JP2013232510A - 多層プリント配線板の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】第1リジッド部と第2リジッド部とを互いに接続するフレキシブル部を、所定の形状に維持することができる多層プリント配線板を提供する。
【解決手段】多層プリント配線板1は、複数の配線板が積層される第1リジッド部10と、他の複数の配線板が積層される第2リジッド部20と、第1リジッド部10と第2リジッド部20とを互いに接続するフレキシブル部30とを有する。第1リジッド部10と第2リジッド部20とは間隔を空けて設けられる。多層プリント配線板1の製造方法は、第1リジッド部10と第2リジッド部20とを互いに接続している状態のフレキシブル部30を、塑性変形するように加熱しながらプレスする熱プレス工程を有する。
【選択図】図4
【解決手段】多層プリント配線板1は、複数の配線板が積層される第1リジッド部10と、他の複数の配線板が積層される第2リジッド部20と、第1リジッド部10と第2リジッド部20とを互いに接続するフレキシブル部30とを有する。第1リジッド部10と第2リジッド部20とは間隔を空けて設けられる。多層プリント配線板1の製造方法は、第1リジッド部10と第2リジッド部20とを互いに接続している状態のフレキシブル部30を、塑性変形するように加熱しながらプレスする熱プレス工程を有する。
【選択図】図4
Description
本発明は、複数の配線板が積層される第1リジッド部と、他の複数の配線板が積層される第2リジッド部と、第1リジッド部と第2リジッド部とを互いに接続するフレキシブル部とを有する多層プリント配線板の製造方法に関する。
特許文献1に記載の回路基板は、配線パターンが多層化されたリジッド部と、配線パターンが一層のみで、その一層の配線パターンが一対の基材で挟まれたフレキシブル部とを有する多層プリント配線板に相当する。フレキシブル部は、間隔を空けて設けられる2つのリジッド部を互いに接続する。一般的にフレキシブル部はリジッド部に比べて高い柔軟性を有しており弾性変形する。
多層プリント配線板は、例えば、モーターケーシング内の狭い空間において、フレキシブル部を曲げて所定の位置に配置される。このとき、柔軟なフレキシブル部が弾性変形するため、フレキシブル部を位置決めしにくい。このため、多層プリント配線板の配置態様を考慮して、フレキシブル部は所定の形状を予め有していることが好ましい。しかし、特許文献1には、フレキシブル部を所定の形状に維持することについて何ら考慮されていない。
本発明は、上記課題を解決するため、第1リジッド部と第2リジッド部とを互いに接続するフレキシブル部を、所定の形状に維持することができる多層プリント配線板の製造方法を提供することを目的とする。
(1)第1の手段は、請求項1に記載の発明すなわち、複数の第1配線板が積層される第1リジッド部と、複数の第2配線板が積層される第2リジッド部と、前記第1リジッド部と前記第2リジッド部とを互いに接続するフレキシブル部とを有し、前記第1リジッド部と前記第2リジッド部とが間隔を空けて設けられる多層プリント配線板の製造方法において、前記第1リジッド部と前記第2リジッド部とを互いに接続している状態の前記フレキシブル部を、塑性変形するように加熱しながらプレスする熱プレス工程を有することを要旨とする。
上記多層プリント配線板の製造方法においては、熱プレス工程でフレキシブル部を加熱しながらプレスすることにより、フレキシブル部を塑性変形させることができる。したがって、第1リジッド部と第2リジッド部とを互いに接続するフレキシブル部を、所定の形状に維持することができる。
(2)第2の手段は、請求項2に記載の発明すなわち、請求項1に記載の多層プリント配線板の製造方法において、前記フレキシブル部は、前記第1リジッド部と前記第2リジッド部とを互いに接続する基材を有するものであって、前記フレキシブル部の基材を、前記第1配線板と、前記第2配線板とに積層する積層工程をさらに有し、前記熱プレス工程において、前記基材が前記第1配線板と前記第2配線板とに積層された状態で、前記第1リジッド部と前記第2リジッド部と前記フレキシブル部とを同時に加熱しながらプレスすることを要旨とする。
