JP2013244582A - Y軸送り台及び旋削機械 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】Y軸送り台51は、工作機械1のスカイビング加工に用いられるものであって、切削工具53と、駆動装置55とを備えている。駆動装置55は、タレット17Aに装着され、切削工具53をタレット17Aに対してY軸方向に駆動するための装置である。
【選択図】図7
Description
切削背分力がシングルポイント切削より大きくなっているので、全体の剛性向上が必要になっている。
以上の剛性向上の仕様によって、Y軸機構を有する機械は必然的に高価になっていた。
この装置では、Y軸送り台が装着されるのがタレットなので、比較的小型でありかつ安価な装置によるスカイビング加工を実現できる。
この装置では、モータが支持部に固定されており、駆動構造がタレットに固定されている。そして、タレットを支持部に対して、回転させてタレットの位置決めを行う。
このようにモータが固定されるのがタレットではなく支持部なので、省スペース化及び構造の簡素化を実現できる。また、タレットのステーションの空きが確保される。
このように比較的簡単な構造で力の向きを変換するので、限られたスペース内での力の伝達が可能になる。
このように支持部材をY軸方向に移動させる際の案内に案内構造を用いているので、支持部材の移動が安定する。
このように、案内構造を構成するのにタレットの一部が用いられているので、支持部材に作用する荷重に対する剛性を確保できる。
この旋削機械では、上記のY軸送り台の効果を実現できる。
図1及び図2を用いて、本発明の第1実施形態に係る工作機械1を説明する。
工作機械1は、長尺なワークの加工に適した旋盤である。工作機械1は、工作機械本体3と、工作機械本体3にワークWを搬入出するワーク搬入出装置5と、工作機械本体3の背面に設置された制御盤7と、正面に設置された操作盤9とを備える。ワーク搬入出装置5は、工作機械本体3の前部に上下に並べて設けられた搬入側ワーク載置台装置5A及び搬出側ワーク載置台装置5Bからなる。
タレット17A,17Bを旋回させるタレット旋回機構(図示せず)は、タレット支持体33に内蔵されている。
図3〜図11を用いて、Y軸送り台51を説明する。
Y軸送り台51は、スカイビング加工に用いられる装置である。スカイビング加工とは、バイトを用いて工作物を削り加工する場合において、工作物の接線方向にバイトを送ることにより工作物を切削する加工方法をいう。以下、Y軸送り台51は、タレット17Aに装着されているとして説明する。
Y軸送り台51は、切削工具53と、駆動装置55とを備えている。切削工具53は、バイトホルダ53aと、バイトホルダ53aに固定されたチップ53bとからなる。駆動装置55は、タレット17Aに装着され、切削工具53をタレット17Aに対してY軸方向に駆動するための装置である。
なお、Y軸送り台51は、ワークWの切削に用いられる。そして、切り込み設定はX軸の駆動によって行われる。
このように比較的簡単な構造で力の向きを変換するので、限られたスペース内での力の伝達が可能になる。
このように支持部材69をY軸方向に移動させる際の案内に案内構造71を用いているので、支持部材69の移動が安定する。また、案内構造71を構成するのにタレット17Aの一部が用いられているので、支持部材69に作用する荷重に対する剛性を確保できる。
この装置では、Y軸送り台51が装着されるのがタレット17Aなので、比較的小型でありかつ安価な装置によるスカイビング加工を実現できる。
また、モータ57が固定されるのがタレット17Aではなくタレット支持体33なので、省スペース化及び構造の簡素化を実現できる。また、タレット17Aのステーションの空きが確保される。
Y軸送り台の他の実施例として、図12〜図17を用いてY軸送り台151を示す。
本実施形態に係るY軸送り台151の基本構造は前記実施形態と同じであるので、基本構造の説明は省略する。なお、第1実施形態と同じ部材に対しては、第1実施形態の符号に対して数字の百を足した符号としている。
切り込み設定時には、カップリング161の結合後に、ギア駆動によって切削工具153の切り込み位置決め精度を実現する。この際に、位置検出用装置187が用いられる。位置検出用装置187は、例えば位置検出用デジタルゲージからなる。
Y軸送り台の他の実施例として、図18〜図23を用いてY軸送り台251を説明する。
Y軸送り台251は、スカイビング加工に用いられる装置である。以下、Y軸送り台251は、タレット217Aに装着されているとして説明する。
Y軸送り台251は、切削工具253と、駆動装置255とを備えている。切削工具253は、バイトホルダ253aと、バイトホルダ253aに固定されたチップ253bとからなる。駆動装置255は、タレット217Aに装着され、切削工具253をタレット217Aに対してY軸方向に駆動するための装置である。
なお、切削工具253と支持部材269によって、送り部材252が構成されている。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。特に、本明細書に書かれた複数の実施形態及び変形例は必要に応じて任意に組み合せ可能である。
3 工作機械本体
5 ワーク搬入出装置
5A 搬入側ワーク載置台装置
5B 搬出側ワーク載置台装置
7 制御盤
9 操作盤
11 ベッド
13 主軸台
15 心押し台
17A タレット
17B タレット
21 主軸
23 主軸チャック
25 主軸モータ
27 ベルト伝動機構
29 心押し軸
31 左右案内
33 タレット支持体
35 タレット移動機構
37 左右案内
39 左右送り台
41 上下案内
51 Y軸送り台
53 切削工具
55 駆動装置
57 モータ
59 駆動構造
Claims (6)
- 旋削機械によるスカイビング加工に用いられるY軸送り台であって、
切削工具と、
前記タレットに装着され、前記切削工具を前記タレットに対してY軸方向に駆動するための駆動装置と、
を備えたY軸送り台。 - 前記駆動装置は、
前記タレットを回転自在に支持する支持部に固定されるモータと、
前記タレットに固定され、前記切削工具を駆動するための駆動構造と、を有している、請求項1に記載のY軸送り台。 - 前記駆動構造は、
前記モータからの回転力を直線方向の力に変換して、前記直線方向の力を前記切削工具に伝達する変換機構と、を含んでいる、請求項2に記載のY軸送り台。 - 前記駆動構造は、
前記切削工具を支持して、前記変換機構からの力を受ける支持部材と、
前記支持部材をY軸方向に案内する案内構造とを、さらに含んでいる、請求項3に記載のY軸送り台。 - 前記案内構造は、
前記タレットの一部との間で前記支持部材を挟み付ける固定部材と、
前記固定部材を前記支持部材に対して付勢する弾性部材と、を含んでいる、請求項4に記載のY軸送り台。 - X軸及びZ軸に移動可能なタレットと、
前記タレットを支持する支持部と、
請求項1〜5のいずれかに記載のY軸送り台と、
を備えた旋削機械。
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