JP2013226742A - 印刷装置および印刷方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単かつ高精度に、印刷ヘッドに設けられるノズルをローラーの表面に対して平行に位置決めし、高品質な印刷を可能とする。
【解決手段】回転自在に設けられるプラテンドラム30と、プラテンドラム30の回転軸の軸心方向に延設されたヘッドプレート362と、ヘッドプレート362に装着されてプラテンドラム30の表面に巻き掛けられる記録媒体に液体を吐出するノズルを有するヘッド本体363と、ヘッドプレート362の幅方向Yの両端部からそれぞれプラテンドラム30に向けて突設され、各先端をプラテンドラム30の表面に当接することでプラテンドラム30の表面とヘッドプレート362とを位置決めする2本の高さ調整ピン364とを備えている。
【選択図】図6

Description

この発明は、ローラーに巻き掛けられる記録媒体に対して印刷ヘッドからインクや記録液などの液体を吐出して印刷する印刷装置および印刷方法に関するものである。
特許文献1には、複数の印刷ヘッドから互いに異なるインクや記録液などの液体をフィルムなどの記録媒体に吐出してカラー画像を記録する印刷装置が記載されている。この装置では、記録媒体はテンション印加状態で円柱体状のプラテンドラムに巻き掛けられ、曲面状の円柱面で支持されている。そして、プラテンドラムの周囲に複数の印刷ヘッドが、プラテンドラムを囲うように配置されている。
特開2011−67964号公報(図1)
高品質な印刷を行うためには、各印刷ヘッドをプラテンドラムに対して予め決められた姿勢に位置決めする必要がある。特に、印刷ヘッドがプラテンドラムに対して傾き、いわゆる「あおり」が発生すると、当該印刷ヘッドの先端に取り付けられるノズルがプラテンドラムの表面に対して非平行となり、ノズルから吐出される液体の着弾位置が所望位置からずれてしまう。そこで、従来では印刷ヘッドを保持して移動させるキャリッジに調整機構を配置して印刷ヘッドの傾斜、つまりあおり角を調整したり、キャリッジ自体の角度を調整することで、ノズルがプラテンドラムの表面に対して平行となるように印刷ヘッドの姿勢を調整していた。
しかしながら、このような調整機構は比較的大掛かりで、設置場所を必要とする。そのため、キャリッジの大型化を招いてしまう。また、調整機構による印刷ヘッドのあおり調整と、確認とを反復して行う、いわゆるトライアンドエラー方式で調整しているため、調整に時間と手間が掛かるという問題があった。さらに、特許文献1に記載の装置では、複数の印刷ヘッドが設けられているため、上記あおり調整を色毎に行う必要があり、調整作業が複雑となるとともに装置の大型化を招いてしまう。
この発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、簡単かつ高精度に、印刷ヘッドに設けられるノズルをローラーの表面に対して平行に位置決めし、高品質な印刷を可能とする印刷装置および印刷方法を提供することを目的とする。
この発明にかかる印刷装置は、回転自在に設けられるローラーと、ローラーの回転軸の軸心方向に延設されたヘッドプレートと、ヘッドプレートに装着されてローラーの表面に巻き掛けられる記録媒体に液体を吐出するノズルを有するヘッド本体と、ヘッドプレートの幅方向の両端部からそれぞれローラーに向けて突設され、各先端をローラーの表面に当接することでローラーの表面とヘッドプレートとを位置決めする2本の調整部材とを備えることを特徴としている。
また、この発明にかかる印刷方法は、ヘッド本体が装着されたヘッドプレートを備えた印刷ヘッドを用い、回転自在に設けられるローラーに巻き掛けられる記録媒体に液体を吐出して印刷する印刷方法であって、印刷ヘッドによる印刷前に、ヘッドプレートの幅方向の両端部からそれぞれ調整部材をローラーに向けて設ける工程と、ヘッドプレートの幅方向がローラーの回転軸の軸心方向に平行であり、かつそれぞれの調整部材の先端がローラーの表面に当接するように、印刷ヘッドをローラーに対して位置決めする工程とを実行することを特徴としている。
このように構成された発明では、調整部材がヘッドプレートの幅方向の両端部からそれぞれローラーに向けて突設されており、これらの調整部材の先端がローラーの表面に当接することでローラーの表面に対してヘッドプレートが位置決めされる。この位置決めによって、ローラー表面に対してノズルを平行に配置した姿勢(以下「平行姿勢」という)に位置決めして当該ノズルから液体を記録媒体に高精度で吐出することができ、優れた品質の画像を印刷することができる。
