JP2013226765A - 画像記録装置 - Google Patents

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JP2013226765A JP2012101944A JP2012101944A JP2013226765A JP 2013226765 A JP2013226765 A JP 2013226765A JP 2012101944 A JP2012101944 A JP 2012101944A JP 2012101944 A JP2012101944 A JP 2012101944A JP 2013226765 A JP2013226765 A JP 2013226765A
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卓志 向山
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Abstract

【課題】低電圧差動シグナリング技術を用いて、制御装置からシリアルデータを記録ヘッドに伝送する画像記録装置において、伝送によりシリアルクロックとシリアルデータとに時間ずれ(スキュー)が生じることを解消する。
【解決手段】、制御装置の逓倍回路21は、シリアルクロックSCLKを駆動データ(SDATA1〜iを含む)のビット数nと同数の逓倍数で逓倍した逓倍クロックMCLKを生成し、パラレル/シリアル変換部22は駆動データを逓倍クロックの1周期に相当する時間を1ビットとして当該逓倍クロックに同期するシリアルデータLSDATAにして低電圧差動信号により伝送し、記録ヘッドのシリアル/パラレル変換部11は、受信したシリアルデータの1ビットに相当する時間を1周期として当該シリアルデータに同期する復元クロックを生成し、分周回路12は復元クロックをn分周してシリアルクロックSCLKを生成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像記録装置に関する。
インクジェットプリンターなどの画像記録装置においては、画像データに基づき記録ヘッドを制御する制御装置からシリアルクロック、シリアルデータ、ラッチ信号などを記録ヘッドに伝送し、記録ヘッドに、シリアルデータに従った記録動作をシリアルクロックに同期したタイミングで実行させている。
従来のインクジェットプリンターにおいては、CMOSレベルあるいはTTLレベルでシリアルクロック、シリアルデータ、ラッチ信号などの駆動データをインクジェットヘッドに対して送信していたが、近年のヘッドの高速駆動化や画像記録装置の大型化に伴ったシリアルクロックの高周波化、伝送ケーブルの長距離化により、シリアルクロックとの同期が困難化した。
そのため、低電圧差動シグナリング(LVDS)技術を用いて、シリアルクロック、シリアルデータ、ラッチ信号などの駆動データを記録ヘッドに伝送する制御系が利用されている(例えば特許文献1)。
このような従来技術にあっては、シリアルクロックとシリアルデータとは別線で送信されていた。
特開2002−326348号公報
しかし、以上の従来技術にあっては、以下に説明する問題があった。
シリアルクロックとシリアルデータは別線であるため、記録ヘッドにおける受信時点においてシリアルクロックとシリアルデータとに時間ずれ、いわゆるスキューが生じる。
そのため、クロックとデータの同期が取りづらく、正しく同期が取られない場合は画像記録が正しく行われないという問題が生じる。特に、送信する低電圧差動信号が高周波になればなるほど、スキューに対してのマージンが少なくなる、すなわち、より少ない時間ずれの発生によって正しく同期が取られない事態となる。さらに伝送ケーブルが長距離になればなるほど、マージンは少なくなる。
そこで本発明は、低電圧差動シグナリング(LVDS)技術を用いて、画像データに基づき記録ヘッドを制御する制御装置からシリアルデータを記録ヘッドに伝送する画像記録装置において、伝送によりシリアルクロックとシリアルデータとに時間ずれ(スキュー)が生じることを解消することを課題とする。
以上の課題を解決するための請求項1記載の発明は、記録ヘッド駆動手段と、駆動データ転送手段とを備え、前記駆動データ転送手段は、前記記録ヘッドを駆動するための駆動データを伝送し、任意のタイミングで前記記録ヘッドを駆動させることが可能な画像記録装置において、
前記駆動データ転送手段は、
シリアルクロックを前記駆動データのビット数と同数の逓倍数で逓倍化した逓倍クロックを生成し、
前記駆動データを、前記逓倍クロックの1周期に相当する時間を1ビットとして当該逓倍クロックに同期するシリアルデータにして低電圧差動信号により伝送し、
