JP2013234621A - フランシス水車のランナ、フランシス水車 - Google Patents

フランシス水車のランナ、フランシス水車 Download PDF

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Abstract

【課題】水圧脈動の発生を抑制することによって騒音の発生を抑制できる、フランシス水車のランナなどを提供する
【解決手段】本実施形態のフランシス水車のランナは、ランナクラウンとランナバンドとの間に複数のランナ羽根が設けられている。ランナクラウンにおいて複数のランナ羽根が設けられた面の中心部分には、ランナコーンが設置されている。ランナコーンは、水車運転時に水が流入する上流側の外径が下流側の外径よりも小さい円錐形状であって、外周面に段差が形成されている。段差には、下流側に向いた面が、ランナの回転方向に沿ってリング状に設けられている。
【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、フランシス水車のランナ、フランシス水車に関する。
水力機械において、フランシス水車は、ランナを備えている。フランシス水車のランナは、水車運転時には、外周に設置されたケーシングからステーベーンおよびガイドベーンを介して水が供給されることにより回転する。そして、フランシス水車では、ランナの回転によって発電機が駆動する。ランナに供給された水は、ランナの出口に設置された吸出管に排出される。
フランシス水車のランナは、ランナバンドとランナクラウンとの間にランナ羽根が固定されている。このため、フランシス水車では、ガイドベーンの開度を調整することによって、出力の調整が行われる。
フランシス水車のランナにおいては、供給された水のエネルギーの一部が回転エネルギーに変換されずに、ランナの出口に設けられた吸出管において渦が発生する場合がある。特に、水の流量が定格負荷運転の場合よりも少ない部分負荷運転を行うときには、大きい渦が発生するため、水圧脈動が発生する場合がある。
フランシス水車において水圧脈動の発生を抑制するために、さまざまな方法が提案されている。たとえば、吸出管の内壁にフィンを設ける方法、吸出管へ給気する方法が提案されている(たとえば、特許文献1から3参照)。
渦は、ランナに供給する水の流量に応じて、断面形状が円形状である渦が発生する場合の他に、断面形状が楕円形状である渦が発生する場合がある(たとえば、非特許文献1参照)。
特許2598120号明細書 特許2592508号明細書 特開2001−165024号公報
F. Avellant et al., "On the upper part load vortex rope in Francis turbine",25th IAHR SYPOSIUM Proceeding, September 2010, Romania
しかしながら、吸出管の内壁にフィンを設ける方法や吸出管へ給気する方法などの上記の方法では、水圧脈動の発生を十分に抑制できない場合がある。特に、断面形状が楕円形である渦の発生について十分に抑制することが困難である。断面形状が楕円形である渦は、螺旋状に自転する際に、径方向に伸縮するので、水圧脈動が大きく、騒音が発生する場合がある。
したがって、本発明が解決しようとする課題は、水圧脈動の発生を抑制できる、フランシス水車のランナ、フランシス水車を提供することである。
本実施形態のフランシス水車のランナは、ランナクラウンとランナバンドとの間に複数のランナ羽根が設けられている。ランナクラウンにおいて複数のランナ羽根が設けられた面の中心部分には、ランナコーンが設置されている。ランナコーンは、水車運転時に水が流入する上流側の外径が下流側の外径よりも小さい円錐形状であって、外周面に段差が形成されている。段差には、下流側に向いた面が、ランナの回転方向に沿ってリング状に設けられている。
本発明によれば、水圧脈動の発生を抑制できる、フランシス水車のランナ、フランシス水車を提供することができる。
