JP2013246146A - クリアランス測定装置及びクリアランス測定方法 - Google Patents

クリアランス測定装置及びクリアランス測定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】油又は異物の影響なくクリアランスを精度良く測定できるクリアランス測定装置及びクリアランス測定方法を提供する。
【解決手段】コントローラは、画像のX方向における輝度値分布Bnを複数取得し、取得した複数の輝度値分布Bn同士の差分二乗和に基づいてクリアランス方向Aを算出し、取得した複数の輝度値分布Bnの第一範囲における偏差平方和を算出し、偏差平方和の2つの極大値を抽出し、2つの極大値を示したクリアランス部位を算出し、算出されたクリアランス部位間にて、第一範囲よりも狭い範囲である第二範囲における偏差平方和を算出し、偏差平方和の2つの極大値を抽出し、2つ極大値を示したクリアランス位置を算出し、クリアランス方向Aとクリアランス位置とに基づいてクリアランスを算出する。
【選択図】図4

Description

本発明は、クリアランス測定装置及びクリアランス測定方法の技術に関する。
ハイブリッド自動車関連分野では、精密プレス加工によって製造される部品が多く用いられている。例えばハイブリッドモータの分割コアプレートは、精密プレス加工によって製造されるものである。精密プレス加工装置では、パンチとダイとのクリアランスの管理が重要とされている。特許文献1では、精密プレスにてパンチとダイとのクリアランスに偏りが生じた場合には、パンチの早期破損につながることが課題として開示されている。
現在、分割コアプレートを加工するパンチとダイとのクリアランスは、クリアランスの画像を解析することによって測定し、管理されている。しかし、数μmレベルのオーダーで画像を解析する場合には、油又は異物の影響によって正確にクリアランスを測定することができない。そのため、画像にて油又は異物を判別してクリアランスを測定する必要があり、工数が増加している。
特開2007−167905号公報
本発明の解決しようとする課題は、油又は異物の影響なく容易にクリアランスを精度良く測定できるクリアランス測定装置及びクリアランス測定方法を提供することである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、クリアランスが形成されるワークに光を照射する光源と、前記光源から照射され、或いは、前記ワークから反射される光を画像として取得する画像撮像手段と、前記画像撮像手段によって取得された画像を解析して前記クリアランスを測定する画像解析手段と、を具備するクリアランス測定装置であって、前記画像解析手段は、前記画像の所定方向における輝度値分布を複数取得し、取得した複数の輝度値分布同士の差分二乗和に基づいてクリアランス方向を算出し、前記画像の所定方向における輝度値分布を複数取得し、取得したそれぞれの輝度値分布の第一範囲における偏差平方和を、前記輝度値分布の所定領域にわたって算出し、前記偏差平方和の2つ極大値を抽出し、前記所定方向における2つ極大値を示した範囲内をクリアランス部位として算出し、前記算出されたクリアランス部位間にて、前記第一範囲よりも狭い範囲である第二範囲における偏差平方和を、前記輝度値分布の所定領域にわたって算出し、前記偏差平方和の2つの極大値を抽出し、前記所定方向における2つの極大値を示した範囲内をクリアランス位置として算出し、前記クリアランス方向と前記クリアランス位置とに基づいてクリアランスを算出するものである。
請求項2においては、クリアランスが形成されるワークに光を照射し、前記光源から照射され、或いは、前記ワークから反射される光を画像として取得し、前記画像を解析して前記ワークのクリアランスを測定するクリアランス測定方法であって、前記画像の所定方向における輝度値分布を複数取得し、取得した複数の輝度値分布同士の差分二乗和に基づいてクリアランス方向を算出し、前記画像の所定方向における輝度値分布を複数取得し、取得したそれぞれの輝度値分布の第一範囲における偏差平方和を、前記輝度値分布の所定領域にわたって算出し、前記偏差平方和の2つ極大値を抽出し、前記所定方向における2つ極大値を示した範囲内をクリアランス部位として算出し、前記算出されたクリアランス部位間にて、前記第一範囲よりも狭い範囲である第二範囲における偏差平方和を、前記輝度値分布の所定領域にわたって算出し、前記偏差平方和の2つの極大値を抽出し、前記所定方向における2つの極大値を示した範囲内をクリアランス位置として算出し、前記クリアランス方向と前記クリアランス位置とに基づいてクリアランスを算出するものである。
