JP2013243600A - トリプレクサ - Google Patents

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Abstract

【課題】回路を簡素化し、小型低背で良好な特性を有するトリプレクサを得る。
【解決手段】入力ポートP0と、第一周波数帯域f1の信号を出力する第一ポートP1と、f1より高い第二周波数帯域f2の信号を出力する第二ポートP2と、f2より高い第三周波数帯域f3の信号を出力する第三ポートP3と、f1の信号を通過させる第一フィルタ11と、f2の信号を通過させる第二フィルタ12と、f3の信号を通過させる第三フィルタ13と、f2及びf3の信号を通過させる一方、f1を遮断するマッチング用キャパシタ10とを備え、第一フィルタはP0とP1との間に、第二フィルタはマッチング用キャパシタを介してP0とP2との間に、第三フィルタはマッチング用キャパシタを介してP0とP3との間に夫々接続する。
【選択図】図1

Description

本発明は、トリプレクサに係り、特に、トリプレクサの回路構成に関する。
無線通信装置、特に携帯電話機やスマートフォン、ノートパソコンなどの携帯型無線通信装置では、高機能・多機能化の進展に伴い、複数の通信周波数帯に対応可能なものが近年提供されている。例えば、携帯電話機で使用される800MHz帯や1.7GHz帯、2GHz帯に加えて、GPS(Global Positioning System)の1.5GHz帯、無線LANの2.4GHz帯、高速無線LANの5GHz帯など複数の異なる周波数帯を使用して通話やデータ通信、GPS機能などを同時に利用可能な機器である。
このようなマルチバンド機器では、アンテナから受信した高周波信号を各周波数帯に分離するためトリプレクサが用いられる。このトリプレクサは、高域通過フィルタ(以下「HPF」と言う)と低域通過フィルタ(以下「LPF」と言う)と帯域通過フィルタ(以下「BPF」と言う)を組み合わせることにより、入力された信号を異なる3つの周波数帯の信号に分離して出力するもので、一般に積層基板を利用した1つのチップ部品として提供される。
トリプレクサの回路構成としては、例えば図10に示すようにマッチング線路31,32,33とフィルタ34,35,36を3つ並列に接続したものや、図11および図12に示すように2つのフィルタ41〜42,44〜45,51〜52,54〜55を組み合わせたダイプレクサ43,46,53,56を2段直列に接続する手法が従来から採られている。
また、トリプレクサを開示するものとして下記特許文献がある。
特開2003−198309号公報 特開2006−108824号公報 特許第4428292号公報 特許第4442056号公報 特許第4842245号公報
ところで、従来のトリプレクサは、小型低背と良好な特性(低挿入損失および各周波数帯の高い分波性能)を同時に実現する点で更なる改良の余地を残している。
具体的には、前記図10に示した回路構成は、3つのフィルタ34,35,36に加えてこれらのフィルタ34〜36各々についてマッチング線路31,32,33を備えており、このため小型低背なチップを実現することが難しい。一方、前記図11に示した構成例では第一の出力P1と第二の出力P2が、また前記図12に示した構成例では第二の出力P2と第三の出力P3が、それぞれフィルタ41,44,45,52,54,55を2段重ねたものとなるため、いずれも挿入損失が大きくならざるを得ない。
また、前記図11及び図12の例では2個のダイプレクサ43,46;53,56を使用するため素子数が多くなり、前記図10の場合と同様に小型低背化の点で不利なうえ、2個のダイプレクサ43,46;53,56を1つのチップ部品内に配置しようとした場合に、各ダイプレクサ43,46;53,56を構成するインダクタやキャパシタ同士が接近し或いは同じ導体層に配置されることとなり、素子間で結合が生じて高いアイソレーション特性(分波性能)を得ることが難しい。さらに、前記特許文献に記載の発明も同様の問題を含んでおり、これらの問題を解消できるものではない。
したがって、本発明の目的は、トリプレクサの回路構成を簡素化することにより、小型低背で挿入損失が小さく、各周波数帯について高いアイソレーション特性を備えたトリプレクサを実現する点にある。
