JP2013235480A - 分数表示処理装置およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】分数の直前にて数式要素を削除または入力する場合に、その後に分数の直前に位置する数式要素が当該分数に対する乗算値となるか帯分数の整数部分となるかの見分けがつかなくなってしまうのを防止することが可能になる分数表示装置を提供する。
【解決手段】分数を含む数式を入力して表示させた状態で、その分数の直前にある数式要素を対象に削除「DEL」が指示されると、当該削除対象の数式要素のさらに前の数式要素の文字が、数字をはじめとする乗算省略対象文字であるか否か判断される。そして、前記削除対象の数式要素のさらに前の数式要素の文字が、数字をはじめとする乗算省略対象文字であると判断された場合は、前記削除「DEL」の指示が無効として処理される。
【選択図】図3

Description

本発明は、ユーザ操作に応じて入力される分数を含む数式を表示させるための分数表示処理装置およびその制御プログラムに関する。
従来、セグメント型の表示部を備えた計算機において、上下の位置に分かれて表示が必要な数式は、例えば仮分数や真分数は“A」B”、帯分数は“A」B」C”、冪数nは“X^n”と1行表示形式で表示されるが、ドットマトリクス型の表示部を備えた計算機では、教科書表記通りの自然表示形式で表示されるようになっている。
この数式自然表示形式の計算機において、帯分数を表示した際に、帯分数の整数部分が未入力の状態または数値のみ入力されている状態では、当該帯分数の整数部分に“×”“+”等の演算子が入力されるのを禁止することで、当該演算子が掛かる全体が帯分数の整数部分であるのかあるいは当該演算子より後ろの一部が帯分数の整数部分であるのかが識別し難くなるのを防止する分数表示装置が考えられている(例えば、特許文献1参照。)。
特許第4462181号公報
しかしながら、前記従来の数式自然表示形式の計算機において、分数を含む数式のその分数の直前にある数式要素を削除した場合に、当該削除した数式要素の前に数値があると、その数値が前記分数に対する乗算値となるか帯分数の整数部分となるかの見分けがつかなくなってしまう。
また、分数の直前に数値を入力した場合も、当該入力した数値が前記分数に対する乗算値となるか帯分数の整数部分となるかの見分けがつかなくなってしまう。
本発明は、このような課題に鑑みなされたもので、分数の直前にて数式要素を削除または入力する場合に、その後に分数の直前に位置する数式要素が当該分数に対する乗算値となるか帯分数の整数部分となるかの見分けがつかなくなってしまうのを防止することが可能になる分数表示装置およびその制御プログラムを提供することを目的とする。
本発明に係る分数表示処理装置は、分数を含む数式を表示する数式表示手段と、ユーザ操作に応じて前記数式表示手段により表示された数式の中の任意の位置を指定する位置指定手段と、この位置指定手段により前記数式の中の位置が指定された状態で、ユーザ操作に応じて当該指定位置に対応する数式要素の削除を指示する削除指示手段と、この削除指示手段により前記指定位置に対応する数式要素の削除が指示された際に、当該指定位置が前記分数の直前の位置であるかを判断する削除位置判断手段と、この削除位置判断手段により前記指定位置が前記分数の直前の位置であると判断された場合に、前記削除対象の数式要素の前の要素が乗算省略対象要素であるか否かを判断する前要素判断手段と、この前要素判断手段により前記削除対象の数式要素の前の要素が乗算省略対象要素であると判断された場合に、前記削除指示手段による削除の指示を無効にする削除指示無効手段と、を備えたことを特徴としている。
本発明に係るプログラムは、表示部を備えた電子機器のコンピュータを制御するためのプログラムであって、前記コンピュータを、分数を含む数式を表示部に表示させる数式表示手段、ユーザ操作に応じて前記数式表示手段により表示された数式の中の任意の位置を指定する位置指定手段、この位置指定手段により前記数式の中の位置が指定された状態で、ユーザ操作に応じて当該指定位置に対応する数式要素の削除を指示する削除指示手段、この削除指示手段により前記指定位置に対応する数式要素の削除が指示された際に、当該指定位置が前記分数の直前の位置であるかを判断する削除位置判断手段、この削除位置判断手段により前記指定位置が前記分数の直前の位置であると判断された場合に、前記削除対象の数式要素の前の要素が乗算省略対象要素であるか否かを判断する前要素判断手段、この前要素判断手段により前記削除対象の数式要素の前の要素が乗算省略対象要素であると判断された場合に、前記削除指示手段による削除の指示を無効にする削除指示無効手段、として機能させることを特徴としている。
本発明によれば、分数の直前にて数式要素を削除または入力する場合に、その後に分数の直前に位置する数式要素が当該分数に対する乗算値となるか帯分数の整数部分となるかの見分けがつかなくなってしまうのを防止することが可能になる分数表示装置およびその制御プログラムを提供できる。
