JP2013239012A - 電源装置 - Google Patents

電源装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2013239012A
JP2013239012A JP2012111484A JP2012111484A JP2013239012A JP 2013239012 A JP2013239012 A JP 2013239012A JP 2012111484 A JP2012111484 A JP 2012111484A JP 2012111484 A JP2012111484 A JP 2012111484A JP 2013239012 A JP2013239012 A JP 2013239012A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
supply circuit
circuit
voltage
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012111484A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5838121B2 (ja
Inventor
Shinichi Shimono
信一 下野
Yasuyuki Maeda
泰幸 前田
Kazuhiro Imoto
和浩 井本
Risa Ito
梨沙 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Advics Co Ltd
Original Assignee
Denso Corp
Advics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp, Advics Co Ltd filed Critical Denso Corp
Priority to JP2012111484A priority Critical patent/JP5838121B2/ja
Publication of JP2013239012A publication Critical patent/JP2013239012A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5838121B2 publication Critical patent/JP5838121B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Continuous-Control Power Sources That Use Transistors (AREA)

Abstract

【課題】外部電源の電圧が最も出力電圧の大きいシリーズ電源回路の最低入力電圧まで低下しても複数の電圧を確実に出力できる電源装置を提供する。
【解決手段】最も出力電圧の大きいシリーズ電源回路12、13とシリーズ電源回路14はバッテリBに接続される。シリーズ電源回路14の最低入力電圧はシリーズ電源回路12、13より小さい。そのため、バッテリBの電圧がシリーズ電源回路12、13の最低入力電圧まで低下しても電圧を出力できる。シリーズ電源回路15はスイッチング電源回路11に接続される。シリーズ電源回路15の最低入力電圧はシリーズ電源回路12、13より小さい。そのため、バッテリBの電圧がシリーズ電源回路12、13の最低入力電圧まで低下しスイッチング電源回路11に電圧降下があっても電圧を出力できる。従って、バッテリBの電圧がシリーズ電源回路12、13の最低入力電圧まで低下しても複数の電圧を確実に出力できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、入力電圧を降圧して出力するスイッチング電源回路及び複数のシリーズ電源回路を備え、外部電源の出力電圧を複数の電圧に降圧して出力する電源装置に関する。
従来、入力電圧を降圧して出力するスイッチング電源回路及び複数のシリーズ電源回路を備え、外部電源の出力電圧を複数の電圧に降圧して出力する電源装置として、例えば特許文献1に開示されている電源装置がある。
この電源装置は、外部電源の出力電圧を、2種類の電圧に降圧して出力する装置である。電源装置は、スイッチング電源回路と、2つのシリーズ電源回路とを備えている。
スイッチング電源回路は、外部電源の出力電圧を6Vに降圧して出力する回路である。スイッチング電源回路の入力端子は、外部電源の出力端子に接続されている。第1のシリーズ電源回路は、スイッチング電源回路の出力電圧6Vを、I/Oポートの動作電圧である5Vに降圧して出力する回路である。第2のシリーズ電源回路は、スイッチング電源回路の出力電圧6Vを、コアの動作電圧である1.2Vに降圧して出力する回路である。第1のシリーズ電源回路及び第2のシリーズ電源回路の入力端子は、スイッチング電源回路の出力端子に接続されている。また、第1のシリーズ電源回路の出力端子はI/Oポートに、第2のシリーズ電源回路の出力端子はコアにそれぞれ接続されている。
これにより、外部電源の出力電圧を、5V及び1.2Vに降圧してI/O及びコアに供給することができる。
特開2008−289254号公報
ところで、シリーズ電源回路は、入力電圧が最低入力電圧まで低下しても、出力すべき電圧を出力することができる。ここで、最低入力電圧は、出力すべき電圧を出力するために必要とされる入力電圧の最低値である。最低入力電圧は、シリーズ電源回路に電圧降下があるため出力すべき電圧より高く、出力すべき電圧が小さいほど小さくなる。