また、調整部材の先端をローラーの表面に当接させた時点では、上記したように平行姿勢が確保されるのみならず、ヘッドプレートがローラー表面から調整部材に対応した基準位置に位置決めされる。そこで、調整部材により位置決めされたヘッドプレートをギャップ調整方向に移動させてローラーに巻き掛けられる記録媒体とノズルとのギャップを調整するヘッド駆動機構を設けてもよい。このように、ヘッドプレートを基準位置に位置決めした後でヘッドプレートを平行姿勢のまま移動させることによって、記録媒体とノズルとのギャップを高精度に調整することができる。
また、ヘッド駆動機構が、ギャップ調整方向に移動自在に設けられる保持部と、保持部をギャップ調整方向に移動させる駆動部と、ヘッドプレートを支持しながら保持部に対して移動自在な可動支持部と、を有するように構成してもよい。ここで、単にヘッドプレートをギャップ調整方向に移動させるのみなら、保持部が直接ヘッドプレートを保持するように構成してもよい。しかしながら、常に一定の位置関係で保持部によりヘッドプレートを保持することが困難なケースも想定し得る。そこで、保持部に対して移動自在な可動支持部を設け、当該可動支持部によりヘッドプレートを支持するのが望ましい。つまり、ヘッドプレートは可動支持部を介して保持部に保持されるため、可動支持部を可動させることで保持部に対するヘッドプレートを平行姿勢に補正することが可能となっている。
このような可動支持部としては、例えば保持部に対してギャップ調整方向に移動自在に設けられるものを用いてもよいし、また以下に説明するように位置決めピンを利用したものを用いてもよい。この位置決めピンは、ヘッド駆動機構の一構成要素であり、保持部からヘッドプレートの幅方向の端部に向けて延設されて記録媒体の搬送方向においてヘッドプレートを位置決めする機能を有している。そして、当該位置決めピンを回動中心として回動自在に設けられる部材を可動支持部として用いることができる。
さらに、ヘッド駆動機構が、調整部材の先端がローラーの表面に当接した状態となっているヘッドプレートを支持する可動支持部を保持部に固定する固定部を有するように構成してもよい。このように固定部を設けることで、平行姿勢のままヘッドプレートは保持部に常時保持されるため、その後のヘッド駆動機構によるヘッドプレートの移動時にも、常に平行姿勢が維持され、その結果、記録媒体とノズルとのギャップを高精度に調整することができる。
本発明にかかる印刷装置の第1実施形態のレイアウトを示す図。 図1に示す印刷装置の一例を模式的に示す正面図。 印刷ヘッドを移動して位置決めするヘッド駆動機構の構成を示す斜視図。 図3においてマゼンタ用印刷ヘッドを右側方向から見た図。 図3に示すヘッド駆動機構の構成を部分的に示す斜視図。 印刷装置による印刷前に行う前に実行する調整動作を模式的に示す図。 本発明にかかる印刷装置の第2実施形態を示す図。
図1は、本発明にかかる印刷装置の第1実施形態のレイアウトを示す図である。また、図2は、図1に示す印刷装置の一例を模式的に示す正面図である。この印刷装置1では、装置の前側に繰出部2、プロセス部3および巻取部4が左右方向に配列されるとともに、プロセス部3の後側にメンテナンス部5が配置され、プロセス部3のプロセスユニット3Uが一体的にメンテナンス部5に対して移動自在となっている。なお、これらの図面及び後で説明する図面では、装置1の左右方向X、前後方向Yおよび鉛直方向Zに対応した三次元の座標系を採用している。
図2に示すように、印刷装置1では、繰出部2および巻取部4はそれぞれ繰出軸20および巻取軸40を有している。そして、繰出部2および巻取部4にシートS(ウェブ)の両端がロール状に巻き付けられ、それらの間に張架されている。こうして張架された経路Pcに沿ってシートSが繰出軸20からプロセス部3に搬送されてプロセスユニット3Uによる印刷処理を受けた後、巻取軸40へと搬送される。本発明の「記録媒体」に相当するシートSの種類は、紙系とフィルム系に大別される。具体例を挙げると、紙系には上質紙、キャスト紙、アート紙、コート紙等があり、フィルム系には合成紙、PET(Polyethylene terephthalate)、PP(polypropylene)等がある。なお、以下の説明では、シートSの両面のうち、画像が記録される面を表面と称する一方、その逆側の面を裏面と称する。
