JP2013240880A - 削り節機 - Google Patents

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Abstract

【課題】切削対象を効率よく削れるようにすること。
【解決手段】削り節を製造するための回転鉋盤20と、回転鉋盤20に対して切削対象を押し当てる押当手段34と、回転鉋盤20に取り付けられている刃の軌跡によって規定される切削領域幅内に前記切削対象との接触位置が納まる条件で形成された漏斗30とを備え、漏斗30の内壁部38と外壁部36とは、これらの間隔が刃24の長さ以下とされており、回転鉋盤20の形状に対応する円弧状部分を含む。
【選択図】 図6

Description

本発明は、鰹節、鯖節、うるめ節、むろ節などの削り節機に関し、特に、卓上でも使える小型サイズの削り節機に関する。
従来、特許文献1に開示されているように、回転鉋盤を用いて鰹節、サバ節などの削り節を製造する削り節機がある。
特開平09−239695号公報
しかし、特許文献1に開示されている削り節機は、回転鉋盤の刃に対して切削対象をきちんと接触させるような工夫がされていなかった。このため、典型的には、刃に対して斜めに切削対象が進行すると、刃の長さ方向に対する切削対象の最大幅が刃の長さを超えるようになり、その超える部分については刃に接触しないため、切削できないといった問題が生じる。
この場合、削り節機の作業者は、削り節機から切削対象を一旦取り出して、その向きを調整して、再度、削り節機に投入するといった面倒な作業が強いられ、これとともに切削対象を効率が低下していた。
もっとも、これを解消するために、長い刃を取り付けた回転鉋盤を用いることも考えられなくないが、そうすると、回転鉋盤が大型化し、ひいては、削り節機も大型化してしまい、工場内などの比較的広いスペースがなければ、その削り節機を使用できないという問題がある。
そこで、本発明は、上記事情に鑑みて、切削対象を効率よく削れるようにすることを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明の削り節機は、切削対象を切削することで削り節を製造するための回転鉋盤と、
前記回転鉋盤に対して切削対象を押し当てる押当手段と、
前記回転鉋盤によって切削対象を切削する際に当該回転鉋盤に取り付けられている刃の軌跡によって規定される切削領域幅内に前記切削対象が納まる条件で形成された漏斗と、を備える。
なお、漏斗の内壁部と外壁部とは、その対向面が前記刃の両端よりも内側とされており(これらの間隔が前記刃の長さ以下とされており)、前記回転鉋盤の形状に対応する円弧状部分を含むとよい。また、漏斗の内壁部と外壁部との間隔は、前記切削対象の投入口から離れるにつれて先細とするとよい。押当手段は、前記切削対象を前記刃に対して所要の角度で押し当てるとよい。
本発明の実施形態1の削り節機100の模式的な構成図である。 図1に示す削り節機100の一部を切欠いた内部構成図である。 図1に示す削り節機100の回転鉋盤20付近を示す平面図である。 図1に示す削り節機100の漏斗30の動作説明図である。 図4に示す漏斗30を別の角度から見た図である。 図1に示す削り節機100の回転鉋盤20と漏斗30との関係を示す平面図である。 本発明の実施形態2の削り節機100の模式的な構成を示す側面図である。 本発明の実施形態3の削り節機100の模式的な構成を示す側面図及び平面図である。
10 本体部
20 回転鉋盤
30 漏斗
40 連結部
50 削り節受け部
60 モータ収容部
100 削り節機
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、各図面で同様の部分には、同一符号を付している。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1の削り節機100の模式的な構成を示す斜視図である。図2は、図1に示す削り節機100の一部を切欠いた内部構成図である。図1,図2に示すように、本実施形態の削り節機100は、以下説明する、本体部10と、回転鉋盤20と、漏斗30と、連結部40と、削り節受け部50と、モータ収容部60とに大別される。
