JP2013238123A - 消音器 - Google Patents

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Abstract

【課題】機関回転速度の低い運転領域における騒音を好適に抑えることのできる消音器を提供する。
【解決手段】マフラー本体11の内部に第1容積室13と第2容積室14とが区画形成される。マフラー本体11には、内燃機関の排気を第1容積室13の内部に導入する入口パイプ15と、第1容積室13内の排気を同室13の外部に導出する出口パイプ16とが取り付けられる。第2容積室14は隔壁12に形成された第1貫通孔17および第2貫通孔18のみによって外部に連通される。アイドル回転領域において開弁して第1貫通孔17を開放し、且つ高回転領域において閉弁して第1貫通孔17を塞ぐ開閉バルブ20が設けられる。
【選択図】図2

Description

本発明は、内燃機関の排気通路に取り付けられる消音器に関するものである。
通常、自動車などの車両に搭載される内燃機関の排気通路には、排気音を低減させるための消音器が取り付けられている。消音器の内部には一般に、拡張室や共鳴室として機能する容積室が区画形成されている。拡張室は排気が通過する部分の断面積が急拡大する構造になっており、同拡張室内における排気の膨張や回折を通じて排気が有するエネルギーを低減させる。また共鳴室は排気が通過する部分に接続された行き止まり構造の容積室であり、特定の機関回転速度における排気脈動、すなわち特定の周波数(共鳴周波数)の排気脈動(騒音)を減衰させる。
従来、消音器の内部に複数の容積室を区画形成するとともに排気流通態様を切り替えるための切り替えバルブを設け、同バルブの作動を通じてそれら容積室のうちの一つ(特定容積室)の機能を拡張室および共鳴室のいずれか一方に選択的に切り替えるものが提案されている。こうした消音器では、特許文献1に記載のように、機関回転速度の低い機関運転領域(低回転領域)では上記バルブを閉弁させて上記特定容積室を共鳴室として機能させる一方、機関回転速度の高い機関運転領域(高回転領域)において上記バルブを開弁させて特定容積室を拡張室として機能させるようになっている。
特開平4−72408号公報
ここで、アイドル回転領域などの低回転領域では、暗騒音が小さく機関運転に伴い発生する騒音が目立ち易いために、消音器による排気音の低減効果を向上させることがドライバビリティの向上を図るうえで重要な因子になる。
この点、従来の消音器のように、低回転領域において共鳴室になる特定容積室を配置すると、同室以外の部分によって共鳴周波数以外の周波数の排気音を減衰させる構造になってしまうため、低回転領域における消音器の内部構造の設定についての自由度が低くなって、低回転領域における十分な消音効果が得られなくなるおそれがある。消音器全体の容量を大きくしたりサブ消音器を設置したりすれば低回転領域における排気音を小さく抑えることが可能になるが、この場合にはコストや質量の増大は避けられない。
本発明は、そうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、機関回転速度の低い運転領域における騒音を好適に抑えることのできる消音器を提供することにある。
以下、上記目的を達成するための手段及びその作用効果について説明する。
請求項1に記載の消音器は、消音器本体の内部に区画形成された第1容積室と、前記第1容積室の内部に内燃機関の排気を導入する入口パイプと、前記第1容積室内の排気を同第1容積室の外部に導出する出口パイプと、前記消音器本体の内部に区画形成された第2容積室であり、且つ同第2容積室および前記第1容積室の間を隔てる隔壁に形成された第1貫通孔および第2貫通孔のみによって外部に連通される構造の第2容積室と、前記内燃機関のアイドル回転領域を含む低回転領域において開弁して前記第1貫通孔を開放する開閉バルブであり、且つ前記低回転領域よりも機関回転速度の高い高回転領域において閉弁して前記第1貫通孔を塞ぐ開閉バルブとを備えることをその要旨とする。