前述した電源装置において、外部電源の出力電圧が最も出力電圧の大きい第1のシリーズ電源回路の最低入力電圧まで低下すると、スイッチング電源回路は、第1のシリーズ電源回路の最低入力電圧を出力できなくなる。これは、スイッチング電源回路に電圧降下があるためである。そのため、外部電源の出力電圧が第1のシリーズ電源回路の最低入力電圧であるにも関わらず、第1のシリーズ電源回路は、5Vを出力できなくなってしまうという問題があった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、外部電源の出力電圧が最も出力電圧の大きいシリーズ電源回路の最低入力電圧まで低下しても、出力すべき複数の電圧を確実に出力することができる電源装置を提供することを目的とする。
本発明は、入力電圧を降圧して出力するスイッチング電源回路及び複数のシリーズ電源回路を備え、外部電源の出力電圧を複数の電圧に降圧して出力する電源装置において、スイッチング電源回路は、外部電源に接続され、外部電源の出力電圧を降圧して出力し、複数のシリーズ電源回路のうち、少なくとも最も出力電圧の大きいシリーズ電源回路は、外部電源に接続され、外部電源の出力電圧を降圧して出力し、複数のシリーズ電源回路のうち、外部電源に接続されるシリーズ電源回路以外のシリーズ電源回路は、スイッチング電源回路に接続され、スイッチング電源回路の出力電圧を降圧して出力することを特徴とする。
この構成によれば、最も出力電圧の大きいシリーズ電源回路は、外部電源に接続されている。そのため、外部電源の出力電圧が最も出力電圧の大きいシリーズ電源回路の最低入力電圧まで低下しても、最も出力電圧の大きいシリーズ電源回路は、出力すべき電圧を出力することができる。最も出力電圧の大きいシリーズ電源回路以外のシリーズ電源回路の最低入力電圧は、最も出力電圧の大きいシリーズ電源回路の最低入力電圧より低い。そのため、外部電源に接続されている場合、外部電源の出力電圧が最も出力電圧の大きいシリーズ電源回路の最低入力電圧まで低下しても、出力するべき電圧を出力することができる。また、スイッチング電源回路に接続されている場合、外部電源の出力電圧が最も出力電圧の大きいシリーズ電源回路の最低入力電圧まで低下し、スイッチング電源回路に電圧降下があっても、出力すべき電圧を出力することができる。従って、外部電源の出力電圧が最も出力電圧の大きいシリーズ電源回路の最低入力電圧まで低下しても、電源装置は、出力すべき複数の電圧を確実に出力することができる。
本実施形態における電源装置の回路図である。
次に、実施形態を挙げ、本発明をより詳しく説明する。本実施形態では、本発明に係る電源装置を、アイドリングストップ機能を備えた車両において、車両のブレーキを制御するブレーキ制御装置に用いられる電源装置に適用した例を示す。
まず、図1を参照して本実施形態の電源装置の構成について説明する。
図1に示す電源装置1は、バッテリB(外部電源)の出力電圧を、ブレーキ制御装置が必要とする複数の動作電圧に降圧して出力する装置である。具体的には、バッテリBの出力電圧12Vを、ブレーキ制御装置が必要とする5V、3.3V及び1.2Vに降圧して出力する。電源装置1は、平滑回路10と、スイッチング電源回路11と、シリーズ電源回路12〜15(複数のシリーズ電源回路)とを備えている。
ここで、電源装置1が搭載される車両は、エンジンのアイドリング中に所定の自動停止条件が成立するとエンジンを自動停止させ、その後所定の再始動条件が成立すると、バッテリBからスタータ(図略)に電力を供給してエンジンを再始動させる、いわゆるアイドリングストップ機能を備えている。そのため、バッテリBの出力電圧が、エンジンの再始動時に6Vまで低下する可能性がある。そして、エンジンの再始動が完了すると徐々に上昇して定格出力電圧の12Vに回復する。従って、電源装置1は、バッテリBの出力電圧が6Vまで低下しても、ブレーキ制御装置が必要とする5V、3.3V及び1.2Vを確実に出力しなければならない。
平滑回路10は、バッテリBの出力電圧を平滑化する回路である。平滑回路10は、ダイオード100と、コイル101と、コンデンサ102とを備えている。
ダイオード100は、バッテリBへの電流の逆流を防止するための素子である。バッテリBは、負極端子が接地されている。ダイオード100のアノードは、バッテリBの正極端子に接続されている。
コイル101及びコンデンサ102は、ローパスフィルタを構成するための素子である。コイル101の一端はダイオード100のカソードに、他端はスイッチング電源回路11及びシリーズ電源回路12〜14にそれぞれ接続されている。コンデンサ102の一端はコイル101の他端に接続され、他端は接地されている。
スイッチング電源回路11は、平滑回路10を介してバッテリBに接続され、平滑回路10によって平滑化されたバッテリBの出力電圧を降圧して出力する回路である。ここで、スイッチング電源回路11の出力電圧は、後述するバッテリBに接続されるシリーズ電源回路12〜14の出力電圧5V及び3.3Vより低い2.5Vに設定されている。スイッチング電源回路11は、FET110と、コイル111と、コンデンサ112とダイオード113と、制御回路114とを備えている。
FET110は、スイッチングすることで、コイル111にエネルギーを蓄積、又は、コイル111に蓄積されたエネルギーを放出させる素子である。FET110のソースはコイル101の他端に、ドレインはコイル111にそれぞれ接続されている。また、ゲートは制御回路114に接続されている。
コイル111は、電流が流れることでエネルギーを蓄積、又は、蓄積されたエネルギーを放出するとともに、電圧を誘起する素子である。コイル111の一端はFET110のドレインに、他端はシリーズ電源15にそれぞれ接続されている。
コンデンサ112は、コイル111の他端の電圧を平滑化する素子である。コンデンサ112の一端はコイル111の他端に接続され、他端は接地されている。
ダイオード113は、FET110がオフし、コイル111に蓄積されたエネルギーが放出されるときに発生する電流を流すための素子である。ダイオード113のカソードはコイル111の一端に接続され、アノードは接地されている。
