JP2013225917A - 双方向メディアガイダンスアプリケーションの画面に表示するメディア資産を選択するためのシステムおよび方法 - Google Patents

Abstract

【課題】双方向メディアガイダンスアプリケーションの画面に表示するメディア資産を選択するためのシステムおよび方法の提供。
【解決手段】双方向メディアガイダンスアプリケーションに表示するための資産を選択する方法およびシステムは、メディア項目への関心を示すユーザ入力を受信することと、メディア項目に関連するメディア資産のリストを生成することと、双方向メディアガイダンスアプリケーションに表示するために、優先ルールに基づいてメディア資産のサブセットを選択することと、双方向メディアガイダンスアプリケーション画面におけるメディア資産のサブセットの各々のための識別子を表示することとを含む。優先ルールは、一つの種類の資産に第一の優先を割り当て、第二の種類の資産に第二の優先を割り当ててもよく、メディア資産が閲覧されたか否かということと、メディア資産に関連するそれぞれの時間とに、少なくとも部分的に基づいてもよい。
【選択図】図３Ｂ

Description

（関連出願の相互参照）
本願は、米国仮特許出願第６１／０１０，０５０号（名称「Ｉｎｔｅｒａｃｔｉｖｅ Ｔｅｌｅｖｉｓｉｏｎ Ｐｒｏｇｒａｍ Ｇｕｉｄｅｓ」、２００８年１月４日出願）の利益を主張し、この出願の全内容は、本明細書に参考として援用される。

本発明は、双方向メディアガイダンスアプリケーションの画面に表示するためのメディア資産を選択するためのシステムおよび方法を対象とする。

従来の双方向メディアガイダンスアプリケーションでは、ユーザは、利用可能なメディアに関する情報を含む画面または他のディスプレイを閲覧し得る。従来の双方向メディアガイダンスアプリケーションによっては、ユーザにコンテンツを推奨する特徴を含む場合がある。しかしながら、関連性エンジンおよび個人化システムは、非常に多くの提案結果または関連の結果を提供することが多い。ユーザ装置の種類および利用可能な表示範囲によっては、多くの結果を操作することは困難であり得る。

したがって、双方向メディアガイダンスアプリケーションに表示するメディア資産を選択およびグループ化するための、向上されたシステムおよび方法を提供することが望まれる。

本発明の実施形態に従う双方向メディアガイダンスアプリケーションは、本明細書において説明され、とりわけ、一定の選択およびグループ化されたメディア資産を画面に表示可能であるメディア資産にアクセスするための、インターエースを提供するように設計される。

本発明の一実施形態は、双方向メディアガイダンスアプリケーションに表示する資産を選択する方法およびシステムを対象とし、本システムおよび方法は、メディア項目への関心を示すユーザ入力を受信するステップと、メディア項目に関連するメディア資産のリストを生成するステップであって、メディア資産のリストは、少なくともオンデマンドメディア資産と録画メディア資産とを備えるステップと、双方向メディアガイダンスアプリケーションに表示するために、メディア資産のサブセットを優先ルールに基づいて選択するステップであって、優先ルールは、オンデマンドメディア資産に第一の優先を割り当て、録画メディア資産に第二の優先を割り当て、優先ルールは、（１）メディア資産が既に閲覧されたか否かと、（２）メディア資産に関連するそれぞれの時間とに、少なくとも部分的に基づいているステップと、双方向メディアガイダンスアプリケーションの画面に、メディア資産のサブセットの各々のための識別子を表示するステップとを含む。ユーザ入力は、例えば、タグ付けまたはユーザ閲覧履歴情報を含み得る。メディア項目のいくつかの例として、俳優、音楽グループ、スポーツチーム、映画、番組、著名人、監督、個人、もしくは他の項目等の特徴または検索用語が挙げられ得る。

本発明のいくつかの実施形態では、メディア資産のサブセットは、優先ルールによって決定される順番で表示される。優先ルールは、ユーザ嗜好、ユーザ履歴、ユーザ機器の種類、資産種類の優先順位、および話のキャッチアップの群のうちの少なくとも１つに、部分的にさらに基づいてもよい。

いくつかの実施形態では、メディア資産のサブセットのうちのいくつかは、双方向メディアガイダンスアプリケーションの画面に、利用可能な範囲に基づいて表示するために選択され得る。メディア資産のサブセットは、双方向メディアガイダンスアプリケーションの画面に表示するために、カテゴリによって論理的にグループ化され得る。

本発明の実施形態では、メディア資産は、新しい録画、古い録画、最近の関連コンテンツ、オンデマンドコンテンツ、話のキャッチアップ、次の新しい話、閲覧済みコンテンツ、写真、音楽、コンテンツ、ゲーム、次のゲーム、見逃したゲーム、リニアショー、割り増しシーン、双方向ポータル、ショッピング、音楽映像、音楽ファイル、ニュース、伝記的情報、およびスポーツ成績の群のうちの１つを備えてもよい。

