JP2013239031A - 売買判断プログラム、売買判断システム及び売買判断方法 - Google Patents

売買判断プログラム、売買判断システム及び売買判断方法 Download PDF

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Abstract

【課題】株価の変動パターンを考慮した売買ルールを設定する。
【解決手段】コンピュータに、複数の仮想取引時間に対応する複数の仮想商品取引情報を含む仮想取引情報変動波形を表示する表示手順と、仮想取引情報変動波形に示された複数の仮想商品取引情報のうち、少なくとも1つの仮想商品取引情報を閾値として取得する閾値取得手順と、複数の仮想商品取引情報及び閾値を記憶する記憶手順と、少なくとも1つの商品の複数の実取引時間に対応する複数の実商品取引情報を取得する実商品取引情報取得手順と、複数の仮想商品取引情報と複数の実商品取引情報の少なくとも一部との相関値、及び、複数の実商品取引情報と閾値との関係に少なくとも基づいて、商品の売買の執行をするか否かを判断する判断手順とを実行させるための売買判断プログラムを提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、商品の売買をするタイミングを判断するプログラム、システム及び方法に関する。
ネットワークを介して取得した株価情報に基づいて、コンピュータ端末において株の売買をすることができる売買システムが知られている(例えば、特許文献1を参照)。従来の売買システムにおいては、例えば、投資家が株を売却又は購入する売買ルールをサーバに登録し、株価が売買ルールで定めた株価に一致すると、売買システムが株を売却したり購入したりすることができる。
株又は社債などの金融商品の売買をシミュレーションするシステムも知られている。従来の売買シミュレーションシステムにおいては、金融商品の価格及び出来高などの取引情報を仮想的に変動させて表示し、ユーザは表示された仮想的な金融商品取引情報に基づいて売買を行うことができる。ユーザは、コンピュータにより算出された最適な売買パターンと自らの売買履歴とを比較することにより、より良い売買ルールを学習することができる(例えば、特許文献2を参照)。
特開2004−151841号公報 特開2002−197282号公報
株取引の経験を積んだ人は、株価の変動パターンに基づいて売買をするタイミングを判断している。例えば、株価が急落した場合には、株価の急落前の最大値と急落後の最小値の中間値までは株価が回復する可能性が高いという経験則に基づいて、売買をするタイミングが判断される。株価が上下変動を繰り返している場合には、繰り返される変動の極小値を下回ると株価が急落する場合が多いという経験則に基づいて、売買をするタイミングが判断される。
しかし、従来の売買システムにおいては、指定した株価との大小、他の株式の株価との差額、又は、指定した株価に対する倍率などを売買ルールに設定することができたものの、株価の変動パターンを考慮した売買ルールを設定することは困難であった。
そこで、本発明はこれらの点を鑑みてなされたものであり、株価の変動パターンを考慮した売買ルールを設定できる売買判断プログラム、売買判断システム及び売買判断方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様においては、コンピュータに、複数の仮想取引時間に対応する複数の仮想商品取引情報を含む仮想取引情報変動波形を表示する表示手順と、仮想取引情報変動波形に示された複数の仮想商品取引情報のうち、少なくとも1つの仮想商品取引情報を閾値として取得する閾値取得手順と、複数の仮想商品取引情報及び閾値を記憶する記憶手順と、少なくとも1つの商品の複数の実取引時間に対応する複数の実商品取引情報を取得する実商品取引情報取得手順と、複数の仮想商品取引情報と複数の実商品取引情報の少なくとも一部との間の相関値、及び、複数の実商品取引情報と閾値との関係に少なくとも基づいて、商品の売買の執行をするか否かを判断する判断手順とを実行させるための売買判断プログラムを提供する。
上記の表示手順においては、仮想取引時間及び仮想商品取引情報を正規化して表示させる。表示手順は、複数の仮想取引時間に対応する複数の仮想商品取引情報を取得する仮想取引情報取得手順と、仮想取引情報取得手順において取得した仮想商品取引情報を含む波形を示す仮想取引情報変動波形を生成する手順とを有してもよい。
表示手順においては、仮想取引時間を示す時間軸及び仮想商品取引情報を示す取引情報軸を有する平面上に仮想取引情報変動波形を表示し、閾値取得手順は、仮想取引情報変動波形と共に線分を表示する線分表示手順と、当該線分上のいずれかの位置に対応する仮想商品取引情報を閾値として決定する閾値決定手順とを有してもよい。
上記の売買判断プログラムは、複数の仮想商品取引情報と複数の実商品取引情報との間の相関値、及び、複数の実商品取引情報と閾値との関係を含む、売買を執行する売買条件を取得する売買条件取得手順をさらに備え、判断手順は、売買条件取得手順で取得された売買条件が満たされたときに売買の執行を判断する手順を有してもよい。