図1は、第1実施形態に係るフランシス水車を示す断面図である。 図2は、第1実施形態に係るフランシス水車において、ランナコーンを示す側面図である。 図3は、第1実施形態に係るフランシス水車において、ランナコーンを示す下面図である。 図4は、ランナコーンの外周面に段差が形成されていない比較例の場合において、ランナに供給する水の流量と、ランナの出口において水圧によって発生する水圧脈動の脈動値との関係を示す図である。 図5は、比較例のランナコーンについて拡大して示す側面図である。 図6は、第1実施形態に係るフランシス水車において、ランナに供給する水の流量と、ランナの出口において水圧によって発生する水圧脈動の脈動値との関係を示す図である。 図7は、第1実施形態に係るフランシス水車において、ランナコーンの側面を拡大して示す側面図である。 図8は、第2実施形態に係るフランシス水車において、ランナコーンを示す側面図である。 図9は、第3実施形態に係るフランシス水車において、ランナコーンを示す側面図である。 図10は、第4実施形態に係るフランシス水車において、ランナコーンを示す側面図である。 図11は、第4実施形態に係るフランシス水車において、ランナコーンの側面を拡大して示す側面図である。 図12は、第5実施形態に係るフランシス水車において、ランナコーンを示す側面図である。
実施形態について、図面を参照して説明する。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態に係るフランシス水車を示す断面図である。
フランシス水車は、図1に示すように、ランナ1、主軸2、上カバー3、下カバー4、ステーリング5、ケーシング6、吸出管7、および、発電機8を備える。
ランナ1は、ランナ羽根11とランナバンド12とランナクラウン13とランナコーン14とを有し、主軸2を回転軸Cとして回転する。ランナ1は、複数のランナ羽根11がランナバンド12の上面とランナクラウン13の下面との間において、回転軸Cの周りに配置されている。そして、ランナクラウン13においては、複数のランナ羽根11が設けられた下面の中心部分に、ランナコーン14が設置されている。
主軸2は、ランナ1の上面に設けられている。主軸2は、下端にフランジが設けられており、フランジがランナクラウン13の上面に連結されている。主軸2は、長手方向が鉛直方向に沿っている。
上カバー3は、ランナ1の上方に設けられている。上カバー3は、中央部分に主軸2が貫通しており、主軸2の外周面の側部において、ランナクラウン13の上面を覆っている。
下カバー4は、ランナ1の下方に設けられている。下カバー4は、下方に吸出管7が設置されており、吸出管7の外周部においてランナバンド12の下面を覆っている。
ステーリング5は、ランナ1の外周に設置されており、上カバー3と下カバー4との外側面に連結されている。ステーリング5は、内部にステーベーン51が設けられている。そして、ステーリング5の内周側に、ガイドベーン52が設けられている。
ケーシング6は、ステーリング5の外周に設置されている。
吸出管7は、ランナ1の下方に設けられており、下カバー4に連結されている。
発電機8は、主軸2の上方に設けられており、主軸2に連結されている。
上記のフランシス水車は、水車運転(発電運転)時には、ケーシング6からステーベーン51とガイドベーン52とを介して、流体F1(水)がランナ1の外周(側部)から内部へ流れる。これにより、ランナ1が主軸2を回転軸Cとして回転する。そして、その主軸2の回転によって、発電機8が駆動する。
水車運転時にランナ1の外周から流入した流体F1は、ランナ1においてランナバンド12とランナクラウン13との間を流れた後に、ランナコーン14の外周面に沿って上方から下方へ流れ、吸出管7へ排出される。
本実施形態に係るフランシス水車の詳細な構成について説明する。
図2,図3は、第1実施形態に係るフランシス水車において、ランナコーンを示す図である。図2は、図1に示したランナコーン14の側面を拡大して示している。図3は、ランナコーン14の下面を拡大して示している。
図2,図3に示すように、ランナコーン14は、円錐台形状であって、外周面が回転軸Cに対して傾斜しており、水車運転時に流体F1が流入する上流側の端部の外径が、流体F1が流出する下流側の端部の外径よりも小さい。ランナコーン14は、外周面において、回転軸Cに沿った方向の中央部分に、段差14Aが形成されている。
