JP2022079391A - 液体を吐出する装置、印刷装置 - Google Patents

液体を吐出する装置、印刷装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ヘッドを取り付けた取付け部材のねじれを低減する。【解決手段】液体を吐出する複数のヘッド100を千鳥配置して取り付けた取付け部材302と、取付け部材302の長手方向の両端部の側板305a、305bを保持する保持部401a、401bを有する保持部材400とを備え、取付け部材302は保持部401a、401bに対して、取付け部材302の長手方向における複数の箇所である側板305a、305bが回転機構307a、307bによりそれぞれ独立して回転可能に保持されている。【選択図】図9

Description

本発明は液体を吐出する装置、印刷装置に関する。
印刷装置などの液体を吐出する装置として、複数のヘッドを取付け部材に並べて取り付けた吐出ユニット(吐出ユニット、ヘッドアレイ、ヘッドモジュールなどとも称される。)を備えるものがある。
従来、吐出ユニットの複数の取付け面に取り付けたヘッドの液体噴射面とドラムとのギャップを調整するため、吐出ユニットの傾斜角度を調整可能としたものがある(特許文献1)。
特開2011-156812号公報
ところで、ヘッドを取り付ける取付け部材の加工精度、取付け部材に取り付けたヘッドの重心位置などは、取付け部材やヘッドの長手方向において必ずしも同一ではない。そのため、取付け部材の長手方向において変形量が異なるねじれが生じることがある。
しかしながら、特許文献1に開示の構成にあっては、取付け面の傾斜角度を調整可能としているだけであるので、取付け面(取付け部材)のねじれ変形によるヘッドと液体付与対象とのギャップ変動に対応することができないという課題がある。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、ヘッドを取り付けた取付け部材のねじれを低減することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係る吐出ユニットは、
液体を吐出するヘッドと、
前記ヘッドを取り付けた取付け部材と、
前記取付け部材を保持する保持部と、を備え、
前記取付け部材は、前記保持部に対して、前記取付け部材の長手方向における複数の箇所がそれぞれ独立して回転可能に保持されている
構成とした。
本発明によれば、ヘッドを取り付けた取付け部材のねじれを低減できる。
本発明に係る液体を吐出する装置としての印刷装置の一例の説明に供する概略説明図である。 本発明の第1実施形態における吐出ユニットをノズル面側から見た平面説明図である。 同吐出ユニットをノズル面と反対側から見た平面説明図である。 図5のA-A線に相当する同吐出ユニットの断面説明図である。 取付け部材の平面説明図である。 同じく図5のA-A線に沿う断面説明図である。 同じく正面説明図である。 同じくドラムに対する配置状態を説明する正面説明図である。 本発明の第1実施形態の説明に供する斜視説明図である。 同じく取付け部材の斜視説明図である。 は同じく取付け部材の正面説明図である。 取付け部材のベース部材(ヘッド取付け面)の短手方向での変形の説明に供する正面説明図である。 取付け部材のベース部材(ヘッド取付け面)の長手方向での変形の説明に供する斜視説明図である。 取付け部材のベース部材(ヘッド取付け面)の変形が着弾タイミングに与える影響の説明に供する正面説明図である。 同実施形態のギャップ調整作用の説明に供する正面説明図である。 同実施形態における別の作用の説明に供する説明図である。 本発明の第2実施形態の説明に供する正面説明図である。 本発明の第3実施形態の説明に供する正面説明図である。 本発明の第4実施形態の説明に供する正面説明図である。 本発明の第5実施形態の説明に供する正面説明図である。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。本発明の第1実施形態に係る液体を吐出する装置としての印刷装置について図1を参照して説明する。図1は同印刷装置の概略説明図である。
印刷装置1は、液体を付与する付与対象(印刷対象)としてのシート材Pを搬入する搬入部10と、前処理部20と、印刷部30と、乾燥部40と、搬出部50と、反転機構部60を備えている。
印刷装置1は、搬入部10から搬入(供給)されるシート材Pに対し、前処理手段である前処理部20で必要に応じて前処理液を付与(塗布)し、印刷部30で液体を付与して所要の印刷を行い、乾燥部40でシート材Pに付着した液体を乾燥させた後、シート材Pを搬出部50に排出する。