本発明のいくつかの実施形態では、メディア資産のサブセットは、ユーザのサービスパッケージに含まれるように決定され得る。いくつかの実施形態では、ユーザのサービスパッケージに含まれない任意のメディア資産に販売オプションが提供され得る。
本発明は、例えば、以下を提供する。
（項目１）
双方向メディアガイダンスアプリケーションに表示するための資産を選択する方法であって、
メディア項目への関心を示すユーザ入力を受信することと、
該メディア項目に関連するメディア資産のリストを生成することであって、該メディア資産のリストは、少なくともオンデマンドメディア資産と録画メディア資産とを備える、ことと、
双方向メディアガイダンスアプリケーションに表示するために、優先ルールに基づいて該メディア資産のサブセットを選択することであって、該優先ルールは、該オンデマンドメディア資産に第一の優先を割り当て、かつ、該録画メディア資産に第二の優先を割り当て、該優先ルールは、（１）該メディア資産が既に閲覧されたか否かということと、（２）該メディア資産に関連するそれぞれの時間とに、少なくとも部分的に基づく、ことと、
該双方向メディアガイダンスアプリケーションの画面に、該メディア資産のサブセットの各々のための識別子を表示することと
を含む、方法。
（項目２）
メディア資産の上記サブセットは、上記優先ルールによって決定される順番で表示される、項目１に記載の方法。
（項目３）
上記優先ルールは、ユーザ嗜好、ユーザ履歴、ユーザ機器の種類、資産種類の優先順位、および話のキャッチアップの群のうちの少なくとも１つに、部分的にさらに基づいている、項目１に記載の方法。
（項目４）
上記双方向メディアガイダンスアプリケーションの画面において利用可能な範囲に基づいて、表示のために、上記メディア資産のサブセットのうちのいくつかを選択することをさらに含む、項目１に記載の方法。
（項目５）
上記メディア資産のサブセットは、上記双方向メディアガイダンスアプリケーションの画面に表示するために、カテゴリによって論理的にグループ化される、項目１に記載の方法。
（項目６）
上記メディア資産は、新しい録画、古い録画、最近の関連コンテンツ、オンデマンドコンテンツ、話のキャッチアップ、次の新しい話、閲覧済みコンテンツ、写真、音楽、コンテンツ、ゲーム、次のゲーム、見逃したゲーム、リニアショー、割り増しシーン、双方向ポータル、ショッピング、音楽映像、音楽ファイル、ニュース、伝記的情報、およびスポーツ成績の群のうちの１つを備える、項目１に記載の方法。
（項目７）
上記ユーザ入力は、タグ付けを含む、項目１に記載の方法。
（項目８）
上記ユーザ入力は、ユーザの閲覧履歴に基づく、項目１に記載の方法。
（項目９）
上記メディア項目は、俳優、音楽グループ、スポーツチーム、映画、番組、著名人、監督、および個人の群のうちの少なくとも１つを含む、項目１に記載の方法。
（項目１０）
上記メディア資産の上記サブセットは、ユーザのサービスパッケージに含まれる、項目１に記載の方法。
（項目１１）
上記ユーザのサービスパッケージから除外されることが決定される任意のメディア資産のための販売オプションを提供することをさらに含む、項目１に記載の方法。
（項目１２）
メディア項目への関心を示すユーザ入力を受信する手段と、
該メディア項目に関連するメディア資産のリストを生成する手段であって、該メディア資産のリストは、少なくともオンデマンドメディア資産と録画メディア資産とを備える、手段と、
双方向メディアガイダンスアプリケーションに表示するために、優先ルールに基づいて該メディア資産のサブセットを選択する手段であって、該優先ルールは、該オンデマンドメディア資産に第一の優先を割り当て、かつ、該録画メディア資産に第二の優先を割り当て、該優先ルールは、（１）該メディア資産が既に閲覧されたか否かということと、（２）該メディア資産に関連するそれぞれの時間とに、少なくとも部分的に基づいている、手段と、
該双方向メディアガイダンスアプリケーションの画面に、該メディア資産のサブセットの各々のための識別子を表示する手段と
を備える、装置。
（項目１３）
上記メディア資産のサブセットは、上記優先ルールによって決定される順番で表示される、項目１２に記載の装置。
（項目１４）
上記優先ルールは、ユーザ嗜好、ユーザ履歴、ユーザ機器の種類、資産種類の優先順位、および話のキャッチアップの群のうちの少なくとも１つに、部分的にさらに基づいている、項目１２に記載の装置。
（項目１５）
上記双方向メディアガイダンスアプリケーションの画面において利用可能な範囲に基づいて、表示するために、上記メディア資産のサブセットのうちのいくつかを選択する手段をさらに備える、項目１２に記載の装置。
（項目１６）
上記メディア資産のサブセットは、上記双方向メディアガイダンスアプリケーションの画面に表示するために、カテゴリによって論理的にグループ化される、項目１２に記載の装置。
（項目１７）
上記メディア資産は、新しい録画、古い録画、最近の関連コンテンツ、オンデマンドコンテンツ、話のキャッチアップ、次の新しい話、閲覧済みコンテンツ、写真、音楽、コンテンツ、ゲーム、次のゲーム、見逃したゲーム、リニアショー、割り増しシーン、双方向ポータル、ショッピング、音楽映像、音楽ファイル、ニュース、伝記的情報、およびスポーツ成績の群のうちの１つを備える、項目１２に記載の装置。
（項目１８）
上記ユーザ入力は、タグ付けを含む、項目１２に記載の装置。
（項目１９）
上記ユーザ入力は、ユーザの閲覧履歴に基づいている、項目１２に記載の装置。
（項目２０）
上記メディア項目は、俳優、音楽グループ、スポーツチーム、映画、番組、著名人、監督、および個人の群のうちの少なくとも１つを含む、項目１２に記載の装置。
（項目２１）
上記メディア資産の上記サブセットが、ユーザのサービスパッケージに含まれることを決定する手段をさらに含む、項目１２に記載の装置。
（項目２２）
上記ユーザのサービスパッケージから除外されることが決定される任意のメディア資産のための販売オプションを提供することをさらに備える、項目１２に記載の装置。

本発明の上記特徴および他の特徴、その本質、ならびに種々の利点は、添付の図面を併用して以下の詳細な説明を考慮して、より明白になる。
図１は、本発明の実施形態に従う、例示的な双方向テレビシステムの図である。 図２は、本発明の実施形態に従う、双方向テレビガイダンスアプリケーションのための例示的なメインホームページ画面を示す。 図３Ａ〜図７は、本発明の実施形態に従う、双方向テレビガイダンスアプリケーションのための例示的な個人化画面を示す。 図３Ａ〜図７は、本発明の実施形態に従う、双方向テレビガイダンスアプリケーションのための例示的な個人化画面を示す。 図３Ａ〜図７は、本発明の実施形態に従う、双方向テレビガイダンスアプリケーションのための例示的な個人化画面を示す。 図３Ａ〜図７は、本発明の実施形態に従う、双方向テレビガイダンスアプリケーションのための例示的な個人化画面を示す。 図３Ａ〜図７は、本発明の実施形態に従う、双方向テレビガイダンスアプリケーションのための例示的な個人化画面を示す。 図３Ａ〜図７は、本発明の実施形態に従う、双方向テレビガイダンスアプリケーションのための例示的な個人化画面を示す。 図８は、本発明の実施形態に従う、双方向テレビガイダンスアプリケーションにおけるオンデマンド資産のための例示的な画面を示す。 図９は、本発明の実施形態に従う、双方向テレビガイダンスアプリケーションにおける例示的なスマートバーを示す。 図１０は、本発明の実施形態に従う、双方向テレビガイダンスアプリケーションのための例示的な番組情報画面を示す。 図１１は、本発明の実施形態に従う、双方向テレビガイダンスアプリケーションのための例示的なフォルタ情報画面を示す。 図１２〜図１３は、本発明の実施形態に従う、双方向テレビガイダンスアプリケーションのための例示的な視聴リスト画面を示す。 図１２〜図１３は、本発明の実施形態に従う、双方向テレビガイダンスアプリケーションのための例示的な視聴リスト画面を示す。 図１４〜図１５は、本発明の実施形態に従う、双方向テレビガイダンスアプリケーションに表示するためのメディア資産を選択するための例示的なフローチャートである。 図１４〜図１５は、本発明の実施形態に従う、双方向テレビガイダンスアプリケーションに表示するためのメディア資産を選択するための例示的なフローチャートである。

図１は、本発明の一実施形態に従う例示的な双方向メディアシステム１００を示す。ユーザ装置１１０は、通信経路１２２において、メディアソース１２０から信号の形式でメディアを受信する。実際は、複数のメディアソース１２０およびユーザ装置１１０が存在してもよいが、図面をあまり複雑にしないために、その各々について１つだけが図１に示されている。

メディアソース１２０は、例えば、ケーブルシステムヘッドエンド、衛星メディア配信施設、メディアブロードキャスト施設、インターネットプロトコルテレビジョン（ＩＰＴＶ）ヘッドエンド、オンデマンドサーバ（例えば、ＶＯＤサーバ）、ウェブサイト、ゲームサービスプロバイダ（例えば、オンラインゲーム用）、スイッチドデジタルビデオ（ＳＤＶ）システム（例えば、ＳＤＶマネージャ、エッジ−リソースマネージャ、およびエッジＱＡＭサブシステムを含む）、またはメディアを発生させるか、もしくは配信するための任意の他の適切な施設もしくはシステム等の、任意の適切なメディアソ−スであってもよい。メディアソース１２０は、例えば、衛星経路、光ファイバー経路、ケーブル経路、インターネット経路、または任意の他の適切な有線もしくは無線経路を含む任意の適切な通信経路１２２において、信号を伝送するように構成され得る。信号は、例えば、テレビ番組、ゲーム、音楽、ニュース、ウェブサービス、映像、または任意の他の適切なメディア等の、任意の適切なメディアを搬送してもよい。いくつかの実施形態では、メディアソース１２０は、例えば、ユーザ装置１１０またはＶＯＤサーバにおいて実装されるトリックプレイクライアントまたは双方向メディアガイダンスアプリケーションからの要求を実行するための制御回路を含んでもよい。

