JP3194836U - ヘアーカーラー - Google Patents
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Abstract
【課題】髪をセットするときの髪を巻く作業が楽であり使い勝手のよいヘアーカーラーを提供する。【解決手段】ヘアーカーラーを手で把持可能なグリップ1と、グリップから延設される加熱パイプと、加熱パイプに外装される周囲に多数の整髪用の突起を突設した毛髪巻胴部7と、加熱パイプを加熱するための棒体ヒーターと、棒体ヒーターへの常時給電手段と、毛髪巻胴部材との間に髪の毛を挟持して固定するために毛髪巻胴部材に対し接離自在に取り付けられる押さえアーム10により構成する。押さえアームは枢支部13によりジョイントケース2に揺動自在に取り付けられる。【選択図】図1
Description
本願考案は髪をセットするときに髪を巻くためのヘアーカーラーに関する。
多数の突起を突設した合成樹脂製の毛髪巻胴からなり、その表面を内部に設けた加熱手段により発熱させるヘアーカーラーが公知である(例えば、特許文献1、特許文献2)。
前記のヘアーカーラーは、毛髪巻胴に髪の毛を巻き付けた状態で加温状態で保持することにより、髪の毛に所望の巻き癖をつけるために使用される。そして、その場合、髪の毛を巻き付けた状態で保持するために、髪巻胴部との間に髪の毛を挟持して固定するためのクリップが使用される。
前記したように、従来技術のヘアーカーラーは毛髪巻胴に髪の毛を巻き付けることにより使用に供されるが、そのためには両手の指でヘアーカーラーの両端を持ってヘアーカーラーを髪の毛に対し回転させる作業が必要である。一方、髪の毛は巻き付け対象となる部分の先端を持ってヘアーカーラーに対して延ばすことが必要となる。これらの作業には慣れが必要で、特に頭の頂部の髪の毛を巻き付ける場合は両手を頭の上まで高く持ち上げなければならず作業がし難かった。
一方、合成樹脂製の毛髪巻胴からなる従来技術のヘアーカーラーは電源を内蔵しておらず、ヘアーカーラーのプラグを給電スタンドに接続して毛髪巻胴に内装したヒーターにより表面を加熱した後に、給電スタンドから取り外し毛髪巻胴に蓄熱した熱により髪の毛を加温するようにしている(特許文献2)。従って、前記の作業は蓄熱している熱が冷めないうちに手早く行わう必要があり慌ただしかった。また、この場合、加温する温度を高くすれば蓄熱時間は長くなるが、前記したように使用者は両手の指でヘアーカーラーの両端を持つので、火傷の問題があり加温する温度はそれほど高くできなかった。
前記したように、従来技術のヘアーカーラーは蓄熱した熱により髪の毛を加温するので、髪の毛に所望の巻き癖をつけるには時間を要し、複数個のヘアーカーラーを髪の毛に巻き付けて固定し、巻き癖がつくまで待たなければならなかった。そのため、前記した作業上の問題も相まって、例えば朝の限られた時間に使用することは事実上不可能な問題があった。
本願考案は前記の問題を解消したヘアーカーラーを提供することを目的としたものである。すなわち、本願考案のヘアーカーラーは、手で把持可能なグリップと、上記グリップから延設される加熱パイプと、上記加熱パイプに外装される周囲に多数の整髪用の突起を突設した毛髪巻胴部と、上記加熱パイプを加熱するためのヒーターと、 上記加熱棒体のヒーターへの常時給電手段と、上記毛髪巻胴部材との間に髪の毛を挟持して固定するために毛髪巻胴部材に対し接離自在に取り付けられる押さえアームを有することを特徴とする。
また、請求項2記載の考案は、前記のヘアーカーラーにおいて加熱パイプとそれに外装される毛髪巻胴部はインサート成型により一体化されることを特徴とする。
また、請求項3記載の考案は、前記のヘアーカーラーにおいて加熱パイプの外周にインサート成型時に毛髪巻胴部を構成する合成樹脂が入り込む溝を設けたことを特徴とする。
また、請求項4記載の考案は、前記のヘアーカーラーにおいて押さえアームはグリップに取り付けられることを特徴とする。
また、請求項5記載の考案は、前記のヘアーカーラーにおいて押さえアームはヘアーカーラーの胴部に弾性力をもって外嵌されるC字状の支持クリップ体に取り付けられることを特徴とする。
本願考案においては、手で把持可能なグリップから延設された加熱パイプに合成樹脂製の毛髪巻胴部が外装されているので、毛髪巻胴に髪の毛を巻き付ける作業はグリップを持つことで行える。よって、作業は片手で容易に行うことができ、空いた片手で巻き付け対象となる髪の毛の先端を持つことができるので作業は飛躍的に楽になる。
