JP2013238731A - 学習支援プログラム、学習支援装置および学習支援方法 - Google Patents

学習支援プログラム、学習支援装置および学習支援方法 Download PDF

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Abstract

【課題】進捗状況に応じた学習内容の制御を行う学習支援プログラムを提供する。
【解決手段】他のコンピュータに対して学習の情報を提供する手順を実行させる学習支援プログラムであって、コンピュータを、制御手段と、記憶手段として機能させ、記憶手段は、文書ごとに文書の過去の版を関連付けた版管理情報と、学習内容ごとに版管理された文書を特定する情報と、利用者の情報と、学習内容の説明資料と、学習順の情報と、学習完了状況を示す情報と、を記憶し、制御手段に対して、利用者に承認済みまたは次に学習する順番の学習内容の説明資料を送信し、文書の参照要求を受け付けると、版管理情報から文書を読み出して送信する学習実行手順と、他のコンピュータから、利用者の学習完了の申請を受け付ける完了申請受領手順と、完了申請を受け付けると所定のワークフローにより承認状態とする承認手順と、を実行させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、コンピュータを用いた学習支援の技術に関する。
特許文献1には、受講管理システムにおいて、教材サーバーは提供した講義教材に関する各受講生の進捗状況を把握し、当該進捗状況に各受講生の識別情報を対応付けて学習データベースに保存し、提供したテスト教材に対する回答を採点し、当該採点結果または正解率に各受講生の識別情報を対応付けて学習データベースに保存し、記録されている受講生の学習成績および添削者の添削業務実績を、予め規定されたフォーマットにより出力する技術が開示されている。
特開2005―128837号公報
しかし、上記の技術では、採点結果等を受講生ごとに管理し出力することができるが、進捗状況に応じた学習内容の制御をすることはできない。
上記課題を解決するために、例えば、コンピュータに、他のコンピュータに対して学習のための情報を提供する手順を実行させる学習支援プログラムであって、前記コンピュータを、制御手段と、記憶手段として機能させ、前記記憶手段は、少なくとも、文書ごとに当該文書の過去の版を関連付けて登録された版管理情報と、学習内容ごとに前記版管理情報により登録されている文書を特定する情報と、利用者を特定する情報と、学習内容についての説明資料と、前記学習内容の学習順を特定する情報と、前記利用者ごとの前記学習内容の学習完了の承認状況を特定する情報と、を記憶し、前記制御手段に対して、前記他のコンピュータに対して前記利用者についての前記学習内容のうち承認済みであるかまたは当該学習内容の次に学習する順番の学習内容に関する前記説明資料を送信し、前記他のコンピュータから前記版管理情報により登録されている文書の参照要求を受け付けると、前記版管理情報から当該文書の情報を読み出して前記他のコンピュータへ送信する学習実行手順と、前記他のコンピュータから、前記利用者についての前記学習内容に関する学習完了の申請を受け付ける完了申請受領手順と、前記完了の申請を受け付けると、前記学習内容について所定のワークフローにより承認状態とする承認手順と、を実行させることを特徴とする。
また例えば、他のコンピュータに対して学習のための情報を提供する学習支援装置であって、制御部と、記憶部と、を備え、前記記憶部は、少なくとも、文書ごとに当該文書の過去の版を関連付けて登録された版管理情報と、学習内容ごとに前記版管理情報により登録されている文書を特定する情報と、利用者を特定する情報と、学習内容についての説明資料と、前記学習内容の学習順を特定する情報と、前記利用者ごとの前記学習内容の学習完了の承認状況を特定する情報と、を記憶し、前記制御部は、前記他のコンピュータに対して前記利用者についての前記学習内容のうち承認済みであるかまたは当該学習内容の次に学習する順番の学習内容に関する前記説明資料を送信して、前記他のコンピュータから前記版管理情報により登録されている文書の参照要求を受け付けると、前記版管理情報から当該文書の情報を読み出して前記他のコンピュータへ送信し、前記他のコンピュータから、前記利用者についての前記学習内容に関する学習完了の申請を受け付け、前記完了の申請を受け付けると、前記学習内容について所定のワークフローにより承認状態とする、ことを特徴とする。
また例えば、他のコンピュータに対して学習のための情報を提供する学習支援装置の学習支援方法であって、前記学習支援装置は、制御部と、記憶部と、を備え、前記記憶部は、少なくとも、文書ごとに当該文書の過去の版を関連付けて登録された版管理情報と、学習内容ごとに前記版管理情報により登録されている文書を特定する情報と、利用者を特定する情報と、学習内容についての説明資料と、前記学習内容の学習順を特定する情報と、前記利用者ごとの前記学習内容の学習完了の承認状況を特定する情報と、を記憶し、前記制御部は、前記他のコンピュータに対して前記利用者についての前記学習内容のうち承認済みであるかまたは当該学習内容の次に学習する順番の学習内容に関する前記説明資料を送信し、前記他のコンピュータから前記版管理情報により登録されている文書の参照要求を受け付けると、前記版管理情報から当該文書の情報を読み出して前記他のコンピュータへ送信するステップと、前記他のコンピュータから、前記利用者についての前記学習内容に関する学習完了の申請を受け付けるステップと、前記完了の申請を受け付けると、前記学習内容について所定のワークフローにより承認状態とするステップと、を実施することを特徴とする。
本発明を適用することで、より効率よく進捗状況に応じた学習内容の制御を行うことが可能となる。
本実施形態の学習システムの概要を示す図である。 本実施形態の学習システムの構成の概要を示す図である。 ユーザー記憶部のデータ構造を示す図である。 ワークフロー記憶部のデータ構造を示す図である。 文書記憶部のデータ構造を示す図である。 インストラクション記憶部のデータ構造を示す図である。 承認履歴記憶部のデータ構造を示す図である。 統合サーバーのハードウェア構成を示す図である。 情報処理端末のハードウェア構成を示す図である。 フロー登録処理の処理フローを示す図である。 文書登録処理の処理フローを示す図である。 インストラクション登録処理の処理フローを示す図である。 作業承認処理の処理フローを示す図である。 インストラクション実行処理の処理フローを示す図である。 フロー登録処理の入力画面の例を示す図である。 フロー登録処理の代理承認者の入力画面の例を示す図である。 インストラクション登録処理の入力画面の例を示す図である。 作業承認処理の入力画面の例を示す図である。 インストラクション実行処理の照合画面の例を示す図である。
以下に、本発明の実施形態について図1〜図19を用いて説明する。
図1は、本発明の実施形態の例である学習システム1を用いたオンライン学習の概要を示す図である。当該オンライン学習においては、学習内容を登録する者が、統合サーバーに対して、オンラインで学習するための動画等を含むメディア情報・参照資料を登録する。
例えば、ISO(International Organization for Standardization)9001等で求められる業務上作成すべき書類の作成についての学習内容を登録する者が、実際の業務において作成された当該書類を参照資料として登録し、書類の作成方法を説明する動画ファイル等をメディア情報として登録する。
学習者は、統合サーバーに接続された情報処理端末を用いて、登録された学習のための動画ファイルを閲覧し、参照資料を精読して学習する。そして、学習者は、学習の成果を反映させた提出する課題となる書類を作成して、所定の承認ルートを経由して承認を得るべく、承認者へ提出書類を提出するための完了申請を統合サーバーに送信する。
そして、承認者は、学習内容に予め対応付けられた完了申請の承認ルートに沿って統合サーバーにより選定される。そして、統合サーバーに対する各承認者からの提出書類の閲覧および承認を受け付け、承認状態とされることで、学習者は学習内容を登録する者が登録した次のステップの学習の開始が可能となる。