上記消音器によれば、内燃機関の回転領域によることなく、第1容積室を拡張室として機能させることができる。そして機関回転速度の高い高回転領域では、開閉バルブが閉弁して第1貫通孔が塞がれるために、第2容積室が第2貫通孔のみを介して同第2容積室以外の部分(詳しくは、第1容積室)に連通される構造になる。これにより、第2容積室を共鳴室として機能させることができるようになるため、予め定めた特定の機関回転速度における排気脈動、すなわち特定の周波数(共鳴周波数)の排気脈動を減衰させて排気音を低減することができるようになる。しかも、アイドル回転領域を含む低回転領域では、開閉バルブが開弁して第1貫通孔が開放されて、第2容積室が第1貫通孔および第2貫通孔を介して第1容積室に連通される構造になるために、同第2容積室を拡張室として機能させることができるようになる。そのため、消音器内部において拡張室として機能する部分の容積を大きくすることができ、拡張室を高い自由度で設定することができるようになる。したがって、低回転領域において第2容積室が共鳴室として機能するものと比較して、広い範囲の周波数の排気音を抑えることができるようになり、低回転領域における騒音を好適に抑えることができる。
請求項2に記載の消音器は、請求項1に記載の消音器において、前記第1貫通孔は前記入口パイプを介して前記第1容積室内に流入する排気が吹き付けられる位置に形成され、前記開閉バルブは、断面V字形状をなすように一体形成された二枚の弁体を有し、且つそれら弁体の接続部分がばね部材を介して前記隔壁に固定され、且つ前記入口パイプから前記弁体への排気の吹き付けによる押圧力によって前記ばね部材が弾性変形する構造であり、且つ前記二枚の弁体の一方が前記第1貫通孔を塞ぐ位置になったときに閉弁状態になり、且つ前記二枚の弁体がいずれも前記第1貫通孔を開放する位置になったときに開弁状態になることをその要旨とする。
上記消音器において、アイドル回転領域を含む低回転領域では、内燃機関の排気量が少なく弁体に吹き付けられる排気による押圧力が小さいために、同弁体の移動量(詳しくは、ばね部材の変形量)も小さい。そのため、このとき第1貫通孔を間に挟む位置まで二枚の弁体が移動する態様でばね部材が変形するように同ばね部材の材質や形状を予め設定することにより、それら弁体をいずれも第1貫通孔を開放する位置まで移動させて開閉バルブを開弁させることが可能になる。
一方、高回転領域では、内燃機関の排気量が多く弁体に吹き付けられる排気による押圧力が大きくなるためにばね部材の変形量も大きくなる。そのため、このとき二枚の弁体のうちの入口パイプに近接する側に配設されるものによって第1貫通孔が塞がれる位置まで二枚の弁体が移動する態様でばね部材が変形するように同ばね部材の材質や形状を予め設定することにより、弁体の一方を第1貫通孔を塞ぐ位置に移動させて開閉バルブを閉弁させることができる。
他方、機関回転速度が減速される減速回転領域では、機関回転速度が低回転領域より高いとはいえ、内燃機関の吸気量がごく少量に調節されたり燃料噴射が停止されたりして同内燃機関の排気量がごく少なくなるために、このとき吹き付けられる排気による押圧力が小さく、ばね部材の変形量も小さい。そのため、このとき二枚の弁体のうちの入口パイプから離間する側に配設されるものによって第1貫通孔が塞がれる位置になる態様でばね部材が変形するように同ばね部材の材質や形状を予め設定することにより、二枚の弁体のうちの一方によって第1貫通孔を塞いで開閉バルブを閉弁させることが可能になる。
このように請求項2に記載の消音器によれば、消音器本体内に導入される排気のエネルギーを利用して開閉バルブを、低回転領域では開弁させる一方で高回転領域では閉弁させるといったように作動させることができる。
本発明を具体化した一実施形態にかかるマフラーの側面構造を示す側面図。 マフラーの図1における2−2線に沿った断面構造を示す断面図。 開閉バルブの斜視構造を示す斜視図。 開閉バルブおよびその周辺の断面構造を示す断面図。 アイドル回転領域における開閉バルブの作動状態を示す断面図。 高回転領域における開閉バルブの作動状態を示す断面図。
以下、本発明を具体化した一実施形態にかかる消音器について説明する。