繰出部2は、シートSの端を巻き付けた繰出軸20と、繰出軸20から引き出されたシートSを巻き掛ける従動ローラー21とを有する。繰出軸20は、シートSの表面を外側に向けた状態で、シートSの端を巻き付けて支持する。そして、繰出軸20が図2の紙面において時計回りに回転することで、繰出軸20に巻き付けられたシートSが従動ローラー21を経由してプロセス部3へと繰り出される。ちなみに、シートSは、繰出軸20に着脱自在な芯管(図示省略)を介して繰出軸20に巻き付けられている。したがって、繰出軸20のシートSが使い切られた際には、ロール状のシートSが巻き付けられた新たな芯管を繰出軸20に装着して、繰出軸20のシートSを取り換えることが可能となっている。なお、図2中の符号Seは、従動ローラー21と前駆動ローラー31の間でシートSの幅方向への端を検出するエッジセンサーである。
プロセス部3は、繰出部2から繰り出されたシートSをプラテンドラム30で支持しつつ、プラテンドラム30の外周面に沿って配置されたプロセスユニット3Uにより処理を適宜行って、シートSに画像を印刷するものである。このプロセス部3では、プラテンドラム30の両側に前駆動ローラー31と後駆動ローラー32とが設けられており、前駆動ローラー31から後駆動ローラー32へと搬送されるシートSがプラテンドラム30に支持されて、画像の印刷を受ける。
前駆動ローラー31は、溶射によって形成された複数の微小突起を外周面に有しており、繰出部2から繰り出されたシートSを裏面側から巻き掛ける。そして、前駆動ローラー31は図2の紙面において時計回りに回転することで、繰出部2から繰り出されたシートSを搬送経路の下流側へと搬送する。なお、前駆動ローラー31に対してはニップローラー31nが設けられている。このニップローラー31nは、前駆動ローラー31側へ付勢された状態でシートSの表面に当接しており、前駆動ローラー31との間でシートSを挟み込む。これによって、前駆動ローラー31とシートSの間の摩擦力が確保され、前駆動ローラー31によるシートSの搬送を確実に行なうことができる。
プラテンドラム30は図示を省略する支持機構によりY方向に延びる回転軸301周りに回転自在に支持された円筒形状のドラムであり、前駆動ローラー31から後駆動ローラー32へと搬送されるシートSを裏面側から巻き掛ける。このプラテンドラム30は、シートSとの間の摩擦力を受けてシートSの搬送方向Dsに従動回転しつつ、シートSを裏面側から支持するものである。ちなみに、プロセス部3では、プラテンドラム30への巻き掛け部の両側でシートSを折り返す従動ローラー33、34が設けられている。これらのうち従動ローラー33は、前駆動ローラー31とプラテンドラム30の間でシートSの表面を巻き掛けて、シートSを折り返す。一方、従動ローラー34は、プラテンドラム30と後駆動ローラー32の間でシートSの表面を巻き掛けて、シートSを折り返す。このように、プラテンドラム30に対して搬送方向Dsの上・下流側それぞれでシートSを折り返すことで、プラテンドラム30へのシートSの巻き掛け部を長く確保することができる。
後駆動ローラー32は、溶射によって形成された複数の微小突起を外周面に有しており、プラテンドラム30から従動ローラー34を経由して搬送されてきたシートSを裏面側から巻き掛ける。そして、後駆動ローラー32は図2の紙面において時計回りに回転することで、シートSを巻取部4へと搬送する。なお、後駆動ローラー32に対してはニップローラー32nが設けられている。このニップローラー32nは、後駆動ローラー32側へ付勢された状態でシートSの表面に当接しており、後駆動ローラー32との間にシートSを挟み込む。これによって、後駆動ローラー32とシートSの間の摩擦力が確保され、後駆動ローラー32によるシートSの搬送を確実に行なうことができる。
このように、前駆動ローラー31から後駆動ローラー32へと搬送されるシートSは、プラテンドラム30の外周面に支持される。そして、プロセス部3では、プラテンドラム30に支持されるシートSの表面に対してカラー画像を印刷するために、プロセスユニット3Uが設けられている。このプロセスユニット3Uは、前後一対に設けられた前面プレート35aおよび背面プレート35b(図3および図4参照)を有している。各プレート35a、35bは、プラテンドラム30の外周面に沿った円弧形状を有しており、図示を省略する連結部材により相互に連結されてユニットフレームを構成している。そして、このユニットフレームに対し、以下に説明するようにプロセスユニット3Uの構成要素(印刷ヘッド36a〜36e、UVランプ37a、37b、ヘッド駆動機構)が装着されている。