本体部10は、削り節機100の主要構成部分であるところの、回転鉋盤20及び漏斗30が設置されている部分である。削り節機100における切削対象の鰹節などは、削り節機100の作業者によって本体部10に投入することになる。この点については後述する。
回転鉋盤20は、切削対象を切削することで削り節を製造するものである。回転鉋盤20は、円盤状をしており、ここには、例えば5枚の刃24が、刃24の長さ方向が放射状となる態様で等間隔で取り付けられている。また、回転鉋盤20は、その中央で垂直に伸びる回転軸22に対して連結されている。回転軸22を通じて回転鉋盤20を回転させると、本体部10に投入された切削対象が各刃24によって切削されることになる。
ここで、本実施形態では、回転鉋盤20を、その面方向が水平になる態様で本体部10内に設置させている。これによって、削り節機100の小型化が図られる。具体的には、図1,図2に示すように、本体部10内に無駄なスペースをなくすことができるし、本体部10の直下に位置する削り節受け部50内に削り節を落下させ、収容させることが可能となる。
漏斗30は、切削対象の位置を規定するものである。漏斗30は、回転鉋盤20の上方であって、回転軸22に隣接する位置に取り付けられている。漏斗30は、後述するように、投入口39(図4)付近を除き、回転鉋盤20を回転させたときに、刃24の軌跡によって規定される切削領域内に切削対象が納まる条件で、外壁部36と内壁部38との間隔を決定している。
外壁部36と内壁部38との間には、レバー32に連結された押当手段34が位置する。押当手段34は、回転鉋盤20に対して切削対象を所要の角度で押し当てるものである。このため、押当手段34は、回転鉋盤20の上面とほぼ同じくらい高さに設けた支点部35(図4)を中心に回動可能としてある。
押当手段34には、バネ37(図4)などを用いて下方向に引っ張り力を与えている。切削対象は、押当手段34を持ち上げることによって形成される、回転鉋盤20と押当手段34と漏斗30の外壁部36及び内壁部38とによって囲まれた空間内に投入すればよい。
連結部40は、モータ収容部60内のモータ62と本体部20の回転鉋盤20とを連結するものである。連結部40内では、回転鉋盤20に連結されている回転軸22の上端部と、モータ62から延びるモータ軸64とが、タイミングベルト42を介して連結されている。
削り節受け部50は、回転鉋盤20の下方に位置している複数の支柱54によって規定される区画に収納される。削り節受け部50には、回転鉋盤20によって製造された削り節が落下していく。削り節受け部50には、ここで受けられた削り節を取り出すために、取っ手52が取り付けられている。
モータ収容部60には、例えば100Vの商用電源で駆動可能なモータ62が収容される。もっとも、モータ62の規模などは、これに限定されるものではないが、この条件のモータ62を用いた削り節機100は、飲食店、一般家庭などでも用いることが可能となる。モータ62について一例を示すと、GTR社製のギヤモータG3FMを用いることができる。
ここで、本実施形態では、モータ収容部60の位置を本体部10の高さに合わせている。これにより、モータ62と回転鉋盤20とを連結する際のスペース効率が良くなる。また、回転鉋盤20等の重さとモータ62等の重さとのバランスが図られるため、削り節機100の駆動時に、物理的な安定感が得られる。
図3は、図1に示す削り節機100の回転鉋盤20付近を示す平面図である。回転鉋盤20は、中心部分に、回転軸22と連結するための開口部28が形成されている。回転鉋盤20には、開口部28を中心として放射状に例えば複数の長孔25が形成されている。既述の刃24は、その先端が僅かに長孔25から突出する態様で、螺子及び螺子穴を有する取付部26を通じて、それぞれ回転鉋盤20に取り付けられる。
この際、各刃24は、回転鉋盤20の回転速度、押当手段34による押さえ付けの力などを考慮して、また、削り節の用途、種類などに応じて、どの程度突出させるかを決定すればよい。
ここで、回転鉋盤20は、その径を例えば20cm〜40cmくらいとするとよい。この大きさの回転鉋盤20を用いた場合には、本実施形態の削り節機100は、卓上型としても使用し得る。なお、回転鉋盤20の径を上記サイズよりも小さくできなくはないが、以下説明するように、刃24の長さの制限から好ましくない。
