33の焦点距離が短くなり、バックフォーカスを短くして、小型な全系にすることができるが、防振時に第32レンズ群L32を光軸と垂直方向へ移動させた際に、プラス側象限へ移動させた際のプラス像高のサジタルの非点収差がプラス側に変位し、像高が高い部分での性能低下に繋がり、マイナス像高の中間領域ではコマ収差が悪化し、像高の中間領域での性能の低下に繋がり補正が困難になる。よって、本発明の効果をより確実に得るために、条件式(6)の下限値は0.15とするのが好ましい。
また、第2レンズ群L2は、物体側より順に、物体側に凸面を向けたメニスカス状の負レンズと、物体側に凸面を向けたメニスカス状の正レンズを接合したレンズのみで構成される。このような構成により、フォーカスレンズ群の軽量化が可能となり、撮影レンズの小型軽量化や高速なフォーカシング動作が実現できる。
また、各実施例の光学系は、さらに以下に示す条件式(7)を満足するのが良い。
(7) nd2n <1.70
nd2n:前記第2レンズ群L2を構成する前記負レンズのd線の屈折率
なお、g線(波長435.8nm)、F線(波長486.1nm)、d線(波長587.6nm)、及びC線(波長656.3nm)に対する屈折率を、それぞれng、nF、nd、及びnCとしたとき、アッベ数νdは次の式で表される。
νd=(nd−1)/(nF−nC)
条件式(7)は、第2レンズ群L2を構成する負レンズの屈折率を規定する。硝材の高屈折率化と比重増大には密接な関係があることから、硝材の屈折率を規定することで適切な比重の硝材を選択し、第2レンズ群L2の軽量化を可能とする。
条件式(7)の範囲を越えると、第2レンズ群L2を構成する負レンズの硝材の比重が増大し、フォーカスレンズ群を駆動するモータの大型化や、フォーカシング動作の速度低下に繋がる。よって、本発明の効果をより確実に得るために、第2レンズ群L2を構成する負レンズには条件式(7)の範囲の硝材を使用するのが好ましい。
また、各実施例の光学系は、第2レンズ群L2内に正レンズを有し、さらに以下に示す条件式(8)及び(9)を満足するのが良い。
(8)nd2p > 1.75
(9) 0.01<θgF2p−0.64826+0.0018008×νd2p
nd2p:前記第2レンズ群L2に含まれる前記正レンズのd線の屈折率
θgF2p:前記第2レンズ群L2に含まれる前記正レンズの部分分散比
なお、g線(波長435.8nm)、F線(波長486.1nm)、d線(波長587.6nm)、及びC線(波長656.3nm)に対する屈折率を、それぞれng、nF、nd、及びnCとしたとき、部分分散比θgFは次の式で表される。
θgF=(ng−nF)/(nF−nC)
条件式(8)及び(9)は、第2レンズ群L2内を構成する正レンズに、高屈折率、かつ、異常分散性のある硝材を使用することを規定した条件式である。条件式(8)及び(9)を満足する適切な硝材を使用することで、フォーカス全域で発生する軸上色収差、倍率色収差の発生を抑えることができる。
条件式(8)及び(9)の範囲を越えると、第2レンズ群L2内で発生する色収差を十分に抑える事ができず、フォーカス全域で色収差を良好に補正することが困難になり、性能低下につながる。よって、本発明の効果をより確実に得るために、条件式(8)及び(9)を満足する硝材を使用するのが好ましい。
次に、本発明の結像光学系に係る実施例のレンズ構成について説明する。なお、以下の説明ではレンズ構成を物体側から像面側の順番で記載する。
図1は、本発明の実施例1の結像光学系のレンズ構成図である。第1レンズ群L1は、正の屈折力を持つ両凸レンズ、正の屈折力を持つ物体側に凸を向けたレンズ、負の屈折力を持つ両凹レンズ、負の屈折力を持つ物体側に凸を向けたレンズと正の屈折力を持つ物体側に凸を向けたレンズとから成る接合レンズ、で構成されており、全体として正の屈折力を持っている。
第2レンズ群L2は、負の屈折力を持つ物体側に凸を向けたレンズと正の屈折力を持つ物体側に凸を向けたレンズとから成る接合レンズ、で構成されており、全体として負の屈折力を持っている。
この第2レンズ群L2は、無限遠から近距離へのフォーカシングに際して光軸に沿って像面側に移動する。
第31レンズ群L31は、正の屈折力を持つ物体側に凸を向けたレンズで構成されており、全体として正の屈折力を持っている。
第32レンズ群L32は、正の屈折力を持つ像面側に凸を向けたレンズと負の屈折力を持つ両凹レンズとから成る接合レンズ、負の屈折力を持つ両凹レンズ、で構成されており、全体として負の屈折力を持っている。この第32レンズ群L32は、手振れ補正に際して光軸と垂直な方向に移動する。
第33レンズ群L33は、正の屈折力を持つ両凸レンズ、正の屈折力を持つ両凸レンズと負の屈折力を持つ両凹レンズとから成る接合レンズ、で構成されており、全体として正の屈折力を持っている。
図6は、本発明の実施例2の結像光学系のレンズ構成図である。第1レンズ群L1は、正の屈折力を持つ両凸レンズ、正の屈折力を持つ物体側に凸を向けたレンズ、負の屈折力を持つ両凹レンズ、負の屈折力を持つ物体側に凸を向けたレンズと正の屈折力を持つ物体側に凸を向けたレンズとから成る接合レンズ、で構成されており、全体として正の屈折力を持っている。
第2レンズ群L2は、負の屈折力を持つ物体側に凸を向けたレンズと正の屈折力を持つ物体側に凸を向けたレンズとから成る接合レンズ、で構成されており、全体として負の屈折力を持っている。この第2レンズ群L2は、無限遠から近距離へのフォーカシングに際して光軸に沿って像面側に移動する。
第31レンズ群L31は、正の屈折力を持つ両凸レンズで構成されており、全体として正の屈折力を持っている。
第32レンズ群L32は、正の屈折力を持つ像面側に凸を向けたレンズと負の屈折力を持つ両凹レンズとから成る接合レンズ、負の屈折力を持つ両凹レンズ、で構成されており、全体として負の屈折力を持っている。この第32レンズ群L32は、手振れ補正に際して光軸と垂直な方向に移動する。
第33レンズ群L33は、正の屈折力を持つ両凸レンズ、正の屈折力を持つ両凸レンズと負の屈折力を持つ両凹レンズとから成る接合レンズ、で構成されており、全体として正の屈折力を持っている。
図6は、本発明の実施例3の結像光学系のレンズ構成図である。第1レンズ群L1は、正の屈折力を持つ両凸レンズ、正の屈折力を持つ物体側に凸を向けたレンズ、負の屈折力を持つ両凹レンズ、負の屈折力を持つ物体側に凸を向けたレンズと正の屈折力を持つ物体側に凸を向けたレンズとから成る接合レンズ、で構成されており、全体として正の屈折力を持っている。
第2レンズ群L2は、負の屈折力を持つ物体側に凸を向けたレンズと正の屈折力を持つ物体側に凸を向けたレンズとから成る接合レンズ、で構成されており、全体として負の屈折力を持っている。この第2レンズ群L2は、無限遠から近距離へのフォーカシングに際して光軸に沿って像面側に移動する。
第31レンズ群L31は、正の屈折力を持つ両凸レンズで構成されており、全体として正の屈折力を持っている。
第32レンズ群L32は、正の屈折力を持つ像面側に凸を向けたレンズ、負の屈折力を持つ両凹レンズ、負の屈折力を持つ両凹レンズ、で構成されており、全体として負の屈折力を持っている。
この第32レンズ群L32は、手振れ補正に際して光軸と垂直な方向に移動する。
第33レンズ群L33は、正の屈折力を持つ両凸レンズ、正の屈折力を持つ両凸レンズ、負の屈折力を持つ両凹レンズ、で構成されており、全体として正の屈折力を持っている。