本発明の分数表示処理装置の実施形態に係るタッチパネル式情報端末装置10の電子回路の構成を示すブロック図。 前記タッチパネル式情報端末装置(タブレットPC10P)10による分数表示処理(その1)を示すフローチャート。 前記タッチパネル式情報端末装置(タブレットPC10P)10による分数表示処理(その2)を示すフローチャート。 前記タッチパネル式情報端末装置(タブレットPC10P)10の分数表示処理に伴うユーザ操作に応じた数式表示動作の第1実施例(その1)を示す図。 前記タッチパネル式情報端末装置(タブレットPC10P)10の分数表示処理に伴うユーザ操作に応じた数式表示動作の第1実施例(その2)を示す図。 前記タッチパネル式情報端末装置(タブレットPC10P)10の分数表示処理に伴うユーザ操作に応じた数式表示動作の第2実施例(その1)を示す図。 前記タッチパネル式情報端末装置(タブレットPC10P)10の分数表示処理に伴うユーザ操作に応じた数式表示動作の第2実施例(その2)を示す図。
以下図面により本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の分数表示処理装置の実施形態に係るタッチパネル式情報端末装置10の電子回路の構成を示すブロック図である。
このタッチパネル式情報端末装置10は、以下に説明するタブレットPC10Pとして構成されるか関数電卓10Fなどとして構成される。
このタッチパネル式情報端末装置(タブレットPC10P)10の電子回路には、コンピュータであるCPU11が備えられる。CPU11は、メモリ12に予め記憶された端末制御プログラム、あるいはメモリ・カードなどの外部記録媒体13から記録媒体読み取り部14を介してメモリ12に読み込まれた端末制御プログラム、あるいは通信ネットワークN上のWebサーバ(ここではプログラムサーバ)20から通信部15を介してメモリ12に読み込まれた端末制御プログラムに従い、同メモリ12内の各種データエリアを作業エリアとして回路各部の動作を制御する。
前記メモリ12に記憶される端末制御プログラムとしては、通信部15を介して外部の各種電子機器と通信するための通信制御プログラム、テキスト処理,テーブル処理,画像/音声再生処理,メール処理,演算処理等を行うための各種のアプリケーションプログラムの他、外部記録媒体13から読み込まれるかWebサーバ20からダウンロードされた関数電卓エミュレータプログラムが記憶される。
この関数電卓エミュレータプログラムは、関数電卓本体の正面の画像(電卓エミュレータ画像)をタッチパネル式カラー表示部17に表示させ、この電卓画像として表示された各種のキーをタッチ操作することで、当該キー操作に応じて入力された数式や演算結果のデータが同電卓画像として表示された表示部に表示されるものである。
ここで、本実施形態の関数電卓エミュレータプログラムは、分数を含む数式を適切に表示させるための分数表示処理プログラム12aを有する。
前記端末制御プログラムは、キー入力部16からのユーザ操作に応じたキー入力信号、あるいはタッチパネル式カラー表示部17からのユーザ操作に応じたタッチ入力信号、あるいは通信部15を介して外部から受信される通信信号に応じて起動される。
そして、前記メモリ12には、各種作業データ用の記憶エリアとして、数式データエリア12b、カーソル位置データエリア12c、計算データエリア12d、表示データエリア12e、ワークエリア12fなどが確保される。
数式データエリア12bには、ユーザ操作に応じてキー入力された数式のデータが記憶される。
カーソル位置データエリア12cには、前記数式データエリア12bに記憶されて表示されている数式の中のカーソルCrが位置する位置データが記憶される。
計算データエリア12dには、前記数式データエリア12bに記憶されて表示されている数式の計算実行に伴い、その計算過程のデータや計算結果のデータが記憶される。
表示データエリア12eには、実行中のプログラムに従い生成された表示画面のデータが記憶される。
このように、CPU11には、メモリ12、記録媒体読み取り部14、通信部15、キー入力部16、およびタッチパネル式カラー表示部17が接続されて構成される。
そして、この情報端末装置10は、関数電卓エミュレータプログラムを起動させた関数電卓としての動作モードにおいて、分数を含む数式を入力して数式自然表示させる際に、今ある分数(仮分数・真分数・繁分数・帯分数を含む)の直前に数値をはじめとする乗算省略対象文字が位置してしまう操作を無効にする機能を有する。
なお、乗算省略対象文字とは、この文字を分数の直前に位置させた場合に、当該分数が不明確な数式表現となる基本は「数字」とした以下の文字とする。
・数値(0〜9,E)
・変数(A〜Z)
・特殊数(π,e,i,科学定数など)
・後置関数
このように構成された情報端末装置10は、CPU11が前記端末制御プログラム(12a)に記述された命令に従い回路各部の動作を制御し、ソフトウエアとハードウエアとが協働して動作することにより、以下の動作説明で述べる分数を含む数式入力・計算・表示機能を実現する。
次に、前記構成の分数を含む数式入力・計算・表示機能を備えた情報端末装置10の動作について説明する。以下の説明では、分数を含む数式を入力して数式自然表示させる例を図示して説明するが、説明の表記上、数式自然表示の真分数を例えば(1/6)とカッコで囲って表記し、帯分数を例えば(1と1/5)と表記する。