図2は、このような学習を可能とする学習システム1の構成の概要を示す図である。学習システム1には、互いにネットワーク10により通信可能に接続される統合サーバー100と、情報処理端末と、が含まれる。なお、本実施形態においては、情報処理端末には、オンライン学習を管理する者が使用する端末である管理者端末200と、受講者が使用する端末である受講者端末300と、承認者が使用する承認者端末400と、が含まれる。
ただし、情報処理端末は、このように分かれている必要はなく、一台の情報処理端末が管理者端末200と、受講者端末300と、承認者端末400と、のいずれか、または全てを兼ねていてもよい。また、情報処理端末は、パーソナルコンピューター等の汎用的な情報処理端末を想定しているが、これに限られない。例えば、PDA(Personal Digital Assistant)、スマートフォンその他の装置でもよい。
統合サーバー100は、学習の実行管理、文書管理、ワークフロー管理等を含む管理機能に係る処理を実施し、管理機能を実現するサーバーである。
図2に示すように、統合サーバー100は、制御部110と、記憶部120と、通信処理部130と、を備える。制御部110には、ユーザーの情報を管理するユーザー管理部111と、ワークフローの情報を管理するワークフロー管理部112と、文書を管理する文書管理部113と、学習の情報であるインストラクションの情報を登録するインストラクション登録部114と、インストラクションの実施を制御するインストラクション制御部115と、が含まれる。記憶部120には、ユーザーの情報を記憶するユーザー記憶部121と、ワークフローの情報を記憶するワークフロー記憶部122と、文書を記憶する文書記憶部123と、学習の情報であるインストラクションの情報を記憶するインストラクション記憶部124と、インストラクションの承認情報を記憶する承認履歴記憶部125と、が含まれる。通信処理部130は、ネットワーク10を介した他の機器との通信を実現する。
ユーザー管理部111は、学習システム1を利用するユーザーの情報を管理する。具体的には、ユーザー情報の作成・変更・削除を行う。学習システム1においては、各ユーザーは、ユーザーIDによって識別される。ユーザーIDに対応付けられて学習進度が管理されるため、ユーザー一人ごとにユーザーIDを一つ割り当てるのが望ましい。また、処理の権限についても、ユーザーIDを基本単位として割り当てられるため、少なくともデータに対する権限が相違する場合には、異なるユーザーIDを割り当てるのが望ましい。
ワークフロー管理部112は、組織内の意志決定・承認等を実現するワークフローの情報を管理する。具体的には、ワークフローの承認ルートの作成・変更・削除を行う。なお、本実施形態における学習(ワークインストラクション)は、当該ワークフローにより承認されることで、次の学習ステップへ進むことが可能となる。そのため、ワークインストラクション制御においては承認ルート上で承認されていない場合には次の学習ステップへ進めないように制御するが、この機能を実現するために用いられる。
文書管理部113は、文書の登録、公開、変更、削除を管理する。具体的には、文書管理部113は、電子文書(PDF等の公開用ファイル、テキストファイル、表計算ファイル、プレゼンテーションファイル、画像ファイル、動画ファイル等を含む)の登録を行う。また、文書管理部113は、登録された電子文書のバージョン(世代管理、バージョン番号の付与等)の管理を行う。また、文書管理部113は、登録された電子文書の公開対象者への公開、公開期間中の閲覧の管理(閲覧の制限、閲覧の許可等)を行う。
インストラクション登録部114は、学習内容の登録を行う。具体的には、インストラクション登録部114は、学習ステップに応じたメディア情報や参照資料を受け付け、登録する。また、インストラクション登録部114は、学習ステップの段階的実施を実現するために、指定されたワークフローに従った承認ルートに学習ステップを対応付ける。すなわち、当該学習ステップの完了申請を学習者が行うと、承認ルートに従って承認者へ承認依頼が通知され、ワークフローで指定されたすべての承認者により承認されることで、当該学習ステップが完了したものとされるために、承認ルートを対応付ける。
インストラクション制御部115は、学習の実施制御を行う。具体的には、インストラクション制御部115は、ログインしている学習者ごとに、完了承認済みの学習ステップの次のステップの学習内容あるいは完了承認済みの学習ステップの学習内容を表示し、学習に必要なメディア情報の再生、文書管理部113により管理されている参照資料の閲覧を実現する。また、インストラクション制御部115は、学習ステップの完了申請を受け付けると、承認ルートに従って承認者へ承認依頼を通知し、ワークフローで指定された各承認者による承認を受け付けて、当該学習ステップを承認状態として完了させる。また、当該完了申請に提出課題となる資料が有る場合に、インストラクション制御部115は、完了申請時に当該提出資料となるファイルを受け付けて、文書管理部113に依頼して管理対象の文書として登録させることもできる。また、インストラクション制御部115は、承認者による承認受付に際して、提出課題となる資料であるファイルを文書管理部113に対して閲覧請求し、承認者に閲覧可能に提示する。
図3に示すように、ユーザー記憶部121は、ユーザーの情報を記憶する。具体的には、ユーザー記憶部121は、ユーザーID121Aと、氏名121Bと、管理者権限121Cと、メールアドレス121Dと、所属グループID121Eと、を含む。ユーザーIDには、ユーザーを他のユーザーから識別する情報が含まれる。氏名121Bには、ユーザーの氏名であり、氏と名の両方を含むフルネームの情報が含まれることが望ましい。しかし、氏又は名(ミドルネーム含む)のいずれかまたはそれぞれの一部等が含まれるものであってもよい。管理者権限121Cには、管理者としての権限を有するか否かを特定する情報が含まれる。メールアドレス121Dには、当該ユーザーがアクセス可能な電子メールの宛先を特定する情報が含まれる。所属グループID121Eには、当該ユーザーが属する集団を特定する情報が含まれる。
図4に示すように、ワークフロー記憶部122は、ワークフローの情報を記憶する。具体的には、ワークフロー記憶部122は、フローID122Aと、一次承認者122Bと、一次承認者代理122Cと、二次承認者122Dと、二次承認者代理122Eと、を含み、さらに、三次乃至五次までの承認者および承認者代理のそれぞれの情報(図示せず)、および六次承認者122Fと、六次承認者代理122Gと、を含む。なお、当該承認者および承認者代理の情報は、六次以降の承認段階を設けるようにしてもよいし、六次未満の承認段階しか設けられていなくともよい。
ワークフロー記憶部122のフローID122Aには、ワークフロー、すなわち承認者と、その承認の順番を規定する承認ルートを特定する情報が格納される。一次承認者122Bには、承認者のうち最初に承認を行うべきユーザーを特定する情報が格納される。一次承認者代理122Cには、一次承認者の代理で承認を行うことができるユーザーを特定する情報が格納される。同様に、二次承認者122Dには、承認者のうち二番目に承認を行うべきユーザーを特定する情報が格納される。二次承認者代理122Eには、二次承認者の代理で承認を行うことができるユーザーを特定する情報が格納される。また、六次承認者122Fには、承認者のうち六番目に承認を行うべきユーザーを特定する情報が格納される。六次承認者代理122Gには、六次承認者の代理で承認を行うことができるユーザーを特定する情報が格納される。
図5に示すように、文書記憶部123は、文書の情報を記憶する。具体的には、文書記憶部123は、文書ID123Aと、バージョン123Bと、閲覧権限123Cと、公開承認フロー123Dと、公開日123Eと、種別123Fと、登録権限123Gと、保管期間123Hと、登録者123Jと、を含む。文書ID123Aには、登録される文書ファイルを特定する情報が格納される。バージョン123Bには、登録される文書ファイルが編集された履歴に応じた版を特定する情報が格納される。閲覧権限123Cには、登録される文書ファイルの閲覧が可能なユーザーを特定する情報が格納される。公開承認フロー123Dには、登録される文書ファイルが公開されるために経なければならない承認フローを特定する情報、すなわち例えばワークフローを特定する情報が格納される。公開日123Eには、登録される文書ファイルが公開される日を特定する情報が格納される。種別123Fには、登録される文書ファイルの種別を特定する情報が格納される。例えば、「規約」や「手順書」等の種別である。登録権限123Gには、登録される文書の登録を行うのに必要となる権限を特定する情報が格納される。保管期間123Hには、登録される文書の保管すべき期間を特定する情報が格納される。登録者123Jには、登録される文書を登録したユーザーを特定する情報が格納される。すなわち、文書記憶部123は、文書ごとに当該文書の過去の版を関連付けて登録された版管理情報を格納するといえる。