イエロー、シアン、マゼンタおよびブラックに対応する4個の印刷ヘッド36a〜36dが、この色順で搬送方向Dsに並ぶ。より詳しくは、これら4個の印刷ヘッド36a〜36dはプラテンドラム30の回転軸301から放射状に配置されている。また、印刷ヘッド36a〜36dのうち搬送方向Dsの上流側に配置される2個の印刷ヘッド36a、36bは1つのヘッド駆動機構により移動されてプラテンドラム30に巻き掛けられるシートSに対して位置決めされる。また、下流側に配置される2つの印刷ヘッド36c、36dも別のヘッド駆動機構により移動されてプラテンドラム30に巻き掛けられるシートSに対して位置決めされる。そして、これらの2つのヘッド駆動機構で4個の印刷ヘッド36a〜36dを移動して位置決めすることで印刷ヘッド36a〜36dのノズル先端(インクの吐出口)とシートSとの距離、いわゆるペーパーギャップを適正な値に設定することが可能となっている。このように、ペーパーギャップが調整された状態でプラテンドラム30の外周部に巻き掛けられるシートSに対して各印刷ヘッド36a〜36dがインクを吐出することで、シートSの表面にカラー画像を形成される。
図3は2個の印刷ヘッドおよび当該印刷ヘッドを移動して位置決めするヘッド駆動機構の構成を示す斜視図である。また、図4は、図3においてマゼンタ用印刷ヘッドを右側方向から見た図である。さらに、図5は図3に示すヘッド駆動機構の構成を部分的に示す斜視図である。なお、これらの図面では、印刷ヘッド36cの構成、ならびに印刷ヘッド36c、36dを駆動するヘッド駆動機構6のみを示しており、その他の構成の図示を省略している。また、以下においては、これらの図を参照しつつ印刷ヘッド36cおよびヘッド駆動機構6の構成について説明するが、他の印刷ヘッド36a、36b、36d、36e、ならびに印刷ヘッド36a、36bを駆動するヘッド駆動機構も同様であるため、その構成の説明は省略する。
本実施形態では、ヘッド駆動機構6は、印刷ヘッド36cにより印刷を行う位置(マゼンタインクの着弾位置)でのプラテンドラム30の接線に対して垂直な方向(つまりプラテンドラム30の回転軸301から上記着弾位置を通過する放射方向)を第1方向D1とし、印刷ヘッド36cを第1方向D1に移動させて位置決めする。また、これと同時に、印刷ヘッド36dにより印刷を行う位置(ブラックインクの着弾位置)でのプラテンドラム30の接線に対して垂直な方向(つまりプラテンドラム30の回転軸301から上記着弾位置を通過する放射方向)を第2方向D2とし、印刷ヘッド36dを第2方向D2に移動させて位置決めする。このように、本実施形態では、両印刷ヘッド36c、36dの移動方向D1、D2は互いに所定角度だけ傾斜しており、ヘッド駆動機構6は当該角度関係を維持しながら両印刷ヘッド36c、36dを移動させて位置決めする機能を有している。このヘッド駆動機構6では、印刷ヘッド36cを保持するためのホルダ61cが設けられている。このホルダ61cは、前ホルダ部材611、後ホルダ部材612および両ホルダ部材611、612を連結する連結プレート613を有しており、後ホルダ部材612に設けられる開口部614を介して印刷ヘッド36cを(−Y)方向からホルダ61cに対して挿脱自在となっている。
印刷ヘッド36cは、マゼンタインクを貯留するインク貯留部および駆動基板などを内蔵する略平板形状のケース361を有している。このケース361の先端部には、図4に示すように、幅方向(同図中の左右方向)に延設される長尺矩形形状のヘッドプレート362が取り付けられている。このヘッドプレート362には、ヘッドプレート362の一方主面に複数のヘッド本体363が正確に位置決めしたうえで取り付けられている。図示はしていないがヘッドプレート362の他方主面にも複数のヘッド本体363が正確に位置決めしたうえで取り付けられている。本実施形態では、ヘッドプレート362の一方主面および他方主面に取り付けられた複数のヘッド本体363によってラインヘッドが構成されている。また、ヘッドプレート362の幅方向の各端部から高さ調整ピン364が下方に同一長さだけ突設されている。これら2本の高さ調整ピン364、364が幅方向において複数のヘッド本体363により印字を行う範囲よりも広い間隔だけ離間して設けられており、複数のヘッド本体363を挟み込むように配置されている。なお、本実施形態では、高さ調整ピン364、364はヘッドプレート362に対して着脱自在となっており、後述するように印刷ヘッド36cを平行姿勢に調整する場合のみ装着し、調整完了後に取り外す。
