JP2013243428A - 構造体 - Google Patents
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Abstract
【課題】 簡単な構成で、所望の周波数帯域で電磁波伝搬の阻止効果が得られる構造体を提供する。
【解決手段】 複数の信号導体と信号導体と各々導通する複数の導通導体および複数の信号導体の間に容量性部材または容量特性を有する構造体である。複数の導通導体はそれぞれ、他の導体に接触可能となる接触部を有する。複数の接触部が他の導体と接触することにより、特定の周波数帯域において電磁波の伝搬を阻止する容量性を有する複数の信号導体と、誘導性を有する複数の導通導体および導体地板からなるEBG構造となる。これにより、他の導体を伝搬する電磁波を遮断する。
【選択図】 図1
【解決手段】 複数の信号導体と信号導体と各々導通する複数の導通導体および複数の信号導体の間に容量性部材または容量特性を有する構造体である。複数の導通導体はそれぞれ、他の導体に接触可能となる接触部を有する。複数の接触部が他の導体と接触することにより、特定の周波数帯域において電磁波の伝搬を阻止する容量性を有する複数の信号導体と、誘導性を有する複数の導通導体および導体地板からなるEBG構造となる。これにより、他の導体を伝搬する電磁波を遮断する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、特定の周波数帯域において電磁波の伝搬を阻止する電磁バンドギャップ(EBG:Electromagnetic Band Gap)構造に関するものである。
近年、特定の周波数帯域において電磁波の伝搬を阻止するEBG技術について研究されている。EBG構造として、一定のギャップ間隔でパッチ導体を同一平面にアレイ状に配置し、パッチ導体と平行したグランド導体にパッチ導体から導通ビアを接続した構造(例えば、特許文献1)が知られている。また、特許文献2では、隣接セルの静電容量成分を増加させるため、パッチ導体の隣接セルと対向するエッジ部をグランド導体方向に延長させた構造を提案している。
従来、EBG構造を利用して電磁波の伝搬を阻止する構造を取る場合、あらかじめ電磁波の発生源と伝搬を阻止する領域の間に、プリント基板や金属部材等で一体構造として形成する必要があった。そのため、プリント基板回路や、金属筺体等において、意図しない電磁波が、想定していなかった領域において発生した場合、その伝搬を阻止するには、プリント基板や金属筺体全体を再設計する必要があった。
また、プリント基板等で形成された従来のEBG構造の部材を意図しない電磁波の発生したプリント基板や金属筺体等に追加して実装する場合、EBG構造が実装された部材のグランド導体面をプリント基板や金属筺体の金属面に接するように配置することになる。そのため、EBG構造のグランド導体と筐体金属面間に接着層を設けて接着する必要があり、グランド導体と筐体金属にEBG構造のグランドが分岐し、2つのグランドが存在するため、所望の周波数帯域で電磁波伝搬の阻止効果が得られないという課題があった。
本発明は上記の課題を解決するために、簡単な構成で、所望の周波数帯域で電磁波伝搬の阻止効果が得られる構造体を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明による構造体は以下の構成を備える。即ち、
複数の信号導体と前記信号導体と各々導通する複数の導通導体および前記複数の信号導体の間に容量性部材または容量特性を有する構造体であって、
前記複数の導通導体はそれぞれ、他の導体に接触可能となる接触部を有し、
複数の前記接触部が前記他の導体と接触することにより、特定の周波数帯域において電磁波の伝搬を阻止する容量性を有する前記複数の信号導体と、誘導性を有する前記複数の導通導体および導体地板からなるEBG構造となることにより、前記他の導体を伝搬する電磁波を遮断する。
複数の信号導体と前記信号導体と各々導通する複数の導通導体および前記複数の信号導体の間に容量性部材または容量特性を有する構造体であって、
前記複数の導通導体はそれぞれ、他の導体に接触可能となる接触部を有し、