ユーザ装置１１０は、双方向メディア経験を提供するのに適切な任意の装置を含み得る。ユーザ装置１１０は、テレビ、セットトップボックス、録画機器、ビデオプレーヤ、ユーザ入力機器、または双方向メディア経験を提供するのに適切な任意の他の機器等の、テレビ装置を含み得る。例えば、ユーザ装置１１０は、Ｍｏｔｏｒｏｌａ，Ｉｎｃ．によって提供されるＤＣＴ２０００、２５００、５１００、６２０８、または６４１２セットトップボックスを含み得る。いくつかの実施形態では、ユーザ装置１１０は、テレビカードを含むパーソナルコンピュータ（ＰＣＴＶ）等のコンピュータ装置を含み得る。いくつかの実施形態では、ユーザ装置１１０は、携帯用ＤＶＤプレーヤ、携帯用ゲーム機器、携帯電話機、ＰＤＡ、音楽プレーヤ（例えば、ＭＰ３プレーヤ）、もしくは任意の他の適切なホームシアターもしくは携帯用機器等の、例えば、ゲームシステム（例えば、Ｘ−Ｂｏｘ、ＰｌａｙＳｔａｔｉｏｎ、もしくはＧａｍｅＣｕｂｅ）または携帯用消費者電子機器等の、ホームシアター消費者電子機器を含み得る。

図１の例では、ユーザ装置１１０は、少なくとも制御回路１１６、表示機器１１２、およびユーザ入力機器１１４を含み、これらは、別々の機器として、または単一の機器として実装されてもよい。ユーザ装置１１０は、任意選択によって、録画機器１１８を含んでもよく、これは、別個の機器として、または単一の機器として実装されてもよい。双方向メディアガイダンスアプリケーションは、表示機器１１２上に表示されるメディアについてユーザにメディアガイダンス機能を提供するように、ユーザ装置１１０上において実装され得る。いくつかの実施形態では、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、双方向テレビアプリケーション、トリックプレイクライアント、またはメディア特徴をユーザに提供するための任意の他のアプリケーションであり得るか、またはそれを含んでもよい。

表示機器１１２は、例えば、ユーザ装置１１０に組み込まれるテレビモニタ、コンピュータモニタ、またはディスプレイ等の任意の適切な機器（例えば、携帯電話機のディスプレイまたは携帯用音楽プレーヤのディスプレイ）であってもよい。表示機器１１２は、経路１２２においてメディアソース１２０によって、およびトリックプレイクライアントのディスプレイによって伝送されるメディアを表示する。また、表示機器１１２は、音声出力を提供するように構成されてもよい。

ユーザ入力機器１１４は、双方向メディアガイダンスアプリケーションとインタラクトするための任意の適切な機器であってもよい。例えば、ユーザ入力機器１１４は、遠隔制御、キーボード、マウス、タッチパッド、タッチ画面、または音声認識インターフェースであり得る。ユーザ入力機器１１４は、任意の適切な通信リンクを使用して、ユーザ装置１１０および制御回路１１６と通信してもよい。例えば、ユーザ入力機器１１４は、赤外線（ＩＲ）、無線周波数、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ、無線（例えば、８０２．１１）、有線、または任意の他の適切な通信リンクを使用してもよい。ユーザ入力機器１１４が受信する情報は、ソース選択コマンドまたはガイダンスアプリケーション操作コマンドとして分類され得る。ソース選択コマンドは、チャンネル変更選択、ビデオオンデマンド選択、デジタルビデオレコーダ選択、またはユーザが閲覧中のコンテンツとは異なるコンテンツをユーザに閲覧させる任意の適切な選択を含んでもよい。ユーザが閲覧中のコンテンツは、表示機器１１２上に表示中のコンテンツとして定義され得る。ガイダンスアプリケーション操作コマンドは、双方向メディアガイダンスアプリケーションに表示される情報をユーザが変更することを可能にする任意の適切なコマンドを含んでもよい。

制御回路１１６は、入力機器１１４からユーザ入力を受信し、双方向メディアガイダンスアプリケーションの命令を実行するように適合される。制御回路１１６は、１つ以上のチューナ（例えば、アナログまたはデジタルチューナ）、符号器、および復号器（例えば、ＭＰＥＧ復号器）、プロセッサ（例えば、Ｍｏｔｏｒｏｌａ６８０００系プロセッサ、またはＭＩＰＳ系プロセッサ）、メモリ１１７（例えば、ＲＡＭおよびハードディスク）、通信回路（例えば、ケーブルモデム回路）、入力／出力回路（例えば、グラフィックス回路）、ユーザ装置１１０の種々の機器への接続、ならびにアナログもしくはデジタルメディア番組編成、番組録画、および双方向メディアガイダンス特徴を提供するための任意の他の適切な構成要素を含んでもよい。いくつかの実施形態では、制御回路１１６は、例えば、ディスプレイ１１２または任意の他の機器（例えば、セットトップボックス、テレビ、およびビデオプレーヤ）の一部等の、ユーザ装置１１０の機器のうちの１つの一部として含まれてもよい。また、制御回路１１６は、ユーザが一時的な広告を順番通りに受けないことを防止するための広告選択回路も含み得る。いくつかの実施形態では、メモリ１１７は、ユーザの広告閲覧履歴を含むユーザ閲覧データを格納し得る。

いくつかの実施形態では、制御回路１１６は、双方向メディアガイダンスアプリケーション命令を受信および実行するプロセッサ（例えば、マイクロコントローラまたはマイクロプロセッサ）を含み得る。これらの命令は、一時的な広告の広告が正しくない順番でユーザに提示されないことを確実にする種々の決定を実行し得る。制御回路１１６は、アプリケーションの実行時に使用するためのランダムアクセスメモリ等のメモリを含み得る。また、不揮発性メモリを使用して、起動ルーティンまたは他の命令を格納してもよい。他の実施形態では、双方向メディアガイダンスアプリケーション命令は、他の適切なスタンドアロン型ハードウェアにおいて実行されてもよい。

録画機器１１８は、パーソナルビデオレコーダ（ＰＶＲ）、デジタルビデオレコーダ（ＤＶＲ）、ビデオカセットレコーダ（ＶＣＲ）、ＤＶＤレコーダ、コンパクトディスクレコーダ、または任意の他の適切な録画機器もしくは記憶機器であり得る。いくつかの実施形態では、録画機器１１８は、双方向メディアシステム１００の他の構成要素によって録画または提供されるコンテンツまたはデータを格納または録画するための記憶機器であり得る（例えば、トリックプレイ機能を可能にするために生放送のテレビ番組をキャッシングするための記憶機器）。録画機器１１８は、１つ以上のチューナを含んでもよく、ユーザがユーザ装置１１０によってメディアを受信する際に、メディアをキャッシング（例えば、同調中のチャンネルをキャッシング）して、トリックプレイ機能をユーザに提供するように構成されてもよい。いくつかの実施形態では、録画機器１１８は、録画機器１１８を使用して、どの広告を録画すべきかを決定するための回路を含んでもよい。

録画機器１１８におけるハードディスクおよび他の記憶部を使用して、データベース（例えば、録画された番組のメディアガイダンス情報のデータベース、または録画もしくはキャッシングされた広告の広告情報のデータベース）に対応してもよい。また、録画機器１１８におけるハードディスクおよび他の記憶部を使用して、テレビ番組またはビデオオンデマンドコンテンツもしくは録画機器１１８に提供される他のコンテンツ等のメディアを録画してもよい。

