JP5033165B2 - 相場情報の検索及び表示システム、及び同システムにおける相場情報の検索及び表示方法 - Google Patents

相場情報の検索及び表示システム、及び同システムにおける相場情報の検索及び表示方法 Download PDF

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Description

本発明は、株式や商品や先物や為替等の相場において、多くの相場情報の中から、特定の傾向を有する価格チャートを持つ個別銘柄を検索でき、しかも、理解し易い表示方法で価格チャートを表示できる相場情報の検索及び表示システム、及び同システムにおける相場情報の検索及び表示方法に関する。
株式投資や商品取引や先物取引や為替取引等の相場における相場情報の表示方法には、時系列的に変化する相場情報の動向を把握するために、数多くの表現方法、例えば、株式投資では「ローソク足」「酒田五法」「新値3本足」「カギ足」「増田足」等があり、それぞれに特有な専門記号を使用した価格チャート等が使用されている。
そして、投資家は、提供されている相場情報を加工して作られる、これらの価格チャートから、時々刻々変化する相場の意味するところ、即ち、価格の急伸、急落、転換等を読み取って、売買を行っており、投資家にとっては、これらの相場情報を的確に、また、正確に理解することが重要となる。
そのため、特開平11−66154号公報の株価チャート作成システムでは、容易かつ的確に株価の動向を把握できる株価チャートの提供を目的として、必要最低限の終値のみで株価チャートを作成する手法が提案されている。
この「増田足」と呼ばれる表示単位を使用する株価チャート作成システムでは、図15に示すように、日の終値の当日を含めた過去の短期(3日)、中期(25日)、長期(75日)の平均値と、前日のそれぞれに相当する平均値とで上下を形成し、日の単位を幅とする矩形帯の表示単位を、それぞれ、「日足」の「短期足」、「日足」の「中期足」、「日足」の「長期足」とする。
また、週の終値の当週を含めた過去の短期(3週)、中期(13週)、長期(26週)の平均値と、前の週のそれに相当する平均値とで上下を形成し、週の単位を幅とする矩形帯の表示単位を、それぞれ、「週足」の「短期足」、「週足」の「中期足」、「週足」の「長期足」とし、これらの「日足」の3つの表示単位又は「週足」の3つの表示単位を同一チャート上に時系列表示するようにしている。
なお、「日足」では、前日の平均値より、当日の平均値が高い場合には、「陽足」とし、低い場合には「陰足」とする。また、「週足」では、前週の平均値より、当週の平均値が高い場合には、「陽足」とし、低い場合には「陰足」としている。
そして、株式市場における価格の状況に対する理解を容易にし、判断を助けられるような、より分かり易い表示となった株価チャートを提供している。
しかしながら、選択した個別銘柄の価格チャートを読み取ることも重要であるが、この時々刻々変化している相場情報の多くの個別銘柄の中から、投資家や投資アドバイザーが望んでいる特定の傾向を持つ個別銘柄を検索及び抽出する作業がより重要な作業としてある。
従来においては、この特定の傾向の個別銘柄の抽出は、証券会社のスタッフや市場をウォッチしている投資アドバイザー等が、経験や独自に収集した情報を基に行ったり、経験豊かな者が多数の個別銘柄の価格チャートを見て、見た印象で行ったりしており、その抽出方法も十分に確立されたものとは言えない状況にある。
また、従来の株式投資における個別銘柄の検索方法としては、「増田足」を使用して、ゴールデン・クロスやデッド・クロスのように、「短期足」、「中期足」、「長期足」の内の2つ以上の折れ線がクロスするポイントの検索や、「足切り」の目安の数値としてのRCI(順位相関関係)が特定の数値(例えば80%)以上になり始めたポイントの検索等、ポイント、ポイントにおける検索は可能であったが、検索して抽出した時点では「買い」であっても、次の日から下がるようなデータも抽出される場合があり、必ずしも希望する状況の個別銘柄を抽出することができないという問題があった。
そして、一般の投資家が期待する確率の高い先読みができるような価格チャートの連続性を取り入れた検索方法、つまり、検索した時点での状態が、その日以降も続くと高い確率で予想される個別銘柄の検索方法はなかった。
そのため、一般の投資家側で個別銘柄を抽出することは、殆ど行われておらず、一般の投資家は、証券会社のスタッフや投資アドバイザー等によって提供された限られた数の個別銘柄の価格チャートを見ながら、株式投資等の相場における取引を行っているのが実情である。
そして、一般の投資家には、株式等の相場の仕組みや相場の表現に習熟した投資家もいれば、相場に関しては初心者である投資家もいるので、簡単な判断及び操作で、数多くの相場情報(東証1部の株式銘柄だけでも約1400銘柄にも及ぶ)を検索し、この中から、投資家が所望する特定の傾向を持つ価格チャートを有する個別銘柄のみを抽出し、しかも、分かり易く表示する相場情報の検索及び表示システムと相場情報の検索及び表示方法が要望されている。
特開平11−66154号公報
本発明は、上述の問題を解決するためになされたものであり、その目的は、簡単な入力データを受けるだけで、多くの相場情報の中から、一般の投資家が要望する特定の傾向にある価格チャートを有する個別銘柄を検索して抽出し、また、抽出した個別銘柄の価格チャートを分かり易く表示する相場情報の検索及び表示システムと相場情報の検索及び表示方法を提供することにある。
〔相場情報の検索及び表示システム〕
以上のような目的を達成するための相場情報の検索及び表示システムは、相場情報源(50)から回線を経由して所定銘柄群に関する相場情報を取り込んでデータ記憶部(30)の相場情報データ部(31)に記憶する相場情報入手手段(11)と、前記データ記憶部(30)の相場情報データ部(31)に記憶した所定銘柄群に関する相場情報から、個々の銘柄の相場情報を順次に読み出すと共に、「日」と「週」と「月」の少なくとも一つを「時間単位」として、この「時間単位」における「基準時」の直近の短期間、中期間、長期間である各「平均化期間」における価格の代表値の「平均値」を、前記「基準時」を「時間単位」ずつ移動させながら算出すると共に、各「基準時」毎に算出された前記「平均値」に基づいて、特定の「基準時」とその直近の「基準時」との一対の「平均値」からなる各特定基準時毎の「足」を生成し、こうして得られた一連の「平均値」データ及び「足」データを前記データ記憶部(30)の移動平均データ部(32)に記憶する移動平均算出手段(21)と、検索者によって入力された検索条件に従って、所定の動向の個別銘柄を検索して抽出する個別銘柄検索手段と、前記検索で抽出された個別銘柄の前記取り込んだ相場情報を提供する検索結果提供手段(43)と、前記生成された一連の「足」を表示する価格チャート表示手段(44)と、を有して構成される。
