JP2013220487A - 電鋳薄刃ホイールおよびそれを用いた加工方法ならびに成形体 - Google Patents

電鋳薄刃ホイールおよびそれを用いた加工方法ならびに成形体 Download PDF

Info

Publication number
JP2013220487A
JP2013220487A JP2012091934A JP2012091934A JP2013220487A JP 2013220487 A JP2013220487 A JP 2013220487A JP 2012091934 A JP2012091934 A JP 2012091934A JP 2012091934 A JP2012091934 A JP 2012091934A JP 2013220487 A JP2013220487 A JP 2013220487A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade wheel
thin blade
electroformed thin
electroformed
wheel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012091934A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihito Yamamoto
義仁 山本
Keiji Kuno
敬二 久野
Kanji Mizunuma
貫治 水沼
Masaharu Morikawa
雅晴 森川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Allied Material Corp
Original Assignee
Allied Material Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Allied Material Corp filed Critical Allied Material Corp
Priority to JP2012091934A priority Critical patent/JP2013220487A/ja
Publication of JP2013220487A publication Critical patent/JP2013220487A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)

Abstract

【課題】切り粉がホイールの側面に付着することを防止することが可能な電鋳薄刃ホイールを提供することを目的とする。
【解決手段】金属めっき相10中にダイヤモンド砥粒31が分散配置された超砥粒層40を有する電鋳薄刃ホイール1では、第一および第二側面11,12と外周面18とに開口する切り欠き溝2が複数形成され、切り欠き溝の円周方向開口幅Wの合計は、ホイール外周長さに対して10%〜35%である。
【選択図】図5