上記多層プリント配線板の製造方法においては、基材により、第1リジッド部の第1配線板と、第2リジッド部の第2配線板とを接続することができる。また、熱プレス工程により、複数の第1配線板が積層される第1リジッド部と、複数の第2配線板が積層される第2リジッド部と、所定の形状を維持するフレキシブル部とを同時に形成することができる。
(3)第3の手段は、請求項3に記載の発明すなわち、請求項2に記載の多層プリント配線板の製造方法において、前記基材は、熱可塑性樹脂により形成されていることを要旨とする。
上記多層プリント配線板の製造方法においては、熱プレス工程でフレキシブル部を加熱しながらプレスすることにより、フレキシブル部の基材を溶融させることができる。よって、基材が、第1リジッド部の第1配線板および第2リジッド部の第2配線板に接着する接着剤を兼ねるため、第1リジッド部の第1配線板とフレキシブル部の基材とを接続する接着剤層と、第2リジッド部の第2配線板とフレキシブル部の基材とを接続する接着剤層とを省略することができる。このため、多層プリント配線板の製造工数を減らすことができる。
(4)第4の手段は、請求項4に記載の発明すなわち、請求項2または3に記載の多層プリント配線板の製造方法において、前記第1配線板は、熱可塑性樹脂の基材上に配線が形成されたものを含むことを要旨とする。
上記多層プリント配線板の製造方法においては、熱プレス工程により、第1リジッド部の第1配線板が有する基材を溶融させることができる。よって、この基材が接着剤を兼ねるため、第1リジッド部において接着剤層を省略することができる。このため、多層プリント配線板の製造工数を減らすことができる。
(5)第5の手段は、請求項5に記載の発明すなわち、請求項2〜4のいずれか一項に記載の多層プリント配線板の製造方法において、前記第2配線板は、熱可塑性樹脂の基材上に配線が形成されたものを含むことを要旨とする。
上記多層プリント配線板の製造方法においては、熱プレス工程により、第2リジッド部の第2配線板が有する基材を溶融させることができる。よって、この基材が接着剤を兼ねるため、第2リジッド部において接着剤層を省略することができる。このため、多層プリント配線板の製造工数を減らすことができる。
本発明は、第1リジッド部と第2リジッド部とを互いに接続するフレキシブル部を、所定の形状に維持することができる多層プリント配線板の製造方法を提供する。
図1を参照して、多層プリント配線板1の構成について説明する。
多層プリント配線板1は、第1リジッド部10、第2リジッド部20、およびフレキシブル部30を有する。第1リジッド部10と第2リジッド部20とは互いに間隔を空けて設けられる。
多層プリント配線板1は、第1リジッド部10、第2リジッド部20、およびフレキシブル部30を有する。第1リジッド部10と第2リジッド部20とは互いに間隔を空けて設けられる。
第1リジッド部10は、絶縁体11および複数の導体層12を有する。絶縁体11は、導体層12を支持する。複数の導体層12は、第1リジッド部10の厚み方向において重なっている。複数の導体層12のうち外層の導体層12Aは、絶縁体11の表面に形成されている。一方、複数の導体層12のうち内層の導体層12Bは、絶縁体11の内部に設けられている。
第2リジッド部20は、第1リジッド部10と同様に、絶縁体21および複数の導体層22を有する。絶縁体21は、導体層22を支持する。複数の導体層22は、第2リジッド部20の厚み方向において重なっている。複数の導体層22のうち外層の導体層22Aは、絶縁体21の表面に形成されている。一方、複数の導体層22のうち内層の導体層22Bは、絶縁体21の内部に設けられている。
フレキシブル部30は、第1リジッド部10と第2リジッド部20とを互いに接続する。フレキシブル部30は、第1リジッド部10および第2リジッド部20に比べて柔軟性が高い。フレキシブル部30は、絶縁体31および1つの導体層32を有する。絶縁体31は、導体層32を挟む。導体層32は、第1リジッド部10の導体層12と、第2リジッド部20の導体層22とを互いに接続する。
多層プリント配線板1の製造方法について説明する。多層プリント配線板1の製造方法は、積層工程および熱プレス工程を有する。なお、以下の説明において図2〜図4に記載されていない符号が付された構成要素は、図1に記載された構成要素を示している。
図2に示されるように、まず、複数の配線板2を用意する。各配線板2は、所定の配線パターンを有するシートである。各配線板2は、基材3および配線4を有する。基材3は絶縁性を有する熱可塑性樹脂により形成されている。配線4は基材3上の銅箔により形成されている。