複数の前記接触部が前記他の導体と接触することにより、特定の周波数帯域において電磁波の伝搬を阻止する容量性を有する前記複数の信号導体と、誘導性を有する前記複数の導通導体および導体地板からなるEBG構造となることにより、前記他の導体を伝搬する電磁波を遮断する。
本発明によれば、簡単な構成で、所望の周波数帯域で電磁波伝搬の阻止効果が得られる構造体を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
<実施形態1>
図1は実施形態1のEBG基板の斜視図(100)と裏面図(101)を示す図である。
図1は実施形態1のEBG基板の斜視図(100)と裏面図(101)を示す図である。
構造体であるEBG基板は、信号導体であるパッチ導体102と、そのパッチ導体102と導通する導通導体である導通ビア103と、容量性部材または容量特性を有する誘電体基材である誘電体104から構成される。図1に示されるように、パッチ導体102は複数個あり、各パッチ導体102に対して導通ビア103が構成されている。ここで、導通ビア103は、信号導体であるパッチ導体102の信号導体面に対して略垂直に構成されている。
尚、図1では、誘電体104を有する構成としているが、誘電体104ではなく空気である構成でもよい。導通ビア103は、パッチ導体102と接続され、誘電体104を貫通し、裏面側まで伸びており、導体である実装部の金属と接触可能となるように金属が剥き出しの接触部105を有する。図1の接触部105は矩形でなくてもよく、円形や多角形でもよい。EBG基板の裏面には、誘電体104が剥き出しか、他の導体を実装しやすいようにその接触面に接着部106を設けても良い。
図2は一般的なEBG構造の斜視図(200)と裏面図(201)を示す図である。
通常のEBG構造はパッチ導体202と導通ビア203、裏面のグランド導体204、誘電体205から構成される。誘電体205ではなく空気の場合もある。導通ビア203は、誘電体205を貫通し、パッチ導体202と裏面のグランド導体204を導通するように構成される。
図2の単体セルの等価回路は、図3の等価回路300のように表せる。図2はセルが2次元に配列されているため、等価回路も本来は2次元であるが、簡単のため、図3では、1次元で表している。
等価回路300において、直列誘導性リアクタンス301がパッチ導体202のグランド導体204と平行な長さを示し、直列容量性リアクタンス302が隣接するパッチ導体202間のギャップを示している。また、並列誘導性リアクタンス303がパッチ導体202とグランド導体204間を導通する導通ビア203を示し、信号線とグランド305間に並列に接続された容量性リアクタンス304がパッチ導体202とグランド導体204間のギャップを示している。等価回路300におけるグランド305が、グランド導体204を示している。
直列素子の共振周波数と並列素子の共振周波数間の周波数帯域は、位相定数が0になり電磁波を透過しない帯域(EBG:Electromagnetic Band Gap)となる。所望(特定)の周波数帯域が得られるように直列共振周波数と並列共振周波数を調整するためにパラメータを設計する。図2に示すEBG構造200は、隣接のパッチ間隔、ビア径・ビア長等のパラメータを設計することで所望の周波数帯域で電磁波を遮断させる。
図4は図1の本実施形態の単体セルの等価回路400を示す図である。
回路素子と構造の対応は図3と図2と同様であるため省略する。等価回路400では、直列誘導性リアクタンス401、直列容量性リアクタンス402、並列誘導性リアクタンス403、並列容量性リアクタンス404で表され、図3におけるグランド305がない。本実施形態は、裏面で実装金属部と導通ビア103が接触することで、本来のEBG構造、すなわち、単体セルの等価回路が図3になるように設計される。
図5は図1の実施形態1の構造体(500)の使用例を示す図である。
実装する金属導体501に実施形態1の導通ビア103の接触部105を接触させる。金属導体501と導通ビア103の接触部105が接触することで、実装する金属導体501がグランドとして働くため、本実施形態の本使用例で単位セルの等価回路図は図3と同様になり、本来の電磁波遮断効果を発揮する。すなわち、金属導体501に意図しない電磁波が伝搬する場合、実施形態1の構造体を接触させることで、電磁波の伝搬を阻止/遮断することができる。