いくつかの実施形態では、録画機器１１８は、遠隔制御と（例えば、ユーザ入力機器１１４と）通信するためのＩＲ通信回路または他の適切な通信回路であり得る。また、録画機器１１８は、専用のボタンおよびフロントパネルディスプレイも含み得る。フロントパネルディスプレイは、例えば、録画機器が同調中のチャンネルを表示するために使用され得る。

いくつかの実施形態では、録画機器１１８は、ユーザ装置１１０の外部に位置するネットワーク録画機器であり得る。いくつかの実施形態では、ネットワーク録画機器は、コンテンツソース１２０（例えば、ケーブル設備のヘッドエンドにおける）、データソース１２４、ＶＯＤサーバ１４０、ユーザ装置１１０（例えば、第二の録画機器として、もしくは家庭用コンピュータ上のハードドライブとして）、インターネットサーバ（図示せず）、または任意の他の適切な機器に組み込まれてもよい。いくつかの実施形態では、ネットワーク録画機器は、スタンドアロン型機器（例えば、商用ネットワーク録画機器、または家庭用もしくは近隣ネットワークにおけるＤＶＲ機器）であり得る。ネットワーク録画機器は、複数のインスタンスのユーザ装置１１０のいずれかにおいて実装される双方向メディアガイダンスアプリケーションからの録画を実行する命令を受信し得る。

いくつかの実施形態では、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、クライアント／サーバ手法によってユーザに特徴を提供し得る。各インスタンスのユーザ装置に１つのサーバが存在し得るか、複数のインスタンスのユーザ装置１１０に１つのサーバが存在し得るか、または単一のサーバが、各インスタンスのユーザ装置１１０のプロキシとして役割を果たし得る。

任意の適切な数のユーザは、メディアソース１２０、データソース１２４、および広告発生器１４０に接続されるユーザ装置１１０等の装置を有し得る。また、単一のユーザは、複数のインスタンスのユーザ装置１１０を有し得る。しかしながら、図面を明確にするために、単一のユーザの装置のみが示される。複数のユーザの装置は、ケーブルテレビネットワーク、衛星テレビネットワーク、ローカルエリアネットワーク（ＬＡＮ）、無線ネットワーク、インターネット（例えば、ＤＯＣＳＩＳモデムを使用）、または任意の他の適切な手段を使用して、メディアソース１２０、データソース１２４、および広告発生器１４０に接続されてもよい。いくつかの実施形態では、複数のユーザの装置は、任意の適切な手段を使用して相互に接続されてもよい。

ユーザ装置１１０は、１つ以上のデータソース１２４から、双方向メディアガイダンスアプリケーションデータを受信し得る。データソース１２４は、特定の種類のメディアに、または特定のアプリケーションにデータを提供し得る。例えば、一方のデータソース１２４は、非オンデマンドメディア（例えば、ノンペイおよびペイパービュー番組）にデータを提供し、他のデータソース１２４は、オンデマンドメディア（例えば、ＶＯＤ番組）にデータを提供し得る。あるいは、例えば、単一のデータソースが、これらの種類のデータの両方を提供してもよい。例えば、一方のデータソース１２４は、双方向メディアガイダンスアプリケーションにデータを提供し得る。別のデータソース１２４は、例えば、別の双方向アプリケーションにデータ（例えば、ホームショッピングアプリケーション、ならびにスポーツの得点、株価、ニュースデータ、および天気データ等のリアルタイムデータ）を提供し得る。いくつかの実施形態では、データソース１２４は、クライアント／サーバ手法を使用して、双方向メディアガイダンスアプリケーションにデータを提供し得る。データソース毎に１つのサーバが存在し得るか、全ソースに１つのサーバが存在し得るか、またはいくつかの実施形態では、単一のサーバが、ユーザ装置１１０と種々のデータソース１２４との間のプロキシとして通信し得る。このような実施形態では、データソース１２４は、オンラインメディアガイダンスアプリケーションの命令を実行するための制御機器を含み得る。データソース１２４は、ガイドデータを双方向メディアガイダンスアプリケーションに提供し得る。一実施形態では、データソース１２４により提供されるガイドデータは、定期的に、制御回路１１６のメモリ１１７に、部分的にダウンロード（例えば、更新）、または全体的にダウンロードされ得る。ガイドデータは、番組表または任意の他の適切なガイドデータを含んでもよい。

いくつかの実施形態では、双方向メディアシステム１００は、ビデオオンデマンド（ＶＯＤ）サーバ１４０も含み得る。図１は、メディアソース１２０、データソース１２４、およびＶＯＤサーバ１４０を別々の要素として示す。実際は、それらの機能性を組み合わせてもよく、単一の施設における単一のシステムから、または複数の施設における複数のシステムから提供してもよい。例えば、別々のデータソース１２４は、複数のテレビ放送局の各々に関連してもよく、これらの放送局に特有のデータを提供してもよい（例えば、放送局の今後の番組の広告、または双方向メディアガイダンスアプリケーションディスプレイ画面において放送局のロゴを表示するためのロゴデータ）。

図２〜図１３は、本発明の実施形態に従う、双方向メディアガイダンスアプリケーションにおける画面の実施形態を示す。図２〜図１３は、テレビに関連するコンテンツを示すが、本明細書において説明する方法およびシステムを、例えば、音声、映像、電子書籍、写真、および他のメディアを含む任意の種類のメディアコンテンツに適用してもよい。

双方向メディアガイダンスアプリケーションに関する実施形態の例示的メインメニュー画面を図２に示す。図示するように、メインメニュー画面２００は、双方向メディアガイダンスアプリケーションを操作するための選択可能なリンク２０２、例えば、マイＴＶ、ＤＶＲ、ショー探索、オンデマンド、ＴＶ番組表、ＴＶ以外、ヘルプ＆設定を含む。リンク２０２は、ユーザ入力機器１１４または他の適切な技術を介して、１つ以上の入力を使用して選択されてもよく、データソース１２４、メモリ１１７、データベース１１９、または他の情報ソースから受信するデータを含み得る画面を提供し得る。リンク「マイＴＶ」の選択によって、ユーザは、本明細書においてより詳細に説明される図３Ａ〜図７に示す画面のうちのいずれか等の個人化ガイド画面に導かれる。いくつかの実施形態では、個人化マイＴＶ画面を閲覧するためにログイン手順が必要とされ得る。他の実施形態では、マイＴＶ画面は、ユーザ装置１１０または他のシステム構成要素に特有である。

「ＤＶＲ」等の他のリンク２０２の選択によって、ガイドは、ＤＶＲ機器または他のローカルメモリ構成要素に格納されるか、またはそれに利用可能である項目に関する情報にアクセスするための画面を表示し得る。「ショー探索」のリンク２０２は、選択されると、典型的には、テレビショーまたは他の番組等のメディアコンテンツまたは資産を探索するための画面がもたらされる。ショー探索画面は、従来の検索特徴および機能性、ならびにショーを探索するための他の既知の技術に対応し得る。ショーに加え、映像、映画、音楽、写真、文章、または他の種類のメディア資産等の他の種類のメディアコンテンツも、ショー探索画面に類似の種々の実施形態において探索されてもよい。「オンデマンド」のリンク２０２の選択によって、図８に図示するように、いくつかのメニュー、リンク、ならびにオンデマンドコンテンツを探索および閲覧するための他の操作特徴を示す画面が表示される。再び図２を参照すると、他の選択可能なリンク２０２は、テレビ番組表の画面を閲覧するための「ＴＶ番組表」と、選択されると、インターネットベースのコンテンツ、局所的に格納されるコンテンツ、音楽ファイル、他のデジタルファイル、または他のコンテンツ等の、テレビコンテンツ以外のコンテンツへのアクセスを提供する「ＴＶ以外」と、選択されると、ガイドヘルプ機能とガイド設定または他の設定のためのオプションとを提供する「ヘルプ＆設定」とを含む。また、列挙されたリンク２０２に加え、他の選択可能なリンクも、双方向メディアガイダンスアプリケーションを操作するためにメインメニュー画面２００に提供されてもよい。