図6は、本発明の実施例4の結像光学系のレンズ構成図である。第1レンズ群L1は、正の屈折力を持つ両凸レンズ、正の屈折力を持つ両凸レンズ、負の屈折力を持つ両凹レンズ、負の屈折力を持つ物体側に凸を向けたレンズと正の屈折力を持つ物体側に凸を向けたレンズとから成る接合レンズ、で構成されており、全体として正の屈折力を持っている。
第2レンズ群L2は、負の屈折力を持つ物体側に凸を向けたレンズと正の屈折力を持つ物体側に凸を向けたレンズとから成る接合レンズ、で構成されており、全体として負の屈折力を持っている。この第2レンズ群L2は、無限遠から近距離へのフォーカシングに際して光軸に沿って像面側に移動する。
第31レンズ群L31は、正の屈折力を持つ両凸レンズで構成されており、全体として正の屈折力を持っている。
第32レンズ群L32は、正の屈折力を持つ像面側に凸を向けたレンズ、負の屈折力を持つ両凹レンズ、負の屈折力を持つ両凹レンズ、で構成されており、全体として負の屈折力を持っている。
この第32レンズ群L32は、手振れ補正に際して光軸と垂直な方向に移動する。
第33レンズ群L33は、正の屈折力を持つ両凸レンズ、正の屈折力を持つ両凸レンズ、負の屈折力を持つ両凹レンズ、で構成されており、全体として正の屈折力を持っている。
図6は、本発明の実施例5の結像光学系のレンズ構成図である。第1レンズ群L1は、正の屈折力を持つ両凸レンズ、正の屈折力を持つ両凸レンズ、負の屈折力を持つ両凹レンズ、負の屈折力を持つ物体側に凸を向けたレンズと正の屈折力を持つ物体側に凸を向けたレンズとから成る接合レンズ、で構成されており、全体として正の屈折力を持っている。
第2レンズ群L2は、負の屈折力を持つ物体側に凸を向けたレンズと正の屈折力を持つ物体側に凸を向けたレンズとから成る接合レンズ、で構成されており、全体として負の屈折力を持っている。この第2レンズ群L2は、無限遠から近距離へのフォーカシングに際して光軸に沿って像面側に移動する。
第31レンズ群L31は、正の屈折力を持つ物体側に凸を向けたレンズで構成されており、全体として正の屈折力を持っている。
第32レンズ群L32は、正の屈折力を持つ像面側に凸を向けたレンズ、負の屈折力を持つ両凹レンズ、負の屈折力を持つ両凹レンズ、で構成されており、全体として負の屈折力を持っている。
この第32レンズ群L32は、手振れ補正に際して光軸と垂直な方向に移動する。
第33レンズ群L33は、正の屈折力を持つ両凸レンズ、正の屈折力を持つ両凸レンズ、負の屈折力を持つ両凹レンズ、で構成されており、全体として正の屈折力を持っている。
図6は、本発明の実施例6の結像光学系のレンズ構成図である。第1レンズ群L1は、正の屈折力を持つ両凸レンズ、正の屈折力を持つ両凸レンズ、負の屈折力を持つ両凹レンズ、負の屈折力を持つ物体側に凸を向けたレンズと正の屈折力を持つ物体側に凸を向けたレンズとから成る接合レンズ、で構成されており、全体として正の屈折力を持っている。
第2レンズ群L2は、負の屈折力を持つ物体側に凸を向けたレンズと正の屈折力を持つ物体側に凸を向けたレンズとから成る接合レンズ、で構成されており、全体として負の屈折力を持っている。この第2レンズ群L2は、無限遠から近距離へのフォーカシングに際して光軸に沿って像面側に移動する。
第31レンズ群L31は、正の屈折力を持つ両凸レンズで構成されており、全体として正の屈折力を持っている。
第32レンズ群L32は、正の屈折力を持つ両凸レンズ、負の屈折力を持つ両凹レンズ、負の屈折力を持つ両凹レンズ、で構成されており、全体として負の屈折力を持っている。
この第32レンズ群L32は、手振れ補正に際して光軸と垂直な方向に移動する。
第33レンズ群L33は、正の屈折力を持つ両凸レンズ、正の屈折力を持つ両凸レンズ、負の屈折力を持つ像面側に凸を向けたレンズ、で構成されており、全体として正の屈折力を持っている。
図6は、本発明の実施例7の結像光学系のレンズ構成図である。第1レンズ群L1は、正の屈折力を持つ両凸レンズ、正の屈折力を持つ両凸レンズ、負の屈折力を持つ両凹レンズ、負の屈折力を持つ物体側に凸を向けたレンズと正の屈折力を持つ物体側に凸を向けたレンズとから成る接合レンズ、で構成されており、全体として正の屈折力を持っている。
第2レンズ群L2は、負の屈折力を持つ物体側に凸を向けたレンズと正の屈折力を持つ物体側に凸を向けたレンズとから成る接合レンズ、で構成されており、全体として負の屈折力を持っている。この第2レンズ群L2は、無限遠から近距離へのフォーカシングに際して光軸に沿って像面側に移動する。
第31レンズ群L31は、正の屈折力を持つ両凸レンズで構成されており、全体として正の屈折力を持っている。
第32レンズ群L32は、正の屈折力を持つ両凸レンズ、負の屈折力を持つ両凹レンズ、負の屈折力を持つ両凹レンズ、で構成されており、全体として負の屈折力を持っている。
この第32レンズ群L32は、手振れ補正に際して光軸と垂直な方向に移動する。
第33レンズ群L33は、正の屈折力を持つ両凸レンズ、正の屈折力を持つ両凸レンズ、負の屈折力を持つ像面側に凸を向けたレンズ、で構成されており、全体として正の屈折力を持っている。
図6は、本発明の実施例8の結像光学系のレンズ構成図である。第1レンズ群L1は、正の屈折力を持つ両凸レンズ、正の屈折力を持つ物体側に凸を向けたレンズ、負の屈折力を持つ両凹レンズ、負の屈折力を持つ物体側に凸を向けたレンズと正の屈折力を持つ物体側に凸を向けたレンズとから成る接合レンズ、で構成されており、全体として正の屈折力を持っている。
第2レンズ群L2は、負の屈折力を持つ物体側に凸を向けたレンズと正の屈折力を持つ物体側に凸を向けたレンズとから成る接合レンズ、で構成されており、全体として負の屈折力を持っている。この第2レンズ群L2は、無限遠から近距離へのフォーカシングに際して光軸に沿って像面側に移動する。
第31レンズ群L31は、正の屈折力を持つ物体側に凸を向けたレンズで構成されており、全体として正の屈折力を持っている。
第32レンズ群L32は、正の屈折力を持つ像面側に凸を向けたレンズ、負の屈折力を持つ両凹レンズ、負の屈折力を持つ両凹レンズ、で構成されており、全体として負の屈折力を持っている。
この第32レンズ群L32は、手振れ補正に際して光軸と垂直な方向に移動する。
第33レンズ群L33は、正の屈折力を持つ両凸レンズ、正の屈折力を持つ両凸レンズ、負の屈折力を持つ両凹レンズ、で構成されており、全体として正の屈折力を持っている。
図6は、本発明の実施例9の結像光学系のレンズ構成図である。第1レンズ群L1は、正の屈折力を持つ両凸レンズ、正の屈折力を持つ物体側に凸を向けたレンズ、負の屈折力を持つ両凹レンズ、負の屈折力を持つ物体側に凸を向けたレンズと正の屈折力を持つ物体側に凸を向けたレンズとから成る接合レンズ、で構成されており、全体として正の屈折力を持っている。
第2レンズ群L2は、負の屈折力を持つ物体側に凸を向けたレンズと正の屈折力を持つ物体側に凸を向けたレンズとから成る接合レンズ、で構成されており、全体として負の屈折力を持っている。この第2レンズ群L2は、無限遠から近距離へのフォーカシングに際して光軸に沿って像面側に移動する。
第31レンズ群L31は、正の屈折力を持つ両凸レンズで構成されており、全体として正の屈折力を持っている。
