JP2013226020A - レクテナ装置 - Google Patents

レクテナ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2013226020A
JP2013226020A JP2012098183A JP2012098183A JP2013226020A JP 2013226020 A JP2013226020 A JP 2013226020A JP 2012098183 A JP2012098183 A JP 2012098183A JP 2012098183 A JP2012098183 A JP 2012098183A JP 2013226020 A JP2013226020 A JP 2013226020A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rectenna
voltage
power
input
voltage controller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012098183A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Furukawa
実 古川
Takahide Minegishi
隆偉 峯岸
Tadashi Shirato
正 白土
Teruo Fujiwara
暉雄 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHO ENGINEERING CO Ltd
Nihon Dengyo Kosaku Co Ltd
Original Assignee
SHO ENGINEERING CO Ltd
Nihon Dengyo Kosaku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SHO ENGINEERING CO Ltd, Nihon Dengyo Kosaku Co Ltd filed Critical SHO ENGINEERING CO Ltd
Priority to JP2012098183A priority Critical patent/JP2013226020A/ja
Publication of JP2013226020A publication Critical patent/JP2013226020A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Direct Current Feeding And Distribution (AREA)
  • Dc-Dc Converters (AREA)

Abstract

【課題】動作条件にかかわらず高い電力変換効率を維持することができるレクテナ装置を提供すること。
【解決手段】レクテナ素子と、前記レクテナ素子から入力された直流電力の電圧を変換して出力する電圧制御器であって、直流電流が流れるインダクタと、前記インダクタに流れる直流電流をオン/オフするスイッチング素子と、前記スイッチング素子のオフ時に誘導電流が流れるダイオードと、当該レクテナ装置の動作状態をモニタするモニタ部と、前記モニタ部がモニタした動作状態に応じて、当該電圧制御器が出力する電力の電圧を、当該レクテナ装置の電力変換効率が極大値または最大値の近傍になるように制御する制御部と、を有する電圧制御器と、を備えるレクテナ装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、レクテナ装置に関する。
レクテナ(rectenna:rectifying antenna)素子は、マイクロ波などの高周波を受電してこれを直流電力に変換する素子である(たとえば特許文献1参照)。レクテナ素子を備えたレクテナ装置は、電力回生技術、無線給電技術への応用が期待されている。無線給電技術としては、たとえば、宇宙空間に設けた巨大な太陽光発電所からマイクロ波帯(3GHz〜30GHz)の電波を使って地上に電力を送るという宇宙太陽発電所(スペース・ソーラー・パワー・サテライト:SPS)構想等への応用が期待されている。
レクテナ装置において、レクテナ素子と、レクテナ素子が生成した直流電力を使用する負荷(例えば蓄電池等)との間には、DC−DCコンバータ等の電圧制御器が接続されている。この電圧制御器は、レクテナ素子が生成した直流電力を、負荷に適する電圧の電力に変換する機能を有する。
特開2012−023857号公報
しかしながら、一般にレクテナ装置は、その動作条件によって、高周波から直流への電力変換効率が変化するという問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、動作条件にかかわらず高い電力変換効率を維持することができるレクテナ装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るレクテナ装置は、レクテナ素子と、前記レクテナ素子から入力された直流電力の電圧を変換して出力する電圧制御器であって、直流電流が流れるインダクタと、前記インダクタに流れる直流電流をオン/オフするスイッチング素子と、前記スイッチング素子のオフ時に誘導電流が流れるダイオードと、当該レクテナ装置の動作状態をモニタするモニタ部と、前記モニタ部がモニタした動作状態に応じて、当該電圧制御器が出力する電力の電圧を、当該レクテナ装置の電力変換効率が極大値または最大値の近傍になるように制御する制御部と、を有する電圧制御器と、を備えることを特徴とする。