図2Aは、前記タッチパネル式情報端末装置(タブレットPC10P)10による分数表示処理(その1)を示すフローチャートである。
図2Bは、前記タッチパネル式情報端末装置(タブレットPC10P)10による分数表示処理(その2)を示すフローチャートである。
図3は、前記タッチパネル式情報端末装置(タブレットPC10P)10の分数表示処理に伴うユーザ操作に応じた数式表示動作の第1実施例(その1)を示す図である。
図4は、前記タッチパネル式情報端末装置(タブレットPC10P)10の分数表示処理に伴うユーザ操作に応じた数式表示動作の第1実施例(その2)を示す図である。
関数電卓エミュレータの分数表示処理プログラム12aが起動されると、数式データエリア12bがリセットされ(ステップS1)、タッチパネル表示部17に表示されている電卓画像上の分数キー(図3(A)「分数キー」・図5(A)「帯分数キー」参照)が操作されたか否か判断される(ステップS2)。
ここで、分数キーが操作されたと判断された際に(ステップS2(Yes))、表示部17上で数式の入力位置を指示するカーソルの前又は後に何らの分数も数字も存在しないと判断された場合には、図3(A)に示すように、分数キーに応じた分数が入力されて表示される(ステップS3(No)→S5(No)→S7)。
この際まず、入力された分数内の分子部を指示するカーソル(小)Cusが表示される。
なお、前記分数キーが操作された際に(ステップS2(Yes))、カーソル位置の前又は後に既に分数が存在していると判断された場合には(ステップS3(Yes))、カーソル位置の前にある分数は分子部の要素、カーソル位置の後にある分数は分母部の要素として取り込んだ繁分数が表示される(ステップS4)。
また、前記分数キーが操作された際に(ステップS2(Yes))、カーソル位置の前又は後に分数ではなく数字が存在していると判断された場合には(ステップS3(No)→S4(Yes))、カーソル位置の前にある数字は分子部の要素、カーソル位置の後にある数字は分母部の要素として取り込んだ分数が表示される(ステップS6)。
図3(A)で示したように、表示部17に分数が入力されて表示され、その分子部にカーソル(小)Cusが位置する状態で、図3(B)に示すように、数字キー「1」が操作されたと判断されると(ステップS8(Yes))、カーソル(小)Cusが分子部に位置すると判断され(ステップS11(Yes))、当該カーソル(小)Cusにより指示された分子部に数字「1」が入力されて表示される(ステップS12)。
そして、カーソルキー[↓]の1回の操作により前記カーソル(小)Cusが分母部に移動されて表示された状態で(ステップS19(Yes)→S20)、数字キー「6」が操作されたと判断されると(ステップS8(Yes))、カーソル(小)Cusが分母部に位置すると判断され(ステップS11(Yes))、当該カーソル(小)Cusにより指示された分母部に数字「6」が入力されて表示される(ステップS12)。
ここで、カーソルキー[←]の繰り返し操作により前記カーソル(小)Cusを当該分数「1/6」の直前に移動させ分数外のカーソル(大)Culとして表示させた状態で(ステップS19(Yes)→S20)、数字キー「3」「.」「1」「4」やべき乗キー「×10^x」やパイキー「π」(乗算省略対象文字)が操作されたと判断されると(ステップS8(Yes))、カーソル(大)Culが分数の直前に位置すると判断され(ステップS9(Yes))、当該数字「3」「.」「1」「4」、べき乗「×10^x」、パイ「π」の何れの入力も無効とされる(ステップS10)。なお無効となるキー「3」「.」「1」「4」、べき乗「×10^x」、パイ「π」を斜線付で示す。
これにより、分数「1/6」の直前に帯分数の整数部であるか否かの見分けがつかなくなるような文字が入力されてしまう事態を防止することができる。
続いて、図3(C)に示すように、サインキー「sin」(前置関数)が操作されたと判断されると(ステップS16(Yes))、カーソル(大)Culが分数の直前に位置すると判断され(ステップS17(Yes))、当該カーソル(大)Culにより指示された分数「1/6」の直前に「sin[」と入力されて表示される(ステップS18)。
ここで、パイキー「π」(乗算省略対象文字)が操作されたと判断された場合も(ステップS8(Yes))、カーソル(大)Culは分数の直前に位置すると判断されるので(ステップS9(Yes))、当該パイ「π」の入力は無効とされる(ステップS10)。なお無効となるキーのパイ「π」を斜線付で示す。
この後、図3(D)に示すように、カーソルキー[→]の繰り返し操作により前記カーソル(大)Culを分数「1/6」の直後に移動させて表示させた状態で(ステップS19(Yes)→S20)、図3(E)に示すように、パイキー「π」と閉じ括弧キー「)」(乗算省略対象文字)が操作されたと判断されると(ステップS8(Yes))、前記カーソル(大)Culは分数「1/6」の直前ではなく(ステップS9(No))、また、分子部又は分母部でもなく(ステップS11(No))、数字以外を帯分数の整数部に入力するものでもないと判断され(ステップS13(No))、前記カーソル(大)Culにより指示された分数「1/6」の直後に「π)」と入力されて表示される(ステップS15)。