制御回路114は、スイッチング電源回路11の出力電圧であるコンデンサ112によって平滑化されたコイル111の他端の電圧が2.5Vになるように、FET110のスイッチングを制御する回路である。制御回路114は、コイル111の他端とFET110のゲートにそれぞれ接続されている。
シリーズ電源回路12(最も出力電圧の大きいシリーズ電源回路)は、平滑回路10を介してバッテリBに接続され、平滑回路10によって平滑化されたバッテリBの出力電圧を、ブレーキ制御装置が必要とする複数の動作電圧の1つである5Vに降圧して出力する回路である。具体的には、出力電圧5V、最大出力電流0.1Aの回路である。シリーズ電源回路12は、FET120と、制御回路121とを備えている。
FET120は、平滑回路10によって平滑化されたバッテリBの出力電圧を、5Vに降圧する素子である。FET120のソースはコイル101の他端に、ドレインはブレーキ制御装置の動作電圧5Vの回路(図略)にそれぞれ接続されている。
制御回路121は、シリーズ電源回路12の出力電圧であるFET120のドレイン電圧が5Vになるように、FET120のゲート電圧を制御する回路である。制御回路121は、FET120のドレインとゲートにそれぞれ接続されている。
シリーズ電源回路13(最も出力電圧の大きいシリーズ電源回路)は、平滑回路10を介してバッテリBに接続され、平滑回路10によって平滑化されたバッテリBの出力電圧を、ブレーキ制御装置が必要とする複数の動作電圧の1つである5Vに降圧して出力する回路である。具体的には、出力電圧5V、最大出力電流0.05Aの回路である。シリーズ電源回路13は、FET130と、制御回路131とを備えている。
FET130は、平滑回路10によって平滑化されたバッテリBの出力電圧を、5Vに降圧する素子である。FET130のソースはコイル101の他端に、ドレインはブレーキ制御装置の動作電圧5Vの回路(図略)にそれぞれ接続されている。
制御回路131は、シリーズ電源回路13の出力電圧であるFET130のドレイン電圧が5Vになるように、FET130のゲート電圧を制御する回路である。制御回路131は、FET130のドレインとゲートにそれぞれ接続されている。
シリーズ電源回路14は、平滑回路10を介してバッテリBに接続され、平滑回路10によって平滑化されたバッテリBの出力電圧を、ブレーキ制御装置が必要とする複数の動作電圧の1つである3.3Vに降圧して出力する回路である。具体的には、出力電圧3.3V、最大出力電流0.05Aの回路である。シリーズ電源回路14は、FET140と、制御回路141とを備えている。
FET140は、平滑回路10によって平滑化されたバッテリBの出力電圧を、3.3Vに降圧する素子である。FET140のソースはコイル101の他端に、ドレインはブレーキ制御装置の動作電圧3.3Vの回路(図略)にそれぞれ接続されている。
制御回路141は、シリーズ電源回路14の出力電圧であるFET140のドレイン電圧が3.3Vになるように、FET140のゲート電圧を制御する回路である。制御回路141は、FET140のドレインとゲートにそれぞれ接続されている。
シリーズ電源回路15(最も最大出力電流の大きいシリーズ電源回路)は、スイッチング電源回路11に接続され、スイッチング電源回路11の出力する2.5Vを、ブレーキ制御装置が必要とする複数の動作電圧の1つである1.2Vに降圧して出力する回路である。具体的には、出力電圧1.2V、最大出力電流0.3Aの回路である。シリーズ電源回路15は、FET150と、制御回路151とを備えている。
FET150は、スイッチング電源回路11の出力する2.5Vを、1.2Vに降圧する素子である。FET150のソースはコイル111の他端に、ドレインはブレーキ制御装置の動作電圧1.2Vの回路(図略)にそれぞれ接続されている。
制御回路151は、シリーズ電源回路15の出力電圧である、FET150のドレイン電圧が1.2Vになるように、FET150のゲート電圧を制御する回路である。制御回路151は、FET150のドレインとゲートにそれぞれ接続されている。
ここで、FET110、120、130、140、150及び制御回路114、121、131、141、151は、電源ICとして一体的に構成されている。
つまり、電源装置1は、複数のシリーズ電源回路12〜15のうち、最も出力電圧の大きいシリーズ電源回路12、13と、その次に出力電圧の大きいシリーズ電源回路14が、平滑回路10を介してバッテリBに接続され、平滑回路10によって平滑化されたバッテリBの出力電圧を降圧して出力する。そして、複数のシリーズ電源回路12〜15のうち、最も出力電圧が大きいシリーズ電源回路12、13以外で、最も最大出力電流の大きいシリーズ電源回路15が、スイッチング電源回路11に接続され、スイッチング電源回路11の出力電圧を降圧して出力する。
次に、図1を参照して電源装置の動作について説明する。
図1に示す平滑回路10は、バッテリBの出力電圧を平滑化する。具体的には、ダイオード100が、バッテリBへの電流の逆流を防止する。そして、コイル101及びコンデンサ102によって構成されるローパスフィルタが、バッテリBの出力電圧を平滑化する。
シリーズ電源回路12、13は、平滑回路10によって平滑化されたバッテリBの出力電圧を5Vに降圧して出力する。具体的には、FET120、130のドレイン電圧が5Vになるように、制御回路121、131が、FET120、130のゲート電圧をそれぞれ制御する。また、シリーズ電源回路14は、平滑回路10によって平滑化されたバッテリBの出力電圧を3.3Vに降圧して出力する。具体的には、FET140のドレイン電圧が3.3Vになるように、制御回路141が、FET140のゲート電圧を制御する。