搬入部10は、複数のシート材Pを収容する搬入トレイ11(下段搬入トレイ11A、上段搬入トレイ11B)と、搬入トレイ11からシート材Pを1枚ずつ分離して送り出す給送装置12(12A、12B)とを備え、シート材Pを前処理部20に供給する。
前処理部20は、例えばインクの色材を凝集させ、裏写りを防止する作用効果を有する処理液をシート材Pの印刷面に付与する処理液付与手段である塗布部21などを備えている。
印刷部30は、シート材Pを周面に担持して回転する担持部材(回転体)であるドラム31と、ドラム31に担持されたシート材Pに向けて液体を吐出する液体吐出部32を備えている。
また、印刷部30は、前処理部20から送り込まれたシート材Pを受け取ってドラム31との間でシート材Pを渡す渡し胴34と、ドラム31によって搬送されたシート材Pを受け取って乾燥部40に渡す受け渡し胴35を備えている。
前処理部20から印刷部30へ搬送されてきたシート材Pは、渡し胴34に設けられた把持手段(シートグリッパ)によって先端が把持され、渡し胴34の回転に伴って搬送される。渡し胴34により搬送されたシート材Pは、ドラム31との対向位置でドラム31へ受け渡される。
ドラム31の表面にも把持手段(シートグリッパ)が設けられており、シート材Pの先端が把持手段(シートグリッパ)によって把持される。ドラム31の表面には、複数の吸引穴が分散して形成され、吸引手段によってドラム31の所要の吸引穴から内側へ向かう吸い込み気流を発生させる。
そして、渡し胴34からドラム31へ受け渡されたシート材Pは、シートグリッパによって先端が把持されるとともに、吸引手段による吸い込み気流によってドラム31上に吸着担持され、ドラム31の回転に伴って搬送される。
液体吐出部32は、液体吐出手段である吐出ユニット33(33A~33D)を備えている。例えば、吐出ユニット33Aはシアン(C)の液体を、吐出ユニット33Bはマゼンタ(M)の液体を、吐出ユニット33Cはイエロー(Y)の液体を、吐出ユニット33Dはブラック(K)の液体を、それぞれ吐出する。また、その他、白色、金色(銀色)などの特殊な液体の吐出を行う吐出ユニットを使用することもできる。
液体吐出部32の各吐出ユニット33は、印刷情報に応じた駆動信号によりそれぞれ吐出動作が制御される。ドラム31に担持されたシート材Pが液体吐出部32との対向領域を通過するときに、吐出ユニット33から各色の液体が吐出され、当該印刷情報に応じた画像が印刷される。
液体吐出部32で液体が付与されたシート材Pはドラム31から受け渡し胴35に渡され、受け渡し胴35が受け取ったシート材Pは搬送機構部41に渡されて、乾燥部(加熱部)40に移送される。
乾燥部40は、印刷部30でシート材P上に付着した液体を乾燥させる。これにより、液体中の水分等の液分が蒸発し、シート材P上に液体中に含まれる着色剤が定着し、また、シート材Pのカールが抑制される。
反転機構部60は、乾燥部40を通過したシート材Pに対して両面印刷を行うときに、スイッチバック方式で、シート材Pを反転する機構であり、反転されたシート材Pは印刷部30の搬送経路61を通じて渡し胴34よりも上流側に逆送される。
搬出部50は、複数のシート材Pが積載される搬出トレイ51と、シート搬送装置502とを備えている。反転機構部60を通じて搬送されてくるシート材Pは、スタック部501上に順次積み重ねられて保持される。
次に、本発明の第1実施形態における吐出ユニットついて図2ないし図4を参照して説明する。図2は同吐出ユニットをノズル面側から見た平面説明図、図3は同吐出ユニットをノズル面と反対側から見た平面説明図、図4は図5のA-A線に相当する同吐出ユニットの断面説明図である。
吐出ユニット33は、液体を吐出する複数のヘッド100を千鳥状にヘッド取付け部材としての取付け部材302に並べて配置したものである。千鳥配置されたヘッド100の列の一方の列をヘッド列100Aとし、他方の列をヘッド列100Bとする。
ヘッド100は、液体を吐出する複数のノズル104が配列されたノズル列を複数列(ここでは2列を例にしているが、限定されない。)有している。また、ヘッド100は、取付け部材302を構成するベース部材303(303A、303B)に対して面直方向(図3のZ方向)で対向するつば部110を有している。
ヘッド100は、ベース部材303の開口部304に挿入されてベース部材303に取付けられる。
次に、取付け部材について図5ないし図8を参照して説明する。図5は同取付け部材の平面説明図、図6は同じく図5のA-A線に沿う断面説明図、図7は同じく正面説明図、図8は同じくドラムに対する配置状態を説明する正面説明図である。
取付け部材302は、ヘッド100を挿入する開口部304が形成された2つのベース部材303(303A、303B)を有する。ベース部材303A、303Bは、2つの板材で形成して、中間側板306(306a、306b)に固定し、中間側板306(306a、306b)の外側で側板305(305a、305b)に固定している。