また、この相場情報の検索及び表示システムは、前記データ記憶部(30)の移動平均データ部(32)に記憶された各個別銘柄の各「時間単位」別の短期、中期、及び長期の「平均値」データ列を構成する各「基準時」毎の短期、中期、及び長期の「平均値」データの大小関係を、6種類の大小関係パターンのいずれにかに分類すると共に、こうして分類された各「基準時」毎の大小関係パターンデータをデータ記憶部(30)のパターンデータ部(33)に各個別銘柄毎に一連に記憶するパターン分類手段(22)を有する。
ここで、前記価格チャート表示手段(44)は、前記前記データ記憶部(30)の移動平均データ部(32)に記憶された各個別銘柄の「足」データ列に基づいて、特定された個別銘柄の日足の増田足チャートを表示画面上に表示すると共に、前記データ記憶部(30)のパターンデータ部(33)に記憶された各個別銘柄の日足の「大小関係パターン」データ列に基づいて、前記増田足チャートを構成する各日足時点に対応する表示画面の上部に、その日足時点の大小関係パターンデータに対応する色の単位ドットを、隣接する日足の単位ドット同士が時間軸方向へと隣接するようにして表示させる。
なお、この「提供」とは、デスプレイ上の画面への表示が主に使用されるが、この画面表示だけに限定されず、プリンタ出力による表示や音声出力等も含み、検索者に情報を知らせることを意味するものである。
また、この「表示」とは、デスプレイ上の画面への表示が主に使用されるが、この画面表示だけに限定されず、プリンタ出力による表示も含み、検索者に視覚的に情報を提供することを意味するものである。
1)前記価格の代表値の短期間の平均値と、中期間の平均値と、長期間の平均値との上下関係からパターン分類するパターン分類手段を備えて構成される。
この短期間、中期間、長期間は、時間単位を日と週と月のいずれにするかで異なるが、それぞれの時間単位において、株取引等の相場取引でそれぞれ短期、中期、長期と見なすことができる期間である。
より具体的には、日を時間単位とする場合は、1日の代表値(例えば株価の終値等)を用いて、短期間は2日〜4日好ましくは3日で、中期間は20日〜30日好ましくは25日で、長期間は65日〜85日好ましくは75日である。また、週を時間単位とする場合は、週の代表値(例えば株価の終値等)を用いて、短期間は2週〜4週好ましくは3週で、中期間は10週〜16週好ましくは13週で、長期間は20週〜32週好ましくは26週である。また、月を時間単位とする場合は、月の代表値(例えば株価の終値等)を用いて、短期間は2月〜4月好ましくは3月で、中期間は10月〜14月好ましくは12月で、長期間は30月〜42月好ましくは36月である。なお、株価の場合には、この価格の代表値として、その時間単位における株価の終値を選ぶのが好ましい。
つまり、日と週と月のそれぞれにおいて、その時間単位における株価の終値等の価格の代表値の短期間の平均値と、中期間の平均値と、長期間の平均値の3つの平均値があるので、日と週と月の全体では9個の平均値が算出されることになる。
そして、日と週と月のそれぞれにおいて、その時間単位における価格の代表値の短期間の平均値と、中期間の平均値と、長期間の平均値との上下関係からAパターン〜Fパターンの6種類のパターンに分類する。
以上の構成によれば、3つの移動平均値の上下関係で6パターンに分類するという簡単なアルゴリズムで、価格の現在に至るまでの経過を含んだ価格の現在の状況や動向をパターン分類して、表示できる。
しかも、このパターン分類は、短期間の移動平均値と中期間の移動平均値と長期間の移動平均値の上下関係でパターン分類しているので、特定の個別銘柄の動向を的確に示す指標となり、また、現在の状態をパターンで提供することにより、煩雑な短期動向、中期動向、長期動向の関係を考えることなく、価格の現況と動向を簡単にまた的確に理解及び判断できるようになる。
2)上記の相場情報の検索及び表示システムにおいて、前記検索手段として、前記分類されたパターンを検索して、前記検索者によって入力及び指定された所定のパターンを有する個別銘柄を抽出する第1個別銘柄検索手段を備えて構成される。
この構成により、従来は、経験豊かな者が独自の情報に基づいて選択したり、幾つかの価格チャートを見て選択したりしていた、特定の動向の個別銘柄を、この第1個別銘柄検索では、入力及び指定されたパターンを持つ個別銘柄を抽出するという非常に簡単なアルゴリズムで検索するので、多数の相場情報を検索して該当する個別銘柄を抽出する作業を行っても、短時間で済むことになる。
そして、この第1個別銘柄検索のパターン分類による検索は、価格チャートの連続性を取り入れた検索であるため、検索した時点での状態が、その日以降も続くと高い確率で予想される個別銘柄を検索して抽出できるものとなり、確率の高い先読みができ、検索者の期待を満足できるデータを提供できるようになる。
3)前記移動平均算出手段が、前記時間単位及び前記各期間において、前記基準時における価格の代表値の平均値が、前記基準時の直前の時における価格の代表値の平均値より大きい場合は「陽足」とし、小さい場合には「陰足」とすると共に、前記検索手段として、前記「陽足」と前記「陰足」を検索して、前記時間単位及び前記各期間の組合せの内の少なくとも一つの時間単位と期間の組合せにおいて、前記検索者によって入力された、前記「陽足」の所定の直近の連続期間又は前記「陰足」の所定の直近の連続期間を有する価格チャートを持つ個別銘柄を抽出する第2個別銘柄検索手段を備えて構成されるようにしてもよい。
日、週、月と短期間、中期間、長期間の9通りの各移動平均のデータにおいて、基準時における価格の代表値の平均値が、基準時の直前の時における価格の代表値の平均値よりも大きく、上昇傾向にある時はピンク色表示の「陽足」(上昇)とし、小さく、下降傾向にある時はブルー色表示の「陰足」(下降)とする。なお、同じ場合には、直前の「足」と同じ色表示とする。なお「足」自体は上下同じ値のため一直線となる。
そして、第2個別銘柄検索手段では、基準日から過去に逆上って、この「陽足」の直近の連続期間又は「陰足」の直近の連続期間が検索者によって入力及び指定された所定期間だけあるか、否かで価格チャートを検索し、これに該当する価格チャートを有する個別銘柄を抽出する。
なお、この第2個別銘柄検索手段は、第1個別銘柄検索手段と共に、個別銘柄検索手段を構成してもよく、第2個別銘柄検索手段だけで、個別銘柄検索手段を構成してもよい。
この構成によれば、第2個別銘柄検索により、指定された「陽足」又は「陰足」の直近の連続期間を有する価格チャートを持つ個別銘柄を抽出するので、検索者による入力は多少多くなるが、パターン分類による第1個別銘柄検索よりも、よりきめ細かい検索が可能となる。
また、この第2個別銘柄検索により、パターン分類による個別銘柄検索で抽出した銘柄を更に絞り込むこともでき、更に精度の高い検索が可能となる。従って、検索者が希望するような非常に限定された状況及び動向を有する価格チャートを有する個別銘柄の検索が可能となる。
そして、この第2個別銘柄検索も、価格チャートの連続性を取り入れた検索であるため、検索した時点での状態が、高い確率でその日以降も続くと予想される個別銘柄を検索して抽出することができる。
4)そして、上記の相場情報の検索及び表示システムにおいて、前記価格チャート表示手段が、前記価格チャートの表示時に、パターン別の色分けに従って前記パターンを時系列的に色別表示するように構成される。
