JP2013231019A - 液状美白オイル - Google Patents

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Toshiharu Mori
俊晴 森
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Abstract

【課題】塗布後の感触が良好で、塗布後にすぐに化粧等をすることができ、さっぱりタイプの肌なじみの良い液状美白オイルを提供する。
【解決手段】(A)液状高級アルコールと(B)植物油と(C)油溶性ビタミンCを含有する液状美白オイルである。(C)油溶性ビタミンCが、テトラ2−ヘキシルデカン酸アスコルビルであることが好ましく、(A)液状高級アルコールがホホバルコールであることが好ましく、(A)液状高級アルコールの配合量が、1.0〜80.0質量%であることが好ましく、(B)植物油が、マカデミアナッツ油、ホホバ油、サフラワー油、米胚芽油、小麦胚芽油、アボカド油、アルモンド油、ゴマ油、ツバキ油、ブドウ油、月見草油、シソ油、ヒマワリ油、ココナッツ油、メドフォーム油、ローズヒップ油、アプリコット油、アルガン油、オリーブ油およびオリーブスクワランよりなる群から選ばれる一種以上であることが好ましい。
【選択図】なし

Description

本発明は、液状美白オイルに関し、詳しくは塗布後の感触が良好で、塗布後にすぐに化粧等をすることができ、さっぱりタイプの肌なじみの良い液状美白オイルに関する。
従来、液状油を使用した化粧料は、しっとりとした質感を与え、カサつき、粉ふきが気になる部分をケアできることから、オイル化粧料として用いられてきた。
例えば、特許文献1には、液状動植物油、シリコーン油および非イオン界面活性剤を配合した液状油性オイル組成物が開示されている。また、特許文献2には、米油、玄米油および米胚芽油を有するベースオイル用材が開示されている。
さらに、特許文献3には、マッサージオイルに水をスプレーして、マッサージオイルを拭き取る必要のないマッサージオイルの塗布方法およびマッサージ用材が、開示されている。
特開2008−37792号公報 特開2008−184462号公報 特開2006−182751号公報
しかしながら、特許文献1記載の液状油性オイル組成物は、入浴直後の濡れた肌を対象とするものであるため、乾いた状態の肌では良好な感触が得られず、顔にスポット的に使用できるものではなかった。また、シリコーン油および非イオン界面活性剤を配合しているため、消費者の安全性への嗜好面でも問題があった。
また、特許文献2記載のベースオイル用材は、米油、玄米油および米胚芽油だけを必須成分としているため、良好な感触が得られず、顔にスポット的に使用するには十分なものではなかった。
さらに、特許文献3記載のマッサージオイルの塗布方法およびマッサージ用材は、ボディオイルとしては使用できるものの顔にスポット的に使用するには十分なものではなかった。
また、液状美白オイルとして、一般に植物油は配合されている。しかしながら、植物油を配合するだけでは、べたつきの感触が強く、さらに顔にスポット的に使用するには、まだまだ改良の余地があった。
そこで本発明の目的は、前記の従来技術の問題を解決し、塗布後の感触が良好で、塗布後にすぐに化粧等をすることができ、さっぱりタイプの肌なじみの良い液状美白オイルを提供することにある。
本発明者らは、前記課題を解決すべく鋭意検討を行った結果、液状高級アルコールを含有する液状美白オイルとすることによって、前記目的を達成し得ることを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明の液状美白オイルは、(A)液状高級アルコールと(B)植物油と(C)油溶性ビタミンCを含有することを特徴とするものである。
また、本発明の液状美白オイルは、前記(C)油溶性ビタミンCが、テトラ2−ヘキシルデカン酸アスコルビルであることが好ましく、前記(A)液状高級アルコールがホホバアルコールであることが好ましい。