取付け部材302は、図8に示すように、ベース部材303A及びベース部材303Bのそれぞれの取付け面331(331a、331b)がドラム31の接線方向と平行になるように配置される。
次に、本発明の第1実施形態について図9ないし図11を参照して説明する。図9は同実施形態の説明に供する斜視説明図、図10は同じく取付け部材の斜視説明図、図11は同じく取付け部材の正面説明図である。
取付け部材302は、保持部材400にて長手方向(ヘッド100のノズル配列方向でもある。)の両端部を保持されている。
保持部材400は、取付け部材302の長手方向の両端部の側板305(305a、305b)を保持する保持部401(401a、401b)を有している。2つの保持部401は連結部402で連結され、装置本体に固定されている。
取付け部材302は、保持部401に対して、取付け部材302の長手方向における複数の箇所である側板305が回転機構307によりそれぞれ独立して回転可能に保持されている。なお、本実施形態では、取付け部材302は、側板305aを印刷装置1の前側、側板305bを印刷装置1の後側になるように配置している。
回転機構307は、着脱可能な回転軸317(317a、317b)を含む。取付け部材302は、回転機構307の回転軸317を外すことにより保持部401に対して着脱可能になる。
回転機構307は、図12にも示すように、取付け部材302の短手方向における取付け部材302の中心部に配置している。
そして、回転機構307を回転させるために取付け部材302の側板305に長穴308(308a、308b)を設け、長穴308に係合する偏心カム309(309a、309b)を備えている。偏心カム309は操作部材310(310a、310b)に取り付けられている。
これにより、偏心カム309を回転させることで回転機構307が回転して取付け部材302が保持部401に対して回転するので、取付け部材302の保持部401に対する位置を調整した後、固定部材318(318a、318b)によって取付け部材302を保持部401に固定する。固定部材318は、例えば、ネジなどの締結部材を使用できる。
このとき、本実施形態では、前側の側板305aと後側の側板305bにそれぞれ回転機構307a、307bを備え、取付け部材302は前側の側板305aと後側の側板305bとがそれぞれ独立して保持部401a、401bに対して回転可能に保持されている。
これにより、取付け部材302が長手方向において前後(一端部と他端部との間)でねじれが発生していた場合でも、前側の側板305aと後側の側板305bとを相対的に逆方向に保持部401a、401bに対して回転させることで、ねじれを低減できる。
また、本実施形態では、前側の側板305aと後側の側板305bにそれぞれ回転機構307a、307bを備えているが、後側の回転機構307bを回転させる偏心カム309bの操作部材310bは、図10に示すように、前側の側板305aを貫通して、前側に引き出している。
これにより、取付け部材302の一端部側(前側)から他端部側(後側)の回転機構307bにもアクセスすることができ、回転機構307による取付け部材302の回転操作の作業性が向上する。
次に、本実施形態の作用効果について図12ないし図16も参照してより具体的に説明する。
まず、取付け部材のベース部材(ヘッド取付け面)の短手方向での変形について図12を参照して説明する。図12は同説明に供する正面説明図である。
ドラム31の周囲に取付け部材302を傾斜させて配置するとき、2つのベース部材303A、303Bに取り付けたヘッド列100A、100Bの各ヘッド100は、各列毎の傾斜角度を有している。つまり、ヘッド列100Aのヘッド100とヘッド列100Bのヘッド100とでは傾斜角度が異なる。
例えば、図12(a)に示すように、ドラム31の搬送方向において、上流側をヘッド列100A、下流側をヘッド列100Bとする。このとき、ヘッド列100Aのヘッド100の傾斜角度θAとヘッド列100Bのヘッド100の傾斜角度θBは、θA>θB、の関係になる。つまり、傾斜方向下側のヘッド列100Aの方が傾斜角度は大きくなる。
また、ヘッド100は、重心を有しており、重力方向下側に荷重がかかる。さらに、本実施形態では、ヘッド列100とヘッド列100Bとではヘッド100の個数の差がある。
これらの理由で、取付け部材302の取付け面331(ベース部材303)は変形し、例えば、ヘッド列100A、100Bの各ヘッド100は、図12(b)に破線で示す設計上の姿勢に対して、実際の取付け状態では、実線で示す姿勢になる。