図1または図2に示すように、マフラー10は楕円形状で延びるマフラー本体11を備えている。マフラー本体11の内部は隔壁12によって二つの容積室、すなわち第1容積室13および第2容積室14に区画されている。マフラー本体11には入口パイプ15と出口パイプ16とが取り付けられている。入口パイプ15および出口パイプ16は共に、一方の端部が第1容積室13の内部で開口する態様で取り付けられている。そして、入口パイプ15を介して内燃機関の排気がマフラー本体11の第1容積室13の内部に導入される一方で、出口パイプ16を介して第1容積室13内の排気がマフラー本体11の外部に導出されるようになっている。
第1容積室13と第2容積室14とを隔てる上記隔壁12には2つの貫通孔、すなわち第1貫通孔17および第2貫通孔18が形成されている。上記第2容積室14は、これら第1貫通孔17および第2貫通孔18のみを介して外部(詳しくは、第1容積室13)に連通される構造になっている。
第1貫通孔17は、隔壁12の、上記入口パイプ15を介して第1容積室13内に流入する排気が吹き付けられる位置に形成されている。隔壁12における第1貫通孔17に対応する位置には、同第1貫通孔17が開放される状態(開弁状態)と塞がれる状態(閉弁状態)とを選択的に切り替えるための開閉バルブ20が取り付けられている。第2貫通孔18には連通パイプ19が取り付けられている。この連通パイプ19を通じて第1容積室13と第2容積室14とは常時連通されている。
以下、上記開閉バルブ20およびその周辺構造について詳しく説明する。
図3に示すように、開閉バルブ20は、断面V字形状をなすように一体形成された二枚の弁体、すなわち第1弁体21および第2弁体22を備えている。そして、第1弁体21と第2弁体22との接続部分(図3中に矢印Aで示す部分)が、ばね部材としての板ばね23を介して、隔壁12における第1貫通孔17の周縁部分に固定されている(図1参照)。なお、板ばね23と各弁体21,22との固定や同板ばね23と隔壁12との固定はスポット溶接などを通じて行われる。
次に、上記開閉バルブ20の作動態様について説明する。
本実施形態のマフラー10は、図4に示すように、入口パイプ15から第1容積室13内に導入された排気が開閉バルブ20の弁体21,22に吹き付けられる構造になっている。そして、そうした排気の流れ(図中に白抜きの矢印で示す流れ)による押圧によって板ばね23が弾性変形するようになる。これに伴って、開閉バルブ20の第1弁体21および第2弁体22の一方が第1貫通孔17を塞ぐ位置になると、同開閉バルブ20が閉弁状態になる。一方、第1弁体21および第2弁体22がいずれも第1貫通孔17を開放する位置、詳しくは第1弁体21および第2弁体22が第1貫通孔17を間に挟む位置になると、開閉バルブ20が開弁状態になる。本実施形態では、内燃機関のアイドル回転領域において開閉バルブ20が開弁されて第1貫通孔17が開放される一方、アイドル回転領域よりも機関回転速度の高い高回転領域において開閉バルブ20が閉弁されて第1貫通孔17が塞がれるようになっている。本実施形態のマフラー10では、マフラー本体11内に導入される排気のエネルギーを利用して開閉バルブ20を、アイドル回転領域では開弁させる一方で高回転領域では閉弁させるといったように作動させるようにしている。
上記開閉バルブ20は、具体的には次のように作動する。
すなわち先ず、アイドル回転領域では、内燃機関の排気量が少なく、入口パイプ15を介して弁体21,22に吹き付けられる排気による押圧力が小さいために、同弁体21,22の移動量(詳しくは、板ばね23の変形量)も小さい。本実施形態では、このとき第1弁体21および第2弁体22が第1貫通孔17を間に挟む位置まで移動する態様で板ばね23が変形するように、同板ばね23の材質や形状が予め設定されている。そのため本実施形態では、図5に示すように、アイドル回転領域において、第1弁体21および第2弁体22が第1貫通孔17を間に挟む位置まで移動するため、それら第1弁体21および第2弁体22がいずれも第1貫通孔17を開放する位置になり、開閉バルブ20が開弁されるようになる。
