JP2013237068A - 溶接装置および溶接方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】計測器のように軸部分に対してヘッド部分が重いワークを用いる場合であっても、容易に2つのワーク間を隙間なく突き合わせる。
【解決手段】継ぎ手4および計測器5を略鉛直に配置し、計測器5の自重により計測器5を継ぎ手4に突き合わせて固定することが可能となるクランプ1と、クランプ1により固定された継ぎ手4と計測器5との突き合わせ部分を溶接する溶接ヘッド3とを備えた。
【選択図】図1

Description

この発明は、2つのワークを突き合わせて溶接する溶接装置および溶接方法に関するものである。
従来、2つの配管(ワーク)を突き合わせて溶接する場合、当該両配管を略水平に配置して突き合わせ、溶接ヘッドを当該突き合わせ部分に対して略垂直に設置して溶接を行う方式が一般的に用いられている(例えば特許文献1参照)。
特開2000−33476号公報
このような突き合わせ溶接においては、2つのワークを隙間なく突き合わせた状態で溶接を行うことが品質管理上重要である。しかしながら、計測器と継ぎ手との突き合わせ溶接に対して、特許文献1に開示された従来の溶接方式を適用した場合、隙間管理が困難になってしまうという課題がある。すなわち、従来のように2つのワークを略水平にして突き合わせる方式では、計測器のヘッド部分が軸部分に対して重いため、計測器と継ぎ手との間の隙間をなくすよう管理することが難しく、また、セット(位置合わせ)に時間を要してしまう。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、2つのワークを突き合わせて溶接する溶接装置において、計測器のように軸部分に対してヘッド部分が重いワークを用いる場合であっても、容易に2つのワーク間を隙間なく突き合わせることができる溶接装置および溶接方法を提供することを目的としている。
この発明に係る溶接装置は、両ワークを略鉛直に配置し、一方のワークの自重により当該ワークを他方のワークに突き合わせて固定することが可能となるクランプと、クランプにより固定された両ワークの突き合わせ部分を溶接する溶接ヘッドとを備えたものである。
また、この発明に係る溶接方法は、両ワークを略鉛直に配置し、一方のワークの自重により当該ワークを他方のワークに突き合わせて固定するクランプステップと、クランプステップにおいて固定した両ワークの突き合わせ部分を溶接する溶接ステップとを有するものである。
この発明によれば、上記のように構成したので、計測器のように軸部分に対してヘッド部分が重いワークを用いる場合であっても、容易に2つのワーク間を隙間なく突き合わせることができるため、隙間管理が不要となり、作業時間の短縮や管理コストの削減、品質向上を図ることができる。
この発明の実施の形態1に係る溶接装置の構成を示す正面図である。 この発明の実施の形態1におけるクランプの構成を示す図であり、(a)上面図であり、(b)側面図である。 この発明の実施の形態1におけるクランプを開いた状態を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1における溶接ヘッドの構成を示す図であり、(a)上面図であり、(b)側面図である。 この発明の実施の形態1における溶接ヘッドの構成を示す上断面図である。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係る溶接装置の構成を示す正面図である。
溶接装置は、図1に示すように、クランプ1、給排気ノズル2および溶接ヘッド3から構成されている。
クランプ1は、ナット41を有する継ぎ手(ワーク)4と計測器(ワーク)5とを略鉛直に配置し、計測器5の自重により計測器5を継ぎ手4に突き合わせて固定することが可能となるものである。このクランプ1は、図2に示すように、継ぎ手4を固定する第1のクランプ部11と、計測器5を固定する第2のクランプ部12とを有している。
第1のクランプ部11には、所定箇所に、継ぎ手4の軸を保持可能な孔111が設けられている。また、第1のクランプ部11は、図3に示すように、ロックレバー112を介して孔111部分が開閉可能に構成されており、継ぎ手4の軸を孔111内に収納可能としている。
第2のクランプ部12には、第1のクランプ1の孔111と同軸上に、計測器5の軸を保持可能な孔121が設けられている。また、第2のクランプ部12には、図3に示すように、ロックレバー122を介して孔121部分が開閉可能に構成されており、計測器5の軸を孔121内に収納可能としている。
給排気ノズル2は、溶接時に、継ぎ手4内および計測器5の軸内に溶接面を空気から遮断するためのガスを循環させるものである。この給排気ノズル2は、図1に示すように、継ぎ手4内および計測器5の軸内にガスを流入する給気ノズル21と、継ぎ手4内および計測器5の軸内のガスを排出する排気ノズル22とを有している。