さらに、取付け部材302の取付け面331a(ベース部材303A)と取付け面331b(ベース部材303B)とでは変形量が異なる。
次に、取付け部材のベース部材(ヘッド取付け面)の長手方向での変形について図13を参照して説明する。図13は同説明に供する斜視説明図である。
取付け部材302の加工精度、ヘッド100の重心位置は、取付け部材302の長手方向の両端部(装置の前後)でまったく同じではない。
そのため、取付け部材302のベース部材303Aの長手方向の前側Cと後側Dとで変形量が異なることがある。同様に、取付け部材302のベース部材303Bの長手方向の前側Eと後側Fとで変形量が異なることがある。この結果、ベース部材303は長手方向でねじれを生じることになる、
次に、取付け部材のベース部材(ヘッド取付け面)の変形が着弾タイミングに与える影響について図14も参照して説明する。図14は同説明に供する正面説明図である。
取付け部材302の取付け面331aと取付け面331bとで変形量が異なることにより、ヘッド列100Aのヘッド100とドラム31の周面とのギャップGaと、ヘッド列100Bのヘッド100とドラム31の周面とのギャップGbとが異なる。
ギャップGaとギャップGbとが異なることで、ヘッド列100Aとヘッド列100Bとで液体を吐出するタイミングが異なる。なお、ここでいう吐出するタイミングとは、ヘッド列100Aとヘッド列100Bの搬送方向の位置ずれがないとしたときのタイミングを意味する。
そこで、本実施形態のギャップ調整作用について図15も参照して説明する。図15は同作用説明に供する正面説明図である。
ここでは、図15(a)に示すように、取付け部材302のベース部材303A、303Bの変形量が異なり、ヘッド列100AのギャップGaとヘッド列100BのギャップGbとが異なる状態にあるものとする。
この状態で、回転機構307によって取付け部材302を保持部401に対して回転させることにとり、図15(b)に示すように、ヘッド列100AのギャップGaとヘッド列100BのギャップGbとを同じ(Ga=Gb)に調整することができる。
そこで、取付け部材302の保持部401に対する位置を調整した後、固定部材318によって取付け部材302を保持部401に固定する。
これにより、ヘッド列100Aとヘッド列100Bの吐出タイミングを合わせることができる。
なお、前述したように、本実施形態では、取付け部材302の前側の側板305aと後側の側板305bにそれぞれ回転機構307a、307bを備えて、側板305a、305bがそれぞれ独立して保持部401に回転可能に保持されている。
これにより、取付け部材302の長手方向において前後(一端部と他端部との間)でねじれが発生している場合でも、前側の側板305aと後側の側板305bとを相対的に逆方向に保持部401a、401bに対して回転させることで、ねじれを低減して、長手方向におけるギャップを調整することもできる。
次に、本実施形態における別の作用効果について図16を参照して説明する。図16は同別の作用説明に供する説明図である。
本実施形態では、取付け部材302は、回転機構307により、保持部401に回転可能に保持されている。
これにより、図16に示すように、保持部材400がドラム31の中心を向くように配置されていないときでも、取付け部材302のベース部材303がドラム31の中心を向くように調整することができる。
次に、本発明の第2実施形態について図17を参照して説明する。図17は同実施形態の説明に供する正面説明図である。
本実施形態では、取付け部材302の搬送方向上流側端部及び下流側端部にギャップ規定部材(突き当て部材)361A、361Bを備えている。
取付け部材302は、回転機構307によって自由に回転する状態にしている。
そこで、取付け部材302を、ギャップ規定部材361A、361Bがいずれもドラム31に周面に突き当たる状態で保持部401に保持する。
これにより、取付け部材302はヘッド列100A、100Bとドラム31とのギャップが適正な姿勢となるので、この姿勢で取付け部材302を保持部401に固定する。
このとき、前後の回転機構307a、307bに対応して取付け部材302の前後にギャップ規定部材361A、361Bを配置し、あるいは、取付け部材302の長手方向に亘るギャップ規定部材361A、361Bを配置する。
これにより、取付け部材302にねじれが生じている場合でもねじれを低減した姿勢にして、取付け部材302を固定できる。
次に、本発明の第3実施形態について図18を参照して説明する。図18は同実施形態の説明に供する正面説明図である。
本実施形態では、取付け部材302のベース部材303Aの上流側壁部315の上部にねじ381を、ベース部材303Bの下流側壁部316の上部にばね382を配置している。