刃24の長さは、切削対象によって制限される。例えば鰹節を例にすれば、優れた味の鰹節を得ようとすると、一般的に4.5kg〜7kg程度の重さの鰹を使うことがよいとされている。このくらいの重さの鰹を加工して製造した鰹節は、最も広いところで約3.5cm〜5.5cm程度の幅となる。
そうすると、刃24の長さは、削り節機100の小型化の要請を考慮すれば、例えば6cm〜8cm程度とすべきである。そして、開口部18の領域等を確保することも考慮すれば、上記のように、回転鉋盤20の径は30cm〜40cmくらいとなる。
一例としては、回転鉋盤20の径を36cm、刃24の長さを7cmとし、外壁部36及び内壁部38の対向面が、刃24の軌跡によって形成される切削領域の両端からそれぞれ5mm程度内側となるようにするとよい。
ただし、削り節機100の設置場所スペースによっては、回転鉋盤20を更にコンパクトにしなければならない場合もあり得る。この場合には、3kg程度の重さの鰹を使うことで、刃の長さを4cm〜6cm程度とし、これに応じて、回転鉋盤20の径を20cm程度まで小さくすることも可能である。或いは、鰹節を切削対象とせずに、うるめ節、鯖節、むろ節などとする場合には、更に、回転鉋盤20ひいては削り節機100を小型化することも可能である。
また、回転鉋盤20は、押当手段34による押さえ付けの力などにもよるが、例えば、回転数100回/分〜160回/分くらいとなる速度、回転鉋盤20での発熱を考慮すると好ましくは140回/分以下、より好ましくは120回/分以下くらいで回転させるとよい。
図4は、図1に示す削り節機100の漏斗30の動作説明図である。図5は、図4に示す漏斗30を別の角度から見た図である。説明の都合上、図4ではバー32と外壁部36とは図示せず、図5ではバー32とバネ37とも図示していない。
図4に示すように、押当手段34は、投入口39付近を除いて、最下時に回転鉋盤20の上面と僅かな隙間を空けて対向することになる。押当手段34は、その回動位置を規定するための規定部33が上部に位置している。
規定部33は、支点部35及びバネ37に連結されている。押当手段34は、支点部35を中心に回動可能とされているが、通常、バネ37によって下側に押し下げられている。そして、バー32を通じて、押当手段34を持ち上げると、押当手段34は、支点部35を中心に回動し、この際、バネ37が伸びるので、押当手段34には下側に戻る力が働くことになる。
バネ37は、SUS303、SUS304などからなるもの汎用的なものを用いることができる。一例としては、押当手段34の重さ、支点部35の滑らかさなどにもよるが、10cm程度の長さで、バネ定数kが0.005kg/mm〜0.025kg/mm程度のバネを用いることができる。本実施形態では、バネ定数kが0.015kg/mm程度で、線径×外径×自由長が1.4mm×15mm×100mmである2本のバネ37を並列にして用いている。
図6は、図1に示す削り節機100の回転鉋盤20と漏斗30との関係を示す平面図である。外壁部36及び内壁部32は、投入口39付近を除いて、刃24の軌跡によって規定される切削領域幅内に、すなわち、刃24の長さ以下に切削対象が納まる条件で形成されている。こうすると、漏斗30内において、切削対象と回転鉋盤20との接触面で、切削対象が切削領域から外れることによって刃24に接触しないため切削できないという事態を回避することができる。
また、本実施形態では、外壁部36及び内壁部38を回転鉋盤20の形状に対応する略円弧状部分を含むようにしている。さらに、回転鉋盤20と押当手段34と外壁部36及び内壁部38とによって形成される空間に対する切削対象の投入のしやすさと、切削対象の形状、幅とを考慮して、内壁部38は、外壁部36に比して円弧状部分を少なくし、また、外壁部36は、投入口39付近のみ切削領域を超える幅広さとしている。
こうすると、切削対象が、その最大幅となる位置でも外壁部36と内壁部38とに同時に接触することがない。また、切削対象は先細な形状をしていることから、投入口39付近では外壁部36と内壁部38とが切削領域を外れているものの、この位置では切削対象は回転鉋盤20に接触することがないので、これによって切削対象を切削できないといった不都合は生じない。
なお、漏斗30の条件は、上記のような条件とすることにより、外壁部36と内壁部38との間隔が、切削対象の投入口39から奥に行くにつれて(図面左側に行くにつれて)先細となる。
