JP2013228058A - 方向制御弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】弁軸と弁孔との間の連通流路を大きくしつつ弁軸の芯ずれ発生を防止する。
【解決手段】弁ハウジング10には相互に弁孔41a,41bを介して連通される1つのポート12と他のポート13a,14bとが設けられ、それぞれのポートの端部には弁座面42a,42bが形成される。弁孔を貫通する弁軸21には弁孔41a,41bを開閉する状態と開放する状態とに作動する弁体51a,51bが設けられ、弁孔41a,41bの内面にはそれぞれ軸方向に伸びて弁軸21を支持する線接触部が設けられている。
【選択図】図2

Description

本発明はポペット形の弁体が弁座面に対して直角方向に開閉移動し、気体の流れ方向を制御する方向制御弁に関する。
方向制御弁は、空気圧作動機器に対し空気圧を供給する状態と供給を停止する状態とに切り換えたり、空気圧作動機器に対し空気圧を供給する状態と空気圧作動機器から排出される空気を外部に排出したりするために使用され、開閉弁または切換弁とも言われる。このタイプの方向制御弁は、弁軸を移動自在に収容する弁孔が形成された弁ハウジングを有している。弁ハウジングには弁孔に連通する複数の開口部つまりポートが形成され、弁軸にその径方向外方に突出して設けられた弁体によりポートの開閉や切り換えが行われる。弁軸に対して直角方向に形成された弁座面に接触して弁体がポートの開閉や切り換えを行うタイプの方向制御弁の弁体はポペット形となる。
ポペット形の弁体を有する方向制御弁においては、弁体が開閉動作するときには、弁ハウジングに弁軸または弁体を案内するようにしている。1つのポートから他のポートに空気が流れるときには、弁軸と弁孔との間の流路を通って空気が流れることになる。特許文献1に記載された方向切換弁においては、弁軸を弁ハウジングにより移動自在に支持するとともに弁軸の外周面に空気が流れる複数の溝が形成されており、弁軸はその外周面が弁孔の案内孔に接触して軸方向に移動するようになっている。特許文献2に記載された直動電磁弁においては、弁孔に摺動するガイドリングを弁軸に設け、このガイドリングに設けられた切欠き部により流路を形成している。この弁軸には排出ポートに連通する貫通孔が形成され、貫通孔の一端は一方のばね室に連通し、貫通孔の他端は他方のばね室に連通しており、排出ポートの空気圧が弁軸に軸方向には加わらないように軸方向推力をバランスさせている。特許文献3に記載された方向制御弁においては、弁体を弁孔に接触させて弁軸を軸方向に移動するように支持したタイプである。弁体の外周部に径方向外方に突出して設けられて弁孔の内周面に接触する複数の突起片により弁軸を案内するとともに突起片相互間に流路を形成するようにしている。弁軸の駆動方式としては、ソレノイドつまり電磁石を用いた電磁操作式、カムやリンクを用いた機械操作式、流体圧力を用いた流体操作式等がある。
特開昭61−96272号公報 特開平8−4936号公報 特開2006−258183号公報
ポペット形の弁体を有する従来の方向制御弁においては、上述のように、弁体が取り付けられる弁軸と弁孔との間で空気が流れる流路を形成するようにし、弁軸の外周面に溝を形成して弁軸と弁孔とを面接触させて摺動している。同様に、ガイドリングが弁軸に固定され、そのガイドリングに流路を形成する切欠きを設けるようにした場合においても、ガイドリングが弁孔に面接触して摺動する。弁体の外周に突起片を設けるようにした場合においても、突起片が弁孔に面接触して摺動する。
このように、弁軸は弁ハウジングの弁孔内を軸方向に往復動自在に装着されており、弁軸の移動時には弁軸が弁孔内で傾斜する方向や径方向に移動する方向に芯ずれしないようにする必要がある。弁軸が移動時に弁孔内で芯ずれすると、弁体が弁座面に充分に接触しなくなるので、弁座面の一部だけ接触し、シール性が確保できないおそれがある。さらに、弁体を高速で作動する場合には、弁体が設けられた弁軸の摺動抵抗を小さくする必要がある。弁軸と弁ハウジングの弁孔に面接触させたり、弁体の外周面を弁孔に面接触させたりして弁軸を案内する場合には、弁軸の摺動抵抗を小さくするために、弁孔や弁軸などの加工精度から比較的大きなクリアランスを確保する必要がある。しかし、クリアランスを大きくすると、弁軸の芯ずれが発生するので、前述のように弁座面と弁体のシール性が低下することが避けられない。
弁軸を軸方向に付勢するばね力を強くすると、弁体が弁座面に押圧される押圧力つまり弁体の弁座面に対するシール力を高めることができるが、ばね力を高めると、ソレノイドを駆動源とした電磁操作式においては、弁体の高速応答性を高めることができなくなるだけでなく、ソレノイド電流を大きくする必要があり、コイルの温度上昇による開閉性能の悪化が避けられない。