価格チャートにおいては、基準時の価格の代表値の平均値(移動平均値)と、基準時の直前における価格の代表値の平均値(直前の移動平均値)とを、上下とし、時間単位を幅として形成された矩形帯を表示単位の「足」として時系列表示する。
そして、日を時間単位とする場合は、「日足」と呼び、週及び月を時間単位とする場合は、「週足」及び「月足」と呼ぶ。そして、短期間の「足」を「短期足」と呼び、中期間及び長期間の「足」を、「中期足」及び「長期足」と呼ぶ。
従って、「日足」「週足」「月足」のそれぞれに、「短期足」、「中期足」、「長期足」が存在するので、9通りの「足」が存在することになる。
価格チャートでは、この「短期足」「中期足」「長期足」を同じ画面に時系列表示するが、この時に、「短期足」「中期足」「長期足」の上下関係によって分類されたパターンに対応した色を時間軸に平行な帯状に時系列表示する。
このパターンの色別表示により、「短期足」「中期足」「長期足」の上下関係を考えることなく、各時点のパターン色によって、その時点における価格の状況及び動向を把握でき、また、直感的に分かりやすい色の時系列的な変化で価格の時間変化を捉えることができるようになる。
このパターン分類によって価格の時間変化や動向が把握できるのは、このパターンが、この基準時における「短期足」と「中期足」と「長期足」の3つのデータを基にパターン分類されており、しかも、これらの「短期足」と「中期足」と「長期足」が、それぞれ、短期間、中期間、長期間のデータを集約化したものであるからである。
この構成によれば、価格チャートの表示時に、価格状況を、短期、中期、長期の3つのデータを集約したパターンで、しかも視覚的に受け入れ易い色で表示するので、検索者が、「短期足」「中期足」「長期足」の上下関係を考えることなく、その時点における価格の状況や価格の時間変化を直感的に簡単に把握できるようになり、検索者の価格状況に関する理解及び判断をより適切なものにすることができる。
〔相場情報の検索及び表示方法〕
また、本発明の相場情報の検索及び表示方法は、相場情報源(50)から回線を経由して所定銘柄群に関する相場情報を取り込んでデータ記憶部(30)の相場情報データ部(31)に記憶する相場情報入手手段(11)と、前記データ記憶部(30)の相場情報データ部(31)に記憶した所定銘柄群に関する相場情報から、個々の銘柄の相場情報を順次に読み出すと共に、「日」と「週」と「月」の少なくとも一つを「時間単位」として、この「時間単位」における「基準時」の直近の短期間、中期間、長期間である各「平均化期間」における価格の代表値の「平均値」を、前記「基準時」を「時間単位」ずつ移動させながら算出すると共に、各「基準時」毎に算出された前記「平均値」に基づいて、特定の「基準時」とその直近の「基準時」との一対の「平均値」からなる各特定基準時毎の「足」を生成し、こうして得られた一連の「平均値」データ及び「足」データを前記データ記憶部(30)の移動平均データ部(32)に記憶する移動平均算出手段(21)と、検索者によって入力された検索条件に従って、所定の動向の個別銘柄を検索して抽出する個別銘柄検索手段と、前記検索で抽出された個別銘柄の前記取り込んだ相場情報を提供する検索結果提供手段(43)と、前記生成された一連の「足」を表示する価格チャート表示手段(44)と、を有して構成される。
この方法は、前記データ記憶部(30)の移動平均データ部(32)に記憶された各個別銘柄の各「時間単位」別の短期、中期、及び長期の「平均値」データ列を構成する各「基準時」毎の短期、中期、及び長期の「平均値」データの大小関係を、6種類の大小関係パターンのいずれにかに分類すると共に、こうして分類された各「基準時」毎の大小関係パターンデータをデータ記憶部(30)のパターンデータ部(33)に各個別銘柄毎に一連に記憶するパターン分類手段(22)を有し、前記前記データ記憶部(30)の移動平均データ部(32)に記憶された各個別銘柄の「足」データ列に基づいて、特定された個別銘柄の日足の増田足チャートを表示画面上に表示すると共に、前記データ記憶部(30)のパターンデータ部(33)に記憶された各個別銘柄の日足の「大小関係パターン」データ列に基づいて、前記増田足チャートを構成する各日足時点に対応する表示画面の上部に、その日足時点の大小関係パターンデータに対応する色の単位ドットを、隣接する日足の単位ドット同士が時間軸方向へと隣接するようにして表示させる。
1)前記価格の代表値の短期間の平均値と、中期間の平均値と、長期間の平均値との上下関係からパターン分類するように構成される。
2)上記の相場情報の検索及び表示方法において、前記分類されたパターンを検索して、前記検索者によって入力及び指定された所定のパターンを有する個別銘柄を抽出するように構成される。
3)又は、前記時間単位及び前記各期間において、前記基準時における価格の代表値の平均値が、前記基準時の直前の時における価格の代表値の平均値より大きい場合は「陽足」とし、小さい場合には「陰足」とすると共に、前記「陽足」と前記「陰足」を検索して、前記時間単位及び前記各期間の組合せの内の少なくとも一つの時間単位と期間の組合せにおいて、前記検索者によって入力された、前記「陽足」の所定の直近の連続期間又は前記「陰足」の所定の直近の連続期間を有する価格チャートを持つ個別銘柄を抽出するように構成される。
なお、この「陽足」「陰足」による個別銘柄検索は、パターン分類による個別銘柄検索と併用してもよく、単独で用いてもよい。
4)そして、上記の相場情報の検索及び表示方法において、前記価格チャートの表示時に、前記パターンをパターン別の色分けに従って時系列的に色別表示するように構成される。
これらの構成の相場情報の検索及び表示方法によれば、上述した相場情報の検索及び表示システムと同様な効果を奏することができる。
以上の説明のように、本発明の相場情報の検索及び表示システムと相場情報の検索及び表示方法によれば、次のような効果を奏することができる。
本発明の相場情報の検索及び表示システムと相場情報の検索及び表示方法では、株式や商品や先物や為替等の相場において、株価の終値等のその時間単位における価格を代表する価格の代表値の短期間の平均値と、中期間の平均値と、長期間の平均値の上下関係から、パターンを分類するパターン分類手段により、短期間、中期間、長期間のデータを集約化した「短期足」と「中期足」と「長期足」の上下関係のみでパターン分類するので、簡単なアルゴリズムで、価格の現在に至るまでの経過を含んだ価格の現在の状況や動向をパターン分類して、提供できる。
しかも、このパターン分類は、「短期足」と「中期足」と「長期足」の上下関係でパターン分類することにより、特定の個別銘柄の動向を的確に示す指標となると共に、パターン化することにより、煩雑な「短期足」「中期足」「長期足」の上下関係を考えることなく、所定の個別銘柄の動向を表現するパターンで認識することにより、価格の現況と動向を簡単にまた的確に理解及び判断できるようになる。