また、本発明に係るレクテナ装置は、上記発明において、前記モニタ部は、前記レクテナ素子から入力された直流電力をモニタすることを特徴とする。
また、本発明に係るレクテナ装置は、上記発明において、前記電圧制御器に接続された負荷をさらに備えることを特徴とする。
また、本発明に係るレクテナ装置は、上記発明において、前記モニタ部は、前記負荷の抵抗をモニタすることを特徴とする。
また、本発明に係るレクテナ装置は、上記発明において、前記電圧制御器にバイアス電圧を印加するバイアス電圧印加部をさらに備えることを特徴とする。
また、本発明に係るレクテナ装置は、上記発明において、前記バイアス電圧は、前記電圧制御器が出力する電力の電圧と略同じ値であることを特徴とする。
また、本発明に係るレクテナ装置は、上記発明において、前記バイアス電圧印加部は、前記レクテナ素子から前記電圧制御器に直流電力が入力されている状態では、前記バイアス電圧の印加を停止することを特徴とする。
本発明によれば、動作条件にかかわらず高い電力変換効率を維持することができるという効果を奏する。
図1は、実施の形態に係るレクテナ装置のブロック図である。 図2は、レクテナ素子における電力変換効率の一例を示す図である。 図3は、レクテナ素子における電力変換効率の一例を示す図である。 図4は、レクテナ素子における電力変換効率の一例を示す図である。 図5は、図1に示す電圧制御器の一例を示す回路図である。 図6は、図1に示す電圧制御器の別の一例を示す回路図である。
以下に、図面を参照して本発明に係るレクテナ装置の実施の形態を詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、各図面において、同一または対応する要素には適宜同一の符号を付している。
(実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態に係るレクテナ装置のブロック図である。図1に示すように、レクテナ装置100は、受電アンテナ10と、入力フィルタ20と、整流素子30と、出力フィルタ40と、たとえばDC−DCコンバータである電圧制御器50と、負荷60とが順次電気的に接続して構成されている。
受電アンテナ10は、高周波であるマイクロ波を受電するものであり、たとえばダイポールアンテナやマイクロストリップアンテナで構成される。高周波の周波数としては、たとえば2.4〜2.5GHzや5.8GHz帯であるが、周波数は特に限定されず、たとえば携帯電話等で利用される800MHz帯〜2GHz帯や、3GHz〜30GHzでもよい。
整流素子30は、たとえばダイオードであり、受電アンテナ10から入力されたマイクロ波を整流し直流電力に変換するものである。
入力フィルタ20は、整流素子30がマイクロ波を整流したときに発生するマイクロ波の高調波成分をカットし、高調波成分が受電アンテナ10側に出力されることを防止するものである。入力フィルタ20は、受電アンテナ10から入力されるマイクロ波の周波数を透過し、その高調波を遮断するバンドパスフィルタやローパスフィルタにより実現でき、たとえばRLC回路等によって構成することができる。
出力フィルタ40は、整流素子30からの直流電力を透過するとともに、マイクロ波の高調波成分をカットするものである。出力フィルタ40は、受電アンテナ10から入力されるマイクロ波の高調波を遮断するバンドパスフィルタやローパスフィルタにより実現でき、たとえばRLC回路等によって構成することができる。また、出力フィルタ40は、整流素子30で整流されなかったマイクロ波の残留成分も同時にカットする周波数特性としてもよい。
上記の受電アンテナ10、入力フィルタ20、整流素子30、および出力フィルタ40は、レクテナ素子70を構成している。なお、レクテナ素子としては、各フィルタは必須ではなく、受電アンテナ10および整流素子30を備えていればレクテナ素子として機能する。
電圧制御器50は、出力フィルタ40から出力された直流電力の電圧を制御して、所定の電圧の直流電力として出力する機能を有する。電圧制御器50の後段に接続された負荷60(例えば蓄電池等)には、その負荷に適した電圧の電力が供給される。
上述したように、このレクテナ装置100では、受電アンテナ10がマイクロ波を受電し、整流素子30がマイクロ波を直流電力に変換し、電圧制御器50が直流電力の電圧を制御し、負荷60に供給するとともに、入力フィルタ20、出力フィルタ40が、マイクロ波の高調波成分をカットするように動作する。
ここで、一般にレクテナ装置は、その動作条件によって、高周波から直流への電力変換効率が変化する。
図2、3、4は、レクテナ装置における電力変換効率の一例を示す図である。図2は、図1の構成においてレクテナ素子70と負荷60とを直接接続した実験系において、周波数が2.45GHzのマイクロ波の入力電力(受電する電力)を1500mWに固定して、負荷抵抗を変化させた場合の、負荷抵抗と変換効率との関係を示す図である。図2の場合は、負荷抵抗が白丸で示す約100Ωの場合に、レクテナ素子70から出力される直流電力が1169.5mWとなり、変換効率が78.0%と極大値になった。
また、図3は、図2の場合において、横軸をレクテナ素子70の出力電圧としたときの、出力電圧と変換効率との関係を示す図である。図3の場合は、出力電圧が白丸で示す約10.8Vの場合に、レクテナ素子から出力される直流電力が1169.5mWとなり、変換効率が78.0%と極大値になった。
