JP2013241059A - 車両用空調システムおよび車両用シート - Google Patents

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【課題】電気自動車などの充電可能な二次電池を搭載している車両の空調に適用可能な車両用空調システムおよび車両用シートを提供すること。
【解決手段】液体が収容され、液体の蒸発によって生じる熱を取り出す第1の熱交換器を有する蒸発/凝縮器と、蒸発/凝縮器で蒸発した液体の流入によって化学反応する反応材と、化学反応によって生じる熱を取り出す第2の熱交換器と、反応材を加熱するヒータとを有する反応器と、蒸発/凝縮器と反応器との連通状態を制御する連通管と、第1および第2の熱交換器の内部へ送る気体の流路を形成する2つの上流側配管と、第1および第2の熱交換器を通過した気体の流路をなす2つの下流側配管と、2つの下流側配管を連結するとともに、下流側配管を通過した気体を排出する排出路を有する連結配管と、連結配管に設けられ、2つの下流側配管と連結配管との連通状態を切り替える切替弁と、を備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、充電可能な車両の空調を行う車両用空調システムおよびこの車両用空調システムを備えた車両用シートに関するものである。
従来から、化学反応によって生じた熱を利用して、自動車内の空調を行う自動車用の空調システムがある。この空調システムは、例えば、エンジン熱を反応熱として化学反応を生じさせて、発熱反応を暖房に用いる一方、吸熱反応を冷房に用いることによって、冷暖房機能を実現している。
例えば、特許文献1が開示する空調システムは、エンジン熱を反応熱として化学蓄積反応する反応材を内部に有する反応器と、反応器と連通路を介して互いに連通し、反応器におけるエンジン熱による反応時、反応材によって起こる吸熱反応で生じたガス媒体が流入し、この流入したガス媒体を凝縮する凝縮器と、を備える。この空調システムでは、反応器で生じる温熱および凝縮器で生じる冷熱を利用して、車内の空調を行っている。
特開2009−57933号公報
ところで、近年では、電気自動車など、電気をエネルギー源とし、電動機を動力源として駆動する自動車が普及している。電気自動車は、ガソリンエンジンやディーゼルエンジンなどの内燃機関による動力源を有さず、充電可能な二次電池を搭載している。
ここで、特許文献1が開示する空調システムは、エンジン熱を反応熱として化学反応を生じさせ、反応によって生じた熱を利用して空調を行うため、電気自動車などの自動車には適用することができなかった。なお、電動機の駆動により生じた熱を利用することも挙げられるが、電動機は内燃機関と比して発熱量が少なく、上述した空調システムに適用できるものではなかった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、電気自動車などの充電可能な二次電池を搭載している車両の空調に適用することができる車両用空調システムおよび車両用シートを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる車両用空調システムは、充電可能な車両の空調を行う車両用空調システムであって、液体が収容され、該液体の蒸発によって生じる熱を取り出す第1の熱交換器を有する蒸発/凝縮器と、前記蒸発/凝縮器で蒸発した前記液体の流入によって化学反応する反応材と、該化学反応によって生じる熱を取り出す第2の熱交換器と、少なくとも前記反応材を加熱するヒータとを有する反応器と、前記蒸発/凝縮器と前記反応器とを連通するとともに、該連通状態を制御する開閉部材を有する連通管と、前記第1および第2の熱交換器にそれぞれ接続し、該第1および第2の熱交換器の内部へ送る気体の流路を形成する2つの上流側配管と、一端で前記第1および第2の熱交換器にそれぞれ接続し、該第1および第2の熱交換器を通過した前記気体の流路をなす2つの下流側配管と、前記2つの下流側配管の他端にそれぞれ連結するとともに、該下流側配管を通過した前記気体を外部に排出する排出路を有する連結配管と、前記連結配管に設けられ、前記2つの下流側配管と前記連結配管との連通状態を切り替える切替弁と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明にかかる車両用空調システムは、上記の発明において、前記切替弁を制御する制御部をさらに備えたことを特徴とする。
また、本発明にかかる車両用空調システムは、上記の発明において、少なくとも前記排出路の温度を計測する温度センサをさらに備え、前記制御部は、前記温度センサが計測した温度に関する情報をもとに前記切替弁を制御することを特徴とする。