図6に示すように、インストラクション記憶部124は、インストラクション分類124Aと、インストラクション番号124Bと、作業名称124Cと、作業説明文124Dと、作業動画124Eと、参照文書124Fと、提出課題124Gと、承認フロー124Hと、が含まれる。
インストラクション分類124Aには、学習内容となるインストラクションが属する分類を特定する情報が格納される。例えば、ある作業工程に属する作業についてのインストラクションの場合、当該インストラクションのインストラクション分類は当該作業工程を特定する情報である。インストラクション番号124Bには、学習内容となるインストラクションを特定する情報が格納される。例えば、ある作業工程に属する作業についてのインストラクションの場合、当該インストラクションのインストラクション番号は当該作業を特定する情報である。
作業名称124Cには、学習内容となるインストラクションの対象作業の名称が格納される。作業説明文124Dには、学習内容となるインストラクションの対象作業の内容の説明、例えば作業手順の概要等を示す情報が格納される。作業動画124Eには、学習内容となるインストラクションの対象作業の参考となる動画ファイルや音声ファイル等のメディア情報を特定する情報が格納される。
参照文書124Fには、学習内容となるインストラクションの対象作業の理解の助けとなるサンプルの文書ファイルや実際に業務で用いるフォーマット等の参照情報を特定する情報が格納される。すなわち、参照文書124Fは、学習内容ごとに版管理情報により登録されている文書を特定する情報であるといえる。
提出課題124Gには、学習内容となるインストラクションの対象作業の理解を示すための課題として提出すべきファイルを特定する情報が格納される。例えば、当該作業工程で作成すべき試験項目および試験結果を記入する試験仕様書・試験報告書等のファイルを作成して課題として提出すべき場合には、試験仕様書・試験報告書等を提出すべきことを示す情報が格納される。
承認フロー124Hには、学習内容となるインストラクションの対象作業の学習を完了したことを承認する承認ルートを特定する情報が格納される。例えば、ワークフロー記憶部122に登録されたフローのいずれかを特定する情報が格納される。
図7に示すように、承認履歴記憶部125は、ユーザーID125Aごとに、登録されているインストラクションのそれぞれの承認状態を特定する情報を含む。具体的には、承認履歴記憶部125には、インストラクション分類125Bと、インストラクション番号125Cと、提出課題125Dと、完了申請日125Eと、次承認者125Fと、が含まれる。
ユーザーID125Aには、ユーザーを他のユーザーから識別する情報が含まれる。インストラクション分類125Bには、学習内容となるインストラクションが属する分類を特定する情報が格納される。インストラクション番号125Cには、学習内容となるインストラクションを特定する情報が格納される。提出課題125Dには、学習内容となるインストラクションの対象作業の理解を示すための課題として実際に提出されたファイルを特定する情報が格納される。完了申請日125Eには、学習内容となるインストラクションの対象作業の理解を完了したことの承認を申請した日を特定する情報が格納される。次承認者125Fには、当該インストラクションの完了承認フローの状態、すなわち次に承認する承認者が誰であるかを特定する情報が格納される。すべての承認者により完了承認されていれば、次承認者125Fの情報は完了承認されたことを特定する情報が格納される。
ネットワーク10は、いわゆるLAN(Local Area Network)等のネットワークである。ただし、これに限らず、ネットワーク10は、インターネット、WAN(Wide Area Network)またはVPN(Virtual Private Network)等の一般公衆回線を一部に用いた通信網であってもよい。
図2に示すように、管理者端末200は、制御部210と、出力表示部220と、入力受付部230と、通信処理部240と、を備える。制御部210は、入力処理部211と、出力処理部212と、ブラウザ部213と、文書処理部214と、を備える。なお、管理者端末200は、さまざまな電子情報を一定の期間に渡って記憶する図示しない記憶部を備えているものであってもよい。
入力処理部211は、入力受付部230から入力された所定の情報の入力を受け付ける。出力処理部212は、出力表示部220に対して、出力する情報を受け渡す。出力する情報は、例えば学習対象のメディア情報および参照資料の内容を表示する情報、または検知したエラーの情報を示すエラー表示の画面情報等である。
ブラウザ部213は、いわゆるHTML(Hyper Text Markup Language)等のWebページ等を所定のサーバーに要求し、応答を取得して表示制御を行う。例えば、統合サーバー100に対して所定のHTTP(s)リクエストを送信し、HTTP(s)レスポンスを受信し、受信したレスポンスに格納された各種表示情報等を所定のレイアウト情報に従ってレンダリングし、表示させる。レスポンスに音声・動画等のストリーミング情報が含まれている場合には、ブラウザ部213は、当該ストリーミング情報等を所定のプラグイン等の再生用プログラムに処理を委譲し、描画して再生させる。
文書処理部214は、いわゆるワードプロセッサ等の機能を用いて文書を処理する。ただし、これに限らず、例えば単なるテキストエディタ等であってもよいし、表計算やプレゼンテーション作成等の機能を用いて文書を処理するものであってもよい。
出力表示部220は、管理者端末200のGUI(Graphical User Interface)あるいはCUI(Character−based Unser Interface)等の各種情報を出力する。入力受付部230は、GUIあるいはCUIの操作情報の入力を受け付ける。例えば、入力受付部230は、ブラウザ部213が表示するWebページ等における各種の入力操作についての情報を受け付ける。
通信処理部240は、ネットワーク10等を介して他の機器に接続し、接続した他の機器から送信された情報の受信を行い、接続した他の機器に対して情報の送信を行う。
図2に示すように、受講者端末300は、制御部310と、出力表示部320と、入力受付部330と、通信処理部340と、を備える。制御部310は、入力処理部311と、出力処理部312と、ブラウザ部313と、文書処理部314と、を備える。なお、受講者端末300は、さまざまな電子情報を一定の期間に渡って記憶する図示しない記憶部を備えているものであってもよい。
受講者端末300が備える入力処理部311と、出力処理部312と、ブラウザ部313と、文書処理部314と、出力表示部320と、入力受付部330と、通信処理部340と、は管理者端末200とほぼ同様の構成であるため、詳細な説明を省略する。
図2に示すように、承認者端末400は、制御部410と、出力表示部420と、入力受付部430と、通信処理部440と、を備える。制御部410は、入力処理部411と、出力処理部412と、ブラウザ部413と、文書処理部414と、を備える。なお、承認者端末400は、さまざまな電子情報を一定の期間に渡って記憶する図示しない記憶部を備えているものであってもよい。
承認者端末400が備える入力処理部411と、出力処理部412と、ブラウザ部413と、文書処理部414と、出力表示部420と、入力受付部430と、通信処理部440と、は管理者端末200および受講者端末300とほぼ同様の構成であるため、詳細な説明を省略する。
図8は、本実施形態における統合サーバー100のハードウェア構成を示す図である。
本実施形態においては、統合サーバー100は、例えば、サーバー装置や、PC(パーソナルコンピューター)、ワークステーション、各種携帯電話端末、PDA(Personal Digital Assistant)などの計算機である。
統合サーバー100は、入力装置101と、外部記憶装置102と、演算装置103と、主記憶装置104と、通信装置105と、出力装置106と、それぞれの装置を互いに接続するバス107と、を有する。