具体的には、ランナコーン14は、第1コーン部141と第2コーン部142とを有する。ランナコーン14は、第1コーン部141と第2コーン部142とが流体F1の流れ方向に沿って並んでおり、両者が一体に形成されている。本実施形態では、ランナコーン14は、外径が流体F1の流れ方向に沿って減少する割合が変化する部分を含む。ランナコーン14は、外径が流体F1の流れ方向に沿って減少する割合が、第1コーン部141と第2コーン部142との間の境界部分で一定値から変化している。つまり、ランナコーン14の外周において、第1コーン部141と第2コーン部142との間の境界部分に、段差14Aが形成されている。
ランナコーン14のうち、第1コーン部141は、水車運転時に流体F1が流入する上流側に設けられている。第1コーン部141は、円錐台形状であって、外周面が回転軸Cに対して傾斜しており、中心軸が回転軸Cに一致している。第1コーン部141は、水車運転時に流体F1が入る上流側の外径よりも、流体F1が出る下流側の外径が小さい。つまり、第1コーン部141は、上部から下部に向かうに伴って、外径が一定の割合で小さくなっている。
ランナコーン14のうち、第2コーン部142は、第1コーン部141よりも下流側に設けられ、上流側の面が第1コーン部141の下流側の面に連結されている。第2コーン部142は、第1コーン部141と同様に、円錐台形状であって、外周面が回転軸Cに対して傾斜しており、第1コーン部141と同様に中心軸が回転軸Cに一致している。第2コーン部142は、上流側の外径よりも下流側の外径が小さい。また、第2コーン部142の外周面が回転軸Cに対して傾斜した傾斜角度θ2は、第1コーン部141の傾斜角度θ1と同じである。つまり、第2コーン部142は、上部から下部に向かうに伴って、第1コーン部141と同じ一定の割合で外径が小さくなっている。
ランナコーン14においては、第1コーン部141の下流側の外径が、第2コーン部142の上流側の外径よりも大きい。このため、第1コーン部141の下流側の部分と第2コーン部142の上流側の部分との間には、外周面に段差14Aが設けられている。
ランナコーン14の外周面において段差14Aが設けられた部分では、第1コーン部141の下流側の面の一部が、第2コーン部142の上流側の面の外周部分において外側へ張り出しており、下流側に向いた面141Sが設けられている。
図2に示すように、ランナコーン14の外周面において下流側に向いた面141Sは、回転軸Cに対して直交している。また、ランナコーン14の外周面において下流側に向いた面141Sは、図3に示すように、回転方向Rに沿ったリング形状であって、回転軸Cの周りを囲っている。
上記のランナコーン14の作用について、外周面に段差が形成されていないランナコーン14Jを比較例として用いて説明する。
図4は、ランナコーン14Jの外周面に段差が形成されていない比較例の場合において、ランナに流体F1として供給する水の流量Qと、ランナの出口において水圧によって発生する水圧脈動の脈動値ΔPとの関係を示す図である。図5は、比較例のランナコーン14Jについて拡大して示す側面図であり、比較例の動作を併せて示している。
図5に示すように、本実施形態と異なり、ランナコーン14Jの外周面に段差が形成されていない場合には、図4に示すように、定格運転時の流量Qrよりも流量Q1,Q2が少ない部分負荷運転のときに、脈動値ΔPが大きくなる場合がある。
具体的には、図4に示すように、定格運転時の流量Qrに対してほぼ半分の流量Q1のときに、脈動値ΔP1Jが大きくなる。これは、ランナの出口において流れが旋回することによって、断面形状が円形である渦が発生することに起因する。
これに対して、定格運転時の流量Qrに対してほぼ半分の流量Q1よりも大きい流量Q2のときに、脈動値ΔP2Jが更に大きくなる。これは、ランナの出口において、断面形状が楕円形である渦が発生することに起因する。
図5では、外周面に段差が形成されていないランナコーン14Jの場合において、断面形状が楕円形である渦の発生メカニズムについて示している。
図5に示すように、ランナコーン14Jの外周面の周りでは、水車運転時に、外周面に沿って上方から下方に向かう流体F1によって動圧力が加わる。