一方、弁座面に弁体を接触させて空気の流れをシールするには、弁体と弁座面との接触面積を確保する必要がある。従来のように外周面が円形の弁体に対応させて弁座を円形とすると、弁体の外周面と弁孔の内周面との間の流路面積を確保するために、弁体の外径を大きくする必要があるので、弁体と弁軸を含めた弁組立体を大きくしなければならない。弁体を大型化して流量を大きくするには、シート力を高める必要があり、弁体を高速で開閉動作させることができなくなる。さらに、特許文献3のように、弁体の外周面に突出して設けられた突起片により弁軸を案内するようにすると、弁ハウジングを大型化しなければならなくなる。
本発明の目的は、方向制御弁を大型化することなく、弁軸と弁孔との間の流路を大きくしつつ弁軸の芯ずれ発生を防止して開閉特性を向上させることにある。
本発明の方向制御弁は、2つのポートの間に弁孔が形成されるとともに、前記弁孔の端部に弁座面が形成された弁ハウジングと、前記弁孔を貫通して前記弁ハウジングに軸方向に往復動自在に装着される弁軸と、当該弁軸に設けられ、前記弁座面に当接して前記弁孔を閉じ、前記弁座面から離れて前記弁孔を開放する弁体と、前記弁孔の内面に前記弁軸に向けて径方向内方に突出して設けられ、かつ前記弁孔の円周方向に離れて設けられ、相互間に連通溝を形成する少なくとも3つの突起部と、前記突起部に軸方向に伸びて設けられ、前記弁軸を支持する線接触部とを有することを特徴とする。
この方向制御弁においては、弁体が設けられた弁軸を、ポート相互を連通させる弁孔に設けられた線接触部で支持するようにしたので、線接触部と弁軸との間の摺動抵抗を小さくすることができる。これにより、弁軸の芯ずれ発生を防止することができるので、弁体の当接面全体を弁座面に当接させることができ、弁座面のシール性を高めることができる。さらに、弁軸が移動するときにおける弁軸に加わる摺動抵抗を小さくすることができるので、弁軸を駆動するための推力を小さくすることができる。
この推力を小さくすることができるので、弁軸に推力を加えるためのばね部材を小型化することができるとともにソレノイドを小型化することができ、方向制御弁全体を小型化することができる。弁孔に線接触部を設けると、弁孔を大きくすることなく、弁孔内に大きな断面積を有する連通路を形成することができるので、方向制御弁を小型化することができる。
本発明の一実施の形態である方向制御弁の一部切欠き正面図である。 図1の一部を拡大して示す断面図である。 弁ハウジングの縦断面を示す斜視図である。 (A)は図2に示されたガイド部材を示す斜視図であり、(B)は(A)の反対側から見た斜視図である。 (A)は図4(A)の左側面図であり、(B)は(A)における5B−5B線断面図である。 図2における6−6線拡大断面図である。 図2における7−7線拡大断面図である。 図2に示された弁軸の分解正面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1および図2に示される方向制御弁は、主弁組立体が2位置に作動する5ポート電磁弁であり、ほぼ直方体形状のブロック状の弁ハウジング10を有している。弁ハウジング10には貫通孔つまり弁収容孔11が長手方向に伸びて貫通して形成されており、弁ハウジング10の長手方向中央部には、図示しない空気圧供給源に接続される供給ポート12が弁収容孔11に連通して弁ハウジング10に形成されている。供給ポート12から長手方向一方側にずらして出力ポート13aが弁収容孔11に連通して弁ハウジング10に形成されている。この出力ポート13aには空気圧シリンダ等の空気圧作動機器が接続されるようになっており、供給ポート12と連通する出力ポート13aは空気圧作動機器に空気を流出する。出力ポート13aに対して長手方向一方側にずらして排出ポート14aが弁収容孔11に連通して弁ハウジング10に形成されており、この排出ポート14aは空気圧作動機器から出力ポート13aに戻された空気を外部に排出する。
供給ポート12から長手方向他方側にずらして出力ポート13bが弁収容孔11に連通して弁ハウジング10に形成されている。この出力ポート13bには空気圧シリンダ等の空気圧作動機器が接続されるようになっており、供給ポート12と連通する出力ポート13bは空気圧作動機器に空気を流出する。出力ポート13bに対して長手方向他方側にずらして排出ポート14bが弁収容孔11に連通して弁ハウジング10に形成されており、この排出ポート14bは空気圧作動機器から出力ポート13bに戻された空気を外部に排出する。
上述した出力ポート13aは第1の出力ポートとなっており、出力ポート13bは第2の出力ポートとなっており、排出ポート14aは第1の排出ポートとなっており、排出ポート14bは第2の排出ポートとなっている。両方の排出ポート14a,14bは、供給ポート12と出力ポート13a,13bに対してずれた位置に設けられた連通路14cにより相互に連通している。この連通路14cは図1において二点鎖線で示されている。
