JP2013220826A - チューブ容器 - Google Patents

チューブ容器 Download PDF

Info

Publication number
JP2013220826A
JP2013220826A JP2012092642A JP2012092642A JP2013220826A JP 2013220826 A JP2013220826 A JP 2013220826A JP 2012092642 A JP2012092642 A JP 2012092642A JP 2012092642 A JP2012092642 A JP 2012092642A JP 2013220826 A JP2013220826 A JP 2013220826A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube container
container
seal
seal portion
peripheral wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012092642A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Uehigashi
吉明 上東
Hiroko Yamada
博子 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kose Corp
Kose Cosmeport Corp
Original Assignee
Kose Corp
Kose Cosmeport Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kose Corp, Kose Cosmeport Corp filed Critical Kose Corp
Priority to JP2012092642A priority Critical patent/JP2013220826A/ja
Publication of JP2013220826A publication Critical patent/JP2013220826A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Tubes (AREA)

Abstract

【課題】 ひとつの箱に複数収納されて運搬される際に箱内で乱雑になることがなく、シール部側を下にして自立することが可能であり、さらに、従来のチューブ容器よりも内容量を増やすことが可能なチューブ容器の提供。
【解決手段】上端に口頸部を備え、下端はシール部により封止した略円筒状のチューブ容器であって、前記シール部が底面視で容器軸芯から周壁へ向けて少なくとも3方向に延設されているチューブ容器。
【選択図】 図6

Description

本発明は、化粧料等を内容物とするチューブ容器に関する。
従来、化粧料等を内容物とするチューブ容器において、筒状の胴部の下端にシール部を設け、内容物を封止することが行われている。
かかるシール部は、容器の周壁を径方向に挟み込んで溶着することで形成されているが、この製法により、一般のチューブ容器は口頸部に近いほど胴部が円筒形を形成し、シール部に近くなると徐々に厚みが薄くなって横に広がる扁平形状となっていた(特許文献1)。かかる形状的な特徴より以下のような問題を有していた。
すなわち、シール部がチューブ容器の径よりも横に広がる平板状に形成されていることにより、複数のチューブ容器をひとつの箱に収納して運搬する際、隣接する容器同士のシール部がぶつからないように収納しなければならず、また、シール部に近くなるほど胴部が扁平形状となることから、隣接する容器との空隙が生じてばらついてしまい、安定して収納することが困難であった。
また、シール部側を底にして容器を自立させることができないため、口頸部にディスペンサー等を設けることができなかった。
さらに、容器胴部の形状がシール部に近くなるにつれ、円筒から扁平形状になるため、収納される内容量が制限されるという問題も有していた。
特開2012−012067
そこで本発明は、従来のチューブ容器のかかる欠点を克服し、ひとつの箱に複数収納されて運搬される際に箱内で乱雑になることがなく、シール部側を下にして自立することが可能であり、さらに、従来のチューブ容器よりも内容量を増やすことが可能なチューブ容器の提供をその課題とするものである。
本発明は、上記課題を解決するものであり、上端に口頸部を備え、下端はシール部により封止した略円筒状のチューブ容器であって、前記シール部が底面視で容器軸芯から周壁へ向けて少なくとも3方向に延設されているチューブ容器である。
本発明のチューブ容器によれば、シール部が底面視で容器軸芯から周壁へ向けて少なくとも3方向に延設されていることにより、胴部における略円筒形状の占める割合が高くなり、その結果、複数のチューブ容器をひとつの箱に収納して運搬する際、隣接する容器同士がかかる胴部で接することにより、容器が安定して乱雑になるおそれがない。
また、本発明のチューブ容器は、シール部が底面視で容器軸芯から周壁へ向けて少なくとも3方向に延設されているため、シール部側を底にして容器を自立させることができるため、口頸部にディスペンサー等を設けることが可能である。
さらに、本発明のチューブ容器は、胴部における略円筒形状の占める割合が高いことにより、内容量を増やすことが可能となった。
本発明のチューブ容器の正面図。 本発明のチューブ容器の背面図。 本発明のチューブ容器の底面図。 本発明のチューブ容器の蓋部を外した状態における正面図。 本発明のシール部の形成方法を示した図。 本発明のチューブ容器の斜視図。 本発明のチューブ容器の異なる実施態様の斜視図。
以下、本発明のチューブ容器の実施態様を、図面に基づいて具体的に説明する。なお、本発明はこれら実施態様に何ら制約されるものではない。
図1は本発明のチューブ容器の正面図、図2は同背面図、図3は同底面図、図4は本発明のチューブ容器の蓋部を外した状態における正面図、図5は本発明のチューブ容器の斜視図、図6は本発明のチューブ容器の異なる実施態様の斜視図である。図中、1は胴部、2は蓋部、11はシール部、12は凹曲面、13は口頸部、14はネジ部をそれぞれ示す。
図に示すように、本発明のチューブ容器は、略円筒状に形成された胴部1の上端に口頸部13が設けられ、口頸部13の下部には蓋部2の内周壁に形成されたネジ部(図示せず)と螺合するネジ部14が形成されている。なお、本実施態様では、蓋部2は胴部1から脱着可能に形成されているが、図6に示す異なる態様のように、一部が開閉自在に形成された蓋部2を胴部1に固定して取り付けても良い。
胴部1の下端には、シール部11が形成されている。かかるシール部11は、胴部1の周壁の下端部を二重に溶着することにより形成される。より具体的には、図7の点線に示すように、シール部11が形成される前の胴部1の周壁15は円筒形状をなすが、その下端部を三方向から矢印の軸芯方向に向けて折り込んでいく。このとき、押圧点16が軸芯付近まで近づくと、折り返し点17で山折りされ、且つ、押圧点16で谷折りされた周壁15が二重に形成される。このようにして二重となった周壁15部分を溶着することにより、シール部11が形成されて胴部1の下端部は封止される。なお、周壁15の溶着手段は、公知の溶着手段を用いればよく、熱溶着や超音波溶着を適宜利用できる。
このように形成されたシール部11は、軸芯から周壁へ向けて3方向に延設される。本実施態様では、かかるシール部11は3方向に延設されるが、下部の方の間口が広く形成されているブローチューブ等を使用する場合は、周壁下端部の円周長さがより長くなるので、シール部を4方向以上に延設するように形成しても良い。なお、シール部11は3方向以上であればその延設する方向に限定はないが、本実施態様のように、軸芯から周壁へ向けて3方向に延設し、底面視で軸芯におけるシール部11の屈曲角度が120度となるように形成することが好ましい。そして、シール部11の上方の胴部1には、シール部を形成する際に凹曲面12が形成されるが、それ以外の胴部1においては、略円筒形状が維持されている。なお、胴部1全体に対する凹曲面12の占める割合は特に限定はされないが、収納時の安定性および内容量の増加の観点より、胴部1全体の高さに対して、凹曲面12の高さが1/3以下となるよう形成されることが好ましい。
以上の通り、本発明のチューブ容器は、シール部11付近の凹曲面12が形成された部分を除いて胴部1が略円筒形状を保っているため、複数の容器をひとつの箱に収納した場合も、長い胴部1の円筒部分が隣接する容器同士を安定させる役割を果たす。また、従来のシール部が一方向に延設するものとは異なり、胴部1の円筒形状部分をより長く形成することが可能となったため、その分、内容量を増やすことが可能となった。
さらに、シール部11が三方向に延設するため、シール部11を下にして容器を自立させることが可能となり、これにより、通常の蓋部のほかに、内容物を吐出させるためのディスペンサー部材を口頸部に取り付けることが可能となった。
本発明のチューブ容器の使用方法は、通常のチューブ容器と同様であり、内容物を吐出させたいときには、胴部1の中程を指で押圧すれば良い。また、本発明のチューブ容器でディスペンサー部材を口頸部に取り付けたものは、シール部11を下にして容器を自立させ、ディスペンサー部により内容物を吐出させることができる。
本発明のチューブ容器は、胴部1およびシール部11が原則として同一の素材から形成されており、具体的には、ポリエチレンが最も好ましく、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、エチレン−ビニルアルコール共重合体樹脂、ナイロン、ポリビニルアルコール、紙の単体素材、乃至は2種以上の組合せ積層チューブが好ましいが、アルミ、鈴、鉛、の単体素材、乃至は2種以上の組合せ積層チューブでもよい。
本発明のチューブ容器は、化粧料の容器として最適であるが、必ずしもこれに限定されるものではなく、様々な内容物を収納するためのチューブ容器としての利用が可能である。
1 … … 胴部
2 … … 蓋部
11 … … シール部
12 … … 凹曲面
13 … … 口頸部
14 … … ネジ部
15 … … 周壁
16 … … 押圧点
17 … … 折り返し点