前記記録ヘッド駆動手段は、
受信した前記シリアルデータの1ビットに相当する時間を1周期として当該シリアルデータに同期する前記逓倍クロックの復元クロックを生成し、
前記復元クロックを前記駆動データのビット数と同数の分周数で分周化した前記シリアルクロックを生成することを特徴とする画像記録装置である。
請求項2記載の発明は、前記駆動データ転送手段は、パラレルで入力された前記駆動データを前記シリアルデータに変換して出力するパラレル/シリアル変換部を備える請求項1に記載の画像記録装置である。
請求項3記載の発明は、前記記録ヘッド駆動手段は、入力された前記シリアルデータを前記駆動データに変換してパラレルで出力するシリアル/パラレル変換部を備える請求項1又は請求項2に記載の画像記録装置である。
請求項4記載の発明は、前記駆動データには、少なくとも吐出データ信号、データラッチ信号、吐出タイミング信号、吐出データ有効信号が含まれることを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3に記載の画像記録装置である。
請求項5記載の発明は、前記駆動データのビット数nは、n≧4(nは自然数)であることを特徴とする請求項1から請求項4のうちいずれか一に記載の画像記録装置である。
本発明によれば、低電圧差動シグナリング(LVDS)技術を用いて、制御装置の駆動データ転送手段から駆動データを記録ヘッドの記録ヘッド駆動手段に伝送する画像記録装置において、記録ヘッドの記録動作のタイミング制御に用いられるシリアルクロックは、逓倍クロックとしてその1周期がシリアルデータの1ビットに相当する時間で同期が取られてシリアルデータによって記録ヘッド駆動手段に伝達され、記録ヘッド駆動手段にて分周化することで生成されるから、シリアルデータを伝送する差動信号線以外に、シリアルクロックを伝送する信号線が別線で必要になることはなく、駆動データ転送手段から記録ヘッド駆動手段までの伝送によりシリアルクロックとシリアルデータとに時間ずれ(スキュー)が生じることを解消することができる。
本発明の一実施形態に係る画像記録装置における記録ヘッド及びその制御装置の信号処理に係る回路ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る画像記録装置で駆動データのビット数が1の場合の各信号波形図である。 本発明の一実施形態に係る画像記録装置で駆動データのビット数が2の場合の各信号波形図である。 本発明の一実施形態に係る画像記録装置で駆動データのビット数が3の場合の各信号波形図である。 本発明の他の一実施形態に係る画像記録装置における記録ヘッド及びその制御装置の信号処理に係る回路ブロック図である。 本発明の他の一実施形態に係る画像記録装置で駆動データのビット数が4の場合の各信号波形図であり、ラッチ信号(LAT)と吐出タイミング信号(FIRE)が含まれる。 本発明の他の一実施形態に係る画像記録装置で駆動データのビット数が4の場合の各信号波形図であり、ラッチ信号(LAT)と吐出タイミング信号(FIRE)と吐出データ有効信号(DE)とが含まれる。 インクジェットヘッドへの入力インターフェースのハードウエア形態を示すインクジェットヘッドの外観模式図である。
以下に本発明の一実施形態につき図面を参照して説明する。以下は本発明の一実施形態であって本発明を限定するものではない。
本実施形態は、インクジェット記録方式の画像記録装置を例として説明する。すなわち、記録ヘッドとしては、記録媒体に向けてインクを吐出するインクジェットヘッドを例とする。したがって、本実施形態においては記録ヘッドの記録動作としてはインク吐出動作である。記録媒体にインク以外の記録材のほか、熱、光などのエネルギーを与えて記録媒体における画像の形成を実現する記録方式を適用してもよい。いずれの記録方式でも、記録ヘッドと記録媒体との相対的移動に同期して記録ヘッドの記録動作を制御する必要があるからである。
図1に示すように本画像記録装置は、インクジェットヘッド10と、これを制御する制御装置20とを備える。
インクジェットヘッド10には、記録ヘッド駆動手段(11,12,13,14)が構成される。図示しないがインクジェットヘッド10は、インクと吐出するノズルを複数有し、複数のノズルの吐出口が、記録紙などの記録媒体に対向する面に配列している。
シングルパス方式の画像記録装置では、記録媒体が搬送されることで記録ヘッドに対して記録媒体が移動する。スキャン方式の画像記録装置では、記録ヘッドがキャリッジに搭載されて主走査方向に往復動するとともに、記録媒体が副走査方向に搬送される。