上述したそれぞれのポートは、図2における弁ハウジング10の底面側に開口して形成されている。弁ハウジング10は図示しないマニホールドブロック等の搭載部材に取り付けられるようになっており、搭載部材にはそれぞれのポートに連通する流路が形成されている。例えば、搭載部材としてのマニホールドブロックに複数の方向制御弁が搭載されるときには、マニホールドブロックに形成された共通の供給流路にそれぞれの方向制御弁の供給ポート12が連通される。方向制御弁の2つの出力ポート13a,13bは、マニホールドブロックに取り付けられる継手により空気圧作動機器に接続される。方向制御弁の2つの排出ポート14a,14bは、連通路14cにより相互に連通されるとともにマニホールドブロックに形成された排気流路に連通される。
出力ポート13aに弁収容孔11を介して連通する出力ポート15aが弁ハウジング10の図2における上面に開口して形成されており、出力ポート13bに弁収容孔11を介して連通する出力ポート15bが弁ハウジング10の上面に開口して形成されている。それぞれの出力ポート15a,15bは弁ハウジング10に空気圧作動機器を直接接続する場合に使用される。そのときには他の出力ポート13a,13bは空気圧作動機器には連通されることなく閉塞され、出力ポート15aが第1の出力ポートとなり、出力ポート15bが第2の出力ポートとなる。逆に、出力ポート13a,13bが搭載部材を介して空気圧作動機器に接続されるときには、出力ポート15a,15bは図示しないカバー部材により閉塞される。
なお、以下の説明においては、出力ポート13a,13bと他のポートとが連通する際には、出力ポート15a,15bにも連通することになるので、出力ポート15a,15bと他のポートとの連通についての重複した説明が省略されている。
弁収容孔11内には軸方向に往復動自在に主弁組立体20が装着されている。主弁組立体20は弁軸21と、これに設けられるゴム製の2つの一体形弁体22,23とを有しており、一体形弁体22,23の外径は弁軸21よりも大径となっている。弁ハウジング10の一端部側には円筒形状のガイド部材24aが配置され、他端部側にも円筒形状のガイド部材24bが配置されている。ガイド部材24aは第1のガイド部材であり、弁収容孔11の一端部に固定される円筒形状の調整ねじ部材25aに取り付けられている。ガイド部材24bは第2のガイド部材であり、弁収容孔11の他端部に固定される円筒形状の調整ねじ部材25bに取り付けられている。2つのガイド部材24a,24bは同一の形状となっており、同様に、2つの調整ねじ部材25a,25bも同一の形状となっており、それぞれは相互に逆向きとなって弁ハウジング10内に装着される。両方の調整ねじ部材25a,25bの軸方向位置を調整することによって、主弁組立体20の軸方向の移動範囲を調整することができる。
図2に示されるように、弁ハウジング10の一端にはエンドブロック16が突き当てられており、このエンドブロック16は図示しないねじ部材により弁ハウジング10に固定される。弁ハウジング10の他端に設けられたフランジ17にはソレノイド18が突き当てられており、このソレノイド18は図示しないねじ部材により弁ハウジング10に固定される。ソレノイド18のケース体26には、図1に示されるように、2つの棒状部27aとこれらを連結する円弧状部27bとが一体となったU字形状の固定鉄心27が組み込まれ、それぞれの棒状部27aにはソレノイドコイル28が巻き付けられたボビン29が装着されている。
ソレノイドコイル28に駆動電流を供給するために、図1に示されるように、ソレノイド18のケース体26には、コネクタ30が着脱自在に装着される。棒状部27aの前面には可動鉄心31が配置され、ソレノイドコイル28に駆動電流が供給されると、可動鉄心31は固定鉄心27に向けて磁力により吸着される。このように、図示する方向制御弁は、電磁操作式となっている。
この可動鉄心31は、図2に示されるように、板ばね32によりフローティング状態となってケース体26に取り付けられる。板ばね32は可動鉄心31に固定される中央部32aと、これの両端部に設けられた脚部32bとを有し、帯状の弾性板を折り曲げることにより形成され、脚部32bがケース体26に形成された凹部内に固定される。中央部32aには図示しない爪部が設けられており、この爪部により可動鉄心31は板ばね32に取り付けられ、可動鉄心31は弁軸21の軸方向に移動自在に板ばね32によりフローティング状態となって支持される。
