JP2013222005A - 映像表示システムおよび映像表示プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 映像表示装置において映像信号に基づく映像を、ユーザが所望する表示条件でディスプレイに表示させるときに、スムーズな映像の表示が実行可能な映像表示システムを提供する。
【解決手段】 映像表示システム300の映像表示装置100において、映像信号処理部3は、シリアル通信用信号のパラメータ部に基づいて、第1入力端子2Aまたは第2入力端子2Bの入力端子を選択する。映像信号出力処理部4は、シリアル通信用信号のパラメータ部に基づいて、映像信号処理部3によって選択された1つの入力端子に対応する映像の表示条件を設定する。そして、表示処理部13は、映像信号処理部3によって選択された1つの入力端子から入力される映像信号に基づく映像を、映像信号出力処理部4によって予め設定された表示条件で表示画面101に表示するように、表示部1を制御する。
【選択図】 図2
【解決手段】 映像表示システム300の映像表示装置100において、映像信号処理部3は、シリアル通信用信号のパラメータ部に基づいて、第1入力端子2Aまたは第2入力端子2Bの入力端子を選択する。映像信号出力処理部4は、シリアル通信用信号のパラメータ部に基づいて、映像信号処理部3によって選択された1つの入力端子に対応する映像の表示条件を設定する。そして、表示処理部13は、映像信号処理部3によって選択された1つの入力端子から入力される映像信号に基づく映像を、映像信号出力処理部4によって予め設定された表示条件で表示画面101に表示するように、表示部1を制御する。
【選択図】 図2
Description
本発明は、映像を表示する映像表示装置と遠隔操作装置とが通信ネットワークを介して通信可能に接続される映像表示システム、および映像表示プログラムに関する。
映像を表示可能な表示画面を有するディスプレイを備えた、インフォメーションディスプレイなどの映像表示装置の中には、映像信号を出力可能な録画再生機器やパーソナルコンピュータなどの外部機器が接続できるように、複数の外部入力端子を有しているものがある。外部入力端子は、外部機器から出力された映像信号が映像表示装置に入力される入力経路となる。映像表示装置は、各外部入力端子に対応する複数の入力経路のうちのいずれか1つの入力経路から入力された映像信号に基づいて、ディスプレイに映像を表示するように構成されている。
たとえば、映像表示装置において、映像信号の入力経路が第1の入力経路から第2の入力経路に切換えられたとき、ディスプレイに表示される映像が、第1の入力経路から入力される映像信号に基づく映像から、第2の入力経路から入力される映像信号に基づく映像に切換えられる。このように、ディスプレイに表示される映像が切換えられるときには、ディスプレイにおける映像の表示が一旦途切れる。ディスプレイに表示される映像を視認するユーザにとっては、映像の表示が一旦途切れた場合には、違和感が生じる。
特許文献1には、ディスプレイに表示される映像が切換えられるときにおける、映像の表示が一旦途切れる期間に、擬似ホワイトノイズをディスプレイに表示させることが記載されている。
特許文献1に記載される技術を用いた従来の映像表示装置では、ディスプレイに表示される映像が切換えられるときに、映像の表示が一旦途切れることの違和感が軽減されるかも知れないけれども、次のような問題点がある。
たとえば、映像表示装置において、映像信号が入力される入力経路を第1の入力経路から第2の入力経路に切換えて、その第2の入力経路に対応した表示条件(明るさなどの条件)で映像をディスプレイに表示させる場合、従来の映像表示装置では、第1の入力経路から第2の入力経路に切換えられたときに、ディスプレイに表示される映像が、第1の入力経路から入力される映像信号に基づく映像から、第2の入力経路から入力される映像信号に基づく映像に切換えられる。このようにして入力経路が切換えられ、第2の入力経路から入力された映像信号に基づく映像がディスプレイに表示された後に、そのディスプレイに表示された映像が、第2の入力経路に対応した表示条件に変更設定された映像に切換えられることになる。すなわち、従来の映像表示装置では、ディスプレイに表示される映像の切換えが、入力経路の切換え時と、表示条件の設定時とで行われることになり、スムーズな映像の表示とはならない。
したがって本発明の目的は、映像表示装置において1つの入力経路から入力される映像信号に基づく映像を、ユーザが所望する表示条件でディスプレイに表示させるときに、スムーズな映像の表示が実行可能な映像表示システム、および映像表示プログラムを提供することである。
本発明は、映像を表示するための映像信号の入力経路を複数有する映像表示装置と、該映像表示装置に指令信号を出力可能な遠隔操作装置とが、通信ネットワークを介して通信可能に接続される映像表示システムであって、
前記遠隔操作装置は、
前記複数の入力経路のうちのいずれか1つの入力経路を選択する指令信号である入力経路選択指令信号を生成する第1信号生成部と、
前記入力経路選択指令信号と関連付けて、前記映像表示装置における映像の表示条件を設定する指令信号である映像表示条件設定指令信号を生成する第2信号生成部と、
前記入力経路選択指令信号と前記映像表示条件設定指令信号とを出力する信号出力部と、を備え、
前記映像表示装置は、
映像を表示可能な表示画面を有する表示部と、
前記信号出力部から出力された前記入力経路選択指令信号と前記映像表示条件設定指令信号とを受信する信号受信部と、
前記信号受信部によって受信された前記入力経路選択指令信号に基づいて、前記複数の入力経路のうちのいずれか1つの入力経路を選択する入力経路選択部と、
前記信号受信部によって受信された前記映像表示条件設定指令信号に基づいて、前記入力経路選択部によって選択された1つの入力経路に対応する映像の表示条件を設定する表示条件設定部と、
前記入力経路選択部によって選択された1つの入力経路から入力される映像信号に基づく映像を、前記表示条件設定部によって予め設定された表示条件で前記表示画面に表示するように、前記表示部を制御する表示制御部と、を備えることを特徴とする映像表示システムである。
前記遠隔操作装置は、
前記複数の入力経路のうちのいずれか1つの入力経路を選択する指令信号である入力経路選択指令信号を生成する第1信号生成部と、
前記入力経路選択指令信号と関連付けて、前記映像表示装置における映像の表示条件を設定する指令信号である映像表示条件設定指令信号を生成する第2信号生成部と、
前記入力経路選択指令信号と前記映像表示条件設定指令信号とを出力する信号出力部と、を備え、
前記映像表示装置は、
映像を表示可能な表示画面を有する表示部と、
前記信号出力部から出力された前記入力経路選択指令信号と前記映像表示条件設定指令信号とを受信する信号受信部と、
前記信号受信部によって受信された前記入力経路選択指令信号に基づいて、前記複数の入力経路のうちのいずれか1つの入力経路を選択する入力経路選択部と、
前記信号受信部によって受信された前記映像表示条件設定指令信号に基づいて、前記入力経路選択部によって選択された1つの入力経路に対応する映像の表示条件を設定する表示条件設定部と、
前記入力経路選択部によって選択された1つの入力経路から入力される映像信号に基づく映像を、前記表示条件設定部によって予め設定された表示条件で前記表示画面に表示するように、前記表示部を制御する表示制御部と、を備えることを特徴とする映像表示システムである。
また本発明の映像表示システムにおいて、前記映像表示装置は、前記表示条件設定部によって設定された映像の表示条件を記憶する記憶部をさらに備え、
前記表示制御部は、前記記憶部に記憶された映像の表示条件に対応する1つの入力経路が前記入力経路選択部によって選択されたときに、前記記憶部に記憶された映像の表示条件を前記記憶部から取出して、前記1つの入力経路から入力される映像信号に基づく映像を、前記記憶部から取出した映像の表示条件で前記表示画面に表示するように、前記表示部を制御することを特徴とする。
前記表示制御部は、前記記憶部に記憶された映像の表示条件に対応する1つの入力経路が前記入力経路選択部によって選択されたときに、前記記憶部に記憶された映像の表示条件を前記記憶部から取出して、前記1つの入力経路から入力される映像信号に基づく映像を、前記記憶部から取出した映像の表示条件で前記表示画面に表示するように、前記表示部を制御することを特徴とする。
また本発明の映像表示システムにおいて、前記映像表示条件設定指令信号は、映像の表示条件として、映像の明るさに関する条件、および映像の大きさに関する条件の少なくともいずれか1つの条件を設定する指令信号であることを特徴とする。
また本発明は、前記映像表示システムとしてコンピュータを機能させるための映像表示プログラムである。
本発明によれば、映像表示システムは、映像表示装置と、該映像表示装置に指令信号を出力可能な遠隔操作装置とが、通信ネットワークを介して通信可能に接続されたシステムである。映像表示システムにおいて、映像表示装置は、映像を表示するための映像信号の入力経路を複数有する。
遠隔操作装置は、第1信号生成部と、第2信号生成部と、信号出力部とを備える。第1信号生成部は、映像表示装置が備える複数の入力経路のうちのいずれか1つの入力経路を選択する指令信号である入力経路選択指令信号を生成する。第2信号生成部は、映像表示装置における映像の表示条件を設定する指令信号である映像表示条件設定指令信号を生成する。信号出力部は、前記入力経路選択指令信号と前記映像表示条件設定指令信号とを出力する。
映像表示装置は、前記複数の入力経路と、映像を表示可能な表示画面を有する表示部と、遠隔操作装置の信号出力部から出力された指令信号を受信する信号受信部と、入力経路選択部と、表示条件設定部と、表示制御部とを備える。入力経路選択部は、信号受信部によって受信された入力経路選択指令信号に基づいて、複数の入力経路のうちのいずれか1つの入力経路を選択する。表示条件設定部は、信号受信部によって受信された映像表示条件設定指令信号に基づいて、入力経路選択部によって選択された1つの入力経路に対応する映像の表示条件を設定する。そして、表示制御部は、入力経路選択部によって選択された1つの入力経路から入力される映像信号に基づく映像を、表示条件設定部によって予め設定された表示条件で表示画面に表示するように、表示部を制御する。
上記のように構成される映像表示システムでは、遠隔操作装置の信号出力部から出力された指令信号に基づいて、映像表示装置は、表示条件設定部によって映像の表示条件を予め設定した後、その設定された表示条件で、1つの入力経路から入力される映像信号に基づく映像を、表示部の表示画面に表示するので、スムーズな映像の表示が可能である。