スイッチング電源回路11は、平滑回路10によって平滑化されたバッテリBの出力電圧を2.5Vに降圧して出力する。具体的には、コンデンサ112によって平滑化されたコイル111の他端の電圧が2.5Vになるように、FET110のスイッチングを制御する。
シリーズ電源回路15は、スイッチング電源回路11の出力する2.5Vを1.2Vに降圧して出力する。具体的には、FET150のドレイン電圧が1.2Vになるように、制御回路151が、FET150のゲート電圧を制御する。
これにより、電源装置1は、ブレーキ制御装置が必要とする5V、3.3V及び1.2Vの動作電圧を出力することができる。
ところで、シリーズ電源回路12〜15は、入力電圧が最低入力電圧まで低下しても、出力すべき電圧を出力することができる。ここで、最低入力電圧は、出力すべき電圧を出力するために必要とされる入力電圧の最低値である。最低入力電圧は、シリーズ電源回路に電圧降下があるため出力すべき電圧より高く、出力すべき電圧が小さいほど小さくなる。
電源装置1において、最も出力電圧の大きいシリーズ電源回路12、13は、平滑回路10を介してバッテリBに接続されている。そのため、バッテリBの出力電圧がシリーズ電源回路12、13の最低入力電圧まで低下しても、シリーズ電源12、13は、出力すべき電圧を出力することができる。
シリーズ電源回路14、15の最低入力電圧は、シリーズ電源回路12、13の最低入力電圧より低い。そのため、平滑回路10を介してバッテリBに接続されているシリーズ電源回路14は、バッテリBの出力電圧がシリーズ電源回路12、13の最低入力電圧まで低下しても、出力すべき電圧を出力することができる。また、スイッチング電源回路11に接続されているシリーズ電源回路15は、バッテリBの出力電圧がシリーズ電源回路12、13の最低入力電圧まで低下し、スイッチング電源回路11に電圧降下があっても、出力すべき1.2Vの電圧を出力することができる。従って、バッテリBの出力電圧が、最も出力電圧の大きいシリーズ電源回路12、13の最低入力電圧まで低下しても、電源装置1は、出力すべき複数の電圧を確実に出力することができる。
前述したように、電源装置1が搭載される車両は、アイドリングストップ機能を備えている。そのため、バッテリBの出力電圧が、エンジンの再始動時に6Vまで低下する可能性がある。ここで、バッテリBの最低電圧6Vは、最も出力電圧が大きい5Vを出力するシリーズ電源回路12、13の最低入力電圧よりわずかに大きい。そのため、バッテリBの出力電圧が6Vまで低下しても、電源装置1は、出力すべき複数の電圧5V、3.3V、1.2Vを確実に出力することができる。
次に、効果について説明する。
本実施形態によれば、前述したように、バッテリBの出力電圧が、最も出力電圧の大きいシリーズ電源回路12、13の最低入力電圧まで低下しても、電源装置1は、出力すべき複数の電圧を確実に出力することができる。
シリーズ電源回路の消費電力は、入出力電圧の電圧差と出力電流の積によって決まる。本実施形態によれば、複数のシリーズ電源回路12〜15のうち、最も出力電圧が大きいシリーズ電源回路12、13以外で、最も最大出力電流の大きいシリーズ電源回路15が、スイッチング電源11に接続されている。そのため、スイッチング電源回路11によって、最も最大出力電流の大きいシリーズ電源回路15の入力電圧を抑えることができる。そのため、最も最大出力電流の大きいシリーズ電源回路15の入出力電圧の電圧差を抑えることができる。従って、シリーズ電源回路の消費電力を効率よく抑えることができる。
本実施形態によれば、スイッチング電源回路11の出力電圧が、バッテリBに接続されるシリーズ電源回路12〜14の出力電圧より低く設定されている。そのため、最も最大出力電流の大きいシリーズ電源回路15の入出力電圧の電圧差を確実に抑えることができる。
本実施形態によれば、電源装置1は、アイドリングストップ機能を備えた車両に用いられ、バッテリBの出力電圧を複数の電圧に降圧して出力する。そのため、バッテリBの出力電圧の低下が頻繁に発生するアイドリングストップ機能を備えた車両において、バッテリBの出力電圧が最も出力電圧の大きいシリーズ電源回路12、13の最低入力電圧まで低下しても、出力すべき複数の電圧を確実に出力することができる。
本実施形態によれば、電源装置1は、車両のブレーキを制御するブレーキ制御装置に用いられている。そのため、バッテリBの出力電圧が最も出力電圧の大きいシリーズ電源回路12、13の最低入力電圧まで低下しても、出力すべき複数の電圧を確実にブレーキ制御装置に供給することができる。従って、車両の安全性を向上させることができる。
なお、本実施形態では、最も出力電圧の大きいシリーズ電源回路12、13と、その次に出力電圧の大きいシリーズ電源回路14が、平滑回路10を介してバッテリBに接続されている例を挙げているが、これに限られるものではない。シリーズ電源回路14は、スイッチング電源回路11に接続されていてもよい。この場合、スイッチング電源回路11の出力電圧をシリーズ電源回路14の最低入力電圧以上に設定する必要がある。少なくとも、最も出力電圧の大きいシリーズ電源回路12、13が、バッテリBに接続されていればよい。
1・・・電源装置、10・・・平滑回路、100・・・ダイオード、101・・・コイル、102・・・コンデンサ、11・・・スイッチング電源回路、110・・・FET、111・・・コイル、112・・・コンデンサ、113・・・ダイオード、12、13・・・シリーズ電源回路(複数のシリーズ電源回路、最も出力電圧の大きいシリーズ電源回路)、120、130・・・FET、121、131・・・制御回路、14・・・シリーズ電源回路(複数のシリーズ電源回路)、140・・・FET、141・・・制御回路、15・・・シリーズ電源回路(複数のシリーズ電源回路、最も最大出力電流の大きいシリーズ電源回路)、150・・・FET、151・・・制御回路、B・・・バッテリ