前記課題を解決し目的を達成するため、本発明に係るトリプレクサは、入力信号を互いに異なる3つの周波数帯域の信号に分離しそれぞれ出力するトリプレクサであって、前記入力信号を入力可能な共通の入力ポートと、第一の周波数帯域の信号を出力する第一ポートと、前記第一の周波数帯域より高い第二の周波数帯域の信号を出力する第二ポートと、前記第二の周波数帯域より高い第三の周波数帯域の信号を出力する第三ポートと、前記第一の周波数帯域の信号を通過させる第一フィルタと、前記第二の周波数帯域の信号を通過させる第二フィルタと、前記第三の周波数帯域の信号を通過させる第三フィルタと、前記第二の周波数帯域の信号および前記第三の周波数帯域の信号を通過させる一方、前記第一の周波数帯域の信号を遮断するマッチング用キャパシタとを備え、前記第一フィルタは、前記入力ポートと前記第一ポートとの間に接続され、前記第二フィルタは、前記マッチング用キャパシタを介して前記入力ポートと前記第二ポートとの間に接続され、前記第三フィルタは、前記マッチング用キャパシタを介して前記入力ポートと前記第三ポートとの間に接続されている。
前記第一フィルタの通過周波数帯(第一の周波数帯域)をf1、第二フィルタの通過周波数帯(第二の周波数帯域)をf2、第三フィルタの通過周波数帯(第三の周波数帯域)をf3とした場合に(f1<f2<f3)、本発明のトリプレクサでは、入力ポートから入力されるf1の信号に対して、上記第一フィルタは当該f1の信号を通過させるが、上記マッチング用キャパシタは、f1のときに入力インピーダンスが非常に大きくなり、当該f1の信号を遮断する(第二ポートおよび第三ポート側への伝送を阻止する)。したがって、入力ポートから入力されたf1の信号は、第一フィルタを通過して第一ポートから出力される。
また、入力ポートから入力されるf2及びf3の信号に対して、上記第一フィルタはこれらの信号を遮断し、第一ポート側への当該信号の伝送を阻止する。一方、上記マッチング用キャパシタは、f2及びf3では入力インピーダンスが小さく、当該f2及びf3の信号を通過させる。そして、マッチング用キャパシタを通過したf2の信号に対して、第二フィルタは当該f2の信号を通過させるが、第三フィルタは当該f2の信号を遮断する。したがって、入力ポートから入力されたf2の信号は、マッチング用キャパシタおよび第二フィルタを通過して第二ポートから出力される。
他方、上記マッチング用キャパシタを通過したf3の信号に対して、第三フィルタは当該f3の信号を通過させるが、第二フィルタは当該f3の信号を遮断する。したがって、入力ポートから入力されたf3の信号は、マッチング用キャパシタおよび第三フィルタを経て第三ポートから出力される。
このように本発明のトリプレクサでは、入力ポートから入力された信号をf1〜f3の各周波数帯に対応して第一ポートから第三ポートへそれぞれ分離して出力させることが出来る。また、本発明のトリプレクサでは、上記のように入力ポートから各出力ポート(第一ポート、第二ポート及び第三ポート)への信号伝送は、フィルタが1段のみ、或いはマッチング用キャパシタとフィルタ1段が介在されるだけであるから、挿入損失を低く抑えることが可能となる。さらに、マッチング用キャパシタを1つ備えるだけで良く、フィルタの数は3つで済むから、従来に比べ回路を簡素化することができ、構成素子数を減らして小型低背なトリプレクサを実現することが出来る。
なお、前記第一フィルタと前記第二フィルタは、共にLPF(低域通過フィルタ)により、第三フィルタはHPF(高域通過フィルタ)により、それぞれ構成することが出来るが、これら第一から第三フィルタのいずれか1つ又は2つ又は総てをBPF(帯域通過フィルタ)により構成することも可能である。
また本発明では、前記第二フィルタと前記第三フィルタを纏めて第二の周波数帯域(f2)の信号と第三の周波数帯域(f3)の信号を分離する一つのダイプレクサとして把握すること(第二フィルタと第三フィルタに代えダイプレクサを備えること)も可能であり、次のような発明として捉えることも出来る。