たとえば、映像表示装置において、映像信号が入力される入力経路を第1の入力経路から第2の入力経路に切換えて、その第2の入力経路に対応した表示条件で映像を表示画面に表示させる場合、従来の映像表示装置では、第1の入力経路から第2の入力経路に切換えられたときに、表示画面に表示される映像が、第1の入力経路から入力される映像信号に基づく映像から、第2の入力経路から入力される映像信号に基づく映像に切換えられる。このようにして入力経路が切換えられ、第2の入力経路から入力された映像信号に基づく映像が表示画面に表示された後に、その表示画面に表示された映像が、第2の入力経路に対応した表示条件に変更設定された映像に切換えられることになる。すなわち、従来の映像表示装置では、表示画面に表示される映像の切換えが、入力経路の切換え時と、表示条件の設定時とで行われることになり、スムーズな映像の表示とはならない。
これに対して、本発明の映像表示システムでは、映像表示装置において、映像信号が入力される入力経路を第1の入力経路から第2の入力経路に切換えて、その第2の入力経路に対応した表示条件で映像を表示画面に表示させる場合、映像表示装置は、遠隔操作装置から出力された入力経路選択指令信号に基づいて入力経路選択部によって第2の入力経路を選択し、その選択された第2の入力経路から入力される映像信号に基づく映像を、映像表示条件設定指令信号に基づいて表示条件設定部によって予め設定された第2の入力経路に対応する表示条件で表示画面に表示させることができる。これによって、第2の入力経路から入力される映像信号に基づく、所望の表示条件に設定された映像を、1回の切換えで表示画面に表示させることができるので、スムーズな映像の表示が可能となる。
また本発明によれば、映像表示装置は、表示条件設定部によって設定された映像の表示条件を記憶する記憶部をさらに備える。そして、映像表示装置の表示制御部は、記憶部に記憶された表示条件に対応する1つの入力経路が入力経路選択部によって選択されたときに、記憶部に記憶された映像の表示条件を記憶部から取出して、前記1つの入力経路から入力される映像信号に基づく映像を、記憶部から取出した映像の表示条件で表示画面に表示するように、表示部を制御する。これによって、映像表示システムにおいて映像表示装置は、表示条件設定部によって設定された映像の表示条件を記憶部に一旦記憶しておき、入力経路選択部によって1つの入力経路が選択されたときに、記憶部に記憶された表示条件を反映させた映像を表示画面に表示することができる。
また本発明によれば、遠隔操作装置の第2信号生成部が生成する映像表示条件設定指令信号は、映像の明るさに関する条件、および映像の大きさに関する条件の少なくともいずれか1つの条件を、映像の表示条件として設定する指令信号である。これによって、映像表示システムにおいて映像表示装置は、入力経路選択部によって選択された1つの入力経路から入力される映像信号に基づく映像を、明るさ、大きさに関して予め設定された表示条件で表示画面に表示することができる。
また本発明によれば、映像表示プログラムは、前記映像表示システムとしてコンピュータを機能させるためのプログラムである。このような映像表示プログラムは、映像表示装置において1つの入力経路から入力される映像信号に基づく映像を、ユーザが所望する表示条件で表示部に表示させるときに、スムーズな映像の表示が実行可能な映像表示処理を、ソフトウェアで制御することができる。
(映像表示システム)
図1は、本発明の実施形態に係る映像表示システム300の構成を概略的に示す図である。図2は、映像表示システム300の構成を示すブロック図である。本実施形態の映像表示システム300は、映像表示装置100と遠隔操作装置200とが、通信ネットワーク205を介して通信可能に接続された表示システムである。
図1は、本発明の実施形態に係る映像表示システム300の構成を概略的に示す図である。図2は、映像表示システム300の構成を示すブロック図である。本実施形態の映像表示システム300は、映像表示装置100と遠隔操作装置200とが、通信ネットワーク205を介して通信可能に接続された表示システムである。
通信ネットワーク205としては、特に限定されず、たとえば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(virtual private network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網などが利用可能である。また、通信ネットワーク205を構成する伝送媒体としては、特に限定されず、たとえば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL回線などの有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、HDR、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網などの無線でも利用可能である。
<遠隔操作装置>
遠隔操作装置200は、映像表示装置100に指令信号を出力可能に構成されており、たとえば、パーソナルコンピュータなどによって実現される。遠隔操作装置200は、シリアル通信用信号生成部201と信号出力部202とを備えている。
遠隔操作装置200は、映像表示装置100に指令信号を出力可能に構成されており、たとえば、パーソナルコンピュータなどによって実現される。遠隔操作装置200は、シリアル通信用信号生成部201と信号出力部202とを備えている。
シリアル通信用信号生成部201は、第1信号生成部および第2信号生成部として機能し、指令信号としてのシリアル通信用信号を生成する。シリアル通信用信号生成部201が生成するシリアル通信用信号は、後述の映像表示装置100に備えられる複数の入力経路となる第1入力端子2Aおよび第2入力端子2Bのうちのいずれか1つの入力端子を選択する指令信号である入力経路選択指令信号と、映像表示装置100における映像の表示条件を設定する指令信号である映像表示条件設定指令信号とを含む。
また、シリアル通信用信号生成部201が生成するシリアル通信用信号のフォーマットとしては、特に限定されず、ASCIIコード、バイナリコード、混合コードなどを利用したフォーマットが使用可能である。以下では、シリアル通信用信号のフォーマットが、ASCIIコードを利用したフォーマットであるとして説明する。
シリアル通信用信号生成部201は、たとえば、表1に示す通信フォーマットにおいて、表2に示すようなシリアル通信用信号を生成する。
シリアル通信用信号生成部201が生成するシリアル通信用信号のコマンド部は、映像表示装置100を遠隔操作するための指令を定義する部分であり、4文字のASCIIコードである。本実施形態では、コマンド部には、「INPS」、「BRIG」および「SIZE」の3つの指令が定義されている。「INPS」は、映像表示装置100に備えられる複数の入力経路となる第1入力端子2Aおよび第2入力端子2Bのうちの1つの入力端子を選択する指令を表す。「BRIG」は、映像表示装置100における映像の表示条件として明るさを設定する指令を表す。「SIZE」は、映像表示装置100における映像の表示条件としてサイズ(大きさ)を設定する指令を表す。
シリアル通信用信号のパラメータ部は、0〜9999までの数値で表され、「0000」〜「9999」の4文字のASCIIコードである。本実施形態では、パラメータ部には、「INPS」コマンドに対して「0001」および「0002」の指令が定義されている。「INPS」コマンドに対して定義された「0001」は、映像表示装置100に備えられる複数の入力経路となる第1入力端子2Aおよび第2入力端子2Bのうちの第1入力端子2Aを選択する指令を表す。「INPS」コマンドに対して定義された「0002」は、映像表示装置100に備えられる複数の入力経路となる第1入力端子2Aおよび第2入力端子2Bのうちの第2入力端子2Bを選択する指令を表す。
また、本実施形態では、パラメータ部には、「BRIG」コマンドに対して、たとえば「0000」〜「0100」の指令が定義されている。たとえば、「BRIG」コマンドに対して定義された「0100」は、映像表示装置100における映像の表示条件として明るさを「100」に設定する指令を表す。
また、本実施形態では、パラメータ部には、「SIZE」コマンドに対して「0000」および「0001」の指令が定義されている。「SIZE」コマンドに対して定義された「0000」は、映像表示装置100における映像の表示条件として映像のサイズ(大きさ)をノーマルサイズに設定する指令を表す。「SIZE」コマンドに対して定義された「0001」は、映像表示装置100における映像の表示条件として映像のサイズ(大きさ)をワイドサイズに設定する指令を表す。
シリアル通信用信号のオプション部は、省略(無効)可能とし、省略しない場合(有効)の最初の一文字は「@」に固定し、残りの部分はオプション動作を定義する0〜9までの数値で表される、「0」〜「9」の1文字のASCIIコードである。本実施形態では、オプション部には、「0」、「1」および「2」の3つの指令が定義されている。オプション部が「0」の指令信号は、コマンド部およびパラメータ部によって定義された指令(コマンド)が、設定予約コマンドとして動作することを表す。設定予約コマンドとは、映像表示装置100における映像の表示条件を、第1入力端子2Aおよび第2入力端子2Bのうちの1つの入力端子と関連付けて予約(予め記憶)しておいて、その予約した表示条件に対応する入力端子に対して映像信号の入力指令がなされたときに、予約した表示条件を反映させる指令である。
また、オプション部が「1」の指令信号は、コマンド部およびパラメータ部によって定義された指令(コマンド)に基づく、映像表示装置100における映像の表示条件に関する設定値を、第1入力端子2Aに対して設定する指令を表す。オプション部が「2」の指令信号は、コマンド部およびパラメータ部によって定義された指令(コマンド)に基づく、映像表示装置100における映像の表示条件に関する設定値を、第2入力端子2Bに対して設定する指令を表す。
シリアル通信用信号の終端部は、信号の終端を表すものとして、改行コードで固定される。改行コードは、CR(キャリッジリターン、「0x0D」)とLF(ラインフィード、「0x0A」)とが組合されたものである。