Description

本発明は、ゴム、樹脂、セラミックス、半焼結の粉末成形体、焼結前の粉末成形体などの切断加工や溝入れ加工などに用いられる電鋳薄刃ホイールに関する。
電鋳薄刃ホイールとは、例えば、分散めっき法を利用して形成される超砥粒ホイールのひとつである。
電鋳薄刃ホイールを製作するには、ニッケルやコバルト等の金属イオンが含まれためっき液の中にダイヤモンド砥粒、CBN砥粒等の砥粒を懸濁させておく。めっき液中には陽極として、例えば、Ni等の金属板を浸漬し、金属製の平面基板を陰極として浸漬しておき、めっき液を撹拌してダイヤモンド砥粒を均一分散させながら通電する。すると、陰極の金属製の平面基板の表面には金属めっき相が還元析出されるとともに、金属めっき相に均一に分布した状態でダイヤモンド砥粒が共析する。このようして金属めっき相が所定の厚さに形成されるまで通電を持続させた後、金属めっき相と金属めっき相中に分散配置された超砥粒とからなる砥粒層を平面基板から剥離させる。そして厚みを所定の寸法に加工後、外径および穴径を研削加工等により所定の寸法に加工して、電鋳薄刃ホイールとする。
電子回路等に用いられるセラミックコンデンサの量産に用いられるチップ状焼結体は、以下のように量産されていた。まず、金属粉末と有機系のバインダとを混練してシート状に成形する。次に、このシート状の成形体を脱バインダした後、焼結する。その後、このシート状の焼結体を超砥粒ホイールなどにより格子状に切断し、チップ状焼結体を量産する。しかしながら、焼結体は高硬度でしかも脆い材料であるので、超砥粒ホイールの摩耗がはげしく短寿命であり、さらに切断時の割れが発生する問題があった。このような問題点を回避するために、近年、シート状の粉末成形体を焼結前に予めチップ状に切断しておき、これらチップ状の粉末成形体を加熱してバインダの除去処理をして、その後に焼結する方法が採用されている。
他にも、セラミックスの小型部品などを製造する際には、上記と同様の製造方法が採用されている。これらの製造工程で用いられるバインダは、成形後に成形体を加熱してバインダを除去できる化合物であれば特に限定されるものではなく、例えば、ポリビニルアルコール(PVA)、ポリビニルアセタール、メチルセルロース、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルビチラール、ワックス類、多糖類などが適用される。
特開2002−316312号公報
しかしながら、切断加工されるシート状の粉末成形体は、切断加工前に脱バインダ処理がまったく実施されていないので粉末成形体及び切断時に飛散する切り粉にも、粘着性のあるバインダが含まれている。この切り粉が超砥粒ホイールの側面に付着して切れ味を低下させるだけでなく、切断面の表面を粗くするため、そのまま焼結すると不良品となる問題があった。
そこで、この発明は上述のような問題点を解決するためになされたものであり、切り粉がホイールの側面に付着することを防止することが可能な電鋳薄刃ホイールを提供することを目的とする。
上記の問題点を解決するために、本発明は、金属めっき相中に超砥粒が分散配置された超砥粒層を有する電鋳薄刃ホイールであって、ホイールの両側面と外周面とに開口する切り欠き溝が複数形成され、切り欠き溝の円周方向開口幅の合計は、ホイール外周長さに対して10%〜35%である電鋳薄刃ホイールである。
電鋳薄刃ホイールの両側面には、金属めっき相から突き出した超砥粒を脱落させる加工が施されている。
金属めっきは、ニッケルめっき、またはニッケル−リンめっきが好ましい。
切り欠き溝は、加工に際して発生する切り粉を確実に排出してホールの目詰まりを防止し、良好な切れ味を持続させるのに必要である。
切り欠き溝の円周方向開口幅の合計は、ホイール外周長さに対して12%〜35%であることがより好ましく、15%〜35%であることが最も好ましい。
本発明は詳しくは、両側面の表面は梨地状仕上げで、かつ表面粗さは、1μmRa〜5μmRaである電鋳薄刃ホイールである。
本発明の電鋳薄刃ホイールは、両側面の表面は梨地状仕上げとすることにより、側面に切り粉がほとんど付着しない特長があり、バインダを含有する工作物、たとえば、半焼結の粉末成形体、焼結前の粉末成形体などの切断加工や溝入れ加工に用いても長期間に渡って切れ味が良好であり、しかも良好な切断加工面が得られる。
ここで、梨地状仕上げとは目視で観察した際に、金属光沢が無く、しかも方向性の有る条痕が確認できないような仕上げをいう。サンドブラスト加工、放電加工、ラップ加工、化学加工等により目視で梨地状に観察されるように仕上げる。
表面粗さは、JIS B0601において定義されるRaにおいて、1μmRa〜5μmRaであることが好ましい。なお、1μmRa〜4μmRaであることがより好ましく、1μmRa〜3μmRaであることが最も好ましい。
本発明はより詳しくは、外径は50mm〜125mm、厚みは0.1〜1mm、切り欠き溝の開口幅は0.1〜2mm、切り欠き溝の半径方向の幅は0.3〜10mmである電鋳薄刃ホイールである。
特に、電鋳薄刃ホイールとして良く用いられる外径50〜100mmの場合は、切り欠き溝の開口幅Wは0.5〜1.5mm、切り欠き溝の半径方向の深さDは1〜5mmとする。
好ましくは、切り欠き溝の数は32から64のいずれかである。32から64の数のうち、いずれの数でも採用することができる。切り欠き溝は、ホイール外周を等分するように設けることが好ましい。