また、図4は、図2と同じ実験系において、負荷抵抗を100Ωに固定して、入力電力を500mWから2500mWの間で変化させた場合の、入力電力と変換効率との関係を示す図である。図4の場合は、入力電力が白丸で示す1500mWの場合に変換効率が78.0%と極大値になった。
このように、レクテナ装置は、その動作条件(入力電力や負荷抵抗、出力電圧)によって、高周波から直流への電力変換効率が変化する。
これに対して、図1に示すレクテナ装置100では、電圧制御器50が、レクテナ素子70の動作状態をモニタして、その動作状態に応じて、負荷60への出力電圧を、レクテナ装置100の電力変換効率が極大値の近傍になるように制御するので、レクテナ装置100の電力変換効率が高い値に維持される。このとき、電圧制御器50は、レクテナ素子70と負荷60との間でバッファとして機能する。
(電圧制御器の例)
図5は、図1に示す電圧制御器50の一例としてのDC−DCコンバータ50Aを示す回路図である。DC−DCコンバータ50Aは、インダクタL1と、ダイオードD1と、入力コンデンサC1と、出力コンデンサC2と、スイッチング素子としての電界効果トランジスタQ1と、電圧モニタ用の分圧抵抗R1、R2と、過電圧保護回路51と、PWM(Pulse-Width Modulation)制御回路52と、誤差増幅回路53と、バイアス電圧印加部54とを備え、降圧型のDC−DCコンバータとして構成されている。分圧抵抗R1、R2と誤差増幅回路53とはモニタ部を構成している。なお、過電圧保護回路51は、整流素子30に過度の電圧が掛からないようにして整流素子30を保護するためのものであり、たとえばツェナーダイオードを用いて構成される。
インダクタL1は、電界効果トランジスタQ1のスイッチオン時には、レクテナ素子70から入力された直流電流が流れることによってエネルギーが蓄積される。そして、電界効果トランジスタQ1のスイッチオフ時には、蓄積されたエネルギーを放出して、ダイオードD1を通して誘導電流が流れる。
入力コンデンサC1、出力コンデンサC2はそれぞれ電圧を平滑化させるものである。
誤差増幅回路53は、オペアンプIC1と、基準電圧Vrefが入力される抵抗R3と、帰還コンデンサC3とを備えている。バイアス電圧印加部54では、保護用のダイオードD2を通してバイアス電圧Vsが印加される。
このDC−DCコンバータ50Aでは、出力フィルタ40側から直流電力(入力電圧Vin)が入力されると、分圧抵抗R1、R2によって電圧Vinが分圧された電圧が、誤差増幅回路53のオペアンプIC1のマイナス端子に入力される。オペアンプIC1は、基準電圧Vrefが抵抗R3を介してプラス端子に入力された電圧と比較して、その差に応じた制御信号をPWM制御回路52に出力する。PWM制御回路52は、入力された制御信号に応じてPWM制御により電界効果トランジスタQ1のスイッチングを行い、入力電圧Vinから降圧された出力電圧Voを有する直流電力を出力する。
このとき、誤差増幅回路53およびPWM制御回路52は、レクテナ素子70からの入力電力を、入力電圧Vinをもとにモニタする。そして、モニタした入力電圧Vinに応じて、負荷60への出力電圧を、レクテナ装置100の電力変換効率が極大値の近傍になるような出力電圧Voが得られるように、PWM信号のデューティーを調整して電界効果トランジスタQ1のスイッチングを制御する。その結果、レクテナ装置100の電力変換効率が高い値に維持される。
ここで、電力変換効率が極大値の近傍とは、極大値の5%以内の値であることが好ましく、3%以内であることがさらに好ましい。たとえは、極大値が78.0%であれば、74.1%〜78.0%であることが好ましく、75.7%〜78.0%であることがさらに好ましい。出力電圧Voの制御は、公知の誤差増幅回路53およびPWM制御回路52を用いれば、たとえば0.1V程度の分解能で制御することは容易である。図3に示すような特性の場合、出力電圧Voを0.1V程度の分解能で制御すれば、電力変換効率を極大値の1%程度以内の値に制御することは容易であり、3%以内や5%以内の値の値に制御することはさらに容易である。
なお、出力電圧Voの値については、レクテナ装置100の特性(たとえば図2、3、4に示すような特性)を予め測定しておき、その特性をPWM制御回路52にテーブルまたは関数として記憶させておけばよい。
また、設定する出力電圧Voとしては、入力電圧Vinに応じて連続的に変化させても良い。または、複数の出力電圧Voの設定値の中から、入力電圧Vinに応じて最適な設定値をたとえば3〜5種類の中から選択し、切り換えるようにしても良い。最適な設定値を選択する構成とすれば、PWM制御回路52の構成がより簡易になるので好ましい。さらには、レクテナ素子70からの入力電圧が所定の範囲で変動することが想定されていれば、その入力電圧の変動の範囲内での電力変換効率の最大値またはその近傍に対応する出力電圧Voに設定し、切換等を行わなくても良い。この場合、PWM制御回路52の構成がさらに簡易になる。
また、設定する出力電圧Voは、整流素子30の耐圧よりも低い電圧とされるので、整流素子30に出力電圧Voよりも高い電圧が掛かることが抑制される。したがって、過電圧保護回路51とあわせて、整流素子30はより確実に高電圧から保護されることとなる。