実施形態1の効果的な用途としては、電子機器の設計、開発段階において意図しない電磁波伝搬が導体地板(電子回路基板や金属筺体等)上で発生した場合、本実施形態の構造体を、伝搬を抑圧したい個所に後から追加することである。これにより、意図しない電磁波伝搬を抑圧できることにある。本実施形態の構造体を利用することにより、電子回路基板や金属筺体を再設計することなく、システムとして所望の特性を得ることが可能となる。
実施形態1では、一般的なEBG構造の例を示したが本発明はこれに限らず、EBG構造においてビア部がグランド部に接触可能となる他のEBG構造でも適用可能である。
実施形態1の構成をフレキシブル基板等の薄い基板で作成すれば、筐体の屈曲部や曲面部への適用が可能である。また、貼付する面が小さい場合は基板を簡便に切断し、貼付して使用することができる。
<実施形態2>
図6は実施形態2のEBG構成600を示す図である。
図6は実施形態2のEBG構成600を示す図である。
図6は回路基板の表層のパターンのみで実装され、実施形態1と同様の機能構成を基板パターンに実現した例の表面である。同一平面上に構成されるパッチ導体601と導通導体602、実装金属との接触部603、誘電体部604から構成される。接触部603は導通導体先端で金属表面が剥き出しになっている。図6で接触部603は導通導体602と同じ幅の矩形で図示されているが、同じ幅でなくてもよく、また、矩形でなくてもよい。実施形態2では、基板の例のため、誘電体部604としているが、紙やセロファン、木片、布等の基板材料ではない薄いシート材料でもよい。また、誘電体部604の下部(他の導体との実装面)に接着部を設け、実装しやすいように構成してもよい。ここで、誘電体基板である誘電体部604は、パッチ導体601と導通導体602の平面と略平行に接触して構成されている。
図7は表層パターン型のEBG構成図(700)の例の表面を示す図である。
図7は、パッチ導体701、導通導体702、グランド導体703、誘電体部704から構成される。実施形態1と同様に導通導体702はパッチ導体701とグランド導体703間を導通している。図7の等価回路は図3と同様になる。直列誘導性リアクタンス301がパッチ導体701におけるグランド導体703と平行な長さ分を示し、直列容量性リアクタンス302が隣接するパッチ導体701間のギャップと等価である。また、並列誘導性リアクタンス303は導通導体702を示し、容量性リアクタンス304がパッチ導体701とグランド導体703とのギャップを示している。等価回路300のグランド305がグランド導体703を示している。
EBG構造体の設計パラメータには、パッチ導体701の大きさ、形状、パッチ導体701間のギャップ、パッチ導体701とグランド導体703の間隔、導通導体702の大きさ、形状等がある。これらのパラメータを変更し、直列共振周波数、並列共振周波数を変更する。パラメータ変更により、所望の電磁波遮断帯域を得ることができる。
図6の実施形態2のEBG構造の等価回路は実施形態1と同様に図4になる。図3においてグランド305のない等価回路400であり、グランド305以外は同様であるため、各回路素子(リアクタンス)と構造の対応関係は省略する。
図8は実施形態2の使用例を示す図である。
実装する金属導体800に実施形態2のEBG構造801を接着部により貼付する。導通導体802の先端で金属が剥き出しの接触部803の接触面(図6における裏面)を実装する金属導体800に接触させて使用する。このように、接触部803と接着部は同一面内に構成されている。そして、導通導体802が金属導体800と接触することで、金属導体800がグランドとして働くため、等価回路400から等価回路300のようになり、本来のEBGとしての電磁波遮断効果を示す。
実施形態2以外の基板パターンのEBG構造体で導通導体が実装する金属と接触可能となる構成においても適用可能である。
実施形態2の構成をフレキシブル基板など薄い基板で作成すれば、筐体の屈曲部や曲面部への適用が可能である。また、貼付する面が小さい場合は基板を簡便に切断し、貼付して使用することができる。
