JP2013233395A - ヘアアイロン - Google Patents
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Abstract
【課題】 カール機能とストレート機能の切り替えを容易にでき、その切り替えの誤操作を極力防ぐことができるとともに、収納性や携帯性を容易にできるヘアアイロンを提供する。
【解決手段】 カール板1およびストレートパイプ3はそれぞれの後部部位で、固定パイプ2の後部部位に支軸により揺動可能に取り付けられている。レバー5を揺動可能に取り付けた切替ダイヤル4をグリップ部6の先端に周方向に回動可能に取り付け、カール板位置およびスレートパイプ位置に回動させ、カール機能とストレート機能の操作の切替がなされる。
【選択図】図1
【解決手段】 カール板1およびストレートパイプ3はそれぞれの後部部位で、固定パイプ2の後部部位に支軸により揺動可能に取り付けられている。レバー5を揺動可能に取り付けた切替ダイヤル4をグリップ部6の先端に周方向に回動可能に取り付け、カール板位置およびスレートパイプ位置に回動させ、カール機能とストレート機能の操作の切替がなされる。
【選択図】図1
Description
本発明は、ヘアアイロンに関し、さらに詳細には、カール機能とストレート機能を併せ持ったヘアアイロンに関するものである。
この種のヘアアイロンは、下記特許文献1あるいは下記特許文献2に示すように、1台のヘアアイロンで、円筒状の発熱面に毛髪を巻き付けてカールする施術(カール機能)と、毛髪をストレートに伸ばすために、対向する発熱面で毛髪を挟んで梳く施術(ストレート機能)を行うことができるようになっている。
このようなヘアアイロンは、互いに接離可能な半円形断面の一対のパイプが組み合わされて形成され、これらパイプの対向面で毛髪を挟みストレート機能を果たすとともに、一対のパイプが組合わさってできた円筒形の外周面に髪押さえ板の助けのもとに毛髪を巻き付けることによりカール機能を果たすように構成されている。
そして、特許文献1のヘアアイロンは、上記一対のパイプのそれぞれが、握り部の半部に取り付けられ、この握り部の半部の後端で軸支された構造となっている。また、特許文献2のヘアアイロンは、握り部(グリップ)の前端にレバーが備えられ、このレバーの操作によって、クリップ板や上側バレルを下側バレルに対して揺動させる構造となっている。
しかし、特許文献1のヘアアイロンでは、上述のように一対のパイプのそれぞれが握り部の半部の後端で軸支された構造となっているので、操作が面倒であるという欠点を有する。また、カール機能とストレート機能を切り替えるとき、その都度握り部を握り替えなければならず、面倒であるという欠点も有する。さらには、一対のパイプを開くためのスライドスイッチが、握り部の通常手で握る部分に配置され、このため誤って操作してしまう場合が生じる。このように、誤って操作されると、2つのパイプがバネの力で開くため、思わぬ火傷をすることになる。
また、特許文献2のヘアアイロンでは、上記の問題は解決されているものの、クリップ板や上側バレルを操作するレバーが本体から外方へ突出した凸形状となっているため、ヘアアイロンを使用しない収納時や携帯時に、該レバーが邪魔になり、また破損する恐れが生じる。
それ故、本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、カール機能とストレート機能の切り替えを容易にでき、その切り替えの誤操作を極力防ぐことができるとともに、収納性や携帯性を容易にできるヘアアイロンを提供することにある。
上記課題は、本発明の下記(1)〜(5)の構成のいずれかによるヘアアイロンにより解決することができる。
(1)本発明のヘアアイロンは、グリップ部と、アイロン部とを有し、前記アイロン部は、前記グリップ部の一端側に形成された固定パイプと、この固定パイプの一方の側面に配置されるストレートパイプと、前記固定パイプの他方の側面に配置されるカール板と、で構成され、前記ストレートパイプは、その後端部が前記固定パイプの後端部に揺動可能に軸支され、前記カール板は、その後端部が前記固定パイプの後端部に揺動可能に軸支されたヘアアイロンであって、前記グリップの前記固定パイプ側の端部に、前記ストレートパイプを前記固定パイプに対して開いたストレート機能設定位置と前記カール板を前記固定パイプに対して開いたカール機能設定位置とを切り替えるための切替機構を備えたことを特徴とする。
