JP2013225580A - 太陽電池モジュールの製造装置および製造方法 - Google Patents

太陽電池モジュールの製造装置および製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】太陽電池パネルと枠体とが剥れにくい、より強固な接着の実現を図りつつ、接着剤の使用量を必要最小限に抑えて、太陽電池モジュールの美観の向上と製造コストの抑制を図ることができる太陽電池モジュールの製造装置を得ること。
【解決手段】太陽電池パネル1の裏面に金属製の枠体14が接着された太陽電池モジュールの製造装置50であって、接着剤を吐出して、太陽電池パネルの裏面または枠体に接着剤を塗布する吐出部19と、枠体14が接着される領域の凹凸を検出するパネル側検出部17と、枠体14の太陽電池パネル1への接着面の凹凸を検出する枠体側検出部20と、検出された太陽電池パネル1の凹凸および枠体14の凹凸に基づいて太陽電池パネルの裏面または枠体への接着剤の塗布量を調整する制御部18と、を備える。
【選択図】図11

Description

本発明は、太陽電池モジュールの製造装置および製造方法に関し、特に太陽電池パネルに枠部材を貼り付けて構成される太陽電池モジュールの製造装置および製造方法に関する。
太陽電池セルは、単結晶シリコン基板や多結晶シリコン基板を用いて作成されることが多い。このような太陽電池セルを透明性基板と裏面シートとで挟み、その間に充填材を封入することで、太陽電池セルへの物理的衝撃からの保護が図られた太陽電池パネルが作成される。そして、太陽電池パネルに対して、例えばアルミニウムといった金属性の枠体が組付けられて、より一層の強度の向上が図られた太陽電池モジュールが作成される。
通常、太陽電池モジュールは、家屋の屋根の上やビルの屋上などの野外に設置されるため、風雨などからの保護の必要性から、金属性の枠体には高い機械的強度と耐候性能が要求される。また、野外に設置するための架台と太陽電池モジュールを接続し固定するためにもこの金属製の枠体は使用される。
太陽電池パネルへの枠体の組付方法としては、太陽電池パネルを位置決めした後、互いに対向する2つの端部(両端部)に枠体の溝部を平行方向から圧入することにより取付け、枠体が外力により外れないようにネジ締め固定する方法が一般的である。この一般的な組付方法では、圧入やネジ締め固定など作業が煩雑になりがちであるため、例えば特許文献1では、太陽電池パネル裏面に接着剤層を介して枠体を直接接着する製造方法が開示されている。
特開2011−222930号公報
上記従来技術では、太陽電池パネルと枠体を強固に接着させる必要がある。そのために、接着剤の使用量を増やせば、はみ出した接着剤によって太陽電池モジュールの美観が損なわれたり、接着剤の使用量の増加によって製造コストが増大したりしてしまう。そこで、太陽電池パネルと枠体とを接着させる太陽電池モジュールにおいては、太陽電池パネルと枠体とが剥れにくい、より強固な接着の実現を図りつつ、接着剤の使用量を必要最小限に抑えて、太陽電池モジュールの美観の向上と製造コストの抑制を図ることが求められる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、太陽電池パネルと枠体とが剥れにくい、より強固な接着の実現を図りつつ、接着剤の使用量を必要最小限に抑えて、太陽電池モジュールの美観の向上と製造コストの抑制を図ることができる太陽電池モジュールの製造装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、太陽電池パネルの裏面に金属製の枠体が接着された太陽電池モジュールの製造装置であって、接着剤を吐出して、太陽電池パネルの裏面または枠体に接着剤を塗布する吐出部と、枠体が接着される領域の凹凸を検出するパネル側検出部と、枠体の太陽電池パネルへの接着面の凹凸を検出する枠体側検出部と、検出された太陽電池パネルの凹凸および枠体の凹凸に基づいて太陽電池パネルの裏面または枠体への接着剤の塗布量を調整する制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、接着面の凹凸に応じた適切な厚さで接着剤を塗布することが可能となる。これにより、太陽電池パネルと枠体とのより強固な接着を図りつつ、余分な接着剤のはみ出しを抑えた美観の向上、および製造コストの増大の抑制を図ることができるという効果を奏する。
図1は、太陽電池モジュールの概略構成を示す斜視図である。 図2は、太陽電池パネルを側面から見た断面図である。 図3は、太陽電池モジュールの平面図である。 図4は、図3に示すA−A線に沿った矢視断面図である。 図5は、図3に示すB−B線に沿った矢視断面図である。 図6は、太陽電池モジュールを裏面側から見た図である。 図7は、枠体の概略構成を示す側面図である。 図8は、図3に示すC−C線に沿った矢視断面図である。 図9は、図8に示すD−D線に沿った矢視断面図であり、接着剤を均一な厚みで塗布した状態を示す図である。 図10は、接着剤を塗布するために太陽電池パネルが吸着された状態を示す図である。 図11は、太陽電池モジュールの製造装置の概略構成を示すブロック図である。 図12は、接着剤塗布ノズルの概略構成を示す断面図である。 図13は、接着剤塗布ノズルの概略構成を示す断面図である。 図14は、太陽電池パネルと長辺側枠体との接着部分を拡大した部分拡大断面図である。 図15は、太陽電池モジュールの製造工程を説明するためのフローチャートである。
以下に、本発明の実施の形態にかかる太陽電池モジュールの製造装置および製造方法を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、以下に示す図面においては、理解の容易のため、各部材の縮尺が実際とは異なる。
実施の形態1.