<実施形態3>
図9は実施形態3のEBG構造体の通信回路基板への適用例を示す図である。通信回路基板900は、アンテナ903(アンテナ1)及びアンテナ904(アンテナ2)が実装された回路基板である。本実施形態のEBG構造体901は、EBG構造体の金属剥き出しの接触部902を備えている。
図9は実施形態3のEBG構造体の通信回路基板への適用例を示す図である。通信回路基板900は、アンテナ903(アンテナ1)及びアンテナ904(アンテナ2)が実装された回路基板である。本実施形態のEBG構造体901は、EBG構造体の金属剥き出しの接触部902を備えている。
EBG構造体901は、実施形態1のように多層型でも実施形態2のように表層型でも構わないが、本実施形態では、実施形態2の表層型を例に説明する。
アンテナ903及びアンテナ904は通信回路基板900の共通のグランドを使用し、同周波数帯域で動作している。アンテナ間距離は動作周波数帯域における4分の1波長以下に配置されている。そのため、アンテナの相互結合により各アンテナの単体特性が悪化している。通信回路基板900のアンテナ間グランド部に、本実施形態の接触部902を貼付する。通信回路基板900のグランドがEBG構造体901のグランドとして作用するため、EBG構造体901が本来のEBGとして働き、アンテナ間グランドの表面電流を阻止でき、各アンテナ間の特性を劣化させずに、アンテナ間距離を短縮配置することができる。
本実施形態は、2つのアンテナにおけるEBG構造体の通信装置への適用例を説明しているが、2つ以上のアンテナ間に配置した構成にも本実施形態は適用可能である。また、図9のアンテナは逆L型であるが、アンテナの構成はこれに限定されない。
<実施形態4>
図10は実施形態4のEBG構造体の回路基板への適用例を示す図である。1001は回路基板、1002は信号発生部、1003はEBG構造体である。EBG構造体1003は、実施形態1のように多層型でも実施形態2のように表層型でも構わない。
信号発生部1002の外側かつ回路基板1001上に金属剥き出しの接触部を回路基板1001のグランドと接触させるように貼付する。回路基板1001のグランドがEBG構造体1003のグランドとして作用するため、本来の電磁波遮断効果を発揮し、信号発生部1002から外側への意図しない電源ノイズを阻止することができる。
図10は実施形態4のEBG構造体の回路基板への適用例を示す図である。1001は回路基板、1002は信号発生部、1003はEBG構造体である。EBG構造体1003は、実施形態1のように多層型でも実施形態2のように表層型でも構わない。
信号発生部1002の外側かつ回路基板1001上に金属剥き出しの接触部を回路基板1001のグランドと接触させるように貼付する。回路基板1001のグランドがEBG構造体1003のグランドとして作用するため、本来の電磁波遮断効果を発揮し、信号発生部1002から外側への意図しない電源ノイズを阻止することができる。
<実施形態5>
図11(a)、(b)及び(c)は実施形態5のEBG構造体の無線通信回路への適用例を示す図である。1101は無線通信回路基板、1102はメイン基板、1103は接続ケーブル、1104〜1107はEBG構造体である。EBG構造体1104〜1107は、実施形態1のように多層型でも実施形態2のように表層型でも構わない。本実施形態は無線通信回路基板1101とメイン基板1102が別基板で構成されている。両基板は接続ケーブル1103により接続される。接続ケーブル1103を介して、メイン基板1102が無線通信回路基板1101を制御している。
図11(a)、(b)及び(c)は実施形態5のEBG構造体の無線通信回路への適用例を示す図である。1101は無線通信回路基板、1102はメイン基板、1103は接続ケーブル、1104〜1107はEBG構造体である。EBG構造体1104〜1107は、実施形態1のように多層型でも実施形態2のように表層型でも構わない。本実施形態は無線通信回路基板1101とメイン基板1102が別基板で構成されている。両基板は接続ケーブル1103により接続される。接続ケーブル1103を介して、メイン基板1102が無線通信回路基板1101を制御している。