第32レンズ群L32は、正の屈折力を持つ両凸レンズ、負の屈折力を持つ両凹レンズ、負の屈折力を持つ両凹レンズ、で構成されており、全体として負の屈折力を持っている。
この第32レンズ群L32は、手振れ補正に際して光軸と垂直な方向に移動する。
第33レンズ群L33は、正の屈折力を持つ両凸レンズ、正の屈折力を持つ両凸レンズ、負の屈折力を持つ両凹レンズ、で構成されており、全体として正の屈折力を持っている。
図6は、本発明の実施例10の結像光学系のレンズ構成図である。第1レンズ群L1は、正の屈折力を持つ両凸レンズ、正の屈折力を持つ物体側に凸を向けたレンズ、負の屈折力を持つ両凹レンズ、負の屈折力を持つ物体側に凸を向けたレンズと正の屈折力を持つ物体側に凸を向けたレンズとから成る接合レンズ、で構成されており、全体として正の屈折力を持っている。
第2レンズ群L2は、負の屈折力を持つ物体側に凸を向けたレンズと正の屈折力を持つ物体側に凸を向けたレンズとから成る接合レンズ、で構成されており、全体として負の屈折力を持っている。この第2レンズ群L2は、無限遠から近距離へのフォーカシングに際して光軸に沿って像面側に移動する。
第31レンズ群L31は、正の屈折力を持つ両凸レンズで構成されており、全体として正の屈折力を持っている。
第32レンズ群L32は、正の屈折力を持つ両凸レンズ、負の屈折力を持つ両凹レンズ、負の屈折力を持つ両凹レンズ、で構成されており、全体として負の屈折力を持っている。
この第32レンズ群L32は、手振れ補正に際して光軸と垂直な方向に移動する。
第33レンズ群L33は、正の屈折力を持つ両凸レンズ、正の屈折力を持つ両凸レンズ、負の屈折力を持つ両凹レンズ、で構成されており、全体として正の屈折力を持っている。
図6は、本発明の実施例11の結像光学系のレンズ構成図である。第1レンズ群L1は、正の屈折力を持つ両凸レンズ、正の屈折力を持つ両凸レンズ、負の屈折力を持つ両凹レンズ、負の屈折力を持つ物体側に凸を向けたレンズと正の屈折力を持つ物体側に凸を向けたレンズとから成る接合レンズ、で構成されており、全体として正の屈折力を持っている。
第2レンズ群L2は、負の屈折力を持つ物体側に凸を向けたレンズと正の屈折力を持つ物体側に凸を向けたレンズとから成る接合レンズ、で構成されており、全体として負の屈折力を持っている。この第2レンズ群L2は、無限遠から近距離へのフォーカシングに際して光軸に沿って像面側に移動する。
第31レンズ群L31は、正の屈折力を持つ物体側に凸を向けたレンズで構成されており、全体として正の屈折力を持っている。
第32レンズ群L32は、正の屈折力を持つ両凸レンズ、負の屈折力を持つ両凹レンズ、負の屈折力を持つ両凹レンズ、で構成されており、全体として負の屈折力を持っている。
この第32レンズ群L32は、手振れ補正に際して光軸と垂直な方向に移動する。
第33レンズ群L33は、正の屈折力を持つ両凸レンズ、正の屈折力を持つ両凸レンズ、負の屈折力を持つ像面側に凸面を向けたレンズ、で構成されており、全体として正の屈折力を持っている。
図6は、本発明の実施例12の結像光学系のレンズ構成図である。第1レンズ群L1は、正の屈折力を持つ両凸レンズ、正の屈折力を持つ両凸レンズ、負の屈折力を持つ両凹レンズ、負の屈折力を持つ物体側に凸を向けたレンズと正の屈折力を持つ物体側に凸を向けたレンズとから成る接合レンズ、で構成されており、全体として正の屈折力を持っている。
第2レンズ群L2は、負の屈折力を持つ物体側に凸を向けたレンズと正の屈折力を持つ物体側に凸を向けたレンズとから成る接合レンズ、で構成されており、全体として負の屈折力を持っている。この第2レンズ群L2は、無限遠から近距離へのフォーカシングに際して光軸に沿って像面側に移動する。
第31レンズ群L31は、正の屈折力を持つ物体側に凸を向けたレンズで構成されており、全体として正の屈折力を持っている。
第32レンズ群L32は、正の屈折力を持つ両凸レンズ、負の屈折力を持つ両凹レンズ、負の屈折力を持つ両凹レンズ、で構成されており、全体として負の屈折力を持っている。
この第32レンズ群L32は、手振れ補正に際して光軸と垂直な方向に移動する。
第33レンズ群L33は、正の屈折力を持つ両凸レンズ、負の屈折力を持つ像面側に凸を向けたレンズ、で構成されており、全体として正の屈折力を持っている。
続いて、以下に前述した各実施例に係るインナーフォーカス式望遠レンズの諸元値(数値実施例)を示す。
[面データ]において、面番号は物体側から数えたレンズ面又は開口絞りの番号、rは各面の曲率半径、dは各面の間隔、ndはd線(波長587.56nm)に対する屈折率、vdはd線に対するアッベ数を示している。また、BFはバックフォーカスを表している。なお、面番号に付した(絞り)は、その位置に開口絞りが位置していることを示している。平面又は開口絞りに対する曲率半径には∞(無限大)を記入している。
[各種データ]には、無限遠時(INF)の焦点距離等の値を示している。
[可変間隔データ]には、物体距離が無限遠時(INF)と物体距離が12000mm時(x40)と物体距離が最短撮影時(MOD)の可変面間隔の値を示している。
[レンズ群データ]には、各レンズ群を構成する最も物体側の面番号及び群全体の合成焦点距離を示している。
[硝材データ]には、面番号に対応するレンズについて、g線(波長435.8nm)、F線(波長486.1nm)、C線(波長656.3nm)それぞれに対する屈折率ng、nF、nCと、部分分散比θgFとを示している。
なお、以下の全ての諸元の値において、記載している焦点距離f、曲率半径r、レンズ面間隔d、その他の長さの単位は特記のない限りミリメートル(mm)を使用するが、光学系では比例拡大と比例縮小とにおいても同等の光学性能が得られるので、これに限られるものではない。
数値実施例1
[面データ]
面番号 r d nd vd
物面 ∞ (d0)
1 114.4337 16.2797 1.43700 95.10
2 -678.6438 1.0000
3 107.4482 11.5975 1.49700 81.61
4 630.6386 4.8253
5 -2500.0000 3.5000 1.77250 49.62
6 305.7522 23.0000
7 84.5185 1.7500 1.80610 40.73
8 46.0812 13.9929 1.49700 81.61
9 239.0624 (d9)
10 595.6767 2.5000 1.56883 56.04
11 64.6046 2.7042 1.76182 26.61
12 79.5386 (d12)
13(絞り) ∞ 2.0000
14 144.2420 3.2500 1.49700 81.61
15 1861.2235 2.0000
16 -536.0371 2.4394 1.84666 23.78
17 -87.0916 1.2500 1.49700 81.61
18 48.0248 5.9427
19 -142.5014 2.2500 1.62041 60.34
20 83.9829 4.5000
21 109.5549 3.6685 1.49700 81.61
22 -170.8715 2.2000
23 73.6761 6.0000 1.77250 49.62
24 -113.5019 2.2592 1.84666 23.78
25 676.7340 76.1433
像面 ∞