これにより、分数を含む数式「sin[(1/6)π]」が入力されて表示される。
さらに、図3(F)に示すように、カーソルキー[←]の繰り返し操作により前記カーソル(大)Culを入力された数式「sin[(1/6)π]」の先頭に移動させて表示させた状態で(ステップS19(Yes)→S20)、図3(G)に示すように、数字キー「2」(乗算省略対象文字)が操作されたと判断されると(ステップS8(Yes))、当該カーソル(大)Culにより指示された数式「sin[(1/6)π]」の先頭に数字「2」が入力されて表示される(ステップS9(No)→S11(No)→S13(No)→S15)。
この後、カーソルキー[→]の1回の操作により前記カーソル(大)Culを入力された数式「2sin[(1/6)π]」中の分数「1/6」の先頭に移動させて表示させた状態で(ステップS19(Yes)→S20)、当該カーソル(大)Culにより指示された数式要素「sin(」を対象とした削除キー「DEL」が操作されたと判断されると(ステップS21(Yes))、前記カーソル(大)Culは分数「1/6」の直前であると判断される(ステップS22(Yes))。
そして、前記カーソル(大)Culにより指示された数式要素の文字「sin(」の前の文字が数字をはじめとする乗算省略対象文字であるか否か判断される(ステップS23)。
この場合、前記カーソル(大)Culにより指示された数式要素の文字「sin(」の前の文字は数字「2」で乗算省略対象文字であると判断されるので(ステップS23(Yes))、前記削除キー「DEL」の操作は無効として処理される(ステップS24)。なお無効となる削除キー「DEL」を斜線付で示す。
これにより、分数「1/6」の直前に同分数の外の数字「2」が位置してしまうことが禁止され、当該数字「2」が帯分数の整数部であるか否かの見分けがつかなくなってしまう事態を防止することができる。
続いて、図4(A)に示すように、カーソルキー[←]の1回の操作により数式要素「sin[」の前にカーソル(大)Culを移動させて表示させた状態で(ステップS19(Yes)→S20)、演算子キー「+」(前置関数)が操作されたと判断されると(ステップS16(Yes))、前記カーソル(大)Culは分数「1/6」の直前ではなく(ステップS17(No))、また、分子部又は分母部でもなく(ステップS11(No))、数字以外を帯分数の整数部に入力するものでもないと判断され(ステップS13(No))、前記カーソル(大)Culにより指示された数式要素「sin[」の前に「+」と入力されて表示される(ステップS15)。
これにより、分数を含む数式「2+sin[(1/6)π]」が入力されて表示される。
この後、カーソルキー[→]の1回の操作により分数「1/6」の直前にカーソル(大)Culを戻して表示させた状態で(ステップS19(Yes)→S20)、図4(B)に示すように、当該カーソル(大)Culにより指示された数式要素「sin(」を対象に削除キー「DEL」が操作されたと判断されると(ステップS21(Yes))、同カーソル(大)Culは分数「1/6」の直前であると判断され(ステップS22(Yes)、同カーソル(大)Culにより指示された数式要素の文字「sin(」の前の文字が数字をはじめとする乗算省略対象文字であるか否か判断される(ステップS23)。
この場合、前記カーソル(大)Culにより指示された数式要素の文字「sin(」の前の文字は「+」で乗算省略対象文字ではないと判断されるので(ステップS23(No))、当該カーソル(大)Culにより指示された数式要素の文字「sin(」が削除され、数式「2+(1/6)π]」として表示される(ステップS25)。
続いて、図4(C)に示すように、コサインキー「cos」(前置関数)が操作されたと判断されると(ステップS16(Yes))、カーソル(大)Culが分数の直前に位置すると判断され(ステップS17(Yes))、当該カーソル(大)Culにより指示された分数「1/6」の直前に「cos[」と入力されて表示される(ステップS18)。
こうして、ユーザ所望の分数を含む数式「2+cos[(1/6)π]」が入力されて表示され、図4(D)に示すように、計算実行キー「=」が操作されると(ステップS26(Yes))、同数式の計算が実行されてその計算結果「(4+√3)/2」が表示される。
図5は、前記タッチパネル式情報端末装置(タブレットPC10P)10の分数表示処理に伴うユーザ操作に応じた数式表示動作の第2実施例(その1)を示す図である。
図6は、前記タッチパネル式情報端末装置(タブレットPC10P)10の分数表示処理に伴うユーザ操作に応じた数式表示動作の第2実施例(その2)を示す図である。
図5(A)に示すように、タッチパネル表示部17に表示されている電卓画像上の分数(帯分数)キーが操作されると(ステップS2(Yes))、表示部17上で数式の入力位置を指示するカーソルの前又は後に何らの分数も数字も存在しないと判断され、前記分数キーに応じた帯分数が入力されて表示される(ステップS3(No)→S5(No)→S7)。