また、本発明にかかる車両用空調システムは、上記の発明において、前記第1の熱交換器は、前記液体の蒸発によって生じる冷熱を取り出して、前記上流側配管から送られる前記気体を冷却し、前記第2の熱交換器は、前記化学反応によって生じる温熱を取り出して、前記上流側配管から送られる前記気体を加熱することを特徴とする。
また、本発明にかかる車両用シートは、充電可能な車両に設けられる車両用シートであって、上記の発明にかかる車両用空調システムと、前記連結配管の前記排出路に連結し、該連結側と異なる側の端部が、当該シートの座面に位置するシート内部配管と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明にかかる車両用シートは、上記の発明において、前記シート内部配管は、前記連結側と異なる側の端部が複数に分岐されていることを特徴とする。
本発明によれば、蒸発/凝縮器内の液体を蒸発させて冷熱を取り出すとともに、反応器内においてこの蒸発した液体と反応材とを反応させて温熱を取り出し、切替弁によって車内に排出する気体の温度を調節するようにし、車両充電時の外部電源から反応器のヒータに通電することで、液体と反応済みの反応材から液体が蒸発し、反応前の状態に戻すようにしたので、電気自動車などの充電可能な二次電池を搭載している車両の空調に適用することができるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態にかかる車両空調システムの構成を示す模式図である。 図2は、本発明の実施の形態にかかる車両空調システムの構成を示す模式図である。 図3は、本発明の実施の形態にかかる車両空調システムを適用した車両の充電時を示す模式図である。 図4は、本発明の実施の形態にかかる車両空調システムの充電時の状況を示す模式図である。 図5は、本発明の実施の形態にかかるシート組込み式の車両空調システムの一適用例を示す模式図である。
以下、本発明を実施するための形態を図面と共に詳細に説明する。なお、以下の実施の形態により本発明が限定されるものではない。また、以下の説明において参照する各図は、本発明の内容を理解し得る程度に形状、大きさ、および位置関係を概略的に示してあるに過ぎない。すなわち、本発明は各図で例示された形状、大きさ、および位置関係のみに限定されるものではない。
まず、本発明の実施の形態にかかる車両空調システムについて、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の説明では、車両空調システムの例として電気自動車に配設される車両空調システムを説明する。図1は、本実施の形態にかかる車両空調システム1の構成を示す模式図である。
車両空調システム1は、真空状態が維持された内部空間に液体Lqが収容され、内部においてこの液体Lqが蒸発または凝縮する蒸発/凝縮器10と、真空状態が維持された内部空間が形成され、蒸発/凝縮器10で蒸発した液体Lqの流入によって化学反応する反応材Rを内部に有する反応器20と、蒸発/凝縮器10と反応器20とを連通する連通管C1と、を備える。また、反応器20には、少なくとも反応材Rに接触するヒータHが設けられている。連通管C1は、バルブB(開閉部材)によって、連通状態が制御されている。
液体Lqは、例えば水であり、反応材Rは、例えば酸化カルシウム(CaO)、硫酸カルシウム(CaSO)などである。なお、反応材Rは、少なくとも液体Lqと発熱反応を生じ、反応温度領域が50℃以上となるものであれば適用可能である。
また、蒸発/凝縮器10および反応器20は、それぞれ内部に熱交換器11,21を有する。熱交換器11,21には、一端側で配管C2に接続され、他端側において熱交換器11,21とそれぞれ接続する上流側配管C3,C4と、熱交換器11,21を通過した気体が流通する流路をなす下流側配管C5,C6と、が接続されている。熱交換器11,21は、ファンFからの送風によって移動した気体が、配管C2から上流側配管C3,C4を介して内部に導入され、導入された気体の温度を加温または冷却して、下流側配管C5,C6に排出する。
また、下流側配管C5,C6は、熱交換器11,21との連結側と異なる側で連結配管C7とそれぞれ連結している。連結配管C7は、下流側配管C5,C6を通過した気体を外部に排出する排出路C71を有し、略T字状をなす。連結配管C7は、実質的に下流側配管C5,C6を連結した流路を形成するとともに、両端から延出する配管C8,C9とそれぞれ連結している。配管C8,C9は、連結配管C7に連なる側と異なる側の端部から風を外部、例えば、電気自動車の車外に排出する。
ここで、配管C2と配管C3,C4との連結部分には、切替弁V1が設けられ、ファンFからの送風による気体の流路を、配管C3,C4のいずれか、または半量ずつにするかを切り替えることができる。また、下流側配管C5、連結配管C7および配管C8の連結部分には、切替弁V2が設けられ、熱交換器11を通過した気体の流路を、連結配管C7および配管C8のいずれかに切り替えることができる。下流側配管C6、連結配管C7および配管C9の連結部分には、切替弁V3が設けられ、熱交換器21を通過した気体の流路を、連結配管C7および配管C9のいずれかに切り替えることができる。