たとえば、表2に示すように、通信フォーマットにおいて、コマンド部が「INPS」、パラメータ部が「0001」、オプション部が「無効」で表されるシリアル通信用信号は、入力経路選択指令信号となり、映像表示装置100に備えられる複数の入力経路となる第1入力端子2Aおよび第2入力端子2Bのうちの第1入力端子2Aを選択する指令信号となる。また、通信フォーマットにおいて、コマンド部が「INPS」、パラメータ部が「0002」、オプション部が「無効」で表されるシリアル通信用信号は、入力経路選択指令信号となり、映像表示装置100に備えられる複数の入力経路となる第1入力端子2Aおよび第2入力端子2Bのうちの第2入力端子2Bを選択する指令信号となる。
通信フォーマットにおいて、コマンド部が「BRIG」、パラメータ部が「0000」〜「0100」、オプション部が「0」で表されるシリアル通信用信号は、映像表示条件設定指令信号となり、映像表示装置100における映像の表示条件として明るさをパラメータ部の値に設定する指令信号となる。たとえば、パラメータ部が「0100」の場合には、明るさを「100」に設定する指令信号となる。
通信フォーマットにおいて、コマンド部が「BRIG」、パラメータ部が「0000」〜「0100」、オプション部が「1」で表されるシリアル通信用信号は、映像表示条件設定指令信号となり、第1入力端子2Aに対して明るさをパラメータ部の値に設定する指令信号となる。たとえば、パラメータ部が「0100」の場合には、明るさを「100」に設定する指令信号となる。
通信フォーマットにおいて、コマンド部が「BRIG」、パラメータ部が「0000」〜「0100」、オプション部が「2」で表されるシリアル通信用信号は、映像表示条件設定指令信号となり、第2入力端子2Bに対して明るさをパラメータ部の値に設定する指令信号となる。たとえば、パラメータ部が「0100」の場合には、明るさを「100」に設定する指令信号となる。
通信フォーマットにおいて、コマンド部が「SIZE」、パラメータ部が「0000」、オプション部が「0」で表されるシリアル通信用信号は、映像表示条件設定指令信号となり、映像表示装置100における映像の表示条件として映像の大きさをノーマルサイズに設定する指令信号となる。
通信フォーマットにおいて、コマンド部が「SIZE」、パラメータ部が「0000」、オプション部が「1」で表されるシリアル通信用信号は、映像表示条件設定指令信号となり、第1入力端子2Aに対して映像の大きさをノーマルサイズに設定する指令信号となる。
通信フォーマットにおいて、コマンド部が「SIZE」、パラメータ部が「0000」、オプション部が「2」で表されるシリアル通信用信号は、映像表示条件設定指令信号となり、第2入力端子2Bに対して映像の大きさをノーマルサイズに設定する指令信号となる。
通信フォーマットにおいて、コマンド部が「SIZE」、パラメータ部が「0001」、オプション部が「0」で表されるシリアル通信用信号は、映像表示条件設定指令信号となり、映像表示装置100における映像の表示条件として映像の大きさをワイドサイズに設定する指令信号となる。
通信フォーマットにおいて、コマンド部が「SIZE」、パラメータ部が「0001」、オプション部が「1」で表されるシリアル通信用信号は、映像表示条件設定指令信号となり、第1入力端子2Aに対して映像の大きさをワイドサイズに設定する指令信号となる。
通信フォーマットにおいて、コマンド部が「SIZE」、パラメータ部が「0001」、オプション部が「2」で表されるシリアル通信用信号は、映像表示条件設定指令信号となり、第2入力端子2Bに対して映像の大きさをワイドサイズに設定する指令信号となる。
信号出力部202は、シリアル通信用信号生成部201が生成したシリアル通信用信号を出力する。信号出力部202から出力されたシリアル通信用信号は、通信ネットワーク205を介して、映像表示装置100の信号受信部であるシリアル通信処理部7に入力される。
<映像表示装置>
映像表示装置100は、たとえば、公共の場に設置されるインフォメーションディスプレイである。映像表示装置100は、映像を表示するための映像信号の入力経路となる複数の入力端子として、第1入力端子2Aおよび第2入力端子2Bを備える。
映像表示装置100は、たとえば、公共の場に設置されるインフォメーションディスプレイである。映像表示装置100は、映像を表示するための映像信号の入力経路となる複数の入力端子として、第1入力端子2Aおよび第2入力端子2Bを備える。
第1入力端子2Aおよび第2入力端子2Bには、それぞれ、映像信号を出力可能な外部機器が接続されている。外部機器としては、たとえば、DVDプレーヤ、ハードディスクレコーダ(HDD)、ビデオテープレコーダ(VTR)、ビデオカメラなどの録画再生機器、パーソナルコンピュータなどを挙げることができる。図1に示す例では、第1入力端子2Aにパーソナルコンピュータである第1外部機器50Aが接続され、第2入力端子2Bに録画再生機器である第2外部機器50Bが接続されている。第1外部機器50Aから出力された映像信号は、第1入力端子2Aを介して映像表示装置100に入力される。また、第2外部機器50Bから出力された映像信号は、第2入力端子2Bを介して映像表示装置100に入力される。
なお、第1入力端子2Aまたは第2入力端子2Bを介して映像表示装置100に入力される映像信号の形式は、(1)1線式のY/C信号、(2)2線式のY/C信号、(3)3線式のYUV信号、(4)3線式のRGB信号、(5)RGB3線式信号に同期信号1線を加えた信号、(6)RGB3線式信号に同期信号2線を加えた信号、(7)YUV3線式信号に同期信号1線を加えた信号、(8)YUV3線式信号に同期信号2線を加えた信号と、(9)上記(5)〜(8)をエンコードした信号(TMDSなど)のいずれか1つである。
ここで、Y/C信号とは輝度信号(Y)と色信号(C)のコンポジット信号である。表示部1で表示する際には、Y/C信号を分離して映像を再現する。またYUVは、輝度信号(Y)と、輝度信号と青色成分の差(U)と、輝度信号と赤色成分の差(V)の3つの情報で色を表すものである。RGB信号は、色を赤(R)、緑(G)、青(B)の3つの組み合わせとして表現するものである。
映像表示装置100は、さらに、表示部1と、入力経路選択部として機能する映像信号処理部3と、表示条件設定部として機能する映像信号出力処理部4およびスケーリング処理部5と、内部パターン制御部6と、シリアル通信処理部7と、IR信号処理部8と、内部記憶部9と、外部記憶部10と、表示用・表示処理用一時記憶部11と、中央演算部12と、表示制御部として機能する表示処理部13とを備える。
中央演算部12は、映像表示装置100の全体を制御する部分であり、外部記憶部10に記憶された、映像表示システム300を動作させるための映像表示プログラムを読み取り、該映像表示プログラムを実行することにより、映像表示装置100の動作を実現するための制御部分である。中央演算部12は、マイクロプロセッサ(Microprocessor)、プログラミングすることができるLSI(Large Scale Integration)であるFPGA(Field Programmable Gate Array)、特定用途のために設計、製造される集積回路であるASIC(Application Specific Integrated Circuit)、その他の演算機能を有する回路のいずれであってもよい。
表示部1は、たとえば、液晶ディスプレイ、EL(ElectroLuminescence)ディスプレイ、プラズマディスプレイなどである。この表示部1は、後述する表示処理部13によって制御され、映像を表示する表示画面101を有する。
シリアル通信処理部7は、遠隔操作装置200と信号を送受信する部分であり、遠隔操作装置200の信号出力部202から出力されたシリアル通信用信号を受信する信号受信部としての機能を有する。シリアル通信処理部7は、受信したシリアル通信用信号について、デコ−ドを行い、バイナリデータまたは文字データへ変換を行って中央演算部12に送る。また、シリアル通信処理部7は、遠隔操作装置200から受信したシリアル通信用信号に基づく映像表示処理が正常に実行できたか否かを表す処理判断結果信号を遠隔操作装置200に送信する。この処理判断結果信号は、中央演算部12によって生成される。中央演算部12は、表3,4に示すような処理判断結果信号を生成する。
中央演算部12は、遠隔操作装置200から受信したシリアル通信用信号に基づく映像表示処理が正常に実行できたと判断した場合には、表3に示すような、コマンド部に「OK」が定義された処理判断結果信号を生成する。また、中央演算部12は、遠隔操作装置200から受信したシリアル通信用信号に基づく映像表示処理が正常に実行できなかったと判断した場合には、表4に示すような、コマンド部に「ERR」が定義された処理判断結果信号を生成する。
シリアル通信処理部7は、中央演算部12によって生成された、バイナリデータまたは文字データからなる処理判断結果信号を中央演算部12から受け取り、エンコードを行い、遠隔操作装置200に送信する。
映像信号処理部3は、シリアル通信処理部7によって受信されたシリアル通信用信号に基づいて、映像信号の入力経路となる第1入力端子2Aおよび第2入力端子2Bのうちのいずれか1つの入力端子を選択する機能を有する。そして、映像信号処理部3は、第1入力端子2Aまたは第2入力端子2Bから入力された映像信号に対して、RGB信号またはYUV信号と、水平同期信号および垂直同期信号に分離する処理を行う。
映像信号処理部3は、コマンド部が「INPS」、パラメータ部が「0001」、オプション部が「無効」のシリアル通信用信号が受信された場合に、映像信号の入力経路として第1入力端子2Aを選択する。また、映像信号処理部3は、コマンド部が「INPS」、パラメータ部が「0002」、オプション部が「無効」のシリアル通信用信号が受信された場合に、映像信号の入力経路として第2入力端子2Bを選択する。
映像信号出力処理部4は、シリアル通信処理部7によって受信されたシリアル通信用信号に基づいて、映像信号処理部3によって選択された1つの入力端子(第1入力端子2Aまたは第2入力端子2B)に対応する映像の表示条件(映像の明るさ)を設定する機能を有する。映像信号出力処理部4は、入力された映像信号に対して、時間的、空間的にフィルタリングを行うことによって、表示条件の異なる映像に変更を加える処理を行う。
映像信号出力処理部4は、たとえば、コマンド部が「BRIG」、パラメータ部が「0100」、オプション部が「0」のシリアル通信用信号が受信された場合に、映像表示装置100における映像の表示条件として明るさを「100」に設定する。また、映像信号出力処理部4は、たとえば、コマンド部が「BRIG」、パラメータ部が「0100」、オプション部が「1」のシリアル通信用信号が受信された場合に、第1入力端子2Aから入力される映像信号に基づく映像の明るさを「100」に設定する。また、映像信号出力処理部4は、たとえば、コマンド部が「BRIG」、パラメータ部が「0100」、オプション部が「2」のシリアル通信用信号が受信された場合に、第2入力端子2Bから入力される映像信号に基づく映像の明るさを「100」に設定する。