双方向メディアガイダンスアプリケーション関するいくつかの実施形態では、図３Ａ〜図７のマイＴＶ画面において示すように、視聴リスト特徴（図３Ａ〜図４および図７に示す）において、個人化が提供される。視聴リストの種々の実施形態が、図３Ａ〜図４、図７および図１２〜図１３に示すように提供され、典型的には、明示的に（例えば、タグ付けすることによって、もしくは視聴リストに追加することによって）または黙示的に（録画、リマインダを設定することによって、もしくは関連コンテンツの検索もしくは持続的検索を実行することによって）閲覧または消費することに興味があることをユーザが示した１つ以上の資産のリストを含み得る。いくつかの実施形態では、メディア項目またはメディア資産は、ユーザ入力機器１１４を使用して、双方向メディアガイダンスアプリケーションにおけるリンクのユーザ選択等によって、１つ以上のユーザインターフェースを介して視聴リストに追加されてもよい。より具体的には、図８、図９、図１０、および図１１のそれぞれに示される「視聴リストへの追加」リンク８１２、９１０、１０１０、もしくは１１１０または他のインターフェースを選択して、メディア項目を視聴リストに追加してもよい。また、タグ付け（図示せず）等の他の適切な技術を使用して、メディア項目を視聴リストに追加してもよい。いくつかの実施形態では、番組名、ジャンル、カテゴリ、オンデマンド資産、番組シリーズ、もしくは他の資産等の特定のメディア資産に関連する識別子または他の側面をタグ付けするために、ユーザ入力機器１１４における１つ以上のユーザ入力を使用して項目を視聴リストに追加してもよい。加えて、俳優、アーチスト、ミュージシャン、著名人、スポーツチーム、番組シリーズ、スポーツ、イベント、監督、他の個人、またはメディア項目と関連し得る他の種類のキーワード等のキーワードもタグ付けして、メディア資産を視聴リストに追加してもよい。加えて、資産に関するリマインダまたは録画の設定等の間接的な行為を使用して、資産を視聴リストに追加してもよい。

いくつかの実施形態では、タグ付けされたメディア項目またはキーワードを、ユーザの視聴リストに関連させてデータベース１１９におけるデータとして格納してもよい。いくつかの実施形態では、ユーザは、キーワードのリスト等の、視聴リストにおいて実際にタグ付けされた項目を含む画面を閲覧してもよい。他の実施形態では、資産の視聴リストは、タグ付けされた項目に基づいて生成されてもよい。さらに他の実施形態では、ユーザは、タグ付けされた項目に関連するメディア資産と識別される視聴リストのフォルダを閲覧することができる。例えば、ユーザは、ユーザ入力機器１１４を介して、フォルダ、あるいは音楽、映像、番組、録画、番組概要、ニュース記事、映像クリップ、またはユーザが選択したタグ付けキーワードもしくは視聴リスト項目に関連し得る他の情報等の一致または関連するコンテンツを含み得るタグ付けされた視聴リスト項目に対する双方向メディアガイダンスアプリケーションにおける他の選択可能なリンクを選択することによってコンテンツを閲覧してもよい。

いくつかの実施形態では、種々の種類のコンテンツまたは資産は、双方向メディアガイダンスアプリケーションを介して表示およびアクセスされてもよい。テレビ番組およびテレビ番組ガイドに関連して、アプリケーションについて主に説明しているが、他の種類の資産も、本明細書に説明する方法およびシステムを使用して表示およびアクセスされてもよい。例えば、写真、音楽ファイル、映像ファイル、テキストベースのコンテンツ、および他のメディアを、インターネット上で、ローカルストレージ（メモリ１１７、録画機器１１８、もしくはデータベース１１９等）から、データソース１２４から入手してもよく、または他のソースも使用してもよい。このような例では、俳優Ｓｔｅｖｅ Ｃａｒｅｌｌがタグ付けされ、代表的な視聴リストは、番組Ｔｈｅ Ｏｆｆｉｃｅ、次回の新しい話、過去のシーズン、オンデマンドコンテンツ、ならびに伝記的情報、ニュース記事、インターネットベースの映像、および他のＳｔｅｖｅ Ｃａｒｅｌｌ関連のメディア資産を含み得る。

いくつかの実施形態では、購読サービスに基づいてユーザに利用可能であるメディア資産は、本明細書に説明する方法を使用して、双方向メディアガイダンスアプリケーション画面にパッケージ化および表示されてもよい。他の実施形態では、購読サービスに含まれない資産が、ユーザに販売するためにパッケージ化されてもよい。

いくつかの実施形態では、視聴リストに追加する項目またはキーワードの選択によって、このような選択に関連するデータがメモリ１１７または他の記憶機器に格納される。格納された視聴リストデータ、具体的には、２つ以上のメディア資産を示し得るか、またはそれに関連付けられ得るキーワードまたは他の側面は、制御回路１１６または他の処理構成要素を使用して処理され、図３Ａ〜図４、図７、および図１２〜図１３に示すような視聴リストを生成してもよい。

例示的なマイＴＶ画面３００Ａを示す図３Ａを再び参照すると、例えば、マイ視聴リストリンク３２０の選択により、個人化視聴リスト３１０が提示される。いくつかの実施形態では、視聴リスト３１０は、特定のユーザに関心のあるメディア資産のリストを提供し得る。画面３００Ａに示すように、視聴リスト結果３２５は、複数のセルにおいて提供されてもよく、そのセルの各々は、メディア資産３３０の識別子のグループ化を含む。一般に、視聴リスト３１０は、メディア資産３３０の識別子を含み、いくつかの実施形態では、１つ以上の他の関連メディア資産３３２を含む複数の結果３２５を含み得る。識別子メディア資産３３０および関連メディア資産３３２の識別子によって表される下部メディア資産および関連メディア資産の両方は、テレビ番組、ゲーム、映像、有界もしくは非有界ＯＣＡＰアプリケーション、オンデマンドコンテンツ、録画、音楽、写真、テキストコンテンツ、または他のメディア等の任意の種類のメディアコンテンツであってもよい。いくつかの実施形態では、関連メディア資産３３２は、メディア資産３３０と同一であってもよく、他の実施形態では、資産３３２は、資産３３０とは異なるが、資産３３０と関連している。例えば、資産３３２は、シリーズ資産３３０のうちのある話の録画であってもよい。メディア資産３３０の視聴リスト識別子は、例えば、Ｌｏｓｔ、Ｄａｎｃｉｎｇ ｗｉｔｈ Ｓｔａｒｓ、または他の番組等のテレビ番組名を含んでもよい。また、メディア資産に関連する他の種類の識別子を使用してもよい。図３Ａがテレビ番組のメディア資産のみを示すが、他の種類のメディア資産をユーザの視聴リストに含めてもよい。例えば、音楽ファイルおよび映像、スポーツ情報、写真、伝記的情報、ゲーム、双方向アプリケーション、および他の種類のメディア資産も、視聴リストに含めてもよい。