本発明のクリアランス測定装置及びクリアランス測定方法によれば、油又は異物の影響なく容易にクリアランスを精度良く測定できる。
クリアランス測定装置の全体的な構成を示した模式図。 クリアランス測定工程の流れを示したフロー図。 クリアランス方向抽出工程の流れを示したフロー図。 同じく模式図。 クリアランス部位抽出工程の流れを示したフロー図。 同じく模式図。 クリアランス測定工程の流れを示したフロー図。 同じく模式図。
図1を用いて、クリアランス測定装置100について説明する。
なお、図1の左方には、精密プレス加工装置500を表している。また、図1における破線は電気信号線を表している。さらに、以下の説明では、図1に表されるプレス方向に従うものとする。
クリアランス測定装置100の構成について説明する。
クリアランス測定装置100は、ワークに形成されるクリアランスを測定する装置である。本実施形態のワークのクリアランスは、後述する精密プレス加工装置500のストリッパ20とダイ10とのクリアランスCとしている。
精密プレス加工装置500は、パンチ30と、ストリッパ20と、ダイ10と、を具備している。ストリッパ20は、パンチ30をダイ10側へ摺動して加工対象を打ち抜くときには、パンチ30をダイ10に誘導し、パンチ30をダイ10から離間する方向へ摺動して、ダイ10からパンチ30を抜くときには、ダイ10をおさえるものである。本実施形態の精密プレス加工装置500は、ハイブリッドモータの分割コアプレートを打ち抜き加工するものである。
本実施形態の精密プレス加工装置500では、パンチ30の外周面とパンチ30が挿入されるストリッパ20の内周面とのクリアランスは0公差(クリアランスが0μm)であって、パンチ30の外周面とパンチ30が挿入されるダイ10の内周面とのクリアランスCは数μmであるものとする。つまり、パンチ30とダイ10とは数μm程度の精度で組み付けられることが要求されるものである。
そこで、クリアランス測定装置100は、ストリッパ20の内周面とダイ10の内周面とのクリアランスCを管理することによって、打ち抜き加工時のパンチ30とダイ10とのクリアランスを管理している。
クリアランス測定装置100は、画像解析手段としてのコントローラ50と、モニタ60と、画像取得手段としてのカメラ70と、光源80・80と、を具備している。
光源80は、ストリッパ20及びダイ10のプレス方向の一側と他側に配置されている。
カメラ70は、ストリッパ20及びダイ10のプレス方向の一側であるダイ10側に配置され、モニタ60に接続されている。つまり、カメラ70は、ダイ10及びストリッパ20をプレス方向におけるダイ10側から撮像するものである。
モニタ60は、カメラ70で取得した画像を映すものであって、カメラ70及びコントローラ50に接続されている。
コントローラ50は、モニタ60に映し出された画像を解析するものであって、モニタ60に接続されている。
クリアランス測定装置100の作用について説明する。
プレス方向の一側に配置された光源80から照射された光は、ダイ10の底面に反射してカメラ70に画像として取得される。プレス方向の他側に配置された光源80から照射された光は、ストリッパ20及びダイ10の内周部分(パンチ30が摺動する部分)を通過してカメラ70に画像として取得される。
一方、前記一側の光源80から照射される光のうち、ストリッパ20のダイ10とのクリアランスCの部分に相当する底面で反射して、カメラ70に画像として取得される光は殆どなく、前記他側の光源80から取捨される光のうち、ストリッパ20の前記底面部分に相当する部分に照射された前記他側の光源80からの光は、当該底面部分に相当する部分にて遮蔽されて、カメラ70に画像として取得されることはない。そのため、カメラ70には、理論的には、クリアランスCの部分のみが暗くなる輝度値分布の画像(図1参照)取得されることになる。