Claims (5)

  1. 入力電圧を降圧して出力するスイッチング電源回路(11)及び複数のシリーズ電源回路(12〜15)を備え、外部電源(B)の出力電圧を複数の電圧に降圧して出力する電源装置(1)において、
    前記スイッチング電源回路は、前記外部電源に接続され、前記外部電源の出力電圧を降圧して出力し、
    複数の前記シリーズ電源回路のうち、少なくとも最も出力電圧の大きい前記シリーズ電源回路(12、13)は、前記外部電源に接続され、前記外部電源の出力電圧を降圧して出力し、
    複数の前記シリーズ電源回路のうち、前記外部電源に接続される前記シリーズ電源回路(12〜14)以外の前記シリーズ電源回路(15)は、前記スイッチング電源回路に接続され、前記スイッチング電源回路の出力電圧を降圧して出力することを特徴とする電源装置。
  2. 複数の前記シリーズ電源回路のうち、最も出力電圧が大きい前記シリーズ電源回路以外で、最も最大出力電流の大きい前記シリーズ電源回路(15)は、前記スイッチング電源に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
  3. 前記スイッチング電源回路の出力電圧が、前記外部電源に接続される前記シリーズ電源回路の出力電圧より低く設定されていることを特徴とする請求項2に記載の電源装置。
  4. エンジンのアイドリング中に所定の自動停止条件が成立すると前記エンジンを自動停止させ、その後所定の再始動条件が成立すると、バッテリ(B)からスタータに電力を供給して前記エンジンを再始動させるアイドリングストップ機能を備えた車両に用いられ、前記バッテリの出力電圧を複数の電圧に降下して出力することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の電源装置。
  5. 車両のブレーキを制御するブレーキ制御装置に用いられることを特徴とする請求項4に記載の電源装置。
JP2012111484A 2012-05-15 2012-05-15 電源装置 Active JP5838121B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012111484A JP5838121B2 (ja) 2012-05-15 2012-05-15 電源装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012111484A JP5838121B2 (ja) 2012-05-15 2012-05-15 電源装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013239012A true JP2013239012A (ja) 2013-11-28
JP5838121B2 JP5838121B2 (ja) 2015-12-24