図11(a)において、EBG構造体1104の金属剥き出し接触部がメイン基板1102のグランドと接触するように貼付される。
図11(b)において、EBG構造体1105の金属剥き出し接触部が無線通信回路基板1101のグランドと接触するように貼付される。
図11(c)において、EBG構造体1106及び1107の金属剥き出し接触部がそれぞれメイン基板1102のグランド、無線通信回路基板1101のグランドと接触するように貼付される。
メイン基板1102のグランドがEBG構造体1104及び1106のグランドとして、無線通信回路基板1101のグランドがEBG構造体1105及び11107のグランドとして作用する。そのため、EBG構造体1104〜1107は本来の電磁波遮断効果を発揮する。これにより、EBG構造体1104〜1107の電磁波遮断帯域における無線通信回路基板1101とメイン基板1102間の表面電流を遮断することができる。
また、遮断したい周波数に電磁波遮断領域をもつEBG構造体1104〜1107を貼付することで、無線通信回路基板1101もしくはメイン基板1102のノイズの影響を抑制することができる。
また、遮断したい周波数に電磁波遮断領域をもつEBG構造体1104〜1107を貼付することで、無線通信回路基板1101もしくはメイン基板1102のノイズの影響を抑制することができる。
更に、無線通信回路基板1101のノイズを遮断するEBG構造体1106及び1107を使用して図11(c)のように貼付することで、無線通信回路基板1101のノイズをさらに抑制することができる。無線通信回路基板1101、メイン基板1102のノイズ遮断用のEBG構造体1106及び1107をそれぞれの基板に貼付することで、一方の基板ノイズの他方の基板への流出を抑制することができる。または、無線通信回路基板1101、メイン基板1102のノイズ遮断用のEBG構造体1106及び1107を他方の基板に貼付しても同様である。
本発明はEBG構造体であり、実装する金属をEBGのグランドとして利用することでEBGの電磁波遮断を可能とする。
Claims (8)
- 複数の信号導体と前記信号導体と各々導通する複数の導通導体および前記複数の信号導体の間に容量性部材または容量特性を有する構造体であって、
前記複数の導通導体はそれぞれ、他の導体に接触可能となる接触部を有し、
複数の前記接触部が前記他の導体と接触することにより、特定の周波数帯域において電磁波の伝搬を阻止する容量性を有する前記複数の信号導体と、誘導性を有する前記複数の導通導体および導体地板からなるEBG構造となることにより、前記他の導体を伝搬する電磁波を遮断する
ことを特徴とする構造体。 - 前記導通導体は、前記信号導体の信号導体面に対して略垂直に構成される
ことを特徴とする請求項1に記載の構造体。 - 前記信号導体と前記接触部との間に誘電体基材を有している
ことを特徴とする請求項2に記載の構造体。 - 前記導通導体は、ビアで構成される
ことを特徴とする請求項3に記載の構造体。 - 前記信号導体と前記導通導体は、同一平面に構成される
ことを特徴とする請求項1に記載の構造体。 - 前記信号導体と前記導通導体の平面と略平行に前記信号導体と前記導通導体に接触する誘電体基板を有している
ことを特徴とする請求項5に記載の構造体。 - 当該構造体は、前記他の導体を実装するための接着部を有する
ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の構造体。 - 当該構造体における前記接触部と前記接着部は、同一面内に構成されている
ことを特徴とする請求項7に記載の構造体。
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JP2015154208A (ja) * | 2014-02-13 | 2015-08-24 | 日本電信電話株式会社 | 透過波制御基板 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20130306363A1 (en) | 2013-11-21 |
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