本実施形態の画像記録装置は、シングルパス方式又はスキャン方式のものであって、記録ヘッドと記録媒体との相対的移動を行いつつこれに同期して記録ヘッドの記録動作を制御して記録媒体上に画像データに基づく画像を記録する。
制御装置20は、画像データに基づきインクジェットヘッド10を制御して記録媒体上の画像の形成を実現する。そのために制御装置20は、駆動データ転送手段(21,22)を備え、駆動データとシリアルクロックをインクジェットヘッド10に伝送する。
駆動データには、画像データにおける各画素の階調数に対応して各ノズルから吐出するインクの吐出量を指定する吐出データ信号SDATA1〜SDATAiが含まれる。インクジェットヘッド10のヘッドIC14は、吐出データ信号に従って各ノズルのインク吐出量を設定し、シリアルクロックに同期したタイミングで記録媒体上にインクを吐出し、順次インクジェットヘッド10が記録媒体に対して移動してインクの吐出を繰り返し、画像を記録していく。
図1に示すように制御装置20は、駆動データ転送手段として逓倍回路21と、パラレル/シリアル変換部22とを備え、インクジェットヘッド10は、記録ヘッド駆動手段としてシリアル/パラレル変換部11と、分周回路12と、バッファ13と、ヘッドIC14とを備える。
シリアルクロックSCLKが逓倍回路21に入力される。駆動データはビット数nのパラレル/シリアル変換部22に入力される。この入力データには各シリアルデータSDATA1〜SDATAiが含まれる。ビット幅信号WIDTHはビット数nを示す信号であり、逓倍回路21と、分周回路12とに入力される。
逓倍回路21は、シリアルクロックSCLKを駆動データのビット数nと同数の逓倍数で逓倍化した逓倍クロックMCLKを生成し、パラレル/シリアル変換部22に出力する。
パラレル/シリアル変換部22は、逓倍クロックMCLKの1周期に相当する時間を1ビットとして逓倍クロックMCLKに同期するシリアルデータLSDATAにして低電圧差動信号によりインクジェットヘッド10に伝送する。理解を容易にするために、n=i=1の場合の信号波形図を図2に、n=i=2の場合の信号波形図を図3に、n=i=3の場合の信号波形図を図4に示した。
まず、図2を参照してn=i=1の場合につき説明する。図2(d)に示すように、入力データが1つのシリアルデータSDATA1で構成される場合である。
図2(a)にシリアルクロックSCLKが示される。図2(b)に、ビット幅信号WIDTHが示される。n=1の場合であるので、ビット幅信号WIDTHは1を示す。図2(c)に逓倍クロックMCLKが示される。n=1であるので、逓倍数が1であり、逓倍クロックMCLKはシリアルクロックSCLKを同じである。図2(e)に示すように、パラレル/シリアル変換部22は逓倍クロックMCLKの1周期に相当する時間を1ビットとして当該逓倍クロックMCLKに同期するシリアルデータLSDATAを生成する。その結果、図上においてシリアルデータLSDATAにおける1ビットの時間は、シリアルデータSDATA1における1ビットの時間と同じである。なお、図2(d)(e)に示す番号はデータビットの配列番号を示すものである(図3、図4、図6及び図7において同じ。)。
次に、図3を参照してn=2の場合につき説明する。図3(d)に示すように、入力データが2つのシリアルデータSDATA1〜SDATA2で構成される場合である。
図3(a)にシリアルクロックSCLKが示される。図3(b)に、ビット幅信号WIDTHが示される。n=2の場合であるので、ビット幅信号WIDTHは2を示す。図3(c)に逓倍クロックMCLKが示される。n=2であるので、逓倍数が2であり、逓倍クロックMCLKはシリアルクロックSCLKに対して周波数が2倍となっている。図3(e)に示すように、パラレル/シリアル変換部22は逓倍クロックMCLKの1周期に相当する時間を1ビットとして逓倍クロックMCLKに同期するシリアルデータLSDATAを生成する。その結果、図上においてシリアルデータLSDATAにおける1ビットの時間は、シリアルデータSDATA1〜SDATA2における1ビットの時間の2分の1である。
次に、図4を参照してn=3の場合につき説明する。図4(d)に示すように、入力データが3つのシリアルデータSDATA1〜SDATA3で構成される場合である。
図4(a)にシリアルクロックSCLKが示される。図4(b)に、ビット幅信号WIDTHが示される。n=3の場合であるので、ビット幅信号WIDTHは3を示す。図4(c)に逓倍クロックMCLKが示される。n=3であるので、逓倍数が3であり、逓倍クロックMCLKはシリアルクロックSCLKに対して周波数が3倍となっている。図4(e)に示すように、パラレル/シリアル変換部22は逓倍クロックMCLKの1周期に相当する時間を1ビットとして逓倍クロックMCLKに同期するシリアルデータLSDATAを生成する。その結果、図上においてシリアルデータLSDATAにおける1ビットの時間は、シリアルデータSDATA1〜SDATA3における1ビットの時間の3分の1である。