入力装置101は、例えばキーボードやマウス、あるいはタッチペン、感圧式タッチセンサ、静電誘導式タッチセンサ、その他ポインティングデバイスなどの入力を受け付ける装置である。
外部記憶装置102は、例えばハードディスク装置やフラッシュメモリ、SSD(Solid State Disk)などの不揮発性記憶装置である。
演算装置103は、例えばCPU(Central Processing Unit)などの演算装置である。
主記憶装置104は、例えばRAM(Random Access Memory)などのメモリ装置である。
通信装置105は、アンテナを介して無線通信を行う無線通信装置、又はネットワークケーブルを介して有線通信を行う有線の通信装置である。
出力装置106は、例えば液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、CRT、その他外部から表示するための映像信号を受け付けて画面表示を行うことが可能なディスプレイ装置である。
統合サーバー100のユーザー管理部111と、ワークフロー管理部112と、文書管理部113と、インストラクション登録部114と、インストラクション制御部115とは、統合サーバー100の演算装置103に処理を行わせるプログラムによって実現される。
このプログラムは、主記憶装置104または外部記憶装置102内に記憶され、実行にあたって主記憶装置104上にロードされ、演算装置103により実行される。
また、統合サーバー100の記憶部120は、統合サーバー100の外部記憶装置102および主記憶装置104により実現される。ただし、これに限られず、図示しない外部ストレージ装置やインターネット上のストレージサービスにより実現されるものであってもよい。
また、統合サーバー100の通信処理部130は、統合サーバー100の通信装置105によって実現される。以上が、統合サーバー100のハードウェア構成である。
図9は、本実施形態における管理者端末200のハードウェア構成を示す図である。
本実施形態においては、管理者端末200は、例えば、サーバー装置や、PC(パーソナルコンピューター)、ワークステーション、各種携帯電話端末、PDAなどの計算機である。
管理者端末200は、入力装置201と、外部記憶装置202と、演算装置203と、主記憶装置204と、通信装置205と、出力装置206と、それぞれの装置を互いに接続するバス207と、を有する。
入力装置201は、例えばキーボードやマウス、あるいはタッチペン、感圧式タッチセンサ、静電誘導式タッチセンサ、その他ポインティングデバイスなどの入力を受け付ける装置である。
外部記憶装置202は、例えばハードディスク装置やフラッシュメモリ、SSDなどの不揮発性記憶装置である。
演算装置203は、例えばCPUなどの演算装置である。
主記憶装置204は、例えばRAMなどのメモリ装置である。
通信装置205は、アンテナを介して無線通信を行う無線通信装置、又はネットワークケーブルを介して有線通信を行う有線の通信装置である。
出力装置206は、例えば液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、CRT、その他外部から表示するための映像信号を受け付けて画面表示を行うことが可能なディスプレイ装置である。
管理者端末200の入力処理部211と、出力処理部212と、ブラウザ部213と、文書処理部214とは、管理者端末200の演算装置203に処理を行わせるプログラムによって実現される。
このプログラムは、主記憶装置204または外部記憶装置202内に記憶され、実行にあたって主記憶装置204上にロードされ、演算装置203により実行される。
また、管理者端末200の出力表示部220は、管理者端末200の出力装置206によって実現される。
また、管理者端末200の入力受付部230は、管理者端末200の入力装置201によって実現される。
また、管理者端末200の通信処理部240は、管理者端末200の通信装置205によって実現される。以上が、管理者端末200のハードウェア構成である。
なお、受講者端末300と、承認者端末400と、についても、図示しないが、管理者端末200と略同様のハードウェア構成を備える。
なお、上記した統合サーバー100と、管理者端末200と、受講者端末300と、承認者端末400と、についてのハードウェア構成および処理部等の構成は、上記の例に限られず、例えば代替可能な異なる部品等による異なる構成を備えるものであってもよい。
例えば、管理者端末200の入力処理部211と、出力処理部212と、ブラウザ部213と、文書処理部214とは、管理者端末200の構成を理解容易にするために、主な処理内容に応じて分類したものである。そのため、構成要素の分類の仕方やその名称によって、本願発明が制限されることはない。管理者端末200の構成は、処理内容に応じて、さらに多くの構成要素に分類することもできる。また、1つの構成要素がさらに多くの処理を実行するように分類することもできる。
また、管理者端末200の各機能部は、ハードウェア(ASIC、GPUなど)により構築されてもよい。また、各機能部の処理が一つのハードウェアで実行されてもよいし、複数のハードウェアで実行されてもよい。受講者端末300と、承認者端末400についても同様である。
統合サーバー100についても、同様に、構成要素の分類の仕方やその名称によって、本願発明が制限されることはない。統合サーバー100の構成は、処理内容に応じて、さらに多くの構成要素に分類することもできる。また、1つの構成要素がさらに多くの処理を実行するように分類することもできる。
また、統合サーバー100についての各機能部は、ハードウェア(ASIC、GPUなど)により構築されてもよい。また、各機能部の処理が一つのハードウェアで実行されてもよいし、複数のハードウェアで実行されてもよい。
[動作の説明]次に、本実施形態におけるフロー登録処理のフローについて、図10に基づき説明する。図10は、承認ルートを登録するワークフローを新たに登録する際に実施されるフロー登録処理を示すフロー図である。なお、フロー登録処理は、管理者端末200において、直接の端末の利用者となる管理者から入力処理部211を介してブラウザ部213が統合サーバー100へフロー登録要求を送信し、当該要求を統合サーバー100において受信すると、開始される。
まず、ワークフロー管理部112は、ワークフローの登録に必要な情報を入力するための入力画面を構成して、フロー登録要求を行った管理者端末200へ送信する(ステップS001)。具体的には、ワークフロー管理部112は、図15に示すワークフロー新規登録画面500を構成し、管理者端末200へ送信する。なお、図15に示すワークフロー新規登録画面500の構成例は、後述するとおり、少なくとも、フローIDと、承認者およびその承認順と指定することが可能な入力受付領域を含む。また、図16に示すワークフロー新規登録代理設定画面500´のように、代理承認者を指定することが可能な入力受付領域を含む画面へ遷移することが可能である。なお、管理者端末200のブラウザ部213は、当該ワークフロー新規登録画面500を受信すると、当該画面を表示し、入力処理部211を介して入力情報を受け付ける。そして、ブラウザ部213は、受け付けた情報をフローの登録情報として統合サーバー100へ送信する。
次に、ワークフロー管理部112は、入力された情報を受信する(ステップS002)。具体的には、ワークフロー管理部112は、管理者端末200から送信されたフローの登録情報を受信する。当該処理において、ワークフロー管理部112は、例えば、フローの登録情報をパラメータとして受け取り、各パラメータに対応する値を分解、整理する。
次に、ワークフロー管理部112は、フローIDと、承認者と、承認順と、を特定する情報を入力された情報から抽出して、新たなワークフローのレコードへ格納する(ステップS003)。具体的には、ワークフロー管理部112は、少なくともフローIDと、承認者を特定する情報と、承認順を特定する情報の各パラメータに対応する値を取得して、ワークフロー記憶部122に新たなレコードとして対応付けて格納する。