すなわち当該発明に係るトリプレクサは、入力信号を互いに異なる3つの周波数帯域の信号に分離しそれぞれ出力するトリプレクサであって、前記入力信号を入力可能な共通の入力ポートと、第一の周波数帯域の信号を出力する第一ポートと、前記第一の周波数帯域より高い第二の周波数帯域の信号を出力する第二ポートと、前記第二の周波数帯域より高い第三の周波数帯域の信号を出力する第三ポートと、前記第一の周波数帯域の信号を通過させるフィルタと、前記第二の周波数帯域の信号と前記第三の周波数帯域の信号とを分離して前記第二の周波数帯域の信号を前記第二ポートへ出力する第一フィルタ部、および、前記第二の周波数帯域の信号と前記第三の周波数帯域の信号とを分離して前記第三の周波数帯域の信号を前記第三ポートへ出力する第二フィルタ部を含むダイプレクサと、前記第二の周波数帯域の信号および前記第三の周波数帯域の信号を通過させる一方、前記第一の周波数帯域の信号を遮断するマッチング用キャパシタとを備え、前記フィルタは前記入力ポートと前記第一ポートとの間に接続され、前記第一フィルタ部の入力端および前記第二フィルタ部の入力端は共に前記マッチング用キャパシタを介して前記入力ポートに接続され、前記第一フィルタ部の出力端は前記第二ポートに接続され、前記第二フィルタ部の出力端は前記第三ポートに接続されている。
本発明によれば、トリプレクサの回路構成を簡素化し、小型低背で挿入損失が小さく高いアイソレーション特性を備えたトリプレクサを得ることが出来る。
本発明の他の目的、特徴および利点は、図面に基づいて述べる以下の本発明の実施の形態の説明により明らかにする。なお、各図中、同一の符号は、同一又は相当部分を示す。
図1は、本発明の一実施形態に係るトリプレクサを示すブロック図である。 図2は、前記実施形態に係るトリプレクサを示す回路図である。 図3は、前記実施形態に係るトリプレクサの周波数特性(第一の周波数帯域)を示す線図である。 図4は、前記実施形態に係るトリプレクサの周波数特性(第二の周波数帯域)を示す線図である。 図5は、前記実施形態に係るトリプレクサの周波数特性(第三の周波数帯域)を示す線図である。 図6Aは、前記実施形態に係るトリプレクサの周波数特性(第一の周波数帯域における挿入損失)を示す線図である。 図6Bは、前記実施形態に係るトリプレクサの周波数特性(第一の周波数帯域におけるVSWR)を示す線図である。 図7Aは、前記実施形態に係るトリプレクサの周波数特性(第二の周波数帯域における挿入損失)を示す線図である。 図7Bは、前記実施形態に係るトリプレクサの周波数特性(第二の周波数帯域におけるVSWR)を示す線図である。 図8Aは、前記実施形態に係るトリプレクサの周波数特性(第三の周波数帯域における挿入損失)を示す線図である。 図8Bは、前記実施形態に係るトリプレクサの周波数特性(第三の周波数帯域におけるVSWR)を示す線図である。 図9は、前記実施形態に係るトリプレクサの変形例を示すブロック図である。 図10は、従来のトリプレクサの一構成例を示すブロック図である。 図11は、従来のトリプレクサの別の一構成例を示すブロック図である。 図12は、従来のトリプレクサの更に別の一構成例を示すブロック図である。
図1に示すように、本発明の実施形態に係るトリプレクサは、アンテナからの受信信号を入力する入力ポートP0と、周波数が低い順にf1、f2、f3とした場合に(f1<f2<f3)、第一の周波数帯域f1の信号を出力する第一ポートP1と、第二の周波数帯域f2の信号を出力する第二ポートP2と、第三の周波数帯域f3の信号を出力する第三ポートP3と、f1に通過帯域を有する第一フィルタ11と、f2に通過帯域を有する第二フィルタ12と、f3に通過帯域を有する第三フィルタ13と、マッチング用キャパシタ10とを備える。
第一フィルタ11は、入力ポートP0と第一ポートP1との間に接続する。また、マッチング用キャパシタ10は、一端を入力ポートP0に、他端を第二フィルタ12と第三フィルタ13とに接続してあり、f1の信号を遮断する一方、f2及びf3の信号を通過させるように当該キャパシタ10を構成してある。さらに、第二フィルタ12はマッチング用キャパシタ10と第二ポートP2との間に、第三フィルタ13はマッチング用キャパシタ10と第三ポートP3との間にそれぞれ接続してある。