判断手順は、複数の仮想商品取引情報と複数の実商品取引情報の少なくとも一部との間の相関値が売買条件取得手順で定められた閾値より大きいか否かを判定する相関値判定手順と、相関値が閾値より大きい場合に、閾値に基づいて設定された売買条件が満たされたときに売買を執行する判断をする売買執行手順とを有してもよい。
売買条件取得手順は、判断手順において売買の執行を判断する対象とする複数の商品を選択する商品選択手順、及び、売買を執行する対象とする期間を取得する期間取得手順を有し、判断手順は、商品選択手順において選択された複数の商品に対して、順次相関値判定手順及び売買執行手順を実行した後に、売買の執行により生じた損益を算出する損益算出手順をさらに有してもよい。
売買条件取得手順は、売買を執行する条件に対応する条件画像、及び、売買の執行内容に対応する執行画像を配置するパレット画像を表示するパレット画像表示手順と、条件画像が選択されることにより条件を設定する条件設定画面を表示する手順と、執行画像が選択されることにより執行内容を設定する執行内容設定画面を表示する手順とをさらに有してもよい。
本発明の第2の態様においては、複数の仮想取引時間に対応する複数の仮想商品取引情報を含む仮想取引情報変動波形を表示する表示部と、仮想取引情報変動波形に示された複数の仮想商品取引情報のうち、少なくとも1つの仮想商品取引情報を閾値として取得する閾値取得部と、複数の仮想商品取引情報及び閾値を記憶する記憶部と、少なくとも1つの商品の複数の実取引時間に対応する複数の実商品取引情報を取得する実商品取引情報取得部と、少なくとも複数の仮想商品取引情報と複数の実商品取引情報の少なくとも一部との間の相関値、及び、複数の実商品取引情報と閾値との関係に基づいて、商品の売買の執行をするか否かを判断する判断部とを備える売買判断システムを提供する。
本発明の第3の態様においては、複数の仮想取引時間に対応する複数の仮想商品取引情報を含む仮想取引情報変動波形を表示する表示手順と、仮想取引情報変動波形に示された複数の仮想商品取引情報のうち、少なくとも1つの仮想商品取引情報を閾値として取得する閾値取得手順と、複数の仮想商品取引情報及び閾値を記憶する記憶手順と、少なくとも1つの商品の複数の実取引時間に対応する複数の実商品取引情報を取得する実商品取引情報取得手順と、少なくとも複数の仮想商品取引情報と複数の実商品取引情報の少なくとも一部との間の相関値、及び、複数の実商品取引情報と閾値との関係に基づいて、商品の売買の執行をするか否かを判断する判断手順とを実行する売買判断方法を提供する。
本発明によれば、株価の変動パターンを考慮した売買ルールを容易に設定できるという効果を奏する。
本実施形態の売買判断システムの構成を示す。 本実施形態の売買判断プログラムの構成を示す。 コンピュータが表示部に表示する仮想取引情報変動波形の一例を示す。 コンピュータが表示部に表示する仮想取引情報変動波形の他の例を示す。 相関値の概念を示す。 判断手順の詳細を示す。 商品Aの実取引時間と実商品価格との関係を示す。 商品Bの実取引時間と実商品価格との関係を示す。 売買ルール設定手順において表示部に表示される画面の一例を示す。
[システム構成]
図1は、本実施形態の売買判断システム10の構成を示す。売買判断システム10は、コンピュータ100を備える。コンピュータ100は、売買判断プログラムを実行して、サーバ200から提供される金融商品の価格情報及び出来高等の取引情報、及び、ユーザが設定する売買ルールに基づいて、仮想的に金融商品の売買をする。コンピュータ100は、売買判断プログラムを実行して、実際に金融商品の売買をしてもよい。
サーバ200は、複数の金融商品の取引情報を格納している。例えば、サーバ200は、証券取引市場に上場している会社の銘柄ごとに、過去の株価、出来高、移動平均等の指標を格納している。サーバ200は、銘柄ごとに、それぞれの取引日における始値、安値、高値、終値、出来高、5分足データ及び移動平均などの実商品取引情報を記憶してよい。
図1において、コンピュータ100は、CPU110、ROM120、RAM130、表示部140、操作部150、通信部160及びハードディスク170を有する。一例として、コンピュータ100は、ネットワーク300を介してサーバ200から取引情報を送受信する。ネットワーク300は、例えばインターネットであり、ローカルエリアネットワークであってもよい。コンピュータ100は、サーバ200から取引情報を取得することなく、ハードディスク170に格納された取引情報を用いてもよい。
CPU110は、ROM120又はハードディスク170に格納された売買判断プログラムを実行することにより、金融商品の売買をするか否かを判断する。CPU110は、インターネットを介して取得した売買判断プログラムを実行することにより、金融商品の売買をするか否かを判断してもよい。コンピュータ100と他のコンピュータが連携して売買判断プログラムを実行してもよい。
コンピュータ100は、売買ルールを設定するメニューを表示部140に表示し、操作部150におけるユーザの操作に応じてユーザが設定した売買ルールを取得する。コンピュータ100は、取得した売買ルールをRAM130に記憶してもよく、ハードディスク170に記憶してもよい。コンピュータ100は、通信部160を介してサーバ200から取引情報を取得する。通信部160は、例えばLANコントローラである。