このように構成された印刷ヘッド36cは、幅方向を前後方向Yに一致させながらホルダ61c内に挿入し、印刷ヘッド36cのヘッドプレート362の両端部を前ホルダ部材611および後ホルダ部材612からホルダ61c内部に突設されたX方向位置決めピン617に係合させる。これによって、印刷ヘッド36cがホルダ61c内でX方向に移動するのを規制して位置決めされる。
また、前ホルダ部材611の下方端部には、図4に示すように、側面視で略L字形状の可動支持部615が前ホルダ部材611に対して第1方向D1に移動自在に設けられている。また、図面への図示を省略しているが、ヘッド駆動機構6にはバネ部材が設けられて図4の白抜き矢印で示すように可動支持部615を下方側から上方側に、つまりプラテンドラム30から離れる方向(+D1)に付勢している。また、後ホルダ部材612にも、前ホルダ部材611と同様に、可動支持部615が設けられている。したがって、ホルダ61cへの印刷ヘッド36cの未挿入時においては、バネ部材の付勢力によって可動支持部615、615はともに上限位置まで上昇している。
これらの可動支持部615、615の下端部位は図4に示すようにホルダ61cの内部に延びており、ホルダ61cに印刷ヘッド36cを挿入すると、ヘッドプレート362の両端部がそれぞれ可動支持部615、615の下端部位で支持されながら高さ調整ピン364、364がプラテンドラム30の表面に当接するまで下方側に移動可能となっている。こうして高さ調整ピン364、364がプラテンドラム30の表面に当接した時点で、ヘッドプレート362はプラテンドラム30の表面から所定高さの位置で当該表面と平行に位置決めされ、印刷ヘッド36cは平行姿勢となる。この平行姿勢を維持するために、ホルダ61cに対して可動支持部615、615を固定するための固定用ネジ616、616がそれぞれ前ホルダ部材611および後ホルダ部材612の下方端部に設けられている。なお、このようなホルダ61cに設けられる構成は、ホルダ61dにも同様に設けられており、ホルダ61dに設けられる可動支持部により印刷ヘッド36dを支持可能となっている。
また、これら可動支持部615、615で支持したまま印刷ヘッド36c、36dをそれぞれ第1方向D1および第2方向D2に移動させるために、ヘッド駆動機構6は次に説明する構成をさらに備えている。
前ホルダ部材611の前面および後ホルダ部材612の後面にはリニアガイド62が第1方向D1に延設されており、これら2つのリニアガイド62により前面プレート35aおよび背面プレート35bに対してホルダ61cが第1方向D1に移動自在に構成されている。より詳しくは、図3に示すように、前ホルダ部材611の前面に対し、第1方向D1に延びる直線状のレール621が固定されるとともに該レール621に沿って2つのスライダー622、622が第1方向D1にスライド自在に取り付けられている。そして、これら2つのスライダー622、622が前面プレート35aの後面に固定されている。また、後ホルダ部材612の後面に対しても、前ホルダ部材611と同様に構成されたリニアガイド62が取り付けられ、当該リニアガイド62のスライダー622、622が背面プレート35bの前面に固定されている。こうして、ホルダ61cに前後2個のリニアガイド62、62を設けたことで、印刷ヘッド36cを保持したままホルダ61cが第1方向D1に移動自在となっている。
また、ヘッド駆動機構6は、印刷ヘッド36dを保持するためのホルダ61dがホルダ61cから搬送方向Dsの下流側に所定距離だけ離間して設けられている。このホルダ61dは、ホルダ61cと同様に、前ホルダ部材611、後ホルダ部材612および連結プレート613を有しており、後ホルダ部材612に設けられる開口部614を介して印刷ヘッド36dをホルダ61dに対して挿脱自在となっている。
また、前ホルダ部材611の前面および後ホルダ部材612の後面にはリニアガイド62が第2方向D2に延設されており、これら2つのリニアガイド62により前面プレート35aおよび背面プレート35bに対してホルダ61dが第2方向D2に移動自在に構成されている。なお、ホルダ61dに設けられるリニアガイド62の構成は、レール621の延設方向が異なる点を除き、ホルダ61cに設けられるリニアガイド62と同一である。そのため、ここでは同一符号を付して詳しい説明を省略する。
ホルダ61cを構成する前ホルダ部材611には、左側カムフォロア63cの一方端部(左側端部)が固定され、他方端部(右側端部)がホルダ61dに向けて右側、つまり(−X)方向側に延設され、両前ホルダ部材611の中間位置まで延設されている。この左側カムフォロア63cの他方端部では、図5に示すように、後側部分が1/2厚さだけ切り欠かれて薄肉部に仕上げられるとともに、前側方向、つまり(+Y)方向に係合ピン64cが立設されている。