各フィルタ11,12,13は、インダクタとキャパシタからなるLCフィルタで、第一フィルタ11はLPFにより、第二フィルタ12はBPFにより、第三フィルタ13はHPFによりそれぞれ構成することが出来る。
なお、構成素子数を減らして当該トリプレクサの小型低背化を図る観点からは、BPFを使用せず、第一フィルタと第二フィルタを共にLPF(低域通過フィルタ)により、第三フィルタをHPFによりそれぞれ構成することが好ましい。一方、良好な特性(各周波数帯の分波性能)と小型低背化の双方をバランス良く実現する観点からは、本実施形態のように、第一フィルタをLPFにより、第二フィルタをBPFにより、第三フィルタをHPFによりそれぞれ構成することが好ましい。
図2に上記各フィルタ11,12,13の回路構成を例示する。この図に示すように第一フィルタ11は、当該フィルタ11の入力端と出力端を結ぶ伝送路上に挿入するように直列に接続したインダクタL1と、このインダクタL1に対して並列に接続したキャパシタC1と、このキャパシタC1の出力端側の接続点(前記第一フィルタ11の入力端と出力端とを結ぶ伝送路への接続点)と当該第一フィルタ11の出力端との間からグランドに分岐する伝送路上に接続したキャパシタC2とからなる。
また第二フィルタ12は、当該第二フィルタの入力端と出力端を結ぶ伝送路上に直列に順に接続した2つのインダクタL2,L3及び2つのキャパシタC5,C6と、前記インダクタL2に並列に接続したキャパシタC3と、前記インダクタL3に並列に接続したキャパシタC4と、前記2つのキャパシタC5,C6に対して並列に(即ち前記インダクタL3とキャパシタC5との間に一端を、前記キャパシタC6と当該第二フィルタ12の出力端との間に他端を)接続したキャパシタC7と、更に、前記2つのインダクタL2,L3の間からグランドに分岐する分岐路上に接続したキャパシタC8と、前記インダクタと前記キャパシタC5の間からグランドに分岐する分岐路上に接続したキャパシタC9と、前記2つのキャパシタC5,C6の間からグランドに分岐する分岐路上に接続したインダクタL4とからなる。
さらに第三フィルタ13は、当該第三フィルタ13の入力端から出力端を結ぶ伝送路上に直列に接続した2つのキャパシタC10,C11と、これら2つのキャパシタC10,C11に対して並列に(即ち当該第三フィルタ13の入力端と前記キャパシタC10との間に一端を、前記キャパシタC11と当該第三フィルタ13の出力端との間に他端を)接続したキャパシタC12と、前記2つのキャパシタC10,C11の間からグランドへ分岐する分岐路上に接続したインダクタL5とからなる。
本実施形態では、上記各回路素子(インダクタL1〜L5、キャパシタC1〜C11及びマッチング用キャパシタ10)を積層基板の内部導体層に配置することにより、積層型チップトリプレクサを構成する。積層基板としては、例えばLTCC(Low Temperature Co-fired Ceramics/低温同時焼成セラミックス)基板を使用し、当該基板の内部導体層(セラミックグリーンシートの表面)に上記各回路素子L1〜L5,C1〜C11,10を構成する導体パターンやグランド電極、これらの導体パターンを電気的に接続するビアホール等を形成し、これらを重ねて焼成することで一体化すれば良い。
また、本実施形態のトリプレクサは、使用周波数帯として1.5GHz帯(f1)、2.4GHz帯(f2)および5GHz帯(f3)を想定している。図3〜図5はそれぞれ本実施形態のトリプレクサのf1、f2およびf3に関する周波数特性(実線は通過特性、破線は反射特性)を、図6A、図7Aおよび図8Aはそれぞれf1、f2およびf3に関する挿入損失を、図6B、図7Bおよび図8Bはそれぞれf1、f2およびf3に関するVSWR(電圧定在波比)を示すものである。これらの図に示すように当該3つの周波数帯f1,f2,f3で良好な通過・減衰特性が得られることが分かる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載の範囲内で種々の変更を行うことができることは当業者に明らかである。
例えば、前記使用周波数帯の数値は一例を示したものであって、これら以外にも様々な使用周波数帯を有するトリプレクサを本発明に基づいて構成することが可能である。また前記図2に示した第一フィルタ11、第二フィルタ12および第三フィルタ13の回路構成は一例を示したものであって、各フィルタ11〜13の構成はこれらに限定されるものではない。