一方、本願考案のヘアーカーラーは加熱パイプを加熱するためのヒーターを備えるので、電源コードに接続さることにより常時給電されるヒーターとすることにより、蓄熱した熱により髪の毛を加温する従来技術のヘアーカーラーのような温度の低下がないので、安定した熱量により髪の毛に所望の巻き癖をスピーディに付けることができ、従来技術のようにヘアーカーラーを髪の毛に巻き付けた状態で固定する必要がなく、従来時間と手間の問題で困難であった朝方の限られた時間内でのヘアーカーラーの使用が可能となる。
また、請求項2記載の考案においては、加熱パイプとそれに外装される毛髪巻胴部をインサート成型により一体化しているので金属製の加熱パイプからの熱を効率よく伝えることができる。
請求項2記載の考案においては、合成樹脂製の毛髪巻胴部と金属製の加熱パイプとでは熱膨張係数が異なるので、使用に際しヘアーカーラーを加熱した際に加熱パイプに対し毛髪巻胴部が膨れて遊離してしまい、ヘアーカーラーを軸方向に回転させて髪の毛を毛髪巻胴部に巻き付ける際に毛髪巻胴部も一緒に回ってしまうおそれがある。
そこで、請求項3記載の考案においては加熱パイプの外周にインサート成型時に毛髪巻胴部を構成する合成樹脂が入り込む溝を設けることにより、仮に加熱パイプに対し毛髪巻胴部が膨れてしまった場合でも、加熱パイプの溝に毛髪巻胴部を構成する合成樹脂が係合しているので毛髪巻胴部は加熱パイプと一体となって回転し、髪の毛とともに空回りすることが防止される。
以下、本願考案の具体的実施例を添付図面に基づいて説明する。図1、図4、図5は本願考案のヘアーカーラーの全体を示す図、図2は内部構造を示す断面図、図3は加熱パイプと毛髪巻胴部を示す図である。このヘアーカーラーはグリップ1と、上記グリップから延設される金属製の加熱パイプ3、上記加熱パイプに外装される合成樹脂製の毛髪巻胴部7、上記加熱パイプを加熱するためのヒーター、上記毛髪巻胴部材との間に髪の毛を挟持して固定するための押さえアーム10をから構成される。
グリップ1は握ったり、指で摘んだりしてヘアーカーラーを三次元方向に移動したり軸方向に回転させるためのものであり、弾性のある合成樹脂素材で構成したり、滑り止めなどを施してもよい。
前記のグリップ1の先端には加熱パイプ4が延設されるが、この実施例では加熱パイプ内に挿嵌される棒状の加熱パイプ支持ケース3端を、一端がグリップ先端に挿嵌されるジョイントケース2の他端に挿嵌することにより延設手段としている。
加熱パイプ4はアルミニウムなどの熱伝導性に優れた金属素材により構成され、棒状の加熱パイプ支持ケース3が挿嵌されることにより加熱パイプ支持ケースにより支持される。前記の挿嵌に際し、加熱パイプ4内壁から突設された線状の突起4Aが加熱パイプ支持ケース3の外壁に凹設された溝3Aに係合することにより加熱パイプ支持ケースに対し加熱パイプが回転することが防止される。なお、図中符号5は加熱パイプ支持ケース3先端に挿嵌されるエンドキャップ、図中符号6は上記のエンドキャップにネジにより固定されることにより加熱パイプ4および毛髪巻胴部7の軸線方向の移動を規制するストッパー部材である。
前記の加熱パイプ4は図示しないヒーターにより加熱される。ヒーターは加熱パイプ支持ケース3内に配しても、加熱パイプ支持ケース外に配してもよい。
毛髪巻胴部7はやや弾性に富んだ合成樹脂素材で筒状に構成される。上記毛髪巻胴部7の表面には多数の突起9が突設される。この突起9は毛髪巻胴部7の外周に巻付ける毛髪を直線方向に揃えるための整髪用のものであって、ここでは円周を一周する環状の突条を例示しているが、円周に沿って半円弧状に突出するものであってもよい。
前記の金属製の加熱パイプ4とそれに外装される合成樹脂製の毛髪巻胴部7はインサート成型により一体化される。この場合、加熱パイプ4の外周には軸線方向に延びる長溝状の溝8が凹設されているのでインサート成型時に毛髪巻胴部7を構成する合成樹脂が溶融状態でこの溝に入り込んで固化する。これにより両者が係合して、毛髪巻胴部が加熱パイプに対して回転することが防止される。
図中符号10は押さえアームである。この押さえアーム10は毛髪巻胴部7に髪の毛を巻き付けるに際して髪の毛の先端を毛髪巻胴部との間に挟持して固定するために使用するものであり、枢支部13をもってジョイントケース2に揺動自在に取り付けることにより、枢支部より前方の挟持部11が毛髪巻胴部に対し接離自在とされる。そして、挟持部11が毛髪巻胴部7表面に接した状態において、押さえアーム10の枢支部13より後方の操作部12をグリップ1より上方に離隔して配すると共に、挟持部を毛髪巻胴部表面に向かう方向に付勢する。その結果、操作部12を指先などでグリップ1に押さえつけたり、押さえつける力を弱めることにより挟持部11がシーソー状に上下して接離が行なわれることとなる。