次に、ワークフロー管理部112は、入力された情報に代理承認者の設定が含まれるか否かを判定する(ステップS004)。具体的には、ワークフロー管理部112は、ステップS002にて入力されたパラメータに、代理承認者およびその承認順を指定する情報を検索し、検索の結果ヒットした情報があれば、代理承認者の設定があると判定する。代理承認者の設定が無い場合(ステップS004にて「No」の場合)には、ワークフロー管理部112は、フロー登録処理を終了させる。
代理承認者の設定がある場合(ステップS004にて「Yes」の場合)には、ワークフロー管理部112は、代理承認者の設定を抽出して該当する欄に追加する(ステップS005)。具体的には、ワークフロー管理部112は、代理承認者として設定する情報として、代理承認者とその承認順を特定する情報をパラメータから抽出する。そして、ワークフロー管理部112は、フローIDに対応するレコードについて、代理承認者を特定する情報と、その承認順を特定する情報の各パラメータに対応する値を取得して、ワークフロー記憶部122に対応付けて格納する。そして、ワークフロー管理部112は、フロー登録処理を終了させる。
以上が、フロー登録処理の処理フローである。フロー登録処理によると、統合サーバー100にワークフローを特定する情報を記憶させることができる。
次に、本実施形態における文書登録処理のフローについて、図11に基づき説明する。図11は、文書登録処理を示すフロー図である。なお、文書登録処理は、管理者端末200、受講者端末300または承認者端末400において、直接の端末の利用者から入力処理部211等を介してブラウザ部213等が統合サーバー100へ文書登録要求を送信し、当該要求を統合サーバー100において受信すると、開始される。
まず、文書管理部113は、文書の登録に必要な情報を入力するための入力画面を構成して、文書登録要求を行った管理者端末200等へ送信する(ステップS101)。具体的には、文書管理部113は、文書登録画面を構成し、管理者端末200へ送信する。なお、文書登録画面は、少なくとも、登録する文書を指定する位置(パス)を入力することが可能な入力受付領域を含む。なお、管理者端末200のブラウザ部213は、当該文書登録画面を受信すると、当該画面を表示し、入力処理部211を介して登録する文書のパスを含む入力情報を受け付ける。そして、ブラウザ部213は、受け付けた情報およびパスにより特定されるファイルを文書の登録情報として統合サーバー100へ送信する。
次に、文書管理部113は、入力された情報を受信し、添付ファイルが有れば受信する(ステップS102)。具体的には、文書管理部113は、管理者端末200から送信された文書の登録情報および登録対象のファイルを受信する。当該処理において、文書管理部113は、例えば、文書の登録情報をパラメータとして受け取り、各パラメータに対応する値を分解、整理する。
次に、文書管理部113は、受信した情報を格納する(ステップS103)。具体的には、文書管理部113は、文書に関連する情報、例えば文書IDと、閲覧権限を特定する情報と、公開承認フローを特定する情報と、公開日を特定する情報と、種別を特定する情報と、登録権限を特定する情報と、保管期間を特定する情報と、登録者を特定する情報と、のいずれかまたは一部を入力された情報から抽出する。そして、文書管理部113は、新たな文書のレコードとして文書記憶部123に格納する。
次に、文書管理部113は、受信した添付ファイルが公開文書であれば、指定されたワークフローの承認者へ承認を促すメールを送信し、承認入力を受け付ける(ステップS104)。具体的には、文書管理部113は、受信した添付ファイルについて、公開承認フローを特定する情報が対応付けられている場合には、公開文書であると判定する。そして、文書管理部113は、公開承認フロー上の未承認の次の承認順の承認者および代理承認者に対して承認を促すメッセージを電子メールにて送信する。
そして、文書管理部113は、承認フロー上の全ての承認順について、承認者または代理承認者による承認を得られた場合には、当該文書を公開ステータスへ変更して、公開する(ステップS105)。そして、文書管理部113は、文書登録処理を終了させる。
以上が、文書登録処理の処理フローである。文書登録処理によると、統合サーバー100に文書ファイルを公開あるいは保存するために登録することができる。
なお、登録された文書を編集等により修正した場合には、文書管理部113は、バージョンの管理を行う。すなわち、新バージョンのファイルにバージョン番号を付与して、旧バージョンとともに保存し、いずれのバージョンのファイルも閲覧可能とするバージョンの履歴の管理を行う。
次に、本実施形態におけるインストラクション登録処理のフローについて、図12に基づき説明する。図12は、インストラクション登録処理を示すフロー図である。なお、インストラクション登録処理は、管理者端末200において、直接の端末の利用者である管理者から入力処理部211を介してブラウザ部213が統合サーバー100へインストラクション登録要求を送信し、当該要求を統合サーバー100において受信すると、開始される。
まず、インストラクション登録部114は、インストラクションの登録に必要な情報を入力するための入力画面を構成して、インストラクション登録要求を行った管理者端末200へ送信する(ステップS201)。具体的には、インストラクション登録部114は、インストラクション登録画面を構成し、管理者端末200へ送信する。なお、図17に示すように、インストラクション新規登録画面600は、少なくとも、インストラクションを実現する動画エリアに登録するファイルの位置(パス)を入力することが可能な入力受付領域を含む。なお、管理者端末200のブラウザ部213は、当該インストラクション新規登録画面600を受信すると、当該画面を表示し、入力処理部211を介して登録するインストラクションの動画ファイルのパスを含む入力情報を受け付ける。そして、ブラウザ部213は、受け付けた情報およびパスにより特定されるファイルをインストラクションの登録情報として統合サーバー100へ送信する。
次に、インストラクション登録部114は、入力された情報を受信し、添付ファイルが有れば受信する(ステップS202)。具体的には、インストラクション登録部114は、管理者端末200から送信されたインストラクションの登録情報および登録対象のインストラクションのための動画ファイルを受信する。当該処理において、インストラクション登録部114は、例えば、インストラクションの登録情報をパラメータとして受け取り、各パラメータに対応する値を分解、整理する。
次に、インストラクション登録部114は、分類と番号とにより、受信した情報およびファイルを格納する(ステップS203)。具体的には、インストラクション登録部114は、インストラクションに関連する情報、例えば分類を特定する情報と、番号を特定する情報と、作業名称を特定する情報と、作業説明文を特定する情報と、インストラクションの動画ファイルの情報と、参照文書を特定する情報と、提出課題を特定する情報と、承認フローを特定する情報と、のいずれかまたは一部を入力された情報から抽出する。そして、インストラクション登録部114は、新たなインストラクションのレコードとしてインストラクション記憶部124に格納する。そして、文書管理部113は、文書登録処理を終了させる。
以上が、インストラクション登録処理の処理フローである。インストラクション登録処理によると、統合サーバー100にインストラクションおよびその動画ファイルを受講者に公開するために登録ことができる。
なお、登録されたインストラクションを編集等により修正・削除した場合には、インストラクション登録部114は、インストラクションの更新・登録の抹消を行う。
次に、本実施形態における作業承認処理のフローについて、図13に基づき説明する。図13は、作業承認処理を示すフロー図である。なお、作業承認処理は、承認者端末400において、直接の端末の利用者である承認者から入力処理部411を介してブラウザ部413が統合サーバー100へ作業承認操作要求を送信し、当該要求を統合サーバー100において受信すると、開始される。
まず、インストラクション制御部115は、作業の承認に必要な情報を入力するための承認入力画面を構成して、作業承認操作要求を行った承認者端末400等へ送信する(ステップS301)。具体的には、インストラクション制御部115は、承認入力画面を構成し、承認者端末400へ送信する。なお、承認入力画面700は、図18に示すように、少なくとも、申請者(受講者)を特定する情報と、承認または否認の入力が可能な入力受付領域を含む。なお、承認者端末400のブラウザ部413は、当該承認入力画面を受信すると、当該画面を表示し、入力処理部411を介して承認または否認のいずれかの結果を含む入力情報を受け付ける。そして、ブラウザ部413は、受け付けた情報を承認結果情報として統合サーバー100へ送信する。