[売買判断プログラムの構成]
図2は、本実施形態の売買判断プログラムの構成を示す。売買判断プログラムは、表示手順(S100)、閾値取得手順(S200)、記憶手順(S300)、実商品取引情報取得手順(S400)、売買条件取得手順(S500)及び判断手順(S600)をコンピュータ100に実行させる。
表示手順(S100)において、コンピュータ100は、複数の仮想取引時間と複数の仮想商品取引情報とを含む仮想取引情報変動波形を表示する。図3は、コンピュータ100が表示部140に表示する仮想取引情報変動波形の一例を示す。
図3に示すように、仮想取引情報変動波形は、横軸に仮想的な取引時間(仮想取引時間)を示す時間軸、縦軸に仮想的な商品取引情報(仮想商品取引情報)を示す取引情報軸を有する平面上に表示される。ここで、仮想商品取引情報とは、商品の売買のシミュレーションに用いられる取引情報である。仮想商品取引情報は、一日の始値、安値、高値、終値、出来高、5分足のデータ、及び、移動平均などの商品の取引に関連する情報である。
仮想取引情報変動波形は、例えば、上記の平面上における複数の仮想取引時間に対応する複数の仮想商品取引情報の位置を示す複数の画像、及び、当該複数の画像を接続する直線及び曲線の少なくとも1つを含む。一例として、コンピュータ100は、仮想取引情報変動波形が示す複数の仮想商品取引情報を、操作部150を介してユーザから取得する。コンピュータ100は、ユーザから取得した複数の仮想商品取引情報の間を補完する仮想商品取引情報を算出してもよい。
具体的には、ユーザは、時間軸及び取引情報軸が表示された平面上の任意の場所をマウスでクリックすることにより、図3における黒点が示す複数の仮想商品取引情報を設定することができる。コンピュータ100は、ユーザにより入力された複数の仮想商品取引情報を示す黒点を直線又は曲線により接続して仮想取引情報変動波形を表示させてもよい。コンピュータ100は、複数の仮想商品取引情報をROM120から読み出して表示部140に表示してもよい。
コンピュータ100は、例えば、時間軸に年月日時を表示させ、取引情報軸に流通貨幣単位に基づく商品取引情報を表示させる。コンピュータ100は、図3に示すように、仮想取引時間を正規化して表示させてもよく、仮想取引情報を正規化して表示させてもよい。
具体的には、コンピュータ100は、時間軸を0.00から1.00までの範囲で表示し、取引情報軸を0.00から1.00までの範囲で表示している。このようにコンピュータ100が仮想取引情報変動波形を表示する時間軸及び取引情報軸を正規化して表示することにより、1つの仮想取引情報変動波形をさまざまな商品の取引情報変動トレンドとの比較に用いることができる。
例えば、ユーザが、仮想取引時間が正規化された時間軸の1.00を1ヶ月間に設定すれば、仮想取引情報変動波形は1ヶ月間の仮想取引情報の変動を示すことができ、ユーザが時間軸の1.00を1年間に設定すれば、仮想取引情報変動波形は1年間の仮想取引情報の変動を示すことができる。同様に、ユーザが、取引情報軸の1.00を所定期間における最高値に設定し、取引情報軸の0.00を所定期間における最安値に設定することで、仮想取引情報変動波形は、最安値と最高値との間の仮想取引情報の変動を示すことができる。ユーザが、仮想商品取引情報が正規化された取引情報軸の1.00を1万円に設定すれば、仮想取引情報変動波形は、0円から1万円の間の仮想取引情報の変動を示すことができる。
閾値取得手順(S200)において、コンピュータ100は、仮想取引情報変動波形に示された複数の仮想商品取引情報のうち、少なくとも1つの仮想商品取引情報を閾値として取得する。例えば、コンピュータ100は、仮想取引情報変動波形と共に線分を表示し、当該線分上のいずれかの位置に対応する仮想商品取引情報を閾値に決定する。コンピュータ100は、ユーザの操作に応じて、線分を取引情報軸方向に移動してもよい。
仮想取引情報変動波形と共に表示される線分は、例えば、時間軸と平行な直線である。仮想取引情報変動波形と共に表示される線分は、時間軸と平行ではない斜めの直線であってもよく、曲線であってもよい。仮想取引情報変動波形と共に表示される線分は、取引情報軸に接してもよい。仮想取引情報変動波形と共に表示される線分は、仮想取引情報変動波形と交差してもよく、仮想取引情報変動波形と隣接してもよい。コンピュータ100は、線分と仮想取引情報変動波形との交点、又は、線分が仮想取引情報変動波形に接する点に対応する仮想商品取引情報を閾値に決定してもよい。
図3においては、No.1と示された点線、及び、No.2と示された点線が表示されている。No.1の点線は仮想商品取引情報0.55に相当し、No.2の点線は仮想商品取引情報0.90に相当する。そこで、コンピュータ100は、第1の閾値として0.55を取得し、第2の閾値として0.90を取得する。