また、ホルダ61dを構成する前ホルダ部材611には、右側カムフォロア63dの一方端部(右側端部)が固定され、他方端部(左側端部)がホルダ61cに向けて左側、つまり(+X)方向側に延設され、前ホルダ部材611の中間位置まで延設されている。この右側カムフォロア63dの他方端部では、図5に示すように、前側部分が1/2厚さだけ切り欠かれて薄肉部に仕上げられるとともに、後側方向、つまり(−Y)方向に係合ピン64dが立設されている。そして、ホルダ61c、61dの間の中間位置で、左側カムフォロア63cの他方端部の下面と、右側カムフォロア63dの他方端部の下面とを互いに隣接させながら薄肉部同士を摺接自在に密着させている。
また、ホルダ61c、61dの間の中間位置では、カム65が所定位置で回転自在に配置され、カム65はカムフォロア63c、63dの他方端部の下方側に常に位置している。そして、カム65の外周面が両カムフォロア63c、63dの他方端部の下面と当接して両カムフォロア63c、63dの他方端部を支持する。このカム65はカムフォロア63c、63dの厚みよりも若干厚く仕上げられており、前後方向Yに延設されたカム軸66に取り付けられている。このカム軸66は動力伝達部67を介してモーターなどの回転アクチュエータ68と連結されており、回転アクチュエータ68で発生した回転駆動力が動力伝達部67によりカム軸66に伝達される。これによって、カム軸66が軸心周りに回転してカム65も回転し、カム65の外周面上をカムフォロア63c、63dの他方端部の下面が摺接しながらカム65の回転に伴って両カムフォロア63c、63dが同時にかつ同一量で鉛直方向Zに昇降する。その結果、カムフォロア63cに連結されたホルダ61cが第1方向D1に昇降して印刷ヘッド36cを第1方向D1に位置決めして印刷ヘッド36cのノズル先端とシートSとの間隔が所望のペーパーギャップに調整される。また、印刷ヘッド36cの位置決めと同時に、印刷ヘッド36dの位置決めも実行されて印刷ヘッド36dのノズル先端とシートSとの間隔が所望のペーパーギャップに調整される。
次に、上記のように構成された印刷装置1において、印刷ヘッド36cを平行姿勢に位置決めし、ペーパーギャップを調整する動作について図6を参照しつつ説明する。
図6は印刷装置による印刷前に行う前に実行する調整動作を模式的に示す図である。図6(a)は調整開始時点における印刷ヘッドとプラテンドラムとの位置関係を示し、同図(b)は調整後における印刷ヘッドとプラテンドラムとの位置関係を示している。各印刷ヘッド36a〜36eは、ヘッド本体363がプラテンドラム30の表面と平行となる、つまり平行姿勢に位置決めされている必要があるのだが、例えば図6(a)に示すように、ヘッド駆動機構6がプラテンドラム30に対して傾いている場合がある。この場合、印刷ヘッド36c、36dがプラテンドラム30の表面に対して傾いている、いわゆる「あおり」状態となる。そこで、本実施形態では、図6に示すように各印刷ヘッド36a〜36eのヘッドプレート362に対して高さ調整ピン364、364を装着して印刷ヘッド36c、36dを平行姿勢に補正する。そして、当該補正の完了後、各印刷ヘッド36a〜36eのヘッドプレート362から高さ調整ピン364、364を取り外した後で、ヘッド駆動機構6により印刷ヘッド36c、36dをそれぞれ第1方向D1および第2方向D2に移動させてペーパーギャップを調整する。なお、ここでは、印刷ヘッド36cがあおり状態となっている場合を例示して上記補正および調整動作について説明する。
印刷ヘッド36cがあおり状態となっている場合には、当該印刷ヘッド36cを保持するホルダ61cに取り付けられている固定用ネジ616、616をそれぞれ緩めて可動支持部615、615を第1方向D1に移動自在とする。そして、オペレータが印刷ヘッド36cを下方に押圧すると、同図(a)に示すように、一方の高さ調整ピン364がプラテンドラム30の表面に当接する。このとき、他方の高さ調整ピン364はプラテンドラム30の表面から離れて位置している。