エンドブロック16には弁軸21と同軸となって操作ボタン33が軸方向に往復動自在に取り付けられている。弁軸21の両端部には駆動駒34,35が取り付けられており、弁軸21の一端部側の駆動駒34と操作ボタン33との間には、弁軸21に図2において右方向に向かう推力を付勢するためのばね部材として圧縮コイルばね36が装着されている。この圧縮コイルばね36のばね力により駆動駒35の端面は可動鉄心31に当接し、板ばね32には駆動駒35が入り込む貫通孔32cが形成されている。圧縮コイルばね36のばね力に抗して弁軸21に左方向に向かう推力を付勢するために、ケース体26内には圧縮コイルばね37がばね部材として配置されており、圧縮コイルばね37は可動鉄心31に形成された凹部38内に収容されている。
圧縮コイルばね37により弁軸21に対し図2において左方向に向けて付勢されるばね力は、圧縮コイルばね36により弁軸21に対し右方向に向けて付勢されるばね力よりも強くなっている。ソレノイドコイル28に対して駆動信号が印加されないときには、弁軸21は左方向の第1の位置に位置する。一方、ソレノイドコイル28に対して駆動電流が流されると、可動鉄心31が固定鉄心27に向けて駆動され、弁軸21は圧縮コイルばね36のばね力により右方向の第2の位置に駆動される。操作ボタン33を押し込むと、操作ボタン33が駆動駒34に当接し、ソレノイドコイル28に通電することなく、弁軸21は第2の位置に移動する。
図2に示されるように、弁収容孔11のうち供給ポート12と出力ポート13aとの間の部分、つまり第1の供給側ポート間部には、これらを連通させる供給側の第1の弁孔41aが形成されている。供給ポート12と出力ポート13bとの間の部分、つまり第2の供給側ポート間部には、これらを連通させる供給側の第2の弁孔41bが形成されている。弁孔41aの出力ポート13a側の端部には供給側の第1の弁座面42aが形成され、弁孔41bの出力ポート13b側の端部には供給側の第2の弁座面42bが形成されている。それぞれの弁孔41a,41bと弁座面42a,42bは弁ハウジング10に形成されており、両方の弁座面42a,42bは逆方向を向いている。
ガイド部材24aは、図4および図5に示されるように、円筒形状の部材により形成されており、一端部側には出力ポート13aと排出ポート14aとを連通させる排出側の第1の弁孔43aが形成されている。この弁孔43aは、出力ポート13aと排出ポート14aとの間の第1の排出側ポート間部に設けられている。ガイド部材24aの一方側の端面には、排出側の第1の弁座面44aが形成されており、この弁座面44aには弁孔43aの出力ポート13a側の端部が開口する。ガイド部材24aが弁ハウジング10に組み込まれると、ガイド部材24aに形成された弁孔43aは、弁ハウジング10に形成された供給側の第1の弁孔41aと同軸の排出側の第1の弁孔となる。また、弁座面44aは供給側の第1の弁座面42aに対向する排出側の第1の弁座面となる。
ガイド部材24aの一端部側の外周面にはシール部材45aが装着される環状溝46aが形成され、シール部材45aにより排出ポート14aと出力ポート13aが封止される。ガイド部材24aの他端部側には、弁孔43aを介して出力ポート13aと排出ポート14aとを連通させる第1の貫通孔47aが複数個形成されている。
ガイド部材24bは、ガイド部材24aと同一の形状となっており、ガイド部材24aに対して逆向きとなって弁ハウジング10に設けられる。ガイド部材24bにおける一端部側の弁孔43bは、出力ポート13bと排出ポート14bとの間の第2の排出側ポート間部に設けられており、排出側の第2の弁孔となっている。この弁孔43bにより出力ポート13bと排出ポート14bが連通される。ガイド部材24bが弁ハウジング10に組み込まれると、ガイド部材24bに形成された弁孔43bは、弁ハウジング10に形成された供給側の第2の弁孔41bと同軸の排出側の第2の弁孔となる。また、弁座面44bは供給側の第2の弁座面42bに対向する排出側の第2の弁座面となる。
ガイド部材24bの一端部側の外周面にはシール部材45bが装着される環状溝46bが形成され、シール部材45bにより排出ポート14bと出力ポート13bが封止される。ガイド部材24bの他端部側に複数個形成された貫通孔47bは、弁孔43bを介して出力ポート13bと排出ポート14bとを連通させる第2の貫通孔である。
弁収容孔11において、供給ポート12と排出ポート13a,13bを連通する弁孔41aと41bは内径が最も小さい。出力ポート13a,13bと排出ポート14a,14bの間であってガイド部材24a,24bが嵌合する部分は、弁孔41a,41bよりも内径が大きい。弁収容孔11の両端であって調整ねじ部材25a,25bがねじ結合する部分は、さらに内径が大きく、最大径部分となっている。