コンピュータ100は、仮想取引情報変動波形の最大値と最小値との差の所定の割合の仮想商品取引情報に対応する位置に、時間軸と平行な直線を表示してもよい。例えば、コンピュータ100は、売買判断の基準とされることが多い仮想取引情報変動波形の最大値と最小値との中間値の仮想商品取引情報に対応する直線を表示する。コンピュータ100は、仮想取引情報変動波形の最大値又は最小値に対応する、時間軸と平行な直線を表示してもよい。
コンピュータ100は、時間軸と平行な直線に対応する仮想商品取引情報を表示してもよい。コンピュータ100は、時間軸と平行な第1の直線に対応する仮想商品取引情報と、時間軸と平行な第2の直線に対する仮想商品取引情報との比率又は差分を表示してもよい。コンピュータ100は、時間軸と平行な直線に対応する仮想商品取引情報と、仮想取引情報変動波形の最大値又は最小値との比率又は差分を表示してもよい。コンピュータ100は、ユーザが時間軸と平行な直線を移動すると、移動に応じて上記の比率又は差分を変更して表示してもよい。
図4は、コンピュータ100が表示部140に表示する仮想取引情報変動波形の他の例を示す。図4に示すように、コンピュータ100は、仮想取引情報変動波形上に閾値を表示してもよい。例えば、コンピュータ100は、閾値設定モードにおいてユーザがクリックした仮想取引情報変動波形上の位置に対応する仮想商品取引情報を閾値として取得する。
図3及び図4に示された仮想取引情報変動波形が示す複数の仮想商品取引情報、並びに、第1の閾値及び第2の閾値の少なくとも1つは、判断手順(S600)における売買を執行するか否かを判断する売買ルールにおける条件として用いられる。ユーザは、仮想取引時間に応じて変動する複数の仮想商品取引情報を含む仮想取引情報変動波形を見ながら、売買ルールにおける条件として用いる閾値を設定することができる。したがって、ユーザは、株価などの金融商品の取引情報変動トレンドを考慮した売買ルールを容易に設定することができる。
特に、コンピュータ100が時間軸に平行な直線を表示することにより、ユーザは、仮想取引情報変動波形を見ながら、仮想取引情報変動波形における最大値及び最小値と閾値との関係を視覚的に把握することができる。したがって、コンピュータ100は、本実施形態の売買判断プログラムにより売買ルールに用いる条件をユーザに設定させることで、ユーザは、自らの売買経験に基づいて感覚的に把握している好ましい売買ルールを設定することができる。
また、コンピュータ100が時間軸に対して斜め方向の直線を表示することにより、ユーザは、価格変動トレンドを表すトレンドラインを意識した売買条件を設定することができる。例えば、ユーザは、「相関値が高く、かつ、終値が斜め線よりも下の位置にあれば買いを仕掛け、プラスマイナス5%の損益で手仕舞いする」といった条件を作成することで、価格変動トレンドを考慮した売買判断を容易に実行することができる。
記憶手順(S300)においては、コンピュータ100は、仮想取引情報変動波形を記憶する。具体的には、コンピュータ100は、複数の仮想取引時間に対応づけて複数の仮想商品取引情報を記憶させる。コンピュータ100は、複数の閾値のそれぞれに固有の識別番号に対応づけて閾値を記憶させる。コンピュータ100は、複数の仮想商品取引情報及び閾値をRAM130に記憶させてもよく、ハードディスク170に記憶させてもよい。
実商品取引情報取得手順(S400)においては、コンピュータ100は、少なくとも1つの商品の複数の実取引時間に対応する複数の実商品取引情報を取得する。ここで、実取引時間とは、例えば株式が過去に取引された日時を示す。実商品取引情報とは、実取引時間において例えば株式市場において取引された株価を示す。実商品取引情報は、一日の始値、安値、高値、終値、出来高、5分足データ及び移動平均のいずれであってもよい。コンピュータ100は、一例として、指定された銘柄の株価の過去の履歴を示す実取引情報変動モデルをサーバ200から取得する。コンピュータ100は、予めハードディスク170に記憶された実取引情報変動モデルを取得してもよい。
コンピュータ100は、表示手順(S100)、閾値取得手順(S200)及び記憶手順(S300)の前に実商品取引情報取得手順(S400)を実行してもよく、表示手順(S100)、閾値取得手順(S200)及び記憶手順(S300)の後に実商品取引情報取得手順(S400)を実行してもよく、表示手順(S100)、閾値取得手順(S200)及び記憶手順(S300)のいずれかと同時に実商品取引情報取得手順(S400)を実行してもよい。
売買条件取得手順(S500)においては、コンピュータ100は、売買を執行する売買条件を取得する。コンピュータ100は、売買条件取得手順(S500)を実商品取引情報取得手順(S400)の前に実行してもよく、実商品取引情報取得手順(S400)の後に実行してもよい。売買を執行する売買条件は、例えば、複数の仮想商品取引情報と複数の実商品取引情報の少なくとも一部との間の相関値、及び、複数の実商品取引情報と閾値との関係を含む。具体的には、コンピュータ100は、複数の仮想商品取引情報と複数の実商品取引情報の少なくとも一部との間の相関値が所定の範囲内の値であり、かつ、相関値を算出した対象の複数の実商品取引情報のうちの少なくとも1つと閾値との関係が所定の条件を満たす場合に、売買を執行する。