そこで、オペレータは印刷ヘッド36cをさらに継続して下方に押圧すると、一方の高さ調整ピン364がプラテンドラム30の表面に当接したまま、他方の高さ調整ピン364がプラテンドラム30に向かって移動し、やがて図6(b)に示すように、他方の高さ調整ピン364の先端もプラテンドラム30の表面に当接する。これによって、印刷ヘッド36cは、プラテンドラム30の表面に対してヘッドプレート362を平行に配置した姿勢、つまり平行姿勢に補正される。この状態で、オペレータが固定用ネジ616,616を締めることで可動支持部615、615がそれぞれ前ホルダ部材611および後ホルダ部材612に固定される。したがって、その後、装置全体を制御する制御部(図示省略)からの指令に応じて回転アクチュエータ68が作動してカム65が回転すると、印刷ヘッド36cは平行姿勢を維持したまま第1方向D1に移動する。よって、図6(b)に示すように平行姿勢に位置決めされた位置を基準位置とし、この基準位置から印刷ヘッド36cの上昇移動量を制御することでヘッドプレート362をプラテンドラム30に巻き掛けられたシートSに対して平行に位置させながら、ヘッドプレート362に取り付けられたヘッド本体363のノズル先端とシートSとのペーパーギャップを高精度に調整可能となっている。
以上のように、本実施形態では、ヘッドプレート362の下面から同一長さだけ突出した2本の高さ調整ピン364をプラテンドラム30の表面に当接させることでプラテンドラム30の表面とヘッドプレート362とが平行となるように印刷ヘッド36cの姿勢を補正している。このようにして、簡易な構成でヘッドプレート362に正確に位置決めして取り付けられたヘッド本体363をプラテンドラム30の表面に対して平行に位置決めすることができる。そして、このように平行姿勢のままヘッド本体363からマゼンタインクをシートSに高精度で吐出することができ、優れた品質の画像を印刷することができる。
また、上記したように印刷ヘッド36cを基準位置に位置決めした後で、第1方向D1に移動させてプラテンドラム30に巻き掛けられるシートSとヘッド本体363のノズル先端とのペーパーギャップを調整している。したがって、印刷ヘッド36cに取り付けられた全ヘッド本体363について、シートSとのギャップ、つまりペーパーギャップを高精度に調整することができる。
さらに、第1実施形態では、可動支持部615、615を介して印刷ヘッド36cをホルダ61cに保持しているため、上記した印刷ヘッド36cを平行姿勢に調整する作業を円滑に行うことができる。
なお、このような補正については、他の印刷ヘッド36a、36b、36d、36eについて同様に適用することができる。したがって、本実施形態にかかる印刷装置1では、いずれの印刷ヘッド36a〜36eについても、簡単かつ高精度にノズルをプラテンドラム30の表面に対して平行に位置決めし、高品質な印刷が可能となっている。
このように第1実施形態では、プラテンドラム30が本発明の「ローラー」に相当する。また、高さ調整ピン364が本発明の「調整部材」に相当する。ホルダ31c、31dが本発明の「保持部」に相当する。また、カム65およびカムフォロア63c、63dが本発明の「駆動部」として機能しており、第1方向D1および第2方向D2が本発明の「ギャップ調整方向」に相当している。また、固定用ネジ616が本発明の「固定部」に相当している。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したものに対して種々の変更を加えることが可能である。例えば、上記第1実施形態では、可動支持部615はホルダ61cに対して第1方向D1にスライド自在に設けられているが、可動支持部615の構成はこれに限定されるものではなく、印刷ヘッド36cを支持しながらホルダ61cに対して第1方向D1に移動自在であればよく、例えば図7に示すように構成してもよい。
図7は、本発明にかかる印刷装置の第2実施形態を示す図である。この第2実施形態が第1実施形態と大きく相違する点は、可動支持部615の形状および移動させるための具体的構成であり、その他の構成は基本的に第1実施形態と同一である。したがって、以下のおいては、相違点を中心に説明し、同一構成については同一符号を付して説明を省略する。
この第2実施形態では、X方向位置決めピン617に対して可動支持部615が回転自在に設けられている。そして、図示を省略する前側バネ部材により前ホルダ部材611側に配置される可動支持部615については同図に示すようにX方向位置決めピン617を回転中心として反時計回りに付勢する。また、図示を省略する後側バネ部材により後ホルダ部材612側に配置される可動支持部615については前側の可動支持部615と逆方向に付勢されている。つまり、可動支持部615、615は印刷ヘッド36cをプラテンドラム30の表面から離す方向に付勢されている。なお、可動支持部615、615の機能および動作については第1実施形態と同一である。