本発明はより詳しくは、半焼結の粉末成形体、焼結前の粉末成形体などの切断加工や溝入れ加工に用いる電鋳薄刃ホイールである。
本発明の電鋳薄刃ホイールによれば、切り粉がホイール側面に付着することがないので、バインダを含有する粉末成形体などの決断加工に用いても長期間に渡って良好な切れ味が得られ、しかも良好な切断面が得られる。
この発明の実施の形態1に従った電鋳薄刃ホイールの正面図である。 図1中の矢印IIで示す方向から見た電鋳薄刃ホイールの側面図である。 図1中のIII−III線に沿った断面図である。 図1中の矢印IV−IV線に沿った拡大図である。 図3中のVで囲んだ部分を拡大して示す断面図である。 図1中のVI−VI線に沿った断面図である。 この発明の実施の形態2に従った電鋳薄刃ホイールの正面図である。
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の実施の形態では同一または相当する部分については同一の参照符号を付し、その説明については繰返さない。
(実施の形態1)
図1は、この発明の実施の形態1に従った電鋳薄刃ホイールの正面図、図2は、図1中の矢印IIで示す方向から見た電鋳薄刃ホイールの側面図、図3は、図1中のIII−III線に沿った断面図、図4は、図1中の矢印IV−IV線に沿った拡大図である。図1から図4を参照して、電鋳薄刃ホイール1の外周には半径方向に延びるスリットとしての切り欠き溝2が形成されている。そして隣接する切り欠き溝2間の間が刃部3となっている。円板形状の電鋳薄刃ホイール1の中心には電鋳薄刃ホイール1を貫通する穴19が設けられている。外周面18に切り欠き溝2と刃部3とが交互に配置されている。
図5は、図3中のVで囲んだ部分を拡大して示す断面図である。図6は、図1中のVI−VI線に沿った断面図である。図5および図6を参照して、電鋳薄刃ホイール1は、互いに対向する第一および第二側面11,12を有する円板形状の超砥粒層40を備える。超砥粒層40は、分散して配置された複数の超砥粒としてのダイヤモンド砥粒31と、ダイヤモンド砥粒31を結合する導電性の結合材としての金属めっき相10とを含む。
導電性の金属めっき相10としては、ニッケルめっき、ニッケル−リンめっきを用いることができる。金属めっき相10を、導電性フィラーを含有するレジンボンド、導電性フィラーを含有するビトリファイドボンド、メタルボンドなどに置き換えることも可能である。第一および第二側面11,12では、金属めっき相10が露出している。
電鋳薄刃ホイール1では、側面に切り粉がほとんど付着しない特徴があり、バインダを含有する工作物、たとえば半焼結の粉末形成体、焼結前の粉末成形体などの切断加工や溝入れ加工に用いても長期間にわたって切れ味が良好であり、しかも良好な切断加工面が得られる。
超砥粒層40の外周部には、両側面と外周面とに開口する切り欠き溝としての切り欠き溝2が複数本形成されている。バインダを含有する、半焼結の粉末成形体、焼結前の粉末成形体などの切断加工や溝入れ加工に用いる際には切り欠き溝2が複数形成されていることが最も好ましい。
金属めっき相10中にダイヤモンド砥粒31が分散配置された超砥粒層40を有する電鋳薄刃ホイール1では、第一および第二側面11,12と外周面18とに開口する切り欠き溝2が複数形成され、切り欠き溝2の円周方向開口幅Wの合計は、ホイール外周長さに対して10%〜35%である。
電鋳薄刃ホイール1の第一および第二側面11,12には、ダイヤモンド砥粒31の平均粒子径の約50%以上が金属めっき相10から突き出したダイヤモンド砥粒31を脱落させる加工が施されている。
第一および第二側面11,12の表面は梨地状仕上げで、かつ表面粗さは、1μmRa〜5μmRaである電鋳薄刃ホイールである。
このように構成された実施の形態に従った電鋳薄刃ホイール1によれば、切り粉がホイール側面に付着することがないので、バインダを含有する粉末成形体などの切断加工に用いても長期間にわたって良好な切れ味が得られ、しかも良好な切断面が得られる。
(実施の形態2)
図7は、この発明の実施の形態2に従った電鋳薄刃ホイールの正面図である。図7を参照して、この発明の実施の形態2に従った電鋳薄刃ホイール1では、実施の形態1で示した電鋳薄刃ホイール1よりも切り欠き溝2の数が少ない。
(実施例1)
本発明の実施例1の電鋳薄刃ホイールについて、図1から6を用いて説明する。
実施例1の電鋳薄刃ホイール1は、薄板円板状をなし、この電鋳薄刃ホイールはNiからなる金属めっき相10(金属結合相)内にダイヤモンド砥粒31(粒度40/60μm)を分散して形成された外径75mm、厚みが0.3mmの薄板円板状をなしており、全体が超砥粒層40で形成される。中心の穴19の直径は40mmである。超砥粒層40の外周部には、両側面と外周面に開口する切り欠き溝2(スリット)が形成されている。切り欠き溝の寸法は、幅Wが1mm、半径方向深さDが3mmで、外周部を64等分するように形成されている。切り欠き溝2は研削加工によって形成した。
実施例1の電鋳薄刃ホイールは以下のようにして製作した。まず公知の電鋳ホイールの製造方法により、ダイヤモンド砥粒31が分散して形成された、外径76mm、厚み0.35mmの薄板円板状の超砥粒層40を得た。次に、遊離砥粒方式の両面ラップ盤により、両面をラップ加工し、厚みを0.3mmに仕上げた。この段階における側面の表面粗さは1.8μmRaの梨地状であった。
