JP2013234438A - 運動エネルギー取込み装置 - Google Patents

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Takatoshi Sakai
隆敏 酒井
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Abstract

【課題】通常、自動ドアは電力を使用し自動開閉するものと、開扉時は手動で閉扉時は開扉時に蓄えたエネルギーを利用し自動閉扉するドアクローザが公知であるが、電力を必要とするか開扉時に閉扉分エネルギー及び適切なスピードで閉扉するための抵抗分エネルギーを同時に蓄える必要があり、蓄力設定が過度に小さいと途中停止し機能を満足しないため一過性の過剰な荷重を加える必要があり環境若しくは利用者に優しくない。
【解決手段】 電力を使用せず運動エネルギーを取込み手段であるマット2の踏破により、マット2に内蔵された一方の剛体でつくられたラック22が摺動し歯車21a、プーリー21b、ベルト24、プーリー23a、プーリー23b、ベルト13、プーリー11、ベルト15、プーリー16、ベルト17を回転させ、出力部材14に運動エネルギーを伝え、連結されたドア1を開閉させる運動エネルギー取込み装置を提供する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、引戸及び回転扉を含むドアに関し、詳細には電力を必要とせず、ボタン操作で自動開閉する環境に優しいドアを作動させる運動エネルギー取込み装置に関する。
従来、汎用されている自動ドアは電力を必要とし、手動で開扉したドアを自動閉扉するドアクローザがあり、スプリングと油圧式ダンパを組合せたものが広く知られている。また引戸に言及するとスプリングとエアーダンパ又はスプリングと遠心ブレーキを組合せたものも知られている。この様な公知のクローザは開扉時は手動であり、スプリングを圧縮しながら、ダンパ式の場合その抵抗に抗してドアが開扉され、開扉されたドアはスプリングのばね力によりダンパ又は遠心ブレーキの抵抗に抗して緩やかに閉扉されるようになっている。又マットを踏破することにより内蔵されているエアバックを加圧して接続管を経由しシリンダー装置に送ることにより開扉するドアも考案されている。
そこで上記課題を解決するため、利用者の自重を使用し開閉させる運動エネルギー取込み装置が考案されていた(特許文献14参照)。
特開平11−50736号 公報 特開平5−118180号 公報 特開平11−159237号 公報 特開2000−291326号 公報 特開2004−285792号 公報 特許第3906410号 公報 特開平11−50736号 公報 特許2004−285792号 公報 特開平7−139594号 公報 特開平6−136780号 公報 特開昭58−054178号 公報 特開2007−039997号 公報 特許4569717号 公報 特許4689760号 公報
上記従来技術では、低出力でもラックを多用するため装置重量が比較的重量化し易い場合がある。特にドア上下方向を繋ぐラック部は長くガイドピンを装置全体に配置しなければならないため重量化し易いという問題点がある。
本発明は、軽量化装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、使用荷重が2000N程度の場合、マット2を踏破することにより発生する運動エネルギーを利用するためマット2に具備されたエネルギーを装置内に入力する入力ラック22とドア1に具備されたエネルギーを装置外に出力し仕事をする出力部材14が軽量化伝達手段であるベルト24、13を介してプーリー23と連結していることを特徴とする。
また、本発明の出力部材14までの伝達手段として、できるだけラックを避けプーリー11a、11c、ベルト15、プーリー16、ベルト17と連結すると更に軽量化が進み、好ましい。
即ち、本発明は伝達手段であるベルトを多用することにより装置が大型化しても伝達部材自体を軽量化し装置自体を軽量化することができる。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、電力を使用せず運動エネルギーを取込み手段であるマット2の踏破により、マット2に内蔵された一方の剛体でつくられたラック22が摺動し比較的軽量化伝達手段である歯車21a、プーリー21b、ベルト24、プーリー23a、プーリー23b、ベルト13、プーリー11、ベルト15、プーリー16、ベルト17を回転させ、出力部材14に運動エネルギーを伝え、連結されたドア1を開閉させる運動エネルギー取込み装置を提供する。
又伝達手段はベルト以外でもチェーン、ワイヤー、糸など使用荷重に合わせ設けると更に軽量化できる。
又請求項2に記載された発明によれば、システムの更なる軽量化のため、歯車径aに対するプーリー径bの割合を1以上に設定された一体化した入力歯車21aと出力プーリー21bを有する2段プーリー21の入力歯車21aとラック22、出力プーリー21bとベルト24が噛合う様設定し、マット2の踏破によりベルト24の移動量が入力ラック22の移動量の径21b/径21a比で増幅される運動エネルギーを取込む装置を提供する。
又これを応用することにより2種類のベルト24、13を接続する2段プーリー23でも同様に出力プーリー径23b/入力プーリー径23a比で増幅され、装置自体を小型化し軽量化できる。
又請求項3に記載された発明によれば、請求項1に対し効率よく運動エネルギーを取込むため相反する方向のみ一体回転する様設けられた2組のワン・ウェイ・クラッチ35a、35b、歯車36a、36b、ラック37a、37bを具備する出力部材14を有することを特徴とするピストンの往復運動の両方向から運動エネルギーを取込む装置を提供する。
又請求項4に記載された発明によれば、請求項1に対し出力部材14と連結したラック37a又は37bはシャフト32と連結している歯車36a又は37bと噛合い、往復運動は回転運動に変換され、シャフト32と連結したモーター31はその回転運動を電力に変換し利用できることを特徴とする運動エネルギー取込み装置を提供する。
慣性が大きい程一方向に回すだけなので有効である。以上の説明よりエネルギー取込み手段となるマット装置は電力を必要とせず効率よく運動エネルギーを取込む。
本発明の除去した引戸開扉方向移動時の一実施例要部正面図 図1のA部拡大図一実施例 図1のA部拡大図一実施例 図1のA部拡大図一実施例 図1のA部拡大図一実施例 運動エネルギー取込み装置として使用した場合の図1のA部拡大図一実施例 従来の図1のA部拡大図一実施例 図1のB部拡大図一実施例 入力マットが多数ある場合の図1のB部拡大図一実施例 図6のC部拡大図一実施例 図6のC部拡大図一実施例 図10のD−D部断面図
以下本発明の実施の形態を図1〜図12に基付いて説明する。
図1において、利用者7がマット2を踏破することによりドア1が開扉することを示す。
図2は図1のA部拡大図であり、ベルト13により伝達された荷重を一体化した回転体プーリー11a、歯車11bを通じ回転量が増えラック12bと一体化した出力部材14によりドア1を開閉させる。
図3は図1のA部拡大図であり、ベルト13により伝達された荷重はプーリー11を通じベルト15、プーリー16、ベルト17と伝え、出力部材14によりドア1を開閉させる。
図4は図3同様プーリーを用い伝達するが、11c/11a×16b/16a倍に移動量が増幅し出力部材14によりドア1を開閉させる。
図5はドア1の下側に出力部材14が連結している場合を示す。
図6は運動エネルギー取込み装置として使用した場合のケースと連結した場合を示す。
図7は従来の図1のA部拡大図であり、ラック12aは約2mあり、それに合わせてガイドピン10が多数あり、又12bに対してもガイドピン10が必要なため装置が重量化していることを示す。
図8は図1のB部拡大図を示し、マット2を踏破することによりマット連結部材25、入力ラック22が降下し歯車21a、21bを通じベルト24、プーリー23a、23bを通じベルト13に荷重を伝える。
図9は複数の入力マット2が存在する場合を示す。ベルト24の荷重を23bで連結させることを示す。
又プーリー径aに対するbの割合を1以上にすることにより移動量が増幅する。
図10は運動エネルギー取込み装置として使用する場合である図6のケース33を除いたC部拡大図を示す。出力部材14に具備されたラック37a、37bがシャフト32と一体回転するモーター31と連結していることを示す。モーター31を一方向へ回転させ電力に変換できることを示す。
図11はラック37bのみがシャフト32と一体回転するモーター31と連結していることを示す。
図12は図10の D-D断面図を示し、効率よく運動エネルギーを蓄えるため、出力ラック37aが右へ移動時、ワン・ウェイ・クラッチ35aが作動し時計回りにてシャフト32と一体回転する歯車36aをラック37aが時計回りに回転させる。又出力部材37bが左へ移動時、ワン・ウェイ・クラッチ35bが作動し時計回りにてシャフト32と一体回転する歯車36bをラック37bが時計回りに回転させる。
又回転不可方向がある場合、回転不可方向に対し爪210は爪車209と勘合し回転がシャフト32の回転を規制することを示す。
障害者、老人、あるいは子供などが主要対象となる福祉施設用ドア、使用頻度が少なく閉め忘れの恐れのあるドア、電力は使用したくないが自動開閉してほしいドアに応用できる。
1 ドア
2 マット
3 扉固定部材
4 扉固定部材
5 壁
6 マット固定部材
7 利用者
10 ガイドピン
11a プーリー
11b 歯車
11c プーリー
12a ラック
12b ラック
13 ベルト
14 出力部材
15 ベルト
16a プーリー
16b プーリー
17 ベルト
21a 歯車
21b プーリー
22 ラック
23a プーリー
23b プーリー
24 ベルト
25 マット結合部材
31 モーター
32 シャフト
33 ケース
34 スラストベアリング
35 ワン・ウェイ・クラッチ
36 歯車
37 ラック
38 爪車
39 爪