そして、この相場情報の検索及び表示システムと相場情報の検索及び表示方法は、指定された所定のパターンに該当する価格チャートを持つ個別銘柄を抽出する第1個別銘柄検索で、個別銘柄を検索することにより、従来は、経験豊かな者が独自の情報に基づいて選択したり、幾つかの価格チャートを見て選択したり、複雑なアルゴリズムで選択していた、特定の動向の個別銘柄を、パターン指定という初心者でも検索条件を入力できる検索条件で、入力及び指定されたパターンを持つ個別銘柄を抽出するという非常に簡単なアルゴリズムで検索するので、多数の相場情報を短時間で検索して、該当する個別銘柄を抽出して提供することができる。
この第1個別銘柄検索では、簡単な入力データを受けるだけで、時々刻々変化している相場情報の多くのデータから、検索者が要望する特定の傾向にある価格チャートを有する個別銘柄を検索して抽出することができる。
このパターン分類による検索は、検索者が期待する確率の高い先読みができるような価格チャートの連続性を取り入れた検索であるため、検索した時点での状態が、その日以降も続くと高い確率で予想される個別銘柄を検索して抽出できる。そのため、この検索で抽出された個別銘柄の価格の動向は、高い確率で先読みできるものとなる。
そして、本発明の相場情報の検索及び表示システムと相場情報の検索及び表示方法は、第2個別銘柄検索を別途設けることにより、指定された「陽足」又は「陰足」の所定の直近の連続期間を有する価格チャートを持つ個別銘柄を抽出するので、検索者による入力は多少多くなるが、パターン分類による第1個別銘柄検索よりも、よりきめ細かい検索が可能となる。
また、この第2個別銘柄検索により、パターン分類による個別銘柄検索で抽出した銘柄を更に絞り込むこともでき、更に精度の高い検索が可能となる。従って、そのものずばりの要望された状況を有する個別銘柄の検索が可能となる。
そして、この第2個別銘柄検索も、価格チャートの連続性を取り入れた検索であるため、検索した時点での状態が、その日以降も続くと高い確率で予想される個別銘柄を検索して抽出できる。
更に、本発明の相場情報の検索及び表示システムと相場情報の検索及び表示方法は、価格チャートの表示時に、パターンをパターン別の色分けに従って、時系列的に色別表示するので、このパターンの色別表示により、検索者が、「短期足」「中期足」「長期足」の上下関係を考えることなく、その時点における価格の状況や価格の時間変化を直感的に簡単に把握できるようにすることができる。
つまり、価格状況を、短期、中期、長期の3つのデータを集約したパターンで、しかも視覚的に受け入れ易い色で表示することができるので、検索者の価格状況に関する理解及び判断をより適切なものにすることができる。
本発明に係る相場情報の検索及び表示システムの実施の形態を示すシステム構成図である。 図1のデータ入力部の構成を示す図である。 図1のデータ処理部の構成を示す図である。 図1のデータ記憶部の構成を示す図である。 図1のデータ出力部の構成を示す図である。 本発明に係る相場情報の検索及び表示システムにおける相場情報の検索及び表示の流れを示す図である。 「起動画面」の例を示す図である。 「銘柄選択画面」の例を示す図である 「増田足で検索画面」の例を示す図である 「増田足で検索画面」+「連続本数」の例を示す図である 「増田足で検索画面」+「連続本数」の例を示す図である 検索結果を表示した「増田足で検索画面」の例を示す図である 「チャート画面(その1)」の例を示す図である。 「チャート画面(その2)」の例を示す図である。 「増田足」の説明図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態の相場情報の検索及び表示システムと相場情報の検索及び表示方法について説明する。なお、本発明は商品や先物や為替等の相場情報全般に適用できるが、この実施の形態では、相場情報の一つである株式情報を、また、価格の代表値として株価の終値を採用した場合について説明する。
〔相場情報の検索及び表示システム〕
先ず、最初に本発明の実施の形態の相場情報(株式情報)の検索及び表示システムについて説明する。
図1に示すように、この相場情報(相場情報)の検索及び表示システム1は、データ入力部10とデータ処理部20とデータ記憶部30とデータ出力部40を有して構成される。
このデータ入力部10は、図2に示すように、相場情報(株式情報)入手手段11、検索用データ入力手段12、表示画面変更手段13、操作用データ入力手段14等を有して構成され、データ処理部20は、図3に示すように、移動平均算出手段21、パターン分類手段22、第1個別銘柄(株式銘柄)検索手段23、第2個別銘柄(株式銘柄)検索手段24等を有して構成される。
また、データ記憶部30は、図4に示すように、相場情報(株式情報)データ部31、移動平均データ部32、パターンデータ部33、第1検索データ部34、第2検索データ部35、画面表示用データ部36等を有して構成され、データ出力部40は図5に示すように、各種基本画面表示手段41、各種小画面表示手段42、検索結果提供手段43、価格チャート(株価チャート)表示手段44、プリントアウト手段45、音声解説手段46等を有して構成される。
データ入力部10の相場情報入手手段11は、証券取引所と契約した価格提供会社、あるいは、株式投資顧問会社等の相場情報源(株式情報源)50から電子回線等を経由して相場情報(株式情報)を取り込み、データ処理部20で必要なデータ処理を行い、データ記憶部30の相場情報(株式情報)データ部31に記憶する手段である。
また、検索用データ入力手段12は、検索用のデータの入力を受付けるための手段であり、表示画面変更手段13は、表示画面の切り換え指示を受付けるための手段であり、操作用データ入力手段14は、プリントアウトや音声解説等を選定するための手段である。
データ処理部20の移動平均算出手段21は、相場情報入手手段11によって取り込まれた相場情報を相場情報データ部31から入力して、日、週、月を単位時間とし、それぞれの単位時間において、基準時の価格の代表値(株価の終値)の直近の期間(短期、中期、長期)の平均値(移動平均値)を算出して、データ記憶部30の移動平均データ部32に記憶する手段である。
パターン分類手段22は、移動平均算出手段21によって算出された短期、中期、長期の3期間の平均値を基に、価格状況を6つのパターンに分類し、データ記憶部30のパターンデータ部33に記憶する手段である。
第1個別銘柄(株式銘柄)検索手段23は、検索用データ入力手段12で検索者によって入力されたパターンに相当する個別銘柄(株式銘柄)の抽出を、パターン分類手段22によって分類されたパターンデータ内を検索して行い、抽出された個別銘柄を、データ記憶部30の第1検索データ部34に記憶する手段である。
そして、第2個別銘柄(株式銘柄)検索手段24は、検索用データ入力手段12で検索者によって入力された「陽足」又は「陰足」の連続期間(連続本数)を基に、この「陽足」又は「陰足」の基準日から過去に逆上る直近の連続期間を有する価格チャートを持つ個別銘柄を抽出して、データ記憶部30の第2検索データ部35に記憶する手段である。
また、データ出力部40の各種基本画面表示手段41は、データ記憶部30の画面表示用データ部36から必要なデータを入力して、基本的な画面を表示する手段であり、各種小画面表示手段41は、基本的な画面に重ねて、小画面を表示する手段である。