(2)本発明のヘアアイロンは、(1)の構成において、前記切替機構は、前記グリップ部の周側面の周りに回動できる円筒状の切替ダイヤルにレバーが設けられ、前記切替ダイヤルの一方の方向の回動によって、前記ストレートパイプを前記ストレート機能設定位置に揺動でき、前記切替ダイヤルの他方の方向の回動によって、前記カール板を前記カール機能設定位置に揺動できるように構成されていることを特徴とする。
(3)本発明のヘアアイロンは、(2)の構成において、前記切替ダイヤルは、その回動によって、前記ストレートパイプが前記ストレート機能設定位置に揺動された際に、および、前記カール板を前記カール機能設定位置に揺動された際に、前記固定パイプに内蔵されている発熱体に電気を供給するスイッチ機構を備えていることを特徴とする。
(4)本発明のヘアアイロンは、(1)ないし(3)のいずれかの構成において、前記グリップ部には、前記固定パイプに内蔵されている発熱体に電気を供給し得る充電池が配置されていることを特徴とする。
(5)本発明のヘアアイロンは、(1)ないし(4)のいずれかの構成において、グリップ部の底面に、充電された前記充電池により給電可能なUSBジャックが備えられていることを特徴とする。
このように構成された本発明のヘアアイロンは、上記したようにアイロン部とグリップ部が独立して設けられているのでグリップを持つことにより毛髪のカールとストレートを容易に行うことが可能である。
また、カール機能とストレート機能の切り替えは、切替ダイヤルをグリップの周りに回動させることにより、レバーの位置をカール板の側およびストレートパイプの側に合わせることができるため、操作性の向上と誤操作をなくすことが可能である。
さらに、ヘアアイロンを使用しないとき、キャップを取り付けたヘアアイロンは、本体外郭部にレバーを含め比較的大きな凸部が形成されないため、収納性や携帯性に優れたものとなる。
また、切替機構は、発熱体への電源供給のONとOFFが可能であり、キャップを取り付けた状態では、必ずOFFになり、切替ダイヤルの回動可動を規制し、収納時や携帯時の誤操作による火傷や破損を確実に防止できるようになる。
また、グリップ部に充電池が搭載されているため、いつでも、どこでも、毛髪のカールとストレートをすることが可能となる。
また、グリップ部底面には充電池による給電可能なUSBジャックが備えられているため、USBジャック対応機器の使用が可能となる。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、実施形態)について詳細に説明する。なお、実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ番号を付している。
(実施形態1)
図1は、本発明のヘアアイロンの実施形態1を示す全体斜視図である。また、図2において、(a)は該ヘアアイロンの右側面図を、(b)は該ヘアアイロンの正面図を、(c)は該ヘアアイロンの左側面図を、(d)は該ヘアアイロンの背面図を、(e)は該ヘアアイロンの天面図を、(f)は該ヘアアイロンの底面図を示している。
図1は、本発明のヘアアイロンの実施形態1を示す全体斜視図である。また、図2において、(a)は該ヘアアイロンの右側面図を、(b)は該ヘアアイロンの正面図を、(c)は該ヘアアイロンの左側面図を、(d)は該ヘアアイロンの背面図を、(e)は該ヘアアイロンの天面図を、(f)は該ヘアアイロンの底面図を示している。
図1、図2に示すように、本発明のヘアアイロン20は、グリップ部6、このグリップ部6の先端に取り付けられたアイロン部7とで構成されている。アイロン部7は、グリップ部6の一端(先端)側に形成された固定パイプ2と、この固定パイプ2の一方の側面(図中下側)に配置されるストレートパイプ3と、前記固定パイプ2の他方の側面(図中上側)に配置されるカール板1と、で構成されている。また、グリップ部6の固定パイプ2側の端部の周面に切替機構8が取り付けられ、この切替機構8は、グリップ部6の周側面の周りに回動できる切替ダイヤル4と、この切替ダイヤル4の一部に取り付けられたレバー5を備えて構成されている。
