JP2013225726A - デジタル放送受信機及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】放送情報(EPG/ECG、PSI/SIなど)からユーザが選局するサービス(番組)を予測し、予測したサービス(番組)を必要なタイミングで事前にデコードしておくことにより、選局操作時の応答速度を向上させることを可能とするデジタル放送受信機等を提供すること。
【解決手段】放送波から放送データを取得するチューナ部と、放送データから放送情報及び放送サービスを取得するデマルチプレクサ部と、放送情報を管理する放送情報管理部と、放送サービスをデコードするデコーダ部と、利用者により選局される可能性のある放送サービスを前記放送情報に基づいて予測し、この予測結果に基づいてデコーダ部に対して放送サービスのデコードの開始・停止を指示することが可能な選局処理部と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、デジタル放送受信機に関し、特に映像信号、音声信号、データ信号、放送情報などの付加データが多重化された信号処理に対するものであり、選局操作時の応答速度を向上させる装置に関するものである。
従来のデジタル放送受信の選局操作においては、選局処理時に選局対象の放送サービス(番組)を判定してから、選局対象となる放送サービスのデコードを開始していた。このため、デコード結果を得るまでのタイムラグが発生し、実際にユーザが放送サービス(番組)を利用するまでの応答速度の低下を招いていた。
このような問題を解決するために、例えば、特許文献1のような発明(技術)が開示されている。この技術では、ザッピング中の選局操作において、チャネルの切り替え方向(昇順、降順)を判断し、複数搭載したチューナ及びデコーダを事前準備させることにより、選局処理の高速化を図っている。
特開2009−200929号公報
しかしながら、上述した技術ではチャネルの切り替え方向(昇順、降順)のみを判断してチューナ及びデコーダの事前準備をさせるため、複数のチューナ及びデコーダを常に利用することが必要となり、携帯電話など小型デジタル放送受信機においては、消費電力の増大してしまうといった問題があった。
また、一つの周波数帯域に複数のサービス(番組)が存在するマルチメディア放送のような放送形態では、事前準備したサービスとユーザが選局したいサービスと一致する可能性は低いという問題があった。
上述した課題に鑑み、本発明は、放送情報(EPG/ECG、PSI/SIなど)からユーザが選局するサービス(番組)を予測し、予測したサービス(番組)を必要なタイミングで事前にデコードしておくことにより、選局操作時の応答速度を向上させることを可能とするデジタル放送受信機等を提供することである。
本発明のデジタル放送受信機は、
放送波から放送データを取得するチューナ部と、
放送データから放送情報及び放送サービスを取得するデマルチプレクサ部と、
前記放送情報を管理する放送情報管理部と、
前記放送サービスをデコードするデコーダ部と、
利用者により選局される可能性のある放送サービスを前記放送情報に基づいて予測し、この予測結果に基づいてデコーダ部に対して放送サービスのデコードの開始・停止を指示することが可能な選局処理部と、
を備えることを特徴とする。
本発明のプログラムは、
放送波から放送データを取得するチューナ部を有するコンピュータにおいて、
放送データから放送情報及び放送サービス情報を取得するデマルチプレクサ機能と、
前記放送情報を管理する放送情報管理機能と、
前記放送サービスをデコードするデコーダ機能と、
利用者により選局される可能性のある放送サービスを前記放送情報に基づいて予測し、この予測結果に基づいてデコーダ部に対して放送サービスのデコードの開始・停止を指示することが可能な選局処理機能と、
を実現させることを特徴としている。
本発明によれば、利用者により選局される可能性のあるサービスを予測し、この予測結果に基づいてデコーダ部に対してデコードの開始・停止を指示することが可能となる。したがって、複数サービス(番組)を受信しているデジタル放送受信機において、選局される可能性の高いサービス(番組)に対して、消費電力の消費を抑えながら選局処理の応答速度を向上させることが可能となる。
本実施形態のデジタル放送受信機(液晶テレビ)の全体を示す図である。 本実施形態のデジタル放送受信機の構成の一例を示すブロック図である。 本実施形態のデジタル放送受信機における事前デコード処理の一例を示すフローチャートである。 本実施形態のデジタル放送受信機の放送情報管理部で管理される放送情報の一例である。 本実施形態のデジタル放送受信機における選局処理の一例を示すフローチャートである。 本実施形態の選局予測処理について説明するためのフローチャートである。