また、配線板2は、ビア5を有する。ビア5は、ビアホール6および導体ペースト7を含む。ビアホール6は、配線板2を貫通する。導体ペースト7は、ビアホール6内を埋める。ビア5は、ビアホール6を介して対向する2つの配線4を、導体ペースト7により電気的に接続する。なお、図2においてビア5が記載されていない配線板2は、図2に示される断面とは別の部位においてビア5を有する。
配線板2として、第1配線板としての第1リジッド部用配線板2A、第2配線板としての第2リジッド部用配線板2B、およびフレキシブル部用配線板2Cを用意する。第1リジッド部用配線板2Aは、第1リジッド部10および第2リジッド部20のうち第1リジッド部10のみを構成する。第2リジッド部用配線板2Bは、第1リジッド部10および第2リジッド部20のうち第2リジッド部20のみを構成する。
フレキシブル部用配線板2Cは、フレキシブル部30を構成する。また、フレキシブル部用配線板2Cにおいて、第1リジッド部用配線板2Aに積層される部分は、第1リジッド部10を構成する。フレキシブル部用配線板2Cにおいて、第2リジッド部用配線板2Bに積層される部分は、第2リジッド部20を構成する。
次いで、積層工程において、複数の第1リジッド部用配線板2Aを積層するとともに、第1リジッド部用配線板2Aにフレキシブル部用配線板2Cの一方の端部を積層する。また、この積層工程において、複数の第2リジッド部用配線板2Bを積層するとともに、第2リジッド部用配線板2Bにフレキシブル部用配線板2Cの他方の端部を積層する。積層工程により、内層の導体層22B(図1参照)を構成する配線4は、基材3に挟まれる。
図3に示されるように、積層工程により、フレキシブル部用配線板2Cは、第1積層体1Aと第2積層体1Bとに架かる。第1積層体1Aは、第1リジッド部用配線板2Aが積層されたものであって、第1リジッド部10を構成する。第2積層体1Bは、第2リジッド部用配線板2Bが積層されたものであって、第2リジッド部20を構成する。フレキシブル部用配線板2Cは、第1積層体1Aと第2積層体1Bとを連結する連結体1Cを構成する。
次いで、熱プレス工程において、第1積層体1A、第2積層体1B、および連結体1Cを加熱しながらプレスすることにより、第1リジッド部10、第2リジッド部20、およびフレキシブル部30を形成する。熱プレス工程において加熱された基材3は溶融し、その後、加熱を止めることにより基材3は硬化する。したがって、熱プレス工程においては、第1リジッド部10と第2リジッド部20とを互いに接続している状態のフレキシブル部30を、塑性変形するように加熱しながらプレスする。
図4に示されるように、第1リジッド部10、第2リジッド部20、およびフレキシブル部30のプレスは、熱プレス用成形型8および熱プレス用成形型9を用いて行う。第1リジッド部10、第2リジッド部20、およびフレキシブル部30は、熱プレス用成形型8と熱プレス用成形型9との間に挟まれる。熱プレス用成形型8,9は、フレキシブル部30を成形する。
また、熱プレス工程においては、フレキシブル部30の接続根本部分30Aおよび接続根本部分30Bはプレスせずに、フレキシブル部30の中間部30Cをプレスする。接続根本部分30Aは、フレキシブル部30において第1リジッド部10の近傍部分に相当する。接続根本部分30Bは、フレキシブル部30において第2リジッド部20の近傍部分に相当する。中間部30Cは、フレキシブル部30において接続根本部分30Aと接続根本部分30Bとの間の部位である。
熱プレス工程において基材3を溶融させた後、加熱を止めて、基材3(図3参照)が硬化することにより、第1リジッド部10および第2リジッド部20が硬化する。第1リジッド部10において硬化した基材3は、絶縁体11を構成する。第1リジッド部10における配線4は、導体層12を構成する。また、第2リジッド部20において硬化した基材3は、絶縁体21を構成する。第2リジッド部20における配線4は、導体層22を構成する。
上記製造方法の作用について説明する。
熱プレス工程において基材3を溶融させた後、加熱を止めることにより基材3が硬化して、フレキシブル部30が形成される。フレキシブル部30において硬化した基材3は、絶縁体31を構成する。フレキシブル部30における配線4は、導体層32を構成する。したがって、従来に比べて硬い絶縁体31を得ることができ、絶縁体31および導体層32を含むフレキシブル部30が、所定の形状に成型される。