スケーリング処理部5は、シリアル通信処理部7によって受信されたシリアル通信用信号に基づいて、映像信号処理部3によって選択された1つの入力端子(第1入力端子2Aまたは第2入力端子2B)に対応する映像の表示条件(映像の大きさ)を設定する機能を有する。スケーリング処理部5は、映像信号出力処理部4によって処理が加えられた映像信号を、任意の拡大率を以って拡大または縮小処理をする部分である。
スケーリング処理部5は、たとえば、コマンド部が「SIZE」、パラメータ部が「0000」、オプション部が「0」のシリアル通信用信号が受信された場合に、映像表示装置100における映像の表示条件として映像の大きさをノーマルサイズに設定する。また、スケーリング処理部5は、たとえば、コマンド部が「SIZE」、パラメータ部が「0000」、オプション部が「1」のシリアル通信用信号が受信された場合に、第1入力端子2Aから入力される映像信号に基づく映像の大きさをノーマルサイズに設定する。また、スケーリング処理部5は、たとえば、コマンド部が「SIZE」、パラメータ部が「0000」、オプション部が「2」のシリアル通信用信号が受信された場合に、第2入力端子2Bから入力される映像信号に基づく映像の大きさをノーマルサイズに設定する。
内部パターン制御部6は、映像信号を入力することなしに、任意の映像および同期信号を生成して表示部1に送る機能、および、これを制御する機能を持つ部分である。ここで生成する内部パターンは、外部記憶部10に記憶された特定パターンやメニュー、あるいは情報であり、これらを使用して表示することができる。
IR信号処理部8は、リモコンなどによって実現されるIR信号送信装置250から入力されるIR(赤外線)信号を受信し、その受信したIR信号をデコードする。IR信号処理部8によってデコードされたデータは、中央演算部12および内部パターン制御部6にて、メニューの制御に使用される。
内部記憶部9は、たとえばRAMからなり、中央演算部12によってアクセスされ、一時的にデータを記憶するワーキングメモリとして使用される。内部記憶部9には、映像信号が入力される入力端子として映像信号処理部3によって選択された入力端子(第1入力端子2Aまたは第2入力端子2B)の情報、映像信号出力処理部4によって設定された映像の表示条件に関する情報が記憶される。これらの情報に関して、内部記憶部9に配置されるデータを表5,6に示す。
表5に示す「Input」は、入力端子の設定値が格納される変数である。「Input」が「0」の場合、映像信号が入力される入力端子として、映像信号処理部3によって第1入力端子2Aが選択されたことを示し、「Input」が「1」の場合、映像信号処理部3によって第2入力端子2Bが選択されたことを示す。
表6に示す「Brig_In1」は、第1入力端子2Aから入力される映像信号に基づく映像の明るさに関する設定値が格納される変数である。「Brig_In2」は、第2入力端子2Bから入力される映像信号に基づく映像の明るさに関する設定値が格納される変数である。「Size_In1」は、第1入力端子2Aから入力される映像信号に基づく映像の大きさに関する設定値が格納される変数である。「Size_In2」は、第2入力端子2Bから入力される映像信号に基づく映像の大きさに関する設定値が格納される変数である。
さらに、内部記憶部9には、設定予約コマンドの予約の有無に関する情報が一時記憶される。設定予約コマンドに関して、内部記憶部9に配置されるデータを表7,8に示す。
表7に示す「Brig_rsv」は、映像信号処理部3によって入力端子の選択がなされたときに反映させる、映像の明るさに関する設定値が格納される変数である。「Size_rsv」は、映像信号処理部3によって入力端子の選択がなされたときに反映させる、映像の大きさに関する設定値が格納される変数である。「Brig_rsv_flg」は、「Brig_rsv」変数に設定が予約されているか否かを表すフラグ変数である。「Size_rsv_flg」は、「Size_rsv」変数に設定が予約されているか否かを表すフラグ変数である。
表8に示す「Brig_In1_chg_flg」は、第1入力端子2Aから入力される映像信号に基づく映像の明るさの設定が予約された後、その設定の変更が実施されたか否かを表すフラグ変数である。「Brig_In2_chg_flg」は、第2入力端子2Bから入力される映像信号に基づく映像の明るさの設定が予約された後、その設定の変更が実施されたか否かを表すフラグ変数である。「Size_In1_chg_flg」は、第1入力端子2Aから入力される映像信号に基づく映像の大きさの設定が予約された後、その設定の変更が実施されたか否かを表すフラグ変数である。「Size_In2_chg_flg」は、第2入力端子2Bから入力される映像信号に基づく映像の大きさの設定が予約された後、その設定の変更が実施されたか否かを表すフラグ変数である。
外部記憶部10は、中央演算部12によってアクセスされる不揮発記憶領域である。外部記憶部10には、映像表示システム300を動作させるための映像表示プログラムが記憶されている。表示用・表示処理用一時記憶部11は、たとえばフラッシュメモリやRAMなどからなり、映像信号処理部3、映像信号出力処理部4、スケーリング処理部5、内部パターン制御部6、シリアル通信処理部7、および中央演算部12が、映像表示処理および表示用加工処理を行うための一時記憶装置である。
表示処理部13は、映像信号処理部3によって選択された1つの入力端子(第1入力端子2Aまたは第2入力端子2B)から入力される映像信号に基づく映像を、映像信号出力処理部4およびスケーリング処理部5によって予め設定された表示条件で表示画面101に表示するように、表示部1を制御する。
以上のように構成される映像表示システム300では、遠隔操作装置200の信号出力部202から出力されたシリアル通信用信号に基づいて、映像表示装置100は、映像信号出力処理部4およびスケーリング処理部5の少なくともいずれかの処理部によって、映像の明るさ、大きさを予め設定した後、その設定された表示条件で、1つの入力端子(第1入力端子2Aまたは第2入力端子2B)から入力される映像信号に基づく映像を、表示部1の表示画面101に表示するので、スムーズな映像の表示が可能である。このことについて、図3,4を用いて説明する。図3は、映像表示装置100の動作を説明するための図である。図4は、従来技術の映像表示装置500の動作を説明するための図である。
たとえば、本実施形態の映像表示システム300において、図3(a)に示すように、映像表示装置100の第1入力端子2Aから入力された映像信号に基づく映像P1が表示画面101に表示された状態で、映像信号が入力される入力端子を第1入力端子2Aから第2入力端子2Bに切換えて、その第2入力端子2Bに対応した表示条件で映像を表示画面101に表示させる場合、映像表示装置100は、遠隔操作装置200から出力されたシリアル通信用信号(コマンド部が「INPS」、パラメータ部が「0002」の信号)に基づいて映像信号処理部3によって第2入力端子2Bを選択する。
映像信号処理部3によって第2入力端子2Bの選択処理が完了すると、図3(b)に示すように、内部パターン制御部6は、映像信号の入力がなされない状態で、外部記憶部10に記憶された特定パターンの映像(たとえば全面黒色パターン映像)を表示部1に送信し、その特定パターンの映像P2を表示画面101に表示させる。
そして、図3(c)に示すように、たとえば、表示処理部13は、第2入力端子2Bから入力される映像信号に基づく映像P3を、シリアル通信用信号(コマンド部が「BRIG」または「SIZE」、オプション部が「@2」の信号)に基づいて映像信号出力処理部4およびスケーリング処理部5によって予め設定された第2入力端子2Bに対応する表示条件(シリアル通信用信号のパラメータ部で定義される条件)で表示画面101に表示させる。これによって、第2入力端子2Bから入力される映像信号に基づく、所望の表示条件に設定された映像P3を、1回の切換えで表示画面101に表示させることができるので、スムーズな映像の表示が可能となる。
これに対して、従来技術の映像表示装置500では、図4(a)に示すように、映像表示装置500の第1入力端子から入力された映像信号に基づく映像P1が表示画面501に表示された状態で、映像信号が入力される入力端子を第1入力端子から第2入力端子に切換えて、その第2入力端子に対応した表示条件で映像を表示画面501に表示させる場合、まず、図4(b)に示すように、特定パターンの映像P2が表示画面501に表示される。
次に、図4(c)に示すように、第1入力端子から第2入力端子に切換えられたときに、表示画面501に表示される映像が、第1入力端子から入力される映像信号に基づく映像から、第2入力端子から入力される映像信号に基づく映像P3に切換えられる。この時点では、表示画面501に表示される映像P3は、所望の表示条件で表示された状態ではない。次に、第2入力端子に対応した所望の表示条件の設定指令がなされたときに、図4(d)に示すように、特定パターンの映像P4が表示画面501に表示される。そして、図4(e)に示すように、第2入力端子に対応した表示条件に変更設定された映像P5に切換えられて、その映像P5が表示画面501に表示される。
このように、従来技術の映像表示装置500では、入力端子が切換えられ、第2入力端子から入力された映像信号に基づく映像P3が表示画面501に表示された後に、第2入力端子に対応した表示条件に変更設定された映像P5に切換えられることになる。すなわち、従来の映像表示装置500では、表示画面501に表示される映像の切換えが、入力端子の切換え時と、表示条件の設定時とで行われることになり、スムーズな映像の表示とはならない。
また、本実施形態の映像表示システム300では、遠隔操作装置200から、コマンド部が「BRIG」または「SIZE」でオプション部が「@0」のシリアル通信用信号が出力された場合、そのシリアル通信用信号に基づいて、映像表示装置100において設定予約コマンドが実行されて、内部記憶部9において「Brig_rsv_flg」または「Size_rsv_flg」が設定され、シリアル通信用信号のパラメータ部で定義される映像の表示条件が、「Brig_rsv」または「Size_rsv」に予約設定される。