続いて、本発明を適用した場合のデジタル放送受信機について説明する。デジタル放送受信機能を備えた電子機器として、テレビを例にとり実施の形態を説明するが、本技術はテレビ以外にも、ラジオ、携帯電話、スマートフォン、パーソナルコンピュータ、ハンディーターミナル、電子書籍端末など、デジタル放送受信機能を備える機器全般で実施可能である。なお、本実施形態は発明を理解するための一例であり、本発明が実施形態に限定されて適用されるものではない。
図1はデジタル放送受信機1を説明するための全体図である。デジタル放送受信機1は、放送局より、デジタル放送を受信し、表示することが可能である。ここで、デジタル放送の種類としては、例えば地上デジタルテレビ放送や、BSデジタル放送、CSデジタル放送であったり、ネットワークを介したIPマルチキャスト放送であったりしても良い。また、放送波としては、無線で受信されても良いし、有線(例えばCATV等)で配信されてもよい。本実施形態においては、デジタル放送受信機の一例として液晶テレビを例に取って説明する。
続いて、図2にデジタル放送受信機1の構成の一例を示すブロック図を示す。この図に示す通り、デジタル放送受信機1は、チューナ部100と、デマルチプレクサ部200と、複数のデコーダを内包したデコーダ部300と、選局予測部410を有する選局処理部400と、放送情報管理部500を有して構成されている。
チューナ部100は、選択されたチャンネルに対応する放送波を受信し、放送データを出力するための機能部である。
デマルチプレクサ部200は、チューナ部100から入力された放送データを種別等により分離し、出力するための機能部である。本図ではチューナ部100から入力された放送データから放送情報(EPG/ECG、PSI/SIなど)と、利用する放送サービス(番組)を取得するものとする。
デコーダ部300は、デマルチプレクサ部200から得られる放送サービスを利用可能なコンテンツデータにデコードするための機能部である。デコード結果として得られるものはデジタル放送受信機1において再生可能なデータであり、映像信号、音声信号、文字データ、プログラムデータ等があげられる。また、デコーダ部300は、複数のデコーダ(例えば、デコーダ1、デコーダ2、デコーダ3、…、デコーダX)が含まれている。これにより、同時に複数の番組(放送サービス)をデコードすることが可能となる。
選局処理部400は、ユーザの選局操作に対応して取得すべき周波数帯をチューナ部100に指示するとともに、デマルチプレクサ部200から出力される放送サービスの中からデコードすべき放送サービスをデコーダ部300に指示するための機能部である。また、本実施形態では複数のデコーダで実施されるデコード処理の中からデコード結果として利用するものをデコーダ部300に指示する機能も有する。なお、選局処理部400は各種プログラムを読み出して実行することにより各種機能を実現しており、例えばCPU(Central Process Unit)等により構成されている。
放送情報管理部500は、デマルチプレクサ部200から得られる放送情報を管理する機能部であり、半導体メモリや、HDD(Hard Disk Drive)等により構成されている。
図3として、本実施形態のデジタル放送受信機1における事前デコード処理の一例を示すフローチャートを示す。ここでは、所望の番組(放送サービス)の放送開始時間の直前に選局操作によってこの番組を選択し利用するユーザに対応した選局操作の応答速度向上の例を説明する。
このためこの例では、選局予測部410で利用する情報として、放送情報管理部500で管理される各放送サービス(番組)のサービス番号及び放送時間を利用するものとする。また、放送サービス(番組)の内容としては、放送情報・映像信号・音声信号により構成されるストリーミング型放送コンテンツを想定して説明するが、放送サービス(番組)の内容としてはこれに限定するものではない。
すなわち、データ信号が含まれたストリーミング型放送コンテンツや、映画コンテンツや電子書籍データ、アプリケーションソフトウェアなどを放送により配信する蓄積型放送コンテンツなどにおいても同様に適用できるものとする。なお、蓄積型放送コンテンツに対して適用した場合には、蓄積処理が開始されるまでの応答速度の向上を期待することが可能となる。
まず、ユーザがデジタル放送受信機1を搭載したテレビにて番組Aを視聴中であり、これのデコード結果出力のためにデコーダ1が利用されているものとする。ここで、選局処理部400の選局予測部410では、放送情報管理部500に対し定期的に問い合わせをおこない、放送情報を取得する。本実施形態では、この定期問い合わせを5分毎として説明する(S10)。
図4は、この定期問い合わせで取得した放送情報の一例である。ここでコンテンツ名とは番組名を示すものであり、デジタル放送におけるEPGメタデータに記された番組名に相当するものとする。また、放送開始日時及び放送終了日時とは、該当番組の放送時間を示すものであり、デジタル放送におけるEPGメタデータに記された放送日時に相当するものとする。また、サービス番号とは該当番組のデコードを実施する場合のデコード対象を特定するための識別子であり、デジタル放送におけるPSI/SI情報内のNITに記されたサービスIDに相当するものとする。