その後、鋼製の円板(外径約80mm)を2枚準備して、これに両面ラップ加工後の中間製品を挟み込み、圧力を加えながら鋼製の円板2枚を逆方向に回転させて金属めっき相10から突き出しの大きいダイヤモンド砥粒31を脱落させた。この工程により、ダイヤモンド砥粒31の粒子径の約50%以上が金属めっき相10から突出しているダイヤモンド砥粒31を脱落させる。脱落させることにより、研削装置に電鋳薄刃ホイールを取り付けたときの振れ精度が向上する効果が期待できる。
次に、内面研削盤により超砥粒層の穴を内径40mmに仕上げた。次に研削加工により幅Wが1mm、半径方向深さDが3mmで、外周部を64等分するように切り欠き溝2を設けた。最後に、円筒研削盤により外周をツルーイング・ドレッシングして、外径75mmに仕上げて実施例1の電鋳薄刃ホイール1を完成させた。
この実施例1の電鋳薄刃ホイールを用いてセラミック粉末の成形体(グリーンコンパクト)を切断加工して、本発明の効果を確認した。セラミックス粉末の成形体は板状の形状で厚みが約0.5mmである。電鋳薄刃ホイールを精密切断機に取り付け、回転数15000/min、送り速度15mm/min、乾式切断したところ良好な切れ味を発揮し、電鋳薄刃ホイール1の両側面に切り粉がほとんど付着することはなく、切断加工面も要求品質を満足できるものであった。
(実施例2)
実施例2の電鋳薄刃ホイール1は、切り欠き溝2が外周部を56等分するように設けた以外は実施例1と同じ仕様とした。切断加工条件も実施例1と同様とし、良好な切れ味を発揮し、電鋳薄刃ホイール1の両側面に切り粉がほとんど付着することはなく、切断加工面も要求品質を満足できるものであった。
(実施例3)
実施例3の電鋳薄刃ホイール1は、切り欠き溝2が外周部を48等分するように設けた以外は実施例1と同じ仕様とした。切断加工条件も実施例1と同様とし、良好な切れ味を発揮し、電鋳薄刃ホイール1の両側面に切り粉がほとんど付着することはなく、切断加工面も要求品質を満足できるものであった。
(実施例4)
実施例4の電鋳薄刃ホイール1は、切り欠き溝2が外周部を32等分するように設けた以外は実施例1と同じ仕様とした。切断加工条件も実施例1と同様とし、良好な切れ味を発揮し、電鋳薄刃ホイール1の両側面に切り粉がほとんど付着することはなく、切断加工面も要求品質を満足できるものであった。
(比較例1)
一方、比較例1として外周部を16等分するように切り欠き溝2を設けた電鋳薄刃ホイール1により、実施例1と同じ加工条件でセラミック粉末の成形体を乾式切断したところ、加工開始後まもなく電鋳薄刃ホイール1の両側面に切り粉が付着して切れ味が低下し、切断加工面が粗く、要求品質を満足できなかった。
なお、比較例1の電鋳薄刃ホイールは以下のようにして製作した。まず公知の電鋳ホイールの製造方法により、ダイヤモンド砥粒(粒度40/60μm)が分散して形成された、外径76mm、厚み0.35mmの薄板円板状の超砥粒層を得た。次に、遊離砥粒方式の両面ラップ盤により、両面をラップ加工し、厚みを0.3mmに仕上げた。この段階における側面の表面粗さは1.8μmRaであった。次に、内面研削盤により超砥粒層の穴を内径40mmに仕上げた。次に放電加工により幅Wが1mm、半径方向深さDが3mmで、外周部を16等分するように切り欠き溝を設けた。最後に、円筒研削盤により外周をツルーイング・ドレッシングして、外径75mmに仕上げて完成させた。
(比較例2)
比較例2として外周部を8等分するように切り欠き溝2を設けた電鋳薄刃ホイール1である。切り欠き溝2の等分数が異なる以外は比較例1と同じ仕様とした。比較例2の電鋳薄刃ホイール1を用いて、実施例1と同じ加工条件でセラミック粉末の成形体を乾式切断したところ、加工開始の直後から電鋳薄刃ホイール1の両側面に切り粉が付着して切れ味が低下し、切断加工面が粗く、要求品質を満足できなかった。
(比較例3)
比較例3として外周部を4等分するように切り欠き溝2を設けた電鋳薄刃ホイール1である。切り欠き溝2の等分数が異なる以外は比較例1と同じ仕様とした。比較例3の電鋳薄刃ホイール1を用いて、実施例1と同じ加工条件でセラミック粉末の成形体を乾式切断したところ、加工開始の直後から電鋳薄刃ホイール1の両側面に切り粉が付着して切れ味が低下し、切断加工面が粗く、要求品質を満足できなかった。
(比較例4)
比較例4として切り欠き溝を設けていない電鋳薄刃ホイールである。切り欠き溝の等分数が異なる以外は比較例1と同じ仕様とした。比較例4の電鋳薄刃ホイールを用いて、実施例1と同じ加工条件でセラミック粉末の成形体を乾式切断したところ、加工開始の直後から電鋳薄刃ホイールの両側面に切り粉が付着して切れ味が低下し、切断加工面が粗く、要求品質を満足できなかった。
実施例および比較例における結果を表1に示す。
Figure 2013220487
今回開示された実施の形態および実施例はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 電鋳薄刃ホイール、2 切り欠き溝、3 刃部、10 金属めっき相、11 第一側面、12 第二側面、18 外周面、19 穴、31 ダイヤモンド砥粒、40 超砥粒層。