ところで、無線給電等に用いられるレクテナ素子には、高周波が常に入力されているとは限らず、高周波が入力されていない状態から急に入力される場合がある。ところが、一般に、レクテナ素子は、高周波の入力に対する応答速度が、DC−DCコンバータ等の電力制御器の入力に対する応答速度よりも速い。その結果、入力されていない状態から、レクテナ素子に急に高周波が入力された場合に、電圧制御器のインピーダンスのゼロからの立ち上がりが遅れた場合、負荷に高い電圧が入力され、負荷に負担がかかる場合がある。
そこで、このDC−DCコンバータ50Aでは、動作時には、バイアス電圧印加部54からバイアス電圧Vsを常時印加させて、DC−DCコンバータ50Aを常時動作させてインピーダンスを発生させている。これによって、レクテナ素子70に急に高周波が入力されても、負荷60に高い電圧が入力されることが防止される。
バイアス電圧Vsの値は特に限定されないが、DC−DCコンバータ50Aにおいて設定する出力電圧Voと略同じ値にするのが好ましい。これによって、レクテナ装置100は、レクテナ素子70に急に高周波が入力された場合でも、直ちに電力変換効率が高い状態での動作を行うことができる。
なお、バイアス電圧Vsの印加によって、分圧抵抗R1、R2に電圧降下が生じるので、そこで電力が消費される。したがって、バイアス電圧印加部54は、直流電力がレクテナ素子70からDC−DCコンバータ50Aに入力されている状態では、バイアス電圧Vsの印加を停止してもよい。これによって、バイアス電圧Vsの印加に起因する電力の消費が防止されるので、レクテナ装置100の電力変換効率はさらに高くなる。バイアス電圧印加部54は、たとえば誤差増幅回路53およびPWM制御回路52がモニタしているレクテナ素子70からの入力電力の情報を受け取り、この情報に基づいて入力電力の有無を判断し、バイアス電圧Vsの印加を停止したり、あるいはバイアス電圧Vsの印加を再開したりすることができる。
(DC−DCコンバータの別の例)
図6は、図1に示す電圧制御器50の別の一例としてのDC−DCコンバータ50Bを示す回路図である。DC−DCコンバータ50Bは、図5に示すDC−DCコンバータ50Aの構成から、分圧抵抗R1、R2を削除し、モニタ抵抗R4と、オペアンプIC2とを付加したものであり、その他の構成はDC−DCコンバータ50Aと同じである。モニタ抵抗R4とオペアンプIC2と誤差増幅回路53とはモニタ部を構成している。
このDC−DCコンバータ50Bは、モニタ抵抗R4の両端の電位差から、レクテナ素子70からの入力電流Iinをモニタする構成である。電位差の値は、オペアンプIC2によって誤差増幅回路53のオペアンプIC1のマイナス端子に入力される。その後は、DC−DCコンバータ50Aの場合と同様に、オペアンプIC1は、電位差の値を、基準電圧Vrefが抵抗R3を介してプラス端子に入力された電圧と比較して、その差に応じた制御信号をPWM制御回路52に出力する。PWM制御回路52は、入力された制御信号に応じてPWM制御により電界効果トランジスタQ1のスイッチングを行い、入力電圧Vinから降圧された出力電圧Voを有する直流電力を出力する。
誤差増幅回路53およびPWM制御回路52は、レクテナ素子70からの入力電力を、モニタ抵抗R4に流れる入力電流Iinをもとにモニタする。そして、モニタした入力電流Iinに応じて、負荷60への出力電圧を、レクテナ装置100の電力変換効率が極大値の近傍になるような出力電圧Voが得られるように、PWM信号のデューティーを調整して電界効果トランジスタQ1のスイッチングを制御するので、レクテナ装置100の電力変換効率が高い値に維持される。
なお、図5、6に示すDC−DCコンバータは、降圧型のDC−DCコンバータとして構成されているが、他の公知の構成の降圧型、または昇圧型のDC−DCコンバータを用いても良い。また、電界効果トランジスタQ1に換えてバイポーラ型のトランジスタ等の他のスイッチング素子を用いてもよい。
また、図5、6に示すDC−DCコンバータでは、レクテナ素子70からの入力電力をもとにDC−DCコンバータの出力電圧を設定しているが、負荷60の負荷抵抗が変動する場合は、負荷60の負荷抵抗をモニタし、これをもとにDC−DCコンバータの出力電圧を設定してもよい。あるいは、受電アンテナ10が受電する入力電圧をモニタし、これをもとにDC−DCコンバータの出力電圧を設定してもよい。
また、上記実施の形態に係るレクテナ装置は、負荷を含むものとして構成されているが、本発明はこれにかぎられず、負荷を含まず、外部の負荷に接続して用いる構成のレクテナ装置でもよい。
また、上記実施の形態により本発明が限定されるものではない。上述した各構成要素を適宜組み合わせて構成したものも本発明に含まれる。また、さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。よって、本発明のより広範な態様は、上記の実施の形態に限定されるものではなく、様々な変更が可能である。
10 受電アンテナ
20 入力フィルタ
30 整流素子
40 出力フィルタ
50 電力制御器
50A、50B DC−DCコンバータ
51 過電圧保護回路
52 PWM制御回路
53 誤差増幅回路
54 バイアス電圧印加部
60 負荷
70 レクテナ素子
100 レクテナ装置
C1 入力コンデンサ
C2 出力コンデンサ
C3 帰還コンデンサ
D1、D2 ダイオード
IC1、IC2 オペアンプ
L1 インダクタ
R1、R2 分圧抵抗
R3 抵抗
R4 モニタ抵抗