[各種データ]
INF
焦点距離 289.90
Fナンバー 2.90
全画角2ω 8.50
像高Y 21.63
レンズ全長 189.94

[可変間隔データ]
INF x40 MOD
d0 ∞ 11753.1317 1735.5051
d9 3.6193 6.3978 24.4526
d12 67.4147 64.6363 46.5815
BF 76.1433 76.1433 76.1433

[レンズ群データ]
群 始面 焦点距離
L1 1 152.25
L2 10 -179.60
L3 14 643.46
L31 14 314.41
L32 16 -49.20
L33 21 62.90

[硝材データ]
面番号 ng nF nC θgF
14 1.50451 1.50123 1.49514 0.53880
16 1.89413 1.87209 1.83649 0.61910
17 1.50451 1.50123 1.49514 0.53880
19 1.63310 1.62755 1.61727 0.53930
21 1.50451 1.50123 1.49514 0.53880
23 1.79193 1.78336 1.76780 0.55030
24 1.89413 1.87209 1.83649 0.61910
数値実施例2
[面データ]
面番号 r d nd vd
物面 ∞ (d0)
1 105.1074 18.5902 1.43700 95.10
2 -725.6748 11.0166
3 107.7337 10.2501 1.49700 81.61
4 404.8907 6.2472
5 -775.0264 8.0000 1.77250 49.62
6 389.8974 9.4198
7 84.6027 1.7500 1.80610 40.73
8 46.1052 14.5143 1.49700 81.61
9 215.7084 (d9)
10 897.4628 2.5000 1.65844 50.86
11 50.9090 3.0000 1.84666 23.78
12 63.5533 (d12)
13(絞り) ∞ 2.0000
14 110.5676 4.1902 1.49700 81.61
15 -224.7599 2.3337
16 1390.7566 2.7500 1.84666 23.78
17 -95.6077 2.5000 1.49700 81.61
18 55.0601 5.5921
19 -181.9576 2.2500 1.80420 46.50
20 65.6048 4.5000
21 111.9859 3.1815 1.65844 50.86
22 -358.1760 4.0000
23 68.6437 7.0130 1.80420 46.50
24 -93.2514 2.9000 1.84666 23.78
25 407.0030 68.0577
像面 ∞

[各種データ]
INF
焦点距離 289.90
Fナンバ 2.90
全画角2ω 8.50
像高Y 21.63
レンズ全長 195.79

[可変間隔データ]
INF x40 MOD
d0 ∞ 11753.1317 1737.5297
d9 27.2891 29.9808 47.4184
d12 40.0000 37.3083 19.8707
BF 68.0577 68.0577 68.0329

[レンズ群データ]
群 始面 焦点距離
L1 1 161.38
L2 10 -113.84
L3 14 253.63
L31 14 149.74
L32 16 -45.84
L33 21 59.74