しかし、単に前記一側及び他側の光源80からストリッパ20及びダイ10に光を照射して、カメラ70による撮像を行うだけでは、油或いは異物、又は光の乱反射の影響を受け、クリアランスCの部分のみが暗くなる画像を取得することは困難である。そのため、以下に説明するクリアランス測定工程S100によって、油又は異物の影響なくクリアランスCを精度良く測定する。
図2を用いて、クリアランス測定工程S100について説明する。
なお、図2では、クリアランス測定工程S100の流れをフローにて表している。
クリアランス測定工程S100は、クリアランス測定装置100のカメラ70によって取得された画像をコントローラ50によって解析する工程である。クリアランス測定工程S100は、主には、クリアランス方向抽出工程S110と、クリアランス部位抽出工程S120と、クリアランス測定工程S130と、を具備している。
図3及び図4を用いて、クリアランス方向抽出工程S110について説明する。
なお、図3では、クリアランス方向抽出工程S110の流れをフロー図にて表している。また、図4では、クリアランス方向抽出工程S110の流れを模式的に表している。
クリアランス方向抽出工程S110は、輝度値分布の画像において、クリアランスの法線方向であるクリアランス方向Aを決定する工程である。なお、取得した画像の画素は、XY座標によって位置づけられている(図4(A)参照)。
ステップS111において、コントローラ50は、画像において、基準とする輝度値分布Bmを取得する。また、輝度値分布Bmとは異なるY方向位置YnにおけるX方向の輝度値分布Bnを、複数のY方向位置Ynについて取得する。
なお、輝度値分布Bmとは、任意のY方向位置YmにおけるX方向の輝度値分布をグラフ(図4(B)参照)として表したものである。また、各輝度値分布Bnも任意のY方向位置YnにおけるX方向の輝度値分布をグラフ(図4(B)参照)として表したものであり、各輝度値分布BnのY方向の位置は互いに異なっている。
ステップS112において、コントローラ50は、取得した輝度値分布Bmを基準の輝度値分布とし、当該基準となる輝度値分布Bmの輝度値Bと、複数の輝度値分布Bnのうちの一の輝度値分布Bnの輝度値Bとの差分二乗和を探索する。
なお、差分二乗和とは、2つの輝度値分布の任意の位置における画素の輝度値の差の二乗であって、差分二乗和の値が小さい画素同士ほど、輝度値分布のパターンが似ている箇所に位置する画像となる。差分二乗和の探索は、輝度値分布Bmのある画素と、一の輝度値分布Bnの各画素との差分二乗和を求めることにより行い、この差分二乗和の探索を輝度値分布Bmの全ての画素について行う。
ステップS113において、コントローラ50は、基準とする輝度値分布Bmの各画素の輝度値Bと、一の輝度値分布Bnの各画素の輝度値Bとの差分二乗和の最小値を探索し、基準とする輝度値分布Bmの各画素の輝度値Bとの差分二乗和が最小となる一の輝度値分布Bnの画素の位置がどの位置(X方向位置)にあるかを求める。つまり、基準とする輝度値分布Bmの輝度値Bのパターンと共通する、一の輝度値分布Bnの輝度値BのパターンがX座標においてどの位置にあるかを探索する。
ステップS114において、コントローラ50は、Y方向において、ステップS111〜S113の処理を繰り返す。すなわち、ステップS111〜S113の処理を繰り返して、複数のY方向位置YnにおけるX方向の輝度値分布Bnについて、輝度値分布Bmとの差分二乗和の最小値の探索を行う。この、複数の輝度値分布Bnついての、輝度値分布Bmとの差分二乗和の最小値の探索は、画像の全範囲にわたって行う。
なお、基準とする輝度値分布Bmは、Y方向における位置が離れるに従い、差分が大きくなるので、基準とする輝度値分布Bmを一の輝度値分布Bnで都度更新して探索を行うこともできる。
ステップS115において、コントローラ50は、画像上にて、各輝度値分布Bnにおける、輝度値分布Bmに対する差分二乗和が最小となる画素同士を直線でXY座標上にて回帰させる。
ステップS116において、コントローラ50は、画像上にて、直線回帰式に対して垂直な方向をクリアランス方向Aとして算出する。
なお、輝度値分布Bmに対する差分二乗和が最小となる画素同士が円弧となる場合には、円フィッティングし、円中心からの方向としてクリアランス方向Aを算出する。