ストレートパイプ3は、切替機構8側の後端部において、固定パイプ2に軸支され、この軸支部(図示せず)の周りに揺動できるようになっている。これにより、ストレートパイプ3は、固定パイプ2と接合した接合位置と、固定パイプ2に対して離れた離間位置とを取ることができるようになっている(図4参照)。この場合、ストレートパイプ3は、通常において、固定パイプ2と接合できる位置を取るよう、切替機構8に内蔵されるバネ16(図5参照)によって固定パイプ2側に附勢されるようになっている。
同様に、カール板1も、切替機構8側の後端部において、固定パイプ2に軸支され、この軸支部(図示せず)の周りに揺動できるようになっている。これにより、カール板1は、固定パイプ2と接合した接合位置と、固定パイプ2に対して離れた離間位置とを取ることができるようになっている(図3参照)。この場合、カール板1は、通常において、固定パイプ2と接合できる位置を取るよう、切替機構8に内蔵される前記バネ16によって固定パイプ2側に附勢されるようになっている。
前記固定パイプ2およびストレートパイプ3の接合面は、両者が協働して毛髪へのストレート機能(毛髪をストレートにする機能)を発揮できるようになっており、前記固定パイプ2およびストレートパイプ3のそれぞれの接合面は、両者協働して毛髪へのカール機能(毛髪にカールを付ける機能)を発揮できるようになっている。なお、図示していないが、固定パイプ2には発熱体が内蔵され、この発熱体からの熱によって、前記毛髪へのストレート機能あるいはカール機能の発揮を容易にできるようになっている。なお、この発熱体は、固定パイプ2に限らず、ストレートパイプ3に、あるいは、固定パイプ2およびストレートパイプの両者に内蔵されていてもよい。
前記切替機構8の切替ダイヤル4は、図1に示すように、図中α方向に回動させることにより、該切替ダイヤル4の一部に取り付けられたレバー4をカール板1側に位置づけることができるとともに、図中β方向に回動させることにより、該レバー4をストレートパイプ3側に位置づけるようになっている。
そして、レバー5がカール板1側に位置づけられる場合、該レバー5のグリップ部6側の先端が浮上し、この浮上した先端を押圧する操作をすることによって、該カール板1の先端が固定パイプ2の軸支部を中心として揺動するようになり、いわゆるカール機能設定位置にまで開くようになっている(図3の点線参照)。また、レバー5がストレートパイプ3側に位置づけられる場合、該レバー5のグリップ部6側の先端が浮上し、この浮上した先端を押圧する操作をすることによって、該ストレートパイプ3の先端が固定パイプ2の軸支部を中心として揺動するようになり、いわゆるストレート機能設定位置にまで開くようになっている(図4の点線参照)。
なお、図3は、ヘアアイロン20の正面図であり、固定パイプ2に接合されるカール板1を実線で、固定パイプ2から離れるカール板1を点線で描いている。また、図4は、同様に、ヘアアイロン20の正面図であり、固定パイプ2に接合されるストレートパイプ3を実線で、固定パイプ2から離れるストレートパイプ3を点線で描いている。
次に、切替ダイヤル4と、この切替ダイヤル4に取り付けられるレバー5と、カール板1との連動に関する機構を説明する。図5(a)は、ヘアアイロン20のアイロン部7近傍を示す右側面図(なお、切替ダイヤル4、レバー5は取り外されている)を、図5(b)は、ヘアアイロン20のアイロン部7近傍を示す正面図を、図5(c)は、図5(b)のc−c線における断面図を示している。
まず、図5(c)に示すように、レバー5の裏面には凸部5aが形成されており、該凸部5aは、固定パイプ2の周側面に形成された溝2aに嵌合されるようになっている。該溝2aは、図5(a)に示すように、カール板1のグリップ部6側の端部に形成された溝1aに連続されて形成されている。
これにより、切替ダイヤル4を図1の矢印α方向に回動後、レバー5の前記凸部5aは、固定パイプ2の周側面に形成された溝2aからカール板1に形成された溝1aにまで導かれるようになっている。そして、レバー5の前記凸部5aがカール板1に形成された溝1aに至った際には、該レバー5は、図3に示すように、切替ダイヤル4との支軸5Aを中心に回動し、図中点線で示すように、グリップ部6側の先端が該切替ダイヤル4から浮上するようになる。