このように構成された可動支持部615、615を用いた印刷装置1においても、第1実施形態と同様に、ヘッドプレート362の下面から同一長さだけ突出した2本の高さ調整ピン364がプラテンドラム30の表面に当接することでプラテンドラム30の表面とヘッドプレート362とを平行に位置決めすることができる。その結果、第1実施形態と同様の作用効果が得られる。しかも、第2実施形態では、X方向位置決めピン617に対して可動支持部615を回転自在に設けているため、第1実施形態に比べて装置構成をさらに簡素化することができる。
また、上記実施形態では、1つのヘッド駆動機構6により2個の印刷ヘッドを同時に駆動するように構成しているが、各印刷ヘッド36a〜36eを1つのヘッド駆動機構により駆動するように構成した印刷装置に対しても本発明を適用することができる。
また、上記実施形態では、回転アクチュエータ68で発生した回転駆動力が動力伝達部67を介してカム軸66に与えられているが、回転アクチュエータ68からカム軸66に与えるように構成してもよい。
さらに、上記実施形態では、UVインクを吐出する複数の印刷ヘッドを有する印刷装置1に対して本発明を適用しているが、印刷ヘッドの具体的構成や個数などはこれに限られない。
1…印刷装置、 6…ヘッド駆動機構、 30…プラテンドラム(ローラー)、 36a〜36e…印刷ヘッド、 61c、61d…ホルダ(保持部)、 63c、63d…カムフォロア、 65…カム、 362…ヘッドプレート、 363…ヘッド本体、 364…高さ調整ピン(調整部材)、 615…可動支持部、 616…固定用ネジ、 617…X方向位置決めピン、 D1…第1方向(ギャップ調整方向)、 S…シート(記録媒体)

Claims (7)

  1. 回転自在に設けられるローラーと、
    前記ローラーの回転軸の軸心方向に延設されたヘッドプレートと、
    前記ヘッドプレートに装着されて前記ローラーの表面に巻き掛けられる記録媒体に液体を吐出するノズルを有するヘッド本体と、
    前記ヘッドプレートの幅方向の両端部からそれぞれ前記ローラーに向けて突設され、各先端を前記ローラーの表面に当接することで前記ローラーの表面と前記ヘッドプレートとを位置決めする2本の調整部材と
    を備えることを特徴とする印刷装置。
  2. 前記調整部材により位置決めされた前記ヘッドプレートをギャップ調整方向に移動させて前記ローラーに巻き掛けられる記録媒体と前記ノズルとのギャップを調整するヘッド駆動機構を備える請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記ヘッド駆動機構は、
    前記ギャップ調整方向に移動自在に設けられる保持部と、
    前記保持部を前記ギャップ調整方向に移動させる駆動部と、
    前記ヘッドプレートを支持しながら前記保持部に対して移動自在な可動支持部と、
    を有する請求項2に記載の印刷装置。
  4. 前記可動支持部は前記保持部に対して前記ギャップ調整方向に移動自在に設けられる請求項3に記載の印刷装置。
  5. 前記ヘッド駆動機構は、前記保持部から前記ヘッドプレートの前記幅方向の前記端部に向けて延設されて前記記録媒体の搬送方向において前記ヘッドプレートを位置決めする位置決めピンを有し、
    前記可動支持部は前記位置決めピンを回動中心として回動自在に設けられる請求項3に記載の印刷装置。
  6. 前記ヘッド駆動機構は、前記調整部材の前記先端が前記ローラーの表面に当接した状態となっている前記ヘッドプレートを支持する前記可動支持部を前記保持部に固定する固定部を有する請求項3ないし5のいずれか一項に記載の印刷装置。
  7. ヘッド本体が装着されたヘッドプレートを備えた印刷ヘッドを用い、回転自在に設けられるローラーに巻き掛けられる記録媒体に液体を吐出して印刷する印刷方法であって、
    前記印刷ヘッドによる印刷前に、
    前記ヘッドプレートの幅方向の両端部からそれぞれ調整部材を前記ローラーに向けて設ける工程と、
    前記ヘッドプレートの前記幅方向が前記ローラーの回転軸の軸心方向に平行であり、かつそれぞれの前記調整部材の先端が前記ローラーの表面に当接するように、前記印刷ヘッドを前記ローラーに対して位置決めする工程と
    を実行することを特徴とする印刷方法。
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