このようにアイドル回転領域では、開閉バルブ20が開弁されて第1貫通孔17が開放されるため、第2容積室14が第1貫通孔17および第2貫通孔18を介して第1容積室13に連通される構造になる。そのため、入口パイプ15から第1容積室13に導入された排気が、第1貫通孔17(開閉バルブ20)を介して第2容積室14に流入した後に第2貫通孔18(連通管19)を介して第1容積室13に戻るといったように流通するようになる。このとき第2容積室14が拡張室として機能するようになるため、マフラー10の内部において拡張室として機能する部分の容積を大きくすることができ、拡張室を高い自由度で設定することができるようになる。本実施形態では、内燃機関の回転領域によることなく、第1容積室13が拡張室として機能する。したがって本実施形態によれば、アイドル回転領域において第2容積室14が共鳴室として機能するものと比較して、広い範囲の周波数の排気音を抑えることができるようになり、アイドル回転領域における騒音を好適に抑えることができる。
一方、機関回転速度が高い高回転領域では、内燃機関の排気量が多く、入口パイプ15を介して弁体21,22に吹き付けられる排気による押圧力が大きくなるために板ばね23の変形量も大きくなる。本実施形態では、このとき第1弁体21および第2弁体22のうちの入口パイプ15に近接する側に配設されるもの(第1弁体21)によって第1貫通孔17が塞がれる位置まで第1弁体21および第2弁体22が移動する態様で板ばね23が変形するように同板ばね23の材質や形状が予め設定されている。そのため本実施形態では、図6に示すように、高回転領域において、第1弁体21によって第1貫通孔17が塞がれる位置まで第1弁体21および第2弁体22が移動するため、開閉バルブ20が閉弁されるようになる。
このように高回転領域では、開閉バルブ20が閉弁して第1貫通孔17が塞がれるために、第2容積室14が第2貫通孔18のみを介して同第2容積室14以外の部分(詳しくは、第1容積室13)に連通される構造になる。これにより、第2容積室14が行き止まり構造の容積室になって共鳴室として機能するようになるため、予め定めた特定の機関回転速度における排気脈動、すなわち特定の周波数(共鳴周波数)の排気脈動を減衰させて排気音を低減することができるようになる。また、このとき第1容積室13が拡張室として機能するため、同第1容積室13における消音効果によっても排気温の低減が図られる。
他方、機関回転速度が減速される減速回転領域では、機関回転速度がアイドル回転領域より高いとはいえ、内燃機関の吸気量がごく少量に減量されたり燃料噴射が停止されたりして同内燃機関の排気量がごく少なくなる。そのため、このとき入口パイプ15を介して第1弁体21および第2弁体22に吹き付けられる排気による押圧力が小さく、板ばね23の変形量も小さい。本実施形態では、このとき第1弁体21および第2弁体22がそれら弁体21,22のうちの入口パイプ15から離間する側に配設されるもの(第2弁体22)によって第1貫通孔17が塞がれる位置になる態様で板ばね23が変形するように同板ばね23の材質や形状が予め設定されている。そのため本実施形態では、図4に示すように、減速回転領域において、第2弁体22によって第1貫通孔17が塞がれる位置まで第1弁体21および第2弁体22が移動するため、開閉バルブ20が閉弁されるようになる。
減速回転領域は、機関回転速度がアイドル回転領域より高い領域であることから、高回転領域に含まれる。本実施形態では、そうした減速回転領域においても、上述した高回転領域のときと同様に、開閉バルブ20が閉弁して第1貫通孔17が塞がれて、第2容積室14が第2貫通孔18のみを介して同第2容積室14以外の部分(詳しくは、第1容積室13)に連通される構造になる。これにより、第2容積室14が共鳴室として機能するようになるため、予め定めた特定の機関回転速度における排気脈動、すなわち特定の周波数(共鳴周波数)の排気脈動を減衰させて排気音を低減することができるようになる。また、このとき第1容積室13が拡張室として機能するため、同第1容積室13における消音効果によっても排気温の低減が図られる。