一体形弁体22は、供給側の第1の弁座面42aに当接する供給側の第1の弁体51aと、排出側の第1の弁座面44aに当接する排出側の第1の弁体52aとを有し、これらが一体となっている。同様に、一体形弁体23は、供給側の第2の弁座面42bに当接する供給側の第2の弁体51bと、排出側の第2の弁座面44bに当接する排出側の第2の弁体52bとを有し、これらが一体となっている。このように、2つの弁体を一体形とすることにより、一体形弁体22,23の弁軸21に対する取付強度を高めることができるとともに少ない工程で弁軸21に対して弁体を取り付けることができる。
図6は図2における6−6線拡大断面図であり、弁孔41aと弁軸21の横断面形状を示す。弁孔41aの最大内径は弁体51aの外径よりも小さく設定されており、弁体51aが弁座面42aに当接すると、弁孔41aは弁体51aにより閉じられる。弁孔41aの内周面には4つの突起部53が径方向内方に突出して山形に設けられており、それぞれの突起部53は円周方向に等間隔に離れるとともに軸方向に伸びている。突起部53の突出先端は円弧状となっており、円弧状の突出先端には弁軸21の外周面に線接触する線接触部54が設けられている。この線接触部54は弁座面42aから弁孔41aの全長に渡って軸方向に伸びて設けられている。ただし、線接触部54を弁孔41aの全長に設けることなく、部分的に設けるようにしても良い。弁軸21と弁孔41aの内周面のうち線接触部54以外の部分、つまり突起部53の円周方向相互間のスペースは連通溝55となっている。弁孔41aに形成された4つの連通溝55により、供給ポート12と出力ポート13aとを連通させる連通流路が形成される。
弁孔41bの断面形状も弁孔41aと同様であり、4つの線接触部54が弁孔41bの内周面に設けられており、突起部53の相互間には連通溝55が形成されている。
図7は図2における7−7線拡大断面図であり、弁孔43aと弁軸21の横断面形状を示す。ガイド部材24aに設けられた弁孔43aの最大内径は弁体52aの外径よりも小さく設定されており、弁体52aが弁座面44aに当接すると、弁孔43aは弁体52aにより閉じられる。弁孔43aの内周面には、弁孔41a,41bと同様に、4つの突起部53が径方向内方に突出して山形に設けられており、それぞれの突起部53は円周方向に等間隔に離れて設けられている。突起部53の円弧状の突出先端には線接触部54が弁座面44aから弁孔43aの全長に渡って設けられている。ただし、線接触部54を弁孔43aの全長に設けることなく、部分的に設けるようにしても良い。弁軸21と弁孔43aの内周面のうち線接触部54以外の部分、つまり突起部53の円周方向相互間のスペースは、出力ポート13aと排出ポート14aとを連通させる連通溝55となっている。
ガイド部材24bに設けられた弁孔43bの断面形状も弁孔43aと同様であり、4つの線接触部54が弁孔43bの内周面に設けられている。
このように、弁軸21は弁孔を貫通する部分において、複数の線接触部54のいずれかに線接触して軸方向に往復動することになるので、線接触部54と弁軸21とのクリアランスを十分に小さく設定しても、弁軸21の摺動抵抗を小さくすることができる。これにより、弁軸21はフローティング状態で支持されることになり、弁軸21を高速で駆動することができ、高速応答性を高めることができるとともに弁軸21の芯ずれを確実に防止することができ、弁体と弁座面とのシール性を長期間に渡って確保することができる。しかも、それぞれの弁孔の断面形状は十字形状となっており、線接触部54以外の部分を連通溝55とすることができるので、連通溝55により形成されるポート間の連通流路の流通面積を、弁孔の内径を大きくすることなく、十分に確保することができる。
図示する方向制御弁においては、それぞれの弁孔に4つの線接触部54が設けられているが、3つの線接触部54を円周方向に離して設けると、3つの線接触部54を有する形態となる。この形態においては、4つの線接触部54を設ける場合よりも連通溝55により形成される連通流路の流通面積を大きくすることができる。ただし、線接触部54を5つないしそれ以上設けるようにしても良い。
この方向制御弁においては、弁ハウジング10に一体に設けられた2つの弁孔41a,41bのそれぞれの線接触部54の円周方向の位置を一致させているが、両方の弁孔41a,41bにおける線接触部54の円周方向の位置を相互にずらしても良い。このようにずらすと、弁軸21としては全体として2箇所の弁孔41a,41bにおいて円周方向に8箇所の部分で支持できるようになる。同様に、2つのガイド部材24a,24bの円周方向の位置を調整することにより、さらに多数の部分で弁軸21を支持できる。