この際まず、入力された帯分数内の整数部を指示するカーソル(小)Cusが表示される。
そして、図5(B)に示すように、数字キー「1」が操作されたと判断されると(ステップS8(Yes))、帯分数の整数部に数字を入力することが判断され(ステップS13(No))、カーソル(小)Cusにより指示された整数部に数字「1」が入力されて表示される(ステップS15)。
続いて、カーソルキー[→]の1回の操作により前記カーソル(小)Cusが分子部に移動されて表示された状態で(ステップS19(Yes)→S20)、数字キー「1」が操作されたと判断されると(ステップS8(Yes))、カーソル(小)Cusが分子部に位置すると判断され(ステップS11(Yes))、当該カーソル(小)Cusにより指示された分子部に数字「1」が入力されて表示される(ステップS12)。
さらに、カーソルキー[→]の1回の操作により前記カーソル(小)Cusが分母部に移動されて表示された状態で(ステップS19(Yes)→S20)、数字キー「5」が操作されたと判断されると(ステップS8(Yes))、カーソル(小)Cusが分母部に位置すると判断され(ステップS11(Yes))、当該カーソル(小)Cusにより指示された分母部に数字「5」が入力されて表示される(ステップS12)。
ここで、図5(C)に示すように、カーソルキー[←]の繰り返し操作により前記カーソル(小)Cusを当該帯分数「1と1/5」の直前に移動させ分数外のカーソル(大)Culとして表示させた状態で(ステップS19(Yes)→S20)、数字キー「3」(乗算省略対象文字)が操作されたと判断されると(ステップS8(Yes))、カーソル(大)Culが分数の直前に位置すると判断され(ステップS9(Yes))、当該数字「3」の入力は無効とされる(ステップS10)。なお無効となるキー「3」を斜線付で示す。
これにより、帯分数「1と1/5」の直前に当該帯分数の整数部であるか否かの見分けがつかなくなるような文字が入力されてしまう事態を防止することができる。
そして、図5(D)に示すように、演算子キー「×」(前置関数)が操作されたと判断されると(ステップS16(Yes))、前記カーソル(大)Culは分数「1と1/5」の直前ではなく(ステップS17(No))、また、分子部又は分母部でもなく(ステップS11(No))、数字以外を帯分数の整数部に入力するものでもないと判断され(ステップS13(No))、前記カーソル(大)Culにより指示された帯分数「1と1/5」の前に「×」と入力されて表示される(ステップS15)。
続いて、図5(E)に示すように、カーソルキー[←]の1回の操作により前記カーソル(大)Culが前記演算子「×」の前に移動されて表示された状態で(ステップS19(Yes)→S20)、図5(F)に示すように、数字キー「3」が操作されたと判断されると(ステップS8(Yes))、当該カーソル(大)Culにより指示された演算子「×」の前に数字「3」が入力されて表示される(ステップS9(No)→S11(No)→S13(No)→S15)。
この後、図6(A)に示すように、カーソルキー[→]の1回の操作により前記カーソル(大)Culを入力された数式「3×(1と1/5)」中の帯分数「1と1/5」の直前に移動させて表示させた状態で(ステップS19(Yes)→S20)、当該カーソル(大)Culにより指示された演算子「×」を対象に削除キー「DEL」が操作されたと判断されると(ステップS21(Yes))、前記カーソル(大)Culは分数(帯分数)「1と1/5」の直前であると判断される(ステップS22(Yes))。
そして、前記カーソル(大)Culにより指示された演算子「×」の前の文字が数字をはじめとする乗算省略対象文字であるか否か判断される(ステップS23)。
この場合、前記カーソル(大)Culにより指示された演算子「×」の前の文字は数字「3」で乗算省略対象文字であると判断されるので(ステップS23(Yes))、前記削除キー「DEL」の操作は無効として処理される(ステップS24)。なお無効となる削除キー「DEL」を斜線付で示す。
これにより、帯分数「1と1/5」の直前に同分数の外の数字「3」が位置してしまうことが禁止され、当該数字「3」が帯分数の整数部であるか否かの見分けがつかなくなってしまう事態を防止することができる。
続いて、図6(B)に示すように、カーソルキー[←]の1回の操作により前記演算子「×」の前にカーソル(大)Culを移動させて表示させた状態で(ステップS19(Yes)→S20)、演算子キー「÷」(前置関数)が操作されたと判断されると(ステップS16(Yes))、前記カーソル(大)Culは分数(帯分数)「1と1/5」の直前ではなく(ステップS17(No))、また、分子部又は分母部でもなく(ステップS11(No))、数字以外を帯分数の整数部に入力するものでもないと判断され(ステップS13(No))、前記カーソル(大)Culにより指示された演算子「×」の前に「÷」と入力されて表示される(ステップS15)。