以上からわるように一般化すると、逓倍回路21における逓倍数はnとされ、シリアルクロックSCLKの1周期に相当する時間にシリアルデータLSDATAのnビット長の1データが配列される。
一方、インクジェットヘッド10のシリアル/パラレル変換部11は、シリアルデータLSDATAを受信する。
図1に示すようにシリアル/パラレル変換部11は、シリアルデータLSDATAをパラレルに変換して出力する。この出力データは各シリアルデータSDATA1〜SDATAiで構成される。すなわち、パラレル/シリアル変換部22への入力データの形式に戻されたこととなる。
また、シリアル/パラレル変換部11は、受信したシリアルデータLSDATAの1ビットに相当する時間を1周期として当該シリアルデータLSDATAに同期する逓倍クロックの復元クロックMCLKを生成する(逓倍クロックと同じものなので同符号で示す。)。これにより、インクジェットヘッド10においても、制御装置20でのものと同じ逓倍クロックMCLKが得られる。
インクジェットヘッド10において、逓倍クロックMCLKが得られたので、上述の逓倍数nに等しい分周数で分周すれば、シリアルクロックSCLKは得られる。そのため、分周回路12は、入力されたビット幅信号WIDTHに基づき、復元クロックMCLKをデータのビット数nと同数の分周数nで分周化してシリアルクロックSCLKを生成する。
シリアル/パラレル変換部11から出力された各シリアルデータSDATA1〜SDATAiは、バッファ13を介してヘッドIC14に入力され、分周回路12から出力されたシリアルクロックSCLKはヘッドIC14に入力され、ヘッドIC14の駆動制御による上述した画像記録が行われる。
以上説明したように、シリアルクロックSCLKは、n逓倍された逓倍クロックMCLKとしてその1周期がシリアルデータLSDATAの1ビットに相当する時間で同期が取られてシリアルデータLSDATAによってインクジェットヘッド10に伝達され、インクジェットヘッド10にてn分周することで生成される。制御装置20においてシリアルクロックSCLKに変化があれば、インクジェットヘッド10において生成されるシリアルクロックSCLKに反映され、制御装置20がインクジェットヘッド10におけるクロックを制御することができる。
このような構成によれば、シリアルデータLSDATAを伝送する差動信号線以外に、シリアルクロックを伝送する信号線が別線で必要になることはなく、制御装置20からインクジェットヘッド10までの伝送によりシリアルクロックSCLKとシリアルデータSDATA1〜SDATAiを含む駆動データとに時間ずれ(スキュー)が生じることを解消することができる。そのため、制御装置20とインクジェットヘッド10との間を長距離にした長距離伝送が可能である。
また、駆動データのビット数が変わっても、1対の差動信号線で伝送が可能であり、制御装置20とインクジェットヘッド10とを繋ぐケーブルが省スペース、低コストで構成できる。
なお、ビット数nを示す値を逓倍回路21及び分周回路12のそれぞれに書き込んでおけば、ビット幅信号WIDTHを常時入力する必要はなく、ビット幅信号WIDTHは、初期設定や変更設定のために入力すれば足りる。
〔他の付加的実施形態〕
次に、以上の実施形態の構成、機能をそのまま有し、付加的な構成、機能を有した他の実施形態につき図5を参照して説明する。
図5に示すように本実施形態にあっては、シリアルデータLSDATAに含まれる信号としてラッチ信号LATと吐出タイミング信号FIREとが付加されている。インクジェットヘッド10のインクの吐出は、シリアルクロックSCLKに同期して行われるが、ラッチ信号LATはインクジェットヘッド10のノズルのラッチタイミングを示す信号であり、吐出タイミング信号FIREは、ノズルのインク吐出タイミングを示す信号である。ラッチ信号LAT及び吐出タイミング信号FIREは、それぞれシリアルクロックSCLKに同期している。ヘッドIC14は、ラッチ信号LATにより示されるノズルのラッチタイミング及び吐出タイミング信号FIREにより示されるインク吐出タイミングに従って記録動作を駆動する。