このようにして、クリアランス方向抽出工程S110では、クリアランスC付近の油又は異物が原因のノイズが多い場合であっても、画像全体におけるダイ10又は空間の輝度値分布からクリアランス方向Aを抽出することができる。なお、比較的に油又は異物が原因のノイズが少ない場合には、差分二乗和以外のエッジ検出フィルタによる解析手段、或いは、クリアランス部位抽出工程S120で求める極大値に回帰する方法も利用できる。
図5及び図6を用いて、クリアランス部位抽出工程S120について説明する。
なお、図5では、クリアランス部位抽出工程S120の流れをフロー図にて表している。また、図6では、クリアランス部位抽出工程S120の流れを模式的に表している。
クリアランス部位抽出工程S120は、輝度値分布の画像において、クリアランスのおよその位置(クリアランス部位)を抽出する工程である。なお、取得した画像の画素は、XY座標によって位置づけられている(図6(A)参照)。
ステップS121において、コントローラ50は、画像において、輝度値分布Bnを取得する(図6(A)参照)。
ステップS122において、コントローラ50は、輝度値分布BnのX方向における所定の第一範囲R1にて、輝度値Bの偏差平方和E1を算出する(図6(B)参照)。なお、第一範囲R1における偏差平方和E1とは、第一範囲R1における各画素の輝度値Bの偏差(輝度値分布Bnにおける各画素の輝度値Bの第一範囲R1における平均値と、第一範囲R1における各画素の輝度値Bとの差)を二乗したものの合計であって、偏差平方和E1が大きいほど、輝度値Bの増減が著しいものとなる。
ステップS123において、コントローラ50は、X方向において、ステップS122の処理を繰り返す。すなわち、第一範囲R1のX方向の位置をずらしながら輝度値Bの偏差平方和E1を繰り返し算出していき、輝度値分布BnのX方向における全ての画素について、ステップS122の処理を繰り返す。なお、第一範囲R1のX方向の位置をずらす場合において、重複する画素があっても問題ない。
ステップS124において、コントローラ50は、輝度値分布BnのX方向の輝度値Bの偏差平方和E1について、極大値を探索する。
ステップS125において、探索した極大値から2つの極大値を抽出する。この2つの極大値を示す位置の間の距離rdx(図6(B)参照)の範囲内がクリアランス部位である。なお、本実施形態では、第一範囲R1における偏差平方和E1を輝度値分布Bnの全ての画素(全ての領域)にわたって算出しているが、必要となる所定領域にわたって算出することもできる。
ステップS126において、コントローラ50は、Y方向において、ステップS121〜S124の処理を繰り返す。すなわち、全てのX方向の輝度値分布Bnについて、ステップS121〜S124の処理を繰り返す。
このようにして、クリアランス部位抽出工程S120では、クリアランス付近の微小な輝度変化を抽出することなく、およそのクリアランスCの位置であるクリアランス部位を抽出することができる。
図7及び図8を用いて、クリアランス測定工程S130について説明する。
なお、図7では、クリアランス測定工程S130の流れをフロー図にて表している。また、図8では、クリアランス測定工程S130の流れをステップ毎に模式的に表している。
クリアランス測定工程S130は、クリアランス部位をさらに詳細に解析することによって、クリアランスCの幅dを算出する工程である。
ステップS131において、コントローラ50は、輝度値分布Bnの偏差平方和E1における第二範囲R2にて、輝度値Bの偏差平方和E2を算出する(図8(B)参照)。なお、第二範囲R2とは、第一範囲R1よりも十分に小さい範囲とする。また、偏差平方和E2は、前述の偏差平方和E1と同様に算出する。
ステップS132において、コントローラ50は、クリアランス部位抽出工程S120にて抽出された2つの極大値を示した距離rdx間において、ステップS131の処理を繰り返す。すなわち、第二範囲R2のX方向の位置をずらしながら偏差平方和E2を繰り返し算出していき、距離rdx間の全ての輝度値Bについて、ステップS131の処理を繰り返す。なお、第一範囲R2のX方向の位置をずらす場合において、重複する画素があっても問題ない。