図5は、相関値の概念を示す。相関値とは、複数のデータ群の類似度合いを示す数値である。例えば、2組の数値からなるデータ列(x,y)={(x,y)}(i=1,2,・・・,n)の間の相関値は、以下の数式により与えられる。ただし、x及びyは、それぞれx={x}及びy={y}の相加平均である。
Figure 2013239031
例えば、図5(a)においては、時間軸及び取引情報軸からなる平面上に取引情報変動を示す曲線が示されている。図5(b)に示される曲線は、図5(a)に示される曲線と同等の取引情報変動を示しているので、図5(a)の曲線と図5(b)の曲線との間の相関値は最大値の+1である。図5(a)の曲線と図5(c)の曲線との間の相関値はほぼ0である。図5(a)の曲線と図5(d)の曲線との間の相関値は最小値の−1である。
コンピュータ100は、売買条件取得手順(S500)において、相関値を算出して売買を執行する対象とする複数の実商品取引情報を含む期間(以下、集計期間)をユーザから取得してもよい。コンピュータ100は、相関値を算出する対象となる集計期間の長さを取得してもよく、最初の実取引時間及び最後の実取引時間を集計期間として取得してもよい。
さらに、コンピュータ100は、複数の仮想商品取引情報と上記の集計期間に対応する複数の実商品取引情報の相関値が、−1以上+1以下のどの範囲に属する場合に売買を執行するかをユーザに設定させる。さらに、コンピュータ100は、複数の実商品取引情報に含まれている複数の実商品取引情報と閾値との関係に応じて金融商品を購入するか売却するかを示す執行条件をユーザに設定させる。
例えば、コンピュータ100は、「集計期間が30日であり、複数の仮想商品価格と複数の実商品価格との間の相関値が0.80以上の場合であって、かつ、実商品取引情報が第2閾値よりも小さい場合に商品を購入する」という売買ルールをユーザから取得する。さらに、コンピュータ100は、「集計期間が30日であり、複数の仮想商品価格と複数の実商品価格との間の相関値が0.80以上の場合であってかつ実商品価格が第2閾値よりも小さい価格で購入した後に、実商品価格が第1閾値よりも小さい、もしくは第2閾値より大きくなった場合に商品を売却する」という売買ルールをユーザから取得してもよい。コンピュータ100が、このような売買ルールに従って仮想的に商品の購入及び売却をすることで、第2閾値と第1閾値との差額分の損益を算出することができる。
判断手順(S600)において、コンピュータ100は、少なくとも複数の仮想商品取引情報と複数の実商品取引情報の少なくとも一部との間の相関値、及び、複数の取引情報と閾値との関係に基づいて、商品の売買の執行をするか否かを判断する。コンピュータ100は、売買条件取得手順(S500)を実行することによってユーザから取得した売買条件に基づいて売買の判断をしてもよく、予めROM120又はハードディスク170に記憶した売買条件に基づいて売買の判断をしてもよい。
図6は、判断手順(S600)の詳細を示す。コンピュータ100は、ユーザにより指定された複数の商品のうち、判断手順において売買の執行を判断する対象とする複数の商品を選択する(S602)。続いて、コンピュータ100は、実商品取引情報取得手順(S400)において取得した複数の商品の複数の実商品取引情報から、選択した商品の複数の実商品取引情報を選択し、複数の仮想商品取引情報との間の相関値を算出する(S604)。
例えば、コンピュータ100は、複数の仮想商品取引情報と複数の実商品取引情報の少なくとも一部との間の相関値が売買条件取得手順で定められた閾値より大きいか否かを判定する相関値判定手順を実行する。すなわち、コンピュータ100は、複数の仮想商品取引情報と、集計期間に対応する複数の実商品取引情報との間の相関値が閾値よりも大きい場合に、閾値に基づいて設定された売買条件が満たされたときに売買を執行する判断をする売買執行手順を実行してもよい。
具体的には、コンピュータ100は、売買ルールが「集計期間が30日であり、複数の仮想商品価格と複数の実商品価格との間の相関値が0.80以上の場合であって、かつ、実商品価格が第2閾値よりも小さい場合に商品を購入する」である場合に、コンピュータ100は、選択した商品の複数の実商品取引情報のうち、集計期間の30日分の複数の実商品取引情報を抽出する。
コンピュータ100は、抽出した部分的な複数の実商品取引情報と複数の仮想商品取引情報との間の相関値を算出する。コンピュータ100は、相関値を算出するにあたって、複数の仮想商品取引情報に含まれる正規化された仮想取引時間を、集計期間に対応する部分的な複数の実商品取引情報に含まれる実取引時間に対応させる。具体的には、コンピュータ100は、正規化された仮想取引時間を、集計期間の日数で分割し、分割後の分割仮想取引時間のそれぞれに対応する仮想商品取引情報を算出する。
また、コンピュータ100は、正規化された仮想商品取引情報を、相関値を算出する対象となる集計期間における実商品取引情報の範囲に対応させる。例えば、コンピュータ100は、正規化された仮想商品取引情報の1.00を、集計期間内の実商品取引情報の最大値に対応させ、正規化された仮想商品取引情報の0.00を、集計期間内の実商品取引情報の最小値に対応させる。