また、この場合、図5(c)に示すように、切替ダイヤル4の裏面に形成された凸部4aが、グリップ部6に取り付けられたスイッチ14を押圧し、該スイッチ14をオンにするようになっている。該スイッチ14は基板15を介してグリップ部6に取り付けられ、該スイッチ14がオンすることによって、固定パイプ2に内蔵される発熱体に電源を供給するように構成され、これにより、固定パイプ2、カール板1、ストレートパイプ3を加熱できるようになっている。なお、図示していないが、切替ダイヤル4と、この切替ダイヤル4に取り付けられるレバー5と、ストレートパイプ3との連動に関する機構も、上述したと同様となっている。
なお、図1に示したヘアアイロン20は、カール機能もストレート機能も有さないいわゆるオフ状態を示しており、この場合において、アイロン部7には、固定パイプ2、カール板1、およびストレートパイプ3を被うようしてキャップ10が嵌合できるようになっている。また、この場合、該キャップ10の嵌合によって、切替ダイヤル4の回動が規制されるようになっており、たとえば固定パイプ2に内蔵される発熱体に電源を供給するスイッチ(スイッチ機構)14が動作することのないようになっている。
また、キャップ10は、グリップ部6、レバー5を接合させた切替ダイヤル4とほぼ同径の形状で形成され、これにより、表面に凸部の少ない形状として構成することができ、意匠性にも優れた形状として構成できるようになっている。
このように構成されたヘアアイロン20において、カール機能をもたせる場合について説明する。まず、図1に示すように、固定パイプ2、ストレートパイプ3、およびカール板1を被いグリップ部6に嵌合されているキャップ10を該グリップ部6から外す。次に、切替ダイヤル4を矢印αの方向に90度回動させるようにする。この場合、レバー5の裏面に形成された凸部5aが、固定パイプ2の周面に形成された溝2aからカール板1に形成された溝1aに導かれるようになる。そして、該レバー5は、図3に示すように、切替ダイヤル4との支軸を中心に回動し、図中点線で示すように、グリップ部6側の端部(先端)が該切替ダイヤル4から浮上するようになる。そして、この際、図5(c)に示すように、切替ダイヤル4の裏面に形成された凸部4aが、グリップ部6に取り付けられたスイッチ14を押圧し、該スイッチ14をオンにするようになる。該スイッチ14は基板15を介してグリップ部6に取り付けられ、該スイッチ14がオンすることによって、固定パイプ2に内蔵される発熱体に電源を供給するように構成され、これにより、固定パイプ2、カール板1、ストレートパイプ3を加熱するようになる。
つぎに、図3に示すように、レバー5を、図中点線で示すように、グリップ部6側へ押圧するようにする。この場合、レバー5の凸部5aはカール板1の溝部1aに勘合係止されているため、該カール板1の溝部1aの周辺が押されることになり、カール板1は、固定パイプ2との支軸(図示しない)を中心に回動し、先端が該固定パイプ2から離間するように揺動する。これにより、固定パイプ2とカール板1との間には、毛髪を挿入できる充分な隙間が形成されるようになる。この場合、固定パイプ2に対するカール板1の上述した動作は、グリップ部6に内蔵されたバネ16の附勢力に抗してなされるようになっている。
そして、固定パイプ2とカール板1との間に毛髪を挿入した後、レバー5を離すことにより、前記バネ16に付勢力によって、カール板1の先端が固定パイプ2側へ傾倒するように揺動し、毛髪を固定パイプ2とカール板1とで挟み込むようになる。この状態でグリップ部6を回動させることにより毛髪は発熱されたアイロン部7に巻き付き、カールされるようになる。
このようにして、毛髪のカールが終了した場合、図1に示すように、切替ダイヤル4を矢印βの方向に90度回動させるようにする。これにより、レバー5の凸部5aが、カール板1に形成された溝1aから固定パイプ2の周面に形成された溝2aに導かれるようになる。そして、該レバー5は、図1に示すように、切替ダイヤル4との支軸を中心に回動し、先端が該切替ダイヤル4に接合するようになる。また、切替ダイヤル4の上述した回動によって、切替ダイヤル4の裏面に形成された凸部4aのスイッチ14への押圧を解除し、該スイッチ14がオフすることによって、固定パイプ2に内蔵される発熱体への電源の供給が停止される。これにより、アイロン機能は使用できなくなる。