次に、インストラクション制御部115は、入力された情報を受信する(ステップS302)。具体的には、インストラクション制御部115は、承認者端末400から送信されたインストラクションの承認または否認の結果を含む入力情報を受信する。当該処理において、インストラクション制御部115は、例えば、インストラクションを特定する分類および番号の情報と、受講者を特定する情報と、承認者を特定する情報と、承認の結果と、をパラメータとして受け取り、各パラメータに対応する値を分解、整理する。
次に、インストラクション制御部115は、分類と番号により特定されたインストラクションの次の承認者または代理承認者と、承認者である入力者と、が一致すれば、当該インストラクションの承認に係るワークフロー上のさらに次の承認者および代理承認者を、次の承認者とする(ステップS303)。具体的には、インストラクション制御部115は、分類と番号により特定されたインストラクションの次の承認者または代理承認者と、承認者である入力者と、が一致し、承認結果が否認でなければ、当該インストラクションの承認に係るワークフロー上のさらに次の承認者および代理承認者を、次の承認者として、承認履歴記憶部125の次承認者125Fに格納する。
次に、インストラクション制御部115は、次に承認者があれば、次の承認者および代理承認者へ承認を促す電子メールを送信する。次の承認者がない場合、すなわち全員に承認された場合には、承認済みの承認者全員へ、承認が終了した旨の電子メールを送信する(ステップS304)。そして、インストラクション制御部115は、作業承認処理を終了させる。
以上が、作業承認処理の処理フローである。作業承認処理によると、承認を行う者は、統合サーバー100において承認のフローにしたがって受講者のインストラクションを承認することができる。
次に、本実施形態におけるインストラクション実行処理のフローについて、図14に基づき説明する。図14は、受講者がインストラクションを実際に開始して受講するインストラクション実行処理を示すフロー図である。なお、インストラクション実行処理は、受講者端末300において、直接の端末の利用者である受講者から入力処理部311を介してブラウザ部313が統合サーバー100へ受講要求を送信し、当該要求を統合サーバー100において受信すると、開始される。
まず、インストラクション制御部115は、ログイン画面等により受講者を特定すると、当該受講者のユーザーIDについて承認済みのインストラクションの分類および番号を特定し、当該特定したインストラクションの次の段階のインストラクションの実行画面を生成し送信する(ステップS401)。具体的には、インストラクション制御部115は、ユーザーIDおよび所定のパスワードを入力させる画面等を送信して、入力された情報を受信する。そして、認証を行い成功した場合には、当該ユーザーIDで識別されるユーザーの承認履歴記憶部125を参照し、承認済のインストラクションのうち分類が後工程であって番号が大きいインストラクションを特定する。そして、特定したインストラクションの次に位置するインストラクションを特定し、当該インストラクションに係るインストラクション実行画面を生成し、受講者端末300へ送信する。
なお、図19に示すように、インストラクション実行画面800は、少なくとも、インストラクションの内容を示す動画ファイル表示領域と、当該インストラクションに提出課題がある場合に課題提出のための入力受付領域と、参照する文書として設定された文書記憶部123上の参照文書を表示する指示を受け付ける入力受付領域と、完了を申請する入力が可能な入力受付領域と、を含む。
そして、インストラクション制御部115は、当該画面で指定される分類と番号に応じたインストラクションの内容を示す動画である作業動画を、受講者端末300へ送信する(ステップS402)。なお、当該動画の送信については、ストリーミングによる動画の出力でもよいし、動画ファイルを一括ダウンロードさせるものであってもよい。
ここで、受講者端末300のブラウザ部313は、当該インストラクション実行画面800を受信すると、当該画面を表示し、インストラクションの動画を、ブラウザ部313に関連付けられた一般的な動画再生プラグインプログラム等を用いて再生出力し、入力処理部311を介して参照文書へのリンクの表示要求、提出課題となる提出文書のパス情報、完了申請要求等を含む入力情報を受け付ける。そして、ブラウザ部313は、受け付けた情報に応じた所定の要求(例えば、参照文書の表示要求、提出文書のファイルが含まれる完了申請要求等)を統合サーバー100へ送信する。また、動画ファイルの再生、停止、早送り、巻き戻し、一時停止、再生速度変更、音量制御等についての制御指示は、プラグインプログラムに受け渡され、プラグインプログラムにより制御される。また、参照文書へのリンクの表示要求が統合サーバー100へ送信された場合には、文書管理部113が当該要求を受け付けて、文書記憶部123から読み出してブラウザ部313へ送信する。
ここで、受講者端末300のブラウザ部313は、当該インストラクション実行画面800において承認済みのインストラクションの次のインストラクションと異なるインストラクションの受講要求を受け付けると、統合サーバー100へ当該インストラクションを特定する情報とともに受講要求を送信する。受講要求に係るインストラクションが承認済みのインストラクションの次のインストラクションより後の段階のインストラクションを受講する要求であれば、インストラクション制御部115は、作業動画を送信せず、当該インストラクションの受講を禁止する旨を表示する禁止画面を受講者端末300へ送信する(ステップS403)。受講要求に係るインストラクションが承認済みのインストラクションの次のインストラクション以前のインストラクションを受講する要求であれば、インストラクション制御部115は、当該インストラクションに係る作業動画を送信する。
インストラクション制御部115は、完了承認要求がブラウザ部313から統合サーバー100へ送信されると、当該完了承認要求が提出課題を含むものであれば、添付ファイルを受信し、格納する(ステップS404)。具体的には、インストラクション制御部115は、添付ファイルを承認履歴記憶部125の該当するユーザーのインストラクションのレコードの提出課題125Dに格納する。なお、インストラクション制御部15は、当該提出課題を文書管理部113に受け渡し、文書記憶部123に格納するようにしてもよい。バージョン管理、閲覧等を文書管理部113を介して実施することが可能となるためである。
そして、インストラクション制御部115は、当該インストラクションに指定された承認ワークフローに係る承認者のうち、最初の承認者である一次承認者および一次代理承認者に承認を依頼する旨の電子メールを送信する(ステップS405)。そして、インストラクション制御部115は、インストラクション実行処理を終了させる。
以上が、インストラクション実行処理の処理フローである。インストラクション実行処理によると、インストラクションの受講者は、統合サーバー100においてインストラクションを受講し、学習の完了の申請を行うことができる。
図15は、フロー登録処理のステップS001において生成されるワークフロー新規登録画面500の例を示す図である。ワークフロー新規登録画面500には、ログインしているユーザーを特定するユーザー表示領域501と、ログアウトするための指示を受け付けるログアウト指示受付領域502と、メニュー階層の中で予め位置づけられた当該画面の位置を示すツリー情報表示領域503と、使用する機能を切り替えるタブ選択入力受付領域510と、新規ワークフローの登録指示を受け付ける新規登録入力受付領域520と、既存ワークフローの変更指示を受け付ける変更入力受付領域521と、既存ワークフローの削除指示を受け付ける削除入力受付領域522と、を含む。
また、既登録のワークフローの情報が一覧表示されるワークフロー一覧表示領域530と、新規のワークフローを登録する際に登録情報の入力を受け付ける申請経路情報540と、新規のワークフローを登録する指示を受け付ける登録指示入力受付領域550と、当該新規のワークフローに代理承認者を設定する際に詳細の情報を入力する画面を表示する代理設定入力受付領域551と、を含む。