ねじ381は、固定部383に進退可能に取り付けられ、先端部が上流側壁部315の上端側に当接している。ばね382は下流側壁部316の上端側と固定部383との間に配置され、下流側壁部316を下方に付勢している。
そこで、ねじ381を緩めると、取付け部材302はばね382の復元力によって回転機構307を介して回転し、ベース部材303A側のヘッド列100Aのドラム31の周面とのギャップは広がる。
ねじ381を締めると、取付け部材302は回転機構307を介してベース部材303A側がドラム31に近づく方向に回転し、ベース部材303B側のヘッド列100Bのドラム31の周面とのギャップが広がる。
このとき、前後の回転機構307a、307bに対応してねじ381、ばね382をそれぞれ配置することで、取付け部材302にねじれが生じている場合でもねじれを低減した姿勢にして、取付け部材302を固定できる。
次に、本発明の第4実施形態について図19を参照して説明する。図19は同実施形態の説明に供する正面説明図である。
本実施形態では、回転機構307は、取付け部材302の短手方向(シート材Pの搬送方向)における中心部以外の位置(中央部からはずれた位置)に配置している。ここでは、回転機構307は、ベース部材303Aの短手方向中央から距離Laになり、ベース部材303Bの短手方向中央からの距離Lbとなる位置に配置している。
これにより、回転機構307の回転に伴う調整量が各ヘッド列100A、100Bごとに異なることになる。本実施形態では、回転機構307をベース部材303B側に偏らせている(Lb<La)ので、取付け部材302の回転に伴う調整量は、ベース部材303Aよりベース部材303Bの方が大きくなる。
取付け部材302のベース部材303(取付け面331)の変形量や各ヘッド列100A、100Bのギャップ必要調整量に応じて最適な位置に回転機構307を設けることで、少ない回転量での調整が可能になる。
次に、本発明の第5実施形態について図20を参照して説明する。図20は同実施形態の説明に供する正面説明図である。
本実施形態では、ドラム31の周囲に吐出ユニット33A~33Dを配置することで複数の取付け部材302(302A~302D)を備えている。
このとき、上述したように、複数の取付け部材302のベース部材303(取付け面331)の変形量などは同じでない。そこで、複数の取付け部材302A~302Dの各回転機構307A~307Dを、各取付け部材302A~302Dの変形量などに合わせて変形量を低減できる位置に配置している。
つまり、本実施形態では複数の取付け部材302を有し、複数の取付け部材302の内の少なくとも2つの取付け部材302の回転支点(軸心)の位置を異ならせている。
これにより、取付け部材の変形量に応じた適切な調整を行うことができる。
なお、上記各実施形態では、取付け部材302に複数のヘッド列を備える例で説明しているが、1つのヘッドを備える場合でも、本発明を適用することができる。
本願において、吐出される液体は、ヘッドから吐出可能な粘度や表面張力を有するものであればよく、特に限定されないが、常温、常圧下において、または加熱、冷却により粘度が30mPa・s以下となるものであることが好ましい。より具体的には、水や有機溶媒等の溶媒、染料や顔料等の着色剤、重合性化合物、樹脂、界面活性剤等の機能性付与材料、DNA、アミノ酸やたんぱく質、カルシウム等の生体適合材料、天然色素等の可食材料、などを含む溶液、懸濁液、エマルジョンなどであり、これらは例えば、インクジェット用インク、表面処理液、電子素子や発光素子の構成要素や電子回路レジストパターンの形成用液、3次元造形用材料液等の用途で用いることができる。
液体を吐出するエネルギー発生源として、圧電アクチュエータ(積層型圧電素子及び薄膜型圧電素子)、発熱抵抗体などの電気熱変換素子を用いるサーマルアクチュエータ、振動板と対向電極からなる静電アクチュエータなどを使用するものが含まれる。
また、「液体を吐出する装置」には、液体が付着可能なものに対して液体を吐出することが可能な装置だけでなく、液体を気中や液中に向けて吐出する装置も含まれる。
この「液体を吐出する装置」は、液体が付着可能なものの給送、搬送、排紙に係わる手段、その他、前処理装置、後処理装置なども含むことができる。
例えば、「液体を吐出する装置」として、インクを吐出させて用紙に画像を形成する装置である画像形成装置、立体造形物(三次元造形物)を造形するために、粉体を層状に形成した粉体層に造形液を吐出させる立体造形装置(三次元造形装置)がある。
また、「液体を吐出する装置」は、吐出された液体によって文字、図形等の有意な画像が可視化されるものに限定されるものではない。例えば、それ自体意味を持たないパターン等を形成するもの、三次元像を造形するものも含まれる。