[硝材データ]
面番号 ng nF nC θgF
14 1.50451 1.50123 1.49514 0.53880
16 1.89413 1.87209 1.83649 0.61910
17 1.50451 1.50123 1.49514 0.53880
19 1.82594 1.81630 1.79900 0.55790
21 1.67471 1.66749 1.65454 0.55750
23 1.82594 1.81630 1.79900 0.55790
24 1.89413 1.87209 1.83649 0.61910
数値実施例3
[面データ]
面番号 r d nd vd
物面 ∞ (d0)
1 111.5611 16.8770 1.43700 95.10
2 -583.9630 1.0000
3 109.2461 11.7388 1.49700 81.61
4 647.8708 5.0827
5 -1327.0205 3.5000 1.77250 49.62
6 311.9153 23.0000
7 83.3946 1.7500 1.80610 40.73
8 45.7174 14.1340 1.49700 81.61
9 243.5198 (d9)
10 621.3837 2.5000 1.56883 56.04
11 63.1676 2.9249 1.76182 26.61
12 77.7817 (d12)
13(絞り) ∞ 2.0000
14 158.6934 3.2500 1.49700 81.61
15 -8698.6666 2.0000
16 -836.7685 2.5491 1.84666 23.78
17 -91.4929 1.2500 1.49700 81.61
18 47.1208 6.0384
19 -132.1812 2.2500 1.62041 60.34
20 85.1315 4.5000
21 111.0800 3.6486 1.49700 81.61
22 -170.5498 2.2000
23 73.7272 6.0000 1.77250 49.62
24 -109.9329 2.2628 1.84666 23.78
25 794.1278 76.0626
像面 ∞

[各種データ]
INF
焦点距離 289.91
Fナンバ 2.90
全画角2ω 8.50
像高Y 21.63
レンズ全長 189.41

[可変間隔データ]
INF x40 MOD
d0 ∞ 11753.1317 1735.5051
d9 3.5872 6.3125 23.9977
d12 65.3674 62.6421 44.9570
BF 76.0626 76.0627 76.0627

[レンズ群データ]
群 始面 焦点距離
L1 1 151.38
L2 10 -173.93
L3 14 618.51
L31 14 313.62
L32 16 -49.07
L33 21 62.57

[硝材データ]
面番号 ng nF nC θgF
14 1.50451 1.50123 1.49514 0.53880
16 1.89413 1.87209 1.83649 0.61910
17 1.50451 1.50123 1.49514 0.53880
19 1.63310 1.62755 1.61727 0.53930
21 1.50451 1.50123 1.49514 0.53880
23 1.79193 1.78336 1.76780 0.55030
24 1.89413 1.87209 1.83649 0.61910
数値実施例4
[面データ]
面番号 r d nd vd
物面 ∞ (d0)
1 109.7326 17.0351 1.43700 95.10
2 -565.4174 0.5304
3 113.5237 14.7969 1.43700 95.10
4 -484.5846 1.9501
5 -386.0099 5.0000 1.72916 54.67
6 297.8818 32.9889
7 65.7803 1.7500 1.80610 40.73
8 40.2511 13.6090 1.49700 81.61
9 146.2237 (d9)
10 759.7203 2.5000 1.56883 56.04
11 54.9239 3.0000 1.80518 25.46
12 65.9305 (d12)
13(絞り) ∞ 2.0000
14 153.2226 3.5000 1.49700 81.61
15 -548.7770 2.0000
16 -440.8309 2.6289 1.84666 23.78
17 -84.5647 1.2500 1.49700 81.61
18 47.3914 5.9467
19 -146.5954 2.5000 1.62041 60.34
20 86.6698 4.5000
21 108.8065 4.1243 1.49700 81.61
22 -186.2548 2.2000
23 72.8059 6.5000 1.72916 54.67
24 -126.7315 2.2451 1.84666 23.78
25 1645.2119 75.5183
像面 ∞

[各種データ]
INF
焦点距離 289.96
Fナンバ 2.90
全画角2ω 8.50
像高Y 21.63
レンズ全長 188.02

[可変間隔データ]
INF x40 MOD
d0 ∞ 11753.1317 1735.5051
d9 4.5101 7.0260 23.2437
d12 50.9527 48.4368 32.2192
BF 75.5183 75.5183 75.5183

[レンズ群データ]
群 始面 焦点距離
L1 1 149.18
L2 10 -141.87
L3 14 458.24
L31 14 241.41
L32 16 -49.09
L33 21 63.96

[硝材データ]
面番号 ng nF nC θgF
14 1.50451 1.50123 1.49514 0.53880
16 1.89413 1.87209 1.83649 0.61910
17 1.50451 1.50123 1.49514 0.53880
19 1.63310 1.62755 1.61727 0.53930
21 1.50451 1.50123 1.49514 0.53880
23 1.74571 1.73844 1.72510 0.54520
24 1.89413 1.87209 1.83649 0.61910
数値実施例5
[面データ]
面番号 r d nd vd
物面 ∞ (d0)
1 112.2826 16.4272 1.43700 95.10
2 -640.5347 1.2638
3 117.6459 12.4780 1.49700 81.61
4 -2937.1698 4.0454
5 -674.6109 5.0000 1.77250 49.62
6 269.6393 26.9110
7 75.4552 1.7500 1.80610 40.73
8 44.5757 13.6096 1.49700 81.61
9 200.3735 (d9)
10 626.7051 2.5000 1.56883 56.04
11 62.1116 3.0000 1.76182 26.61
12 77.2051 (d12)
13(絞り) ∞ 2.0000
14 149.8613 3.2500 1.49700 81.61
15 3708.4030 2.0000
16 -675.6481 2.5811 1.84666 23.78
17 -87.1878 1.2500 1.49700 81.61
18 46.6361 6.0678
19 -129.7203 2.5000 1.62041 60.34
20 88.2365 4.5000
21 124.4643 3.6576 1.49700 81.61
22 -146.0383 2.2000
23 69.5689 6.0000 1.72916 54.67
24 -122.7708 2.1725 1.84666 23.78
25 1052.7754 76.1098
像面 ∞

[各種データ]
INF
焦点距離 289.96
Fナンバ 2.90
全画角2ω 8.50
像高Y 21.63
レンズ全長 190.42

[可変間隔データ]
INF x40 MOD
d0 ∞ 11753.1317 1735.5051
d9 3.9283 6.7316 24.9531
d12 61.3318 58.5284 40.3070
BF 76.1098 76.1098 76.1098

[レンズ群データ]
群 始面 焦点距離
L1 1 152.91
L2 10 -173.14
L3 14 600.50
L31 14 314.14
L32 16 -49.02
L33 21 62.58