この他に、ランナコーン14Jの外周面の近傍では、ランナコーン14Jの外周面を沿って下方から上方に向かう流体F2による動圧力が加わる。流体F2は、径方向の外側に向かう。流体F2は、ランナコーン14Jの外径が上流側から下流側へ向かうに伴って小さくなっていることに起因して、ランナコーン14Jの回転により生じる遠心力が上部と下部との間で相違するために生ずる。
そして、図5に示すように、外周面を沿って上方から下方に向かう流体F1と、下方から上方に向かう流体F2との両者によって、楕円状に再循環する再循環領域RCが局所的に形成される。そして、楕円状の再循環領域RCが下流側へ旋回しながら流れることによって、断面が楕円形状である渦Vが発生する。
渦Vは、中心部の圧力が著しく低下しているので、水蒸気と遊離空気とで満たされた空洞が発生した状態になり、吸出管7(図1参照)の内部で回転する。このため、吸出管7において水圧によって水圧脈動が発生する。
図6は、第1実施形態に係るフランシス水車において、ランナに流体F1として供給する水の流量Qと、ランナの出口において水圧によって発生する水圧脈動の脈動値ΔPとの関係を示す図である。図6では、上記の比較例の結果を破線で示し、本実施形態の結果を実線で示している。図7は、第1実施形態に係るフランシス水車において、ランナコーンの側面を拡大して示す側面図である。図7では、本実施形態の動作を併せて示している。
図6に示すように、本実施形態の場合(図6中の実線部分)には、比較例(破線部分)よりも、脈動値ΔPが小さくなる。
具体的には、定格運転時の流量Qrに対してほぼ半分の流量Q1よりも大きい流量Q2のとき、本実施形態の脈動値ΔP2は、比較例の脈動値ΔP2Jよりも小さい。つまり、本実施形態では、ランナ1(図1参照)の出口において、断面形状が楕円形である渦の発生を抑制することができる。
図7では、本実施形態の場合において、断面形状が楕円形である渦の発生が抑制されるメカニズムについて示している。
図7に示すように、本実施形態では、ランナコーン14の外周面において段差14Aが設けられている。段差14Aが設けられた部分では、第1コーン部141の下流側の面が、第2コーン部142の上流側の面の外周部分において外側へ張り出しており、下流側に向いた面141Sが設けられている。このため、ランナコーン14の近傍においては、第2コーン部142の外周面を沿って下方から上方に向かう流体F2が、下流側に向いた面141Sに衝突することによって向きが反転するので、上方から下方に向かう流体F21が生ずる。つまり、循環流が生ずる。
流体F21は、再循環領域RCの渦の巻き方向に対して反対であり、水車運転時にランナに供給された水により生じた流体F1と流れ方向が同じである。したがって、本実施形態では、再循環領域RCの形成を抑制することができるので、断面が楕円形状である渦の発生を抑制できる。
なお、断面形状が円形状である渦の発生に関しては、吸出管の内壁にフィンを設ける方法、吸出管へ給気する方法などの他の方法によって、効果的に抑制することができる。
以上のように、本実施形態のフランシス水車のランナ1は、ランナクラウン13において複数のランナ羽根11が設けられた面の中心部分にランナコーン14が設置されている(図1参照)。ランナコーン14は、水車運転時に流体F1(水)が流入する上流側の外径が下流側の外径よりも小さい円錐形状であって、外周面に段差14Aが形成されている。そして、段差14Aには、下流側に向いた面141Sが、ランナ1の回転方向Rに沿ってリング状に設けられている(図2,図3参照)。下流側に向いた面141Sでは、ランナコーン14の近傍において第2コーン部142の外周面を沿って下方から上方に向かう流体F2が反転する(図7参照)。
したがって、本実施形態では、上述したように、断面が楕円形状である渦の発生を抑制できる。その結果、騒音の発生を抑制することができる。