このような構成で削り節機100を駆動すると、押当手段34によって切削対象が押さえられながら、回転鉋盤20が回転することになるので、切削対象に対しては、回転鉋盤20の回転方向に向けて力が加わる。
このため、切削対象は、回転鉋盤20と外壁部36及び内壁部32と押当手段34とによって形成される空間内から離脱することなく、そのほぼ全てが無駄なく削られることになる。
つぎに、図1に示す削り節機100の動作について説明する。削り節機100の作業者が図示しない電源をオンすると、モータ収容部60内のモータ62が駆動し、モータ軸64が回転する。モータ軸64が回転すると、タイミングベルト42を通じて、回転軸22も回転することになる。これにより、回転軸22に連結されている回転鉋盤20が回転する。
つぎに、削り節機100の作業者は、バー32を通じて押当手段34を持ち上げて、回転鉋盤20と押当手段34と漏斗30の外壁部36及び内壁部38とによって囲まれた空間内に切削対象を投入することになる。
なお、押当手段34を持ち上げると、これに連結されているバネ37が伸びるが、縮むための力が働くため、切削対象が回転鉋盤20に対して押し付けられる。この結果、切削対象は、刃24にきちんと接することにより、切削されていくことになる。
ここで、外壁部36と内壁部32とが、投入口39付近を除いて、刃24の両端よりも内側となるようにしていて、更に、切削対象には、押当手段34によってが押さえられながら、回転鉋盤20の回転方向に向けて力が加わるので、外壁部36と内壁部32とによって切削対象が挟まれて、漏斗30の下流側に進まないといった現象は生じない。
回転鉋盤20の刃24によって切削された削り節は、回転鉋盤20の下方に位置する削り節受け部50に落下していく。したがって、取っ手52によって削り節受け部50を引き出せば、ここから削り節を取り出すことが可能となる。
(実施形態2)
図7は、本発明の実施形態2の削り節機100の模式的な構成を示す側面図である。図7に示す削り節機100は、図1に示したものよりも、奥行方向の幅を狭めたものである。
図7と図1とを対比すると、最も相違する点は、本体部10、連結部40及びモータ収容部60のレイアウトである。具体的には、連結部40を削除し、本体部10の上部にモータ収容部60を配置している。こうして、削り節受け部50の奥行方向に対するモータ収容部60の出っ張りをなくしている。
また、これに伴って、モータ軸64は、下向きに突出する態様で配置し、また、これを相対的に短くして回転軸22と直線的に接続し、更にタイミングベルト42を除去している。これにより、モータ収容部60の丈も短くすることができる。したがって、レイアウト変更によって削り節機100の高さが特段増加することは回避できる。加えて、図7に示す削り節機100は、図1に示したものに比して、部品点数が少なくなるという利点もある。
さらに、本体部10の上部にモータ収容部60を配置することで、モータ62が回転鉋盤20の上部に配置することになるが、図1に示す態様と比較すると、モータ62は、モータ軸64が下側から突出する態様、すなわち、上下に反転させた態様で配置させていることになる。換言すると、回転鉋盤20を回転させるモータ62のモータ軸64と、回転鉋盤20に連結されている回転軸22との軸芯を一致させた態様で連結されることになる。
つぎに、具体的な構成について説明する。まず、本体部10は、削り節機100全体の重量を抑えるために、樹脂製などとするとよい。ただし、本体部10の四隅の支柱部分は、十分な強度をとすべく、鉄製などとするとよい。モータ収容部60は、削り節機100全体の重量を抑えるために、樹脂製などとするとよい。
また、モータ62は、モータ固定台66に対して、ボルト及びナットなどの連結部材を通じて固定される。モータ固定台66の中央部には、モータ62のモータ軸64が通る開口部が形成されている。さらに、モータ固定台66の四隅には、下方に延びる支柱部68がそれぞれ取り付けられている。支柱部68の下端は、モータ収容部60の第一底部74の上面に取り付けられている。また、第一底部74に隣接して、これと同一平面上に、第二底部(図示せず)が配置されている。
なお、モータ固定台66及び第一底部74は、十分な強度とすべく、鉄製などとするとよい。また、各支柱部68は、削り節機100全体の重量を抑えるために、アルミニウム製などとするとよい。さらに、第二底部も、削り節機100全体の重量を抑えるために、樹脂製などとするとよい。