溶接ヘッド3は、クランプ1により固定された継ぎ手4と計測器5との突き合わせ部分を全周に渡って溶接するものである。この溶接ヘッド3のヘッド部31には、図4に示すように、ヘッド部31の先端側に切り欠き311aを有し、当該突き合わせ部分をヘッド部31内に非接触で配置可能(図5参照)とする孔311が設けられている。また、ヘッド部31内には、直流モータ(不図示)により孔311の軸心周りに回転するロータ312が設けられている。そして、このロータ312には、孔311の軸心に向かって伸び、孔311内に配置された突き合わせ部分との間でアークを発生することで、当該突き合わせ部分の溶接を行う電極313が設けられている。
また、溶接ヘッド3には、継ぎ手4と計測器5との突き合わせ部分の外部(組み付けられたクランプ1と溶接ヘッド3による空間内)に溶接面を空気から遮断するためのガスを循環させる第2の給排気ノズル(不図示)も設けられている。
次に、上記のように構成された溶接装置による溶接動作について説明する。
溶接装置による溶接動作では、まず、クランプ1により継ぎ手4および計測器5を略鉛直に配置し、計測器5の自重により計測器5を継ぎ手4に突き合わせて固定する(クランプステップ)。すなわち、まず、第1のクランプ部11により継ぎ手4を固定する。具体的には、まず、ロックレバー112を外して、第1のクランプ部11の孔111を開く。そして、継ぎ手4を、軸端面を上方に向けて略鉛直に配置し、孔111内に収納する。この際、継ぎ手4を所定高さに位置決めする。そして、第1のクランプ部11の孔111を閉じ、ロックレバー112を第1のクランプ部11に嵌め込んでロックする。
そして、第2のクランプ部12により計測器5を継ぎ手4に突き合わせて固定する。具体的には、まず、ロックレバー122を外して、第2のクランプ部12の孔121を開く。そして、計測器5を、軸端面を下方に向けて略鉛直に配置し、孔121内に収納する。この際、計測器5の自重により計測器5の軸端面が継ぎ手4の軸端面に突き合わさることで、継ぎ手4と計測器5とを間の隙間を容易になくすことができる。そして、第2のクランプ部12の孔121を閉じ、ロックレバー122を第2のクランプ部12に嵌め込んでロックする。
次いで、溶接ヘッド3のヘッド部31を、切り欠き311aを介して、クランプ1により固定された継ぎ手4と計測器5との突き合わせ部分に略水平方向から挿入し、クランプ1に組み付ける。また、継ぎ手4の下端に、給排気ノズル2を取り付ける。
次いで、溶接ヘッド3により、継ぎ手4と計測器5との突き合わせ部分を全周に渡って溶接する(溶接ステップ)。すなわち、ロータ312を孔311の軸心周りに回転させながら、電極313と当該突き合わせ部分との間でアークを発生することで、当該突き合わせ部分の溶接を行う。なお、溶接時には、給排気ノズル2および第2の給排気ノズルにより、継ぎ手4内および計測器5の軸内と突き合わせ部分の外部にガスを循環させている。
以上のように、この実施の形態1によれば、突合せ溶接を行う際に、継ぎ手4および計測器5を略鉛直に配置し、計測器5の自重により計測器5を継ぎ手4に突き合わせるように構成したので、計測器5のように軸部分に対してヘッド部分が重いワークを用いる場合であっても、容易に2つのワーク間を隙間なく突き合わせることができるため、隙間管理が不要となり、作業時間の短縮や管理コストの削減、品質向上を図ることができる。
なお、実施の形態1では、ワークとして、継ぎ手4と計測器5を用いた場合について説明したが、これに限るものではなく、その他のワークを用いた突き合わせ溶接に対しても同様に適用可能である。
また、本願発明はその発明の範囲内において、実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
1 クランプ
2 給排気ノズル
3 溶接ヘッド
4 継ぎ手(ワーク)
5 計測器(ワーク)
11 第1のクランプ部
12 第2のクランプ部
21 給気ノズル
22 排気ノズル
31 ヘッド部
111 孔
112 ロックレバー
121 孔
122 ロックレバー
311 孔
312 ロータ
313 電極

Claims (2)

  1. 2つのワークを突き合わせて溶接する溶接装置において、
    前記両ワークを略鉛直に配置し、一方のワークの自重により当該ワークを他方のワークに突き合わせて固定することが可能となるクランプと、
    前記クランプにより固定された両ワークの突き合わせ部分を溶接する溶接ヘッドと
    を備えたことを特徴とする溶接装置。
  2. 2つのワークを突き合わせて溶接する溶接方法において、
    前記両ワークを略鉛直に配置し、一方のワークの自重により当該ワークを他方のワークに突き合わせて固定するクランプステップと、
    前記クランプステップにおいて固定した両ワークの突き合わせ部分を溶接する溶接ステップと
    を有することを特徴とする溶接方法。
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