このようにして設定予約コマンドが設定された映像表示装置100では、表示処理部13は、映像信号処理部3によって1つの入力端子(第1入力端子2Aまたは第2入力端子2B)が選択されたときに、シリアル通信用信号のパラメータ部のパラメータ値が予約設定された「Brig_rsv」または「Size_rsv」を内部記憶部9から取出す。そして、表示処理部13は、前記1つの入力端子から入力される映像信号に基づく映像を、内部記憶部9から取出した「Brig_rsv」または「Size_rsv」の表示条件で表示画面101に表示するように、表示部1を制御する。これによって、映像表示システム300において映像表示装置100は、映像信号出力処理部4およびスケーリング処理部5によって設定された映像の表示条件を内部記憶部9に一旦記憶しておき、映像信号処理部3によって1つの入力端子が選択されたときに、内部記憶部9に記憶された表示条件を反映させた映像を表示画面101に表示することができる。
(映像表示システムの動作)
<映像表示装置における全体的な映像表示処理>
次に、本実施形態の映像表示システム300の動作について説明する。図5は、映像表示システム300における映像表示装置100の動作を示すフローチャートである。
<映像表示装置における全体的な映像表示処理>
次に、本実施形態の映像表示システム300の動作について説明する。図5は、映像表示システム300における映像表示装置100の動作を示すフローチャートである。
ステップs1では、シリアル通信処理部7は、遠隔操作装置200の信号出力部202から出力されたシリアル通信用信号を受信する。次に、ステップs2では、シリアル通信処理部7は、受信したシリアル通信用信号が映像表示処理の指令(コマンド)を表す信号であるか否かを判断する。シリアル通信処理部7が映像表示処理の指令を表す信号であると判断した場合にはステップs3に進み、映像表示処理の指令を表す信号ではないと判断した場合にはステップs1に戻る。
ステップs3では、シリアル通信処理部7は、受信したシリアル通信用信号について、信号解析処理を行う。具体的には、シリアル通信処理部7は、シリアル通信用信号を、コマンド部、パラメータ部、およびオプション部のそれぞれに分解し、パラメータ部については数値化し、オプション部については「@」を除いて数値化する。
次に、ステップs4では、シリアル通信処理部7は、コマンド部が「INPS」であるか否かを判断する。シリアル通信処理部7が「INPS」であると判断した場合にはステップs5に進み、「INPS」ではないと判断した場合にはステップs6に進む。ステップs5では、映像表示装置100においてINPSコマンド処理が実行される。INPSコマンド処理は、映像信号出力処理部4およびスケーリング処理部5の少なくともいずれかの処理部によって、映像の明るさ、大きさを予め設定した後、その設定された表示条件で、1つの入力端子(第1入力端子2Aまたは第2入力端子2B)から入力される映像信号に基づく映像を、表示部1の表示画面101に表示する処理である。このINPSコマンド処理の詳細については後述する。
ステップs6では、シリアル通信処理部7は、コマンド部が「BRIG」であるか否かを判断する。シリアル通信処理部7が「BRIG」であると判断した場合にはステップs7に進み、「BRIG」ではないと判断した場合にはステップs8に進む。ステップs7では、映像表示装置100においてBRIGコマンド処理が実行される。BRIGコマンド処理は、映像の明るさの設定に関する処理である。このBRIGコマンド処理の詳細については後述する。
ステップs8では、シリアル通信処理部7は、コマンド部が「SIZE」であるか否かを判断する。シリアル通信処理部7が「SIZE」であると判断した場合にはステップs9に進み、「SIZE」ではないと判断した場合にはステップs10に進む。ステップs9では、映像表示装置100においてSIZEコマンド処理が実行される。SIZEコマンド処理は、映像の大きさの設定に関する処理である。このSIZEコマンド処理の詳細については後述する。
ステップs10では、中央演算部12は、ステップs1においてシリアル通信処理部7が受信したシリアル通信用信号に基づく映像表示処理が正常に実行できなかったと判断し、コマンド部に「ERR」が定義された処理判断結果信号(ERR改行コードデータ)を遠隔操作装置200に送信し、映像表示装置100における映像表示処理を終了する。
ステップs5におけるINPSコマンド処理、ステップs7におけるBRIGコマンド処理、ステップs9におけるSIZEコマンド処理が実行された後のステップs11では、中央演算部12は、上記の各コマンド処理が正常に処理できたか否かを判断する。中央演算部12が各コマンド処理が正常に処理できたと判断した場合にはステップs12に進み、各コマンド処理が正常に処理できなかったと判断した場合にはステップs10に戻る。
ステップs12では、中央演算部12は、シリアル通信処理部7が受信したシリアル通信用信号に基づく映像表示処理が正常に実行できたと判断し、コマンド部に「OK」が定義された処理判断結果信号(OK改行コードデータ)を遠隔操作装置200に送信し、映像表示装置100における映像表示処理を終了する。
<映像表示装置におけるINPSコマンド処理>
図6A,6Bは、映像表示装置100におけるINPSコマンド処理を示すフローチャートである。
図6A,6Bは、映像表示装置100におけるINPSコマンド処理を示すフローチャートである。
ステップa1では、シリアル通信処理部7は、前述のステップs3においてシリアル通信用信号に対する信号解析処理を行ったことで得られる、パラメータ部を数値化したパラメータが「1」であるか否かを判断する。シリアル通信処理部7がパラメータは「1」であると判断した場合にはステップa2に進み、パラメータは「1」ではないと判断した場合にはステップa3に進む。
ステップa2では、コマンド部が「INPS」で、パラメータ部が「0001」のシリアル通信用信号に基づいて、ステップa1においてパラメータが「1」に設定された場合に、映像信号処理部3は、映像信号が入力される入力端子として第1入力端子2A(入力1)を選択する(内部記憶部9に格納された「Input」を「0」に設定する)。
ステップa3では、シリアル通信処理部7は、前述のステップs3においてシリアル通信用信号に対する信号解析処理を行ったことで得られる、パラメータ部を数値化したパラメータが「2」であるか否かを判断する。シリアル通信処理部7がパラメータは「2」であると判断した場合にはステップa4に進み、パラメータは「2」ではないと判断した場合にはINPSコマンド処理に関して処理すべき内容がないと判断して映像表示処理を終了する。
ステップa4では、コマンド部が「INPS」で、パラメータ部が「0002」のシリアル通信用信号に基づいて、ステップa3においてパラメータが「2」に設定された場合に、映像信号処理部3は、映像信号が入力される入力端子として第2入力端子2B(入力2)を選択する(内部記憶部9に格納された「Input」を「1」に設定する)。
次に、映像信号が入力される入力端子として、ステップa2において第1入力端子2Aが選択された、または、ステップa4において第2入力端子2Bが選択された場合に、ステップa5では、内部パターン制御部6は、映像信号の入力がなされない状態で、外部記憶部10に記憶された特定パターンの映像(たとえば全面黒色パターン映像)を表示部1に送信し、その特定パターンの映像を表示画面101に表示させる。
次に、ステップa6では、中央演算部12は、映像信号を受信する入力端子を、内部記憶部9の「Input」に格納された値に対応する入力端子に設定する。中央演算部12は、ステップa2において第1入力端子2Aが選択された場合には、映像信号を受信する入力端子として第1入力端子2Aを設定する。また、中央演算部12は、ステップa4において第2入力端子2Bが選択された場合には、映像信号を受信する入力端子として第2入力端子2Bを設定する。
次に、ステップa7では、中央演算部12は、内部記憶部9に格納される「Brig_rsv」変数に設定が予約されているか否かを表すフラグ変数である「Brig_rsv_flg」が「1」であるか否かを判断する。ここで、「Brig_rsv_flg」が「1」である場合、「Brig_rsv」変数に設定が予約されていることを表し、「Brig_rsv_flg」が「0」である場合、「Brig_rsv」変数に設定が予約されていないことを表す。なお、シリアル通信処理部7が、コマンド部が「BRIG」、オプション部が「0」のシリアル通信用信号を受信した場合には、「Brig_rsv_flg」が「1」となる。中央演算部12が、「Brig_rsv_flg」は「1」であると判断した場合にはステップa8に進み、「Brig_rsv_flg」は「1」ではないと判断した場合にはステップa11に進む。
ステップa8では、中央演算部12は、「1」に設定されていた「Brig_rsv_flg」を「0」にして、予約設定フラグをクリアする。次に、ステップa9では、中央演算部12は、「Input」が「0」でありかつ「Brig_In1_chg_flg」が設定されていない「0」である、または、「Input」が「1」でありかつ「Brig_In2_chg_flg」が設定されていない「0」である条件を満たしているか否かを判断する。中央演算部12が上記いずれかの条件を満たしていると判断した場合にはステップa10に進み、上記いずれの条件も満たしていないと判断した場合にはステップa11に進む。
ステップa10では、中央演算部12は、予約された映像の明るさに関する設定を反映させる。具体的には、中央演算部12は、「Input」が「0」である場合に、第1入力端子2Aから入力される映像信号に基づく映像の明るさが予約設定された値を反映するように、第1入力端子2Aに対する表示条件を設定する(「Brig_In1」を「Brig_rsv」に設定する)。また、中央演算部12は、「Input」が「1」である場合に、第2入力端子2Bから入力される映像信号に基づく映像の明るさが予約設定された値を反映するように、第2入力端子2Bに対する表示条件を設定する(「Brig_In2」を「Brig_rsv」に設定する)。なお、「Brig_rsv」の設定値の算出処理方法については、BRIGコマンド処理として後述する。中央演算部12が、上記のようにして予約された映像の明るさに関する設定を反映させることを完了すると、ステップa11に進む。
ステップa11では、中央演算部12は、「Brig_In1_chg_flg」および「Brig_In2_chg_flg」を「0」に設定し、各フラグ変数を初期化する。
次に、ステップa12では、中央演算部12は、内部記憶部9に格納される「Size_rsv」変数に設定が予約されているか否かを表すフラグ変数である「Size_rsv_flg」が「1」であるか否かを判断する。ここで、「Size_rsv_flg」が「1」である場合、「Size_rsv」変数に設定が予約されていることを表し、「Size_rsv_flg」が「0」である場合、「Size_rsv」変数に設定が予約されていないことを表す。なお、シリアル通信処理部7が、コマンド部が「SIZE」、オプション部が「0」のシリアル通信用信号を受信した場合には、「Size_rsv_flg」が「1」となる。中央演算部12が、「Size_rsv_flg」は「1」であると判断した場合にはステップa13に進み、「Size_rsv_flg」は「1」ではないと判断した場合にはステップa16に進む。