モータ軸64と回転軸22とは、カップリング70を通じて連結されている。また、第一底部74には、回転軸22を通すための開口部78が形成されている。回転軸22の他端側は、ベアリング80に連結されている。ベアリング80は、一例をあげると、旭精工社製のMUCAF206を用いることができる。
ベアリング80は、ベアリング固定台82の上面に対して、連結されている。ベアリング固定台82の四隅には、上方に延びる支柱部84がそれぞれ取り付けられている。支柱部84の上端は、モータ収容部60の第一底部74の下面に取り付けられている。さらに、ベアリング固定台82に隣接して、漏斗30が配置されている。漏斗30も、第一底部74の下面に取り付けられている。
また、第一底部74の上面には、バネ37の伸縮を調整する調整部72が取り付けられている。ここでは、ボルトの回転具合によって、バネ37の伸縮を変更できるように、調整部72を構成しているが、調整部72の構成はこれに限定されるものではなく、また、調整部72は必ずしも設けなくてもよいものである点に留意されたい。なお、バネ37は、一例をあげると、昌和発条製作所製のサンエス標準バネAP280−100−2.9を用いることができる。
本実施形態の削り節機100によれば、実施形態1の削り節機100の場合に比して、奥行方向を縮められるという利点があるが、その一方で、実施形態1の削り節機100の場合には、回転鉋盤20等の重さとモータ62等の重さとのバランスが図られるため、削り節機100の駆動時に物理的な安定感が得られるという利点がある。したがって、削り節機100の収容位置のスペースの大きさに応じて、実施形態1,2の削り節機100のいずれかを採用すればよい。
(実施形態3)
図8(a)は、本発明の実施形態3の削り節機100の模式的な構成を示す側面図である。図8(b)は、図8(a)の平面図である。図8に示す削り節機100は、図7に示したものよりも、高さを低くしたものである。
図8に示す削り節機100は、図7に示したものと対比すると、以下の点が相違する。すなわち、まず、モータ62と回転鉋盤20との距離を短くするという工夫をしている。これにより、ベアリング80も削除を実現している。
また、モータ固定台66及び支柱部68を削除し、モータ62を第一底部74に直接固定するようにしている。さらに、ベアリング80の削除に付随して、ベアリング固定台82及び支柱部84を削除している。
なお、モータ軸64と回転軸22とは、これらの総距離が短くなったことから、カップリング70は、小型のものを用いることが可能となり、削り節機100の軽量化を図れることになる。
ここで、図8に示す削り節機100の場合には、回転鉋盤20と第一底部74との距離が短くなっていることから、漏斗30の取り付け位置を変更している。具体的には、漏斗30は、第一底部74の上面に取り付けることとし、第一底部74における漏斗30の押当手段34に対応する位置を開口させ、切削対象は、この開口部を介して、押当手段34と回転鉋盤20との間に位置するように納められることになる。
図8に示す削り節機100は、既述の条件の各部品を用いた場合には、図7に示す削り節機100に比して、20cm程度の高さを削減することができた。

Claims (5)

  1. 切削対象を切削することで削り節を製造するための回転鉋盤と、
    前記回転鉋盤に対して切削対象を押し当てる押当手段と、
    前記回転鉋盤によって切削対象を切削する際に当該回転鉋盤に取り付けられている刃の軌跡によって規定される切削領域幅内に前記切削対象が納まる条件で形成された漏斗と、を備える削り節機。
  2. 前記漏斗の内壁部と外壁部とは、その対向面が前記刃の両端よりも内側とされており、前記回転鉋盤の形状に対応する円弧状部分を含む、請求項1記載の削り節機。
  3. 前記漏斗の内壁部と外壁部との間隔は、前記切削対象の投入口から離れるにつれて先細となる、請求項1記載の削り節機。
  4. 前記押当手段は、前記切削対象を前記刃に対して所要の角度で押し当てる請求項1記載の削り節機。
  5. 前記回転鉋盤を回転させるモータのモータ軸と、当該回転鉋盤に連結されている回転軸との軸芯を一致させた態様で連結させている、請求項1記載の削り節機。
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