上記「液体が付着可能なもの」とは、液体が少なくとも一時的に付着可能なものであって、付着して固着するもの、付着して浸透するものなどを意味する。具体例としては、用紙、記録紙、記録用紙、フィルム、布などの被記録媒体、電子基板、圧電素子などの電子部品、粉体層(粉末層)、臓器モデル、検査用セルなどの媒体であり、特に限定しない限り、液体が付着するすべてのものが含まれる。
上記「液体が付着可能なもの」の材質は、紙、糸、繊維、布帛、皮革、金属、プラスチック、ガラス、木材、セラミックスなど液体が一時的でも付着可能であればよい。
また、「液体を吐出する装置」は、液体吐出ヘッドと液体が付着可能なものとが相対的に移動する装置があるが、これに限定するものではない。具体例としては、液体吐出ヘッドを移動させるシリアル型装置、液体吐出ヘッドを移動させないライン型装置などが含まれる。
また、「液体を吐出する装置」としては、他にも、用紙の表面を改質するなどの目的で用紙の表面に処理液を塗布するために処理液を用紙に吐出する処理液塗布装置、原材料を溶液中に分散した組成液を、ノズルを介して噴射させて原材料の微粒子を造粒する噴射造粒装置などがある。
なお、本願の用語における、画像形成、記録、印字、印写、印刷、造形等はいずれも同義語とする。
1 印刷装置
10 搬入部
20 前処理部
30 印刷部
31 ドラム
40 乾燥部
50 搬出部
60 反転機構部
33 吐出ユニット
100 液体吐出ヘッド(ヘッド)
302、302A~302D 取付け部材
303、303A、303B ベース部材
307a、307b、307A~307D 回転機構
309a、309b 偏心カム
310a、310b 操作部材
331a、331b 取付け面
361a、361b ギャップ規定部材
400 保持部材
401a、401b 保持部

Claims (10)

  1. 液体を吐出するヘッドと、
    前記ヘッドを取り付けた取付け部材と、
    前記取付け部材を保持する保持部と、を備え、
    前記取付け部材は、前記保持部に対して、前記取付け部材の長手方向における複数の箇所がそれぞれ独立して回転可能に保持されている
    ことを特徴とする液体を吐出する装置。
  2. 前記取付け部材の長手方向は、前記ヘッドから吐出される前記液体が付与される付与対象の搬送方向と交差する方向である
    ことを特徴とする請求項1に記載の液体を吐出する装置。
  3. 前記取付け部材には、前記長手方向と直交する短手方向において、複数の前記ヘッドが取り付けられている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の液体を吐出する装置。
  4. 前記取付け部材を回転させる偏心カムを備えている
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の液体を吐出する装置。
  5. 前記取付け部材は、前記取付け部材の長手方向の両端部側がそれぞれ前記保持部に回転可能に保持され、
    前記取付け部材の長手方向の一端部側から前記取付け部材の他端部側を回転させる操作をする手段を備えている
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の液体を吐出する装置。
  6. 前記取付け部材は、前記取付け部材の短手方向における中心部で前記保持部に回転可能に保持されている
    ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の液体を吐出する装置。
  7. 前記取付け部材は、前記取付け部材の短手方向における中心部以外で前記保持部に回転可能に保持されている
    ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の液体を吐出する装置。
  8. 前記取付け部材は、前記保持部に対して着脱可能である
    ことを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の液体を吐出する装置。
  9. 複数の前記取付け部材を有し、
    少なくとも2つの前記取付け部材の回転支点が異なる
    ことを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の液体を吐出する装置。
  10. 液体を吐出するヘッドと、
    前記ヘッドを取り付けた取付け部材と、
    前記取付け部材を保持する保持部と、を備え、
    前記取付け部材は、前記保持部に対して、前記取付け部材の長手方向における複数の箇所がそれぞれ独立して回転可能に保持されている
    ことを特徴とする印刷装置。
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