[硝材データ]
面番号 ng nF nC θgF
14 1.50451 1.50123 1.49514 0.53880
16 1.89413 1.87209 1.83649 0.61910
17 1.50451 1.50123 1.49514 0.53880
19 1.63310 1.62755 1.61727 0.53930
21 1.50451 1.50123 1.49514 0.53880
23 1.74571 1.73844 1.72510 0.54520
24 1.89413 1.87209 1.83649 0.61910
数値実施例6
[面データ]
面番号 r d nd vd
物面 ∞ (d0)
1 110.8945 19.4881 1.43700 95.10
2 -518.9511 0.5000
3 114.1492 16.6454 1.43700 95.10
4 -453.9763 2.2108
5 -341.4076 5.2210 1.65844 50.86
6 288.2184 23.7500
7 66.7128 1.5000 1.80610 40.73
8 41.1680 14.7625 1.49700 81.61
9 155.4860 (d9)
10 3392.9376 2.5000 1.56883 56.04
11 51.7357 3.5190 1.84666 23.78
12 62.1815 (d12)
13(絞り) ∞ 3.3947
14 331.7156 3.5000 1.59282 68.63
15 -188.7475 2.0000
16 722.7312 2.7103 1.84666 23.78
17 -112.2519 1.2500 1.49700 81.61
18 43.1063 6.2224
19 -124.9821 2.5000 1.63854 55.45
20 83.2451 4.5000
21 100.6661 4.0948 1.49700 81.61
22 -186.8990 2.2000
23 65.3034 7.0669 1.65844 50.86
24 -89.9138 2.2693 1.84666 23.78
25 -4338.5067 73.3840
像面 ∞

[各種データ]
INF
焦点距離 289.93
Fナンバ 2.88
全画角2ω 8.50
像高Y 21.63
レンズ全長 192.16

[可変間隔データ]
INF x40 MOD
d0 ∞ 11753.1317 1735.5051
d9 4.8202 6.9638 20.5997
d12 55.5322 53.3887 39.7527
BF 73.3840 73.3840 73.4090

[レンズ群データ]
群 始面 焦点距離
L1 1 141.65
L2 10 -126.07
L3 14 407.99
L31 14 203.43
L32 16 -48.50
L33 21 63.96

[硝材データ]
面番号 ng nF nC θgF
14 1.60354 1.59884 1.59021 0.54410
16 1.89413 1.87209 1.83649 0.61910
17 1.50451 1.50123 1.49514 0.53880
19 1.65287 1.64657 1.63505 0.54730
21 1.50451 1.50123 1.49514 0.53880
23 1.67471 1.66749 1.65454 0.55750
24 1.89413 1.87209 1.83649 0.61910
数値実施例7
[面データ]
面番号 r d nd vd
物面 ∞ (d0)
1 112.9316 20.3287 1.43700 95.10
2 -583.8913 0.5000
3 116.7284 17.9693 1.43700 95.10
4 -379.0426 1.9850
5 -313.8879 6.5000 1.65844 50.86
6 324.8099 22.6371
7 66.7817 2.3500 1.80610 40.73
8 41.0376 12.6211 1.49700 81.61
9 155.7972 (d9)
10 1463.2129 2.5000 1.56883 56.04
11 55.2997 2.9919 1.84666 23.78
12 66.2221 (d12)
13(絞り) ∞ 2.0000
14 290.4516 3.6416 1.43700 95.10
15 -189.6712 2.0000
16 1350.3432 2.8227 1.84666 23.78
17 -102.8796 1.5000 1.49700 81.61
18 41.9731 6.7077
19 -113.1764 2.5000 1.63854 55.45
20 91.6385 4.5000
21 107.6946 4.2044 1.49700 81.61
22 -152.7638 2.0000
23 66.2112 5.5657 1.65844 50.86
24 -92.7878 2.3024 1.84666 23.78
25 -1161.4453 73.4006
像面 ∞

[各種データ]
INF
焦点距離 289.96
Fナンバ 2.88
全画角2ω 8.50
像高Y 21.63
レンズ全長 191.26

[可変間隔データ]
INF x40 MOD
d0 ∞ 11753.1317 2237.9929
d9 4.1260 6.3592 16.6174
d12 57.0084 54.7752 44.5170
BF 73.4006 73.4006 73.4006

[レンズ群データ]
群 始面 焦点距離
L1 1 141.51
L2 10 -137.83
L3 14 495.67
L31 14 263.18
L32 16 -47.38
L33 21 61.40

[硝材データ]
面番号 ng nF nC θgF
14 1.44264 1.44019 1.43559 0.53340
16 1.89413 1.87209 1.83649 0.61910
17 1.50451 1.50123 1.49514 0.53880
19 1.65287 1.64657 1.63505 0.54730
21 1.50451 1.50123 1.49514 0.53880
23 1.67471 1.66749 1.65454 0.55750
24 1.89413 1.87209 1.83649 0.61910
数値実施例8
[面データ]
面番号 r d nd vd
物面 ∞ (d0)
1 102.2281 18.4476 1.43700 95.10
2 -752.9426 15.5000
3 110.4760 10.7213 1.49700 81.61
4 960.5218 5.1437
5 -554.0875 3.5000 1.74330 49.22
6 232.7917 20.0000
7 73.8252 1.7500 1.80610 40.73
8 43.4479 13.0055 1.49700 81.61
9 240.8468 5.5000
10 485.2153 2.5000 1.56883 56.04
11 62.3848 2.6160 1.78472 25.72
12 74.4945 59.0403
13(絞り) ∞ 2.0000
14 149.6242 3.2500 1.56384 60.83
15 4010.9862 2.0000
16 -759.3410 2.7500 1.84666 23.78
17 -88.4281 1.2500 1.49700 81.61
18 51.9945 5.2824
19 -188.5417 1.8500 1.71300 53.94
20 74.1985 4.2963
21 111.1985 3.2460 1.65844 50.86
22 -317.2878 3.0000
23 71.5527 6.8539 1.80420 46.50
24 -90.3213 2.9000 1.84666 23.78
25 367.6416 72.9105
像面 ∞

[各種データ]
INF
焦点距離 289.91
Fナンバ 2.90
全画角2ω 8.50
像高Y 21.63
レンズ全長 196.40

[可変間隔データ]
INF x40 MOD
d0 ∞ 11753.1317 1737.5297
d9 5.5000 8.5329 28.3176
d12 59.0403 56.0073 36.2227
BF 72.9105 72.9105 72.8849

[レンズ群データ]
群 始面 焦点距離
L1 1 159.35
L2 10 -171.93
L3 14 557.68
L31 14 275.57
L32 16 -48.37
L33 21 60.97