図2に示されるように、5ポート型の方向制御弁においては、供給ポート12に供給される空気圧は、逆向きとなった2つの弁体51a,51bに逆向きに作用するので、供給ポート12の空気圧によって弁軸21には軸方向の推力が加えられることがなく、推力はバランスされる。さらに、2つの排出ポート14a,14bは弁ハウジング10に設けられた連通路14cにより相互に連通されているので、それぞれの排出ポート14a,14bに流入した排出空気圧は、逆向きとなった2つの弁体52a,52bに逆向きに作用する。これにより、排出空気圧によって弁軸21には軸方向に推力が加えられことがなく、推力はバランスされる。このように、図示する方向制御弁は、弁軸21内に貫通孔を形成することなく、バランス型となっており、圧縮コイルばね36,37やソレノイド18を大型化することなく、高速度で主弁組立体20を駆動することができる。
上述した方向制御弁おいては、弁ハウジング10に形成された弁孔41a,41bと、弁ハウジング10に組み込まれるガイド部材24a,24bに形成された弁孔43a,43bのそれぞれに線接触部54が設けられている。これにより、全ての弁孔における線接触部54のいずれかに弁軸21が案内されて往復動する形態となっている。線接触部54は軸方向に伸びて弁孔に形成されているので、全ての弁孔に線接触部54を設けることなく、少なくともいずれか1箇所の弁孔に線接触部を設けた形態としても、線接触部54により、弁軸21の芯ずれの発生を防止することができる。
例えば、弁ハウジング10に形成された弁孔41a,41bのみに線接触部54を設け、ガイド部材24a,24bの弁孔43a,43bに線接触部54を設けることなく、弁孔43a,43bを断面円形とすると、弁ハウジング10のみに線接触部54が設けられた形態の方向制御弁となる。これに対し、弁孔41a,41bを断面円形とし、ガイド部材24a,24bの弁孔43a,43bに線接触部54を設けると、ガイド部材24a,24bのみに線接触部54が設けられた形態の方向制御弁となる。これらの方向制御弁においては、2つの弁孔に線接触部54が設けられた形態となる。さらに、線接触部54が設けられる弁孔の箇所としては、4つの弁孔のうちの3箇所あるいは1箇所に設けるようにしても良く、いずれの形態においても、線接触部54により弁軸21の芯ずれの発生が防止される。
図8に示されるように、弁軸21は連結軸56と、これの両端部に連結される第1と第2の2つの弁付き軸56a,56bとにより形成されており、2つの弁付き軸56a,56bは同一形状となっている。連結軸56の両端部には中央部分よりも小径となった小径連結部57a,57bが設けられ、第1の弁付き軸56aには小径連結部57aが嵌合される嵌合孔58aが一端部に形成され、第2の弁付き軸56bには小径連結部57bが嵌合される嵌合孔58bが一端部に形成されている。それぞれの弁付き軸56a,56bの他端部には駆動駒34,35が取り付けられる小径連結部59a,59bが設けられている。
それぞれの弁付き軸56a,56bの一端部つまり嵌合端部には、大径のフランジ61a,61bが設けられている。2つの弁体51a,52aが一体となった一体形弁体22はフランジ61aを覆うようにして設けられ、2つの弁体51b,52bが一体となった一体形弁体23はフランジ61bを覆うようにして設けられている。弁付き軸56a,56bに一体形弁体22,23をゴム材料により成形することにより、それぞれ2つの弁体が一体となって成形される。
主弁組立体20を弁ハウジング10に組み付けるには、連結軸56に一方の弁付き軸、例えば弁付き軸56aを連結し、それを弁ハウジング10の図2において左側から弁収容孔11内に挿入する。このときには、弁収容孔11のうち弁孔41aよりも左側の部分の内径が一体形弁体22の外径よりも大径となっているので、容易に挿入することができる。次いで、ガイド部材24aが取り付けられた調整ねじ部材25aを弁付き軸56aの外側に挿入して弁ハウジング10にねじ止めする。さらに、他方の弁付き軸56bを弁収容孔11内に挿入して連結軸56に弁付き軸56bを連結し、ガイド部材24bが取り付けられた調整ねじ部材25bを弁付き軸56bの外側に挿入して弁ハウジング10にねじ止めする。主弁組立体20の軸方向の移動範囲は、両方の調整ねじ部材25a,25bの軸方向位置により調整される。
上述した方向制御弁により空気圧作動機器としての空気圧シリンダのロッドを往復動するときには、例えば、空気圧シリンダの前進側空気圧室に出力ポート13bを接続し、後退用空気圧室に出力ポート13aを接続する。ソレノイドコイル28に駆動電流が供給されないときには、圧縮コイルばね37のばね力により弁軸21は図2において左側の第1の位置に駆動される。このときには、供給ポート12が出力ポート13aと連通し、排出ポート14bが出力ポート13bに連通する。これにより、供給ポート12および出力ポート13aを介して外部からの圧縮空気が後退用空気圧室に供給されてロッドは後退限位置になる。それと同時に、前進用空気圧室の圧縮空気は出力ポート13bより排出ポート14bへ排出される。