ステップa13では、中央演算部12は、「1」に設定されていた「Size_rsv_flg」を「0」にして、予約設定フラグをクリアする。次に、ステップa14では、中央演算部12は、「Input」が「0」でありかつ「Size_In1_chg_flg」が設定されていない「0」である、または、「Input」が「1」でありかつ「Size_In2_chg_flg」が設定されていない「0」である条件を満たしているか否かを判断する。中央演算部12が上記いずれかの条件を満たしていると判断した場合にはステップa15に進み、上記いずれの条件も満たしていないと判断した場合にはステップa16に進む。
ステップa15では、中央演算部12は、予約された映像の大きさに関する設定を反映させる。具体的には、中央演算部12は、「Input」が「0」である場合に、第1入力端子2Aから入力される映像信号に基づく映像の大きさが予約設定された値を反映するように、第1入力端子2Aに対する表示条件を設定する(「Size_In1」を「Size_rsv」に設定する)。また、中央演算部12は、「Input」が「1」である場合に、第2入力端子2Bから入力される映像信号に基づく映像の大きさが予約設定された値を反映するように、第2入力端子2Bに対する表示条件を設定する(「Size_In2」を「Size_rsv」に設定する)。なお、「Size_rsv」の設定値の算出処理方法については、SIZEコマンド処理として後述する。中央演算部12が、上記のようにして予約された映像の大きさに関する設定を反映させることを完了すると、ステップa16に進む。
ステップa16では、中央演算部12は、「Size_In1_chg_flg」および「Size_In2_chg_flg」を「0」に設定し、各フラグ変数を初期化する。
次に、ステップa17では、映像信号出力処理部4は、「Input」が「0」である場合に、第1入力端子2Aに対応する明るさの表示条件(「Brig_In1」)の設定を実施する。また、映像信号出力処理部4は、「Input」が「1」である場合に、第2入力端子2Bに対応する明るさの表示条件(「Brig_In2」)の設定を実施する。
具体的には、ステップa7において「Brig_rsv_flg」が「1」ではないと判断された場合には、映像信号出力処理部4は、遠隔操作装置200から出力された、コマンド部が「BRIG」のシリアル通信用信号におけるパラメータ部で定義されるパラメータ値に基づいて、明るさの表示条件の設定を実施する。また、ステップa10において中央演算部12が予約された映像の明るさに関する設定を反映させる処理を実施した場合には、映像信号出力処理部4は、予約設定された「Brig_rsv」に基づいて、明るさの表示条件の設定を実施する。
次に、ステップa18では、スケーリング処理部5は、「Input」が「0」である場合に、第1入力端子2Aに対応する大きさの表示条件(「Size_In1」)の設定を実施する。また、スケーリング処理部5は、「Input」が「1」である場合に、第2入力端子2Bに対応する大きさの表示条件(「Size_In2」)の設定を実施する。
具体的には、ステップa12において「Size_rsv_flg」が「1」ではないと判断された場合には、スケーリング処理部5は、遠隔操作装置200から出力された、コマンド部が「SIZE」のシリアル通信用信号におけるパラメータ部で定義されるパラメータ値に基づいて、大きさの表示条件の設定を実施する。また、ステップa15において中央演算部12が予約された映像の大きさに関する設定を反映させる処理を実施した場合には、スケーリング処理部5は、予約設定された「Size_rsv」に基づいて、大きさの表示条件の設定を実施する。
次に、ステップa19では、表示処理部13は、第1入力端子2Aまたは第2入力端子2Bから入力される映像信号に基づく映像を、ステップa17において設定された明るさの表示条件、および、ステップa18において設定された大きさの表示条件で、表示部1の表示画面101に表示させる。このようにして、映像表示システム300の映像表示装置100において、表示処理部13は、第1入力端子2Aまたは第2入力端子2Bから入力される映像信号に基づく映像を、シリアル通信用信号に基づいて、映像信号出力処理部4およびスケーリング処理部5によって予め設定された表示条件で表示画面101に表示させる。これによって、第1入力端子2Aまたは第2入力端子2Bから入力される映像信号に基づく、所望の表示条件に設定された映像を、1回の切換えで表示画面101に表示させることができるので、スムーズな映像の表示が可能となる。
<映像表示装置におけるBRIGコマンド処理>
図7A〜7Cは、映像表示装置100におけるBRIGコマンド処理を示すフローチャートである。
図7A〜7Cは、映像表示装置100におけるBRIGコマンド処理を示すフローチャートである。
ステップb1では、シリアル通信処理部7は、前述のステップs3においてシリアル通信用信号に対する信号解析処理を行ったことで得られる、パラメータ部を数値化したパラメータが、表示部1における映像の明るさの設定可能範囲である「0」以上「100」以下であるか否かを判断する。シリアル通信処理部7がパラメータは上記の範囲内であると判断した場合にはステップb2に進み、パラメータは上記の範囲内ではないと判断した場合にはBRIGコマンド処理に関して処理すべき内容がないと判断して映像表示処理を終了する。
ステップb2では、シリアル通信処理部7は、コマンド部が「BRIG」のシリアル通信用信号において、オプション部の指定がなされているか否かを判断する。シリアル通信処理部7は、オプション部の指定がなされていると判断した場合にはステップb5に進み、オプション部の指定がなされていないと判断した場合にはステップb3に進む。
ステップb3では、中央演算部12は、「Input」が「0」である場合に、第1入力端子2Aから入力される映像信号に基づく映像の明るさが、シリアル通信用信号におけるパラメータ部で定義されるパラメータ値を反映するように、第1入力端子2Aに対する表示条件を設定する(「Brig_In1」を「パラメータ」に設定する)。また、中央演算部12は、「Input」が「1」である場合に、第2入力端子2Bから入力される映像信号に基づく映像の明るさが、シリアル通信用信号におけるオプション部で定義されるパラメータ値を反映するように、第2入力端子2Bに対する表示条件を設定する(「Brig_In2」を「パラメータ」に設定する)。
次に、ステップb4では、映像信号出力処理部4は、「Input」が「0」である場合に、第1入力端子2Aに対応する明るさの表示条件(「Brig_In1」)として、ステップb3において設定された表示条件を実施し、「Input」が「1」である場合に、第2入力端子2Bに対応する明るさの表示条件(「Brig_In2」)として、ステップb3において設定された表示条件を実施し、BRIGコマンド処理を終了する。なお、このステップb4において、映像信号出力処理部4が設定を実施した明るさに関する表示条件は、前述したINPSコマンド処理におけるステップa17で使用される。
ステップb2においてシリアル通信用信号のオプション部が指定されていると判断された後のステップb5では、シリアル通信処理部7は、シリアル通信用信号においてオプション部が「0」であるか否かを判断する。シリアル通信処理部7が、オプション部は「0」であると判断した場合にはステップb6に進み、オプション部は「0」ではないと判断した場合にはステップb8に進む。
ステップb6では、中央演算部12は、シリアル通信用信号のオプション部が「0」であることの指令に基づいて、「Brig_rsv_flg」を「1」に設定し、予約設定フラグをセットする。さらに、中央演算部12は、「Brig_In1_chg_flg」および「Brig_In2_chg_flg」を「0」に設定し、各フラグ変数を初期化する。
次に、ステップb7では、中央演算部12は、シリアル通信用信号におけるパラメータ部で定義されるパラメータ値を、予約変数「Brig_rsv」に設定し、BRIGコマンド処理を終了する。なお、このステップb7において、中央演算部12によってパラメータ値が設定された「Brig_rsv」は、前述したINPSコマンド処理におけるステップa10で使用される。
ステップb5においてオプション部は「0」ではないと判断された後のステップb8では、シリアル通信処理部7は、シリアル通信用信号においてオプション部が「1」であるか否かを判断する。シリアル通信処理部7が、オプション部は「1」であると判断した場合にはステップb9に進み、オプション部は「1」ではないと判断した場合にはステップb16に進む。
ステップb9では、中央演算部12は、シリアル通信用信号のオプション部が「1」であることの指令に基づいて、シリアル通信用信号におけるパラメータ部で定義されるパラメータ値を、第1入力端子2Aに設定する(「Brig_In1」を「パラメータ」に設定する)。
次に、ステップb10では、中央演算部12は、内部記憶部9に格納される「Input」が「0」であるか否かを判断する。中央演算部12が、「Input」は「0」であると判断した場合にはステップb11に進み、「Input」は「0」ではないと判断した場合にはステップb14に進む。
ステップb11では、中央演算部12は、内部記憶部9に格納される「Brig_rsv」変数に設定が予約されているか否かを表すフラグ変数である「Brig_rsv_flg」が「1」であるか否かを判断する。ここで、「Brig_rsv_flg」が「1」である場合、「Brig_rsv」変数に設定が予約されていることを表し、「Brig_rsv_flg」が「0」である場合、「Brig_rsv」変数に設定が予約されていないことを表す。中央演算部12が、「Brig_rsv_flg」は「1」であると判断した場合にはステップb12に進み、「Brig_rsv_flg」は「1」ではないと判断した場合にはステップb13に進む。
ステップb12では、中央演算部12は、内部記憶部9に格納される「Brig_In1_chg_flg」を「1」に設定し、「Brig_In1_chg_flg」をセットする。