まず、太陽電池モジュールの構造の概略について説明する。図1は、太陽電池モジュールの概略構成を示す斜視図である。図2は、太陽電池パネルを側面から見た断面図である。図3は、太陽電池モジュールの平面図である。
太陽電池モジュール7は、太陽電池パネル1と枠体14とを備える。太陽電池モジュール7は、太陽電池パネル1に対して枠体14を圧入せずに取り付ける、いわゆる枠体圧入装着レスモジュールである。
図2に示すように、太陽電池パネル1は、投光性基板2と、表面充填材3と、太陽電池セル4と、裏面充填材5と、裏面シート6の積層体で構成されている。太陽電池パネル1は、投光性基板2側から照射された太陽光が太陽電池セル4に入射することで、電力を発生させる。なお、以下の説明において、太陽光が照射される投光性基板2側面を表面といい、その反対面側である裏面シート6側面を裏面という。
図4は、図3に示すA−A線に沿った矢視断面図である。図5は、図3に示すB−B線に沿った矢視断面図である。図6は、太陽電池モジュール7を裏面側から見た図である。枠体14は、太陽電池パネル1の裏面側に接着される。枠体14は、アルミニウムなどの金属を用いて構成される。枠体14は、長辺側枠体8と短辺側枠体11とを有する。
長辺側枠体8は、平面視における太陽電池パネル1の長辺と略平行に延びるように設けられ、長辺側の端部に接着される枠体14である。短辺側枠体11は、平面視における太陽電池パネル1の短辺と略平行に延びるように設けられ、短辺側の端部よりも中央側に寄せた位置に接着される。短辺側枠体11は、図6に示すように2本の長辺側枠体8の間に掛け渡すように設けられる。
長辺側枠体8の天面には、図4に示すように、段差が形成されており、その段差の低い部分が太陽電池パネル1を載せるための段差受け部9となる。段差受け部9の上面には、太陽電池パネル1の裏面シート6と長辺側枠体8とを接着させるために接着剤10が塗布されている。太陽電池パネル1の天面のうち段差の高い部分、すなわち太陽電池パネル1が載せられない部分(露出天面8a)は、太陽電池パネル1の表面よりも低くなるように形成される。これにより、太陽電池パネル1の表面の水はけ悪化および積雪地域での雪の滞留重みによるモジュール枠変形外れの発生を抑えることができる。
図5に示すように、短辺側枠体11は、その天面の全体が太陽電池パネル1を載せるための短辺側受け部12となる。短辺側受け部12には、太陽電池パネル1の裏面シート6と短辺側枠体11とを接着させるための接着剤10が塗布されている。短辺側枠体11の本数は、太陽電池モジュール7の強度が確保できるのであれば、図に示すような2本に限定されず、1本でも3本でも任意の本数を取り付ければよい。長辺側枠体8と短辺側枠体11との接合は、太陽電池モジュール7の強度が確保できない場合を除き、ネジ締めを行わない構造とする。
次に、太陽電池モジュール7の製造装置、特に太陽電池パネル1と枠体14とを接着させる着装置について説明する。太陽電池パネル1は、全体を一様の厚さで形成することが難しい。太陽電池パネル1は、投光性基板2と、表面充填材3と、太陽電池セル4と、裏面充填材5と、裏面シート6との積層体で構成されているが、太陽電池パネル1の端部には、積層方向に太陽電池セル4が無いために、太陽電池パネル1の外周部分では厚みが薄くなっている。そのため、太陽電池パネル1の外周部分とその他の部分では、図2でPとして示す厚みの差が生じる。
図7は、枠体14の概略構成を示す側面図である。一般的に、枠体14はアルミニウム製の引抜でできており、枠体14には反りによる凹凸が発生する。その上下方向反り量14aは枠体14の全長に対して1%ほどである。
図8は、図3に示すC−C線に沿った矢視断面図である。なお、図8では、長辺側枠体8を省略して示している。厚みに差の生じている太陽電池パネル1と、反りが生じている枠体14とを接着剤10で接着させる際、均一な厚みで接着剤10を塗布しようとすると、太陽電池パネル1の裏面と枠体14との最大隙間15a以上の厚さで接着剤10を塗布する必要がある。