選局予測部410では取得した放送情報を用いて、現在時刻からT以内に放送が開始される番組が存在するか判定を行う。例えば、現在時刻を「2012/04/01 10:20」とし、Tを「5分」とする。
この場合、図4に示す放送情報内には、該当の番組が存在しない(S10;No)。このため、選局予測部410は次の定期問い合わせまで待機する。5分経過後、選局予測部410は放送情報管理部500に対し、再度定期問い合わせを実施する。前述と同じく、選局予測部410では取得した放送情報を用いて、現在時刻からT以内に放送が開始される番組が存在するか検査を行う。前回からの時間経過により現在時刻は「2012/04/01 10:25」となっているため、番組Dが該当する番組となることが分かる(S10;Yes)。
この場合、選局予測部410では、未使用のデコーダに対し該当番組のサービス番号を通知し、サービス番号に対応する放送サービスのデコードの開始を要求する。この例では、サービス番号101のデコード開始を「デコーダ2」に対して要求する。これにより、番組A視聴中でありながら、番組Dのデコードを事前実施している状況となる。
なお、本実施形態では、現在時刻と放送開始時間との比較により、放送時間開始前の事前デコードの開始を実施する方法について説明したが、現在時刻が放送開始時刻を一定時間経過した場合には、事前デコードを停止させることも、上記と同様の方法で実現可能である。これにより、不要なデコード処理を削減することが可能となり、デコーダの有効活用及び消費電力の削減を実現することが可能となる。
次に図5に、デジタル放送受信機1における選局処理の一例を示すフローチャートを示す。この例では選局操作により番組Dが選局されたものとして説明する。番組Dの選局要求を受けた選局処理部400では、選局予測部410から放送情報管理部500に問い合わせをおこない、放送情報を取得する。この例では、前述の事前デコード処理の一例と同じく図4の放送情報が取得できたものとする。
選局予測部410では、取得した放送情報から番組Dのサービス番号を検索する。本実施形態ではサービス番号は101となる。この後、選局予測部410はサービス番号101が、すでにデコード中か否か判定を行う。前述の事前デコード処理の一例で実施したように、サービス番号101がすでにデコード中の場合には(S20;Yes)、選局処理部400からデコーダ部300に対し、デコード処理結果として利用するデコーダの切り替え要求をおこなう。この例の場合、選局処理部400からデコーダ部300に対し、デコード処理結果として利用するデコーダとしてデコーダ2(304)を指定することになる。
他方、サービス番号101がデコード中でない場合には(S20;No)、デコーダ部300に対し、デコード処理結果として利用するデコーダとしてデコーダ1(302)を指定することになる。
これにより、事前デコード実施ができている番組の場合には、選局操作後すぐに選局対象番組のデコード結果を出力することが可能となり、選局操作時の応答速度を向上することが可能となる。
選局対象番組が、事前デコード実施できていない番組の場合には、従来技術と同様にデコーダ部に対して該当番組のデコード開始要求をおこなう。この場合には、デコード開始要求を受け付けた時点からデコード処理が開始されるため、選局操作時の応答速度は従来技術と同等となる。
上記例で示した手法をとることにより、番組開始時間直前に実施されやすい、該当番組に対する選局操作の応答速度を向上させることが可能となる。
なお、上記では選局予測部410から放送情報管理部500に対する定期問い合わせを、番組視聴中に行うフローチャートとして説明したが、もちろん番組未視聴の状態であっても、上記問い合わせをおこない、事前デコードを開始してもかまわない。この場合には、選局操作ではなく視聴開始操作時の応答速度向上が期待できる。
また、上記では事前デコードを開始する番組を一つとして説明したが、事前デコードを開始する条件に合致する番組が複数存在する場合には、複数のデコーダを利用して複数の事前デコードを開始することももちろん可能である。この場合には、選局操作により選択された番組がデコード中となる割合が高まるため、選局操作時の応答速度が向上する可能性がより高まるものとなる。
更に、上述の実施形態では、番組開始時間に合わせて選局操作を実施するユーザに対応した応答速度向上として、選局予測部410で利用する情報に、放送情報管理部500で管理される各放送サービス(番組)のサービス番号及び放送時間を利用したが、利用する情報はこれに限定するものではない。
例えば、ユーザ嗜好に応じた選局操作の応答速度向上を目的とする場合には、放送情報管理部500で管理する放送情報として、デジタル放送におけるEPGメタデータに記された番組のジャンルを採用することが考えられる。