Claims (4)

  1. マットを踏破することにより発生する運動エネルギーを利用するための運動エネルギー取込み装置であって、
    入力ラック部と出力部材を有し、
    入力ラック部は前記マットに内蔵され、
    入力ラック部のラック歯先を結ぶ直線は摺動方向と平行に設置され、
    入力ラック部はマット踏破部と連動し、マット踏破部の摺動方向は、重力の負荷方向に設置されており、
    出力部材はマット外に設置され、出力部材の摺動方向は帯状である動力伝達材の摺動方向と平行に設置され、入力ラック部と出力部材とが、共通の帯状である動力伝達材と噛合い、回転する勘合部材を介し連結していることを特徴とする運動エネルギー取込み装置。
  2. 入力ラック部と出力部材とが、共通の帯状である動力伝達材と噛合い、同軸上で径の異なる一体回転する勘合部材を介し連結していることを特徴とする請求項1記載の運動エネルギー取込み装置
  3. 一体化した一方と他方からなる2つのラックを有する出力ラック部の往復運動を効率よく回転運動へ変換し運動エネルギーを取込むため
    2つのラックのそれぞれラック歯先を結ぶ直線は摺動方向と平行に設置され、
    2つのラックに噛合うそれぞれ独立した2つの歯車を有し、
    2つの歯車は同一シャフト上で回転運動し、
    2つの歯車とシャフトの間にはそれぞれ逆方向で作動するワン・ウェイ・クラッチを備え、往路時一方のワン・ウェイ・クラッチが作動し、復路時他方のワン・ウェイ・クラッチ
    が作動し、シャフトを同方向に回転させることを特徴とする請求項1記載の運動エネルギー取込み装置
  4. シャフトが回転により電力を発生させるモーターと連結していることを特徴とする請求項1記載の運動エネルギー取込み装置
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107339042A (zh) * 2017-08-16 2017-11-10 成都合众思创防护设备有限公司 用于医用防护门的脚踏式控制开关

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