次に、ヘアアイロン20において、ストレート機能をもたせる場合について説明する。図1に示すように、切替ダイヤル4を矢印βの方向に90度回動させるようにする。この場合、レバー5の裏面に形成された凸部5aが、固定パイプ2の周面に形成された溝2aからストレートパイプ3に形成された溝3aに導かれるようになる。そして、該レバー5は、図4に示すように、切替ダイヤル4との支軸を中心に回動し、図中点線で示すように、グリップ部6側の端部(先端)が該切替ダイヤル4から浮上するようになる。そして、この際、カール機能をもたせる場合の説明で示したように、切替ダイヤル4の裏面に形成された凸部4aが、グリップ部6に取り付けられたスイッチ14を押圧し、該スイッチ14をオンにするようになる。該スイッチ14がオンすることによって、固定パイプ2に内蔵される発熱体に電源を供給するように構成され、これにより、固定パイプ2、カール板1、ストレートパイプ3を加熱するようになる。
つぎに、図4に示すように、レバー5を、図中点線で示すように、グリップ部6側へ押圧するようにする。この場合、レバー5の凸部5aはカール板1の溝部1aに勘合係止されているため、該ストレートパイプ3の溝部3aの周辺が押されることになり、ストレートパイプ3は、固定パイプ2との支軸(図示しない)を中心に回動し、先端が該固定パイプ2から離間するように揺動する。これにより、固定パイプ2とストレートパイプ3との間には、毛髪を挿入できる充分な隙間が形成されるようになる。この場合、固定パイプ2に対するストレートパイプ3の上述した動作は、グリップ部6に内蔵されたバネ16の附勢力に抗してなされるようになっている。
そして、固定パイプ2とストレートパイプ3との間に毛髪を挿入した後、レバー5を離すことにより、前記バネ16に付勢力によって、ストレートパイプ3の先端が固定パイプ2側へ傾倒するように揺動し、毛髪を固定パイプ2とストレートパイプ3とで挟み込むようになる。この状態でアイロン部7を毛髪に沿って移動させることにより、該毛髪は加熱されたアイロン部7によってストレートになる。
このようにして、毛髪をストレートにした後、図1に示すように、切替ダイヤル4を矢印αの方向に90度回動させるようにする。これにより、レバー5の凸部5aが、ストレートパイプ3に形成された溝3aから固定パイプ2の周面に形成された溝2aに導かれるようになる。そして、該レバー5は、図1に示すように、切替ダイヤル4との支軸を中心に回動し、先端が該切替ダイヤル4に接合するようになる。また、切替ダイヤル4の上述した回動によって、切替ダイヤル4の裏面に形成された凸部4aのスイッチ14への押圧を解除し、該スイッチ14がオフすることによって、固定パイプ2に内蔵される発熱体への電源の供給が停止される。これにより、アイロン機能は使用できなくなる。そして、最後に、アイロン部7がいまだ高温となっているため、キャップ10を取り付け、火傷等の事故を防止するようにする。
この場合、上述したようにキャップ10の取り付けにより、切替ダイヤル4の回動可動を規制でき、収納時や携帯時の該切替ダイヤル4の誤操作を回避でき、これにより、火傷や破損を確実に防止できる効果を奏するようになる。
上述したことから明らかなように、本発明のヘアアイロン20によれば、カール機能とストレート機能の切り替えを容易にでき、その切り替えの誤操作を極力防ぐことができるとともに、収納性や携帯性を容易にすることができる。
本発明のヘアアイロン20は、切替ダイヤル4を回動させ、該切替ダイヤルに取り付けられているレバー5をカール板1あるいはストレートパイプ3に合わせることにより、それぞれカール機能あるいはストレート機能をもたせるようにしたものである。このため、操作性の向上と誤操作をなくすことを図る効果を奏するようになる。なお、切替ダイヤル4の回動可動角度は、上記実施態様では、それぞれ90度である場合を示したが、これに限定されることはなく、60度から120度までの範囲内で行うようにしてもよい。
本発明のヘアアイロン20は、たとえば図3に示すように、グリップ部6に充電池11を搭載するようにしてもよい。この場合、ヘアアイロン20の底面図である図6に示すように、前記充電池11は、ヘアアイロン20の底面に取り付けられたアダプタージャック18およびUSBジャック17により、充電できるように構成してもよい。これにより、充電された充電池11により、いつでも、どこでも、毛髪のカールとストレートをすることができるようになる。
本発明のヘアアイロン20にUSBジャック17が取り付けられていることにより、LEDライト、マッサージ器、小型扇風機などのUSB仕様の機器を接続することにより、いつでも、どこでも、充電池11を電源としてそれぞれに給電可能にできるようになる。