熱プレス工程において基材3を溶融させた後、加熱を止めることにより基材3が硬化して、フレキシブル部30が形成される。フレキシブル部30において硬化した基材3は、絶縁体31を構成する。フレキシブル部30における配線4は、導体層32を構成する。したがって、従来に比べて硬い絶縁体31を得ることができ、絶縁体31および導体層32を含むフレキシブル部30が、所定の形状に成型される。
本実施形態の多層プリント配線板1の製造方法は以下の効果を奏する。
(1)多層プリント配線板1の製造方法は、第1リジッド部10と第2リジッド部20とを互いに接続している状態のフレキシブル部30を、塑性変形するように加熱しながらプレスする熱プレス工程を有する。このため、熱プレス工程でフレキシブル部30を加熱しながらプレスすることにより、フレキシブル部30を塑性変形させることができる。したがって、第1リジッド部10と第2リジッド部20とを互いに接続するフレキシブル部30を、所定の形状に維持することができる。
(1)多層プリント配線板1の製造方法は、第1リジッド部10と第2リジッド部20とを互いに接続している状態のフレキシブル部30を、塑性変形するように加熱しながらプレスする熱プレス工程を有する。このため、熱プレス工程でフレキシブル部30を加熱しながらプレスすることにより、フレキシブル部30を塑性変形させることができる。したがって、第1リジッド部10と第2リジッド部20とを互いに接続するフレキシブル部30を、所定の形状に維持することができる。
(2)多層プリント配線板1の製造方法は、熱プレス工程において、フレキシブル部30を構成する基材3が、第1リジッド部10の配線板2と第2リジッド部20の配線板2とに積層された状態で、第1リジッド部10と第2リジッド部20とフレキシブル部30とを同時に加熱しながらプレスする。このため、基材3により、第1リジッド部10の配線板2と、第2リジッド部20の配線板2とを接続することができる。また、熱プレス工程により、複数の配線板2が積層される第1リジッド部10と、他の複数の配線板2が積層される第2リジッド部20と、所定の形状を維持するフレキシブル部30とを同時に形成することができる。
(3)フレキシブル部30の基材3は、熱可塑性樹脂により形成されている。このため、熱プレス工程でフレキシブル部30を加熱しながらプレスすることにより、フレキシブル部30の基材3を溶融させることができる。よって、基材3が、第1リジッド部10の配線板2および第2リジッド部20の配線板2に接着する接着剤を兼ねるため、第1リジッド部10の配線板2とフレキシブル部30の基材3とを接続する接着剤層と、第2リジッド部20を構成する配線板2とフレキシブル部30の基材3とを接続する接着剤層とを省略することができる。したがって、多層プリント配線板1の製造工数を減らすことができる。
(4)第1リジッド部10の配線板2は、熱可塑性樹脂の基材3上に配線4が形成されたものを含む。このため、熱プレス工程により、第1リジッド部10の配線板2が有する基材3を溶融させることができる。よって、この基材3が接着剤を兼ねるため、第1リジッド部10において接着剤層を省略することができる。したがって、多層プリント配線板1の製造工数を減らすことができる。
(5)第2リジッド部20の配線板2は、熱可塑性樹脂の基材3上に配線4が形成されたものを含む。このため、熱プレス工程により、第2リジッド部20の配線板2が有する基材3を溶融させることができる。よって、この基材3が接着剤を兼ねるため、第2リジッド部20において接着剤層を省略することができる。したがって、多層プリント配線板1の製造工数を減らすことができる。
本発明は、上記実施形態以外の実施形態を含む。以下、本発明のその他の実施形態としての上記実施形態の変形例を示す。なお、以下の各変形例は、互いに組み合わせることもできる。
・実施形態の第2リジッド部20の配線板2は、熱可塑性樹脂の基材3上に配線4が形成されたものを含む。一方、変形例の第2リジッド部20の配線板2は、熱可塑性樹脂以外の絶縁材料からなる基材上に配線が形成されたものを含む。すなわち、第2リジッド部20の配線板の構成を変更することもできる。