コンピュータ100は、分割仮想取引時間に対応する仮想商品取引情報と実取引時間に対応する実商品取引情報とに基づいて相関値を算出する。例えば、相関値を算出する集計期間に対応する実取引時間が2012年4月1日から2012年4月n日(nは整数)である場合には、n日分の実商品取引情報が存在する。そこで、コンピュータ100は、0.00から1.00の間で正規化された仮想取引時間を(n−1)等分する。続いて、コンピュータ100は、分割後の1番目の仮想取引時間(すなわち0.00に対応する仮想取引時間)を4月1日に対応させ、2番目の仮想取引時間(すなわち、0.037に対応する仮想取引時間)を4月2日に対応させ、n番目の仮想取引時間(すなわち1.00に対応する仮想取引時間)を4月n日に対応させる。
コンピュータ100は、実商品取引情報の一種である実商品価格の最大値が1000円、最小値が500円である場合に、仮想商品取引情報の1.00を実商品価格の1000円に対応させ、仮想商品取引情報の0.50を実商品価格の750円に対応させ、仮想商品取引情報の0.00を実商品価格の500円に対応させる。コンピュータ100は、相関値を算出する対象となるn日間における実商品取引情報群と、1番目からn番目までの仮想取引時間に対応する仮想商品取引情報群との間の相関値を算出する(S604)。
コンピュータ100は、算出された相関値が、ユーザにより設定された売買条件を満たさない場合には、相関値を算出する対象とする集計期間を1日だけシフトして(S607)、相関値を算出する。S604において算出された相関値がユーザにより設定された売買条件を満たす場合(S606)、例えば、相関値が0.8以上である場合には、閾値に基づく売買ルールを満たすか否かを確認する。
具体的には、コンピュータ100は、相関値を算出した対象の集計期間における実商品価格を第2閾値と比較する。コンピュータ100は、1番目の実取引時間に対応する実商品価格が第2閾値よりも小さいか否かを判断する。コンピュータ100は、実商品価格が第2閾値よりも小さい場合には(S608)、買いを仕掛けると判断する(S610)。コンピュータ100は、実商品価格が第2閾値よりも大きい場合には(S608)、2番目の実取引時間にシフトして(S612)、実商品価格と第2閾値とを比較する。
S610においてコンピュータ100が買いを仕掛けると判断した場合、次の実取引時間において(S614)、実商品価格と第1閾値とを比較する(S616)。コンピュータ100は、実商品価格が第1閾値よりも小さい場合には(S616)、売りを仕掛けると判断する(S618)。実商品取引情報が第1閾値よりも大きい場合には(S616)、次の実取引時間にシフトして(S620)、実商品価格と第1閾値とを比較する。コンピュータ100は、相関値を算出する対象となる期間に渡って実商品価格と第1閾値及び第2閾値との比較を終了すると、当該期間内に行った「買い」と「売り」の価格差に基づいて損益を算出する。
コンピュータ100は、閾値を加工した値に基づいて、売買を執行するか否かを判断してもよい。例えば、コンピュータ100は、ユーザからの指示に基づいて、閾値に所定値を加算した値、又は、閾値に所定の倍率を掛けた値と複数の実商品取引情報とを比較してもよい。コンピュータ100が閾値を加工した値を用いることにより、ユーザは、さまざまな売買条件を容易に試すことができる。
続いて、コンピュータ100は、相関値を算出する対象とする集計期間を1日シフトする。例えば、コンピュータ100は、2012年4月1日から2012年4月30日の実商品価格に対する相関値の算出及び売買執行の判断が終了すると、次に、2012年4月2日から2012年5月1日の実商品価格に対してS604からS622を繰り返す。コンピュータ100は、実商品価格取得手順(S400)で取得した全ての実取引時間に渡って、S604からS622を繰りかえす。
次に、コンピュータ100は、商品選択手順において選択された複数の商品に対して、順次相関値判定手順及び売買執行手順を実行した後に、売買の執行により生じた損益を算出する損益算出手順を実行する。コンピュータ100は、全ての商品についてS602からS622までの手順を終了すると(S626)、判断手順(S600)を終了する。
以上のように、コンピュータ100が全ての実取引時間に渡って、集計期間に相当する期間ごとに相関値を算出して売買を執行するか否かを判断することにより、売買条件が満たされるタイミングを高い精度で検出することができる。したがって、本実施形態に係るコンピュータ100は、過去の大量の商品取引実績情報にさまざまな売買ルールを適用し、適用した売買ルールにより生じる損益を算出することができる。ユーザは、算出された損益の大きさに応じて、売買ルールの良否を判断することができる。
図7は、商品Aの実取引時間と実商品価格との関係を示す。4月において、実商品価格は短期間に渡って下降した後に800円まで上昇し、その後は下降している。したがって、図7に示す商品の4月中の実商品価格は図3及び図4に示した複数の仮想商品取引情報との相関値が0.80以上であると考えられる。