なお、本実施形態では、ランナコーン14の外周面の段差14Aにおいて下流側に向いた面141Sは、回転軸Cに対して直交しており、下流側に向いた面141Sと第2コーン部142の外周面とが交わった部分の角度α(図2参照)が鈍角である場合について示したが、これに限らない。ランナコーン14の外周面の段差14Aにおいて下流側に向いた面141Sと、第2コーン部142の外周面とが交わった部分の角度αが、直角または鋭角であってもよい。角度αが直角または鋭角である場合には、下方から上方に向かう流体F2が、下流側に向いた面141Sに衝突後に反転しやすくなるので、上方から下方に向かう流体F21の発生を促進できるため、好適である(図7参照)。
<第2実施形態>
図8は、第2実施形態に係るフランシス水車において、ランナコーンを示す図である。図8は、図7と同様に、ランナコーンの側面を拡大して示しており、本実施形態の動作を併せて示している。
本実施形態は、図8に示すように、ランナコーン14bの形態が、第1実施形態と異なる。本実施形態は、この点、および、関連する点を除き、第1実施形態の場合と同様である。このため、本実施形態において、上記の実施形態と重複する個所については、適宜、記載を省略している。
図8に示すように、ランナコーン14bは、第1コーン部141と第2コーン部142の他に、第3コーン部143を有し、第1コーン部141と第2コーン部142と第3コーン部143とが一体に形成されている。
第3コーン部143は、図8に示すように、第2コーン部142よりも水車運転時に流体F1が流入する下流側に設けられており、第2コーン部142に連結されている。第3コーン部143は、第1コーン部141および第2コーン部142と同様に中心軸が回転軸Cに一致している。第3コーン部143は、円錐台形状であって、外周面が回転軸Cに対して傾斜しており、水車運転時に流体F1が流入する上流側の外径よりも下流側の外径が小さい。第3コーン部143は、上流側の外径が、第1コーン部141の下流側の外径よりも小さく、第2コーン部142の下流側の外径と同じである。
ランナコーン14bは、図8に示すように、第1コーン部141の傾斜角度θ1が、第2コーン部142の傾斜角度θ2よりも大きい。また、第1コーン部141の傾斜角度θ1と第3コーン部143の傾斜角度θ3との両者が同じである。
本実施形態は、第1実施形態の場合と同様に、第1コーン部141の下流側の外径が、第2コーン部142の上流側の外径よりも大きく、ランナコーン14の外周面には段差14Aが設けられている。
ランナコーン14の外周面において段差14Aが設けられた部分では、第1コーン部141の下流側の面の一部が、第2コーン部142の上流側の面の外周部分において外側へ張り出しており、下流側に向いた面141Sが設けられている。このため、第1実施形態の場合と同様に、ランナコーン14の近傍においては、第2コーン部142の外周面を沿って下方から上方に向かう流体F2が、下流側に向いた面141Sに衝突することによって向きが反転するので、上方から下方に向かう流体F21が生ずる。
したがって、本実施形態は、再循環領域RCの形成を抑制することができるので、断面が楕円形状である渦の発生を抑制できる。
<第3実施形態>
図9は、第3実施形態に係るフランシス水車において、ランナコーンを示す図である。図9は、図8と同様に、ランナコーンの側面を拡大して示しており、本実施形態の動作を併せて示している。
本実施形態は、図9に示すように、ランナコーン14cの形態が、第2実施形態と異なる。本実施形態は、この点、および、関連する点を除き、第2実施形態の場合と同様である。このため、本実施形態において、上記の実施形態と重複する個所については、適宜、記載を省略している。
図9に示すように、ランナコーン14cは、第2実施形態の場合と同様に、第1コーン部141と第2コーン部142の他に、第3コーン部143を有し、第1コーン部141と第2コーン部142と第3コーン部143とが一体に形成されている。
しかしながら、ランナコーン14cにおいては、第1コーン部141の傾斜角度θ1と、第2コーン部142の傾斜角度θ2と、第3コーン部143の傾斜角度θ3とが、互いに同じである。
第3コーン部143は、図9に示すように、第2実施形態の場合と異なり、第2コーン部142の下流側の外径よりも小さく、ランナコーン14の外周面には、段差14Aの下流側に段差14Bが更に設けられている。