次に、ステップb13では、映像信号出力処理部4は、「Input」が「0」である場合に、第1入力端子2Aに対応する明るさの表示条件(「Brig_In1」)として、ステップb9において設定された表示条件を実施し、BRIGコマンド処理を終了する。なお、このステップb13において、映像信号出力処理部4が設定を実施した明るさに関する表示条件は、前述したINPSコマンド処理におけるステップa17で使用される。
ステップb10において「Input」が「0」ではないと判断された後のステップb14では、中央演算部12は、内部記憶部9に格納される「Brig_rsv」変数に設定が予約されているか否かを表すフラグ変数である「Brig_rsv_flg」が「1」であるか否かを判断する。中央演算部12が、「Brig_rsv_flg」は「1」であると判断した場合にはステップb15に進み、「Brig_rsv_flg」は「1」ではないと判断した場合にはBRIGコマンド処理を終了する。
ステップb15では、中央演算部12は、内部記憶部9に格納される「Brig_In2_chg_flg」を「1」に設定し、「Brig_In2_chg_flg」をセットし、BRIGコマンド処理を終了する。
ステップb8においてオプション部は「1」ではないと判断された後のステップb16では、シリアル通信処理部7は、シリアル通信用信号においてオプション部が「2」であるか否かを判断する。シリアル通信処理部7が、オプション部は「2」であると判断した場合にはステップb17に進み、オプション部は「2」ではないと判断した場合にはステップb19に進む。
ステップb17では、中央演算部12は、シリアル通信用信号のオプション部が「2」であることの指令に基づいて、シリアル通信用信号におけるパラメータ部で定義されるパラメータ値を、第2入力端子2Bに設定する(「Brig_In2」を「パラメータ」に設定する)。
次に、ステップb18では、中央演算部12は、内部記憶部9に格納される「Input」が「1」であるか否かを判断する。中央演算部12が、「Input」は「1」であると判断した場合にはステップb19に進み、「Input」は「1」ではないと判断した場合にはステップb22に進む。
ステップb19では、中央演算部12は、内部記憶部9に格納される「Brig_rsv」変数に設定が予約されているか否かを表すフラグ変数である「Brig_rsv_flg」が「1」であるか否かを判断する。ここで、「Brig_rsv_flg」が「1」である場合、「Brig_rsv」変数に設定が予約されていることを表し、「Brig_rsv_flg」が「0」である場合、「Brig_rsv」変数に設定が予約されていないことを表す。中央演算部12が、「Brig_rsv_flg」は「1」であると判断した場合にはステップb20に進み、「Brig_rsv_flg」は「1」ではないと判断した場合にはステップb21に進む。
ステップb20では、中央演算部12は、内部記憶部9に格納される「Brig_In2_chg_flg」を「1」に設定し、「Brig_In2_chg_flg」をセットする。
次に、ステップb21では、映像信号出力処理部4は、「Input」が「1」である場合に、第2入力端子2Bに対応する明るさの表示条件(「Brig_In2」)として、ステップb17において設定された表示条件を実施し、BRIGコマンド処理を終了する。なお、このステップb21において、映像信号出力処理部4が設定を実施した明るさに関する表示条件は、前述したINPSコマンド処理におけるステップa17で使用される。
ステップb18において「Input」が「1」ではないと判断された後のステップb22では、中央演算部12は、内部記憶部9に格納される「Brig_rsv」変数に設定が予約されているか否かを表すフラグ変数である「Brig_rsv_flg」が「1」であるか否かを判断する。中央演算部12が、「Brig_rsv_flg」は「1」であると判断した場合にはステップb23に進み、「Brig_rsv_flg」は「1」ではないと判断した場合にはBRIGコマンド処理を終了する。
ステップb23では、中央演算部12は、内部記憶部9に格納される「Brig_In1_chg_flg」を「1」に設定し、「Brig_In1_chg_flg」をセットし、BRIGコマンド処理を終了する。
以上のようなBRIGコマンド処理によって設定された、映像の明るさに関する表示条件は、前述したINPSコマンド処理において、映像信号処理部3によって選択された入力端子から入力される映像信号に基づく映像の表示条件として使用される。
<映像表示装置におけるSIZEコマンド処理>
図8A〜8Cは、映像表示装置100におけるSIZEコマンド処理を示すフローチャートである。
図8A〜8Cは、映像表示装置100におけるSIZEコマンド処理を示すフローチャートである。
ステップc1では、シリアル通信処理部7は、前述のステップs3においてシリアル通信用信号に対する信号解析処理を行ったことで得られる、パラメータ部を数値化したパラメータが、表示部1における映像の大きさの設定可能値である「0」または「1」であるか否かを判断する。シリアル通信処理部7がパラメータは上記の設定可能値であると判断した場合にはステップc2に進み、パラメータは上記の設定可能値ではないと判断した場合にはSIZEコマンド処理に関して処理すべき内容がないと判断して映像表示処理を終了する。
ステップc2では、シリアル通信処理部7は、コマンド部が「SIZE」のシリアル通信用信号において、オプション部の指定がなされているか否かを判断する。シリアル通信処理部7は、オプション部の指定がなされていると判断した場合にはステップc5に進み、オプション部の指定がなされていないと判断した場合にはステップc3に進む。
ステップc3では、中央演算部12は、「Input」が「0」である場合に、第1入力端子2Aから入力される映像信号に基づく映像の大きさが、シリアル通信用信号におけるパラメータ部で定義されるパラメータ値を反映するように、第1入力端子2Aに対する表示条件を設定する(「Size_In1」を「パラメータ」に設定する)。また、中央演算部12は、「Input」が「1」である場合に、第2入力端子2Bから入力される映像信号に基づく映像の大きさが、シリアル通信用信号におけるオプション部で定義されるパラメータ値を反映するように、第2入力端子2Bに対する表示条件を設定する(「Size_In2」を「パラメータ」に設定する)。
次に、ステップc4では、スケーリング処理部5は、「Input」が「0」である場合に、第1入力端子2Aに対応する大きさの表示条件(「Size_In1」)として、ステップc3において設定された表示条件を実施し、また、「Input」が「1」である場合に、第2入力端子2Bに対応する大きさの表示条件(「Size_In2」)として、ステップc3において設定された表示条件を実施し、Sizeコマンド処理を終了する。なお、このステップc4において、スケーリング処理部5が設定を実施した大きさに関する表示条件は、前述したINPSコマンド処理におけるステップa18で使用される。
ステップc2においてシリアル通信用信号のオプション部が指定されていると判断された後のステップc5では、シリアル通信処理部7は、シリアル通信用信号においてオプション部が「0」であるか否かを判断する。シリアル通信処理部7が、オプション部は「0」であると判断した場合にはステップc6に進み、オプション部は「0」ではないと判断した場合にはステップc8に進む。
ステップc6では、中央演算部12は、シリアル通信用信号のオプション部が「0」であることの指令に基づいて、「Size_rsv_flg」を「1」に設定し、予約設定フラグをセットする。さらに、中央演算部12は、「Size_In1_chg_flg」および「Size_In2_chg_flg」を「0」に設定し、各フラグ変数を初期化する。
次に、ステップc7では、中央演算部12は、シリアル通信用信号におけるパラメータ部で定義されるパラメータ値を、予約変数「Size_rsv」に設定し、SIZEコマンド処理を終了する。なお、このステップc7において、中央演算部12によってパラメータ値が設定された「Size_rsv」は、前述したINPSコマンド処理におけるステップa15で使用される。
ステップc5においてオプション部は「0」ではないと判断された後のステップc8では、シリアル通信処理部7は、シリアル通信用信号においてオプション部が「1」であるか否かを判断する。シリアル通信処理部7が、オプション部は「1」であると判断した場合にはステップc9に進み、オプション部は「1」ではないと判断した場合にはステップc16に進む。
ステップc9では、中央演算部12は、シリアル通信用信号のオプション部が「1」であることの指令に基づいて、シリアル通信用信号におけるパラメータ部で定義されるパラメータ値を、第1入力端子2Aに設定する(「Size_In1」を「パラメータ」に設定する)。
次に、ステップc10では、中央演算部12は、内部記憶部9に格納される「Input」が「0」であるか否かを判断する。中央演算部12が、「Input」は「0」であると判断した場合にはステップc11に進み、「Input」は「0」ではないと判断した場合にはステップc14に進む。
ステップc11では、中央演算部12は、内部記憶部9に格納される「Size_rsv」変数に設定が予約されているか否かを表すフラグ変数である「Size_rsv_flg」が「1」であるか否かを判断する。ここで、「Size_rsv_flg」が「1」である場合、「Size_rsv」変数に設定が予約されていることを表し、「Size_rsv_flg」が「0」である場合、「Size_rsv」変数に設定が予約されていないことを表す。中央演算部12が、「Size_rsv_flg」は「1」であると判断した場合にはステップc12に進み、「Size_rsv_flg」は「1」ではないと判断した場合にはステップc13に進む。
ステップc12では、中央演算部12は、内部記憶部9に格納される「Size_In1_chg_flg」を「1」に設定し、「Size_In1_chg_flg」をセットする。
次に、ステップc13では、スケーリング処理部5は、「Input」が「0」である場合に、第1入力端子2Aに対応する大きさの表示条件(「Size_In1」)として、ステップc9において設定された表示条件を実施し、SIZEコマンド処理を終了する。なお、このステップc13において、スケーリング処理部5が設定を実施した大きさに関する表示条件は、前述したINPSコマンド処理におけるステップa18で使用される。
ステップc10において「Input」が「0」ではないと判断された後のステップc14では、中央演算部12は、内部記憶部9に格納される「Size_rsv」変数に設定が予約されているか否かを表すフラグ変数である「Size_rsv_flg」が「1」であるか否かを判断する。中央演算部12が、「Size_rsv_flg」は「1」であると判断した場合にはステップc15に進み、「Size_rsv_flg」は「1」ではないと判断した場合にはSIZEコマンド処理を終了する。