尚、本発明のヘアアイロン20においては、必ずしも充電池11を具備させる必要はなく、たとえば、コンセントから交流電源をヘアアイロン20に直接供給して本発明を実施するようにしてもよいことはもちろんである。
以上、実施形態を用いて本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されないことは言うまでもない。上記実施形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。また、その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
1 カール板
1a ミゾ
2 固定パイプ
2a ミゾ
3 ストレートパイプ
3a ミゾ
4 切替ダイヤル
4a 凸部
5 レバー
5a 凸部
5A 支軸
6 グリップ部
7 アイロン部
8 切替機構
10 キャップ
11 充電池
12 給電ボタン
13 回転軸
14 スイッチ(スイッチ機構)
15 基板
16 バネ
17 USBジャック
18 アダプタージャック
20 本体
1a ミゾ
2 固定パイプ
2a ミゾ
3 ストレートパイプ
3a ミゾ
4 切替ダイヤル
4a 凸部
5 レバー
5a 凸部
5A 支軸
6 グリップ部
7 アイロン部
8 切替機構
10 キャップ
11 充電池
12 給電ボタン
13 回転軸
14 スイッチ(スイッチ機構)
15 基板
16 バネ
17 USBジャック
18 アダプタージャック
20 本体
Claims (5)
- グリップ部と、アイロン部とを有し、前記アイロン部は、前記グリップ部の一瑞側に形成された固定パイプと、この固定パイプの一方の側面に配置されるストレートパイプと、前記固定パイプの他方の側面に配置されるカール板と、で構成され、前記ストレートパイプは、その後端部が前記固定パイプの後端部に揺動可能に軸支され、前記カール板は、その後端部が前記固定パイプの後端部に揺動可能に軸支されたヘアアイロンであって、前記グリップ部の前記固定パイプ側の端部に、前記ストレートパイプを前記固定パイプに対して開いたストレート機能設定位置と前記カール板を前記固定パイプに対して開いたカール機能設定位置とを切り替えるための切替機構を備えたことを特徴とするヘアアイロン。
- 前記切替機構は、前記グリップ部の周側面の周りに回動できる切替ダイヤルにレバーが設けられ、前記切替ダイヤルの一方向の回動後、前記レバーの操作によって前記ストレートパイプを前記ストレート機能設定位置に揺動でき、前記切替ダイヤルの他方向の回動後、前記レバーの操作によって前記カール板を前記カール機能設定位置に揺動できるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のヘアアイロン。
- 前記切替ダイヤルは、その回動によって、前記ストレートパイプが前記ストレート機能設定位置に揺動された際に、および、前記カール板を前記カール機能設定位置に揺動された際に、前記固定パイプに内蔵されている発熱体に電気を供給するスイッチ機構を備えていることを特徴とする請求項2に記載のヘアアイロン。
- 前記グリップ部には、前記固定パイプに内蔵されている発熱体に電気を供給し得る充電池が配置されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のヘアアイロン。
- グリップ部の底面に、充電された前記充電池により給電可能なUSBジャックが備えられていることを特徴とする請求項4に記載のヘアアイロン。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016016328A (ja) * | 2014-07-03 | 2016-02-01 | ダイソン テクノロジー リミテッド | ヘアケア機器のための付属品 |
JP2021512750A (ja) * | 2018-01-31 | 2021-05-20 | パラドックス エル ティー ディー | ヘアスタイリング装置 |
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2012
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