検索結果提供手段43は、第1検索データ部34や第2検索データ部35に記憶された個別銘柄等を提供する手段であり、価格チャート表示手段44は、データ記憶部30に記憶された諸データを適宜呼び出して、各種基本画面表示手段41や各種小画面表示手段42等と協働して表示画面に表示する手段であり、この価格チャート表示手段44により、「日足」の価格チャートや「週足」の価格チャート等を個別又は並列に表示する。
また、プリントアウト手段45は、必要なデータをプリントアウトする手段であり、音声解説提供手段46は、音声による解説を提供したり、入力の説明を音声で提供したりするための手段である。
〔データ処理〕
次に、この相場情報の検索及び表示システム1と相場情報の検索及び表示方法においてなされる演算や「増田足」やパターン分類や検索等のデータ処理について説明する。
価格チャートや個別銘柄の検索の元となる相場情報としては、株式情報では、取引の日付、始値(寄り付き)、安値、高値、終値、前比、出来高等の価格データがあり、これらの相場情報は、データ入力部10の相場情報入手手段11により、証券取引所と契約した価格提供会社、あるいは、株式投資顧問会社等の相場情報源50からオンラインやインターネット等の電子回線経由で相場情報の検索及び表示システム1内に取り込まれ、必要に応じてデータ処理部20でデータ処理が行われ、データ記憶部30の相場情報データ部31に記憶される。
〔移動平均の算出(「増田足」の算出)〕
データ処理部20の移動平均算出手段21では、これらの累積した価格データをデータ処理し、基準時(日、週、月等)を含めた直近の期間の価格の代表値(ここでは、株価の終値を採用)の平均値を算出する。
そして、図15に例示するように、基準時(日、週、月等)を含めた直近の期間の価格の代表値の平均値と、直前の基準時におけるその基準時を含めた直近の同じ長さの期間の価格の代表値の平均値とを上下値とし、基準時の時間単位(日、週、月等)を幅とする矩形帯を「増田足」(総称)と呼ぶ「足」(「日足」や「短期足」等)の表示単位として設定する。
そして、この基準時の時間単位を日とした場合に「日足」、週とした場合に「週足」、月とした場合に「月足」と呼び、また、直近の期間を、短期とした場合には「短期足」、中期とした場合には「中期足」、長期とした場合には「長期足」と呼ぶ。
また、基準時の移動平均値が、直前の移動平均値より大きい場合、即ち、上昇の場合には「増田足」の矩形帯内をピンクで色表示し「陽足」と呼ぶ。また、小さい場合、即ち、下降の場合に矩形帯内をブルーで色表示し「陰足」と呼ぶ。また、同じ場合は、直前の色と同じ色とする。なお「足」自体は一直線となる。
なお、この「増田足」の数(時間単位の数)を「本数」で数える。例えば2日分の「日足」を2本の「日足」と呼び、3週分の「週足」を3本の「週足」と呼ぶ。
より具体的には、移動平均算出手段21によって、次のような処理が行われ、相場情報記憶部30の移動平均データ部32に記憶される。
「日足」のデータとしては、直近の短期間(例えば3日間)の価格の代表値の平均値を、価格の急伸、急落、転換を知るための指標である「短期足」とし、直近の中期間(例えば25日間)の価格の代表値の平均値を価格の中期的な転換、強弱の方向性を知るための指標である「中期足」とし、直近の長期間(例えば75日間)の価格の代表値の平均値を価格の中長期の転換、強弱、方向性を知るための指標である「長期足」とする。
また、「週足」のデータとしては、直近の短期間(例えば3週間)の価格の代表値の平均値を「日足」よりも穏やかな転換を知るための指標である「短期足」とし、直近の中期間(例えば13週間)の価格の代表値の平均値を中期的な売買の動向を得るための指標である「中期足」とし、直近の長期間(例えば26週間)の価格の代表値の平均値を価格の長期的な将来の動向を知るための指標である「長期足」とする。
そして、「月足」のデータとしては、直近の短期間(例えば3月間)の価格の代表値の平均値を「短期足」とし、直近の中期間(例えば12月間)の価格の代表値の平均値を「中期足」とし、直近の長期間(例えば36月間)の価格の代表値の平均値を「長期足」とする。
〔パターン分類〕
次に、本発明の特徴の一つであるパターン分類手段22では、移動平均算出手段21によって算出された「増田足」のデータを比較して、次に説明するような「増田足パターン」に分類し、相場情報記憶部40のパターンデータ部33に記憶する。
この「増田足パターン」は、「短期足」と「中期足」と「長期足」の上下を示すデータの内の基準時(基準日、基準週、基準月のいずれか)のデータ(直近の期間の価格の代表値の平均値)の3つの上下関係から、Aパターン〜Fパターンの6種類のパターンに分類するものである。
先ず、上昇トレンドに関係するものとして、下から上に順に、「中期足」、「長期足」、「短期足」と並んだものをAパターンとする。このAパターンは、上昇トレンドの入口である「立ち上がり」を示すパターンとなる。
また、下から上に順に、「長期足」、「中期足」、「短期足」と並んだものをBパターンとする。このBパターンは、「上昇トレンド」を示すパターンとなる。
また、下から上に順に、「長期足」、「短期足」、「中期足」と並んだものをCパターンとする。このCパターンは、「上昇トレンドの崩れ」を示すパターンとなる。
次に、下降トレンドに関係するものとして、下から上に順に、「短期足」、「長期足」、「中期足」と並んだものをDパターンとする。このDパターンは、「下降トレンドの入口」を示すパターンとなる。
また、下から上に順に、「短期足」、「中期足」、「長期足」と並んだものをEパターンとする。このEパターンは、「下降トレンド」を示すパターンとなる。
また、下から上に順に、「中期足」、「短期足」、「長期足」と並んだものをFパターンとする。このFパターンは、「下降トレンドの終焉」を示すパターンとなる。
この「増田足パターン」のパターン分類によれば、個別銘柄の価格データは、「日足」、「週足」、「月足」のそれぞれについて、Aパターン〜Fパターンの6パターンに分類される。従って、これらの組合せは数式の上では6×6×6=216通りとなる。
そして、これらのパターンは、「増田足パターン」と呼ばれ、それぞれが、短期平均値、中期平均値、長期平均値の大小関係で決まり、短期動向と中期動向と長期動向を含んだものとなっているため、それぞれのパターンが、価格の動向を表わすための有力な指標となる。
〔第1個別銘柄検索:増田足パターンによる検索〕
そして、本発明の特徴の一つである第1個別銘柄検索手段23により、検索用画面から入力された「増田足パターン」に適合する価格チャートを持つ個別銘柄を検索及び抽出することができる。この第1個別銘柄検索手段34で採用する検索方法は、「増田足パターン」のパターン分類を利用して、個別銘柄を検索する方法である。
先ず、「日足で検索」か「週足で検索」のいずれかを指定し、基準日を入力し、例えば、「買い銘柄」として、Aパターン,Bパターン,Cパターンのいずれか一つが選択されると、パターンデータ部33内を検索して該当する個別銘柄を抽出し、また、「売り銘柄」として、Dパターン,Eパターン,Fパターンのいずれか一つが選択されると、パターンデータ部43内を検索して該当する個別銘柄を抽出する。