・実施形態の第2リジッド部20の複数の配線板2の全てが、熱可塑性樹脂の基材3上に配線4が形成されたものである。一方、変形例の第2リジッド部20の複数の配線板の一部が、熱可塑性樹脂の基材上に配線が形成されたものである。このような構成であっても、上記(5)の効果が得られる。
・実施形態の第1リジッド部10の配線板2は、熱可塑性樹脂の基材3上に配線4が形成されたものを含む。一方、変形例の第1リジッド部10の配線板2は、熱可塑性樹脂以外の絶縁材料からなる基材上に配線が形成されたものを含む。すなわち、第1リジッド部10の配線板の構成を変更することもできる。
・実施形態の第1リジッド部10の複数の配線板2の全てが、熱可塑性樹脂の基材3上に配線4が形成されたものである。一方、変形例の第1リジッド部10の複数の配線板の一部が、熱可塑性樹脂の基材上に配線が形成されたものである。このような構成であっても、上記(4)の効果が得られる。
・実施形態のフレキシブル部30は、1つの導体層32を有する。一方、変形例のフレキシブル部30は、2つ以上の導体層を有する。すなわち、フレキシブル部30は、第1リジッド部10および第2リジッド部20に比べて高い柔軟性を有することができれば、複数の導体層を有するように構成することもできる。
・実施形態の基材3は、熱可塑性樹脂により形成されている。一方、変形例の基材3は、熱可塑性樹脂以外の絶縁材料により形成されている。このような構成においては、例えば、配線が形成される基材とは別に、フレキシブル部が、熱可塑性樹脂のシートを有する構成を採用すればよい。すなわち、フレキシブル部が塑性変形可能であればよい。
・実施形態の熱プレス工程は、第1リジッド部10と第2リジッド部20とフレキシブル部30とを同時に加熱しながらプレスする。一方、変形例の熱プレス工程は、第1リジッド部10を加熱しながらプレスする工程と、第2リジッド部20を加熱しながらプレスする工程と、フレキシブル部30を加熱しながらプレスする工程とが別工程である。
・実施形態の多層プリント配線板1は、2つのリジッド部を有する。一方、変形例の多層プリント配線板は、3つ以上のリジッド部を有し、隣り合う2つのリジッド部を接続するフレキシブル部を2つ以上有する。このような構成においても、少なくとも1つ以上のフレキシブル部に本発明を適用することにより、上記(1)の効果が得られる。
1…多層プリント配線板、1A…第1積層体、1B…第2積層体、1C…連結体、2…配線板、2A…第1リジッド部用配線板(第1配線板)、2B…第2リジッド部用配線板(第2配線板)、2C…フレキシブル部用配線板、3…基材、4…配線、5…ビア、6…ビアホール、7…導体ペースト、8,9…熱プレス用成形型、10…第1リジッド部、11…絶縁体、12…導体層、20…第2リジッド部、21…絶縁体、22…導体層、30…フレキシブル部、31…絶縁体、32…導体層。
Claims (5)
- 複数の第1配線板が積層される第1リジッド部と、複数の第2配線板が積層される第2リジッド部と、前記第1リジッド部と前記第2リジッド部とを互いに接続するフレキシブル部とを有し、前記第1リジッド部と前記第2リジッド部とが間隔を空けて設けられる多層プリント配線板の製造方法において、
前記第1リジッド部と前記第2リジッド部とを互いに接続している状態の前記フレキシブル部を、塑性変形するように加熱しながらプレスする熱プレス工程
を有する多層プリント配線板の製造方法。 - 前記フレキシブル部は、前記第1リジッド部と前記第2リジッド部とを互いに接続する基材を有するものであって、
前記フレキシブル部の基材を、前記第1配線板と、前記第2配線板とに積層する積層工程をさらに有し、
前記熱プレス工程において、前記基材が前記第1配線板と前記第2配線板とに積層された状態で、前記第1リジッド部と前記第2リジッド部と前記フレキシブル部とを同時に加熱しながらプレスする
請求項1に記載の多層プリント配線板の製造方法。 - 前記基材は、熱可塑性樹脂により形成されている
請求項2に記載の多層プリント配線板の製造方法。 - 前記第1配線板は、熱可塑性樹脂の基材上に配線が形成されたものを含む
請求項2または3に記載の多層プリント配線板の製造方法。 - 前記第2配線板は、熱可塑性樹脂の基材上に配線が形成されたものを含む
請求項2〜4のいずれか一項に記載の多層プリント配線板の製造方法。
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