そこで、コンピュータ100は、4月中の実商品価格において第1閾値より大きくなるときを検索する。仮想商品取引情報の1.00が図7に示した商品Aの実商品価格の900円に対応し、仮想商品取引情報の0.00が実商品価格の500円に対応する場合、仮想商品取引情報の0.55に対応する第1閾値は720円に相当し、仮想商品取引情報の0.90に対応する第2閾値は860円に対応する。そこで、コンピュータ100は、4月中に実商品価格が720円になった時点で商品Aを購入し、実商品価格が860円になった時点で商品Aを売却する。その結果、コンピュータ100は、4月中の売買により生じた利益を140円と算出する。
図8は、図7に示した商品Aと異なる商品Bの実取引時間と実商品価格との関係を示す。実商品価格は短期間に渡って上昇した後に下降し、その後は上昇している。したがって、図8に示す商品Bの4月中の実商品価格は図3及び図4に示した複数の仮想商品取引情報との相関値が0.80未満であると考えられる。したがって、コンピュータ100は、商品Bについては売買を行わないと判断する。
[売買判断の結果の表示]
コンピュータ100は、以上の手順によって売買した結果に基づいて、さまざまな情報を算出すると共に表示部140に表示してもよい。例えば、コンピュータ100は、判断手順において売買すると判断した回数に対応する総取引回数、総取引回数に対する利益が生じた取引の回数の割合を示す勝率、利益が生じた取引における平均利益、損失が生じた取引における平均取引、1回の取引で得られる予定利益を示す期待値を表示する。コンピュータ100は、売買をした銘柄別の勝率及び期待値を表示してもよい。
ユーザは、これらの情報に基づいて、ユーザが設定した複数の仮想取引時間と複数の仮想商品取引情報との間の複数の仮想商品取引情報を含む売買ルールの良否を判断することができる。例えば、ユーザは、勝率が50%以上であり、かつ、期待値が0.5%以上の売買ルールを良い売買ルールであると判断することができる。ユーザは、銘柄別の勝率及び期待値に基づいて、それぞれの銘柄に適した売買ルールを選択することもできる。
本実施形態によれば、ユーザは、複数の仮想商品取引情報の仮想取引情報変動波形及び閾値を視覚的に確認しながら売買条件を設定することができる。したがって、ユーザは、仮想的な売買による結果に基づいて仮想取引情報変動波形及び閾値を修正して仮想的な売買を繰り返すことにより、好適な売買ルールを見出すことができる。
[売買ルール設定画面の一例]
図9は、売買ルール設定手順(S500)において表示部140に表示される画面の一例を示す。コンピュータ100は、売買を執行する条件に対応する条件画像、及び、売買の執行内容に対応する執行画像を配置するパレット画像を表示するパレット画像表示手順を実行する。具体的には、コンピュータ100は画像パレット領域510、売買条件画像領域520及び売買ルール表示領域530を表示する。
ユーザは、売買条件画像領域520に表示された複数のコマンド画像、及び、「はい」又は「いいえ」を示す矢印画像を、画像パレット領域510の点線で示されたパレットの位置に移動することにより、コンピュータ100が売買の執行を判断する売買ルールを設定する。コンピュータ100は、ユーザによって条件画像が選択されると、売買の条件を設定するための条件設定画面を表示する。
例えば、ユーザが「条件」画像をダブルクリックすると、コンピュータ100は、売買を執行するために必要な、複数の仮想商品取引情報と複数の実商品取引情報の少なくとも一部との相関値、及び、複数の実商品取引情報と閾値との関係を設定する画面を表示する。ユーザは、表示された画面において、「2012年4月1日から2012年4月30日の間において、複数の仮想商品価格と複数の実商品価格との間の相関値が0.80以上の場合であって、実商品価格が第2閾値よりも小さくなった場合に商品を購入する」といった売買条件を設定することができる。
コンピュータ100は、「執行」画像が選択されると、執行内容を設定する執行内容設定画面を表示する。コンピュータ100は、ユーザが「執行」画像をダブルクリックすると、商品の売買の執行内容を取得する。例えば、コンピュータ100は、「翌日寄付で商品を買う」、「当日引けで商品を売る」、「翌日指値で手仕舞いする」などの執行内容を取得することができる。
コンピュータ100は、売買ルール表示領域530に、画像パレット領域510に入力された売買ルールに対応する内容を表示する。コンピュータ100は、売り又は買いの売買ルールを入力する画面と手仕舞いの売買ルールを入力する画面をそれぞれ表示してもよい。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
10・・・売買判断システム、100・・・コンピュータ、110・・・CPU、120・・・ROM、130・・・RAM、140・・・表示部、150・・・操作部、160・・・通信部、170・・・ハードディスク、200・・・サーバ、300・・・ネットワーク、510・・・画像パレット領域、520・・・売買条件画像領域、530・・・売買ルール表示領域

Claims (10)

  1. コンピュータに、
    複数の仮想取引時間に対応する複数の仮想商品取引情報を含む仮想取引情報変動波形を表示する表示手順と、
    前記仮想取引情報変動波形に示された前記複数の仮想商品取引情報のうち、少なくとも1つの前記仮想商品取引情報を閾値として取得する閾値取得手順と、