さらにまた、本発明の液状美白オイルは、前記(A)液状高級アルコールの配合量が、1.0〜80.0質量%であることが好ましく、前記(B)植物油が、マカデミアナッツ油、ホホバ油、サフラワー油、米胚芽油、小麦胚芽油、アボカド油、アルモンド油、ゴマ油、ツバキ油、ブドウ油、月見草油、シソ油、ヒマワリ油、ココナッツ油、メドフォーム油、ローズヒップ油、アプリコット油、アルガン油、オリーブ油およびオリーブスクワランよりなる群から選ばれる一種以上であることが好ましい。
本発明によると、塗布後の感触が良好で、塗布後にすぐに化粧等をすることができ、さっぱりタイプの肌なじみの良い液状美白オイルを提供することができる。
以下、本発明の液状美白オイルについて具体的に説明する。本発明の液状美白オイルは、(A)液状高級アルコールと(B)植物油と(C)油溶性ビタミンCを含有するものである。かかる(A)〜(C)の成分を配合することにより、液状美白オイルの塗布後の感触が良好となり、さっぱりタイプで肌なじみも良い液状美白オイルを得ることができる。また、顔の目じり等にスポット的に使用でき、液状美白オイルを塗布後にすぐに化粧等をすることができる。さらに、液状オイルのため肌への浸透性が良く、良好な美白効果を得ることができる。さらにまた、(A)液状高級アルコールと(B)植物油と(C)油溶性ビタミンCを必須成分とし、シリコーン油、非イオン界面活性剤等を必須成分としないため、消費者の安全性への嗜好面でも極めて良好である。
前記(A)液状高級アルコールとしては、通常、化粧料及び皮膚外用剤で使用できる液状の高級アルコールであれば特に限定されないが、例えば、イソステアリルアルコール、オレイルアルコール、ホホバアルコール等を使用できる。イソステアリルアルコールとしては、例えば、高級アルコール工業株式会社製のイソステアリルアルコールEX等を挙げることができ、オレイルアルコールとしては、例えば、高級アルコール工業株式会社製のオレイルアルコール90VR、オレイルアルコールVP、オレイルアルコールSS等を挙げることができ、ホホバアルコールとしては、例えば、香栄興業社製のホホバアルコール等を挙げることができる。
また、前記(A)液状高級アルコールは、ホホバアルコールであることが好ましい。植物由来の天然の油性成分であるため、消費者の安全性への嗜好面でもより問題が少なくなる。
また、前記(B)植物油としては、通常、化粧料及び皮膚外用剤で使用できる植物由来の油であれば特に限定されないが、マカデミアナッツ油、ホホバ油、サフラワー油、米胚芽油、小麦胚芽油、アボカド油、アルモンド油、ゴマ油、ツバキ油、ブドウ油、月見草油、シソ油、ヒマワリ油、ココナッツ油、メドフォーム油、ローズヒップ油、アプリコット油、アルガン油、オリーブ油およびオリーブスクワランよりなる群から選ばれる一種以上であることが好ましく、マカデミアナッツ油、ホホバ油、サフラワー油、米胚芽油、アルガン油およびオリーブスクワランよりなる群から選ばれる一種以上であることがより好ましい。なお、鉱物油、エステルおよびエーテル油等の合成油、並びにシリコーン油等は、消費者の安全性への嗜好面で好ましくない。
さらに、本発明の液状美白オイルは、前記(A)液状高級アルコールの配合量が、1.0〜80.0質量%であることが好ましく、5.0〜80.0質量%であることがより好ましく、20.0〜70.0質量%であることがさらにより好ましい。前記(A)液状高級アルコールの配合量が1.0質量%より少ないとややさっぱり感が足りなくなるおそれがあり、80.0質量%より多いとしっとり感の点で感触が悪くなるおそれがあり、好ましくない。これに対して、前記(A)液状高級アルコールの配合量を前記範囲とすることにより、液状美白オイルを塗布後の乾きがより良好となり、顔にスポット的使用した場合もすぐに他の化粧等をすることができる。
さらにまた、本発明の液状美白オイルは、前記(B)植物油の配合量が、10.0〜89.0質量%であることが好ましく、20.0〜85.0質量%であることがより好ましく、30.0〜80.0質量%であることがさらにより好ましい。前記(B)植物油の配合量が10.0質量%より少ないとしっとり感の点で感触が悪くなるおそれがあり、前記(B)植物油の配合量が89.0質量%より多いとややさっぱり感が足りなくなるおそれがあり、好ましくない。これに対して、前記(B)植物油の配合量をかかる範囲とすることにより、液状美白オイルを塗布後の乾きがより良好となる。