Claims (7)

  1. レクテナ素子と、
    前記レクテナ素子から入力された直流電力の電圧を変換して出力する電圧制御器であって、
    直流電流が流れるインダクタと、
    前記インダクタに流れる直流電力をオン/オフするスイッチング素子と、
    前記スイッチング素子のオフ時に誘導電流が流れるダイオードと、
    当該レクテナ装置の動作状態をモニタするモニタ部と、
    前記モニタ部がモニタした動作状態に応じて、当該電圧制御器が出力する電力の電圧を、当該レクテナ装置の電力変換効率が極大値または最大値の近傍または最大値になるように制御する制御部と、
    を有する電圧制御器と、
    を備えることを特徴とするレクテナ装置。
  2. 前記モニタ部は、前記レクテナ素子から入力された直流電力をモニタすることを特徴とする請求項1に記載のレクテナ装置。
  3. 前記電圧制御器に接続された負荷をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のレクテナ装置。
  4. 前記モニタ部は、前記負荷の抵抗をモニタすることを特徴とする請求項3に記載のレクテナ装置。
  5. 前記電圧制御器にバイアス電圧を印加するバイアス電圧印加部をさらに備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載のレクテナ装置。
  6. 前記バイアス電圧は、前記電圧制御器が出力する電力の電圧と略同じ値であることを特徴とする請求項5に記載のレクテナ装置。
  7. 前記バイアス電圧印加部は、前記レクテナ素子から前記電圧制御器に直流電力が入力されている状態では、前記バイアス電圧の印加を停止することを特徴とする請求項5または6に記載のレクテナ装置。
JP2012098183A 2012-04-23 2012-04-23 レクテナ装置 Pending JP2013226020A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012098183A JP2013226020A (ja) 2012-04-23 2012-04-23 レクテナ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012098183A JP2013226020A (ja) 2012-04-23 2012-04-23 レクテナ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013226020A true JP2013226020A (ja) 2013-10-31