また本発明では、図9に示すように前記実施形態の第二フィルタ12と第三フィルタ13をダイプレクサ14に置き換える(図1に示した第二フィルタ12と第三フィルタ13に代えダイプレクサ14を備える)ことも可能である。即ち、当該ダイプレクサ14は、一端を前記マッチング用キャパシタ10を介して入力ポートP0に接続し、他端を第二ポートP2と第三ポートP3に接続する。また、当該ダイプレクサ14は、f2の信号をP2へ出力する第一フィルタ部15と、f3の信号をP3へ出力する第二フィルタ部16とを備える。
C1,C2,C3,C4,C5,C6,C7,C8,C9,C10,C11 キャパシタ
L1,L2,L3,L4,L5 インダクタ
P0 入力ポート
P1 第一ポート
P2 第二ポート
P3 第三ポート
10 マッチング用キャパシタ
11 第一フィルタ(LPF)
12 第二フィルタ(BPF)
13 第三フィルタ(HPF)
14,43,46,53,56 ダイプレクサ
15 第一フィルタ部
16 第二フィルタ部
31,32,33 マッチング線路
34,35,36,41,42,44,45,51,52,54,55 フィルタ

Claims (2)

  1. 入力信号を互いに異なる3つの周波数帯域の信号に分離しそれぞれ出力するトリプレクサであって、
    前記入力信号を入力可能な共通の入力ポートと、
    第一の周波数帯域の信号を出力する第一ポートと、
    前記第一の周波数帯域より高い第二の周波数帯域の信号を出力する第二ポートと、
    前記第二の周波数帯域より高い第三の周波数帯域の信号を出力する第三ポートと、
    前記第一の周波数帯域の信号を通過させる第一フィルタと、
    前記第二の周波数帯域の信号を通過させる第二フィルタと、
    前記第三の周波数帯域の信号を通過させる第三フィルタと、
    前記第二の周波数帯域の信号および前記第三の周波数帯域の信号を通過させる一方、前記第一の周波数帯域の信号を遮断するマッチング用キャパシタと、
    を備え、
    前記第一フィルタは、前記入力ポートと前記第一ポートとの間に接続され、
    前記第二フィルタは、前記マッチング用キャパシタを介して前記入力ポートと前記第二ポートとの間に接続され、
    前記第三フィルタは、前記マッチング用キャパシタを介して前記入力ポートと前記第三ポートとの間に接続されている
    ことを特徴とするトリプレクサ。
  2. 入力信号を互いに異なる3つの周波数帯域の信号に分離しそれぞれ出力するトリプレクサであって、
    前記入力信号を入力可能な共通の入力ポートと、
    第一の周波数帯域の信号を出力する第一ポートと、
    前記第一の周波数帯域より高い第二の周波数帯域の信号を出力する第二ポートと、
    前記第二の周波数帯域より高い第三の周波数帯域の信号を出力する第三ポートと、
    前記第一の周波数帯域の信号を通過させるフィルタと、
    前記第二の周波数帯域の信号と前記第三の周波数帯域の信号とを分離して前記第二の周波数帯域の信号を前記第二ポートへ出力する第一フィルタ部、および、前記第二の周波数帯域の信号と前記第三の周波数帯域の信号とを分離して前記第三の周波数帯域の信号を前記第三ポートへ出力する第二フィルタ部を含むダイプレクサと、
    前記第二の周波数帯域の信号および前記第三の周波数帯域の信号を通過させる一方、前記第一の周波数帯域の信号を遮断するマッチング用キャパシタと、
    を備え、
    前記フィルタは、前記入力ポートと前記第一ポートとの間に接続され、
    前記ダイプレクサの前記第一フィルタ部の入力端および前記第二フィルタ部の入力端は共に前記マッチング用キャパシタを介して前記入力ポートに接続され、
    前記ダイプレクサの第一フィルタ部の出力端は、前記第二ポートに接続され、
    前記ダイプレクサの第二フィルタ部の出力端は、前記第三ポートに接続されている
    ことを特徴とするトリプレクサ。
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