図３Ａに示すように、視聴リスト結果３１０におけるセルは、グループ化された番組特有のコンテンツまたは他の関連資産３３２を含み得る。一般に、資産３３０および関連資産３３２は、システムによってユーザに最も重要または関心があると決定された資産である。いくつかの実施形態では、ユーザ履歴または情報を使用して、結果リスト３１０を個人化してもよく、他の実施形態では、本明細書においてさらに説明する優先ルールを使用して、結果リスト３１０を生成する。資産３３０および関連資産３３２の識別子は、優先ルールに基づいた順番でランク付けされ得る１つ以上のセルに提供され得る。

図３Ａに図示するように、関連資産３３２の識別子の種類のうちのいくつかは、番組シリーズに関連する１つ以上の資産についてユーザに報告するように意図される。例えば、いくつかの関連資産３３２には、入手可能な関連コンテンツ、次回の話の放送（すぐに放送される話または新しいか、もしくはユーザが閲覧していない話を含む）、シリーズのうちの話の新しい録画、およびオンデマンドで入手可能なシリーズのうちのキャッチアップ話が含まれる。例えば、Ｌｏｓｔ３３０は、シリーズのうちの話のうちの１つに関して削除されたシーンを識別する関連コンテンツ３３２の識別子「オンデマンド閲覧で入手可能な削除シーン」を含むガイドセルにおいて、視聴リストに含まれ得る。別の例では、メディア資産３３０Ｆｒｉｎｇｅは、次回の新しい話および新しい録画のための関連コンテンツに関する識別子３３２を含むセルに表示され得る。別の例として、メディア資産「４つの新しいオンデマンド話によるキャッチアップ」のための関連コンテンツに関する識別子３３２を含むセルにおいて表示されるＤｅｘｔｅｒ３３０が挙げられる。当業者であれば理解するように、メディア資産３３０および関連資産３３２をグループ化するために他のルールを使用してもよく、例えば、全てのオンデマンドコンテンツを、あるセルにグループ化してもよく、全ての新しい録画を別のセルにグループ化してもよく、単一チャネルの全てのコンテンツをまとめてグループ化してもよく、特定のソースもしくはジャンルからのコンテンツをまとめてグループ化してもよく、または他のルールを資産のグループ化に使用してもよい。

関連資産３３２のうちのいくつかは、ユーザの閲覧履歴または好みに基づいて表示するために選択されてもよい。例えば、双方向メディアガイダンスアプリケーションは、ユーザが一定のメディアを見逃したこと、閲覧しなかったこと、または消費しなかったことを決定してもよい。例えば、制御回路１１６は、データソース１２４からのデータ、データベース１１９、録画機器１１８、またはメモリ１１７におけるデータを参考にして、タグ付けされ得るか、またはユーザによって選択され、かつユーザが部分的または全体的に消費しなかった関連コンテンツを有し得る任意の資産またはキーワードを決定してもよい。

このような決定に応答して、ガイダンスアプリケーションは、制御回路１１６によって受信および処理されたデータソース１２４からのデータを使用して、キャッチアップ情報をセルに投入してもよい。別の例では、ガイダンスアプリケーションは、制御回路１１６によって受信および処理され得るデータソース１２４、メモリ１１７、録画機器１１８、およびデータベース１１９からのデータに基づいて、一定の非閲覧録画が存在することを決定し、そのことをユーザに示し得る。資産３３０および関連資産３３２の識別子は、ユーザの閲覧履歴または他の行為に従って、画面３００Ａにおけるセルにおいて動的に更新され得る。

いくつかの実施形態では、キャッチアップコンテンツのための識別子は、選択可能な視聴リストリンクまたはセルに表示され得る。他の実施形態では、見逃した話または見逃した話の概要クリップの再生リストが提供される。いくつかの実施形態では、部分的に閲覧した話は、ユーザの中断点からユーザが閲覧開始可能になるように、部分的に閲覧した話を相殺して再生リストに追加される。このような詳細は、録画機器１１８、メモリ１１７、またはデータベース１１９において格納されるデータ、またはデータソース１２４から受信されるデータに含まれ得る。別の実施形態では、見逃した話の概要（図示せず）もキャッチアップ再生リストに提供され、そのリストに、データソース１２４によって情報が提供され得る。このような概要は、データベース１１９に格納される見逃した話を示す情報に関連し得るデータソース１２４から受信した番組表データに基づいて、制御回路１１６によって生成され得る。

当業者が理解するように、メディア資産３３０および関連メディア資産３３２の識別子の各々は、例えば、ユーザ入力機器１１４を使用して選択されて、直接または１つ以上の画面を介してメディア資産を閲覧し得る双方向リンクとして表示され得る。いくつかの実施形態では、メディア資産３３０の識別子を選択することによって、番組情報（例えば、図９に示す）を含む画面が表示され得るか、または下部メディア資産がアクセスされ得る別の画面が導きかれ得る。他の実施形態では、画面３００Ａにおけるメディア資産３３０または３３２の識別子のための双方向リンクの選択によって、識別子３３０に関連するメディア資産がユーザに配信され得る。例えば、番組データは、ＶＯＤサーバ１４０、メディアソース１２０、データソース１２４、または他のソースから伝送されてもよく、表示機器１１２上で閲覧するために、例えば、経路１２２を介してユーザ装置１１０に配信されてもよい。

画面３００Ａに示す資産３３０および関連資産３３２の識別子は、ユーザに関連し得るか、またはユーザに関心のあり得るコンテンツまたはメディア資産に関するより大きなグループから選択されてもよい。いくつかの実施形態では、ある種類の資産３３０および３３２の優先ルールによって、どの資産を画面３００Ａに表示するかを規定し得る。画面３００Ａにおける利用可能な範囲は、表示のために資産を選択するための基礎であり得る。例えば、特定の種類の表示機器１１２では、双方向メディアガイダンスアプリケーションのための利用可能な画面範囲が制限され得る。より具体的には、表示画面の小さい携帯用機器上に表示される双方向メディアガイダンスアプリケーションの画面は、テレビまたはコンピュータのモニタに比べて範囲が制限され得る。加えて、広告、販売促進、現在の番組画面、または他の画面構成要素は、利用可能な画面範囲をさらに制限し得る。

当業者が理解するように、優先ルールの種々の組み合わせを制限された画面範囲において視聴リストを提供するために実装してもよい。双方向メディアガイダンスアプリケーションに表示するための資産を選択するための優先ルールに関するいくつかの有利な構成要素は、資産に関連する時間の閾値または資産の種類、および資産が閲覧または使用されたか否かに基づいてもよい。例えば、視聴リストに表示するための関連メディアコンテンツを識別および優先順位付けするために設定される例示的ルールは、以下の種類のコンテンツのランク付けを含み得る。

１．新しい録画、但し、７日経っていない視聴していない録画。

２．オンデマンドで入手可能な一番最近の関連資産、但し、１４日経っておらず、かつ視聴していないもの。

３．７日以内に放送する次回の新しい話

４．キャッチアップオプション、但し、ユーザが全ての話を視聴していない場合。

上記が存在しない場合、
５．さらに古い録画、

６．７日以上後に放送する新しい話。

７．既に視聴した資産。

メディア資産および関連のメディア資産が優先ルールを使用して識別および優先順位化される限り、最優先資産が、メディア資産のサブグループに選択されて、双方向メディアガイダンスアプリケーションの画面に表示され得る。