この場合、太陽電池パネル1と枠体14との隙間が最大隙間15aよりも小さくなる部分では余分な接着剤10を塗布することになる。図9は、図8に示すD−D線に沿った矢視断面図であり、接着剤10を均一な厚みで塗布した状態を示す図である。図9に示すように、接着剤10が枠体14の横方向にはみだし、外観状の問題が発生するとともに接着剤10の塗布量が多くなり、製造コストが増加してしまう。
図10は、接着剤10を塗布するために太陽電池パネル1が吸着された状態を示す図である。図11は、太陽電池モジュール7の製造装置50の概略構成を示すブロック図である。製造装置50は、図11に示すように、パネル側凹凸検出装置(パネル側検出部)17、制御装置18、接着剤塗布ノズル(吐出部)19、枠体側凹凸検出装置(枠体側検出部)20、駆動装置(駆動部)28を備える。製造装置50は、太陽電池パネル1の凹凸や枠体14の反りに応じて、接着剤10の塗布量を制御する。
パネル側凹凸検出装置17は、太陽電池パネル1の裏面(裏面シート6側面)の凹凸を検出する。例えば、接着される枠体14の長手方向に沿って、レーザー光などを用いて非接触方式で連続スキャンする。検出された凹凸のデータは、制御装置18に送信される。
枠体側凹凸検出装置20は、枠体14の接着面の反りを含めた凹凸を検出する。例えば、枠体14の接着面の長手方向に沿って、レーザー光などを用いて非接触方式で連続スキャンする。検出された凹凸のデータは、制御装置18に送信される。
接着剤塗布ノズル19は、その先端から接着剤10を吐出し、太陽電池パネル1の裏面に接着剤10を塗布する。図12,13は、接着剤塗布ノズル19の概略構成を示す断面図である。接着剤塗布ノズル19には、接着剤10を吐出する複数の吐出口19aが形成されている。吐出口19aのそれぞれには、吐出口19aの開度を変化させる絞り弁24が設けられている。この絞り弁24の開度を変化させることで、吐出口19aごとに接着剤10の吐出量を変化させることができる。
図13では、左側の吐出口19aに設けられた絞り弁24の開度が大きくされ、右側の吐出口19aに設けられた絞り弁24の開度が小さくされている。したがって、左側の吐出口19aからの吐出先のほうが、右側の吐出口19aからの吐出先よりも接着剤10が厚く塗布される。
駆動装置28は、接着剤塗布ノズル19を移動させる。太陽電池パネル1の裏面や枠体14の接着面に沿って接着剤塗布ノズル19を移動させることで、所望の領域に接着剤を塗布することが可能となる。
制御装置18は、パネル側凹凸検出装置17と枠体側凹凸検出装置20とから送信された凹凸のデータに基づいて、太陽電池パネル1と枠体14とを接着させた場合の両者の隙間の間隔を算出する。また、制御装置18は、算出された隙間の間隔に応じて、駆動装置28による接着剤塗布ノズル19の移動速度や、絞り弁24の開度を制御して、算出された隙間の間隔に応じた厚さで接着剤10が塗布されるように、接着剤10の吐出量を制御する。
太陽電池パネル1の端部に沿って設けるのではなく、太陽電池パネル1の短辺側の端部よりも中央側に寄せた位置に設けられる短辺側枠体11の場合には、短辺側枠体11の短手方向には、太陽電池パネル1と短辺側枠体11との隙間の間隔は、ほとんど変化しない。一方、短辺側枠体11の長手方向には、図8に示すように、太陽電池パネル1の長辺側の端部側で太陽電池パネル1と短辺側枠体11との隙間の間隔が大きくなる。
そこで、制御装置18は、駆動装置28を制御して、接着剤塗布ノズル19を短辺側枠体11の長手方向に沿って移動させるとともに、隙間の間隔が大きくなる部分では接着剤塗布ノズル19の移動速度を小さくし、隙間の間隔が小さくなる部分では接着剤塗布ノズル19の移動速度を大きくする。これにより、太陽電池パネル1と短辺側枠体11との隙間の間隔が大きくなる部分での接着剤10の塗布量が多くなり、接着剤10を厚く塗布することができる。