この後、図6(C)に示すように、カーソルキー[→]の1回の操作により帯分数「1と1/5」の直前にカーソル(大)Culを戻して表示させた状態で(ステップS19(Yes)→S20)、図6(D)に示すように、当該カーソル(大)Culにより指示された演算子「×」を対象に削除キー「DEL」が操作されたと判断されると(ステップS21(Yes))、同カーソル(大)Culは分数(帯分数)「1と1/5」の直前であると判断され(ステップS22(Yes)、同カーソル(大)Culにより指示された演算子「×」の前の文字が数字をはじめとする乗算省略対象文字であるか否か判断される(ステップS23)。
この場合、前記カーソル(大)Culにより指示された演算子「×」の前の文字は演算子「÷」で乗算省略対象文字ではないと判断されるので(ステップS23(No))、当該カーソル(大)Culにより指示された演算子「×」が削除され、数式「3÷(1と1/5)」として表示される(ステップS25)。
なお、前記数字以外の乗算省略対象文字を前記帯分数の整数部に入力する操作が行われた場合には(ステップS8(Yes)→S13(Yes))、その入力操作は無効とされ(ステップS14)、当該帯分数の整数部が分数の乗算要素として見えてしまう事態が防止される。
したがって、前記構成の分数を含む数式入力・計算・表示機能を備えた情報端末装置10によれば、分数を含む数式を入力して表示させた状態で、その分数の直前にある数式要素を対象に削除「DEL」が指示されると、当該削除対象の数式要素のさらに前の数式要素の文字が、数字をはじめとする乗算省略対象文字であるか否か判断される。そして、前記削除対象の数式要素のさらに前の数式要素の文字が、数字をはじめとする乗算省略対象文字であると判断された場合は、前記削除「DEL」の指示が無効として処理される。
このため、分数の直前に同分数の外である数字等の乗算省略対象文字が位置してしまうことが禁止され、当該乗算省略対象文字が分数の乗算要素であるのか又は帯分数の整数部であるかの見分けがつかなくなってしまう事態を未然に防止することができる。
また、前記構成の分数を含む数式入力・計算・表示機能を備えた情報端末装置10によれば、分数を含む数式を入力して表示させた状態で、その分数の直前に数字をはじめとする乗算省略対象文字の入力が指示されると、その入力の指示は無効として処理される。
このため、分数の直前に数字等の乗算省略対象文字が入力されるのが禁止され、当該乗算省略対象文字が分数の乗算要素であるのか又は帯分数の整数部であるかの見分けがつかなくなってしまう事態を未然に防止することができる。
なお、前記実施形態において記載したタッチパネル式情報端末装置10による各処理の手法、すなわち、図2Aのフローチャートに示す分数表示処理(その1)、図2Bのフローチャートに示す分数表示処理(その2)などの各手法は、何れもコンピュータに実行させることができるプログラムとして、メモリ・カード(ROMカード、RAMカード等)、磁気ディスク(フロッピディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半導体メモリ等の外部記憶媒体(13)に格納して配布することができる。そして、タッチパネル式の表示部(17)を備えた電子機器のコンピュータは、この外部記憶媒体13に記憶されたプログラムを記憶装置(12)に読み込み、この読み込んだプログラムによって動作が制御されることにより、前記実施形態において説明した分数を含む数式入力・計算・表示機能を実現し、前述した手法による同様の処理を実行することができる。
また、前記各手法を実現するためのプログラムのデータは、プログラムコードの形態としてネットワークN上を伝送させることができ、このプログラムデータを、ネットワークNに接続されたタッチパネル式の表示部(17)を備えた電子機器のコンピュータに通信部15によって取り込むことで、前述した分数を含む数式入力・計算・表示機能を実現することもできる。
本願発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。さらに、前記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されたり、幾つかの構成要件が異なる形態にして組み合わされても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除されたり組み合わされた構成が発明として抽出され得るものである。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]
分数を含む数式を表示する数式表示手段と、
ユーザ操作に応じて前記数式表示手段により表示された数式の中の任意の位置を指定する位置指定手段と、
この位置指定手段により前記数式の中の位置が指定された状態で、ユーザ操作に応じて当該指定位置に対応する数式要素の削除を指示する削除指示手段と、
この削除指示手段により前記指定位置に対応する数式要素の削除が指示された際に、当該指定位置が前記分数の直前の位置であるかを判断する削除位置判断手段と、
この削除位置判断手段により前記指定位置が前記分数の直前の位置であると判断された場合に、前記削除対象の数式要素の前の要素が乗算省略対象要素であるか否かを判断する前要素判断手段と、