なお、申請経路情報540には、申請経路の名称の入力を受け付ける経路名称入力受付領域541と、当該経路の補足説明情報の入力を受け付ける補足説明入力受付領域542と、承認者として設定すべきユーザーを検索する指示を受け付けるユーザー検索入力受付領域543と、承認者となるユーザーの候補者を選択可能に一覧表示する候補者選択入力受付領域544と、承認者として登録されるユーザーを承認順に表示する承認者表示領域545と、が含まれる。
すなわち、ブラウザ部213は、登録指示入力受付領域550に入力を受け付けると、申請経路情報540に含まれるワークフローの構成情報をパラメータとして、フロー登録情報を統合サーバー100へ送信する。
ブラウザ部213は、代理設定入力受付領域551に入力を受け付けると、図16に示すワークフロー新規登録代理設定画面500´に表示を切り替える。当該ワークフロー新規登録代理設定画面500´は、ワークフロー新規登録画面500と略同様の画面構成を備えるが、申請経路情報540において、承認者の順の指定を受け付ける承認順指定入力受付領域546と、当該承認者の承認順において代理承認する代理承認者の入力を受け付ける代理承認者入力受付領域547と、を備える点と、代理設定の入力を反映させてワークフロー新規登録画面500へ表示を戻す保存入力受付領域560および代理設定の入力を破棄してワークフロー新規登録画面500へ表示を戻す「戻る」入力受付領域561を備える点と、において相違する。
図17は、インストラクション登録処理のステップS201において生成されるインストラクション新規登録画面600の例を示す図である。インストラクション新規登録画面600には、ログインしているユーザーを特定するユーザー表示領域601と、ログアウトするための指示を受け付けるログアウト指示受付領域602と、メニュー階層の中で予め位置づけられた当該画面の位置を示すツリー情報表示領域603と、使用する機能を切り替えるタブ選択入力受付領域610と、新規インストラクションの登録指示を受け付ける新規登録入力受付領域620と、既存インストラクションの変更指示を受け付ける変更入力受付領域621と、既存インストラクションの削除指示を受け付ける削除入力受付領域622と、既存インストラクションの情報をCSV(Comma Separated Values)等所定のデータ形式で出力する外部出力受付領域623と、既存インストラクションを印刷出力する印刷入力受付領域624と、を含む。
また、インストラクション新規登録画面600には、インストラクションの分類となる作業分類の入力を受け付ける作業分類入力受付領域630と、インストラクションを特定する作業番号となる作業Noの入力を受け付ける作業No入力受付領域631と、インストラクションの名称の入力を受け付ける作業名称入力受付領域632と、作業内容を説明する文章の入力を受け付ける作業説明入力受付領域633と、インストラクションの表示時に動画エリアに表示させる動画ファイルのパスについて入力を受け付ける動画エリアに登録するファイル入力受付領域634と、作業内容の補足説明を行う文章の入力を受け付ける補足説明テキスト入力受付領域635と、文書管理部113が管理する当該インストラクションに関して参照する文書を特定する情報について入力を受け付ける参照文書入力受付領域636と、課題として提出する文書が有る場合に提出すべき文書を特定する情報について入力を受け付ける提出文書入力受付領域637と、課題として提出する文書が有る場合に提出すべき文書を格納する位置について入力を受け付ける提出文書格納フォルダ入力受付領域638と、当該インストラクションを完了する申請の承認ルートを特定するワークフローを特定する情報について入力を受け付けるワークフロー入力受付領域639と、当該インストラクションを公開しないで登録する指定の入力を受け付ける未公開指示入力受付領域640と、当該インストラクションの公開を開始すべき日を特定する情報の入力を受け付ける公開予定日入力受付領域641と、当該インストラクションの公開を終了すべき日を特定する情報の入力を受け付ける公開終了日入力受付領域642と、作業分類入力受付領域630から公開終了日入力受付領域642までの領域に入力された情報をインストラクションの登録情報として統合サーバー100へ送信する指示を受け付ける登録入力受付領域650と、を含む。
図18は、作業承認処理のステップS301において生成される承認入力画面700の例を示す図である。承認入力画面700には、ログインしているユーザーを特定するユーザー表示領域701と、ログアウトするための指示を受け付けるログアウト指示受付領域702と、メニュー階層の中で予め位置づけられた当該画面の位置を示すツリー情報表示領域703と、使用する機能を切り替えるタブ選択入力受付領域710と、承認対象の申請の表示が1ページに収まらない場合に、前ページへの遷移の指示を受け付ける前へ移動指示入力受付領域721と、次ページへの遷移の指示を受け付ける次へ移動指示入力受付領域722と、承認対象の申請がなされたインストラクションのうち当該ログインユーザーである承認者が承認を判断すべきインストラクションを選択可能に一覧して表示する承認対象インストラクション選択入力受付領域730と、承認対象インストラクション選択入力受付領域730に表示されたインストラクションのうち選択されたインストラクションについて承認・否認の指示を行う画面を切り替えるための選択実行指示入力受付領域740と、を含む。
また、承認入力画面700には、選択実行指示入力受付領域740への入力受付時に承認対象インストラクション選択入力受付領域730にて選択されていたインストラクションについて承認・否認の承認者コメントの入力を受け付けるコメント入力受付領域750と、当該インストラクションの承認の指示を受け付ける承認指示入力受付領域751と、当該インストラクションの否認の指示を受け付ける否認指示入力受付領域752と、当該インストラクションの承認・否認のいずれも行わず処理をキャンセルする指示を受け付けるキャンセル指示入力受付領域753と、を含む。ブラウザ部413は、承認指示入力受付領域751への入力を受け付けると、統合サーバー100へ承認対象のインストラクションおよびコメント入力受付領域750に入力されたコメントの情報とを含む承認指示を送信する。
図19は、インストラクション実行処理のステップS401において生成されるインストラクション実行画面800の例を示す図である。インストラクション実行画面800には、ログインしているユーザーを特定するユーザー表示領域801と、ログアウトするための指示を受け付けるログアウト指示受付領域802と、メニュー階層の中で予め位置づけられた当該画面の位置を示すツリー情報表示領域803と、使用する機能を切り替えるタブ選択入力受付領域810と、動画ファイル表示領域850に動画の再生を指示する入力を受け付ける再生指示入力受付領域820と、動画ファイル表示領域850に再生している動画の拡大表示を行う指示を受け付ける拡大指示入力受付領域821と、実行するインストラクションの前作業のインストラクションを実行させる指示の入力を受け付ける前作業実行指示入力受付領域822と、実行するインストラクションの後作業のインストラクションを実行させる指示の入力を受け付ける後作業実行指示入力受付領域823と、インストラクションの完了を申請する指示の入力を受け付ける完了指示入力受付領域824と、を含む。
また、インストラクション実行画面800は、実行するインストラクションの分類の指定の入力を受け付ける作業分類指定入力受付領域831と、実行するインストラクションの番号の指定の入力を受け付ける作業番号指定入力受付領域832と、参照する文書として設定された文書記憶部123上の参照文書を表示する指示を受け付ける参照文書入力受付領域841と、インストラクションの内容を示す動画ファイル表示領域850と、インストラクションの詳細等の補足説明を表示する補足説明テキスト表示領域861と、当該インストラクションに提出課題がある場合に提出するファイルを特定する情報の入力を受け付ける提出文書入力受付領域871と、当該提出課題として提出するファイルが複数ある場合に、提出文書入力受付領域871を増やす指示の入力を受け付ける「さらに追加」指示入力受付領域872と、を含む。