    前記複数の仮想商品取引情報及び前記閾値を記憶する記憶手順と、
    少なくとも1つの商品の複数の実取引時間に対応する複数の実商品取引情報を取得する実商品取引情報取得手順と、
    前記複数の仮想商品取引情報と前記複数の実商品取引情報の少なくとも一部との間の相関値、及び、前記複数の実商品取引情報と前記閾値との関係に少なくとも基づいて、前記商品の売買の執行をするか否かを判断する判断手順と
    を実行させるための売買判断プログラム。
  2. 前記表示手順においては、前記仮想取引時間及び前記仮想商品取引情報を正規化して表示させる請求項1に記載の売買判断プログラム。
  3. 前記表示手順は、
    複数の前記仮想取引時間に対応する複数の前記仮想商品取引情報を取得する仮想取引情報取得手順と、
    前記仮想取引情報取得手順において取得した前記仮想商品取引情報を含む波形を示す前記仮想取引情報変動波形を生成する手順と
    を有する請求項1又は2に記載の売買判断プログラム。
  4. 前記表示手順においては、前記仮想取引時間を示す時間軸及び前記仮想商品取引情報を示す取引情報軸を有する平面上に前記仮想取引情報変動波形を表示し、
    前記閾値取得手順は、
    前記仮想取引情報変動波形と共に線分を表示する線分表示手順と、
    前記線分上のいずれかの位置に対応する前記仮想商品取引情報を前記閾値に決定する閾値決定手順と
    を有する請求項1から3のいずれか一項に記載の売買判断プログラム。
  5. 前記複数の仮想商品取引情報と前記複数の実商品取引情報の少なくとも一部との間の相関値、及び、前記複数の実商品取引情報と閾値との関係を含む、前記売買を執行する売買条件を取得する売買条件取得手順をさらに備え、
    前記判断手順は、前記売買条件取得手順で設定された前記売買条件が満たされたときに前記売買の執行を判断する手順を有する請求項1から4のいずれか一項に記載の売買判断プログラム。
  6. 前記判断手順は、
    前記複数の仮想商品取引情報と前記複数の実商品取引情報の少なくとも一部との間の相関値が前記売買条件取得手順で定められた閾値より大きいか否かを判定する相関値判定手順と、
    前記相関値が前記閾値より大きい場合に、前記閾値に基づいて設定された前記売買条件が満たされたときに前記売買を執行する判断をする売買執行手順と
    を有する請求項5に記載の売買判断プログラム。
  7. 前記売買条件取得手順は、前記判断手順において前記売買の執行を判断する対象とする複数の前記商品を選択する商品選択手順、及び、前記売買を執行する対象とする期間を取得する期間取得手順を有し、
    前記判断手順は、前記商品選択手順において選択された前記複数の商品に対して、順次前記相関値判定手順及び前記売買執行手順を実行した後に、前記売買の執行により生じた損益を算出する損益算出手順をさらに有する請求項6に記載の売買判断プログラム。
  8. 前記売買条件取得手順は、
    前記売買を執行する条件に対応する条件画像、及び、前記売買の執行内容に対応する執行画像を配置するパレット画像を表示するパレット画像表示手順と、
    前記条件画像が選択されることにより、前記条件を設定する条件設定画面を表示する手順と、
    前記執行画像が選択されることにより、前記執行内容を設定する執行内容設定画面を表示する手順と
    をさらに有する請求項5から7のいずれか一項に記載の売買判断プログラム。
  9. 複数の仮想取引時間に対応する複数の仮想商品取引情報を含む仮想取引情報変動波形を表示する表示部と、
    前記仮想取引情報変動波形に示された前記複数の仮想商品取引情報のうち、少なくとも1つの前記仮想商品取引情報を閾値として取得する閾値取得部と、
    前記複数の仮想商品取引情報及び前記閾値を記憶する記憶部と、
    少なくとも1つの商品の複数の実取引時間に対応する複数の実商品取引情報を取得する実商品取引情報取得部と、
    前記複数の仮想商品取引情報と前記複数の実商品取引情報の少なくとも一部との間の相関値、及び、前記複数の実商品取引情報と前記閾値との関係に少なくとも基づいて、前記商品の売買の執行をするか否かを判断する判断部と
    を備える売買判断システム。
  10. 複数の仮想取引時間に対応する複数の仮想商品取引情報を含む仮想取引情報変動波形を表示する表示手順と、
    前記仮想取引情報変動波形に示された前記複数の仮想商品取引情報のうち、少なくとも1つの前記仮想商品取引情報を閾値として取得する閾値取得手順と、
    前記複数の仮想商品取引情報及び前記閾値を記憶する記憶手順と、
    少なくとも1つの商品の複数の実取引時間に対応する複数の実商品取引情報を取得する実商品取引情報取得手順と、
    前記複数の仮想商品取引情報と前記複数の実商品取引情報の少なくとも一部との間の相関値、及び、前記複数の実商品取引情報と前記閾値との関係に少なくとも基づいて、前記商品の売買の執行をするか否かを判断する判断手順と
    を実行する売買判断方法。
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