なお、基準日の設定は、検索日当日を標準設定とし、入力により過去の特定の日に変更可能にしておくのが便利である。また、先に「日足で検索」を選択して検索を行ってから、更に、「週足で検索」を選択して、「日足」で検索した個別銘柄を更に「週足」で検索して絞り込むこともできる。
また、特定の時点(基準時)におけるパターン認識だけではなく、検索の仕方を拡げて、パターンの変化を指定して検索することも簡単にできる。
このパターンの変化としては、例えば、「日足」において、「A→B→C→D→E→F」や、「A→B→C→B→C→D→E→F」のような変化がある。
〔第2個別銘柄検索:キュービックによる検索〕
本発明の特徴の一つである第2個別銘柄検索手段24で採用している検索方法は、「日足」、「週足」、「月足」の各「足」における連続する「陽足」又は「陰足」の直近の連続本数(連続期間)を指定して検索する方法であり、「キュービックによる検索」と呼ぶ。
この検索方法によれば、「増田足パターン」分類による第1個別銘柄検索よりもよりきめ細かい検索が可能となる。また、第1個別銘柄検索で選択した銘柄を更に絞り込むこともでき、そのものずばりの要望された状況を有する個別銘柄の検索が可能となる。
この第2個別銘柄検索では、「日足」、「週足」、「月足」を別々ではなく、「日足」と「週足」、あるいは、「日足」と「週足」と「月足」等といった組合せによって細分化した検索が、分かり易くしかも簡単にできることが特徴であり、この第2個別銘柄検索を使用すると、例えば、同じ「Bパターン」の上昇トレンドであっても、「押し目」を作っている銘柄であるか、あるいは、上昇トレンドの初期段階にある銘柄であるのか、高値圏まで達してしまっている銘柄であるのか等の選別が容易にできる。
また、「短期足」ピンク、「中期足」ピンク、「長期足」ピンクとして検索すると、これから「上昇トレンド」の形のチャート(パターン分類では主にBパターン、又は、Aパターンで「買い銘柄」となる)を有する個別銘柄を選ぶことが出来る。
更に、「短期足」ブルー、「中期足」ブルー、「長期足」ブルーとして検索すると、「下降トレンド」の形のチャート(パターン分類では主にEパターン、又は、Fパターンで「カラ売り銘柄」となる)を有する個別銘柄を選ぶことが出来る。
次に「連続本数」についてであるが、例えば、「週足」の「短期足」ブルー、「中期足」ピンク、「長期足」ピンクで検索すると主にAパターンかBパターン又はCパターンのチャートが検索されるが、ブルーの「短期足」を連続2本以下(基準日を含めて過去2週連続「陰足」で過去3週目は「陽足」)にして検索すると、更に、精度を上げてAパターン又はBパターンの銘柄に絞り込むことができる。
更に、「日足」、「週足」、「月足」を組合わせれば、更に精度の高い検索が可能となる。
つまり、「日足」Bパターン、「週足」Aパターンのような「日足」と「週足」のパターンの組合せによる検索を行うことも可能である。「日足」、「週足」、「月足」のパターンの組合せを、更にパターン化(例えば、「日足」がAパターンで、「週足」と「月足」がBパターンを「ABBパターン」とする等)することによって、より精度の高い銘柄検索が簡単に行えるようになる。
なお、直近の連続期間を厳密に「陽足」のみの連続又は「陰足」のみの連続としてもよいが、必要に応じて、小さな「陰足」「陽足」を無視するようにしてもよい。即ち、「陽足」の連続20期間を検索する場合に、直近の連続20期間内に小さな「陰足」が有っても、数えず無視して、「陽足」の連続期間の数に含めて「陽足」の数を検索するように構成してもよい。この小さいと見なす「陰足」「陽足」の範囲(価格幅)は、予め設定しておいてもよく、所定の連続期間の長短に応じて変化するように設定しておいてもよく、また、選択や入力設定できるようにしておいてもよい。
〔増田足パターンの色表示帯〕
次に、本発明の特徴の一つである「増田足パターンの色表示帯」について、図13に示す表示画面例を参照しながら説明する。
この図13では、データ出力部40の価格チャート表示手段44が、上半分の「日足チャート」に「日足」の「短期足」「中期足」「長期足」を同時にそれぞれ「日足短期線」「日足中期線」「日足長期線」として時系列表示し、下半分の「週足チャート」に「週足」の「短期足」、「中期足」、「長期足」を同時にそれぞれ「週足短期線」「週足中期線」「週足長期線」として時系列表示する。
それと共に、「増田足パターンの色表示帯」として、上半分の「日足チャート」の画面上側で、左右方向(時間軸方向)に延び、上から下に並ぶ「日足」、「週足」の2つのそれぞれの帯域に、「増田足パターン」のAパターン〜Fパターンに従って色分けして、「日足」、「週足」のそれぞれのパターン色を表示する。なお、「月足」のパターンはパターン分類の意味が薄いので省いている。
この色としては、例えば、Aパターンを黄色、Bパターンを緑色、Cパターンを赤色、Dパターンを暗い赤色、Eパターンを暗い灰色、Fパターンを暗い黄色とし、「日足」と「週足」で共通の色表示とする。
この「増田足パターンの色表示帯」を「増田足」の「価格チャート画面」上の表示することによって、売り買いのポイントが見付け易くなり、チャートの読みが簡単になる。特に従来においては、「日足」と「週足」を別々に読んで、それぞれの「短期線」、「中期線」、「長期線」の3本の絡みから判断していたのが、「日足」と「週足」を同時に、しかも、直感的に分かり易い色を用いて表示しているので、一目で総合的に判断できるようになる。
〔相場情報の検索及び表示の流れ〕
次に、これらの構成の相場情報の検索及び表示システム1における相場情報の検索及び表示の流れについて説明する。この流れの一例を図6に示す。
最初に、この相場情報の検索及び表示システム1を起動させると、コンピュータにインストールしてあるアプリケーションソフトが起動され、ステップS11で、この相場情報の検索及び表示システム1は、各種基本画面表示手段42により、図7に示すような「起動画面(起動ウィンドウ)」を表示する。
この図7の「起動画面」の下側にある「受信」ボタンが選択(クリック)されると、システム1は、ステップS12に行き、相場情報入手手段11により最新の相場情報(株式情報)を相場情報源50より入力し、必要に応じてデータ処理部20でデータ処理を行い、データ記憶部30の相場情報データ部31に記憶する。
また、図7の「起動画面」の下側にある「銘柄選択画面」への導入ボタンである「チャート」が選択(クリック)されると、表示画面変更手段13で感知し、システム1は、ステップS13に行き、移動平均算出手段21により相場情報データ部31から必要なデータを得て、「日足」、「週足」、「月足」の各「短期足」、「中期足」、「長期足」を算出し、データ記憶部30の移動平均データ部32に記憶する。
そして、時間単位及び各期間において、基準時における価格の代表値(株価の終値)の平均値が、基準時の直前の時における価格の代表値の平均値以上の場合は「陽足」とし、小さい場合には「陰足」とし、移動平均データ部32に記憶する。
更に、パターン分類手段22が、移動平均データ部32や相場情報データ部31からデータを入力して、「日足」等の「増田足」を「増田足パターン」のAパターン〜Fパターンに分類して、つまり、価格の代表値の短期間の平均値と、中期間の平均値と、長期間の平均値との上下関係からパターン分類して、パターン化し、その結果をパターン記号(例えば、A〜F)等でパターンデータ部33に記憶する。