ステップc15では、中央演算部12は、内部記憶部9に格納される「Size_In2_chg_flg」を「1」に設定し、「Size_In2_chg_flg」をセットし、SIZEコマンド処理を終了する。
ステップc8においてオプション部は「1」ではないと判断された後のステップc16では、シリアル通信処理部7は、シリアル通信用信号においてオプション部が「2」であるか否かを判断する。シリアル通信処理部7が、オプション部は「2」であると判断した場合にはステップc17に進み、オプション部は「2」ではないと判断した場合にはステップc19に進む。
ステップc17では、中央演算部12は、シリアル通信用信号のオプション部が「2」であることの指令に基づいて、シリアル通信用信号におけるパラメータ部で定義されるパラメータ値を、第2入力端子2Bに設定する(「Size_In2」を「パラメータ」に設定する)。
次に、ステップc18では、中央演算部12は、内部記憶部9に格納される「Input」が「1」であるか否かを判断する。中央演算部12が、「Input」は「1」であると判断した場合にはステップc19に進み、「Input」は「1」ではないと判断した場合にはステップc22に進む。
ステップc19では、中央演算部12は、内部記憶部9に格納される「Size_rsv」変数に設定が予約されているか否かを表すフラグ変数である「Size_rsv_flg」が「1」であるか否かを判断する。ここで、「Size_rsv_flg」が「1」である場合、「Size_rsv」変数に設定が予約されていることを表し、「Size_rsv_flg」が「0」である場合、「Size_rsv」変数に設定が予約されていないことを表す。中央演算部12が、「Size_rsv_flg」は「1」であると判断した場合にはステップc20に進み、「Size_rsv_flg」は「1」ではないと判断した場合にはステップc21に進む。
ステップc20では、中央演算部12は、内部記憶部9に格納される「Size_In2_chg_flg」を「1」に設定し、「Size_In2_chg_flg」をセットする。
次に、ステップc21では、スケーリング処理部5は、「Input」が「1」である場合に、第2入力端子2Bに対応する大きさの表示条件(「Size_In2」)として、ステップc17において設定された表示条件を実施し、SIZEコマンド処理を終了する。なお、このステップc21において、スケーリング処理部5が設定を実施した大きさに関する表示条件は、前述したINPSコマンド処理におけるステップa18で使用される。
ステップc18において「Input」が「1」ではないと判断された後のステップc22では、中央演算部12は、内部記憶部9に格納される「Size_rsv」変数に設定が予約されているか否かを表すフラグ変数である「Size_rsv_flg」が「1」であるか否かを判断する。中央演算部12が、「Size_rsv_flg」は「1」であると判断した場合にはステップc23に進み、「Size_rsv_flg」は「1」ではないと判断した場合にはSIZEコマンド処理を終了する。
ステップc23では、中央演算部12は、内部記憶部9に格納される「Size_In1_chg_flg」を「1」に設定し、「Size_In1_chg_flg」をセットし、SIZEコマンド処理を終了する。
以上のようなSIZEコマンド処理によって設定された、映像の大きさに関する表示条件は、前述したINPSコマンド処理において、映像信号処理部3によって選択された入力端子から入力される映像信号に基づく映像の表示条件として使用される。
(映像表示プログラム)
前記映像表示システム300としてコンピュータを機能させるための映像表示プログラムは、従来公知の、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録できる。
前記映像表示システム300としてコンピュータを機能させるための映像表示プログラムは、従来公知の、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録できる。
前記映像表示プログラムを記録媒体に記録することで、映像表示プログラムに基づく処理を実行するためのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラムおよびソースプログラムなど)を記録した記録媒体を持ち運び自在に提供することができる。
なお、記録媒体は、マイクロコンピュータが処理を行うためのメモリ、たとえばROM(Read Only Memory)のようなプログラムメディアであってもよいし、または、コンピュータが外部記憶装置として備えるプログラム読取装置に挿入することで読み取られるプログラムメディアであってもよい。
記録媒体に格納されているプログラムは、マイクロプロセッサが記録媒体にアクセスして実行する方式であってもよいし、または、マイクロプロセッサが記録媒体からプログラムコードを読み出し、読み出されたプログラムコードがマイクロコンピュータのプログラム記憶エリアにダウンロードされることで、そのプログラムが実行される方式であってもよい。このダウンロード用のプログラムは予め本体装置に格納されているものとする。
ここで、前記プログラムメディアは、本体と分離可能に構成される記録媒体であり、磁気テープ、カセットテープなどのテープ系、フレキシブルディスク、ハードディスクなどの磁気ディスク、CD−ROM(Compact Disc-Read Only Memory)、MO(Magneto Optical disc)、MD(Mini Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)などの光ディスク系、IC(Integrated Circuit)カード(メモリカードを含む)、光カードなどのカード系、あるいはマスクROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、フラッシュROMなどによる半導体メモリを含めた固定的にプログラムを担持する媒体であってもよい。
また、コンピュータが、インターネットを含む通信ネットワークを接続可能なシステム構成であれば、記録媒体は、通信ネットワークからプログラムコードをダウンロードするように、流動的にプログラムコードを担持する媒体であってもよい。なお、このように通信ネットワークからプログラムをダウンロードする場合には、そのダウンロード用のプログラムは予め映像表示装置本体に格納しておくか、または他の記録媒体からインストールしておく。また、前記映像表示プログラムは、前記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
1 表示部
2A 第1入力端子
2B 第2入力端子
3 映像信号処理部
4 映像信号出力処理部
5 スケーリング処理部
6 内部パターン制御部
7 シリアル通信処理部
8 IR信号処理部
9内部記憶部
10 外部記憶部
11 表示用・表示処理用一時記憶部
12 中央演算部
13 表示処理部
50A 第1外部機器
50B 第2外部機器
100 映像表示装置
200 遠隔操作装置
201 シリアル通信用信号生成部
202 信号出力部
205 通信ネットワーク
250 IR信号送信装置
300 映像表示システム
2A 第1入力端子
2B 第2入力端子
3 映像信号処理部
4 映像信号出力処理部
5 スケーリング処理部
6 内部パターン制御部
7 シリアル通信処理部
8 IR信号処理部
9内部記憶部
10 外部記憶部
11 表示用・表示処理用一時記憶部
12 中央演算部
13 表示処理部
50A 第1外部機器
50B 第2外部機器
100 映像表示装置
200 遠隔操作装置
201 シリアル通信用信号生成部
202 信号出力部
205 通信ネットワーク
250 IR信号送信装置
300 映像表示システム
Claims (4)
- 映像を表示するための映像信号の入力経路を複数有する映像表示装置と、該映像表示装置に指令信号を出力可能な遠隔操作装置とが、通信ネットワークを介して通信可能に接続される映像表示システムであって、
前記遠隔操作装置は、
前記複数の入力経路のうちのいずれか1つの入力経路を選択する指令信号である入力経路選択指令信号を生成する第1信号生成部と、
前記入力経路選択指令信号と関連付けて、前記映像表示装置における映像の表示条件を設定する指令信号である映像表示条件設定指令信号を生成する第2信号生成部と、
前記入力経路選択指令信号と前記映像表示条件設定指令信号とを出力する信号出力部と、を備え、
前記映像表示装置は、
映像を表示可能な表示画面を有する表示部と、
前記信号出力部から出力された前記入力経路選択指令信号と前記映像表示条件設定指令信号とを受信する信号受信部と、
前記信号受信部によって受信された前記入力経路選択指令信号に基づいて、前記複数の入力経路のうちのいずれか1つの入力経路を選択する入力経路選択部と、
前記信号受信部によって受信された前記映像表示条件設定指令信号に基づいて、前記入力経路選択部によって選択された1つの入力経路に対応する映像の表示条件を設定する表示条件設定部と、
前記入力経路選択部によって選択された1つの入力経路から入力される映像信号に基づく映像を、前記表示条件設定部によって予め設定された表示条件で前記表示画面に表示するように、前記表示部を制御する表示制御部と、を備えることを特徴とする映像表示システム。 - 前記映像表示装置は、前記表示条件設定部によって設定された映像の表示条件を記憶する記憶部をさらに備え、
前記表示制御部は、前記記憶部に記憶された映像の表示条件に対応する1つの入力経路が前記入力経路選択部によって選択されたときに、前記記憶部に記憶された映像の表示条件を前記記憶部から取出して、前記1つの入力経路から入力される映像信号に基づく映像を、前記記憶部から取出した映像の表示条件で前記表示画面に表示するように、前記表示部を制御することを特徴とする請求項1に記載の映像表示システム。 - 前記映像表示条件設定指令信号は、映像の表示条件として、映像の明るさに関する条件、および映像の大きさに関する条件の少なくともいずれか1つの条件を設定する指令信号であることを特徴とする請求項1または2に記載の映像表示システム。
- 請求項1〜3のいずれか1つに記載の映像表示システムとしてコンピュータを機能させるための映像表示プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Legal Events
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