なお、上記したワークフロー新規登録画面500と、ワークフロー新規登録代理設定画面500´と、インストラクション新規登録画面600と、承認入力画面700と、インストラクション実行画面800とは、上記した画面例に限られるものではない。それぞれ、より多くの、またはより少ない項目を表示する画面であってもよいし、複数の画面が含まれる共通の画面であってもよい。
以上、本発明について、実施の形態に基づき具体的に説明したが、これに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
例えば、上記実施形態においては、管理者端末200等はブラウザ部213を介して統合サーバー100に各処理の要求を送信し画面情報を受信しているが、これに限られず、統合サーバー100側で実施する処理のうちすべて又は一部を、端末側においてローカル処理し、結果を統合サーバー上のデータに同期させるようにしてもよい。このようにすることで、通信処理にかかる待ち時間を減らし、応答性を高めることができる。
また、ユーザー記憶部121、ワークフロー記憶部122、文書記憶部123、インストラクション記憶部124、承認履歴記憶部125の各記憶部は、より細かく分けられてもよいし、まとめて一つまたは少数の記憶部とするようにしてもよい。これによると、各データのアクセス速度の向上または管理を簡略化することができ、より柔軟な機器構成によるシステムの実現が可能となるといえる。
また、上記実施形態および変形例における統合サーバー100は、教育を行う機関等がインターネット等を介してサービスとして提供するものであってもよい。例えば、業界団体や職業訓練機関等が、業界の関係者等に研修サービスとして提供するものであってもよい。
なお、上記実施形態および変形例における学習システム1は、システムとして取引対象とするだけでなく、各機器単位、または機器の動作を実現するプログラム部品単位で取引対象とすることも可能である。
1・・・学習システム、10・・・ネットワーク、100・・・統合サーバー、110・・・制御部、111・・ユーザー管理部、112・・・ワークフロー管理部、113・・・文書管理部、114・・・インストラクション登録部、115・・・インストラクション制御部、120・・・記憶部、121・・・ユーザー記憶部、122・・・ワークフロー記憶部、123・・・文書記憶部、124・・・インストラクション記憶部、125・・・承認履歴記憶部、130・・・通信処理部、200・・・管理者端末、300・・・受講者端末、400・・・承認者端末

Claims (6)

  1. コンピュータに、他のコンピュータに対して学習のための情報を提供する手順を実行させる学習支援プログラムであって、
    前記コンピュータを、制御手段と、記憶手段として機能させ、
    前記記憶手段は、少なくとも、
    文書ごとに当該文書の過去の版を関連付けて登録された版管理情報と、学習内容ごとに前記版管理情報により登録されている文書を特定する情報と、利用者を特定する情報と、学習内容についての説明資料と、前記学習内容の学習順を特定する情報と、前記利用者ごとの前記学習内容の学習完了の承認状況を特定する情報と、
    を記憶し、
    前記制御手段に対して、
    前記他のコンピュータに対して前記利用者についての前記学習内容のうち承認済みであるかまたは当該学習内容の次に学習する順番の学習内容に関する前記説明資料を送信し、前記他のコンピュータから前記版管理情報により登録されている文書の参照要求を受け付けると、前記版管理情報から当該文書の情報を読み出して前記他のコンピュータへ送信する学習実行手順と、
    前記他のコンピュータから、前記利用者についての前記学習内容に関する学習完了の申請を受け付ける完了申請受領手順と、
    前記完了の申請を受け付けると、前記学習内容について所定のワークフローにより承認状態とする承認手順と、
    を実行させることを特徴とする学習支援プログラム。
  2. 請求項1に記載の学習支援プログラムであって、
    前記記憶手段には、さらに、前記学習内容ごとに予め定められた提出課題を特定する情報が記憶されており、
    前記完了申請受領手順において、前記提出課題を併せて受け付け、
    前記承認手順のワークフローにおいては、前記提出課題の参照を所定のコンピュータに送信して当該コンピュータからの承認指示を受け付け、承認を行う、
    ことを特徴とする学習支援プログラム。
  3. 請求項2に記載の学習支援プログラムであって、
    前記記憶手段には、さらに、
    前記学習内容ごとに、一または複数の承認者および当該承認者の承認の順番を特定する情報が記憶されており、
    前記承認手順のワークフローにおいては、
    前記完了申請を受け付けた学習内容についての前記承認の順番に応じた次の承認者を特定し、
    特定した前記次の承認者に対して、承認を依頼する情報を送信するとともに、前記提出課題を提供し、
    前記学習内容ごとの全ての承認者により承認状態となった場合に、前記完了申請を受け付けた学習内容を承認済みとする、
    ことを特徴とする学習支援プログラム。
  4. 請求項3に記載の学習支援プログラムであって、
    前記記憶手段には、さらに、前記承認の順番に応じた承認者について代理で承認することが可能な代理承認者を特定する情報が記憶されており、
    前記承認手順においては、
    前記次の承認者とともに前記代理承認者に対して承認を依頼する情報を送信するとともに前記提出課題を提供し、
    前記学習内容ごとの全ての承認者あるいは当該承認者に代理で承認することが可能な代理承認者によって承認状態となった場合に、前記完了申請を受け付けた学習内容を承認済みとする、
    ことを特徴とする学習支援プログラム。
  5. 他のコンピュータに対して学習のための情報を提供する学習支援装置であって、
    制御部と、記憶部と、を備え、
    前記記憶部は、少なくとも、
    文書ごとに当該文書の過去の版を関連付けて登録された版管理情報と、学習内容ごとに前記版管理情報により登録されている文書を特定する情報と、利用者を特定する情報と、学習内容についての説明資料と、前記学習内容の学習順を特定する情報と、前記利用者ごとの前記学習内容の学習完了の承認状況を特定する情報と、
    を記憶し、
    前記制御部は、
    前記他のコンピュータに対して前記利用者についての前記学習内容のうち承認済みであるかまたは当該学習内容の次に学習する順番の学習内容に関する前記説明資料を送信して、前記他のコンピュータから前記版管理情報により登録されている文書の参照要求を受け付けると、前記版管理情報から当該文書の情報を読み出して前記他のコンピュータへ送信し、
    前記他のコンピュータから、前記利用者についての前記学習内容に関する学習完了の申請を受け付け、
    前記完了の申請を受け付けると、前記学習内容について所定のワークフローにより承認状態とする、
    ことを特徴とする学習支援装置。
  6. 他のコンピュータに対して学習のための情報を提供する学習支援装置の学習支援方法であって、
    前記学習支援装置は、制御部と、記憶部と、を備え、
    前記記憶部は、少なくとも、
    文書ごとに当該文書の過去の版を関連付けて登録された版管理情報と、学習内容ごとに前記版管理情報により登録されている文書を特定する情報と、利用者を特定する情報と、学習内容についての説明資料と、前記学習内容の学習順を特定する情報と、前記利用者ごとの前記学習内容の学習完了の承認状況を特定する情報と、
    を記憶し、
    前記制御部は、
    前記他のコンピュータに対して前記利用者についての前記学習内容のうち承認済みであるかまたは当該学習内容の次に学習する順番の学習内容に関する前記説明資料を送信し、前記他のコンピュータから前記版管理情報により登録されている文書の参照要求を受け付けると、前記版管理情報から当該文書の情報を読み出して前記他のコンピュータへ送信するステップと、
    前記他のコンピュータから、前記利用者についての前記学習内容に関する学習完了の申請を受け付けるステップと、
    前記完了の申請を受け付けると、前記学習内容について所定のワークフローにより承認状態とするステップと、
    を実施することを特徴とする学習支援方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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