また、連結配管C7の排出路C71形成部分には、切替弁V4が設けられ、排出路C71から外部に排出する気体の流路の切り替え、または排出量の調節を行うことができる。切替弁V4では、排出路C71から外部に排出する気体の流路を、下流側配管C5,C6のいずれか、または半量ずつにするかを切り替えることができる。なお、切替弁V1〜V3によって流路の切り替え、および風量の調節が可能であれば、切替弁V4を有しない構成であってもよい。また、切替弁V1,V4の排出量の調整は、半量ほか、如何なる割合にも調整可能である。上述した切替弁V2〜V4によって、下流側配管C5,C6と、連結配管C7との連通状態を切り替えることができる。
上述した切替弁V1〜V4は、制御部30の制御のもとで切り替え動作が行なわれる。制御部30は、外部からの指示入力によって切替弁V1〜V4を切り替えるものであってもよいし、例えば、配管C2、下流側配管C5,C6、連結配管C7にそれぞれ設けられる温度センサTm1〜Tm4から出力される温度情報をもとに切替弁V1〜V4を切り替えるものであってもよい。
なお、温度センサTm1は、配管C2内の温度であって、ファンFから熱交換器11または熱交換器21へ送られる気体の温度を計測する。温度センサTm2は、下流側配管C5内の温度であって、熱交換器11を通過した気体の温度を計測する。温度センサTm3は、下流側配管C6内の温度であって、熱交換器21を通過した風の温度を計測する。温度センサTm4は、排出路C71内の温度であって、排出路C71をから外部に排出される気体の温度を計測する。
図2は、本実施の形態にかかる車両空調システム1の構成を示す模式図であって、バルブBを開放した場合を示す図である。バルブBを開放すると、蒸発/凝縮器10および反応器20の内部圧力が変化し、蒸発/凝縮器10内の液体Lqが蒸発する。また、この蒸発した液体Lqは、連通管C1を介して反応器20に流入する。反応器20に流入した液体Lqは、反応材Rに浸透する。液体Lqの反応材Rへの浸透により、液体Lqと反応材Rとが反応する。例えば、液体Lqが水(HO)、反応材Rが酸化カルシウム(CaO)である場合、反応式CaO(s)+HO(g)→Ca(OH)+Q(Qは反応熱)で表される反応が生じる。
このとき、蒸発/凝縮器10では、液体Lqの蒸発により気化熱が生じる。熱交換器11は、この気化熱によって冷熱を取り出して、配管C3から送られる気体を冷やす。また、反応器20では、液体Lqと反応材Rとの反応により反応材Rが発熱(反応熱Q)する。熱交換器21は、この発熱によって温熱を取り出して、上流側配管C4から送られる気体を暖める。
これにより、下流側配管C5を流通する気体は、上流側配管C3を流通する気体(ファンFからの送風による気体)と比して冷たくなる。また、下流側配管C6を流通する気体は、上流側配管C4を流通する気体と比して暖かい。制御部30が切替弁V2〜V4を切替制御することによって、連結配管C7の排出路C71から排出される気体の温度を調整することができる。
つづいて、電気自動車の充電時の車両空調システム1について説明する。図3は、本実施の形態にかかる車両空調システム1を適用した電気自動車100(車両)の充電時の状況を示す模式図である。図4は、本実施の形態にかかる車両空調システム1の充電時の構成を示す模式図である。
電気自動車100が、外部電源50に接続されて電池Eの充電を行っている際(図3参照)、車両空調システム1においてもヒータHに通電して発熱させる。ヒータHの発熱によって、反応材Rが加熱される。このとき、反応材Rに浸透し、反応材Rと反応した液体Lqが蒸発し、連通管C1を介して蒸発/凝縮器10に移動する。液体Lqの蒸発/凝縮器10への移動後、バルブBを閉鎖する。例えば、液体Lqが水(HO)、反応材Rが酸化カルシウム(CaO)である場合、反応式Ca(OH)+Q→CaO(s)+HO(g)で表される反応が生じる。
これにより、反応器20内の液体Lqを蒸発/凝縮器10に移動させて、バルブBを開放する前の状態(図1参照)に戻すことができる。さらに、バルブBを開放することによって、上述した発熱および吸熱反応を再度生じさせることで、温熱および冷熱の取り出しが可能である。また、バルブBを閉鎖しておくことによって、次に空調を使用するときまで、この状態を維持することができる。
なお、充電直後に暖房として車両空調システム1を使用する場合は、ヒータHの過熱によって反応材Rが高温になっているため、上流側配管C4、熱交換器21および下流側配管C6を通過した気体を用いて空調対象の空間を暖める。