図14は、太陽電池パネル1と長辺側枠体8との接着部分を拡大した部分拡大断面図である。太陽電池パネル1の端部に沿って設けられる長辺側枠体8の場合には、図14に示すように長辺側枠体8の短手方向に沿って、太陽電池パネル1と短辺側枠体11との隙間の間隔が変化する。
具体的には、太陽電池パネル1の長辺側の端部に近づくにしたがって、太陽電池パネル1と短辺側枠体11との隙間の間隔が大きくなる。したがって、長辺側枠体8の長手方向に沿って接着剤塗布ノズル19を移動させた場合には、移動速度を変化させても、長辺側枠体8の短手方向に沿って接着剤10の厚さを変化させることが難しい。
そこで、制御装置18は、図12,13に示すように、接着剤塗布ノズル19の吐出口19aに設けられた絞り弁24の開度を調節することで、接着剤10の厚さを変化させる。すなわち、太陽電池パネル1の長辺側の端部よりに形成された吐出口19aに設けられた絞り弁24の開度を大きくすることで、太陽電池パネル1の長辺側の端部に塗布される接着剤10を厚くする。
このように、制御装置18は、接着剤塗布ノズル19の移動方向に沿って接着剤10の厚さを異ならせる場合には、接着剤塗布ノズル19の移動速度を制御し、接着剤塗布ノズル19の移動方向と略垂直な方向に沿って接着剤10の塗布厚さを異ならせる場合には、絞り弁24の開度を制御する。
次に、太陽電池モジュール7の製造手順、特に太陽電池パネル1と枠体14とを接着させる手順について説明する。図15は、太陽電池モジュール7の製造工程を説明するためのフローチャートである。
まず、図10に示すように、太陽電池パネル1の投光性基板2側を複数の吸着ユニット16で吸着して、太陽電池パネル1の反りを矯正した状態で位置決めを行う(ステップS1)。次に、パネル側凹凸検出装置17で、太陽電池パネル1の裏面(裏面シート6側面)の凹凸を検出する(ステップS2)。
次に、枠体側凹凸検出装置20で、枠体14の接着面の反りを含めた凹凸を検出する(ステップS3)。なお、ステップS2とステップS3の順番は逆になってもよいし、同時に行われてもよい。
次に、制御装置18は、太陽電池パネル1と枠体14との隙間の間隔、すなわち接着剤10の塗布厚さを算出する(ステップS4)。次に、制御装置18は、太陽電池パネル1と枠体14との隙間の間隔に応じて、接着剤塗布ノズル19の移動速度、および絞り弁24の開度を決定する(ステップS5)。
例えば、接着剤塗布ノズル19の移動方向に沿って接着剤10の塗布厚さが異なっている場合であって、塗布厚さの最小厚さが1mmで、その時の接着剤塗布ノズル19移動速度を100mm/秒とする。そして、太陽電池パネル1と枠体14との隙間の間隔が最大で2mmの場合には、当該箇所では接着剤10の塗布厚さが2mmになるように、接着剤塗布ノズル19移動速度を1/2の50mm/秒とする。同様に、接着剤塗布ノズル19の移動方向と略垂直な方向に接着剤10の塗布厚さが異なっている場合にも、塗布厚さに応じて絞り弁24の開度を調節すればよい。
次に、決定された移動速度、および開度で接着剤塗布ノズル19を移動させて、接着剤10を太陽電池パネル1の裏面に塗布する(ステップS6)。なお、枠体14側に接着剤を塗布するように構成してもよい。
接着剤10が塗布された部分に枠体14を当接させることで(ステップS7)、太陽電池パネル1と枠体14の接着工程が終了する。なお、太陽電池パネル1の製造工程については、公知な様々な手法を用いればよく、詳細な説明は省略する。
ここで、接着剤10の硬化時間は、一般的に長いため、太陽電池パネル1と枠体14とを当接させたあと、吸着ユニット16による吸着をすぐに解除しないほうが望ましい。また、接着剤10が硬化するまで枠体14の上に重石などを乗せておくことで、接着剤剥がれの発生を抑えることができる。また、両面テープなどの速乾性の高いものを併用して、太陽電池パネル1と枠体14とを接着させることでも、接着剤剥がれの発生を抑えることができる。