[硝材データ]
面番号 ng nF nC θgF
14 1.57529 1.57028 1.56101 0.54070
16 1.89413 1.87209 1.83649 0.61910
17 1.50451 1.50123 1.49514 0.53880
19 1.72939 1.72220 1.70898 0.54410
21 1.67471 1.66749 1.65454 0.55750
23 1.82594 1.81630 1.79900 0.55790
24 1.89413 1.87209 1.83649 0.61910
数値実施例9
[面データ]
面番号 r d nd vd
物面 ∞ (d0)
1 100.9142 19.2500 1.43700 95.10
2 -1131.1048 24.0000
3 89.8451 10.7855 1.49700 81.61
4 321.3374 4.8469
5 -811.0565 5.0000 1.77250 49.62
6 276.9467 9.9579
7 83.8456 2.5000 1.80610 40.73
8 43.7363 14.0674 1.49700 81.61
9 251.2537 (d9)
10 787.4073 2.5000 1.56732 42.84
11 41.6287 4.7593 1.75211 25.05
12 56.5037 (d12)
13(絞り) ∞ 2.0000
14 98.9701 4.0648 1.49700 81.61
15 -789.4290 2.0000
16 408.5081 3.3009 1.84666 23.78
17 -87.4438 1.5000 1.58913 61.25
18 59.3566 4.0609
19 -202.3974 1.5000 1.72916 54.67
20 68.8430 3.1416
21 131.0205 2.7594 1.71300 53.94
22 -353.0185 0.1000
23 63.0038 5.1750 1.80420 46.50
24 -97.5414 1.5000 1.84666 23.78
25 212.3831 80.4769
像面 ∞

[各種データ]
INF
焦点距離 289.91
Fナンバ 2.90
全画角2ω 8.50
像高Y 21.63
レンズ全長 191.65

[可変間隔データ]
INF x40 MOD
d0 ∞ 11753.1317 1737.5297
d9 9.7245 12.4674 30.1960
d12 53.1607 50.4177 32.6891
BF 80.4769 80.4769 80.4769

[レンズ群データ]
群 始面 焦点距離
L1 1 163.83
L2 10 -125.71
L3 14 290.12
L31 14 177.22
L32 16 -51.91
L33 21 62.40

[硝材データ]
面番号 ng nF nC θgF
14 1.5045 1.5012 1.4951 0.5388
16 1.8941 1.8721 1.8365 0.6191
17 1.6010 1.5958 1.5862 0.5403
19 1.7457 1.7384 1.7251 0.5452
21 1.7294 1.7222 1.7090 0.5441
23 1.8259 1.8163 1.7990 0.5579
24 1.8941 1.8721 1.8365 0.6191
数値実施例10
[面データ]
面番号 r d nd vd
物面 ∞ (d0)
1 98.2513 18.6060 1.43700 95.10
2 -1551.9516 30.0000
3 99.2219 10.3260 1.49700 81.61
4 558.8124 4.2566
5 -484.9301 5.0000 1.80420 46.50
6 304.8517 3.0000
7 81.3361 2.5000 1.80610 40.73
8 44.9941 14.5239 1.49700 81.61
9 267.7429 (d9)
10 635.8303 2.5000 1.51742 52.15
11 57.7366 3.2760 1.75211 25.05
12 69.6604 (d12)
13(絞り) ∞ 10.2003
14 159.8814 3.3169 1.65844 50.86
15 -926.4624 2.0000
16 253.7652 3.3009 1.84666 23.78
17 -83.8408 1.5000 1.58913 61.25
18 54.7808 2.9929
19 -158.2557 1.5000 1.72916 54.67
20 58.3928 5.1339
21 92.7035 3.0870 1.62041 60.34
22 -388.6143 5.2500
23 65.9173 5.8295 1.72916 54.67
24 -79.8693 2.0541 1.80518 25.46
25 361.3757 68.8350
像面 ∞

[各種データ]
INF
焦点距離 289.97
Fナンバ 2.90
全画角2ω 8.50
像高Y 21.63
レンズ全長 197.62

[可変間隔データ]
INF x40 MOD
d0 ∞ 11753.1317 1737.5297
d9 9.5876 12.7894 33.8576
d12 47.8814 44.6797 23.6115
BF 68.8350 68.8350 68.8350

[レンズ群データ]
群 始面 焦点距離
L1 1 162.60
L2 10 -172.09
L3 14 584.71
L31 14 207.34
L32 16 -46.65
L33 21 62.68

[硝材データ]
面番号 ng nF nC θgF
14 1.67471 1.66749 1.65454 0.55750
16 1.89413 1.87209 1.83649 0.61910
17 1.60100 1.59581 1.58619 0.54030
19 1.74571 1.73844 1.72510 0.54520
21 1.63310 1.62755 1.61727 0.53930
23 1.74571 1.73844 1.72510 0.54520
24 1.84721 1.82774 1.79611 0.61560
数値実施例11
[面データ]
面番号 r d nd vd
物面 ∞ (d0)
1 118.9265 18.7111 1.43700 95.10
2 -539.3913 0.5000
3 110.1534 16.1053 1.43700 95.10
4 -861.8256 2.2840
5 -519.3613 6.0000 1.80420 46.50
6 462.6370 31.7557
7 63.5687 2.3500 1.83400 37.34
8 40.0731 12.4253 1.49700 81.61
9 150.9584 (d9)
10 401.3307 2.5000 1.80610 40.73
11 46.8418 5.0128 1.75211 25.05
12 85.5207 (d12)
13(絞り) ∞ 10.7971
14 171.4679 3.5015 1.72916 54.67
15 377.2390 2.0000
16 326.0953 2.8271 1.84666 23.78
17 -102.6585 1.5000 1.49700 81.61
18 41.6145 3.6900
19 -89.6894 1.5000 1.77250 49.62
20 114.0774 8.7024
21 166.3323 3.7399 1.49700 81.61
22 -111.1920 10.2500
23 87.8574 6.0323 1.71300 53.94
24 -67.5100 2.2851 1.80518 25.46
25 -254.5225 72.3600
像面 ∞

[各種データ]
INF
焦点距離 289.99
Fナンバ 2.91
全画角2ω 8.50
像高Y 21.63
レンズ全長 190.38

[可変間隔データ]
INF x40 MOD
d0 ∞ 11753.1317 1737.5297
d9 5.6929 7.8849 21.8875
d12 30.2186 28.0266 14.0240
BF 72.3600 72.3602 72.3601

[レンズ群データ]
群 始面 焦点距離
L1 1 137.32
L2 10 -126.75
L3 14 329.10
L31 14 428.04
L32 16 -46.55
L33 21 61.12