上述のように、視聴リストに関する２つ以上の実施形態が提示され得る。図３Ａおよび図３Ｂに示す実施形態では、メディア資産３３０および関連のメディア資産３３２が、提示される。図３Ｂは、図３Ａと共通した多くの要素と、いくつかの追加の要素とを含む。追加の要素のうちの１つは、関連メディア資産３３２のためのフォルダアイコンであり、これは、１つ以上のメディア資産３３２が関連のメディア資産３３０に利用可能であることを示し得る。図示するように、例えば、Ｌｏｓｔ３３０は、関連するフォルダにおいて２つの項目のメディア資産３３２を有し得る。概して、フォルダアイコンが提示される場合、メディアの種類およびフォルダにおける項目数を示す数等の、フォルダのコンテンツを示す情報も表示される。関連メディア資産３３２のフォルダは、任意の適切な方式、例えば、同一シリーズ、同一種類（例えば、録画またはオンデマンド）等の一般的な種類から特有の種類のグループ化カテゴリを使用して、グループ化され得る。加えて、フォルダを使用して、ユーザの購読パッケージに含まれ得るコンテンツを示してもよい。ユーザの購読パッケージに含まれない項目は、販売するためにパッケージ化されてもよく、関連メディア資産３３３のために示されるドル符号等の記号を使用して識別可能であってもよく、またはグレー色のアイコンで示されてもよく、または何らかの他の方式で購読資産と区別されてもよい。

図４に示す実施形態では、メディア資産のグループ化は、視聴リストに提供されない。代わりに、図４における視聴リストの各セルは、単一のメディア資産および関連の情報を含む。図４の画面に提供される他の情報は、新しい録画のリストおよび「最善策」を含む。最善策は、販売促進コンテンツ、推奨コンテンツ、またはユーザに興味があると決定され得る他のコンテンツであって、任意の視聴リスト項目に直接関連し得ないコンテンツを含み得る。

「最善策」に加え、個人化画面を使用して、図５に示すような「一番人気」オプション等の他の操作特徴も提供され、これは、ユーザによって特定され得るか、または閲覧者もしくはユーザの一般的な集団の要素を含み得る所与の視聴者に一番人気のコンテンツを示し得る。別の操作特徴は、図６に示す警告を使用して提供され、これは、概して、または視聴リスト項目において具体的に、警告を提供し得る。図７は、視聴リストおよび資産スケジュール情報を含む単一のメディア資産セルの別の実施形態を含む。

図１２に示す視聴リスト画面１２００は、メディア資産、具体的には、ユーザが視聴したい番組のリスト１２１０を提供する。リストの上部には、４つのオンデマンドの話のフォルダを含むＭａｎ ｖｓ．Ｗｉｌｄ １２１５が存在する。リストの第二の項目は、２項目のフォルダを含むＭａｎ ｖｓ．Ｗｉｌｄ １２２５である。項目は、録画、ニュース記事、映像、または他の資産等のＭａｎ ｖｓ．Ｗｉｌｄに関連し得る任意のメディア資産であってもよい。Ｍａｎ ｖｓ．Ｗｉｌｄ １２１５および１２２５が視聴リスト１２１０に２回列挙されるが、他の実施形態では、資産を単一の行に統合してもよい。加えて、視聴リスト１２１０は、アルファベット順で提示されるが、視聴リスト１２１０の上部が最優先の資産になるようにメディア資産の優先順位付けを提供してもよい。また、視聴リストの資産のリストを配置するために、他の順番付け技術も使用してもよい。また、視聴リスト１２１０に含まれる他の資産は、いくつかの番組１２３０およびそれぞれのスケジュール情報も含んでもよい。一般に、視聴リスト１２１０セルに列挙される資産のための識別子の各々は、資産または資産情報にアクセスするために、ユーザ入力機器１１４を使用して選択され得る。

図１３を参照すると、視聴リスト画面１３００は、オンデマンド資産のリスト１３１０を含む。視聴リスト１２１０と違って、視聴リスト１３１０における資産は、アルファベット順で提示されない。資産１３２０は、ユーザに重要または関心がある優先に従った順番で列挙され得る。視聴リスト１３１０の優先および順番付けは、ユーザ入力機器１１４を介して入力されたユーザ嗜好に基づいてもよく、またはデータベース１１９に格納されるユーザ閲覧履歴および挙動情報に基づいてもよい。例えば、タグ付けされた項目に関連する一定の番組をユーザが閲覧したことを示す情報によって、同一シリーズの新番組の優先が比較的高くなり得る。反対に、ユーザが閲覧せずに番組を削除したことを示す情報によって、同一シリーズの新番組の優先は比較的低くなり得る。また、他の順位付けおよび優先順位付け技術も使用してもよい。

図１に示す上述のシステムを使用して、図２〜図１３に示す双方向メディアガイダンスアプリケーションの実施形態のための画面を提供するために、図１４〜図１５のフローチャートに示す方法を提供してもよい。図１４に示すように、方法のフローチャート１４００は、双方向メディアガイダンスアプリケーションに表示するためのメディア資産を選択するために提供される。ステップ１４１０において、メディア項目への関心を示す入力が受信され得る。ステップ１４１０は、メディア項目を選択するユーザ入力機器１１４を介したユーザが提供する入力を受信することによって、またはキーワードもしくは他の項目をユーザがタグ付けすることによって提供され得る。他の実施形態では、ステップ１４１０は、例えば、データベース１１９に格納されたユーザ閲覧履歴、挙動、または嗜好情報に関連する情報に基づいてもよい。いくつかの実施形態では、メディア項目への関心は、ユーザが以前に関心を示した項目へのメディア資産の関連性一致に基づいて決定される。

メディア項目に関連するメディア資産のリストは、ステップ１４２０において生成される。メディア資産は、上述のように、テレビ番組、映像、音楽、写真、ニュース、ゲーム、アプリケーション、テキスト、オンデマンドコンテンツ、録画、および他の資産等の、任意の種類のメディアコンテンツまたは資産であってもよい。メディア項目に関連するメディア資産のリストは、図３Ａ〜図４、図７、および図１２〜図１３に示す視聴リスト等の、視聴リストのための基礎として使用されてもよい。いくつかの実施形態では、ステップ１４２０において生成されるメディア資産の完全なリストは、長くなり得るため、画面に表示されず、ステップ１４３０において、双方向メディアガイダンスアプリケーションの画面に表示するためのメディア資産のサブセットのみを選択する。

いくつかの実施形態では、ステップ１４３０は、ステップ１４２０において列挙されるメディア資産等の、データソース１２４から受信したデータ項目、またはメモリ１１７もしくはデータベース１１９に格納されたデータ項目の制御回路１１６による処理を使用して、あるいはデータベース１１９またはメモリ１１７に格納され得る一定の優先ルールに基づいて提供され得る。一般に、優先ルールは、メディア資産に関連する時間成分（例えば、フロードキャスト資産の場合はメディアの放送時、またはオンデマンド資産の場合はメディアが利用可能になる時（開始および／または終了））と、メディア資産が全体的または部分的に閲覧されたか否かに関連し得る。ゲームおよびアプリケーションに関し、基準は、アプリケーションが最初に利用可能になった時、あるいはユーザがそれを再生もしくは実行した時、再生もしくは実行したか否か、または再生もしくは実行回数を含み得る。このようなルールについて、図１５を参照してさらに説明する。ステップ１４３０におけるメディア資産のサブセットの選択の後、ステップ１４３５において、メディア資産のサブセットの各々のための識別子が、双方向メディアガイダンスアプリケーションに表示される。