ソレノイドコイル28に駆動電流を供給すると、弁軸21は第2の位置に駆動される。このときには、供給ポート12が出力ポート13bと連通し、排出ポート14aが出力ポート13aに連通する。これにより、供給ポート12および出力ポート13bを介して外部からの圧縮空気が前進用空気圧室に供給されてロッドは前進限位置に駆動される。それと同時に、後退用空気圧室の圧縮空気は出力ポート13aより排出ポート14aへ排出される。
図示された方向制御弁は、供給ポート12を共通として対をなす出力ポート13a,15aと排出ポート14aと、対をなす出力ポート13b,15bと排出ポート14bとを有する5ポート型である。これに対し、供給ポート12と、対をなす出力ポート13aまたは13bと排出ポート14aまたは14bとが設けられた形態の方向制御弁は3ポート型となる。さらに、供給ポートと出力ポートとの開閉を行うようにし排出ポートを有しない形態の方向制御弁は2ポート型となる。これらのいずれの形態においても、弁孔に線接触部54を設けることにより、弁軸21はフローティング状態で支持されることになり、弁軸21の摺動抵抗を高めることなく、弁軸21の高速応答性を高めるとともに連通路の流路面積を大きくすることができる。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、図示する方向制御弁においては、2つの排出ポート14a,14bを連通路14cにより相互に連通させることにより、排出空気圧をバランスさせるようにしているが、連通路14cを設けないようにしても良い。
10 弁ハウジング
11 弁収容孔
12 供給ポート
13a,13b 出力ポート
14a,14b 排出ポート
14c 連通路
15a,15b 出力ポート
20 主弁組立体
21 弁軸
24a,24b ガイド部材
27 固定鉄心
28 ソレノイドコイル
31 可動鉄心
36,37 圧縮コイルばね
41a 弁孔(供給側の第1の弁孔)
41b 弁孔(供給側の第2の弁孔)
42a 弁座面(供給側の第1の弁座面)
42b 弁座面(供給側の第2の弁座面)
43a 弁孔(排出側の第1の弁孔)
43b 弁孔(排出側の第2の弁孔)
44a 弁座面(排出側の第1の弁座面)
44b 弁座面(排出側の第2の弁座面)
51a 弁体(供給側の第1の弁体)
51b 弁体(供給側の第2の弁体)
52a 弁体(排出側の第1の弁体)
52b 弁体(排出側の第2の弁体)
53 突起部
54 線接触部
55 連通溝

Claims (8)

  1. 2つのポートの間に弁孔が形成されるとともに、前記弁孔の端部に弁座面が形成された弁ハウジングと、
    前記弁孔を貫通して前記弁ハウジングに軸方向に往復動自在に装着される弁軸と、
    当該弁軸に設けられ、前記弁座面に当接して前記弁孔を閉じ、前記弁座面から離れて前記弁孔を開放する弁体と、
    前記弁孔の内面に前記弁軸に向けて径方向内方に突出して設けられ、かつ前記弁孔の円周方向に離れて設けられ、相互間に連通溝を形成する少なくとも3つの突起部と、
    前記突起部に軸方向に伸びて設けられ、前記弁軸を支持する線接触部とを有することを特徴とする方向制御弁。
  2. 請求項1記載の方向制御弁において、空気が供給される供給ポート、当該供給ポートからの空気を流出する出力ポート、および前記出力ポートへ戻される空気を外部に排出する排出ポートを前記弁ハウジングに形成し、
    前記供給ポートと前記出力ポートとの間の供給側の弁孔の端部に形成された供給側の弁座面に当接する供給側の弁体と、前記出力ポートと前記排出ポートとの間の排出側の弁孔の端部に形成された排出側の弁座面に当接する排出側の弁体とを前記弁軸に設け、
    前記供給側の弁孔と前記排出側の弁孔との少なくとも一方に前記線接触部を設けることを特徴とする方向制御弁。
  3. 空気が供給される供給ポート、当該供給ポートからの空気を流出する出力ポート、および前記出力ポートへ戻される空気を外部に排出する排出ポートが形成されるとともに、前記供給ポートと前記出力ポートとの間の供給側ポート間部の供給側の弁孔の端部に供給側の弁座面が形成された弁ハウジングと、
    前記弁孔を貫通して前記弁ハウジングに軸方向に往復動自在に装着される弁軸と、
    当該弁軸に設けられ、前記供給側の弁座面に当接して前記供給側の弁孔を閉じ、前記供給側の弁座面から離れて前記供給側の弁孔を開放する供給側の弁体と、
    前記出力ポートと前記排出ポートとの間の排出側ポート間部に設けられ、当該排出側ポート間の排出側の弁孔の端部に排出側の弁座面が形成されるとともに前記出力ポートを前記排出ポートに連通させる貫通孔が形成された円筒形状のガイド部材と、
    前記弁軸に設けられ、前記排出側の弁座面に当接して前記排出側の弁孔を閉じ、前記排出側の弁座面から離れて前記排出側の弁孔を開放する排出側の弁体と、
    それぞれの前記弁孔の少なくともいずれか1つの弁孔の内面に前記弁軸に向けて径方向内方に突出して設けられ、かつ前記弁孔の円周方向に離れて設けられ、相互間に連通溝を形成する少なくとも3つの突起部と、