また、前記(C)油溶性ビタミンCとしては、通常、化粧料及び皮膚外用剤で使用できるものであれば特に限定されないが、テトラ2−ヘキシルデカン酸アスコルビル、パルミチン酸アスコルビル等を挙げることができ、好ましくは、テトラ2−ヘキシルデカン酸アスコルビルである。かかるテトラ2−ヘキシルデカン酸アスコルビルとしては、日光ケミカルズ社製のNIKKOL VC−IP、NIKKOL VC−IP EXを使用できる。さらに、配合量としては特に限定されないが、0.0001〜10質量%であることが好ましく、1.0〜3.0質量%であることがより好ましく、3.0質量%であることがさらにより好ましい。かかる範囲とすることにより、十分な美白効果を得ることができる。
また、本発明の液状美白オイルは、香料を含有することができる。香料を含有することで、液状美白オイルをフレグランス的に使用することができる。
さらに、かかる香料の配合量としては、添加する香料の種類にもよるが0.1〜30質量%含有することが好ましい。香料の配合量が0.1質量%より少ないと十分な香りが付香できないおそれがあり、香料の配合量が30質量%より多いと香りが強くなりすぎるおそれがあり、好ましくない。
また、本発明において、香料としては特に限定されないが、天然由来の香料であることが好ましい。天然由来の香料を使用することにより、天然油の美白オイルにマッチして消費者の安全性への嗜好面でより問題を少なくすることができる。
さらに、本発明の液状美白オイルに使用できる成分としては本発明の効果を損なわない質的、量的範囲で上記以外の任意の成分を配合することができ、化粧料に通常配合される成分、例えば、乳化剤、油性成分、界面活性剤、保湿剤、酸化防止剤、防腐剤、香料、各種ビタミン剤、着色剤、増粘剤、紫外線吸収剤、薬効成分等を配合することができる。
次に本発明を実施例および比較例を挙げて、より具体的に説明する。なお、以下において配合量は質量%である。
(実施例1〜9、比較例)
下記の表1〜4に示す配合処方に従い各液状美白オイルを作製した。得られた液状美白オイルにつき、下記評価試験を行った。
(感触試験)
20代〜30代の女性10名の目じりに0.02gを塗布し、べとつき感の有無を評価した。評価は以下の基準に従い行った。
得られた結果を表1〜4に併記する。
◎:さっぱりしてべとつきがなく、極めて良好な感触。
○:さっぱりしてべとつき少なく、良好な感触。
×:べとつきがあり、悪い感触。
(化粧可能試験)
20代〜30代の女性10名の目じりに0.02gを塗布した後、化粧の可能性の可否について評価した。評価は以下の基準に従い行った。得られた結果を表1〜4に併記する。
◎:化粧可能
×:化粧不可能。
Figure 2013231019
Figure 2013231019
Figure 2013231019
Figure 2013231019

Claims (5)

  1. (A)液状高級アルコールと(B)植物油と(C)油溶性ビタミンCを含有することを特徴とする液状美白オイル。
  2. 前記(C)油溶性ビタミンCが、テトラ2−ヘキシルデカン酸アスコルビルである請求項1記載の液状美白オイル。
  3. 前記(A)液状高級アルコールがホホバアルコールである請求項1または2記載の液状美白オイル。
  4. 前記(A)液状高級アルコールの配合量が、1.0〜80.0質量%である請求項1〜3のうちいずれか一項に記載の液状美白オイル。
  5. 前記(B)植物油が、マカデミアナッツ油、ホホバ油、サフラワー油、米胚芽油、小麦胚芽油、アボカド油、アルモンド油、ゴマ油、ツバキ油、ブドウ油、月見草油、シソ油、ヒマワリ油、ココナッツ油、メドフォーム油、ローズヒップ油、アプリコット油、アルガン油、オリーブ油およびオリーブスクワランよりなる群から選ばれる一種以上である請求項1〜4のうちいずれか一項に記載の液状美白オイル。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200033689A (ko) * 2018-09-20 2020-03-30 대봉엘에스 주식회사 코코넛 오일 및 이의 용도
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