この後、システム1は、画面表示用データ部36や相場情報データ部31や移動平均データ部32等から必要なデータを入力して、各種基本画面表示手段41や価格チャート表示手段44により、図8に示すような「銘柄選択画面」を表示する。
この「銘柄選択画面」を表示した状態で、右下の「増田足で検索」がクリックされると、システム1は、ステップS14に行き、表示画面変更手段13でこれ感知し、各種基本画面表示手段41や価格チャート表示手段43により、図9の「増田足で検索画面」を表示する。
〔第1個別銘柄検索:増田足パターンによる検索〕
そして、検索者が、図9の「増田足で検索画面」において、「日足で検索」又は「週足で検索」のいずれかのボタンをクリックし、「基準日」を入力した後に、右上に表示された6種類のAパターン〜Fパターンをそれぞれ例示している6個の小画面の内から、検索したいパターン(例えばAパターン)の小画面をクリックすると、システム1は、検索用データ入力手段12によりこれを感知して、ステップS15に行き、第1個別銘柄検索手段23によりパターンデータ部33のデータに対して「増田足パターンによる検索」を行い、分類されたパターンデータを検索して、検索者によって入力及び指定された所定のパターンを有する個別銘柄(株式銘柄)を抽出し、この検索結果を第1検索データ部34に記憶する。
この検索で抽出した個別銘柄を、ステップS17で、システム1は、検索結果提供手段43により、図12の「増田足で検索画面」のように、中央の銘柄表示用小画面に表示する。この図12の「増田足で検索画面」では、銘柄表示用小画面に、検索された全部で31銘柄が表示されている。
〔第2個別銘柄検索:キュービックによる検索〕
そして、図9の「増田足で検索画面」において、左下に表示された3行3列の計9個の「1〜999」表示の「キュービックボタン」が選択されると、システム1は、検索用データ入力手段12によりこれを感知して、第2個別銘柄検索手段24により、「キュービックによる検索」を行う。
この9個の「キュービックボタン」は、上から「月足」、「週足」、「日足」用に配置され、また、左から右に「長期足」、「中期足」、「短期足」用に配置されている。
この「キュービックによる検索」では、検索者は、検索データとして選択する「足」を「月足」、「週足」、「日足」と「長期足」、「中期足」、「短期足」との組合せで選択し、ホワイトで色表示された「キュービックボタン」(例えば、「日足の短期足」)をクリックする。
このクリックにより、システム1は、クリックされた「キュービックボタン」の色表示をピンクとし、更にクリックされると、ブルーで色表示し、更にクリックされるとホワイトに戻す。そして、ピンクの色表示にした場合は「陽足」(上昇)が選択されたことになり、ブルーの色表示にした場合は「陰足」(下降)が選択されたことになる。
また、この「キュービックボタン」のクリックにより、システム1は、各種小画面表示手段42により、図10に示すように「連続本数」の小画面を表示する。ここで、検索者が、検索データとしての本数(図11では、1〜5)を入力し、更に「OK」をクリックすると、検索用の「連続本数」が設定される。
検索者は、これを各「キュービックボタン」について繰り返し、各「キュービックボタン」の色をピンクかブルーにして「陽足(上昇)」か「陰足(下降)」を選択し、それぞれの連続本数を入力する。また、特に、検索条件に入れない場合は、「キュービックボタン」の色をホワイトにしておく。
なお、連続本数のみを変更する場合に、「キュービックボタン」の上の「色固定」のチェックボタンをクリックして「レ点」を表示させると、全「キュービックボタン」の色を固定し、「キュービックボタン」をクリックしても色が変化しないようにすることができ、「連続本数」の小画面が表示され連続本数データの入れ替えができる。この色固定の解除は、「色固定」のチェックボタンを再度クリックして「レ点」を非表示とすることにより行う。
図12では、「日足の短期足」のブルー「陰足」の連続本数が1〜5本、「日足の中期足」のピンク「陽足」の連続本数が1〜999本、「日足の中期足」のピンク「陽足」の連続本数が1〜999本、「週足の短期足」のピンク「陽足」の連続本数が10〜999本を条件としている。
この各「キュービックボタン」の色(「陽足(上昇)」か「陰足(下降)」)の選定と、連続本数の入力により、検索条件が入力されたことになるので、検索者は、この入力を確認してから、「キュービックボタン」の下の「検索開始」ボタンをクリックする。
この「検索開始」ボタンがクリックされると、ステップS16に行き、システム1の第2個別銘柄検索手段24が移動平均データ部32や相場情報データ部31からデータを入力しながら検索を行い、検索結果を第2検索データ部35に記憶する。そして、ステップS17で、検索結果提供手段43が検索で抽出された個別銘柄を、図12に示すように、中央の銘柄表示用小画面に表示する。
これにより、各個別銘柄の移動平均データ部32の「陽足」と「陰足」を検索して、時間単位(日、週、月)及び各期間(短期間、中期間、長期間)の組合せの内の少なくとも一つの時間単位と期間の組合せ(図12では、日×短期間、日×中期間、日×長期間、週×長期間)において、検索者によって入力された「陽足」の所定の直近の連続期間又は前記「陰足」の所定の直近の連続期間を有する価格チャートを持つ個別銘柄を抽出することができる。
〔増田足パターンの色別表示〕
そして、この第1個別銘柄検索手段23又は第2個別銘柄検索手段24により検索した結果を、検索結果提供手段43により表示した中央の銘柄表示用小画面において、さらに、検索者は、特定の個別銘柄を一つ選択し、下の「チャート」をクリックする。
この「チャート」のクリックにより、システム1は、ステップS18に行き、価格チャート表示手段44により、移動平均データ部32や相場情報データ部31から必要なデータを入力して、図13に示す「チャート画面(その1)」を表示する。
右側中段の「週同時」ボタンをクリックすると、システム1は、図13の「チャート画面(その1)」に示すように、上半分の「日足チャート」に「日足」の「短期足」、「中期足」、「長期足」を同時にそれぞれ「日足短期線」「日足中期線」「日足長期線」として時系列表示し、下半分の「週足チャート」に「週足」の「短期足」、「中期足」、「長期足」を同時にそれぞれ「週足短期線」「週足中期線」「週足長期線」として時系列表示する。
そして、更に、右側下段の「6色帯」ボタンをクリックすると、システム1の価格チャート表示手段44は、パターンデータ部33のデータを入力して、上半分の「日足チャート」の画面上側に左右方向(時間軸方向)に延びる「日足」と「週足」の2帯域に「増田足パターン」のAパターン〜Fパターンを、色分けして表示する。これにより、価格チャートの表示時に、パターン別の色分けに従って、パターンを時系列的に色別表示することができる。