この前要素判断手段により前記削除対象の数式要素の前の要素が乗算省略対象要素であると判断された場合に、前記削除指示手段による削除の指示を無効にする削除指示無効手段と、
を備えたことを特徴とする分数表示処理装置。
[2]
前記位置指定手段により前記数式の中の位置が指定された状態で、ユーザ操作に応じて当該指定位置に対する数式要素の入力を指示する入力指示手段と、
この入力指示手段により前記指定位置に対する数式要素の入力が指示された際に、当該指定位置が前記分数の直前の位置であるかを判断する入力位置判断手段と、
この入力位置判断手段により前記指定位置が前記分数の直前の位置であると判断された場合に、前記入力対象の数式要素が乗算省略対象要素であるか否かを判断する入力要素判断手段と、
この入力要素判断手段により前記入力対象の数式要素が乗算省略対象要素であると判断された場合に、前記入力指示手段による入力の指示を無効にする入力指示無効手段と、
を備えたことを特徴とする[1]に記載の分数表示処理装置。
[3]
前記乗算省略対象要素は数字であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の分数表示処理装置。
[4]
分数を含む数式を表示する数式表示手段と、
ユーザ操作に応じて前記数式表示手段により表示された数式の中の任意の位置を指定する位置指定手段と、
この位置指定手段により前記数式の中の位置が指定された状態で、ユーザ操作に応じて当該指定位置に対する数式要素の入力を指示する入力指示手段と、
この入力指示手段により前記指定位置に対する数式要素の入力が指示された際に、当該指定位置が前記分数の直前の位置であるかを判断する入力位置判断手段と、
この入力位置判断手段により前記指定位置が前記分数の直前の位置であると判断された場合に、前記入力対象の数式要素が乗算省略対象要素であるか否かを判断する入力要素判断手段と、
この入力要素判断手段により前記入力対象の数式要素が乗算省略対象要素であると判断された場合に、前記入力指示手段による入力の指示を無効にする入力指示無効手段と、
を備えたことを特徴とする分数表示処理装置。
[5]
表示部を備えた電子機器のコンピュータを制御するためのプログラムであって、
前記コンピュータを、
分数を含む数式を表示部に表示させる数式表示手段、
ユーザ操作に応じて前記数式表示手段により表示された数式の中の任意の位置を指定する位置指定手段、
この位置指定手段により前記数式の中の位置が指定された状態で、ユーザ操作に応じて当該指定位置に対応する数式要素の削除を指示する削除指示手段、
この削除指示手段により前記指定位置に対応する数式要素の削除が指示された際に、当該指定位置が前記分数の直前の位置であるかを判断する削除位置判断手段、
この削除位置判断手段により前記指定位置が前記分数の直前の位置であると判断された場合に、前記削除対象の数式要素の前の要素が乗算省略対象要素であるか否かを判断する前要素判断手段、
この前要素判断手段により前記削除対象の数式要素の前の要素が乗算省略対象要素であると判断された場合に、前記削除指示手段による削除の指示を無効にする削除指示無効手段、
として機能させるためのプログラム。
[6]
表示部を備えた電子機器のコンピュータを制御するためのプログラムであって、
前記コンピュータを、
分数を含む数式を表示部に表示させる数式表示手段、
ユーザ操作に応じて前記数式表示手段により表示された数式の中の任意の位置を指定する位置指定手段、
この位置指定手段により前記数式の中の位置が指定された状態で、ユーザ操作に応じて当該指定位置に対する数式要素の入力を指示する入力指示手段、
この入力指示手段により前記指定位置に対する数式要素の入力が指示された際に、当該指定位置が前記分数の直前の位置であるかを判断する入力位置判断手段、
この入力位置判断手段により前記指定位置が前記分数の直前の位置であると判断された場合に、前記入力対象の数式要素が乗算省略対象要素であるか否かを判断する入力要素判断手段、
この入力要素判断手段により前記入力対象の数式要素が乗算省略対象要素であると判断された場合に、前記入力指示手段による入力の指示を無効にする入力指示無効手段、
として機能させるためのプログラム。
10 …タッチパネル式情報端末装置(タブレットPC10P/関数電卓10F)
11 …CPU
12 …メモリ
12a…分数表示処理プログラム
12b…数式データエリア
12c…カーソル位置データエリア
12d…計算データエリア
12e…表示データエリア
12f…ワークエリア
13 …外部記録媒体
14 …記録媒体読み取り部
15 …通信部
16 …キー入力部
17 …タッチパネル式カラー表示部
20 …Webサーバ(プログラムサーバ)
Cus…カーソル(小)(分数要素入力用)
Cul…カーソル(大)(分数外要素入力用)

Claims (6)

  1. 分数を含む数式を表示する数式表示手段と、
    ユーザ操作に応じて前記数式表示手段により表示された数式の中の任意の位置を指定する位置指定手段と、
    この位置指定手段により前記数式の中の位置が指定された状態で、ユーザ操作に応じて当該指定位置に対応する数式要素の削除を指示する削除指示手段と、