具体的には、ランナコーン14cの外周面において段差14Aが設けられた部分では、第1コーン部141の下流側の面の一部が、第2コーン部142の上流側の面の外周部分において外側へ張り出しており、下流側に向いた面141Sが設けられている。
これと共に、ランナコーン14cの外周面において段差14Aの下流側に設けられた段差14Bの部分においては、第2コーン部142の下流側の面の一部が、第3コーン部143の上流側の面の外周部分において外側へ張り出しており、下流側に向いた面142Sが設けられている。ランナコーン14cの段差14Bにおいて下流側に向いた面142Sは、回転軸Cに対して直交している。下面図については図示を省略しているが、下流側に向いた面142Sは、リング状であって、回転軸Cの周りを囲っている。
このように、本実施形態では、ランナコーン14cの外周面に複数の段差14A,14Bが形成されており、複数の段差14A,14Bには、下流側に向いた面142Sが設けられている。
このため、上流側に形成された段差14Aにおいては、第2コーン部142の外周面を沿って下方から上方に向かう流体F2が、下流側に向いた面141Sに衝突することによって向きが反転するので、上方から下方に流体F21が向かう。
この他に、下流側に形成された他の段差14Bにおいても、第3コーン部143の外周面を沿って下方から上方に向かう流体F2が、下流側に向いた面142Sに衝突することによって向きが反転するので、上方から下方に流体F21が向かう。
したがって、本実施形態では、再循環領域RCの形成を抑制することができるので、断面が楕円形状である渦の発生を抑制できる。
<第4実施形態>
図10は、第4実施形態に係るフランシス水車において、ランナコーンを示す図である。図10は、図9と同様に、ランナコーンの側面を拡大して示している。
本実施形態は、図10に示すように、ランナコーン14dの形態が、第3実施形態と異なる。本実施形態は、この点、および、関連する点を除き、第3実施形態の場合と同様である。このため、本実施形態において、上記の実施形態と重複する個所については、適宜、記載を省略している。
図10に示すように、ランナコーン14dは、第3実施形態の場合と同様に、第1コーン部141と第2コーン部142の他に、第3コーン部143を有し、第1コーン部141と第2コーン部142と第3コーン部143とが一体に形成されている。ランナコーン14dでは、第1コーン部141の傾斜角度θ1と、第2コーン部142の傾斜角度θ2と、第3コーン部143の傾斜角度θ3とが、互いに同じである。
ランナコーン14dにおいては、第1コーン部141の下流側の外径が第2コーン部142の上流側の外径と異なっていると共に、第3コーン部143の上流側の外径が第2コーン部142の下流側の外径と異なっている。このため、本実施形態では、ランナコーン14dの外周面に、複数の段差14A,14Bが設けられている。
複数の段差14A,14Bのうち、上流側に設けられた段差14Aでは、第3実施形態と同様に、外周面が形成されている。つまり、上流側に設けられた段差14Aでは、第1コーン部141の下流側の面の一部が、第2コーン部142の上流側の面の外周部分において外側へ張り出しており、下流側に向いた面141Sが設けられている。
しかしながら、複数の段差14A,14Bのうち、下流側に設けられた段差14Bでは、外周面が第3実施形態と異なっている。
第3コーン部143は、上流側の外径が、第2コーン部142の下流側の外径よりも大きい。このため、下流側に設けられた段差14Bにおいては、第3コーン部143の上流側の面の一部が、第2コーン部142の下流側の面の外周部分において外側へ張り出しており、上流側に向いた面143Sが設けられている。上流側に向いた面143Sは、回転軸Cに対して直交している。下面図については図示を省略しているが、上流側に向いた面143Sは、リング状であって、回転軸Cの周りを囲っている。
下流側に向いた面141Sと上流側に向いた面143Sとの両者は、互いに対面している。下流側に向いた面141Sと上流側に向いた面143Sとによって、ランナコーン14dの外周面には溝14T(凹部)が構成されている。溝14Tは、リング状であって、ランナコーン14dの外周面において回転軸Cに沿った方向の中央部分に形成されている。