なお、前記の実施例ではグリップ1と毛髪巻胴部7間にジョイントケース2が露出して、そこに押さえアーム10が枢支されているが、図6に示すようにグリップ端をジョイントケースを覆うよう延長して押さえアームはグリップに枢支するようにしてもよい。こうすることにより押さえアーム10を操作する際に指先が高温となったジョイントケース2に接触することが防止される。
また、図7に示すように押さえアーム10をヘアーカーラーの胴部に弾性力をもって外嵌されるC字状の支持クリップ体20に取り付けてもよい。
以上の構成からなる本願考案のヘアーカーラーは次のようにして使用される。
(1) ヘアーカーラーのグリップ1のスイッチを操作し、ヒーターに通電して加熱パイプ4を介して毛髪巻胴部7を加熱する。
(2) ヘアーカーラーのグリップ1を片方の手で保持し、髪の毛の毛先を毛髪巻胴部7と押さえアーム10の挟持部11との間に挟む。
(3) ヘアーカーラーを軸方向に回転させて髪の毛を毛髪巻胴部7に巻き付ける。
(4) 加熱により髪の毛に所望の巻き癖が付いた段階で、押さえアーム10の挟持部11を髪の毛から離し、ヘアーカーラーを髪の毛から抜き取り、髪の毛の次の箇所に巻き付ける。
(1) ヘアーカーラーのグリップ1のスイッチを操作し、ヒーターに通電して加熱パイプ4を介して毛髪巻胴部7を加熱する。
(2) ヘアーカーラーのグリップ1を片方の手で保持し、髪の毛の毛先を毛髪巻胴部7と押さえアーム10の挟持部11との間に挟む。
(3) ヘアーカーラーを軸方向に回転させて髪の毛を毛髪巻胴部7に巻き付ける。
(4) 加熱により髪の毛に所望の巻き癖が付いた段階で、押さえアーム10の挟持部11を髪の毛から離し、ヘアーカーラーを髪の毛から抜き取り、髪の毛の次の箇所に巻き付ける。
1 グリップ
4 加熱パイプ
7 毛髪巻胴部
9 整髪用の突起
10 押さえアーム
4 加熱パイプ
7 毛髪巻胴部
9 整髪用の突起
10 押さえアーム
Claims (5)
- 手で把持可能なグリップと、上記グリップから延設される加熱パイプと、上記加熱パイプに外装される周囲に多数の整髪用の突起を突設した毛髪巻胴部と、上記加熱パイプを加熱するためのヒーターと、 上記加熱棒体のヒーターへの常時給電手段と、上記毛髪巻胴部材との間に髪の毛を挟持して固定するために毛髪巻胴部材に対し接離自在に取り付けられる押さえアームを有することを特徴とするヘアーカーラー。
- 加熱パイプとそれに外装される毛髪巻胴部はインサート成型により一体化される請求項1記載のヘアーカーラー。
- 加熱パイプの外周にインサート成型時に毛髪巻胴部を構成する合成樹脂が入り込む溝を設けた請求項1または2記載のヘアーカーラー。
- 押さえアームはグリップに取り付けられる請求項1から3の何れかに記載のヘアーカーラー。
- 押さえアームはヘアーカーラーの胴部に弾性力をもって外嵌されるC字状の支持クリップ体に取り付けられる請求項1から4の何れかに記載のヘアーカーラー。
Priority Applications (2)
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JP2014005198U JP3194836U (ja) | 2014-09-30 | 2014-09-30 | ヘアーカーラー |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014005198U JP3194836U (ja) | 2014-09-30 | 2014-09-30 | ヘアーカーラー |
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CN108851455A (zh) * | 2018-05-08 | 2018-11-23 | 广东罗曼智能科技股份有限公司 | 一种打滑防护式电动美发器 |
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2014
- 2014-09-30 JP JP2014005198U patent/JP3194836U/ja not_active Expired - Fee Related
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CN108851455A (zh) * | 2018-05-08 | 2018-11-23 | 广东罗曼智能科技股份有限公司 | 一种打滑防护式电动美发器 |
CN108851455B (zh) * | 2018-05-08 | 2023-11-14 | 广东罗曼智能科技股份有限公司 | 一种打滑防护式电动美发器 |
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