この場合には、現在視聴中の番組と同一あるいは類似のジャンルの番組に対して事前デコードを実施することなどが考えられる。これにより、ユーザが視聴する傾向の高い番組ジャンルに対する選局操作において、選局処理の応答速度が向上する。
また、ユーザがよく視聴する番組に対する選局操作の応答速度向上を目的とする場合には、放送情報管理部500で選局されたサービス番号を履歴管理し、利用回数の多いサービス番号に対応する放送サービスの事前デコードを開始することなども考えられる。これにより、ユーザが良く利用する放送事業者に対する選局操作において、選局処理の応答速度が向上する。
もちろん、放送情報管理部500で管理する情報は、上記で説明した情報に限定するものではなく、放送情報として取得できるものすべてが、事前デコードの開始条件として利用することが可能である。また、これら条件は単一で利用するものではなく、複数の条件を組み合わせて利用することも可能である。
例えば、放送情報として放送サービス(番組)のサービス番号及び放送時間と番組のジャンルを組み合わせて事前デコードの開始条件とした場合には、ユーザが視聴する傾向の高い番組ジャンルに限り番組開始時間直前からの事前デコードを実施することが可能となり、デコーダの有効活用及び消費電力の削減を実現することが可能となる。
また、上述の実施形態では、チューナ部100が受信する周波数帯域を一つとして、この周波数帯域内に複数の放送サービス(番組)が存在するものとして説明をおこなったが、複数帯域の周波数の放送データを同時受信する必要がある場合には、チューナ部及びデマルチプレクサ部は複数個存在するものとする。これにより、異なる周波数帯域で放送されている放送サービス(番組)に対する選局操作においても、選局処理の応答速度が向上する。
具体的に、選局予測部410において実行される選局予測処理について、図6を用いて説明する。ここで、選局予測処理としては複数の予測方法が想定される。図6における処理では、4つの処理について説明している。これらの処理は、組み合わせて実行されても良いし、択一的に選択されて実行されても良い。
このとき、選局予測部410は、4つの予測方法として「放送時間予測機能」「ジャンル予測機能」「履歴予測機能」及び「過去番組予測機能」が利用可能である。
まず、放送時間予測機能を利用するか否かを判定する(ステップS102)。放送時間予測機能を利用する場合、現在時刻からt分以内に開始する番組があるか否かを判定する(ステップS102;Yes→ステップS104)。ここで、t分とは、ユーザが任意の時間を設定しても良いし、予め設定されていても良い。
そして、現在時刻からt分以内に開始する番組がある場合には、該当番組の事前デコードを開始する(ステップS104;Yes→ステップS106)。
続いて、ジャンル予測機能を利用するか否かを判定する(ステップS108)。ここで、ジャンル予測機能を利用する場合、現在受信中の番組と同一のジャンルの番組を受信可能か否かを放送情報に基づいて判定する(ステップS108;Yes→ステップS110)。
そして、現在受信中の番組と同一のジャンルの番組がある場合には、該当番組の事前デコードを開始する(ステップS110;Yes→ステップS112)。
続いて、履歴予測機能を利用するか否かを判定する(ステップS114)。ここで、履歴予測機能を利用する場合、選局履歴から利用回数の多い番組と同じ番組があるか否か判定する(ステップS114;Yes→ステップS116)。
ここで、選局履歴については、種々の方法が考えられるが一例として、今まで選局された番組の履歴が、一定期間、放送情報管理部500に履歴情報として記憶されている。そして、履歴情報に基づいて、同系統の番組(例えば、タイトルが同じ番組であったり、ジャンルが同じ番組であったり)が選択される。
そして、ステップS116において、Yesと判定された場合には、該当番組の事前デコードを開始する(ステップS116;Yes→ステップS118)。
続いて、過去番組予測機能を利用するか否かを判定する(ステップS120)。ここで、過去番組予測機能を利用する場合、現在又は過去に受信(選択)された番組と同一のサービス番号の番組があるか否かを判定する(ステップS120;Yes→ステップS122)。
そして、ステップS122において、Yesと判定された場合には、該当番組の事前デコードを開始する(ステップS122;Yes→ステップS124)。
このように、選局予測処理によれば、適切な番組が選択されて事前デコードされることにより、チャンネルの選局(切替)が高速に行われることとなる。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も特許請求の範囲に含まれる。