図11は、第4実施形態に係るフランシス水車において、ランナコーンの側面を拡大して示す側面図である。図11では、ランナコーンの右側部分を示しており、本実施形態の動作を併せて示している。
図11に示すように、ランナコーン14dの外周面において溝14Tを構成する上流側の段差14Aには、下流側に向いた面141Sが設けられている。このため、ランナコーン14dの近傍においては、第2コーン部142の外周面を沿って下方から上方に向かう流体F2が、下流側に向いた面141Sに衝突することによって向きが反転するので、上方から下方に流体F21が向かう。これにより、本実施形態では、再循環領域RCの形成を抑制することができる。
溝14Tを構成する下流側の段差14Bには、上流側に向いた面143Sが設けられている。上流側に向いた面143Sの近傍では、ランナコーン14dの回転時に生ずる遠心力によって、径方向の外側へ流体F31が向かう。流体F31は、ランナコーン14dの外周において再循環領域RCを径方向の外側へ移動させるため、再循環領域RCの流れを分断または不安定化させる。
以上のように、本実施形態のランナコーン14は、水車運転時に水が流入する上流側の外径が下流側の外径よりも小さい円錐形状であって、外周面に溝14Tが形成されている。溝14Tは、ランナ1の回転方向に沿ってリング状に設けられている。
したがって、本実施形態では、上述したように、断面が楕円形状である渦の発生を抑制できる。
なお、本実施形態では、ランナコーン14dの外周面に、1つの溝14Tを形成しているが、これに限らない。ランナコーン14dの外周面に、複数の溝14Tを形成しても良い。つまり、下流側に向いた面142Sが設けられた段差14Aと、上流側に向いた面143Sが設けられた段差14Bとの両者の組み合わせを、ランナコーン14dの外周面に、複数組、形成しても良い。溝14Tを複数設けることによって、断面が楕円形状である渦の発生を更に効果的に抑制できる。
<第5実施形態>
図12は、第5実施形態に係るフランシス水車において、ランナコーンを示す図である。図12では、図7と同様に、ランナコーンの側面を拡大して示しており、本実施形態の動作を併せて示している。
本実施形態は、図12に示すように、ランナコーン14eの形態が、第1実施形態と異なる。本実施形態は、この点、および、関連する点を除き、第1実施形態の場合と同様である。このため、本実施形態において、上記の実施形態と重複する個所については、適宜、記載を省略している。
図12に示すように、ランナコーン14eは、第1実施形態と同様に、第1コーン部141と第2コーン部142とを有し、第1コーン部141と第2コーン部142との両者が一体に形成されている。
ランナコーン14eのうち、第1コーン部141は、第1実施形態と同様に、水車運転時に流体F1が流入する上流側に設けられており、中心軸が回転軸Cに一致している。第1コーン部141は、円錐台形状であって、外周面が回転軸Cに対して傾斜しており、水車運転時に流体F1が流入する上流側の外径よりも、流体F1が流出する下流側の外径が小さい。第1コーン部141は、上部から下部に向かうに伴って、外径が一定の割合で小さくなっている。
ランナコーン14eのうち、第2コーン部142は、第1コーン部141よりも下流側に設けられ、第1コーン部141と同様に中心軸が回転軸Cに一致しており、第1コーン部141に連結されている。つまり、第2コーン部142は、第1コーン部141の下方において第1コーン部に同軸に設けられている。
しかしながら、第2コーン部142は、第1実施形態と異なり、上流側の外径が、第1コーン部141の下流側の外径と同じである。また、第2コーン部142は、第1コーン部141と異なり、上流側の外径よりも下流側の外径が大きい。第2コーン部142は、外周面が曲面であり、上流側から下流側に向かうに伴って外径が大きくなっている。
ランナコーン14eにおいて第2コーン部142の外周面の近傍では、第2コーン部142の外周面を沿って上方から下方に向かう流体F4による動圧力が加わる。流体F4は、径方向の外側へ流れる。流体F4は、第2コーン部142の外径が、上流側から下流側に向かうに伴って大きくなっていることに起因して、ランナコーン14eの回転により生じる遠心力が上部と下部との間で相違するために生ずる。