Claims (4)

  1. 上端に口頸部を備え、下端はシール部により封止した略円筒状のチューブ容器であって、前記シール部が底面視で容器軸芯から周壁へ向けて少なくとも3方向に延設されているチューブ容器。
  2. 前記シール部は軸芯から周壁へ向けて3方向に延設し、底面視で軸芯におけるシール部の屈曲角度が120度となるように形成されていることを特徴とする請求項1に記載のチューブ容器。
  3. 前記シール部の上方の胴部には、凹曲面が形成されることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載のチューブ容器。
  4. 胴部全体の高さに対して、前記凹曲面の高さが1/3以下となるように形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のチューブ容器。
JP2012092642A 2012-04-16 2012-04-16 チューブ容器 Pending JP2013220826A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012092642A JP2013220826A (ja) 2012-04-16 2012-04-16 チューブ容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012092642A JP2013220826A (ja) 2012-04-16 2012-04-16 チューブ容器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013220826A true JP2013220826A (ja) 2013-10-28

Family

ID=49592101

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012092642A Pending JP2013220826A (ja) 2012-04-16 2012-04-16 チューブ容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013220826A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5142094B2 (ja) 積み重ね弁当箱
WO2015045419A1 (ja) 積層剥離容器
JP2013082484A (ja) チューブ容器
JP5633201B2 (ja) 詰替え容器
JP2014125236A (ja) ボトル
JP2011255947A (ja) 詰替え容器
JP6855126B2 (ja) 合成樹脂製容器
JP5376520B2 (ja) ボトル型合成樹脂製容器
JP5641422B2 (ja) 合成樹脂製壜体
JP2013220826A (ja) チューブ容器
JP2011020735A (ja) 詰替え容器
JP2019202808A (ja) 二重容器
CN105593125A (zh) 刚性容器
JP6240499B2 (ja) ボトル容器
US20150175294A1 (en) Recyclable Food Package
WO2018180542A1 (ja) シュリンク包装用容器
JP6679831B2 (ja) 包装容器
JP2013203410A (ja) 薄肉プラスチックボトル
JP5451050B2 (ja) 包装袋とボトルとの係合構造
KR20110138315A (ko) 접이식 컵라면 용기와 그것의 제조 방법
JP7246946B2 (ja) 積層剥離容器
JP4823849B2 (ja) ボトル
JP5253266B2 (ja) ブロー成形薄肉容器
JP2011001099A (ja) 詰替え容器
JP6059883B2 (ja) 樹脂製アンプル