図5は、本実施の形態にかかるシート組込み式の車両空調システム1の一適用例を示す模式図である。上述した車両空調システム1は、例えば車両用シート110の内部に配設されるシート内部配管120に連結することが可能である。具体的には、シート内部配管120と、上述した連結配管C7の排出路C71とが連結される。シート内部配管120は、複数の開口を有し、例えば、一端で排出路C71と連結するとともに、他端側の開口120aが、乗車者200が車両用シート110に座った状態の肩、背中、および脚に向いている。これにより、乗車者200を直接暖める、または冷やすことができ、空調の効率を向上させることが可能となる。
上述したような構成を有することによって、車両空調システム1は、車両の送風口と連結配管C7の排出路C71を連結して車内に送風することができるほか、図5に示すように、乗車者200が座る車両用シート110に取り付けることも可能である。
上述した実施の形態によれば、蒸発/凝縮器内の液体を蒸発させて冷熱を取り出すとともに、反応器内においてこの蒸発した液体と反応材とを反応させて温熱を取り出し、切替弁によって車内に排出する気体の温度を調節するようにし、車両充電時の外部電源から反応器のヒータに通電することで、液体と反応済みの反応材から液体が蒸発し、反応前の状態に戻すようにしたので、電気自動車などの充電可能な二次電池を搭載している車両の空調に適用できる。
また、上述した実施の形態によれば、温熱および冷熱を同時に取り出すことが可能であり、例えば、暖房として使用する場合、切替弁V1および/または切替弁V4を排出路C71の中間位置に配置して温風に対して冷風を混在させることによって、除湿の効果を得ることが可能となる。
なお、上述した実施の形態では、車両用空調システムが電気自動車に配設されるものとして説明したが、充電可能な車両、例えば、プラグインハイブリッド自動車であっても適用可能である。
以上のように、本発明にかかる車両用空調システムおよび車両用シートは、電気自動車などの充電可能な二次電池を搭載している車両の空調に適用する場合に有用である。
1 車両用空調システム
10 蒸発/凝縮器
11,21 熱交換器
20 反応器
110 車両用シート
120 シート内部配管
C1 連通管
C2,C8,C9 配管
C3,C4 上流側配管
C5,C6 下流側配管
C7 連結配管
C71 排出路
F ファン
Tm1〜Tm4 温度センサ
V1〜V4 切替弁

Claims (6)

  1. 充電可能な車両の空調を行う車両用空調システムであって、
    液体が収容され、該液体の蒸発によって生じる熱を取り出す第1の熱交換器を有する蒸発/凝縮器と、
    前記蒸発/凝縮器で蒸発した前記液体の流入によって化学反応する反応材と、該化学反応によって生じる熱を取り出す第2の熱交換器と、少なくとも前記反応材を加熱するヒータとを有する反応器と、
    前記蒸発/凝縮器と前記反応器とを連通するとともに、該連通状態を制御する開閉部材を有する連通管と、
    前記第1および第2の熱交換器にそれぞれ接続し、該第1および第2の熱交換器の内部へ送る気体の流路を形成する2つの上流側配管と、
    一端で前記第1および第2の熱交換器にそれぞれ接続し、該第1および第2の熱交換器を通過した前記気体の流路をなす2つの下流側配管と、
    前記2つの下流側配管の他端にそれぞれ連結するとともに、該下流側配管を通過した前記気体を外部に排出する排出路を有する連結配管と、
    前記連結配管に設けられ、前記2つの下流側配管と前記連結配管との連通状態を切り替える切替弁と、
    を備えたことを特徴とする車両用空調システム。
  2. 前記切替弁を制御する制御部をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の車両用空調システム。
  3. 少なくとも前記排出路の温度を計測する温度センサをさらに備え、
    前記制御部は、前記温度センサが計測した温度に関する情報をもとに前記切替弁を制御することを特徴とする請求項2に記載の車両用空調システム。
  4. 前記第1の熱交換器は、前記液体の蒸発によって生じる冷熱を取り出して、前記上流側配管から送られる前記気体を冷却し、
    前記第2の熱交換器は、前記化学反応によって生じる温熱を取り出して、前記上流側配管から送られる前記気体を加熱することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の車両用空調システム。
  5. 充電可能な車両に設けられる車両用シートであって、
    請求項1〜4のいずれか一つに記載の車両用空調システムと、
    前記連結配管の前記排出路に連結し、該連結側と異なる側の端部が、当該シートの座面に位置するシート内部配管と、
    を備えたことを特徴とする車両用シート。
  6. 前記シート内部配管は、前記連結側と異なる側の端部が複数に分岐されていることを特徴とする請求項5に記載の車両用シート。
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