ラッチ信号LAT及び吐出タイミング信号FIREは、シリアルデータLSDATAに含まれて低電圧差動信号によりインクジェットヘッド10に伝送される。この場合、駆動データのビット数nは、n=(i+2)であり、図1に示した上記実施形態と同様にnを逓倍回路21に置ける逓倍数、分周回路12における分周数とすれば、インクジェットヘッド10においてシリアルクロックSCLKを生成できる。その場合の各信号波形図を図6に示した。なお、簡単のためi=2とした。iは吐出データ信号のビット数である。
さらに、ラッチ信号LATや吐出タイミング信号FIREに並列して吐出データ有効信号DEがパラレル/シリアル変換部22に入力される場合にあっては、シリアルデータLSDATAに含まれる信号として吐出データ有効信号DEが付加される。この場合、駆動データのビット数nは、n=(i+3)であり、図1に示した上記実施形態と同様にnを逓倍回路21に置ける逓倍数、分周回路12における分周数とすれば、インクジェットヘッド10においてシリアルクロックSCLKを生成できる。その場合の各信号波形図を図7に示した。なお、簡単のためi=1とした。
吐出データ有効信号DEは、シリアルクロックSCLKに同期した信号であり、Highの期間で有効な吐出データを示す。図7の場合にあっては、吐出データ信号SDATAのうち2番目と3番目のデータが有効であることを示す。
また、本実施形態においては、イネーブル信号(ENABLE)がインクジェットヘッド10のバッファ13に入力可能とされている。バッファ13においては、並走する信号線に対応したバッファが並列的に設けられている。このイネーブル信号(ENABLE)によってバッファを選択的に有効にすることで、シリアルデータSDATA1〜SDATAiのうちから、使用するデータを選択する。使用するデータとして選択されたシリアルデータがバッファ13からヘッドIC14へ出力され、選択されなかったシリアルデータはヘッドIC14へ出力されない。
この機能のみを図1に示した上記実施形態に付加してもよい。
なお、図8に示すようにインクジェットヘッド10に設けられたインターフェースコネクタ15を介してシリアルデータLSDATA及びビット幅信号WIDTHがインクジェットヘッド10に入力される形態がとられる。すなわち、通信ケーブルがインターフェースコネクタ15に接続され、シリアルデータLSDATA及びビット幅信号WIDTHが通信ケーブル及びインターフェースコネクタ15を介してインクジェットヘッド10により受信され、上述したように受信したシリアルデータLSDATAはインクジェットヘッド10内部のシリアル/パラレル変換部11によりパラレルに変換され、受信したビット幅信号WIDTHはインクジェットヘッド10内部の分周回路12に入力される。
10 インクジェットヘッド
11 シリアル/パラレル変換部
12 分周回路
13 バッファ
14 ヘッドIC
20 制御装置
21 逓倍回路
22 パラレル/シリアル変換部

Claims (5)

  1. 記録ヘッド駆動手段と、駆動データ転送手段とを備え、前記駆動データ転送手段は、前記記録ヘッドを駆動するための駆動データを伝送し、任意のタイミングで前記記録ヘッドを駆動させることが可能な画像記録装置において、
    前記駆動データ転送手段は、
    シリアルクロックを前記駆動データのビット数と同数の逓倍数で逓倍化した逓倍クロックを生成し、
    前記駆動データを、前記逓倍クロックの1周期に相当する時間を1ビットとして当該逓倍クロックに同期するシリアルデータにして低電圧差動信号により伝送し、
    前記記録ヘッド駆動手段は、
    受信した前記シリアルデータの1ビットに相当する時間を1周期として当該シリアルデータに同期する前記逓倍クロックの復元クロックを生成し、
    前記復元クロックを前記駆動データのビット数と同数の分周数で分周化した前記シリアルクロックを生成することを特徴とする画像記録装置。
  2. 前記駆動データ転送手段は、パラレルで入力された前記駆動データを前記シリアルデータに変換して出力するパラレル/シリアル変換部を備える請求項1に記載の画像記録装置。
  3. 前記記録ヘッド駆動手段は、入力された前記シリアルデータを前記駆動データに変換してパラレルで出力するシリアル/パラレル変換部を備える請求項1又は請求項2に記載の画像記録装置。
  4. 前記駆動データには、少なくとも吐出データ信号、データラッチ信号、吐出タイミング信号、吐出データ有効信号が含まれることを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3に記載の画像記録装置。
  5. 前記駆動データのビット数nは、n≧4(nは自然数)であることを特徴とする請求項1から請求項4のうちいずれかに記載の画像記録装置。
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