更に、上述した実施形態のデジタル放送受信機は、例えば液晶テレビ、携帯電話、携帯型電子端末、カーナビゲーション、デジタル放送受信機能を有するコンピュータ等といったデジタル放送を受信して表示する装置にも適用可能であるし、HDDレコーダ、STB(Set Top Box)といった、デジタル放送を受信し、外部の表示装置に出力可能な装置であっても適用可能なことは勿論である。
また、実施形態において各装置で動作するプログラムは、上述した実施形態の機能を実現するように、CPU等を制御するプログラム(コンピュータを機能させるプログラム)である。そして、これら装置で取り扱われる情報は、その処理時に一時的に一時記憶装置(例えば、RAM)に蓄積され、その後、各種ROMやHDDの記憶装置に格納され、必要に応じてCPUによって読み出し、修正・書き込みが行なわれる。
ここで、プログラムを格納する記録媒体としては、半導体媒体(例えば、ROMや、不揮発性のメモリカード等)、光記録媒体・光磁気記録媒体(例えば、DVD(Digital Versatile Disc)、MO(Magneto Optical Disc)、MD(Mini Disc)、CD(Compact Disc)、BD等)、磁気記録媒体(例えば、磁気テープ、フレキシブルディスク等)等の何れであってもよい。また、ロードしたプログラムを実行することにより、上述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、オペレーティングシステムあるいは他のアプリケーションプログラム等と共同して処理することにより、本発明の機能が実現される場合もある。
また、市場に流通させる場合には、可搬型の記録媒体にプログラムを格納して流通させたり、インターネット等のネットワークを介して接続されたサーバコンピュータに転送したりすることができる。この場合、サーバコンピュータの記憶装置も本発明に含まれるのは勿論である。
また、上述した実施形態における各装置の一部又は全部を典型的には集積回路であるLSI(Large Scale Integration)として実現してもよい。各装置の各機能ブロックは個別にチップ化してもよいし、一部又は全部を集積してチップ化してもよい。また、集積回路化の手法はLSIに限らず専用回路又は汎用プロセッサで実現しても良い。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いることも可能であることは勿論である。
1 :デジタル放送受信機
100 :チューナ部
200 :デマルチプレクサ部
300 :デコーダ部
400 :選局処理部
410 :選局予測部
500 :放送情報管理部

Claims (5)

  1. 放送波から放送データを取得するチューナ部と、
    放送データから放送情報及び放送サービスを取得するデマルチプレクサ部と、
    前記放送情報を管理する放送情報管理部と、
    前記放送サービスをデコードするデコーダ部と、
    利用者により選局される可能性のある放送サービスを前記放送情報に基づいて予測し、この予測結果に基づいてデコーダ部に対して放送サービスのデコードの開始・停止を指示することが可能な選局処理部と、
    を備えることを特徴とするデジタル放送受信機。
  2. 前記デコーダ部は、前記放送サービスデコードを複数かつ同時に実施可能であり、複数のデコード結果から利用するデコード結果を切り替えることが可能であることを特徴とする請求項1に記載のデジタル放送受信機。
  3. 前記チューナ部は、複数の周波数帯域の放送波から放送データを取得可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載のデジタル放送受信機。
  4. 前記デマルチプレクサ部は、前記複数の放送データから放送情報及び放送サービスを取得可能であることを特徴とする請求項3に記載のデジタル放送受信機。
  5. 放送波から放送データを取得するチューナ部を有するコンピュータにおいて、
    放送データから放送情報及び放送サービスを取得するデマルチプレクサ機能と、
    前記放送情報を管理する放送情報管理機能と、
    前記放送サービスをデコードするデコーダ機能と、
    利用者により選局される可能性のある放送サービスを前記放送情報に基づいて予測し、この予測結果に基づいてデコーダ部に対して放送サービスのデコードの開始・停止を指示することが可能な選局処理機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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EP3469790A4 (en) * 2016-09-07 2019-04-17 Samsung Electronics Co., Ltd. DISPLAY APPARATUS AND CORRESPONDING CONTROL METHOD

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