Family

ID=49763986

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012111484A Active JP5838121B2 (ja) 2012-05-15 2012-05-15 電源装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5838121B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1141825A (ja) * 1997-07-14 1999-02-12 Victor Co Of Japan Ltd 電源切替装置
JP2002097974A (ja) * 2000-09-21 2002-04-05 Furukawa Electric Co Ltd:The アイドリングストップ機能を有する車両、および、車両に搭載した蓄電池の残存容量算出方法と装置
JP2007161016A (ja) * 2005-12-12 2007-06-28 Toyota Motor Corp 車両内電源供給システム
JP2009157820A (ja) * 2007-12-27 2009-07-16 Sanyo Electric Co Ltd 電源装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1141825A (ja) * 1997-07-14 1999-02-12 Victor Co Of Japan Ltd 電源切替装置
JP2002097974A (ja) * 2000-09-21 2002-04-05 Furukawa Electric Co Ltd:The アイドリングストップ機能を有する車両、および、車両に搭載した蓄電池の残存容量算出方法と装置
JP2007161016A (ja) * 2005-12-12 2007-06-28 Toyota Motor Corp 車両内電源供給システム
JP2009157820A (ja) * 2007-12-27 2009-07-16 Sanyo Electric Co Ltd 電源装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5838121B2 (ja) 2015-12-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5396446B2 (ja) 車載用電源装置
JP5145763B2 (ja) 同期整流型スイッチングレギュレータ
JP5820779B2 (ja) 車載用電源装置
JP6139794B2 (ja) 電力変換装置
JP2009207284A (ja) 電源供給装置および電源供給方法
JP2007336753A (ja) 電源装置、レギュレータ回路、チャージポンプ回路およびそれらを用いた電子機器
JP2016076066A (ja) 電子制御装置
CN107404220B (zh) 具有有源缓冲器的控制模块及相关的返驰式电源转换装置
EP2804285B1 (en) Power arbitration method and apparatus having a control logic circuit for assessing and selecting power supplies
US10488881B1 (en) Power supply circuit
US20050127984A1 (en) Power supply circuit having a plurality of voltage conversion circuits
JP2013192443A (ja) 電源管理回路及び電源管理回路を備える電子デバイス
US9563242B2 (en) Pulse width modulation based real-time clock system and associated method
JP5825433B2 (ja) スイッチング電源装置
JP6232133B2 (ja) 電子制御装置
JP5838121B2 (ja) 電源装置
JP6561484B2 (ja) スイッチング電源装置
KR102575944B1 (ko) 스위칭 레귤레이터
JP2010142002A (ja) 電源起動回路及びスイッチング電源装置
JP2009232575A (ja) 複数電池を用いた電源回路および電源制御方法
JP2007189873A (ja) 突入電流保護回路
US8779743B2 (en) Control circuits and control methods for over voltage protection in power suppliers
JP5851980B2 (ja) 電源起動・停止制御回路
JP2015007852A (ja) 制御装置の電源回路
JP2011091938A (ja) 異常検出回路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140910

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150722

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150728

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150925

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151015

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151109

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5838121

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250