なお本実施形態では、内燃機関の運転停止時、すなわち入口パイプ15を介してマフラー本体11の内部に排気が導入されないときにおいても、減速回転領域と同様に、各弁体21,22のうちの入口パイプ15から離間する側に配設される第2弁体22によって第1貫通孔17が塞がれた状態(図4に示す状態)になる。
以上説明したように、本実施形態によれば以下に記載する効果が得られるようになる。
(1)高回転領域において第2容積室14が共鳴室として機能するようになるため、予め定めた特定の機関回転速度における排気脈動、すなわち共鳴周波数の排気脈動を減衰させて排気音を低減することができる。しかも、アイドル回転領域において第2容積室14を拡張室として機能させることができるため、マフラー10の内部において拡張室として機能する部分の容積を大きくすることができ、拡張室を高い自由度で設定することができるようになる。そのため、アイドル回転領域において第2容積室14が共鳴室として機能するものと比較して、広い範囲の周波数の排気音を抑えることができるようになり、アイドル回転領域における騒音を好適に抑えることができる。
(2)マフラー本体11内に導入される排気のエネルギーを利用して開閉バルブ20を、アイドル回転領域では開弁させる一方で高回転領域では閉弁させるといったように作動させることができる。
なお、上記実施形態は、以下のように変更して実施してもよい。
・開閉バルブとして、アイドル回転領域と同アイドル回転領域よりも機関回転速度が若干高い領域とを含む低回転領域において開弁される一方で、低回転領域よりも機関回転速度の高い高回転領域において閉弁されるものを配設するようにしてもよい。
・内燃機関の低回転領域において開弁する一方で同内燃機関の高回転領域において閉弁するといったように作動させることができるのであれば、開閉バルブとして任意の構造ものを採用することができる。また開閉バルブとしては、マフラー本体11内に導入される排気のエネルギーを利用して作動するタイプのものに限らず、電磁駆動式の制御弁などを用いることもできる。
・上記実施形態にかかる消音器は、第1容積室13および第2容積室14に加えて、一つ以上の容積室が内部に区画形成されたマフラーにも適用することができる。
10…マフラー(消音器)、11…マフラー本体(消音器本体)、12…隔壁、13…第1容積室、14…第2容積室、15…入口パイプ、16…出口パイプ、17…第1貫通孔、18…第2貫通孔、19…連通パイプ、20…開閉バルブ、21…第1弁体、22…第2弁体、23…板ばね。

Claims (2)

  1. 消音器本体の内部に区画形成された第1容積室と、
    前記第1容積室の内部に内燃機関の排気を導入する入口パイプと、
    前記第1容積室内の排気を同第1容積室の外部に導出する出口パイプと、
    前記消音器本体の内部に区画形成された第2容積室であり、且つ同第2容積室および前記第1容積室の間を隔てる隔壁に形成された第1貫通孔および第2貫通孔のみによって外部に連通される構造の第2容積室と、
    前記内燃機関のアイドル回転領域を含む低回転領域において開弁して前記第1貫通孔を開放する開閉バルブであり、且つ前記低回転領域よりも機関回転速度の高い高回転領域において閉弁して前記第1貫通孔を塞ぐ開閉バルブと
    を備える消音器。
  2. 請求項1に記載の消音器において、
    前記第1貫通孔は前記入口パイプを介して前記第1容積室内に流入する排気が吹き付けられる位置に形成され、
    前記開閉バルブは、
    断面V字形状をなすように一体形成された二枚の弁体を有し、且つ
    それら弁体の接続部分がばね部材を介して前記隔壁に固定され、且つ
    前記入口パイプから前記弁体への排気の吹き付けによる押圧力によって前記ばね部材が弾性変形する構造であり、且つ
    前記二枚の弁体の一方が前記第1貫通孔を塞ぐ位置になったときに閉弁状態になり、且つ
    前記二枚の弁体がいずれも前記第1貫通孔を開放する位置になったときに開弁状態になる
    ことを特徴とする消音器。
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