    前記突起部に軸方向に伸びて設けられ、前記弁軸を支持する線接触部とを有することを特徴とする方向制御弁。
  4. 請求項2記載の方向制御弁において、前記供給ポートからの空気を流出する第1と第2の出力ポート、前記第1の出力ポートへ戻される空気を外部に排出する第1の排出ポート、および前記第2の出力ポートへ戻される空気を外部に排出する第2の排出ポートを前記弁ハウジングに形成し、
    前記供給ポートと前記第1の出力ポートとの間に形成された供給側の第1の弁座面に当接する供給側の第1の弁体と、前記供給ポートと前記第2の出力ポートとの間に形成された供給側の第2の弁座面に当接する供給側の第2の弁体と、前記第1の出力ポートと前記第1の排出ポートとの間に形成された排出側の第1の弁座面に当接する排出側の第1の弁体と、前記第2の出力ポートと前記第2の排出ポートとの間に形成された排出側の第2の弁座面に当接する排出側の第2の弁体とを前記弁軸に設け、
    前記供給ポートと前記第1の出力ポートとの間の第1の供給側の弁孔と、前記供給ポートと前記第2の出力ポートとの間の第2の供給側の弁孔と、前記第1の出力ポートと前記第1の排出ポートとの間の第1の排出側の弁孔と、前記第2の出力ポートと前記第2の排出ポートとの間の第2の排出側の弁孔との少なくともいずれかに前記線接触部を設けることを特徴とする方向制御弁。
  5. 空気が供給される供給ポート、当該供給ポートからの空気を流出する第1と第2の出力ポート、前記第1の出力ポートへ戻される空気を外部に排出する第1の排出ポート、および前記第2の出力ポートへ戻される空気を外部に排出する第2の排出ポートが形成されるとともに、前記供給ポートと前記第1の出力ポートとの間の第1の供給側ポート間部の第1の供給側の弁孔の端部に第1の供給側の弁座面が形成され、前記供給ポートと前記第2の出力ポートとの間の第2の出力側ポート間部の第2の供給側の弁孔の端部に第2の供給側の弁座面が形成された弁ハウジングと、
    それぞれの前記弁孔を貫通して前記弁ハウジングに軸方向に往復動自在に装着される弁軸と、
    当該弁軸に設けられ、前記第1の供給側の弁座面に当接して前記第1の供給側の弁孔を閉じ、前記第1の供給側の弁座面から離れて前記第1の供給側の弁孔を開放する供給側の第1の弁体と、
    前記弁軸に設けられ、前記第2の供給側の弁座面に当接して前記第2の供給側の弁孔を閉じ、前記第2の供給側の弁座面から離れて前記第2の供給側の弁孔を開放する供給側の第2の弁体と、
    前記第1の出力側ポートと前記第1の排出ポートとの間の第1の排出側ポート間部に設けられ、当該第1の排出ポート間部の第1の排出側の弁孔の端部に第1の排出側の弁座面が形成されるとともに前記第1の出力ポートを前記第1の排出ポートに連通させる貫通孔が形成された円筒形状の第1のガイド部材と、
    前記第2の出力側ポートと前記第2の排出ポートとの間の第2の排出側ポート間部に設けられ、当該第2の排出ポート間部の第2の排出側の弁孔の端部に第2の排出側の弁座面が形成されるとともに前記第2の出力ポートを前記第2の排出ポートに連通させる貫通孔が形成された円筒形状の第2のガイド部材と、
    前記弁軸に設けられ、前記第1の排出側の弁座面に当接して前記第1の排出側の弁孔を閉じ、前記第1の排出側の弁座面から離れて前記第1の排出側の弁孔を開放する排出側の第1の弁体と、
    前記弁軸に設けられ、前記第2の排出側の弁座面に当接して前記第2の排出側の弁孔を閉じ、前記第2の排出側の弁座面から離れて前記第2の排出側の弁孔を開放する排出側の第2の弁体と、
    それぞれの前記弁孔のうち少なくともいずれか1つの内面に前記弁軸に向けて径方向内方に突出して設けられ、かつ前記弁孔の円周方向に離れて設けられ、相互間に連通溝を形成する少なくとも3つの突起部と、
    前記突起部に軸方向に伸びて設けられ、前記弁軸を支持する線接触部とを有することを特徴とする方向制御弁。
  6. 請求項2または3記載の方向制御弁において、前記供給側の弁体と前記排出側の弁体とを一体に形成することを特徴とする方向制御弁。
  7. 請求項4または5記載の方向制御弁において、前記供給側の第1の弁体と前記排出側の第1の弁体とを一体に形成し、前記供給側の第2の弁体と前記排出側の第2の弁体とを一体に形成することを特徴とする方向制御弁。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の方向制御弁において、前記弁軸に軸方向一方向に向かう推力を加えるばね部材と、前記弁軸に軸方向他方向に向かう推力を加えるソレノイドとを有することを特徴とする方向制御弁。
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