第2コーン部142の外周面の近傍において上方から下方に向かう流体F4は、再循環領域RCの渦の巻き方向に対して反対であり、水車運転時にランナに供給された水により生じた流体F1と流れ方向が同じである。
したがって、本実施形態では、再循環領域RCの形成を抑制できるので、断面が楕円形状である渦の発生を抑制することができる。
なお、本実施形態では、第1コーン部141と第2コーン部142との組み合わせについて1つ設けた場合について示しているが、これに限らない。第1コーン部141と第2コーン部142との組み合わせを、複数組、設けても良い。複数組を設けることによって、断面が楕円形状である渦の発生を更に効果的に抑制できる。
また、本実施形態では、第2コーン部142は、外周面が曲面であり、上流側から下流側に向かうに伴って外径が大きくなる割合が一定でない場合について示しているが、これに限らない。第2コーン部142については、上流側から下流側に向かうに伴って外径が一定の割合で大きくなるように形成してもよい。
<その他>
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…ランナ、2…主軸、3…上カバー、4…下カバー、5…ステーリング、6…ケーシング、7…吸出管、8…発電機、11…ランナ羽根、12…ランナバンド、13…ランナクラウン、14,14b,14c,14d,14e…ランナコーン、14A,14B…段差、14T…溝、51…ステーベーン、52…ガイドベーン、141…第1コーン部、142…第2コーン部、143…第3コーン部

Claims (7)

  1. ランナクラウンとランナバンドとの間に複数のランナ羽根が設けられている、フランシス水車のランナであって、
    前記ランナクラウンにおいて前記複数のランナ羽根が設けられた面の中心部分に設置されたランナコーン
    を備え、
    前記ランナコーンは、水車運転時に水が流入する上流側の外径が下流側の外径よりも小さい円錐形状であって、外周面に段差が形成されており、
    前記段差には、下流側に向いた面が、前記ランナの回転方向に沿ってリング状に設けられていることを特徴とする、
    フランシス水車のランナ。
  2. 前記ランナコーンは、前記段差が外周面に複数形成されている、
    請求項1に記載のフランシス水車のランナ。
  3. ランナクラウンとランナバンドとの間に複数のランナ羽根が設けられている、フランシス水車のランナであって、
    前記ランナクラウンにおいて前記複数のランナ羽根が設けられた面の中心部分に設置されたランナコーン
    を備え、
    前記ランナコーンは、水車運転時に水が流入する上流側の外径が下流側の外径よりも小さい円錐形状であって、外周面に溝が形成されており、
    前記溝は、前記ランナの回転方向に沿ってリング状に設けられていることを特徴とする、
    フランシス水車のランナ。
  4. 前記ランナコーンは、前記溝が外周面に複数形成されている、
    請求項3に記載のフランシス水車のランナ。
  5. ランナクラウンとランナバンドとの間に複数のランナ羽根が設けられているフランシス水車のランナであって、
    前記ランナクラウンにおいて前記複数のランナ羽根が設けられた面の中心部分に設置されたランナコーン
    を備え、
    前記ランナコーンは、
    水車運転時に水が流入する上流側の外径よりも下流側の外径が小さい第1コーン部と、
    前記第1コーン部よりも下流側において前記第1コーン部に同軸に設けられている第2コーン部と
    を有し、
    前記第2コーン部は、上流側の外径が前記第1コーン部の下流側の外径と同じであって、上流側の外径よりも下流側の外径が大きいことを特徴とする、
    フランシス水車のランナ。
  6. 前記ランナコーンは、前記第1コーン部と前記第2コーン部とが複数設けられている、
    請求項5に記載のフランシス水車のランナ。
  7. 請求項1から6のいずれかに記載のフランシス水車のランナを備える、
    フランシス水車。
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