Claims (8)

  1. 金属めっき相中に超砥粒が分散配置された超砥粒層を有する電鋳薄刃ホイールであって、
    前記電鋳薄刃ホイールの両側面と外周面とに開口する切り欠き溝が複数形成され、
    前記電鋳薄刃ホイールの両側面では、電鋳法で製造された前記金属めっき相および前記超砥粒が露出しており、
    前記切り欠き溝の円周方向の開口幅の合計は、前記電鋳薄刃ホイールの外周長さの10から35%である、電鋳薄刃ホイール。
  2. 前記電鋳薄刃ホイールの両側面には、前記金属めっき相から突き出した前記超砥粒を脱落させる加工が施されている、請求項1に記載の電鋳薄刃ホイール。
  3. 前記電鋳薄刃ホイールの両側面の表面は梨地状仕上げで、かつ、表面粗さは1μmRa以上5μmRa以下である、請求項1または2に記載の電鋳薄刃ホイール。
  4. 前記電鋳薄刃ホイールの外径は50mm以上125mm以下、厚みは0.1mm以上1mm以下、前記切り欠き溝の円周方向の開口幅Wは0.1mm以上2mm以下、前記切り欠き溝の半径方向の深さDは0.3mm以上10mm以下である、請求項1から3のいずれか1項に記載の電鋳薄刃ホイール。
  5. 前記切り欠き溝の数は32から64のいずれかである、請求項4に記載の電鋳薄刃ホイール。
  6. 半焼結の粉末成形体または焼結前の粉末成形体の切断加工または溝入れ加工に用いる、請求項1から5のいずれか1項に記載の電鋳薄刃ホイール。
  7. 請求項1から5のいずれか1項に記載の電鋳薄刃ホイールを用いて半焼結の粉末成形体または焼結前の粉末成形体の切断加工または溝入れ加工を行う加工方法。
  8. 請求項7に記載の方法で加工された成形体。
JP2012091934A 2012-04-13 2012-04-13 電鋳薄刃ホイールおよびそれを用いた加工方法ならびに成形体 Pending JP2013220487A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012091934A JP2013220487A (ja) 2012-04-13 2012-04-13 電鋳薄刃ホイールおよびそれを用いた加工方法ならびに成形体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012091934A JP2013220487A (ja) 2012-04-13 2012-04-13 電鋳薄刃ホイールおよびそれを用いた加工方法ならびに成形体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013220487A true JP2013220487A (ja) 2013-10-28