ステップS133において、コントローラ50は、偏差平方和E1の距離rdx間において算出した偏差平方和E2の極大値を探索し、探索した極大値から2つの極大値を抽出する。この2つの極大値を示した範囲内(2つの極大値を示す位置の間の距離dx(図8(B)参照))がクリアランスCのX方向の幅である。
ステップS134において、コントローラ50は、Y方向において、ステップS131〜S134の処理を繰り返す。すなわち、互いに異なるY方向位置にある全てのX方向の輝度値分布Bnについて、ステップS131〜S134の処理を繰り返す。これにより、各輝度値分布Bnについて距離dxが算出される。
ステップS135において、コントローラ50は、各距離dxの中央値dxmを算出する。
ステップS136において、コントローラ50は、中央値dxmに基づいて、クリアランス測定工程S100にて抽出したクリアランス方向Aを補正する。
ステップS137において、コントローラ50は、補正されたクリアランス方向Aと、距離dxと、に基づいて、クリアランスCの幅dを算出する。
このようにして、クリアランス測定工程S130では、クリアランスC付近以外の微小な輝度変化を抽出することなく、かつ、設定する範囲を小さくすることで正確にクリアランスCの幅dを算出することができる。
クリアランス測定工程S100の効果について説明する。
クリアランス測定工程S100によれば、油又は異物の影響なく容易にクリアランスを精度良く測定できる。
10 ダイ
20 ストリッパ
30 パンチ
100 クリアランス測定装置
500 精密プレス加工装置
S100 クリアランス測定工程
C クリアランス
Bn 輝度値分布
E1 偏差平方和
E2 偏差平方和

Claims (2)

  1. クリアランスが形成されるワークに光を照射する光源と、
    前記光源から照射され、或いは、前記ワークから反射される光を画像として取得する画像撮像手段と、
    前記画像撮像手段によって取得された画像を解析して前記クリアランスを測定する画像解析手段と、
    を具備するクリアランス測定装置であって、
    前記画像解析手段は、
    前記画像の所定方向における輝度値分布を複数取得し、取得した複数の輝度値分布同士の差分二乗和に基づいてクリアランス方向を算出し、
    前記画像の所定方向における輝度値分布を複数取得し、取得したそれぞれの輝度値分布の第一範囲における偏差平方和を、前記輝度値分布の所定領域にわたって算出し、前記偏差平方和の2つ極大値を抽出し、前記所定方向における2つ極大値を示した範囲内をクリアランス部位として算出し、
    前記算出されたクリアランス部位間にて、前記第一範囲よりも狭い範囲である第二範囲における偏差平方和を、前記輝度値分布の所定領域にわたって算出し、前記偏差平方和の2つの極大値を抽出し、前記所定方向における2つの極大値を示した範囲内をクリアランス位置として算出し、
    前記クリアランス方向と前記クリアランス位置とに基づいてクリアランスを算出する、
    クリアランス測定装置。
  2. クリアランスが形成されるワークに光を照射し、
    前記光源から照射され、或いは、前記ワークから反射される光を画像として取得し、
    前記画像を解析して前記ワークのクリアランスを測定するクリアランス測定方法であって、
    前記画像の所定方向における輝度値分布を複数取得し、取得した複数の輝度値分布同士の差分二乗和に基づいてクリアランス方向を算出し、
    前記画像の所定方向における輝度値分布を複数取得し、取得したそれぞれの輝度値分布の第一範囲における偏差平方和を、前記輝度値分布の所定領域にわたって算出し、前記偏差平方和の2つ極大値を抽出し、前記所定方向における2つ極大値を示した範囲内をクリアランス部位として算出し、
    前記算出されたクリアランス部位間にて、前記第一範囲よりも狭い範囲である第二範囲における偏差平方和を、前記輝度値分布の所定領域にわたって算出し、前記偏差平方和の2つの極大値を抽出し、前記所定方向における2つの極大値を示した範囲内をクリアランス位置として算出し、
    前記クリアランス方向と前記クリアランス位置とに基づいてクリアランスを算出する、
    クリアランス測定方法。
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