ステップ１４３０に関連して説明した優先ルールの例について以下に提供する。資産は、以下の優先順位に従って表示するために選択され得る。

１．新しい録画、但し、７日経っていない視聴していない録画。

２．オンデマンドで入手可能な一番最近の関連資産、但し、１４日経っておらず、かつ視聴していないもの。

３．７日以内に放送する次回の新しい話

４．キャッチアップオプション、但し、ユーザが全ての話を視聴していない場合。

上記が存在しない場合、
５．さらに古い録画、

６．７日以上後に放送する新しい話。

７．既に視聴した資産。

当業者であれば理解するように、上記ルールに対して多くの変形が可能であるが、請求項の範囲が示す本発明の精神を維持する。概して言うと、いくつかの実施形態では、優先ルールは、図１５のフローチャート１５００にも従う。図１５に示すように、ステップ１５１０において、メディア項目に関連するメディア資産のリストが受信される。リストは、ステップ１４２０で生成されたものと同一であってもよい。典型的には、ステップ１５１０において、メディア資産のリストが、制御回路１１６によって受信され、タグ付きのメディア項目に関連する複数のメディア資産を含み得る。メディア資産の受信リストにおける資産の各々は、優先順位付けされた資産のサブセットにおいて選択するためのステップ１５２０〜１５６０を受け得る。ステップ１５２０において、資産の種類が、決定され得る。種類の決定は、制御回路１１６によって実行されてもよく、典型的には、種類情報を識別するためにデータソース１２４またはデータベース１１９から受信され得る番組または関連情報を再考するステップを含む。例えば、テレビ番組では、番組情報（すなわち、図１０に示すような）が、データベース１１９に格納されてもよく、資産種類情報を含んでもよい。いくつかの実施形態では、ステップ１５２０は、異なる種類の資産について異なる優先ルールを実装するように実行され得る。例えば、オンデマンドメディアは、録画とは異なる優先ルールを有してもよい。

ステップ１５３０において、メディア資産が閲覧されたか否かについて決定される。この決定は、制御回路１１６によって実行されてもよく、資産が閲覧されたか、またはユーザによって消費されたかを示す情報を識別するために、データベース１１９、録画機器１１８、およびメモリ１１７における資産についてデータを再考するステップを含み得る。資産が閲覧されなかった場合、ステップ１５４０において、比較的高い優先が資産に割り当てられ得る。高い優先割り当ては、メディア資産に関連する重み付けであってもよく、重み付けは、メディア資産に関連させて、メモリ１１７またはデータベース１１９に格納されてもよい。資産が閲覧された場合、ステップ１５５０において、重み付けを使用して、比較的低い優先が資産に割り当てられ、これも、メディア資産に関連し、かつメモリ１１７またはデータベース１１９においてメディア資産に関連付けて格納される重み付けを使用する。

ステップ１５６０において、メディア資産に関連する時間が閾値範囲内にあることが決定される。一般に、閾値範囲は、ユーザ嗜好によって、または優先ルールに従って確立され得る。時間の閾値は、資産の種類に関連し得る。例えば、オンデマンド資産は、１４日の時間閾値を有してもよく、一方、録画は、７日の時間閾値を有してもよい。他の時間閾値およびメディア種類の組み合わせも使用してもよい。典型的には、時間閾値は、メモリ１１７またはデータベース１１９に格納され、ステップ１５６０における決定において、資産時間情報とともに制御回路１１６によって使用される。資産時間情報は、例えば、データベース１１９に格納される番組情報を使用して入手され得るか、またはデータソース１２４から入手され得る。例えば、図１０の画面に示される番組情報は、スケジュール時間情報および製作日を含む。これらの時間要素または他の要素の各々は、ステップ１５６０における決定に使用され得る。閾値内の関連時間を有する資産では、比較的高い優先がステップ１５４０において割り当てられ、高い優先重み付けが、資産に関連して格納され得る。反対に、閾値外の関連時間を有する資産では、比較的低い優先が、ステップ１５５０において割り当てられる。低い優先重み付けは、このような資産に関連して格納され得る。

ステップ１５６０の完了後、制御回路１１６は、ステップ１５７０において、メモリ１１７またはデータベース１１９から制御回路によって入手され得る関連の優先重み付けに基づいて、一定のメディア資産のサブセットを選択し得る。次いで、メディア資産のサブセットは、双方向番組ガイダンスアプリケーションの画面において、メディア資産のサブセットの各々のための識別子を使用して表示され得る。

図１４〜図１５のフローチャートに続く例示的な例において、ユーザは、俳優名Ｍｉｃｈａｅｌ Ｃ．Ｈａｌｌおよび番組名Ｌｏｓｔのキーワード等の、関心のある１つ以上の項目を、入力機器を使用してガイドアプリケーションにおいてタグ付けしてもよい。タグ付けされた項目を、メモリに格納してもよく、その項目を使用して、視聴リストを形成し得るか、あるいは視聴リストに基礎を提供し得るメディア資産のリストを生成してもよい。メディア資産のリストの例は、Ｍｉｃｈａｅｌ Ｃ．Ｈａｌｌに関連する項目、例えば、彼のものを示すようなＤｅｘｔｅｒ、Ｓｉｘ Ｆｅｅｔ Ｕｎｄｅｒ、ニュース記事、映画、および他の資産等を含み得る。Ｌｏｓｔに関連する資産には、ニュース記事、ショーからの音楽サウンドトラック、録画、削除された録画、閲覧した話、新しい話、舞台裏割り増し分、双方向ポータル、Ｌｏｓｔに関連する電子商取引機会、キャストの伝記、コンテンツに関連する双方向ゲーム、および他の資産が含まれ得る。

メディア資産のサブセットは、優先ルールを使用して選択されてもよく、ニュース、オンデマンド項目、録画、または他の種類等の資産の種類を決定するステップを含んでもよい。また、決定は、資産が閲覧されたか否かに関して行なわれ得る。例えば、オンデマンドの話のＬｏｓｔを閲覧した場合、その話の優先は低いものとして見なされ、優先順位の最後に降格され得る。Ｌｏｓｔの新しい話および録画が閲覧されていない場合、このような資産は、より高い優先重み付けを受け得る。

資産に関連する時間は、番組情報、資産メタデータ、または資産のための他の情報ソース等の資産情報を検討することによって入手され得る。資産に関連する時間は、資産の種類のための時間閾値に比較され得る。一方の極端な場合では、昨シーズンのＬｏｓｔのオンデマンドの話等の、時間閾値を超え得る古いコンテンツには、低い重み付けが割り当てられ、一方、他方の極端な場合では、新しいオンデマンドのＬｏｓｔの話および最近放送されたＬｏｓｔの最初の録画であって、閾値時間内にあるものには、高い重み付けが割り当てられ得る。優先順位付けのうちのいくつかは、設定ルールによって確立され、他の実施形態では、ユーザ嗜好、履歴、または挙動によって確立されてもよい。より高い優先の資産は、双方向メディアガイダンスアプリケーションのいくつかの実施形態の視聴リスト画面等の画面に表示するために選択され得る。

本発明の上述の実施形態は、例示目的で提示され、限定する目的で提示されず、本発明は、以下の請求項によってのみ限定される。

Claims (1)

1. 本願明細書に記載された発明。

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