    この削除指示手段により前記指定位置に対応する数式要素の削除が指示された際に、当該指定位置が前記分数の直前の位置であるかを判断する削除位置判断手段と、
    この削除位置判断手段により前記指定位置が前記分数の直前の位置であると判断された場合に、前記削除対象の数式要素の前の要素が乗算省略対象要素であるか否かを判断する前要素判断手段と、
    この前要素判断手段により前記削除対象の数式要素の前の要素が乗算省略対象要素であると判断された場合に、前記削除指示手段による削除の指示を無効にする削除指示無効手段と、
    を備えたことを特徴とする分数表示処理装置。
  2. 前記位置指定手段により前記数式の中の位置が指定された状態で、ユーザ操作に応じて当該指定位置に対する数式要素の入力を指示する入力指示手段と、
    この入力指示手段により前記指定位置に対する数式要素の入力が指示された際に、当該指定位置が前記分数の直前の位置であるかを判断する入力位置判断手段と、
    この入力位置判断手段により前記指定位置が前記分数の直前の位置であると判断された場合に、前記入力対象の数式要素が乗算省略対象要素であるか否かを判断する入力要素判断手段と、
    この入力要素判断手段により前記入力対象の数式要素が乗算省略対象要素であると判断された場合に、前記入力指示手段による入力の指示を無効にする入力指示無効手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の分数表示処理装置。
  3. 前記乗算省略対象要素は数字であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の分数表示処理装置。
  4. 分数を含む数式を表示する数式表示手段と、
    ユーザ操作に応じて前記数式表示手段により表示された数式の中の任意の位置を指定する位置指定手段と、
    この位置指定手段により前記数式の中の位置が指定された状態で、ユーザ操作に応じて当該指定位置に対する数式要素の入力を指示する入力指示手段と、
    この入力指示手段により前記指定位置に対する数式要素の入力が指示された際に、当該指定位置が前記分数の直前の位置であるかを判断する入力位置判断手段と、
    この入力位置判断手段により前記指定位置が前記分数の直前の位置であると判断された場合に、前記入力対象の数式要素が乗算省略対象要素であるか否かを判断する入力要素判断手段と、
    この入力要素判断手段により前記入力対象の数式要素が乗算省略対象要素であると判断された場合に、前記入力指示手段による入力の指示を無効にする入力指示無効手段と、
    を備えたことを特徴とする分数表示処理装置。
  5. 表示部を備えた電子機器のコンピュータを制御するためのプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    分数を含む数式を表示部に表示させる数式表示手段、
    ユーザ操作に応じて前記数式表示手段により表示された数式の中の任意の位置を指定する位置指定手段、
    この位置指定手段により前記数式の中の位置が指定された状態で、ユーザ操作に応じて当該指定位置に対応する数式要素の削除を指示する削除指示手段、
    この削除指示手段により前記指定位置に対応する数式要素の削除が指示された際に、当該指定位置が前記分数の直前の位置であるかを判断する削除位置判断手段、
    この削除位置判断手段により前記指定位置が前記分数の直前の位置であると判断された場合に、前記削除対象の数式要素の前の要素が乗算省略対象要素であるか否かを判断する前要素判断手段、
    この前要素判断手段により前記削除対象の数式要素の前の要素が乗算省略対象要素であると判断された場合に、前記削除指示手段による削除の指示を無効にする削除指示無効手段、
    として機能させるためのプログラム。
  6. 表示部を備えた電子機器のコンピュータを制御するためのプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    分数を含む数式を表示部に表示させる数式表示手段、
    ユーザ操作に応じて前記数式表示手段により表示された数式の中の任意の位置を指定する位置指定手段、
    この位置指定手段により前記数式の中の位置が指定された状態で、ユーザ操作に応じて当該指定位置に対する数式要素の入力を指示する入力指示手段、
    この入力指示手段により前記指定位置に対する数式要素の入力が指示された際に、当該指定位置が前記分数の直前の位置であるかを判断する入力位置判断手段、
    この入力位置判断手段により前記指定位置が前記分数の直前の位置であると判断された場合に、前記入力対象の数式要素が乗算省略対象要素であるか否かを判断する入力要素判断手段、
    この入力要素判断手段により前記入力対象の数式要素が乗算省略対象要素であると判断された場合に、前記入力指示手段による入力の指示を無効にする入力指示無効手段、
    として機能させるためのプログラム。
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