以上説明したように、接着剤塗布ノズル19の移動速度や絞り弁24の開度を変化させて接着剤10を塗布することで、接着面の凹凸に応じた適切な厚さで接着剤を塗布することが可能となる。これにより、太陽電池パネル1と枠体14とのより強固な接着を図りつつ、余分な接着剤10のはみ出しを抑えた美観の向上、および製造コストの増大の抑制を図ることができる。
なお、枠体14の反りが無視できるほどに小さい場合には、太陽電池パネル1の裏面の凹凸だけを検出するように構成してもよい。また、接着剤塗布ノズル19の移動方向に沿って接着剤10の塗布厚さが異なる場合と、移動方向と略垂直な方向に接着剤10の塗布厚さが異なる場合とで、共通のノズルを用いているが、それぞれ別個のノズルを用いてもよい。また、パネル側凹凸検出装置17についても、長辺側枠体8が接着される部分の凹凸を検出する検出装置と、短辺側枠体11が接着される部分の凹凸を検出する検出装置とを別個に設けてもよい。
以上のように、本発明にかかる太陽電池モジュールの製造装置は、金属製の枠体が太陽電池パネルに接着される太陽電池モジュールの製造装置に有用である。
1 太陽電池パネル
2 投光性基板
3 表面充填材
4 太陽電池セル
5 裏面充填材
6 裏面シート
7 太陽電池モジュール
8 長辺側枠体
8a 露出天面
9 段差受け部
10 接着剤
11 短辺側枠体
12 短辺側受け部
14 枠体
14a 反り量
15a 最大隙間
16 吸着ユニット
17 パネル側凹凸検出装置(パネル側検出部)
18 制御装置(制御部)
19 接着剤塗布ノズル(吐出部)
19a 吐出口
20 枠体側凹凸検出装置(枠体側検出部)
24 絞り弁(弁部)
28 駆動装置(駆動部)
50 製造装置

Claims (6)

  1. 太陽電池パネルの裏面に金属製の枠体が接着された太陽電池モジュールの製造装置であって、
    接着剤を吐出して、前記太陽電池パネルの裏面または前記枠体に前記接着剤を塗布する吐出部と、
    前記枠体が接着される領域の凹凸を検出するパネル側検出部と、
    前記枠体の前記太陽電池パネルへの接着面の凹凸を検出する枠体側検出部と、
    検出された前記太陽電池パネルの凹凸および前記枠体の凹凸に基づいて前記太陽電池パネルの裏面または前記枠体への前記接着剤の塗布量を調整する制御部と、を備えることを特徴とする太陽電池モジュールの製造装置。
  2. 前記吐出部を移動させる駆動部をさらに備え、
    前記制御部は、前記駆動部を制御して前記吐出部の移動速度を変化させて前記接着剤の塗布量を調整することを特徴とする請求項1に記載の太陽電池モジュールの製造装置。
  3. 前記吐出部には、前記接着剤を吐出する複数の吐出口が形成され、
    前記吐出口の開度を変化させる弁部をさらに備え、
    前記制御部は、前記弁部を制御して前記吐出口ごとの開度を変化させて前記接着剤の塗布量を調整することを特徴とする請求項1または2に記載の太陽電池モジュールの製造装置。
  4. 太陽電池パネルの裏面に金属製の枠体が接着された太陽電池モジュールの製造方法であって、
    接着剤を吐出して、前記太陽電池パネルの裏面または前記枠体に前記接着剤を塗布する吐出部と、
    前記枠体が接着される領域の凹凸を検出し、
    前記枠体の前記太陽電池パネルへの接着面の凹凸を検出し、
    検出された前記太陽電池パネルの凹凸および前記枠体の凹凸に基づいて、前記太陽電池パネルと前記枠体を接着させた場合の両者の隙間の間隔を算出し、
    前記隙間の間隔に応じて前記太陽電池パネルの裏面または前記枠体への前記接着剤の塗布量を調整することを特徴とする太陽電池モジュールの製造方法。
  5. 前記接着剤を吐出する吐出部の移動速度を変化させて前記接着剤の塗布量の調整が行われることを特徴とする請求項4に記載の太陽電池モジュールの製造方法。
  6. 接着剤を吐出する複数の吐出口に設けられた弁部の開度を変化させて前記接着剤の塗布量の調整が行われることを特徴とする請求項4または5に記載の太陽電池モジュールの製造方法。
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