Family

ID=49591842

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012091934A Pending JP2013220487A (ja) 2012-04-13 2012-04-13 電鋳薄刃ホイールおよびそれを用いた加工方法ならびに成形体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013220487A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020189093A1 (ja) * 2019-03-20 2020-09-24 三菱重工エンジニアリング株式会社 吸収液再生装置及びco2回収装置並びに吸収液再生装置の改造方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0724725A (ja) * 1993-07-07 1995-01-27 Murata Mfg Co Ltd ダイシングソー及びダイシングブレード
JP2001293662A (ja) * 2000-04-12 2001-10-23 Fuji Heavy Ind Ltd 複合材加工用サーキュラーソー及び加工装置
JP2001300853A (ja) * 2000-04-20 2001-10-30 Mitsubishi Materials Corp 電鋳薄刃砥石
JP2002326166A (ja) * 2001-04-26 2002-11-12 Tsune Seiki Co Ltd 電着薄刃砥石とその製造方法
JP2004136431A (ja) * 2002-08-21 2004-05-13 Mitsubishi Materials Corp 電鋳薄刃砥石及びその製造方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0724725A (ja) * 1993-07-07 1995-01-27 Murata Mfg Co Ltd ダイシングソー及びダイシングブレード
JP2001293662A (ja) * 2000-04-12 2001-10-23 Fuji Heavy Ind Ltd 複合材加工用サーキュラーソー及び加工装置
JP2001300853A (ja) * 2000-04-20 2001-10-30 Mitsubishi Materials Corp 電鋳薄刃砥石
JP2002326166A (ja) * 2001-04-26 2002-11-12 Tsune Seiki Co Ltd 電着薄刃砥石とその製造方法
JP2004136431A (ja) * 2002-08-21 2004-05-13 Mitsubishi Materials Corp 電鋳薄刃砥石及びその製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020189093A1 (ja) * 2019-03-20 2020-09-24 三菱重工エンジニアリング株式会社 吸収液再生装置及びco2回収装置並びに吸収液再生装置の改造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100686605B1 (ko) 연마포용 드레서 및 그 제조방법
TWI488724B (zh) 稀土磁塊的多切斷加工方法及設備,切削液供給噴嘴,及磁塊固定夾具
JP5140715B2 (ja) 超砥粒ホイールならびに成形体およびその加工方法
US20080053000A1 (en) Extended life abrasive article and method
US20110073094A1 (en) Abrasive article with solid core and methods of making the same
JP5701211B2 (ja) 研磨剤を含浸する電鋳製薄型カッティングソー及びコアドリル
JP2011042028A (ja) ガングソーのための、研磨によって浸食可能なスペーサとダイシングブレードとの集合体
JPH09254042A (ja) 溝切り用砥石およびその製造方法
JP2013220487A (ja) 電鋳薄刃ホイールおよびそれを用いた加工方法ならびに成形体
JP2006082187A (ja) 薄刃砥石
US9956665B2 (en) Form dressing roller
JP5566189B2 (ja) 薄刃ブレード
JP2008018479A (ja) 切断砥石
JP4825622B2 (ja) 多層構造薄刃ブレード及びその製造方法
WO2017145455A1 (ja) 超砥粒ホイール
JP2013244546A (ja) 切断用ブレード及びその製造方法
CN112930245A (zh) 立铣刀的制造方法
JP5840270B2 (ja) 切断ブレード
JP2020066087A5 (ja)
JP5607087B2 (ja) 切断ブレード
JP2002137168A (ja) 超砥粒工具
JP7336864B2 (ja) 切断用ブレード
JP6199231B2 (ja) ラップ加工用砥石
JP2002160166A (ja) 超砥粒工具
JP2010269414A (ja) 薄刃ブレード

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20131003

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140715

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140717

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140827

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20141014