この色分けとしては、例えば、Aパターンを黄色、Bパターンを緑色、Cパターンを赤色、Dパターンを暗い赤色、Eパターンを暗い灰色、Fパターンを暗い黄色とする。また、「月足」の動向を問題とすることが少ないので、「日足」「週足」の2帯としている。
この「増田足パターンの色表示帯」の表示によって、検索者側において、売り買いのポイントが見付け易くなり、チャートの読みが簡単になる。
また、検索者が、図13において、右側中段の「増田足/ローソク」ボタンをクリックすると、システム1は、表示画面変更手段13により、これを感知して、図14の「チャート画面(その2)」に示すように、上半分の画面を「増田足」表示の価格チャートに、下半分の画面を「ローソク足」表示の価格チャートに切り換える。
そして、検索者が図13や図14において、右側中段の「ローソク/増田足」ボタンをクリックすると、システム1は、上半分の画面表示を「ローソク足」表示の価格チャートに、下半分の画面表示を「増田足」表示の価格チャートに切り換える。
なお、この「増田足」として、「日足」「週足」「月足」のいずれを表示するかは、右側下側の「日」「週」「月」のボタンのクリックにより選定される。
そして、検索者が必要に応じて画面上側の「印刷」ボタンをクリックすると、システム1は、操作用データ入力手段13によりこれを感知して、プリントアルト手段45により、必要なデータをプリントアウトする。
そして、検索者は、検討が終了したら、画面の上側や右側にある「メニューボタン」を選定してクリックする。これを検知して、システム1は図7の「起動画面」を表示する。この「起動画面」の「終了」を検索者がクリックすると、これを検知してシステム1は終了する。
1 相場情報の検索及び表示システム
11 相場情報入手手段
21 移動平均算出手段
22 パターン分類手段
23 第1個別銘柄検索手段
24 第2個別銘柄検索手段
30 データ記憶部
43 検索結果提供手段
44 価格チャート表示手段

Claims (2)

  1. 相場情報源(50)から回線を経由して所定銘柄群に関する相場情報を取り込んでデータ記憶部(30)の相場情報データ部(31)に記憶する相場情報入手手段(11)と、
    前記データ記憶部(30)の相場情報データ部(31)に記憶した所定銘柄群に関する相場情報から、個々の銘柄の相場情報を順次に読み出すと共に、「日」と「週」と「月」の少なくとも一つを「時間単位」として、この「時間単位」における「基準時」の直近の短期間、中期間、長期間である各「平均化期間」における価格の代表値の「平均値」を、前記「基準時」を「時間単位」ずつ移動させながら算出すると共に、各「基準時」毎に算出された前記「平均値」に基づいて、特定の「基準時」とその直近の「基準時」との一対の「平均値」からなる各特定基準時毎の「足」を生成し、こうして得られた一連の「平均値」データ及び「足」データを前記データ記憶部(30)の移動平均データ部(32)に記憶する移動平均算出手段(21)と、
    検索者によって入力された検索条件に従って、所定の動向の個別銘柄を検索して抽出する個別銘柄検索手段と、
    前記検索で抽出された個別銘柄の前記取り込んだ相場情報を提供する検索結果提供手段(43)と、
    前記生成された一連の「足」を表示する価格チャート表示手段(44)と、を有して構成される相場情報の検索及び表示システム(1)であって、
    前記データ記憶部(30)の移動平均データ部(32)に記憶された各個別銘柄の各「時間単位」別の短期、中期、及び長期の「平均値」データ列を構成する各「基準時」毎の短期、中期、及び長期の「平均値」データの大小関係を、6種類の大小関係パターンのいずれにかに分類すると共に、こうして分類された各「基準時」毎の大小関係パターンデータをデータ記憶部(30)のパターンデータ部(33)に各個別銘柄毎に一連に記憶するパターン分類手段(22)を有し、
    前記価格チャート表示手段(44)は、
    前記前記データ記憶部(30)の移動平均データ部(32)に記憶された各個別銘柄の「足」データ列に基づいて、特定された個別銘柄の日足の増田足チャートを表示画面上に表示すると共に、
    前記データ記憶部(30)のパターンデータ部(33)に記憶された各個別銘柄の日足の「大小関係パターン」データ列に基づいて、前記増田足チャートを構成する各日足時点に対応する表示画面の上部に、その日足時点の大小関係パターンデータに対応する色の単位ドットを、隣接する日足の単位ドット同士が時間軸方向へと隣接するようにして表示させる、ことを特徴とする相場情報の検索及び表示システム。
  2. 相場情報源(50)から回線を経由して所定銘柄群に関する相場情報を取り込んでデータ記憶部(30)の相場情報データ部(31)に記憶する相場情報入手手段(11)と、
    前記データ記憶部(30)の相場情報データ部(31)に記憶した所定銘柄群に関する相場情報から、個々の銘柄の相場情報を順次に読み出すと共に、「日」と「週」と「月」の少なくとも一つを「時間単位」として、この「時間単位」における「基準時」の直近の短期間、中期間、長期間である各「平均化期間」における価格の代表値の「平均値」を、前記「基準時」を「時間単位」ずつ移動させながら算出すると共に、各「基準時」毎に算出された前記「平均値」に基づいて、特定の「基準時」とその直近の「基準時」との一対の「平均値」からなる各特定基準時毎の「足」を生成し、こうして得られた一連の「平均値」データ及び「足」データを前記データ記憶部(30)の移動平均データ部(32)に記憶する移動平均算出手段(21)と、
    検索者によって入力された検索条件に従って、所定の動向の個別銘柄を検索して抽出する個別銘柄検索手段と、
    前記検索で抽出された個別銘柄の前記取り込んだ相場情報を提供する検索結果提供手段(43)と、
    前記生成された一連の「足」を表示する価格チャート表示手段(44)と、を有して構成される相場情報の検索及び表示システム(1)における相場情報の検索及び表示方法であって、
    前記データ記憶部(30)の移動平均データ部(32)に記憶された各個別銘柄の各「時間単位」別の短期、中期、及び長期の「平均値」データ列を構成する各「基準時」毎の短期、中期、及び長期の「平均値」データの大小関係を、6種類の大小関係パターンのいずれにかに分類すると共に、こうして分類された各「基準時」毎の大小関係パターンデータをデータ記憶部(30)のパターンデータ部(33)に各個別銘柄毎に一連に記憶するパターン分類手段(22)を有し、
    前記前記データ記憶部(30)の移動平均データ部(32)に記憶された各個別銘柄の「足」データ列に基づいて、特定された個別銘柄の日足の増田足チャートを表示画面上に表示すると共に、
    前記データ記憶部(30)のパターンデータ部(33)に記憶された各個別銘柄の日足の「大小関係パターン」データ列に基づいて、前記増田足チャートを構成する各日足時点に対応する表示画面の上部に、その日足時点の大小関係パターンデータに対応する色の単位ドットを、隣接する日足の単位ドット同士が時間軸方向へと隣接するようにして表示させる、ことを特徴とする相場情報の検索及び表示システムにおける相場情報の検索及び表示方法。
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