Family

ID=49595689

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012098183A Pending JP2013226020A (ja) 2012-04-23 2012-04-23 レクテナ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013226020A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015192484A (ja) * 2014-03-27 2015-11-02 株式会社Ihiエアロスペース レクテナ
JP2016116325A (ja) * 2014-12-15 2016-06-23 株式会社Ihiエアロスペース レクテナ制御器
JP6152919B1 (ja) * 2016-12-27 2017-06-28 パナソニックIpマネジメント株式会社 エナジーハーベスト端末
WO2019097806A1 (ja) * 2017-11-15 2019-05-23 三菱電機株式会社 整流器、およびレクテナ装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07222442A (ja) * 1994-02-03 1995-08-18 Nemitsuku Ramuda Kk スイッチング電源装置
JP2009038924A (ja) * 2007-08-02 2009-02-19 Kyoto Univ 無線電力受電アダプタ
JP2009513098A (ja) * 2005-10-21 2009-03-26 ザ リージェンツ オブ ザ ユニバーシティ オブ コロラド 無線デバイスにおいて電力を受信および管理するためのシステムおよび方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07222442A (ja) * 1994-02-03 1995-08-18 Nemitsuku Ramuda Kk スイッチング電源装置
JP2009513098A (ja) * 2005-10-21 2009-03-26 ザ リージェンツ オブ ザ ユニバーシティ オブ コロラド 無線デバイスにおいて電力を受信および管理するためのシステムおよび方法
JP2009038924A (ja) * 2007-08-02 2009-02-19 Kyoto Univ 無線電力受電アダプタ

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015192484A (ja) * 2014-03-27 2015-11-02 株式会社Ihiエアロスペース レクテナ
JP2016116325A (ja) * 2014-12-15 2016-06-23 株式会社Ihiエアロスペース レクテナ制御器
JP6152919B1 (ja) * 2016-12-27 2017-06-28 パナソニックIpマネジメント株式会社 エナジーハーベスト端末
JP2018107963A (ja) * 2016-12-27 2018-07-05 パナソニックIpマネジメント株式会社 エナジーハーベスト端末
WO2019097806A1 (ja) * 2017-11-15 2019-05-23 三菱電機株式会社 整流器、およびレクテナ装置
JP6532635B1 (ja) * 2017-11-15 2019-06-19 三菱電機株式会社 整流器、およびレクテナ装置
KR20200060510A (ko) * 2017-11-15 2020-05-29 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 정류기, 및 렉테나 장치
US10903696B2 (en) 2017-11-15 2021-01-26 Mitsubishi Electric Corporation Rectifier and rectenna device
KR102230323B1 (ko) * 2017-11-15 2021-03-19 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 정류기, 및 렉테나 장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10003263B2 (en) Over voltage protection control method and circuit for four-switch buck-boost converter
US9907130B2 (en) High-efficiency LED driver and driving method
JP2015089239A (ja) レクテナ装置
US9608516B2 (en) Battery discharge circuit and discharge method with over discharge protection
US20140085936A1 (en) Variable frequency converter and adjusting method for the same
US8891259B2 (en) Control circuit and method for audible noise suppression in a power converter
KR100951823B1 (ko) 무선통신시스템에서 직류 변환 장치 및 방법
KR102175887B1 (ko) Pfc 제어회로, 액티브 pfc 회로 및 pfc 제어 방법
US8737099B2 (en) Controllers for power converters
JP2014131391A (ja) 直流電源装置
US20180041073A1 (en) Power Converter with Output Voltage Control
CN111106739A (zh) 多相位电源降压系统
TWI459698B (zh) 變頻模式轉換器及其調控方法
JP2015100244A (ja) 電源装置
JP2010041891A (ja) 充電器
JP2013226020A (ja) レクテナ装置
KR20130060039A (ko) 교류-직류 컨버터
US9433060B2 (en) Power factor correction circuit, operating device for a light-emitting means and method for controlling a power factor correction circuit
JP2017200386A (ja) Dcdcコンバータ
JP2008278096A (ja) 無線通信装置、無線通信装置の給電方法
KR20160030241A (ko) 노이즈 제어를 갖는 전력 공급기의 스위칭
CN101567627B (zh) 电源模块
KR101260990B1 (ko) 직류 전원 장치
JP2011109892A (ja) 定電流電源装置
CN103715885A (zh) 磁滞模式dc到dc转换器中的音调管理的系统和方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130806

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131007

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140304