[硝材データ]
面番号 ng nF nC θgF
14 1.74571 1.73844 1.72510 0.54520
16 1.89413 1.87209 1.83649 0.61910
17 1.50451 1.50123 1.49514 0.53880
19 1.79193 1.78336 1.76780 0.55030
21 1.50451 1.50123 1.49514 0.53880
23 1.72939 1.72220 1.70898 0.54410
24 1.84721 1.82774 1.79611 0.61560
数値実施例12
[面データ]
面番号 r d nd vd
物面 ∞ (d0)
1 108.6022 19.2500 1.43700 95.10
2 -1104.1233 0.5000
3 128.2080 16.1600 1.43700 95.10
4 -429.3762 1.7939
5 -374.1061 9.6600 1.72916 54.67
6 354.7052 15.9812
7 73.3992 2.3500 1.80610 40.73
8 44.2498 15.6618 1.49700 81.61
9 181.9009 24.6125
10 1049.6300 2.5000 1.51680 64.20
11 52.0246 2.8150 1.84666 23.78
12 58.4516 28.2906
13(絞り) ∞ 2.0000
14 119.2411 3.4704 1.72916 54.67
15 955.1243 2.0000
16 170.2515 3.7170 1.84666 23.78
17 -84.2893 1.5000 1.77250 49.62
18 53.2924 3.1910
19 -170.7031 1.5000 1.78590 43.93
20 121.1350 16.4716
21 84.9342 6.1058 1.77250 49.62
22 -46.1729 1.2000
23 -43.6945 2.2688 2.00069 25.46
24 -96.4743 79.9059
像面 ∞

[各種データ]
INF
焦点距離 289.98
Fナンバ 2.88
全画角2ω 8.50
像高Y 21.63
レンズ全長 183.00

[可変間隔データ]
INF x40 MOD
d0 ∞ 11753.1317 2237.9929
d9 24.6125 27.3636 40.2141
d12 28.2906 25.5395 12.6890
BF 79.9059 79.9059 79.9058

[レンズ群データ]
群 始面 焦点距離
L1 1 153.74
L2 10 -133.43
L3 14 356.79
L31 14 186.53
L32 16 -50.68
L33 21 74.07

[硝材データ]
面番号 ng nF nC θgF
14 1.74571 1.73844 1.72510 0.54520
16 1.89413 1.87209 1.83649 0.61910
17 1.79193 1.78336 1.76780 0.55030
19 1.80846 1.79842 1.78053 0.56110
21 1.79193 1.78336 1.76780 0.55030
23 2.05283 2.02872 1.98941 0.61350
また、以下にこれらの各実施例における条件式の対応値の一覧を示す。
[条件式対応値]
条件式\実施例 1 2 3 4
(1) 0.45<f1/f<0.60 0.53 0.56 0.52 0.51
(2) 0.35<|f2|/f<0.65 0.62 0.39 0.60 0.49
(3) 0.60<f3/f<3.00 2.22 0.87 2.13 1.58
(4) 0.50<f31/f<1.50 1.08 0.52 1.08 0.83
(5) 0.15<|f32|/f<0.20 0.17 0.16 0.17 0.17
(6) 0.15<f33/f<0.30 0.22 0.21 0.22 0.22
(7) nd2n<1.70 1.56883 1.65844 1.56883 1.56883
(8) nd2p>1.75 1.76182 1.84666 1.76182 1.80518
(9) 0.01<θgF2p-0.64826+0.0018008×νd2p 0.012 0.014 0.012 0.013

条件式\実施例 5 6 7 8
(1) 0.45<f1/f<0.60 0.53 0.49 0.49 0.55
(2) 0.35<|f2|/f<0.65 0.60 0.43 0.48 0.59
(3) 0.60<f3/f<3.00 2.07 1.41 1.71 1.92
(4) 0.50<f31/f<1.50 1.08 0.70 0.91 0.95
(5) 0.15<|f32|/f<0.20 0.17 0.17 0.16 0.17
(6) 0.15<f33/f<0.30 0.22 0.22 0.21 0.21
(7) nd2n<1.70 1.56883 1.56883 1.56883 1.56883
(8) nd2p>1.75 1.76182 1.84666 1.78472 1.78472
(9) 0.01<θgF2p-0.64826+0.0018008×νd2p 0.012 0.014 0.014 0.014

条件式\実施例 9 10 11 12
(1) 0.45<f1/f<0.60 0.57 0.56 0.47 0.53
(2) 0.35<|f2|/f<0.65 0.43 0.59 0.44 0.46
(3) 0.60<f3/f<3.00 1.00 2.02 1.13 1.23
(4) 0.50<f31/f<1.50 0.61 0.72 1.48 0.64
(5) 0.15<|f32|/f<0.20 0.18 0.16 0.16 0.17
(6) 0.15<f33/f<0.30 0.22 0.22 0.21 0.26
(7) nd2n<1.70 1.53172 1.51742 1.80610 1.51680
(8) nd2p>1.75 1.75211 1.75211 1.75211 1.84666
(9) 0.01<θgF2p-0.64826+0.0018008×νd2p 0.016 0.016 0.016 0.014
L1 第1レンズ群
L2 第2レンズ群
L3 第3レンズ群
L31 第31レンズ群
L32 第32レンズ群
L33 第33レンズ群
S 開口絞り
I 像面

Claims (3)

  1. 物体側から像面側へ順に、正の屈折力を持つ第1レンズ群L1と、負の屈折力を持つ第2レンズ群L2と、正の屈折力を持つ第3レンズ群L3とからなり、
    前記第2レンズ群L2は物体側に凸面を向けたメニスカス状の負レンズL2nと、物体側に凸面を向けたメニスカス状の正レンズL2pとの接合レンズであり、前記第2レンズ群L2はフォーカシング時に光軸方向に移動し、
    前記第3レンズ群L3は、正の屈折力を持つ第31レンズ群L31と、負の屈折力を持つ第32レンズ群L32と、正の屈折力を持つ第33レンズ群L33とを有し、前記第32レンズ群L32は防振時に光軸と垂直な方向に移動し、以下に示す条件式(1)乃至(6)を満足することを特徴とする結像光学系。
    (1) 0.45<f1/f<0.60
    (2) 0.35<|f2|/f<0.65
    (3) 0.60<f3/f<3.00
    (4) 0.50<f31/f<1.50
    (5) 0.15<|f32|/f<0.20
    (6) 0.15<f33/f<0.30
    fi:第iレンズ群の焦点距離
    f:結像光学系全体の焦点距離
  2. 請求項1に記載の結像光学系であって、さらに以下に示す条件式(7)を満足することを特徴とする結像光学系。
    (7) nd2n<1.70
    nd2n:前記負レンズL2nのd線の屈折率
  3. 請求項1または2に記載の結像光学系であって、さらに以下に示す条件式(8)及び(9)を満足することを特徴とする結像光学系。
    (8) nd2p>1.75
    (9) 0.01<θgF2p−0.64826+0.0018008×νd2p
    nd2p:前記正レンズL2pのd線の屈折率
    νd2p:前記正レンズL2pのd線のアッベ数
    θgF2p:前記正レンズL2pのg線とF線に対する部分分散比
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